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2025-11-21 53:58

新しい銀行をつくる起業家の物語/株式会社Fivot 代表取締役 安部匠悟さん

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Fivotさんは、スタートアップ向け融資事業「Flex Capital」個人向け貯まるキャッスレスアプリ「IDARE」を提供するスタートアップ🏦 2025年11月、シリーズBラウンドにて総額20億円の資金調達を発表されたばかりです!

家庭の都合でアルバイト尽くしの学生時代を経て、新卒では外資証券会社の投資銀行へ就職。そこで感じた課題を海外で勃興する「チャレンジャーバンク」を好機と捉えて起業。これまでの道のりを伺いました🎧

▼タイムスタンプ
Fivotの紹介と資金調達、スポンサー紹介
スタートアップ向け融資「Flex Capital」
個人向けキャッシュレスアプリ「IDARE」
チャレンジャーバンク構想と2つの事業の戦略的連携
チャレンジャーバンクの多様性とFivotが融資セグメントを選んだ理由
出身地とご家庭の環境(幼少期)
ヒカルの碁の影響を受けて囲碁に熱中
高校時代はアルバイトの日々
一橋大学合格の秘訣はハングリー精神
映画『ビューティフル・マインド』との出会い
アメリカ留学(金融/ファイナンスとの出会い)
金融(ファイナンス)が得意だった理由
就活で金融を選んだ理由とメリルリンチへの入社経緯(留学中の面接交渉)
投資銀行部門・金融法人グループでの仕事
銀行が担う資金循環の重要性と非効率さ
海外チャレンジャーバンクの動きと日本での可能性
起業時のFinTech市場を取り巻く環境
創業初期の資金調達(East Ventures金子氏とのエピソード
ライセンス取得と先の見えない苦しさ
サービス立ち上がり時の反応と課題
Flex Capitalの立ち上げの裏側
レベニュー・ベースド・ファイナンス(RBF)仕組みと利点
ベンチャーデット提供の狙い
スタートアップが融資事業を行う難しさ
新事業「Flex Capital Invoice」とは
今後の事業展開の展望(商品性の多様化とM&A資金提供)
メガバンクとの競合と棲み分け
メガバンク等との協業・連携可能性
Fintech業界のM&Aトレンドについて
資金繰りの不安と VCからの「断り」
これから紡ぎたい人生の物語
視聴者へのメッセージと採用強化(エンジニア、プロダクトマネージャーなど)

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-HP
https://fivot.co.jp/
-シリーズB採用特設サイト
https://recruit.fivot.co.jp/
-採用情報
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-資金調達プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000035.000078718.html
-Flex Capital公式X
https://x.com/FlexCapital_jp

▼スポンサー
①決まる商談が増える 有効商談オートメーションSaaS「イメディオ」
https://www.immedio.io/
-immedio浜田さんX
https://x.com/hamahi

②スタートアップがオフィス移転をするなら「IPPO」
-HP
https://ippooffice.co.jp/
-公式X
https://x.com/ippooffice

▼Startup Now各種リンク
-おいなり(稲荷田和也)X
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サマリー

株式会社Fivotの安部匠悟さんは、スタートアップ向け融資事業フレックスキャピタルや個人向けキャッシュレスアプリIDEAについてお話しします。また、彼は自身の幼少期や過去の経験を交えながら、チャレンジャーバンクと呼ばれる新しい銀行の開発に挑む姿勢を説明します。安部さんは新しい銀行の設立を目指し、金融業界の改革について語ります。彼は経済学を学び、特に金融分野での経験を通じて、より効率的なシステムの必要性を実感しています。安部さんは銀行業界の非効率性を解消し、新しい金融サービスを提供するために起業を決意しました。彼の企業はフィンテックやチャレンジャーバンクの流れを受け入れ、新しい融資モデルやサービスの立ち上げに挑戦しています。安部さんは企業向けの融資やインボイスサービスについてお話しし、スタートアップ支援の重要性を強調します。彼は起業家としての経験や今後の展望についても語り、特に人材採用に注力している様子が見受けられます。安部さんは新しい銀行の創立について語り、起業家としての挑戦やビジョンを共有します。

新銀行の挑戦
チャレンジャーバンク、新しくスタートアップが銀行をつくる。
授業料を全部自分で稼げ、みたいな話があって、
ビハインドのセッティングだったんで、
自分の力でそれを跳ね返せたらいいな、みたいな。
来月の給料が払えるか、全く先が見えない。
アップサイダーさんがみずほの参加になったり。
全然IPOだけじゃなくて、M&Aっていうのはめちゃくちゃあるかなと思って。
声で届ける起業家の物語、スタートアップNOW、MCのお稲荷です。
本日のゲストは株式会社Fivot代表取締役、安部匠悟さんです。
Fivotさんはスタートアップ向けの有志事業、フレックスキャピタル、
および個人向けのたまるキャッシュレスアプリ、IDEAを提供されているスタートアップでございまして、
2025年の11月、シリーズBにて総額約20億円の資金調達を発表されたばかりとなります。
融資事業について
安部さん、本日はどうぞよろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
そして番組を応援いただいているスポンサーのご紹介です。
1社目は、決まる商談が増えるイメディオ。
問い合わせ直後や資料を読んでいるホットな顧客と画面上で商談を自動で設定。
電話をしなくてもアポが取れる有効商談オートメーションです。
2社目は、スタートアップがオフィス移転をするならIPO。
通常のオフィス探しからイヌキ物件の紹介、待機のご支援まで手厚く伴奏。
実はこのスタジオもIPOさんにご紹介いただきました。
そして、スタートアップNOWの継続と成長に向けたお願いです。
出演やCM、スタジオでのロゴ掲載などでスポンサードいただける企業様を募集しております。
ぜひ気軽にお声掛けください。
本日の配信で安部さんの人生の物語を紐解いていきたいなと思うんですけれども、
ぜひその前に簡単に事業についても1、2分程度で教えていただけますでしょうか。
はい、分かりました。
今ご紹介いただいた通り、弊社は2つの事業を行っていて、
1つがフレックスキャピタルという、まさに僕らもスタートアップなんですけれども、
同じスタートアップに対して融資を行うということでやってまして、
ベンチャーで言うとすごく流行りの言葉だったりとか、少し銀行も力を入れてやっているところではあると思うんですけれども、
まだまだどうしても手が届かないところとか、少し使い方が悪いみたいなところもあるかなと思ってまして、
そういったところに対して、いろんなスタートアップのデータを集積することで、
AI等を使ってスピーディーにベンチャーデータを出せるというのが、まず1つフレックスキャピタルという事業でやっています。
もう1つが、たまるキャストストレスアプリということで、
IDEAというのを、これはもう全く違って通信向けの個人向けのアプリになってまして、
モバイルアプリで仕組みとしては、ビザのプリベートカードになっているんですけれども、
通常のカードと違うのは、普通カードって決済するためのものなので、
決済したらポイントが貯まるとか、そういう仕組みになっていることが多いと思うんですけれども、
IDEAは貯めるためのカードという形になっているので、
実は決済の時はポイントがつかないんですけど、
貯まっている残高に対して年率2%の還元をするという、
そういうお金を貯めてもらうインセンティブがついているものになっています。
なんでこの2つの事業を合わせて行っているかというと、
僕らはもともとチャレンジャーバンクという、まさに欧州とかですごく盛んになって、
今もユニコーン企業とかもたくさんいるような、
新しくスタートアップが銀行を作るという、そういうチャレンジをしようということで企業をしていて、
なので銀行の同じようにお金の流れを作るということを大事にしていて、
今まではなかなか手当ができなかったような領域に対して、
新しいお金の流れを作ってあげることによって、
お金を持っていた人もお金を借りる人も両方ともハッピーになれる、
みたいなビジネスモデルを作りたいと。
そういった中で、今回IDEAというものでお金を一部預かっている形になっていて、
フレックスキャピタルという形でお金を融資しているという形で、
実はこのIDEAの方で預かっている残高の一部をフレックスキャピタルの方で運用することで、
会社の中で一つのプラットフォームとしてお金の流れを作って、
これまでなかなか資金が届かなかったスタートアップ企業にお金を届けて、
個人の方にはなかなかこれまでなかったような利便性の高い、
かつ還元も高いような金融手段をお届けしてという形で、
この両方に対して価値提供することで、
もっともっと社会を豊かに良くしていけるんじゃないかということをやろうとしている会社でございます。
安部さんの成長背景
ありがとうございます。本当にスタートアップからしたら助かりすぎる存在なのかなと。
先ほどおっしゃっていただいたチャレンジャーバンクというのは、
スタートアップが銀行のようなものをやることをチャレンジャーバンクというのであって、
必ずしもスタートアップ向けの商材扱うというのはまた別の話なんですか?
そうですね。どういうビジネスをやるかというのはチャレンジャーバンクによって異なっていて、
僕らみたいなスタートアップ向けの融資をやっているチャレンジャーバンクもあれば、
全然違う通信向けのレンディング、消費者向けのレンディングをやっている会社もあれば、
もうちょっと決済とか、あとは送金とか、そっちの方に主眼を置いているチャレンジャーバンクもあれば、
いろいろな形態があって、僕らはその中で一つの融資のセグメントとしてはスタートアップというのを選んでいるという感じですね。
めちゃめちゃその選定理由が気になるので、また後でお伺いできればと思います。
そうしましたら、ぜひ安倍さんの過去についてもお伺いしていきたいなと思うんですけど、
僕普段こうやってインタビューするときにいろいろリサーチさせていただくんですけど、
安倍さんの過去の情報が大学入学卒業のデータぐらいしかなくてですね、
その以前とかマスターだったんですけど、これ聞いていいのかなみたいなところもありつつなんですけれども、
よかったら出身だとかご家庭環境とか、そういった幼少期のところから少しずつ教えてもらえますか。
そうですね、隠してるということはないんですけど、今まであまり語る機会もなかったというところもありまして、
出身は僕は東京の出身で、生まれも育ちも東京で過ごしているんですけど、
意外と東京の中を点々としていて、生まれたのは世田谷とかなんですけど、その後八王子の町田の方に行ったりとか、
今国立の方に実家があったりとか、東京の中を少し点々としながら育ってきたというところですね。
点々としている理由の一つが、安倍家は僕が生まれた時ぐらいがピークでして、
僕が1991年生まれなんですけど、ちょうどバブル崩壊みたいなタイミングで、
父親は一応自営業を当時やってたんですけど、ちょっと事業がうまくいかなくなってしまったのかな。
ちょっと僕もそんなに詳しくは、実は記憶もそんなに明確にあるわけじゃないんですけど、
そこから少し家も少し苦しくなったりとかしながらという形で、
僕は中学校までは、それこそ私立の学校に行ったんですけど、高校からは都立の学校に出たりとか、
家の影響は少し受けながら育ってきたというところですね。
小さい頃好きだったもので言うと、僕はずっとサッカーをやってきていて、
小学校から一応高校の部活までやっていて、
ただサッカーよりも、僕がたぶん小学校時代とかに熱中してたのが、囲碁をやっていて、
当時はヒカルの碁っていう漫画がめちゃくちゃ流行ってですね、
それまで囲碁なんてものは全く知らなかったんですけど、
ヒカルの碁を読んで、すごく面白そうだと、囲碁っていうのがあって、
というので、母親にこれがやりたいと、この漫画の題材になっていいよっていうのをやってみたいという風に言ったら、
コミュニティセンターみたいな市とかにあるじゃないですか、そういうところで毎週日曜日に、囲碁の集まりがあるみたいなのを母親が見つけてくれて、
そこに連れてってもらって、日曜日に。
行ったら、本当に基本やっぱりこう、当時ヒカルの碁が流行ってたとはいえ、やっぱりやってるのはおじいちゃん、おばあちゃんばっかりなので、
周りで同世代でやってた方はあんまりなかった。
そうですね。なので、行ったらすごくかわいがってもらっちゃって、孫が来たみたいなぐらいの勢いでかわいがってもらっちゃって、
結構そこに入り浸って、日曜日は囲碁の集まりに行って、おじいちゃん達に飴をもらいながら、囲碁を教えてもらうみたいなやつなんですけど、
結構囲碁は得意で、本当に半年ぐらいです。半年とか本当に1年経たないぐらいで、その場にいるおじいちゃん全員こう倒しちゃって、
そこで全員ちょっとこうなんか、そこで一番強くなっちゃったんで、
君はなんか隣町のもうちょっと大きい囲碁の集まりに行きなさいみたいに言われて、隣町の方に行ってみたいな。
そこでもなんかこうだいぶ強くなっちゃって、
で、そのぐらいのタイミングから、日本基因っていう一概にある囲碁の総本山みたいな場所があるんですけど、プロの方達が対局をしているような場所なんですけど、
そこに一応子供囲碁大会とかも開催されてて、そういうの出たりとかして、とにかく囲碁をやりまくってましたね。
なんでそんな得意だったのかとか、何に熱中してたのかっていうポイントでいくとどんな感じですか?
いやそうですね、他のところにもつながるかもしれないんですけど、やっぱり勝つのが好きだったっていう。
勝負のとこなんですね。
勝負が好きで。で、それはめちゃくちゃ一回すごい強い先生がついてくだったことがあるんですけど、先生にも言われたことがあって、あんまり勝とうとするなと。
勝とうとすると勝てないから、あんまり勝ちにこだわんない方がいいよみたいなのは結構よく言われてて、けどやっぱり勝つのは好きだったので、
囲碁って相手の手を読んだり、次こうくるかな、じゃあこう打っておこうみたいな読み合いなんですけど、読み合いで自分がより先を読めたときとか、それで勝てたときに、やっぱり結構面白さを感じるのかなと思いますね。
こと勝負で言ったら、まるにサッカーも一応勝負ごとでやらないじゃないですか。それまた全然違ったんですか?
そうですね。サッカーもなので好きで、たぶん勝負ごととして好きだったんだと思うんですけど、たぶん才能としてはサッカーより囲碁の方があったんじゃないかなと思います。
サッカーもやってましたけど、そんなにうまくなかったんで、囲碁の方がなんかより急速にうまくなったのかもしれないですね。
でも別にご両親が囲碁をやってたとかでもないわけですもんね。そのセンターの方々だったり、それはもうじゃあ自分で学びながら、そういった方々と実践組み合わせながら。
本当に強くなっていくと、ヒカルの方にも出てくると思うんですけど、陰性っていうプロの卵みたいなのが、本当に毎日日本勤ってとこに行って修行するっていうのがあるんだけど、
陰性に一応なるかみたいな話をちょっとあって、けどなんかそこまではいいかなみたいな、プロはいいかなみたいな感じでそこでやめてしまって、
あとはちょっと趣味でたまにオンラインでやるくらいになってますね。
じゃあ囲碁を辞めてから、中学高校とかサッカーやりながらだと思うんですけど、なんか他に思い出深いものとかもしあれば。
そうですね。中学はサッカーやりながら、生徒会長とかもやってたりとかしてて、
結構文化祭とかそういう学校の行事が結構好きだったので、それを学校全体まとめるみたいなのは面白そうだなと思って、中学の時は生徒会長みたいなのやっていたりとか、
高校生活と経済学への道
で、高校はそうですね、部活はサッカー部に入って、結構アルバイトをすごくやらなきゃいけなかったので、高校から。
そうですね、家庭の事情でめちゃくちゃアルバイトをしなきゃいけなかったので、バイトの方が結構頑張ってたっていうか、サッカー部活もやってたんですけど、
顧問の先生に練習遅刻してめちゃくちゃ怒られながらみたいな、若干不真面目部活員でしたね。
ちなみにそのアルバイトはご自身のお小遣い的なものじゃなくて、別の使われ方として稼いでいたの?
そうですね、そもそも授業料を全部自分で稼げみたいな話があって、結局ちょっと世帯の収入が低すぎて授業料全部免除になったんですけど、
で、稼いだお金は携帯代とか、あと自分のお昼の買い食いだったんで、お昼のお金とか、後は高校の3年生とかになってくると塾とか、受験の塾とか行くと思うんですけど、
それの書き講習とかそういう塾代とかを貯めておいてみたいなのでやってましたね。
塾代まで自分で組めて。
そうですね。
じゃあずっと通ってるというよりかはスポットで通ったりとか。
そうですね、書き講習と読書講習。
それ以外は独学でって感じなんですか?
そうですね、自分でテキスト買ってやるっていう感じでしたね。
大学一橋ですか?めちゃめちゃすごいなと思いますよ。どう乗り越えてたんですか、そこは。
僕やったんですかね、あんまり記憶ないんですけど、とにかくがむしゃらにやってたんだと思いますし、
あとは結構そのハングリー選手みたいなとこは比較的強かったのかなとは思ってます。
で、言うなれば他のめちゃくちゃ塾行ってる子たちと比べると若干その、なんですかね、恵まれないまではないですけど、
ビハインドのセッティングだったんで、それで負けるのもなんか嫌だなみたいな、
そこでそういうの関係なく自分の力でそれ跳ね返せたらいいなみたいな、やってやろうみたいな、
負けん気とかハングリー選手みたいなすごく強いのかなと思うんで、そこでむしろ頑張れたみたいなとこあるかもしれないですね。
大学は経済学部とかでしたっけ?これはどんな理由でとか実際にどんなことされてたのかと。
経済学部はもともと実は僕法学部で行って弁護士になろうかなみたいなのを高校2年生くらいのときに持ってたんですけど、
高校3でビューティフルマインドっていう映画を見まして、
ジョン・ナッシュっていう経済学者のナッシュ金庫というゲーム理論でいう本当にすごく重要な概念を体系化した人なんですけど、
その人の反省を描いた、若干ちょっと物語チックにしてあるような映画なんですけど、それ見たときにめちゃくちゃかっこいいなみたいな、経済学すごいみたいな、
結構いろんな物事を結構シンプルな概念で表すことができるってすごいかっこいいなみたいな、綺麗だなみたいな、
こういう場合はこうだし、こういう場合はこうだし、すごい場合分けしてやるんじゃなくて、結構審査番書を一つの方程式で一定程度表せますみたいな、すごいなと思って、
経済学ってそういう一つの真理みたいなのを探求する学問なのかなと思って、これをやりたいと思って、
で、経済学部にして、経済学部に入ったって感じですね。
大学時代の留学と金融の魅力
結構漫画だったりだとか映画だったり。
そうなんですよ、めちゃくちゃミー派なんですね。影響されやすいだと思うんですけど。
大学入ってから経済学ボットしてたのか、あるいはいわゆるサークルとか学生団体とかそういうのやったのかとか、大学生活はどんな感じだったんですか?
大学生活もずっとバイトしてたんですけど、バイト3つぐらい駆け持ちしてて、それでお金稼ぎながら、けど一応サークルはサッカーのサークルに入って、それも全然幽霊サークルいいんで。
あとは、イベントとしては1年間アメリカに留学させてもらう、交換留学のプログラムに参加させてもらったので、
アメリカのミネソタ大学っていうところに1年間留学をしまして、そこでは、いわゆる僕はミクロ経済学っていうのが専攻だったんですけど、経済学とちょっと違うことをせっかくだから勉強したいなみたいな、
今まで勉強したことを英語でもう一回復習してもどうかなと思ったので、新しいことを英語で勉強しようと思って、
ファイナンス、経済学と近いんですけど、若干違うファイナンスっていう領域の勉強をアメリカでして、
結構その時の経験が、就職先の金融とかもかなり来てると思うんですけど、そこで1年間勉強してたっていう感じですね。
金融は当時感じてた面白さとかはどんなところにあったんですか?
それも結構得意だったっていうのがあって、実はアメリカでマーケティングも勉強してみようと思って、マーケティングの授業とかもとって、
ファイナンスとマーケティング両方ともとってたんですけど、マーケティングはグレードが、評価がBとかCとかあったんですけど、
ファイナンスは勉強しなくてもA、Aプラスみたいな感じで、自分得意なんだなみたいなのを多分感じて、
結構概念がスルスルと頭に入ってくる感じだったので、これは自分の得意領域なのかなと思って勉強してました。
金融業界での経験と新たな挑戦
金融領域なんてもう点で分かんないような人間なんですけど、なんでそんな得意があったんですか?
なんでなんですかね、人間の好き嫌い、僕トマト嫌いなんですけど、と同じ、多分あまり説明できない好き嫌いみたいなのがあるのかもしれないと思っていて、結構好きだったんですよね。
あとはファイナンスって結構人が作ったものなので、領域としては、金融って人がいるから存在しているので、答えがあるっていう感じなんですね。
ルールがあって、ルールの中で理論を使って答えを出していくみたいな感じなので、マーケティングは答えがないなと思ったんですよ。
当たったら勝ちみたいな。後からそれを分析して、こういうことが当たった原因だったんじゃないかというのを振り返ることができると思うんですけど、
先に絶対これが当たるっていう答えを見つけることってめちゃくちゃ難しい。あるのかもしれないんですけど、僕はそこまでたどり着かなかったんですけど、
マーケティングに関しては僕は答えを見つけにいく作業っていうものではないなとは思って、ファイナンスは答えを見つける作業がすごく近いので、
そういう違いも多分得意不得意に現れるのかなと思います。
収穫はやっぱり金融だってものだったんですか?
そうですね。自然の流れで金融っていうのと、あとはやっぱりお金が稼げるっていうのがめちゃくちゃ結構強くて、
バイト結構大変だったんで、お金に苦労したくないなみたいなのがあって、
サラリーマンで一番お金稼げるのって何かって思ったら、
そういう金融で、特に外資系の金融だとすごい1年目とかでもこれぐらいもらえますみたいな、やっぱりそういうのが歌われてたので、
めちゃくちゃいいなと思ってお金稼ぎたいなって思って、そこを一本で就職したっていう感じです。
メルリンチ?
メルリンチ。
めちゃめちゃ文庫狭そうですけど、どんな感じだったんですか?
そうですね。インターンしたりとか、しなきゃいけなかったりとかしていたんですけど、
実は結構いくつか、外資の金融っていくつか、JPモルガンとかゴールドマンサックスとかモルガンサンリーとかメルリンチとかあるんですけど、
すごい就職の始まるために早いんですよね。
3年生の時の冬にはもう始まってますみたいな感じだったんですけど、
僕ちょっと留学期間がかぶってて、その時はアメリカにまだいまして、
エントリーシートとかは全部送って、一応通らせてもらうんですけど、一時面接は東京でやるので、
行けませんみたいな。僕留学中なんで行けません、一時面接行けませんみたいなのを各企業の皆さんにちょっと送って、
電話面接にしてくださいってめちゃくちゃズーズーしくお願いしたんですよね。
そしたら全部ダメです、ダメですみたいな。
だったんですけど、メルリンチだけ、まあじゃあいいですよみたいな。電話で一回いいですよみたいな感じで、
ただ2時はちゃんと東京来てくださいみたいな話だったんで、一時面接と電話でやらせてもらって、それで通らせてもらって、
2時の時は東京にちょうど戻れたんで、東京戻って受けてみたいな感じで、そのまま就職できたので、
実は結構すごい縁というか、変な島拾ってもらったっていうような感覚も結構ありますね。
入社してからはどんなことされてらっしゃったんですか?
そうですね、入社してからはいわゆる投資銀行部門と呼ばれるところに配属になりまして、
企業のM&Aとか、それこそIPOとかを証券会社として企業をサポートする部署にいましたと。
その中でも結構いろいろチームが分かれていて、業界ごとに分かれるので、
僕は金融法人グループという金融機関向けのチームに配属になりまして、
なのでお客さんがメガバンクとか、保険会社さんとか、リース会社さんとか、金融業のお客さんに対してM&Aを提案したりとか、資金調査図を提案したりとか、そういうことをやってました。
本当に金融のプロの人たちに対してさらにアドバイスをするという立場なんですね。
そうですね。
結構重荷に感じそうですけど。
もちろん、新卒1年目とか2年目とかの平平で、向こう金融のプロでやられてらっしゃる皆さんに一応提案に行くので、
もちろん一人で行くわけじゃなくてチームでやるので、上司とかこっち側の経験豊富なチームリーダーの人とかと一緒に行くので、
それはチームとしてやるんですけど、やっぱりプレッシャーはやっぱりあるのと、
結構金融法人グループっていうのは結構、都心部門の中でも少し特殊で、やっぱり金融法人向けなので、
ちょっと若干専門性とか、金融はかなりルールが厳しい世界なので、
法律的な規制だったりとか、自主規制とか、グローバルな実行資本に対する規制だったりとか、
いろんなルールが本当に大量にあって、その中でどういう提案をするのかっていうのを考えなきゃいけないんで、
かなり細かくかつプレッシャーもかかるし、覚えなきゃいけないこともたくさんあるみたいな、そんな感じでしたね。
一手給料も高いし、ある意味大学生の時金融が好きになったその理由のところ、
一手のルールがちゃんとあって価値筋が見えてみたいなところでいくと、
しっかりハマっていきそうな仕事に感じますけど、それはどうだったんですか?
そうですね、個人的にはハマってたんじゃないかなと思ってますし、
すごく楽しく、つらい時もめちゃくちゃいましたけど、基本は楽しくやれてたので、
結構向いている職業だったのかなとは思いますね。
じゃあどうして辞めて?
いくつか理由があるんですけど、
一つは、僕が金融法人グループというところで、銀行向け、保険会社向けに提案をさせていただく中で、
高校生とか大学生の時って、特に銀行なんですけど、銀行ってあんまり意識しないというか、
バイト代が入ってくるくらいなんですけど、企業として見ると、
預金だけじゃなくて融資をしていて、その融資によって本当にいろんな企業が経済活動をしていて、
それによって設備工場を作って、それで人が雇われて、そこで給料が払われて、また預金口座に戻ってくるみたいな、
資金の循環みたいなのをめちゃくちゃ支えている存在としてあるんだなっていうのを、
教科書とか読むともちろん書いてあることだと思うんですけど、改めて実感をするというか、
そういう人たちのM&Aとかをサポートしていると、すごい面白いビジネスだなというふうには思っていて、
一方で、ちょっと非効率なところもたくさんあるなと思って、
規制の理由とかルールの問題でなかなかリスクが取れなかったりとか、
社内的に若干硬直的になってしまっていたりとか、非効率な部分が結構残ってしまっている部分を結構見て、
起業の背景と決意
もうちょっと上手くできるんじゃないかなみたいなのはすごく感じるところがあって、
それだけすごく面白くて、社会で重要な資金循環を支えている存在の銀行が、
ちょっと非効率になってしまっている可能性があると。
これ解消したらすごい良くなるんじゃないかみたいな思って、
そういう思いを抱えながら、一応外資系だったので、
海外のそういう新しい動きとか銀行業界の情報とかを日本のお客さんにご提供するっていうのも
仕事の一つだったので、その中でチャレンジャーマンクっていうのが海外にすごい出てきて、
そういうマスタータップがまさに伝統的に大きな金融機関だとなかなかできないようなサービスを
テクノロジーを使って解決しながら提供しているみたいなのを見て、
これ日本でも全然できるというか、むしろ日本でもそういう流れって絶対起きるんじゃないかなというふうに思って、
いろいろ調べていくうちに、せっかくだったら自分でやっちゃおうというふうにその気を持って、
都市銀行というところで5年間やって、ある程度の都市銀行における仕事というのを少し覚えて、
一定程度半人前か0.7人前ぐらいに会ったかなみたいなタイミングだったので、
このままこの道を進むのか、それかやっぱり自分が課題と感じている社会的な大きなものごとにチャレンジするかであったら、
チャレンジするんだったら若い方がいいかと思ったので、
当時28歳とかと思うんですけど、大きな流れを作ることにチャレンジしようと思って起業したという感じですね。
資金調達の取り組み
もともとずっと起業したかったとかがあるわけじゃなくて、本当に見つかってやるぞという感じ?
全くなかったですね。普通にお金もらいたかったので。
そっちの方がお金という意味では安定はしてそうだと思う。
全然そうだったと思います。
今となっては金融系のスタートアップっていっぱいありますけど、もっと前ですもんね。
2019年とかでしたっけ?
そうですね。
あの頃の日本の環境ってどんなリアクションだとか、例えば投資家の反応とかってどんな感じだったんですか?
フィンテック自体は当時も結構流行りだったので、比較的マーケットとか投資家の受け止め方は良かったんじゃないかなと思いますし、
チャレンジャーバンクっていうのが来そうだねみたいなのをキャッチしている人は結構よく知っていたので、
日本でも確かにありそうだねみたいな感じで、そこは結構好意的なところもあった。
それも結構後押しになったのかな。
いろんな人の話を見たら、いいよね、そうだよねみたいなところの反応もあったので、そこはポジティブだったのかなと思います。
実際に資金調達も割とスムーズにいったんですか?最初は。
実は起業する前に一回スタートアップ経験した方がいいんじゃないかという考えもあって、
一回スタートアップのCFOポジションとかで転職するっていうのもありかなと思って、
実は一番最初にうちの会社に投資してくれたのイーストベンチャーズの金子さんと紹介してもらって、
CFOポジションとかでも考えているんですけど、
金子さんの投資先とかもいくつかご紹介いただいたりとかもしてたんですけど、
最終的に自分がチャレンジャーバンクで起業するということで決めたので、
金子さんに実は一回挟むとかなく自分がやりたかったことをダイレクトにやろうと思うんですよねっていうふうに話したら、
じゃあ投資させてくださいということで、すぐそこでお話しさせていただくことができたので、
結構それもめちゃくちゃスピーディーにというか後押しされたひとつのきっかけだったかなと思います。
そういう創業初期って金融業だとライセンスもたくさんあるじゃないですか、時間もかかるじゃないですか、
最初の調達だけうまくいっても結構その後もまた大変だったりはしませんか?
めちゃくちゃ大変で、オシャレ通りライセンス取るのに、取るライセンスにもよるんですけど、
優に1年とかは余裕でそのライセンス取得期間で1年間かかってしまうみたいなところがあって、
フィンテックの結構大変なところは、それこそMVPみたいなのを出して反応を見てから、
とかPDCA回してトライアンドエラーを繰り返すみたいなのをやろうとしてもライセンスがまずないんで、
MVPすれば出しちゃいけない、出せないみたいなところになるので、結構そこが苦しいところで、
最初のSEEDの投資をいただいてから、ライセンスの準備をしながら、
仮設検証はもちろん紙ベースとか、いろんな人に聞いたりとかするベースで進めながら、
プロダクト開発も進めながらみたいな感じで、
それはやっぱり最初の回って少しずつ減っていってしまって、少し足りなくなってしまうタイミングがあるので、
けどまだライセンスは取れてない、プロダクトも全然出てないみたいな状態で、
誰が追加投資してくれるんだみたいなところは相当苦しいところで、
とにかくいろんな投資家さんもあって、こういうことはできないんですと、
新しい融資モデルの展開
やり切るんだよと、信じてくださいみたいな、絶対やるんだよみたいな感じの、
気合でやるんだよみたいな感じのことしか言ってなかった気がしますね。
とはいえその期間って実際は結構不安な気持ちとかってならなかったですか?
めちゃくちゃ不安でした。一番結構、そうですね、しんどかったかもしれないですね。
しんどさの度合いとか種類が少しずつ起業してから変わっている感じはするんですけど、
先の見えなさみたいな、全く先が見えないみたいなしんどさはその時は一番きつい気がしますね。
実際にサービスがやっとリリースできるぞみたいなタイミングになって、
そこで外しちゃったら相当まずいじゃないですか。実際は立ち上がりっていうのはどうだったんですか?
立ち上がりは比較的最初にまずプロダクトとしてはIDEAっていうものを出したんですけど、
やっぱり商品性が結構ユニーク。先ほど申し上げたように決済でポイントがつくんじゃなくて、
ためた段高にポイントがつくみたいなのってなかったので、
結構そこがいわゆるポイカツみたいな人たちとかアーリーアダプターみたいな人たちとか、
新しいもの好きな層に結構刺さったところがあって、
最初のトラクションは比較的良くてガッとユーザーが集まったんですけど、
結構その後のリテンションとかで苦労したりとかはしたので、
最初の反応としてはまずまずだったかなと思うんですけど、
その後結構いろいろ引き続き使ってもらうにはとか、
より増やすにはとか結構苦労しましたし、今も全然めっちゃ苦労してるので。
1プロダクトだけでもすごく大変そうですけど、
でも同時にベベディングベースドファイナンスの方も仕込みながらリリースされたんですね。
そうですね。
イデアの方はモバイルアプリなので結構ちゃんとプロダクト開発しないといけなくて、
プロダクト開発して出すって感じで、
ただ並行してイデアの方はプリベートカードなので、
前払い式支払い手段という規制登録が必要なんですけど、
それはやりつつ同時に貸し金業、有志の方の登録も並行して実はやっていて、
そっちの方はイデアが出るのとほぼ同時で、
あんまりプロダクト名とかつけずに、
ステルスで知り合ったスタートアップの皆さんとかに、
有志の事業を始めるんですけど、資金ニーズありますか?みたいなので、
徐々に徐々に始めて、それはもう本当にプロダクトとかなくて、
最初はスプレッドシートとノーションみたいな感じで、
本当に手管理で、データだけはスプスとかに集めておいてやってたみたいな、
そこからスタートしたって感じです。
最初はレベリングベースファイナンスのサービスカードは違かったんですか?
一番最初はレベリングベースファイナンスというのをやろうということでスタートしました。
その後の今の事業ポートフォリーを含めて、
どういう順番で立ち上げていったのかみたいなところも改めて教えてもらえますか?
そうですね。
イデアはイデアでもそのまんまなんですけど、
フレックスキャピタルの方は最初レベリングベースファイナンスという商品が、
スタートアップにフィットするんじゃないかというふうに思って、
それを始めてですね。
レベリングベースファイナンスというのは何かというと、
スタートアップの将来の売上げを予測して、
その売上げを先に僕らが買わせてもらう、
売上げを僕らが買うみたいな仕組みになっていて、
そうすることによってスタートアップは今々はなかなかそれこそ、
担保とかそういうのないかもしれないけど、
リカーリングのレベニューとか、
顧客との契約とかが存在する会社だと、
将来の部分を少し先に売却することで、
今お金を得ることができて、
今の成長につなげることができるっていう、
そういう仕組みなので結構スタートアップと相性良さそうだなみたいな、
思ってそれを結構スタートとしてやりましたと。
ちなみにそれはいわゆるファクタリングみたいなのは、
請求書をベースで短期な感じしますけど、
もうちょっと中長期な感じなんですか?
そうですね、ファクタリングはもう本当に、
今目の前にある請求書を売却するっていう仕組みだと思うんですけど、
レミネベーションファイナンスはもう少し先まで見てあげて、
本当に請求書とかなくても、
それこそ決まってなくても、将来の部分を僕らが見込みを予測して、
その部分から買わせてもらうっていう感じなので、
より柔軟でかつ、未来思考みたいな商品性になっているという感じですね。
その次に立ち上げられたのが?
その次はベンチャーデッドというもので、
これがレミネベーションファイナンスをやってたんですけど、
結構僕たちの感覚として、
ロットが小さめのシールドアーリーの立ち上げ機にはすごいフィットがするなと思ってたんですけど、
少し成長が進んできて、シリーズAとかぐらいになってきたタイミングだと、
ちょっとフィットが薄れるなという感覚もあってですね。
いくつかの要因があるんですけど、
若干法律的な構成のややこしさみたいな、将来の売り上げを買うみたいなのを契約でうまくやろうとすると、
いろいろ考えなきゃいけないことが多かったりとかするので、
もうちょっとシンプルに使えるようなものがあった方がいいんじゃないかということで、
ベンチャーデッドということで、
本当にシンプルに銀行と同じ仕組みの融資のプロダクトを作って、
それを提供始めたというのが2つ目ですね。
ちなみにメガバンクとかだったら、ある意味個人口座がたくさんあって、
潤沢な資金があるわけじゃないですか。
スタートアップが融資業をやるって相当厳しい苦労しませんか?
本当にそこが今もまさに苦労しているところで、
スタートアップ向けの融資って本当に需要が強くて、
マーケットの広がりもありますし、めちゃくちゃ可能性がある領域だと思うんですけど、
どこからお金を調達してきて、お金を提供していくのかっていうところがすごく難しくて、
おっしゃる通り銀行はもう大量の預金が基本的にはあると思うんですけど、
僕らみたいなそういう銀行ではなくて、ノンバンクの状態でやろうとすると、
やっぱりそこがすごく大変。
最初に申し上げた通り、そこを解決するためにイデアというものももちろんあるんですけど、
もうイデアだけでは実はもう全然足りてないので、
いろんな調達手段を我々としてもやっていて、
融資とインボイスサービス
いろんなところから融資を、僕らもお金を借りたりとか、
債券を流動化してみたりとか、いろんなスキームを掛け合わせて、
お金をとにかく集めてきてるっていう感じですね。
そして最近始まったのがインボイス。
そうですね。
インボイスというのは、レベル2ベースファイナンスとかベンチャーデッドと趣が違っていて、
レベル2ベースファイナンスとベンチャーデッドは結構スタートアップフォーカスの商品なんですけど、
インボイスは比較的中小企業というかスタートアップじゃない企業さんにもご利用いただけるように開発をしたプロダクトで、
これは何かというと、企業が支払わなきゃいけない請求書があります。
例えば採用とかしたときに、エージェントに払わなきゃいけない採用費だったりとか、
整列フォースの費用だったりとか、毎月毎月請求書のやり取りってあると思うんですけど、
その払わなきゃいけない請求書を僕たちが立て替えてあげる。
型替わりして一旦払っておいてあげる。
あとから4分割で僕らが立て替えた分をお支払いください。
手数料は3%ですよっていう、そういうサービスになっていて、
レベル2ベースファイナンスとかベンチャーデッドは基本的にはランウェイを伸ばしてあげるとか、
エクイティの調査とつなぎをしてあげるとか、成長のための資金を提供するというような形なんですけど、
インボイスっていう請求書と立て替えるというのは、日々の月々の資金繰りを滑らかにしてあげるみたいな、
そういうプロダクトになっていて、より幅広いセグメントのお客さんにご利用いただけるようにということで、
スタートアップ支援の現状
今貯金、マーケティングとかもして拡大しているという感じです。
今後もひたすらいろんなスタートアップの資金ニーズに合うような商品を高く化していったりだとか、
そもそも有刺医学だといったものも大きくしていったりだとか、基本的にはそういう展望になっていくんですかね。
そうですね。商品性はニーズに合わせて、もしこういうのがいいのでとなれば追加もしたいですし、
あとは例えばスタートアップのM&Aとかも増えていると思うんですけど、
M&Aするときにエクイティで上達してM&Aの資金出してもちょっとしょうがないねみたいなところもあると思っていて、
基本的には有刺で賄いたい、手元資金で賄いたいみたいなのがあると思うんですけど、
そういうM&Aのための資金を提供したりとか、いくつかのアングルがまだまだあるかなと思っていて、
そういうことに対して対応できるように僕らも金額もそうですし、商品性とかやり方みたいなところもどんどん増やしていきたいなと思います。
あとはそういう当初に比べたらメガバンクとかもレンチャーレッドに対してはかなり前向きなラインナップとか揃えていると思うんですけど、
その指標観みたいなものはどんな風に見られていらっしゃるのかとか、フィボットさんへの影響とかっていうのはどんな感じなんですか?
そうですね。メガバンク含め一部の知人さんとかもめちゃくちゃレンチャーレッドやらなきゃということで、
それは国としてスタートアップ支援するんだみたいなところの意向を汲んでいるところもたくさんあると思うんですけど、
プレイヤーは増えているし、多分供給料も増えているんじゃないかなと思っています。
ただやっぱり銀行だと手がつけられるのってやっぱりミドルレイターとかかなり進んでいる企業さんが基本的には対象になってきているのと、
あとはどうしてもすごい時間がかかるところがどうしてもあると思っているので、
僕らが今一番サポートさせてもらっているのがシリーズAとかその辺の領域なんですけど、
その辺りはなかなかまだまだプレイヤーも入ってこれていないし、
僕ら自身もまだまだ供給しきれていないというところなので、
まずはここのマーケットをしっかり伸ばし続けるというところがあるかなと思います。
あとマーケット感で言うと、
まずはやるということでめちゃめちゃ始めている銀行さんも多いんですけど、
多分どっかのタイミングで一回振り返りみたいなのが入るかなと思っていて、
やっぱりリスクが高い領域ではあるので、通常の中小企業融資と比べても全然リスクは高いので、
人材採用の重要性
その中でどうしても貸し倒れみたいなのが発生してしまうのはしょうがないので、
その中で多分少しずつ銀行の姿勢とかやり方とか選別されていくのかなと思っているので、
何か向こう1年ぐらいでまた少しマーケットの見え方というのは変わってくるのかなとは思っています。
それで見直しでもしもメガマークさんとかがベンチャーでちょっと直径的になったとしても、
逆に自社でできないからフィボットさんと協業してとかそういう作為とかもあり得るんですか?
そうですね。まさに僕らもそれを狙っているところがありまして、
今回先日シリーズBでその20億円ということで、IQTとしては10億円の到達なんですけど、
地銀系のフィナシャルグループさんとか大手の生命保険会社さんとか、
まさに大手の銀行さんとかのCVCさんが多く今回の出資に参加していただいていて、
まさにアングルとしては銀行独自だとどうしても難しい部分があるよねと、
そういった部分を僕らと一緒に協業して一緒にマーケットを開いていくことで、
やっぱり資金量がある銀行と僕ら資金量がない。
けど僕らはノウハウとか技術力とかこれまでの実績とかがあって、
銀行にはそれがないみたいなところの強みと弱みが結構うまく噛み合わさるよねという風に評価いただいているので、
まさに金融機関との協業っていうのはこれからやっていくっていう形かなと思います。
少し近い業態とかでいくと、それこそアップサイダーさんがみずほの参加になったりとかありましたけど、
金融機とかもやっぱりいい風向きというか、
フィボットさんにも場合によってIPOだけじゃなくてそういう選択肢とかもあり得たりするのかなと思うんですけど、
この辺りいる範囲でどんな風に考えていらっしゃるかとかも教えてもらえますか。
そうですね、全然IPOだけじゃなくてM&Aっていうのはめちゃくちゃあるかなと思っていて、
直近やっぱりフィンテックの会社見ててもIPOするよりはM&A選んでる会社もかなり多いなと思ってまして、
大きいところだとPayDがPayPalに買収されたりとか、
幹部さんがMFGグループに入ったりとか、アップサイダーさんみずほだったりとか、
結構いろんなフィンテックの会社がM&Aっていうのを選んでいるのは結構トレンドとしてあるかなと思っていて、
やっぱり理由としては結構シナジーみたいな強み弱みみたいなところが結構明確に打ち出しやすいと思うんですよね、
フィンテックは特に。やっぱり機動機器機関はなかなか規模が大きすぎて、
そんなに小回りが効かなかったりとか、イノベーションのジレンマじゃないですけど、
まだまだマーケットとして小さいよねとかって言っていたら、
そこに機動的に動けない。スタートアップはそこがむしろ機動的に動けて技術で勝っていくということなので、
すごく相性がいい業界だと思っているので、
全然僕らにとって最善の方法をIPOなのかM&Aなのかは全然どっちでもかなと思います。
ありがとうございます。だいぶ将来の展望も見えてきて明るそうだなって感覚はありますけれども、
あとことつらかった経験、ハードシングスみたいなところ、創業初期かなりあったって話しましたけど、
それ以降もちょくちょくあるって話をいただいていて、まだ言えてない話とかもあったらよかったら教えてもらえますか?
そうですね、もうハードシングスしかない気がするんですけど、
いくつかありまして、やっぱり一つはお金のことで、創業初期のときに、
来月の給料が払えるかみたいな、どうだこれみたいなタイミングは、やっぱりどうしてもまだプロタクト出てなかったときなんですけど、
どうしようかというところで、最後は結局エクイティの調達をさせてもらえたので、なんとか乗り切れたんですけど、
どのタイミングで社員に伝えるかとか、やっぱり不安にさせてしまって、
向こうに負担かけるのも、家族もいるのでみなさん、それもまずいなとか、そういうのを考えると結構しんどいなとか、
あとは基本的には資金調達とかだと、VCさん回って100社回って5社4社通してくれるみたいな世界だと僕は思っているので、
100分の95くらい断られるみたいな、95回断られるのも断られるものだと思いつつも、断られるときつい。
自分の事業を否定されているわけではないんですけど、否定された感覚には陥ったりとか、
それだけずっとNOとか連続で言われ続けるって結構しんどいので、
やっぱりそういうお金系の調達系のところ、お金が払えないんじゃないかとか、調達が難航するとかはめちゃくちゃきつかったですね。
今もきついですけどね。
そろそろ時間近づいてきているところもありまして、番組恒例の質問最近用意しているんですけど、
人生の物語みたいなものを語ってきていただいて、逆にこれからどんな人生の物語を紡いでいきたいかとか、
どんな風に生きたいと思っているかみたいな個人の話かと思うんですけど、この辺りも教えてもらえますか。
めちゃくちゃありきたりなんですけど、後悔しない人生にはしたいなと思っていて、
やり切るっていうことが多分大事なんだと思っていて、何をするにしても、
あの時やり切れたんだっていう風に本気で思えれば、それってしょうがないんじゃないかなと思っていて、
やり切れなかったら、すごいやっぱりそれって今苦しい、後が苦しいと思うので、
とにかく後悔ないようにやり切るっていうことが多分これからやっていくことだと思いますし、
今は見えない、本当に長い暗闇のトンネルの中にいる感覚にあるんですけど、
やり切れば、たまに光が差すときとかもあったりなかったりして、
それこそ思ってもなかったようなところから手が差し伸べられたりとか、
意外と本気で頑張っていると、どっかからチャンスが降ってくるとか、
それも結局頑張ったからだと思うんですけど、意外と周りの人見てたりとかもしてくれるので、
そういうやり切るとか、後に後悔を残さないみたいなところがすごく重要なのかなと思っています。
ありがとうございます。
しましたらぜひまた最後に、改めて事業の先生みたいなところでもいいですし、
何か聞いてくださっている方のメッセージとかいただければと思います。
今回シリーズBの調達をして20億円という形で資金を得ているので、
もうここからめちゃくちゃ伸ばすぞという会社のフェーズになっているので、
今本当に一番力を入れているのは採用でして、
特にエンジニアだったりとかプロダクトマネージャーとかプロダクトサイドのメンバーと、
あとはフレックスキャピタルの営業とかフロントのメンバーを、
本当に喉から手が出まくるぐらい採用を今強化しているので、
金融は別に未経験でも全然僕らは大丈夫で、
むしろ未経験のメンバーもかなり多いので、
少しでもそういうスタートアップに対して、
それこそデータとかAIの力を使って支援するとか、
金融の他の流れを新しいものを作って、
より大きな社会的なインパクトを与えるみたいなところに、
ちょっとでも興味を持っていただければ、
カジュアル面談を30分でも1時間でも、
ぜひさせていただけると嬉しいなと思うので、
もしピンときたりとか、ちょっとでも興味を持てば、
ご連絡いただければと思います。
ありがとうございます。
フィボットさんの各種情報は概要欄にも記載させていただきますので、
新しい銀行の創立
ピンときた方はぜひご連絡いただければと思います。
今回の配信、気に入っていただいた方は、
SNSとかでも拡散いただければとても嬉しいですし、
あとことスタートアップなどでいけば、
最近やっと映像化を始めて、
YouTubeとかもチャンネル登録とかも、
これからしていただきたいなと思っておりますので、
フォローもしっかり番組を含めて応援いただけたらと思っております。
安部さんとお聞きいただいたあなたもありがとうございました。
ありがとうございました。
53:58

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