ABABAさんは、就活生が最終面接に進んだ証拠や対応通知、お祈りメールを提出することで、
登録企業からスカウトを受け取れる新卒対象スカウト型サービスABABAを提供されているスタートアップです。
2024年3月にシリーズAのセカンドクローズで3.7億円の資金調達を実施されました。久保さん、よろしくお願いいたします。
本日はよろしくお願いいたします。
お願いいたします。本日、久保さんはリスナーの方からのご推薦でご出演いただきました。
VCで勤められているような方ですね。
ABABAさんはですね、有名なのでご存知かなという気はしているんですけれども、サービスも非常にわかりやすい。
そしてそれが共感が生みやすいものなのかなというふうに思っておりまして、このあたりがソリューションとして素晴らしいという点もそうなんですけれども、
個人的にはこのスタートアップエコシステムをどんどん拡張していくというときに、
ABABAさんだったり久保さんたちというのは非常に重要な役割を背負っていらっしゃるんじゃないかなと思っておりまして、今回スタートアップNOWにお越しいただけたことを非常に光栄に思っております。
前編では久保さんの経歴だったり、創業までのプロセス、人生観について迫ってまいります。
後編では事業やファイナンス、組織などについても伺ってまいりますので、ぜひ併せておいていただければと思います。
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事業売却の経験もある代表の渡里さんは、10年以上B2Bスタートアップの事業開発を経験されている方です。
私自身もよく経営の相談に乗っていただいております。
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それでは久保さん、まずは簡単な自己紹介を1、2分程度でよろしくお願いいたします。
改めまして皆さま、こんにちは。お聞き下さりありがとうございます。株式会社アババ代表の久保です。
簡単に経歴紹介をさせていただきますと、大学4年生、岡山大学というところに行ってたんですけれども、
4年生の時にアババを創業しまして、10月創業ですので、もう少しで丸4年が経つというような年数になってきております。
私自身はですね、大学は理系、理学部部だったので、気象とか大気環境とかそういう研究をしていたんですけれども、
一方で事業の立ち上げ、サービス作りみたいなものがスゴく好きで、
特に起業したりとかはなかったんですけれども、2年生ぐらいから今の共同代表の中井とともに1つ目、2つ目のサービスを立ち上げて、
それはちょっとあまりうまくいかなかったんですけれども、今3つ目のサービスをアババとしてやっているというところにはなっています。
これまで累計約6億円ほどですかね、資金調達しておりまして、今採用も拡大中でというところで、
最年少で経団連に入ったりですとか、地方からのスタートアップというところで、あまりいないというか形態というかだと思うんですけれども、
そこも何か1つスタートアップの業界というか、岡山も僕も河切に結構盛り上がってたりしているので、
いい道しるべが示せればいいんじゃないかなというふうに思いながら日々頑張っております。
本日はよろしくお願いいたします。
よろしくお願いいたします。大学時代のことで大学、理系の大学にいらっしゃったり、
そしてサービス作りが好きで学生起業されたりという話もいただきましたけれども、
高校時代までみたいな、幼少期のところとかも結構遡らせていただくことが多くてですね、
久保さんの過去についても伺いたいんですけれども、
昔の印象深いエピソード、こんな子だったみたいな話でもいいですし、
また高校で野球とかやられていらっしゃっていた話もあったと思うので、
その辺りでもいいんですけれども、何かエピソードいただけますでしょうか。
ありがとうございます。そうですね。
記事で出てたりするかもしれないですけれども、幼少期、
兵庫県の赤獅子というところ出身でございまして、
実家は海からもう本当に5分ぐらいの漁師町というか、というところでして、
本当に地元のみんなと楽しく野球をしたりとか、
っていう幼少期をずっと過ごしておりました。
本当に起業とかは全く無縁の生活を高校までやりました。
幼少期は本当に負けず嫌いだったかなというところでして、
駆けっこを始め、水泳を始め、本当に負けることが嫌いだったので、
そこは今のこういった企業とかにも影響しているかなというふうにも思ったりします。
あとはあんまり争いを好まないというか、みたいな性格でしたし、
あとはうまく人と付き合うのが振り返っても上手だったかなとは思ってまして、
もちろんいろんな子供たち、ちょっと荒れてるというか、
どこでもいるかと思うんですけども、
そういった人たちともうまくコミュニケーションをとって、
先生に頼まれて喧嘩を静めてきたりとか、
間で入ってくれるみたいなことを言われたりするような、
ちょっと優等生キャラではありつつも、
本当にいろんな人とうまく付き合うっていうような幼少期だったかなというふうには思いますね。
あと大学に入られてからの話も少しさせていただくと、
調べていてですね、ESSで英語のスピーチされてたって話がありまして、
実は私成田も大学時代ESSでスピーチをやってまして、
ESSスピーチの先輩じゃないですか。
すみません、1個だけ上かと思うんですけど、よろしくですね。
そのまま逆質問を。
いやいや、ありがとうございます。
ちょっとすみません、打ち合わトークっぽくなってしまいましたが、
ESSっていう団体が全国各地、どの大学にもあったりしてですね、
英語のサークルだったり部活だったりというところで、
英語のスピーチだったり、ディスカッションだったり、ディベートだったり、
あと英語劇とか、大学によって違ったりもするんですけど、
そういう競技がありまして、ここに勤しんでた方々は、
結構スタートアップに相性がいいんじゃないかというところですね。
そうですね、ESSのトークも触れつつなんですけど、
高校の話抜けたんで、高校の話すると野球部に入って、
一番中学校で勉強がちょっとだけできたので、
一番市内で勉強ができるところに行ったんですけれども、
高校時代にSSH、スーパーサイエンスハイスクールに指定をされていて、
アメリカに研修に行けたんですね。
NASAに行ったりとか、それこそマサチューセッツ行ったりとか、
国立衛生研究所に行かせてもらったりとか、
ちょっと普通の高校生じゃできない経験をさせてもらって、
そこで活躍する日本人の方の姿も拝見して、
結構そこでグローバルに頑張らないといけないねっていう風に、
改めて火がついたというところは大きかったところもあり、
大学に入学してすぐにESSという英語研究部という部活に入って、
やっぱり英語できないと話し心にならねえなと思って、
スピーチをする部署というかところに入って、
ひと前で話すのは好きだったので、プレゼントコンテスト出たり、
スピーチコンテスト英語で出たりみたいな、
ちょくちょく実績もついてきて、
結構楽しい生活だったかなというふうには思います。
そこも結構今は生きてるかなと人の前でしゃべるというふうには思いますね。
おだしょー ありがとうございます。
授業づくりが好きだった、気になっていたみたいな話も冒頭でいただいておりましたけれども、
それもその留学だったり海外の経験が大きく影響されてるんですか、
それとも他のところにやられたりするんでしょうか。
三沢 そうですね。一つ目の授業がまさに英語にまつわる授業を作ったんですけれども、
当時留学帰りの友達とか、私も含めですけれども、
日本にいて英語を話せる外国人と話せる環境っていうのがあまりなかったので、
ESSの部員だと参考地に出向いてそこでナンパするみたいなことも、
おだしょー ガイド活動みたいな感じですね。
三沢 そう、ガイドボランティアみたいなのね、やってたりしてたんですけども、
そこをちゃんとシステムでやればいいよねというところが一つありまして、
当時ガイドの法律が東京オリンピックに向けて改正されて、
日本でガイドを誰でも行っていいよというふうになったので、
いろんなガイド系のベンチャーとかが立ち上がって、
それの一攫にトライしようとしてたんですけれども、
ツアーの満足度に応じて後払いで支払うっていうモデルでやろうとして、
いろいろ動いてたんですけども、
コロナで物理的にできなくなって、一つ目のサービスはパタンダみたいな。
一つ目はシンプルに自分が使いたいっていうのもありましたし、
周りで使いたいって人多かったので、
その方に向けてサービス作ってたみたいな感じでしたね。
また二個目とかもあるんですよね、確か。
そうですね、二個目このまま話させていただくと、
コロナで特に飲食店の方とかが苦しい時期があったかなと思うんですけども、
ちょっと知人の飲食店がお店をたたむと、
自分でお金を集めるのは物超えみたいになるから、
もうやりたくない、たたむというふうに言っていたので、
これでファンの人とか常連さん、僕らみたいな常連さんが
お店を支えてあげるシステムを作ればいいんじゃないかと思いまして、
ファン発信型のクラウドファンディングというものを作りました。
流通金額も4,500万ぐらいさせたんですけども、
既存のクラウドファンディングのサービスの無料キャンペーンとか、
自治体からの補助金、助成金とかで忙しくなったりとか、
ちょっと急いで作ったので設計も甘かったりしまして、
ちょっと静かに使われなくなり落ちるかというふうになったのが2つ目でございましたね。
おだしょー ありがとうございます。
この1つ目、2つ目のサービス立ち上げの思想からも今の阿波場さんにつながるような、
あとそのミッションのところにつながるようなところがあるかなと思いつつ、
ちょっとこの辺りまた後で触れたいなってことも思ったりするんですけれども、
あと気になっていたのは中井さんと最初から立ち上げる、一応共同代表ってことになる、
出会いだったり、どうしてずっと2人でやられてこられたのかみたいなエピソードも聞いてもいいですか?
中井 そうですね。これは僕最初、先ほどはちょっと卒業岡山大学ですっていうふうに言ったんですけども、
大学の入学は関西大学というところに入学しておりまして、3年生で岡山に編入したわけなんですけども、
中井との出会いは関西大学の時になります。
なので大学の時の先輩にあたるんですけれども、彼も海外が好きで、
ちょっと海外の海外調査研究っていう別の部活に入ってたんですけど、
そこでちょっと共通の知人とかもいたりして、こういうサービス作ったら面白いんじゃないかというふうに意気投合して、
そこからサービス作りを一緒にやり始めた。
中井は結構自分で元々個人事業として民泊をやってたりとか、
元々ちょっと商売家というんですかね、みたいなところはある人だったので、
そういったところの知見も借りつつ、僕は違う面で支えるというか、
なので今、役割分担みたいなところにも大きく影響しているかなと思うんですけども、
そういう中井は事業作りとか戦略作りとかに長けており、
私は結構外に出ていろんな人とコミュニケーション取ってみたいなところを一枚で話すとか、
そういったところに長所かなと思っているので、いい具合にうまく調子が埋めてるかなとは思います。
最初の事業立ち上げのタイミングでは観光系で英語を使うというところで、
その意味でも領域的な重なりもあった、興味関心が被っていたというところもありますけれども、
2つ目3つ目もご一緒しているのは完全に保管関係にあるからというところにあるんですね。
そうですね、なかなか企業というものは特に学生企業とかですと、
一人だとちょっとなかなかしんどい部分もあるかなとは思っておりますので、
そういった部分は何人か仲間を見つけてみたいなところはお勧めしたいですし、
いいスタートだったんじゃないかなとは思っています。
なるほど、ありがとうございます。
そして3つ目に出会われたのがこのABABAのサービスに乗り入れてきたと思うんですけれども、
これはもう最初からコンセプトを今やっているものっていうのはもうほぼほぼ一緒でって感じなんですか。
それとも領域から国を解いていって考えられたとか、その辺りの創業のプロセスも教えていただけますでしょうか。
はい、それというと結構前者で当時からほぼ一緒にはなってますね。
2つ目閉じた頃に知人がある会社の最終面接で落ちてしまうという出来事がございまして、
ちょっとショックで鬱になってしまったりしたんですけど、
最終面接まで積み上げた頑張り努力を評価する仕組みを作るっていうのと、
落ちた会社を結構嫌いになったりとか悪く言ったりしている姿を見ていたので、
採用をもう少し前向きに捉えられるものに変えれないかなという思いをサービスにしたら、
今のABABAが出来上がったわけなんですけれども、
当時から全く変わってないですね。
この採用の中に僕らのサービスの紹介をしていただいて、送り出しをしていただくっていうコンセプト。
一部落ちてしまった方に推薦コメントをつけてあげようというのが当初あったんですけど、
この子はちょっとうちとはこういうところ合わなかったけど、
ここが本当に素晴らしくて最終面接まで残った方なんですっていうコメントをつけたかったんですけど、
多分もう社会人の皆さんだったらお分かりの通り、人事の方ってめちゃくちゃ忙しいんで、
一人一人にそこまでやっている余裕はなかったので、
この機能はなくなったみたいなところはあるんですけど、
ほぼほぼ当時から一生になってます。
めちゃめちゃ優しいですよね、久保さん。
創業の経緯っていうのがもう人の良さというか人柄の良さっていうのがすごいあふれてて、
本当素敵な方だなっていうのが3つの創業経緯を聞いてて思いました。
ありがとうございます。
学生企業とかだと、もちろん教育やりたいとか、アフリカの貧困をとか、
もちろんすごい素晴らしいことだし、分かるんですけども、
なかなか我々の力じゃ難しいかなと思っているので、
まずはこの半径5メートルぐらいにいる人の課題を解決できないかなっていうのは常に中井とは考えていたことではありますね。
今の話でいくと、まさにその半径5メートルにいた共通の知人、親友ってところかなっていうふうに思ってたんですけど、
こうやって本当に収穫性からしたら絶対欲しいサービスっていうふうには思いつつ、
とはいえ採用担当者さんだったり、実際にお金をもらう方々のバーニングニーズをどう解決してるかっていうのは、
やっぱりビジネスでやっていく上で大事だと思っていて、
それってある意味学生企業だとなかなか採用担当とかもそんなにきっとやったこともなかったのかなってことも思ったりするんですけど、
そういったビジネス性、これは生きるぞっていう感覚値を持つまでにやられた行動だったり、
なぜ生きると思われたのかみたいなところも改めて教えていただけますでしょうか。
ありがとうございます。
一つ目、二つ目の反省を生かしというか、勢いで始めてた部分もあったので、
田所さんの企業の価格を参考書側にですね、仮説検証をしろというふうに言ってたんで、
これはちゃんとやらないといけないなと思って、
おっしゃる通り、この企業側が落ちた人を取るのかみたいな議論は当時ものすごくありまして、ここサボってはいけないというふうに思ったので、
少なくとも50人以上の方に、当時ちょっと岡山のイノベーションスクールというちょっと企業スクールみたいなところにも行政とかがやるところに行ってたので、
そこには地元の経営者の皆さんとか、それこそ岡山の有名な企業の方とかかなりいらっしゃったので、
そこでしっかり意見を聞くっていうのをやりましたし、
人事の方でSNSやられてる方は非常に多いですので、そこにちょっとこれ聞いてくれないですかみたいなんで、
営業ギャリングを実施して、これはしっかりニーズあるなっていうのを得られてスタートしたという感じになります。
ちょっと前だと弊社は大難希望なんですかみたいな質問とかってあったかなと思っていて、
それで第一希望って言わないとダメみたいな雰囲気あった気がするんですけど、
そうじゃなくてもいいよっていう人事の方が増えているのかなっていうふうに聞いていてお伺いしたんですけど、
この辺りっていうのはやっぱり働く人の方が減ってきていて、
働く側が会社を選べる時代になったみたいな、そういう社会の変化みたいなのっていうのもあるんですかね。
あると思いますね。今だと一人当たりの内定保持数みたいなところもかなり増えてますし、
就活生の方が一応選ぶ側の比率になってるというふうには思うので、
候補者じゃなくてお客さんとして接しないと選ばれないんじゃないかなというのはあるんじゃないかなとは思いますね。
よりこの流れは顕著になりますよね。もう接しとすっかり組んでいく一方なので。
なんか今の話がまさにその時代の情勢と合っていて、タイミングもあったのですごく伸びていったって話であり、
逆にこれ多分よくされる意地悪な話だと、じゃあこの状況がまた変わって会社側が有利になったらどうするのみたいな話もあるんですけれども、
そこに対しては僕が個人的に思ったのは、やっぱりその元々にあったファンだったところが落ちちゃうと暗示になってしまうみたいなところは、
これは何か状況が変わろうとも、そこは変わらないのかなってことは思ったりして、
そういうところもあるので普遍的なサービスなのかなって思ったりしたんですけど、
ここの辺りって久保さん的なお考えとかお返しみたいなものは出ますか。
そうですね。新卒採用の歴史ってもう100年ぐらい一応大まかな流れは変わってないっていうのが前提としてあるので、
何かもう選考自体がなくなることは考えられないんじゃないかなとは個人的には思っており、
当初はこの最終面接っていうところをフォーカスしてますけれども、
さすがに採用するにあたって1回は会うだろうし、ジャッジはするだろう、どんだけAIが普及したとしても、
そこは人と人っていうところは一番最後は変わらないんじゃないかなとは思ってるので、
そのプロセスとかで私たちもいろいろ時代に合わせて変化しないといけないと思いますけども、
ありがとうございます。ここまでで前編をおおむね終わりにさせていただきまして、
後編で授業についてとかお伺いしていきたいなというふうに思っております。
そして先ほどおっしゃっていただいたご友人の方のエピソードをテーマにしたブランドムービー、
Blind Flowerですね。
YouTubeにアップされておりまして、リンクも貼っていきたいなと思うんですけど、
これもかなり感動物でして、かつ、アバブさんの世界観が非常によくわかるようなムービーになっておりますので、
ぜひポッドキャストと合わせてそちらは見ていただきたいなというふうにも思っております。
これはぜひご覧いただきたいですね。