Startup Nowのお稲荷です。
今回の配信では、2025年の5月26日、StartPodsと日本最大級のスタートアップカンファレンスIBSが共同で主催しまして、
なんとSpotify Japan様のオフィスからお送りいたしましたイベント、スタートアップポッドキャスト最前線のアーカイブ音声をお送りいたします。
合計で2本ございまして、まずは1本目からお送りいたします。
IBSの運営元、ヘッドラインジャパンの今順さんの司会からお楽しみください。
それでは、企業ポッドキャストと広告、2つの視点で見る音声のビジネス活用ということで、今回の開催に大変なご協力をいただきましたSpotifyの田村さん、そして、
ポッドキャストを聞いている人、知らない人いないんじゃないでしょうか、僕も御座います、Chronicleの野村さん、大きな拍手でお迎えください。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
改めまして、ポッドキャストスタジオChronicleの野村と申します。経済やビジネスや教養分野でいろいろなポッドキャストを制作しておりまして、
今日ちょっと取り上げさせていただく、経営中とニュースコネクトという国際ページを開設する番組をやらせていただいております。どうぞよろしくお願いします。
Spotifyで広告ビジネスをやっております、田村と申します。
ずっと広告ビジネスをやっているんですけれども、前職TikTokでその前Twitterとかにいたんですけれども、
やっぱり音が残していく資産だったりとか、人との距離をすごく短くする、距離感を縮められる音声にすごく魅力を感じて、
その音声をよりどうやってビジネスに貢献できるようになれるのかというのを模索したくて、
ちょっと1年半前にいただいておりました。改めてよろしくお願いします。
皆さんもすでにSpotifyをご存知いただいているからこそ、今日お越しいただいているんじゃないかなと思うんですけれども、
我々広告ビジネスをやっている中で、企業がビジネスとしてどういうふうにSpotifyを活用するべきかというのをサポートさせていただいてまして、
ちょっとその観点で改めてSpotifyのご紹介をさせていただければと思います。
Spotifyは先ほどトニーからもお話させていただいた通り、世界最大の音声のストリーミングサービスなんですけれども、
リスナーの皆さん、ユーザーの皆さんにとってはエッセンシャルデイリーコンパニオン、生活にとって欠かせないパートナーであるというのが大きな特徴かなというふうに思っています。
勉強中とか仕事中とか、ワークアウトしている時とか、朝のコーヒー、午後のコーヒー、夕食前のコーヒーってありますけれども、
コーヒーを飲んでいる時って朝と昼とより全然マインドとかムードとか違うんですよね。
朝はワーッてなっていたりとか、昼はホッて、また午後の仕事かってなってホッてなるっていう、ほんのため息の種類も違う。
そういういろんなマインドとかムードに寄り添っていたりとか、それこそ掃除中とか、いろんなことをしている時に使われている、いろんなマインドの時にそばにいる。
結論、1日あたり平均で2時間ぐらい使われているようなサービスです。
ちょっとこれ説明が難しいんですけれども、スポーティファイデイリストっていう音楽のプレイリストがありまして、
スポーティファイ上で検索いただくと、皆さんそれぞれにあったプレイリストが、その時にあったプレイリストを1日4回ぐらい更新されるんですけれども、プレイリストが出てきます。
これ私の先週の木曜日のノスタルジア2010年代の木曜日の午後というプレイリストだったんですけど、
最近ちょっと昔の曲聴いてたりとか、木曜日の午後って土日に向けてちょっと気が抜け始める。
そういうマインドとかモーメントを捉えてくれて、これが今のあなたにぴったりでしょっていうような、そんな感じで提供してくれるプレイリストなんですね。
そんなことから、ソーシャルとかで皆さんだんだん疲れている。動画疲れして、ソーシャル疲れして、情報疲れしている中で、
Don't tell me who you are, show me your playlistって書いてありますけど、
あなた自身を自分の言葉で取り繕って説明するんじゃなくて、これ見せてくれたらあなたのことわかるでしょっていうような、そんなバズり方をしたプレイリストだったりもします。
こんな中で、こういうふうにリスナーの皆さん、ユーザーの皆さんがSpotifyを活用されているから、
企業の皆さんはこういうふうに使ったほうがいいんじゃないですかっていうようなご提案というか、
皆様が見つけてくださった法則になってるけれども、の一つに、こんな1日を通してSpotify使われてますと、
2時間ぐらい使われてますと、これよく面白いって言いますよね。
この動画サービスとかソーシャルメディアって大体夜に増えるんですよね、ユーザー数が、Wi-Fi環境のあるんですけど、
Spotifyこれ押し上げて日中に使われているっていうのは、すごい他のデジタルのサービスと違うところで、
これはさらに音楽を聞かれているのか、動画を見られているのか、ビデオポッドキャストが見られているのか、
ポッドキャストが聞かれているのかの比較図になっていますと。
この緑がポッドキャストですね、水緑。朝の7時、やっぱり通勤中とかに使われるんでしょうね。
朝の7時にピークが来て、お昼ぐらいの時までがバーっと山が盛り上がるタイミングだったり、
音楽に関しては朝からじわじわと聞いて、日中に結構集中したい時に聞くフォーカスっていうプレイリストとかすごい使われてるんですけども、
作業をしている時とか、勉強中の方々もいらっしゃると思うんですけども、そういう時に日中掛けをしながらとかね、
疲れてたりしている。動画に関しては、ちょっとやっぱり休み時間とかに使われがちなので、こうキュッキュッキュッと上がっているような形。
ビデオポッドキャスト、今だんだん注目を集めていますけれども、夜間になると全体のストリーミングの中の2割ぐらいを占めているというような、
先ほど動画は夜っていうようなお話もさせていただいたと思うんですけども、そんな感じで使われてたりしているので、
日中を調べて使われているSpotifyの中でも、さらにどこで、どんなマインドのどういうムード、
モーメントを捉えるべきか、企業として、どういう時に物を伝えるのがいいんだっていうのをご提案させていただくようにしています。
ちょっと野村さんなんかしゃべりだそうなんでどうぞ。
これすごい面白いデータだなと思って、思った以上にポッドキャストって朝方ってことですよね、音声の方ですね。
なんとなく自分の体感で朝、昼は絶対聞かれてるんだろうなと思っていて、あとただとはいえ寝る前とか帰りの通勤中ですね、
そこにもう一個山が立つんだろうなって感じはしたんですけど、これ見るともう本当に結構はっきりと朝なんで、朝一で投稿するっていうのがいいんだなっていうのを改めて思いました。
あれですよね、やっぱり夕方は疲れちゃうんじゃないですかね、学ぶ場としてはね。
かもしれないですね。もうちょっと動画の方が脳の負荷が少ないみたいなのがあるかもしれないです。コンテンツによってだと思いますけどね。
確かに。ありがとうございます。
そんなSpotifyなんですけれども、維持なしとして活用いただくにあたっては、いろんなフォーマットでいろんなアプローチができるんですけれども、
わかりやすく普通に音楽と音楽の間だったり、ポッドキャストを聞いている間に流れてくる音声広告もあれば、
企業の皆様がポッドキャストを個人として配信いただくことももちろんできるんですけども、ポッドキャストでビジネス利用いただく。
あとは聞いているだけじゃなくて、いじっているとき、歌詞を見ていたりとか、次どんなポッドキャストを聞こうかなって探したりしているときとかだけに出てくる、
静止画の広告とか動画の広告とかっていうのもあります。そこに先ほどお伝えしたようなビデオポッドキャストというものも増えてきているような形になっています。
こういった形でいろんな形でSpotifyビジネスにもご活用いただけます。
あとブランドプレイリスト、企業としてプレイリストを作って、同じ共感ポイントを見つけるみたいなアプローチもできたりします。
この2年くらいですかね、私たちかなり計測に力を入れてきてまして、
ネスレジャパンさんが2020年10月に発表いただいた調査結果だったんですけれども、
キャンペーンをSpotifyでご実施いただいて、キットカットだったんですけれども、
テレビもやります、ソーシャルもやります、YouTubeもやります。
そこに初めてSpotify、Ponteを入れていただいたところ、
RIですね、リターンオブインベスティメントですね、
投資対効果が非常に高かったっていうようなことを数値で証明いただいたりしています。
そこからどうしてよかったんだろうか、みたいなところもディスカッションさせていただいていて、
いろんな企業様といろんな結果を出していただいているんですけれども、
すごいわかりやすいのがこれかなと、これも野村さん好きだろうなと思ってお話しするんですけど、
これはSpotifyと某動画プラットフォームA、某動画プラットフォームBと3つで掛け合わせてご実施いただいたキャンペーンになっていて、
重複効果を見られたんですね。
動画Aと動画Bを見たユーザー、動画AとSpotifyを聞いたユーザー、動画BとSpotifyを聞いたユーザーの比較になっていて、
どこの掛け合わせが一番いいんだろうかっていうのをキャンペーンで調査を結束させていただいたところ、
動画で見た、この動画も見ただと、もういいよ、見たよってなる。
でも、見たよって思ってるけど、本当はそんなに知らない、そんなに理解していないっていうときに、
動画でたくさん見たけど、音でふっと入ってくると頭の中にスーッと入ってくるんじゃないかなみたいなのが、
ちょっと数値で証明できたものになっていたりとか、これも皆さん知り勘違いあるんじゃないかなと思うんですけど、
昔聞いたサウンドロゴってずっと覚えてるじゃないですか。
音だと動画よりも残像効果が高いよねっていったところも1.6倍ですかね、高いっていったところも証明いただけたりしています。
これ何でなんですかね、野村さん。
ちょっと雑談なんですけど、この前別の登壇機会で、これを学術的に言ってるものないかなと思って調べたんですけど、
ある心理学者が視覚情報と聴覚情報と聴覚情報だけを比べると、
人間って聴覚情報だけの方が相手の感情を正確にキャッチできるらしいんですよ。
わかります。
っていう研究結果が出てるみたいで、これは使わせてもらおうと思って。
多分それだけ脳の深いところに刻み込まれるんだろうなっていうのは思いますね。
よく言いますよね、動画で見ているといろんな要素があるから、嘘つかれててもわからないけど、音だけだとこれ嘘だってすぐわかるって言いますね。
そうわかるんですよね。本当に嘘がつけないメディアっていうのはよく言ったりしますよね。
どこから深く刺さるんだろうなと私もすごく感じます。
ありがとうございます。
一応今日本のスポーティファイのオーディエンス通り、
日本の人口構成比と比較すると圧倒的に若い世代ですね。
2,3世代が人気の最下も多いような形になっています。
すごく感度の高いユーザーがたくさん使っていただいているような形になっています。
スマホ率が圧倒的で、だからこそ外にいるときとかも使われているというような形になっています。
ポッドキャストの話になったときに、若者のポッドキャストって新しいトレンドだなと思っていて、
彼らにとってのポッドキャストってどういう若者っていうか、2,30代若者って言っていいのかちょっとわからないんですけど、
彼らにとってのポッドキャストってどういうものなんだろうっていうのを調査した結果、
自分の成長を促す、だからアサナンじゃないかなってちょっと思いましたけど、
自分の成長を促してくれるパートナーというふうに思っているということも結果として出ていました。
ではここからちょっとポッドキャストの市場について野村さんからお話いただければと思います。
ちょっとバトンタッチさせていただきまして、
ポッドキャストの市場とあとは企業にとってポッドキャストで発信する意味というお話をさせていただければと思います。
ポッドキャスト市場の現況を見る上では、もうおそらくここにいらっしゃる皆さんはこれ見たことあるんじゃないかと思うんですけど、
オトナルさんと朝日新聞さんが毎年実施されているポッドキャスト実態調査、
これは本当に全ての議論の基本かなというふうに思いますので、
詳しくはそちらを当たっていただければと思うんですけど、
ちょっといくつか制作者目線で注目しているポイントを挙げさせていただくと、
まずは利用率ですね。
こちらは2020年から2024年で着実に増えていて、14が17%になっていて、
おそらくこの流れだとこの先も増えていくんだろうなと。
ただおそらくティッピングポイントっていうんですかね、傾きが変わるポイントっていうのが、
日本にももう1個、2個ぐらい必要なんだろうなって感じがしていて、
それが何なんだろうなっていうのは常に制作者側もいろいろ考えながら動いているというところです。
ただ伸び上司なのは間違いないというところですね。
次にユーザーなんですけど、これは先ほど田村さんのお話もありました通り、
若いっていうのが意外にポッドキャストで注目されていないというか、
実はそうなんですよっていうところでして、
15から19歳とか20代っていうのが結構ポッドキャストユーザーでは多い。
別に具体的には出さないけど、例えば動画プラットフォームが割と長尺の動画プラットフォームですね。
結構高齢化しているっていうのは言われていることでして、
だから結構店舗でいろいろ動いたりするみたいなポイントはあったりするんですけど、
若いっていうのは純粋に可能性に満ちているなっていうことはすごく感じています。
なのでそこに今取り組んでおくっていうのは、
この先を考えても長期的に効いていくんじゃないかなっていうのがすごく感じていることですね。
あとこれはちょっとこのデータには現れていないんですけど、
もう一個どうも多分クラスターがあるだろうなと思うのが、
割と30代から40代ぐらいの、ちょっと表現注意ですけど、
多分平均年収が高めのビジネスパーソナル層っていうのが、
多分もう一個のクラスターとしてポッドキャストにいるんだろうなっていうのが、
これは我々が作っているコンテンツの像なんか見ているとかなり顕著になっている。
意識高い系ってこと?
そうですね。マネージャー比率が高いとか。
そういうサンプル数1000人ぐらいのアンケートを取ったことがあるんですけど、
割とそういう傾向が出たっていうのはありましたね。
なので一個そこにも塊がいるのかなっていう感じはしています。
それって何でなんですか?
おそらくなんですけど、まずポッドキャストって、
ちょっと本題から少し忘れちゃうんですけど、隙間時間に入ってくるんですよね。
入ってきて、これまで何ら忙しい方がインプットに使えていなかった時間が、
いきなりインプットに使えるっていうようなインパクトがすごいあると。
その価値を感じるのは、多分よりビジネスパーソンとして多忙な人なんじゃないかなと思っていて、
そうすると動画をずっと見ているっていうのと音声を聞いているっていうのを比較すると、
多分音声を聞いている方が傾向としては仕事が忙しくて、
ひょっとしたら平均年収が高くてみたいな、そういう方々なんだろうなという感じはしています。
確かに。
とにかく通勤中とかに伸びるじゃないですか。
伸びる理由の一つもやっぱりバックグラウンド再生ができる。
メールチェックしながらとかも使えるっていうのもあると思うので、
その辺ね、理由が探れるようになるんだろうなと。
そうですね。
多分なんかやりながらインプットもできるっていうのは、すごい強い魅力なんじゃないかなとは思いますね。
あとですね、番組の長さでいうと、思ったよりも長いコンテンツが聞かれているっていうのが私は結構注目したポイントでして、
30代、40代くらいの方々っていうのは、
これは大人のさんの調査で括られてますけど、
40分以上のコンテンツっていうのが全体の4分の1も聞いてるんだっていうところですね。
逆に言うと若年層はもうちょっと短めのコンテンツを聞くっていうような、そういうところを割と注目はしています。
これは元々自分が作っていた感覚としては、
週1のコンテンツ、1週間に1回のコンテンツだと20分ぐらいが基準かなっていうのが、
なんとなく離脱を見ていての体感としてはあったんですけど、
このデータを見たときに、思ったよりも長いコンテンツって聞いてくれるんだなっていうふうに思ったところがありまして、
少し余談になるんですけど、AIが今とにかく発達していて、
要約が簡単になってるんですね。
このコンテンツを要約させてくださいが簡単になっているということで、
そのときにある程度編集せずに長いものを喋っていって、
後でリスナーさんが自分の抜き出したいところを抜いていくみたいな、
そういうコンテンツを作り方っていうのが今後出てくるんだろうなというふうに思ったというところですね。
もう1個の隣のデータは、これはちょっとポッドキャストが何を定義するかによってだいぶブレる。
データがブレるなっていう感じはするんですけど、
ただ、いずれにせよこのプラットフォームごとの年代を見ていても、
結構若いなっていうところが浮き彫りになっているというデータですかね。
アメリカの普及率で、エディソンリサーチ、これ結構信頼できるリサーチの方法なんですけど、
毎年出している、毎年じゃないですね、
結構クォーターごとくらいに出している調査レポートがありまして、
それのアメリカにおけるポッドキャストリスナーの人口じゃなかったら12歳以上ですね、
アメリカにおけるポッドキャストリスナー、月に1回以上聞くです。
なんで先ほどの大人らさん、朝日新聞さんの定義とほぼ一致してるんですけど、
それによると、もう2025年50%超えてるんですよね。
すごいんですよね、これ。
だからアメリカの人口って日本より多いんで、だから1.何億人が1ヶ月に1回以上ポッドキャストにアクセスしてるっていうような状況。
日本が先ほど17%だったんですけど、
これがアメリカの大体2014年、15年ぐらいなんですよ。
って考えると、なんかちょっと楽しみになってきませんか。
今、我々はアメリカの10年前にタイムマシンにいるんですよ。
だからそこからすると、あと10年経ってこうなっていく可能性は日本でも全然あるんじゃないかなっていうことは思っていまして、
ただ一応ちょっと正確に言うと、いくつか多分ジャンプしてるポイントがあるんですよね。
一つは多分コロナ禍が割と効いてるんじゃないかとは思っていまして、
この時にオンラインコンテンツが、これは別に日本に限らずなんですけど、
全体的にやっぱり普及していったっていうのが多分一個と、
あとはこれ直近は多分大統領選で結構使われたっていうのが割と効いてるんだろうなと思っていまして、
これいろんなところで語られてますけど、トランプ候補、ハリス候補、2人ともポッドキャストに出まくったんですよね。
特にトランプ候補は10番組以上現地の人気ポッドキャストに出て、
2時間とか3時間語っていって票を伸ばしていったっていうことはよく言われています。
それが政治的に正しいのか正しくないのかっていうところはもちろん議論はあるんですけど、
ただ使われた方としてはそういったものがあったというところで、
それが多分普及率を加速させるという一面もあるだろうなと思っています。
なので今、日本は10年前のアメリカだということですね、ポッドキャスト市場においては。
私短期なんで10年待ちたくないんで、皆さんと一緒に5年ぐらい短縮できたらいいなと。
巻きたいですよね。
5年で傾きを一気に活かしたい感じがしますね。
それはここにいる皆さんの盛り上げにかかっているなという感じがいたしますが。
ちょっとここからですね、企業にとってポッドキャストで発信する意味というところをいくつかお話させていただければと思うんですけど、
いろんな発信手段があります。
ポッドキャストというのは多分いろんな発信手段の中のオプションの一つで、
何に強くて何に弱いのかというのを認識して発信していくとより効果的なんじゃないかなと思っています。
私なりの理解でいうと、例えば動画で配信する、記事で配信する、テキストですね、音声で配信するというこの3つを比較すると、
要はこういうことかなと思っていまして、動画はまず発見されやすいというのがやっぱり強いですね。
そしてあとは結構これは編集の仕方にもよりますけど、基本結構負荷なく入ってくるというようなところが割と強いと。
ただ一方でどのプラットフォームも割ともうかなり別等車になっているので、
完全視聴率、つまりすぐに飽きられて次に行ってしまうとか、リピート率ですね、再び戻ってきてくる可能性が低いということで、
ということで一本で多くの視聴者の注意をつけされるんだけど、長期的な関係にはなるのは比較的大変というのが動画だと思っています。
次にテキストなんですけど、テキストは動画同様視覚が取れるので、特にサムネイルとかタイトルを工夫すると発見されやすさは高いと。
一方でこれ私本当にもともとテキスト編集者だったんで、毎年テキストが読まれなくなるというジレンマを抱えながらずっとものを作っていたんだけど、
どんどん読まれなくなっているんですよ。
どんどんビジュアル使いとか、どんどん動画の方に人から流れていくのを感じていた編集者時代だったんですけど、
インプット負荷が高いんですね。読みこなすのが大変というのがテキストの特徴です。
それの結果、完全視聴率、つまり途中で離脱する可能性も比較的ある。
ごめんなさい、ちょっと私喋りすぎました。時間まだ大丈夫ですか。
もうやっちゃってください。
今の点を踏まえると、何に要は効くのかというところを私なりに理解したところで言うと、この2つかなと思っていて、
数字に関してはいろいろリーチはあるんですけど、なんとなく再現性というか作りやすいのが、
毎回必ず聞いてくれる数百人から数千人というのが比較的作りやすいメディアかなと思っています。
ちょっと現時点でのポッドキャストリスナーの数ですね、これは全体の数を考えると、
何万人も聞く番組っていうのは結構ヒットさせないと大変ではあるんですけど、
ただ数千人毎回聞いてくれる番組っていうのは割と作りやすい。
すごいですね。
結構すごいことだと思うんですよね。
数千人毎回、しかもさっきの感情率なんですけど、例えば30分なら30分、1時間なら1時間、
最後まで落ちずに聞いてくれるっていうのって結構企業にとっては財産かなと思っていまして、
そういったファンの方々を形成するというのにまず向いていると。
それから2番目に関しては、しゃべっていうのが実は何かを発信する上で一番負荷が少ないんじゃないかなと思っていまして、
ちょっとこれはひょっとしたら人によるところもあるかもしれないですけど、
多数派は多分しゃべるほうが楽なんじゃないかなと思うんですね。
この30分なら30分毎回毎回しゃべっていったというこの情報というのは、
その方の思想の原液になっているわけなんですよね。
その原液が音声コンテンツの形でアーカイブされていって、
それが例えばちょっと切り抜いて、例えば動画として撮っておけばちょっと切り抜いて
AIに何か読み込ませてテキストにしていくとか、また図解とか資料に転用できるっていう、
まず自分の頭の中身を企業だったら経営者の方って言い換えるかもしれないですけど、
場に出しておく意味っていうのが音声コンテンツを起点にするとすごくやりやすいっていうのが、
今というかこのメディア上の特徴かなと思っています。
なのでこの2点をまず結構音声の、さっきの動画テキスト音声を比較したときのかなり強い部分として
私は認識しているというところですね。
今の前段を踏まえて、ビジネスの行為において何聞くのかっていうところで言うと、
大体この6個ぐらいがあって、上から順番に割と聞きやすいっていうところがあるかと思うんですけど、
まずは企業および経営者の方の深いところ、さっき嘘をつけないメディアみたいな話もさせていただいたんですけど、
人格、思いも含めて語れるってことで、これはもちろん全員じゃないです。
ただいいなと思った方とは強烈に関係を結べるという特徴があるので、
そうするとまずは採用候補ですね。
自分たちの思いっていうのをしっかり知っていただいて、
リスターさんから応募してくるみたいな流れっていうのが作りやすいというのがあります。
Chronicleが作らせていただいている番組でも、リスナーさんが社員になったという事例は複数番組で発生していますね。
私も結構聞きます。
やっぱりよくわかるんでしょうね、企業のことっていうのが。
これはよくわかってしまうとも言い換えるかもしれないですけど、
表も裏もよくわかるんだろうなと思っています。
2番目が、これは広い意味でのブランディングということに言い換えるかもしれないですけど、
潜在顧客へのアプローチで、比較的業態として向いているのは
B2Bの企業さんとか、あとはちょっと高級なB2Cの企業さんが割とうまくいっている印象があります。
なぜかというと、先ほどのメディアの特徴でもあった通り、
いろんな人にとにかく知ってほしいという用途は、多分動画とかできそうなのが早いんですよね。
なんですけど、特定の何人かと深い関係を築くという用途においては音声はすごく有効なので、
そうすると別に万人に受ける必要はないんだけど、
こういった方々にすごく支持してほしいという業態の企業さんっていうのは
比較的向いているんだろうなという感じがしています。
これは2番目です。
3番目はインナーブランディングでして、
これもクロニクルで作らせていただいている、支援させていただいている例で何社かあるんですけど、
だんだんと企業が大きくなっていくにつれて、
トップの声っていうのが社員の皆さん、特に新しい方々に届きづらくなっている。
もしくは、ある部門がビジョン、ミッションの策定をして、
それを社内に浸透させたいんだけど、あんまり発信してもいまいちそれが、
要はどういうことなの?みたいなふうに落とし込めていないというような課題感を持った企業さんが
実際に頂いている例としてはあります。
そういった方々が、例えば経営者の方にMCになっていただいて、
ポッドキャストを配信するとか、
あとは社員の方々に順番に喋っていただいてやっていくというような事例で、
これは完全に社内に向けてやっていくというような。
でも社外も聞けるんですよね?
両方あります。
完全に閉じてやっている番組もあれば、
社外も含めて、つまり社外が聞ける番組風味で発信していくんですけど、
中の人も改めて発見できるみたいな、そういう両方の雇用もありますね。
なので割と企業が成長していく上での考え方の浸透というところには
効いていくんじゃないかなと思っています。
ここからした456は若干副産物語っぽくなるんですけど、
ただ現場で聞いていると結構声として出てくるなと思うのが、
単純に喋るのが上手くなりましたというのがめっちゃ聞きます。
でもそんな感じがします。
例えば1週間に1回30分のコンテンツを配信すると、
年間50本30分喋ることになるんですよね。
そこまでやっている方々って多分世の中にそんなに多くはなくて、
体感でいうと多分4,5回目ぐらいから明らかに喋りが上手くなっていくというのが
結構皆さんあるかなと思っています。
これというのはおそらく経営者の方々にとっては
喋りを求められる場面、プレゼンを求められる場面って多いと思うんですけど、
それに効いてくるというようなポイントがあったりします。
あとは5番目はこれをよく聞き手とコンビで組んでいただくパターンであるんですけど、
聞いてもらって喋ると自分でも気づいていなかった
いろいろな思考が出てくるというような、
つまり壁打ちとしての役割ということですね。
あとは基本的にそのときに感じたことですね。
2025年の我が社において感じた内容っていうのは記録しておかないと
多分来年振り返ると忘れてるんですよね。
忘れていたり何なら歴史が書き換えられていくっていうのが
多分これは個人としても当てはまった心当たりがあるんじゃないかなとは思うんですけど、
そのありのままの現在っていうのを記録できるというところに
非常に魅力を感じてくださっている企業さんというのもいらっしゃったりします。
最後は6番目に関してはこれはゲストトークをやる場合なんですけど、
平たく言うとゲストに出てくださいという理由付けをして
お呼びしたい方と関係性を結びたいというような使い方もあったりします。
めっちゃ賢い。
意外にいい使い方だと思いますね。
これは海外の記事で読んだんですけど、
ポッドキャストを配信する10個の理由みたいなのを
割と上位に友達ができるっていうのが書いてありまして、
企業で発信してますっていう一定の守らなきゃいけないラインはあるんですけど、
ただこれをもとに喋りながら中を深めていくっていうことにも
使っていけるのかなと思っています。
なので1,2,3は割とビジネスっぽい話なんですけど、
4,5,6は個人としても結構聞いてくるような話かなと思っています。
次お願いします。
ごめんなさい、時間が来ちゃった。
これめちゃめちゃ期待だと2,3分ですか?経営中毒好きなんです。
2分ですごめんなさい。
ごめんなさい、これは時間が少ないと間違えました。すみません。
ちょっと私が作らせていただいている番組で経営中毒という番組がありまして、
これは2022年の6月にスタートして、
ちょっと休止期間を挟んだ上で現在まで続いていて、
大体120,30回くらい配信しています。
コンセプトとしてはエッグフォワードというコンサルティング企業の代表である
徳谷さんと私が一対一で喋っていて、
社長のしんどさ、大変さ、それでもなんで経営をするのか
というところを語っていく番組です。
ありがたいことに今大体数万人くらい聞いてくださっていて、
書籍が出たんですけど、これが3万部のところですね。
リスナーさんが最初買ってくれたというのが結構大きくて、
それで書籍を作れたというのがあります。
聞いてたのに、その書籍をまた買う。
そうですね。
多いですね。
ありがたいですね。
多分手元に置いておきたいみたいな、そういうお話とか。
あと結構再編集したので、差分を感じてくださったというところがある。
経営中毒を作るときに意識したポイントなんですけど、
これを今日のメインディッシュとして話そうと思っていたが、
あと2分で終わったので、本当に解説までしかありますけど。
そうですね。