AIによるポッドキャスト音声の文字起こしを提供するなど今までにない新しいサービス「LISTEN」を開発・運営している近藤淳也さんをゲストにお迎えして、LISTENを作ったきっかけや、音声コンテンツが持つ可能性と課題、ソーシャルな人とのつながりについて話しました。
01:33 初ゲスト!近藤淳也さんと4人で話す
02:50 LISTEN上で、ポッドキャスト出演者の話量を示すゲージの裏話
04:35 LISTENの今の運営体制:最初に近藤さんが自分で作って、徐々に仲間が集まってきている
05:25 音声メディアに興味をもったのは、友人のトレイルラン選手向けに作った超カスタマイズ音声コンテンツ
10:47 LISTENにつながっていく経緯
11:58 XCrossingをやってみて気づいたこと:収録後にやることの多さ(自動化したい)
13:00 無形の音声コンテンツに、文字が必要な理由
14:19 ポッドキャストのアナリティクス問題(なぜか数字が合わない)全部まとめて見れる分析ツールがほしい
21:44 XCrossingのタイトル付け、Description、タイムコードとトピックの作り方
24:45 人の意思が入った要約や強調ポイントと、AIが作成した汎用的な要約の違い
28:07 LISTENが目指すもの:知らないポッドキャストと出会い、聞く敷居を下げる
31:08 ポッドキャストとご近所さん、人間相関図を可視化したい
32:55 「NHKプロフェッショナル見ました」から、「rebuild聞きました」と言われることが増えた
35:59 すでに20年前にポッドキャスト?! − はてなの社内会議や勉強会の音声記録
39:34 本を”聞く”ようになったら読書量が爆上がり
42:16 ”聞く”よりも”文字を読む”ほうが頭に内容が入ってくるタイプ
44:30 音声コンテンツが文字にされ、一部分が切り取られることで炎上する可能性について
47:00 書き起こしメディアと、映像や音声がセットになっていれば炎上リスクは減る
52:19 講演会の音声記録と、おしゃべり中心のポッドキャストに感じる心理的な違い
55:14 メディアの取材を受けるとき、音声の公開も合わせて依頼する
01:00:05 個人としてキャラが立っていたり、短い時間で特定の内容を伝えたいときは動画、おしゃべりであれば音声
01:03:24 ながら聞きと画面とポッドキャストへのリアクションがしにくい問題
01:05:27 ポッドキャスト聞いているときににやけてしまうような良い反応を返せるようになるといい
01:07:54 メディアヌップの佐々木さんの話:毎回のコメントより、年1回のフィードバックがあればいい
01:10:11 多種多様な人の話を引き出すのがうまい、聞き上手な近藤さん
01:16:36 フィラーワードをなくすための、アメリカのビジネススクールでのトレーニング
01:18:13 外国人と日本人のプレゼンテーションのはじまり方がこんなにも違う
01:20:54 人の感情が乗っているフィラーワードは、重要な情報が隠されていて排除しない方がいいこともある
01:24:27 今後LISTENをどう進化させていくか?
リンク
- LISTEN: https://listen.style/
- LISTEN上のXCrossingのページ: https://listen.style/p/xcrossing
- 近藤淳也のアンノウンラジオ: https://listen.style/p/unknownradio
サマリー
近藤淳也さんは、ポッドキャスト向けサービス「LISTEN」の開発者です。このエピソードでは、近藤さんとの収録が行われました。近藤さんは、自身が「LISTEN」というサービスを始めるまでの背景や音声コンテンツと人のつながりについてお話ししています。「LISTEN」は、ネットコミュニティの盛り上がりから生まれた音声コンテンツサービスで、近藤さんは、音声コンテンツのハードルを下げ、聞く人も提供する人も満足できるサービスになると考えています。記事のタイトルや要約は、人の意思が入るため、AIに要約を頼んでも満足のいく結果にはならないそうです。ポッドキャストは、出演者の人間性や出演者同士のつながりが重要であり、ポッドキャスト同士の関連性を可視化し、それに基づいてリスナーに推薦することが重要です。また、ポッドキャストの形式において人との関係性や情報交換の可能性についても議論されます。音声コンテンツの可能性や人とのつながりについて考え、テキスト化された情報が誤解を生じさせる可能性や音声とテキストの違いについても話し合われました。また、ポッドキャストにおける動画配信やコミュニケーションについての興味や、プラットフォーム上でのコメントの難しさについても触れられています。ポッドキャストを音声で聞くことで、話し手の属性や経験がより感じられ、特別なエピソードを聞くことでリスナーに実感を与えることができるとされています。また、音声の価値とコミュニケーションの重要性についても議論され、日本人と外国人のフィラーの使い方の違いや、ビジュアルと音声の相関性にも触れられます。近藤淳也さんとの収録では、サービスの裏話や音声コンテンツの可能性、そして人とのつながりについて、話し尽くされました。
目次
- ポッドキャスト向けサービスLISTENの開発
- ポッドキャストの魅力とソーシャルなつながり
- サービスの自動化とエンドユーザーへのデリバリー
- ネットコミュニティから生まれた「LISTEN」
- 聞く側と提供する側のニーズ
- 音声コンテンツの課題と可能性
- AIによる要約の限界
- ポッドキャストの能力と人間のつながり
- ポッドキャスト間の関連性と推薦
- ポッドキャストのヒストリー
- コミュニケーションの形態としてのポッドキャスト
- 書籍とオーディオの違い
- テキスト化された情報の誤解の可能性
- 音声とテキストの違いと魅力
- ポッドキャストの特性とリスナーの支援
- ポッドキャストと動画配信
- コミュニティ機能の活用
- コメントの難しさ
- 音声による感じ方
- ポッドキャストの特別なエピソード
- 声優さんとの交流
- 音声の価値とコミュニケーション
- フィラーの違いとビジュアルと音声の関係
- 音声の価値と情報の伝達
- 新しいサービスの可能性
- ポッドキャストの未来
コメント
ポッドキャストの書き起こし炎上事例と言えば伝説のドングリFM鰻回ですね https://anond.hatelabo.jp/20190729014713
こんなことあったんですね😊 結構長めに引用されているので、あまり誤解もなさそうですね で、場所は増田。。😅
カイさんの炎上事例データベースすごい。これ知りませんでした。 この書き起こしで音声がすぐに再生できたら、どんなトーンで発言したかとか落ちてる情報分かるでしょうね。
まさに番組中の話ですけど、抑揚とかニュアンスそぎ落とされていて、表現にも悪意を感じるまとめ方なので、音声とテキストが別になると受ける印象も変わるよなあと思いました。 該当回はこちら。 https://listen.style/p/dongurifm/01gxyvebcy6sq023aa3dy4efh2
あー、ちょっとニュアンスが違いますね。それはちょっと、ですねえ。