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ポッドキャスト・ザ・ギャザリング 秋の祭典スペシャル | Peatix

このポッドキャストは、Webニュース編集者のうすだと、ブロガー兼ライターのカイがITの話題から最近のお気に入り、個人的イチ推しなどを雑多に語る番組です。

第182回は、ゲストにコーチェットの @kengochi さんを迎え、コーチングの魅力について話を伺いました。

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◇ コーチェット

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トレタ|予約管理システムをはじめ飲食店の経営をサポート

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家入さん

前述のペパボを立ち上げたのち、2011年にはクラウドファンディングのCAMPFIREを立ち上げるなど数々の事業を立ち上げる起業家。かつては都知事選に出馬したことも。

KAZUMA IEIRI – 家入一真 公式サイト

家入一真さん、都知事選に出馬へ 「選挙や政治をハッキングするつもりで」 - ITmedia NEWS

1on1

バスケットボールの用語、ではなく、ここでは上司と部下が1対1で行う面談のこと。成績などを評価する場所というよりコミュニケーションの場として用いられることが多い。

1on1とは? 従来の面談との違いや効果を高めるコツ | HR大学

コーチャブル

コーチを受け入れられる能力。カイが番組中で発言していたバズった記事とはこちらのこと。

世界一のコーチですら「素直じゃない人は放っておけばいい」と思っていた。 | Books&Apps

ピアコーチング

上司と部下ではなくチームメンバーで行うコーチング形式のこと。

ピア・コーチング:チーム内のコーチングが及ぼす多大なる効果 | チームマネジメント|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー

kengochiさんが運営しているピアコーチングのサービス「PEER+(ピアプラス)」がこちら。

ピアコーチングのPEER+|横のつながりを育て合う仲間に変える。

編集後記

カイ

ピアコーチング、前に語ったビデオ会議のアイスブレイク的にも面白そう。今度一度やってみたいです。

うすだ

コーチングに無縁の人生を送ってきてしまったので、とても興味をもちました。

kengochi

カイさん、うすださんありがとうございました。ピアコーチング今度一回お試しでやってみましょう!



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サマリー

リーダー育成とマネージャー研修を行っているKengochiさんは、コーチングを中心に取り組んでおり、コーチ版ライズアップの講座を受けたことで、自身もコーチとしての才能に気づきました。 Kengochiさんは、コーチングの魅力について話しており、コーチングとエデュケーションを組み合わせたサービスの特徴や、コミュニケーション力の向上についても話されています。 コーチング版ライザップのコーチェットであるKengochiさんは、コーチングの魅力について聞かれています。 コーチングは台本があるので、初心者でも簡単に始めることができます。 コーチェットのKengochiさんは、コーチングの魅力について話し、また、ワンワン設定についても言及しています。

目次

コーチングに興味を持つ
kai3
吉田です。かいです。Kengochiです。今回、ゲストにKengochiさんこと吉田健吾さん、お越しいただきまして、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。まず、早速なんですが、最初に自己紹介をお願いしてもよろしいでしょうか?これまでの経歴などを含めて。
kengochi
吉田健吾。Kengochiこと吉田健吾と申します。今は、コーチェットという会社で、コーチングを中心にして、
リーダー育成とか、マネージャー研修とか、そういったものと、それのウェブサービスのようなものを今作っておりまして、そこで取締役をしております。
一つ前は、取れたという飲食店向けの予約台帳とか顧客台帳、今はスマホとかでオーダーする、デジタルオーダーのサービスもやってるんですけど、取れたという会社で、そこも7年くらいいまして、その前は、
ペパボーイ&コート、今はGMOペパボーイという名前なんですけれども、ブログサービスのジュゲームとかをやってたり、会社さんとはその頃からの知り合いという感じなんですけれども、
そんな感じで、20年くらいインターネットのスタートアップとかベンチャー界隈をうろうろしているような人間です。
kai3
略してペパボーイはほぼ創業期のメンバー。
kengochi
そうですね。ペパボーイが福岡で創業した、イエリというのが福岡で創業した会社で、創業後1年後くらいかな、東京に移ってきたんですけれども、
本社を東京に移したんですよね。その時に東京で採用になった2人目とかで、東京はまだ7,8人くらいしかいなかったぐらいのタイミングですかね。
kai3
そうなんですよね。僕の中でペパボーイといえば、健吾さんもそうだし、イエリさんのイメージが強いんですけど、最近の若い人はイエリさんがペパボーイって全然知らないっぽいですね。
あのキャンパイアみたいな感じっぽくて、当たり前すぎてもう知らないんだなというのはちょっと。
kengochi
そうですね。都知事選の話もそろそろわからなくなってくるじゃないですか。
kai3
懐かしいのぶっこんできたな。そうっすね。都知事選とかやってましたね。
そうそうそうそう。シリアルアントレプレイなんで、いろんなのが出てますけど。
そういう意味では健吾さんもペパボー離れて、今度トレタで飲食業来て、僕ちょっと今回お呼びして面白かったなと思ったのが、
コーチングの世界に飛び込んだっていうのが、ちょっと面白い経歴だなと思って、
コーチングの業界に入った理由とか、魅力があったところって何か教えてもらってもいいですか?
kengochi
そうですね。これ実は紹介してもらったのもイエリからなんですよ。
へー。
なんかで雑談をメッセンジャーか何かでしてた時に、健吾さん最近何か興味あることあるって言われて、
今いくつか多分話したんですけども、その中にコーチングも最近ちょっと興味あるんですよねみたいな話をしたんですね。
僕の高校の時の同級生がもうコーチをやってて、それまで僕全然知らなかったんですけど、
何かの同窓会か何かで会った時に、コーチやってるんだって話だと、ちょっと興味あるから教えてみたいな話でちょっとやってみて、
面白かったんですよね。こういう感じなのかと思って、興味あるんですよって話をしたら、
ちょうどコーチング版ライズアップみたいなの始める会社あるんだけど、そういうサービス興味あるって言われたんで、
ありますありますって返事をして、最初は講座というか3ヶ月やるんですけど、それ受けたんですよ。
元受講生なんですけど自分は、今の会社の。1号受講生です。
受けて3ヶ月トレーニングして、何か自分がそれまで、取れた時は中村っていう創業社長がいて、
ペパポンの時も家入りがいたんですけど、そこで割とナンバーツーポジションというかCEOとかでやってた時に、
自分の得意とするポジションというか役割みたいなものと、コーチって役割の重なりが結構あるなというふうに思って、
これこういうことなのかなみたいなのが、自分の理解がすごい進んだみたいなところもあったので、
それがすごい面白い出会いだったですね、自分にとっては。
コーチングの魅力に出会う
kai3
これ受講する前からちょっとコーチングに興味があったわけですよね、今の話だと。
kengochi
そうですね、ちょっと受けてみたことがあったっていう。
kai3
それは何か研修とかなんですか?最初にコーチングに触れた出会いみたいなのを言うと。
kengochi
最初は僕の同級生がコーチやってるって話で、それを中村にも前の取れた時の社長にも話してみたら、
何かちょっとやってみようかってことになって、コーチングを受ける側として、クライアントとしてコーチングを受けることにしたんですよね。
うすだ
めちゃくちゃ基本的な話をしていいですか?
コーチングって具体的にどんなことをされているのかをちょっと確認しておきたい。
kengochi
そうですよね、基本的には1対1で会話というか対話をするんですね、2人が話すと。
コーチの人とクライアントっていうんですけど、コーチングを受ける側の人の2人で基本的には話すんですけど、
コーチの側の人のやることっていうのは基本的に質問なんですよ。
なので何かを教えるとか、自分が演説をするとかそういうことではなくて、
例えばよくあるもので言うと将来の夢とか、今会社で自分が受け持っている目標だとか、
やりたいことだとか、将来の話から始めることが多いんですね。
そのクライアントが行きたい目的地域とかゴールとか目標とかがあって、
そこにその人がスムーズにあるいは楽しく進んでいくための手伝いというか後押しをするのがコーチの役割で、
そのためにやることっていうのは問いかけなんですよね。
夢は何ですか?みたいなことをバッと聞いてすぐにスラスラと話せる人もいればそうでない人もいるので、
そうでない場合にはいろんな聞き方を変えてみたり、
じゃあちょっともうちょっと手前側の今思っていることっていうふうにしたり、
いろんな角度でいろんな質問をしたりするんですよね。
インタビューとかを受けて質問をされることってあるじゃないですか、あると思うんですけど、
質問されて答えながら自分でああそういうことかって自分で話しながら自分で気づくことっていうのがあると思うんですけれども、
そういうことがよく起こるっていうのがコーチングとして言われていい経験なんですよね。
うすだ
なるほど。
kengochi
自分の頭の中にもともとあったことなんだけれども話しているうちに自分はこれが本当はやりたいんだなとか、
自分はあの時これちょっと嫌だったんだなとか、
特に感情的なものとか感覚的なものを言語化したり、
ふんわり解像度の低い状態っていうのか、
もやっとしていることを言語化することでこういうことかって形がはっきりする、アウトラインがはっきりするみたいな、
そういう会話があって、
結果クライアント役の人がじゃあ自分はこれをやればいいんだなとか、
こっちに向かっていこうとかこれをやりますって決めるとか、
そういう前に前進していくみたいな、そういうのがコーチの役割ですね。
友人の紹介によりコーチングを経験し、コーチに向いていると感じる
うすだ
じゃあもう本当何について相談、コーチングをするかっていうのはクライアントの中の課題次第みたいな感じになるんですかね。
kengochi
そうですそうです。おっしゃる通りです。
世間的にコーチっていうとわりとスポーツとか部活のコーチのイメージっていうのもあって、
先生の役割の方が近いんですよね。ティーチャーの役割の方が近かったり、
日本特に学校教育と体育とスポーツが結びついているところがあるんで、
わりと先生が部活の部長とかコーチとか先生役をやることが多かったりするんで、
教える人ってイメージ強いんですけど、
スポーツでもF1とかテニスのトップレベルのところに行くと、
コーチの方が上手いってことはなくて、教えることっていうのはメンタル的なことだったりとか、
あとはフィジカルコースとか分野が分かれた個別なものだったりするんですけど、
先生っていうのとティーチングとコーチングは結構分けてよく言われるんですけど、
ティーチャーではないっていうところがポイントかなと思いますね。
うすだ
なるほど。面白そう。
kai3
これ最初にきっかけとしては友達だったわけじゃないですか。
友達がいるから何か受けてみようって会社で受けてみて、そこで面白くなったことなんですけど、
何が面白かったですか?自分の気づいてない何かを引き出してくれたみたいな体験的に言うと。
kengochi
壁打ちをするとかってあるじゃないですか。ちょっとなんかはっきりしてないんで、
壁打ちで座ってとか付き合ってとかっていう、
そういう自分の中でモヤっとしてるはっきりしてないものが原稿化されてこれかってはっきりするっていうのがいいっていう体験もあるんですけど、
自分にとってでも一番大きかったのは、
コーチ役をやってくれたのは自分の友人ではなくて友人の紹介の別の人だったんですけど、
2人いらっしゃったんですね。
kai3
友人やりづらいですよねきっとね。
kengochi
そうなんです。それがいいケースもあるんですけど、僕はちょっとやめとこうってことになって別の人をお願いしたんですけど、
2人目にやってくださった人が結構ベテランの方で、
僕のその同級生の元上司の人っていう方で3ヶ月ぐらいやってもらったんですけど、
なんか、安田さん結構コーチングに向いてるかもしれないですねみたいなことを言われたんですよね。
kai3
なるほど。
kengochi
で、向いてるかもしれないですねって言われた人も気になるじゃないですか。
そこにちょっと自分の中でも、コーチングに対するお客さんっていうかクライアントとしてコーチングを受けるっていう固定化されてたものが、
自分がやる側にもあったらどうなるんだろうなっていう興味に結構切り替わったところがあって、
それがなんか受ける側とやる側とで見え方が違うなーっていうのもあって、
それが結構インパクトがありましたね。
向いてるかもねって言われたのは結構デカかったです個人的には。
kai3
で、自分でもなんかいけそうかなっていう感じがあったんですかね。
確かに向いてるかもみたいな。
kengochi
そうですね。でもその時は言われた瞬間ちょっとピンときてなくてどういうことなんだろうなと思ったんですけど、
相当なベテランの人が言ってるんだから、なんだかそういうことが実際あるんだろうと思って。
で、その後2回ぐらいはコーチってどういうものなんですかっていうのを具体的に聞くみたいなこともその後ちょっとやったんですけど、
そこでだいぶなんか自分の特性とか特徴とか性格的なものでも向いてる部分あるのかなーって感じがだんだんしてきたみたいな。
そんな感じでしたね。
kai3
で、すごいコーチングにいろいろ情報を調べていったら、すごい本当に興味が出て仕事としてここにジョインしたと。
kengochi
そうですね。はい。
kai3
ここのサービスは、いわゆるコーチングって結構聞くは聞くんですよね。いろんなところでIT業界いると。
ここの特徴はどこにあるんですかね。いろんなコーチングの中で。
コーチェットとコーチングの特徴
kengochi
そうですね。コーチェットっていう会社なんですけど、コーチェットってコーチとEDで、コーチングとエデュケーションのくっつけた造語みたいな感じなんですね。
で、通常コーチングを教えてくれるところっていうのは、コーチングスクールっていくつかあるんですけど、プロコーチ要請のところが多いんですよ。
僕らの会社はプロコーチの要請は全然やってなくて興味がないというか事業範囲ではなくて、今やってるのはビジネスの現場で経営者の人とかマネジメントの立場の人がコーチング的なコミュニケーションができるようになると
みんな幸せだよねと思っているっていうところがあるんですね。
その前段としては、うちの会社の創業者の桜本女性がいるんですけど、桜本が今の会社の前にオンラインのカウンセリングのコトリーっていう会社を先に立ち上げていて、
コトリーはもう8年9年くらいになるんですかね。先にそういう会社があって、カウンセリングを受け入れられる方の中にも企業家とか経営者とかの方も結構いらっしゃったみたいなんですね。
カウンセリングは状態が悪い人の状態をなるべくニュートラルに持っていくということをやる、これも対話によって行うんですけど、
そもそも原因がどこかというと結構人間関係にあるなと、例えばVCとか投資家株主からのプレッシャーが結構強くて、そこのコミュニケーションで困っているとか、
共同創業者となかなかちょっとうまくいかなくなってしまったとか、メンバーとかマネージャー陣とうまくいかなくなって結構離脱してしまったとか、組織崩壊になったみたいないろんなことがあるんですけど、
人間関係というかコミュニケーションがもっと上手にできるようになったりスムーズになったりすると、そもそもそういうメンタルダウンが起きにくくなるんじゃないかというのがあって、
企業経営者とかマネジメントの方々にプロコーチになるわけではなく、コーチングを学んでもらう、見つけてもらうというのがあのうちの主たる事業ですね。
kai3
なるほどね、その経営者たちの壁打ちをやってあげて楽にさせてあげるというよりも、経営者にその能力を持ってもらってワンオワンがうまくなるとか、
kengochi
うんうん、そうですよね。
kai3
なるほどね、そっち側なんだ。
kengochi
あとあのコーチングを学んでいく過程で、僕らのコーチングってスキル面とマインド面があるんですけど、スキルはなんかその経調とか質問とか承認とかみたいな話なんですけど、
マインド面も結構重要なんですね。相手に対して自分は待つ姿勢であるとか、相手は自分で物事を解決する力があるのだと信じるみたいなこととか、結構親子関係にもそういうところってあると思うんですけど、
その部分で大事なのが、自分の特性というか自分の価値観を知ることというのが結構大事なんですよね。
色眼鏡みたいな話をよくするんですけど、自分がどんな色眼鏡をかけて世の中を見ているかっていう、
だから自分がすごく肩書きを気にする人間だとして、それはなぜなのかとか、どういうところから来ているのかとか、肩書きを気にする人間は相手のことも自分の周りの人のことも肩書きを重視しながら、
ジャッジしているとか、判断しているとかっていうことがあるよねみたいな話とかを、自分とはどういう人間なのかみたいなのを結構最初の方に探るんですけど、
それも結構自己理解みたいな、自分の特性を理解するみたいなのも結構重要なプロセスですね。
kai3
いや、これすごい大事なお話だなと思って、やっぱりリーダーの人ってどうしても人の意見が来るのが苦手だったりして、ワンオンワンを形式的にやるんだけど、
それワンオンになってませんよみたいなことって結構あるじゃないですか。
kengochi
ありますね。
kai3
これめちゃくちゃ大事だと思うんですけど、逆にただ一方でリーダーの人って、いやいや俺こんなんわかってるよとか、そういう人も多い気がしてて、
これどうやってその話を聞かない、話をするのが苦手なリーダーにこのサービスをどう届けるんですかね。すごいそこに興味がある。
kengochi
それ僕らも難しく、なかなか難易度あるところなんですけど、一番結構シンプルなのは、やっぱり一回失敗をしている人とか痛みを見ている人とか、困ったことになった人。
困らずに事業がそのまま成長している人は、いやそんなことやってるよりどんどんスピードアップしていきたいよってなるんでいいんですけど、
なんかやっぱりメンバーが離脱しちゃったとか仲間とうまくいかなくなってしまったとかっていう時に、
じゃあどうしようかっていうことを考えて、自分を見つめ直すとかやり方を変えるとかっていう必然性が出てくるタイミングっていうのがあるんです。
みんなにあるわけじゃないですけど。
kai3
なるほどね。
kengochi
そういうとこが一番わかりやすい、入りやすいですね。
本人がやっぱりやる意味があるって思わないと、なかなか教えることになるんですけど、身につかないので、
自分のやり方を変える必要が出てきたりするときに、自分はこれでいいと思ってるんですけどっていう人はなかなか自分を変えられないので、本人にとっての必然性とかそのタイミングがありますね。
kai3
前にどこか一回ネットでバズったと思うんですけど、アップルか何かを育てたすごいコーチング能力の高い人がコーチにも選ぶ権利があるみたいな、
受ける意識がないとかそこで学ぼうって意識ない人に教えてもそいつは育たないみたいなのでバンバン切るみたいなのが、昔バズった気がするんですけど。
kengochi
そうですね。一丁取るコーチってやつですね。
kai3
特にこれは壁打ちで終わるんじゃなくて、その人たちにさらにコーチング能力を持って部下だったりチームで話してほしいってなると、それは本人がやる気ないと難しいですね。
kengochi
そうですね。一丁取るコーチって本が流行ったというか有名になったんですけど、コーチャブルであるかどうかみたいなコーチングを受ける体制があるかどうかっていう話で、
学ぶとか身につけるっていうのも同様で、自分にその準備があるかどうかとか、それを受け入れる気持ちになっているかどうかは結構大事ですね。
kai3
宇佐さん、気になるポイントあります?
うすだ
めちゃくちゃ、僕も会社の研修みたいなのってあんまりコーチャブルな態度で受けてない。
なんだこのプログラムはとか、こんなの本一冊読んどきゃ分かるんじゃねえのみたいな内容、実際そういう内容だと僕は感じてしまうことも多くて、
でもやっぱり学ぶプログラムへの共感みたいなの入っていくときにめちゃくちゃ重要なんじゃないかなと思ってて、
なんで、すごい興味を持ちました。
コーチングの期間や実践の重要性
うすだ
コーチングってどれくらいの期間、もちろんケースバイケースなんだと思うんですけど、どれくらいの長さとか、何か決まっているものはあるんですか?標準的なものとか。
kengochi
決まっているものは多分あんまりないんですけど、よく言われるものとして、うちの会社でも一応標準的には3ヶ月ぐらい一つのタイミングしていて、
結構長いですね。
特にエグゼキティブコーチングっていう経営者とかマネジメントの人が受けるものっていうのは、経営とか会社の組織とか事業に対してずっと向き合い続けるわけじゃないですか、
終わるわけじゃないので、各週とか毎週とかあるいは1ヶ月に1回とかで定期的にやるっていうのがいいんですよね。
うすだ
これ一コマはどれくらい?
kengochi
一コマはそうですね、短ければ30分ぐらい入れっていうと思いますし、1時間か。
うすだ
素晴らしいんだ、そこ。
kai3
そんな30分が素晴らしいのはどういうことですか?それ以上はもう集中できない?
うすだ
何でしょうね、この一日研修みたいなのとかってあるじゃないですか、コーチングじゃないんですけども、やっぱりそういうのでこの集中力が続かないプログラムとかを受けていて、
これは本当に意味があるのだろうかって思うよりは、自分の中から本当に向き合わないといけないシチュエーションでちゃんと短い時間で意義を感じてやるっていうのは受けたいなって思うんですよね。
kengochi
トレーニングの、さっき言ったコーチング版ライズアップみたいになってて、イエリーから紹介してもらったトレーニングの。
kai3
このキーワードがむちゃくちゃ面白いですよね。
コーチング版ライズアップってどういうことかと思ったの。
kengochi
結構ストイックにやるんですよ。
これも週に1回1時間、毎週、以前ちょっと80分くらい使ったの、今60分くらいギュッと詰め込んでるんですけど、
60分、13回かな、だいたい3ヶ月くらいやるんですよ。
途中でコーチングを受けるっていうのも、30分くらいコーチングを受けるっていうのも4回かな3回かなあるんですけど、
なんで、実際にちょっと習ったこととかやってみたこととかっていうのを社内のワンオンで試してきてくださいとかっていう宿題が出たり、
そういうのがありますね。なんでやっぱり実践してやってみないと、素振りばっかりしててもなかなかやっぱりボール打てないと思うんですよね。
kai3
これそういう意味でライズアップっていうキーワードは、どっちかというと結果を出すためにコミットするみたいなことなんですか?
それともなんか筋トレっぽい要素みたいなイメージなのかというと、すごい面白いキーワードだったんで。
kengochi
そうですね、結果にコミットするのは、結局本人がどれくらいやるかによっちゃうんですけど、
まあそうですね、それも含めてライズアップですね。
伴奏するこちらとしては、毎週毎週そこに全力で向き合うっていうのをやってますね。
あとやっぱり習慣化しないとなかなか難しくて、ダイエットみたいなものも一時的にギュッと絞っても、
コーチングの魅力
kengochi
食生活とか生活習慣が元に戻っちゃうと緩んだりするじゃないですか。
なのでコーチング的なものも身について普段からそれをやり続けるみたいなことにならないと、
普段のワンオマンとかでは、よく結構あるのが家庭の夫婦関係とか子供への向き合い方が変わったみたいな話をされる方も結構いらっしゃる。
kai3
なるほど、確かに一番近い組織ですもんね。
kengochi
そうなんですよ、相手の話を一旦聞く体制を作るのが習慣化するみたいな。
kai3
だいぶ理解できてきました。
ちなみに、この間ケンコンさんと一緒にご飯を食べた時に、
すごい面白いキーワードだと思ったのが、このサービスとちょっとずれるんですけど、
ピアコーチングっていうキーワードを聞いて、それもすごい面白かったんですけど、
kengochi
改めて酔っていない僕にご説明いただいてもいいですか。
ありがとうございます。
ピアコーチングのピアっていうのは、
インターネットとかITの世界だとピア2ピア、P2Pのピアと同じで、
エンドとか端末とかその一番端っこって意味なんですけど、
ピアサポートって言ったりもするんですよね、介護の世界とかでも。
そういうメンバー同士、普通にワンオンとかやる時ってだいたい上司部下で縦の関係があるじゃないですか。
偉い人と部下メンバーとっていう感じになるんですけど、
そうじゃなくてメンバー同士とか、あるいは直接の縦の関係じゃない、
メジャー同士とかリーダー同士みたいなので、
コーチングをお互いにしましょうっていうのがピアコーチングなんですよね。
普通のコーチングと違うのはお互いやるっていうことと、
関係性が固定じゃないっていうか横の関係もしくは斜めぐらいの関係でやるっていう、
その2つが特徴のコーチングなんですよ。
うちの会社はコーチングに慣れてる人が多いっていうかほとんどのメンバー、
7割ぐらいのメンバーがそうなんで、社内でもそれを試してたんですけど、
ちょっとやり方を作っていくと、
初心者の人でも結構できるなっていうことに気がついてきて、
kai3
要は台本みたいなのを作るんですね。
kengochi
こういう形式でやっていくと、
コーチング的な質問がそこで起こって、
コーチング的な質問を聞いた側が、
自分の中で内省をしていろいろ考えてこうだなって話すっていう、
なので結構即興性があるので通常のコーチングって、
そこが難しいんですけど、即興性を排除していって、
だいたいこんな感じのガイド通りにやってみましょうみたいなのを作ると成立するし、
やってるうちにだんだん慣れてくるなみたいなのがあったんで、
じゃあこれをサービスにしてみようっていうので作ってるのが、
今僕らの会社でやってるピアプラスって名前のピアコーチのサービス。
なのであんまり社内では流行ってないんですけど、
僕は太鼓の達人みたいなものだなと思っていて、
kai3
また面白いキーワード来た。
kengochi
ガイド通りにこう、ガイドが流れてきて叩くじゃないですか。
そうするとなんか曲に合わせて太鼓叩いてる状態になって、
楽譜が読めるとかっていうわけじゃないけれども、
なんとなくこう慣れてくるっていう。
kai3
こっちは本当に度初心者でいいんですか?
完全な初心者が同じぐらいのマネージャーたちで会議室に集まって、
じゃあ台本通りやりましょうみたいな感じでいける?
kengochi
そうですね。今僕らがやってるのはウェブサービスなんで、
ブラウザに双方2人でそれぞれログインしてもらって、
3画面、画面が3つに分かれていて、
右側の縦半分にガイドというか台本があるので、
それをスクロールしながらその通り進めていく。
ピアコーチングの特徴
kengochi
左上はズームの画面みたいなビデオチャットの画面があって、
自分と相手がお互いが写ってて、
左下はメモを書いて残していくところみたいな、
そんな画面構成になってますね。
kai3
なんかイメージ聞いてると、
僕、太鼓の立ち向きもそうだけど、
ちょっとマーダーミステリーっぽいなってちょっと思ったんですけど、
台本を読みながらちょっとゲームを演じながら進めていくみたいな。
kengochi
でも確かにそうですね。台本があるところと即興性というか、
ロールプレイするみたいなところっていうのはあるんで、
それちょっと近いところがあるかもしれないですね。
kai3
なんかちょっと楽しそうですもんね。
kengochi
結構楽しいと思います。
kai3
こっちはだから、事前にいろんな勉強というか、
きっちり時間をとってやる必要はないってことでしょ?
そうですね。
いきなり台本があるから。
その分、要は軽いんですかね。
マネージャー層たちが、
マネジメント層がしっかり学ぶものに比べると、
もっとカジュアルな内容なんですかね。
kengochi
コーチングって、さっきほど須田さんおっしゃったんですけど、
テーマはクライアント次第なんですね、通常。
テーマを決めるのがクライアントであるってことは、
コーチはその日出されたお題について話さないといけないので、
テーマが決まっていないことをファシリしないといけない難しさがあるんですよ、
kai3
コーチング側に。
それめっちゃむずいっすね。そうなんだ。めっちゃむずいな。
kengochi
なのでパネルディスカッションの司会だけしてくれて、
テーマはその日決めますみたいな状態だと思ってもらえたらいいと思うんですけど、
kai3
めっちゃむずいじゃないですか。
kengochi
僕らが今作っているやつは、
今日はこのテーマですっていうのが決めてあるんですよね。
3年後の目標をちょっと考えましょうとか、
1年後の目標を決めましょうとか、
3ヶ月の振り返りをしましょうみたいなテーマをセットしてあって、
そのテーマの台本があるっていう感じになっているので、
即興性がだいぶ下がるんですよね。
kai3
なるほど。
カジュアルな勉強会
kengochi
そこで難易度がすごく下がるので、
通常のマネージャー職をやっている人だと
ワンオンやったことがある人が多いと思うので、
今大学生とかにも使ってもらっているんですけど、
大学生ってワンオンの面談とかってあんまりないんですよね。
学生時代そんなのってあんまりないじゃないですか。
うすだ
ないですね、普通。
kengochi
だからすごく慣れないんですけど、
それでも1,2回やったらだんだん慣れてきてくれていて、
なので難しいことはそんなにないかなと思いますね。
kai3
こっちは正直能力をそこで身につけなくてもいいんでしょうね、きっと。
そのメンバーの中でちゃんとワンオンの効果が発揮できればいいから。
kengochi
目的一環はざっくり二つだなと思っていて、
一つはスキル習得の方がトレーニングですと、
簡単なトレーニングで3時間とか6時間とかボンと研修ですとやらなくても、
定期的にやっていけばだんだん慣れていきますっていう、
軽く始められるトレーニングですっていう方向は一つあって、
それは上手になっていきますがゴールだと思うんですけど、
もう一つはコミュニケーション自体が目的になっている場合で、
例えば大企業で会社の中の人全員のこと知らない会社ってたくさんあると思うんですけど、
違う部門の人とか違う支社の人とコミュニケーションが発生して、
ここではこんなことやってるんだなっていうのが、
何かその創発につながったりとかってことはあると思うんですよね。
そういうコミュニケーション活性化とか、
組織に横いと横軸を通すみたいなこと自体を目的にする場合は、
そんなに上達については考えなくても、
その場で相手のことがよく分かったり、こんなことしてる人がいるんだって分かれば、
それはそれで目的が達成されるというか。
kai3
なんとなくイメージ的に言うと、
本来の公式サービスはちゃんときちんとしたお金払って、
ちゃんと受けなきゃいけない感じがあるんですけど、
ペアコーチングのカジュアルに参加で試せそうなのかなっていう雰囲気を感じたんですけど、
これ試すところとかあるんですかね。
kengochi
カジュアルの勉強会は社内でも何回か主催をしていて、
1時間半くらいの勉強会をオンラインで、Zoomで参加してもらって、
その日初めて会う人だったりもすると思うんですけど、
ブレイクアウトルームに分かれて2人でその台本を見ながらやってもらうみたいなのを。
kai3
ちょっと面白そうだな。
ブレイクアウトルームめちゃくちゃ怖いんですけど、いつも。
台本があるとちょっと安心感ありますもんね。
kengochi
そうですね。
kai3
ちょっと面白い。それは禁止中にあったりしないんですか。
kengochi
禁止中はあるかな。
kai3
次回の体型イベントとか。
ちょっと覗いてみたさが僕の中ではちょっと。
kengochi
ちょっとあったらお知らせします。
kai3
はい、ぜひ。
うすだ
コーチング自体を今日初めて雰囲気でしか理解してなかったので、
面白そうなものだなっていう。
なんか自分にも役立てられそうな気がしてきましたね。
kai3
いや役立ちますよね。
やっぱ難しいもんね。ワンワンとかって難しいですよね。やり方わからんし。
kengochi
難しいですね。
うすだ
あと誰にも教わったことがないというか、体型みたいなもので、
本を読んだりとか、
ウェブでそういう事例を見てこんなもんかなってなっているんですけど、
誰かに教えてもらったとか、
誰かからワンワンをやってて身につけたっていうよりは、
なんとなく外部の情報から自分で勝手に作った体型みたいな感じ。
文法とか作法みたいなのがわからないみたいなところがあるので、
ちゃんとそういうスキルがある人にやってみたいなっていう気持ちが出てきましたね。
kai3
特にリモートワークになると本当に人に会わなくなるから、
ワンワンとかさらに重要性を増すじゃないですか。
こういうちゃんと話す場所が、
これはすごい面白いなと思いました。
コーチングの魅力
kengochi
会社でワンワン設定されることはあると思うんですけど、
結構進捗確認で終わったり、
喋ってる上司の側だけだったりっていうのがありがち。
kai3
あるある、めっちゃあるある。
kengochi
僕も向いてるんじゃないかって言われたから興味持ったって話もあったんですけど、
もう一個あったのは、
自分が部下とかメンバーとワンワンしてる時に、
すごい意味ある時間が作れてるなって思う人と、
どういう角度で質問してもうんともすんとも反応が変えてこないなみたいな人っていうのがいて、
自分のやり方でもうちょっと上手くなんないものかなって思ってた。
それがちょっと困ってたとこあったんですよね。
kai3
なるほどね。
そこにぴったりはまったんだ。
確かにワンワンをやる側だと結構節一ですよね。
どういうスキルがあればワンワン上手くやっていけるのかっていうのは。
kengochi
いい状態のワンワンっていうのはどんなのかわかんないですよね。
kai3
わかんないですよね。
だって誰も見てないんだもん。
kengochi
そうなんですよ。
kai3
だから何が良かったのかわかんないですよね。
kengochi
そうなんですよ。ブラックボックスなんですよね。
kai3
上手くいったなって言いながら実は一方的に喋ってる。
気持ちよかっただけっていうパターンもありますしね。
kengochi
僕が上手くいったんだなと思ったのは、
辞めたメンバーから、会社が離れていったんですけど、
辞めたメンバーからもちょっと3ヶ月に1回ぐらいワンワンしてくれませんかって言われたんですよ。
kai3
すげえいい。いい評価。
うすだ
めっちゃいい。
kengochi
会社辞めて、やらなきゃいけない状態じゃなくなってもリクエストが来るっていうのは、
これいい時間が作れてるんだなって思ったんですよね。
kai3
最高の褒め言葉じゃないですか。それだって。
kengochi
すごい嬉しかったですね。
kai3
結構お話聞けたんで最後にサービスの宣伝的な、
こういうところが面白いんだっていうのを一言いただければ。
kengochi
はい。ありがとうございます。
ピアプラスのサービス
kengochi
マンツーマンのトレーニングも結構ストイックにやるもので、
僕もそれ実際受けてすごく良かったんですけど、
今僕が力入れてやってるのはそのピアコーチングのサービスで、
ピアプラスっていう名前のサービスです。
会社のマネージャーって結構縦のラインは話すんですけど、
横で話すことってあんまなかったりするので、
でも同じような悩みを持っていたり同じ課題があったり結構するんですよね。
そこにパスが通るだけでも結構意味があると思いますし、
そこでちょっとでもやり方とかコミュニケーションが上達するんだったら、
いいんじゃないかなと思うので、
そういうマネジメント層からやってみようかみたいな人も、
ぜひお問い合わせいただいたり、私に声かけいただいたら、
ご説明にあがれますんで、
興味持っている方はちょっと見てみてください。
kai3
はい。このポッドキャストの概要欄にもリンク貼っておくんで、
興味ある人はぜひアクセスしてください。
はい。ありがとうございました。
うすだ
ありがとうございました。
34:01
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