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2025-11-06 49:59

ファッションフリマアプリでオシャレを持続可能にする/株式会社digdig 代表取締役 楊承峻さん

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digdigさんは、ファッション特化のフリマアプリ「digdig」を提供されているスタートアップ👗 2025年10月、シリーズAラウンドにて総額約4億円の資金調達を発表されました!

日韓のアイデンティティに揺れ動かされた幼少期、ユーザーの面倒な作業を巻き取るために磨き込まれたオペレーション、倉庫が溢れそうになるほどの大量出品への対応の裏側など…ぜひお聴きください🎧

そして…!今回からは特設スタジオでの収録をビデオポッドキャスト形式でお届けしております!ぜひ、YouTubeやSpotifyから映像付きでもご視聴ください👀


▼トピック
・広告費ゼロで30万DL、SNSの総フォロワー100万
・日本生まれ、韓国ソウル育ち
・領土問題で口論をする同級生たち
・中学時代にファッションへ目覚める
・高校はシンガポールの日本人学校
・起業家へのDMをきっかけに起業に向けた修行へ
・大学卒業後に起業しつつ、大学院へ進学
・社会現象「ピープス女子」の誕生
・フリマイベントの熱狂で確信したフリマのニーズ
・初期はインフルエンサー限定に絞ってブランド確立
・バリュー「イエローハート」の意味
・年末年始の大量出品で物流が飽和、倉庫で年越し
・誰かのために、心を燃やし続けたい

▼ご出演者様の各種リンク
-HP
https://digdig.inc/
-シリーズA特設サイト
https://digdig.inc/series-a
-採用情報
https://funee.notion.site/digdig-8a2130650ec7405b842773eac6239e81
-資金調達プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000030.000120535.html
-楊(やん)さんX
https://x.com/sss1996yyy

▼スポンサー
-決まる商談が増える 有効商談オートメーションSaaS「イメディオ」
https://www.immedio.io/
-immedio浜田さんX
https://x.com/hamahi

▼Startup Now運営の各種リンク
-おいなり(稲荷田和也)X
https://x.com/oinariiisan
-Startup Now公式X
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-StartPods公式X
https://x.com/StartPodcasts
-Startup Now特設サイト
https://jobtales.co.jp/StartupNow

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サマリー

株式会社digdigの代表取締役、楊承峻さんが運営するファッションフリマアプリは、手続きを代行し、ユーザーが自由に価格を設定して服を販売できる便利なサービスです。彼は日本と韓国での青春時代の経験から日韓関係の改善への思いを持っています。このアプリを通じて持続可能なオシャレを追求する楊さんは、高校生活や企業の志望動機、ファッションに対する情熱について語ります。また、学生時代からの経験を生かし、ファッションビジネスに取り組む過程を詳述しています。 さらに、楊さんはファッションプラットフォームの立ち上げやメディア制作からフリマアプリへの移行に至る過程を説明し、環境負担の少ないアパレル産業の重要性を強調します。本エピソードでは、彼がファッションフリマアプリの役割やZ世代を対象にしたマーケティング戦略について語り、持続可能なオシャレを実現するための取り組みを紹介します。資金調達の経緯やスタートアップの成長過程、新たなインフラ構築のビジョンについても触れられています。ファッションフリマアプリ『digdig』は、オシャレを持続可能にする取り組みを通じて、環境への配慮を促進しています。

digdigのサービスと成長
ダウンロードがですね、広告費などかけずに30万ダウンロードくらいどうやったら日韓関係が良くなるか、引いては世界がより良い場所になるのかみたいなことを
楊承峻の頃から大変でもいいからユーザーの強烈なペインですとかニーズを探しに行こうみたいなところに
毎日に1000件の出品申し込みがあって、毎日100袋以上の袋が届き続けるみたいな
メンバー全員でお年末年始泊り込みで倉庫に行って
声で届ける企業家の物語 start up now MCのお稲荷です。 本日はなんと特設スタジオから映像付きで配信をお送りさせていただきます。
このスタジオはですねクラウドファンディングで実施させていただいた資金を原資とさせていただいて解説をさせていただきました。
ご視聴いただいた皆様本当にありがとうございます。 映像はですねYouTubeとSpotifyとそれぞれ見ることができますのでぜひ目でも楽しんでいただければと思います。
ただのポッドキャストが好きなんだ耳だけがいいんだって方もいらっしゃるかと思いますので、お好みに合わせて楽しんでいただければと思っております。
さて本日のゲストは株式会社リグリグ代表取締役の楊承峻さんです。
リグリグさんはファッションフリーマンアプリリグリグを提供されているスタートアップでございまして、
2025年の10月シリーズAラウンドにて約4億円の資金調達を発表されたばかりとなります。
楊さんどうぞよろしくお願いします。 お願いします。
そしてこの番組は決まる商談が増えるイメディオの提供でお送りしております。
問い合わせ直後や資料を読んでいるホットな顧客と画面上で商談を自動で設定。
リードの商談転換率がぐっと改善する有効商談オートメーション。
LayerX、ハコモノ、アイブリといった成長企業が活用中です。
33時代の先輩浜田さんがインサイドセールスの課題を解決するために始めた事業です。
ぜひイメディオのウェブサイトで資料請求をしてスムーズな商談設定を体験してみてください。
本日の配信では楊さんの人生の物語を紐解いていきたいなと思うんですけれども、
その前にまず事業についても1,2分くらいで教えてもらえますでしょうか。
ありがとうございます。弊社はDigDigというファッションに特化したフリマアプリを運営しておりまして、
従来のフリマアプリとかですと、再審、撮影、材交換、梱包、発送みたいなところがかなり手間に感じられる方が多いと思うんですが、
そういう面倒に感じるような作業を全部僕ら側で代わりに行って、
かつ、出品者さんが売りたい金額で服を売ることができるというようなサービスを運営しております。
ありがとうございます。いわゆるフリマアプリだと有名どころだとミルカリさんとかありますけれども、
それはオールジャンルを基本的に扱っていて、DigDigさんの場合は特化していて、それゆえの使い勝手の良さがあるということなんですね。
おっしゃる通りです。
ありがとうございます。
あと社名のDigDigについてもすごく気になるなと思っていて、これなんかどういう意味合いが込められているのかみたいなところも教えてもらえますか。
ありがとうございます。
基本的に古着とか服が好きな方々って結構いろんなお店に行ったりですとか、それこそネットサーフィンをしながら、結構服をどんどん探していくみたいな行為をしますと。
そういうことをDiggleと言うんですけれども、そこをちょっとポップに言いたいなということがあって、DigDigと名前を付けさせていただきました。
確かに耳に残りやすいというか、かわいらしいというか。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
先ほどの授業のところも多分、アプリをリリースしてからは1年強くらいですかね。
そうですね。どんな方でも出品できるような体制にしてから1年くらい。
そこからかなり急激に伸びているということは、プレスリリースとかでも拝見したんですけど、簡単にどんな状況かだけ教えてもらえますか。
ありがとうございます。
今でいくと、アプリのダウンロードが広告費などかけずに30万ダウンロードくらい行っているのと、あとはSNSがいろんなアカウントを作っているんですけれども、合計で100万フォロワーほど獲得させていただいているような状態でございます。
楊の幼少期
ありがとうございます。
なぜそれができているのかみたいなところも、後で追って聞きたいなと思うので、どちらかというと、なぜそれをやり始めたのかというところをある意味、ヤンさんの人生を遡る形でお伺いしたいなと思っておりまして、
生まれてから、幼少期、どんなふうに過ごされていたかみたいな、かなり幼いところあたりから教えてもらえますか。
ありがとうございます。
私がもともと韓国人の両親の下に生まれまして、日本で生まれました。
日本で小学1年生頃まで過ごして、小1の途中から中学3年生まで韓国のソウルで過ごしていました。
ソウルにいる頃は、ソウルにあるソウル日本人学校という、日本人の子たちが通う学校に通っていて、基本的に学校では日本のカルチャーで過ごして、家では韓国のカルチャーで過ごしていくような幼少期でしたと。
今のところも、ご両親は韓国なんですよね。
オシャレです。
けど日本にいらして、これは仕事か何かで結構長らくいたんですかね。
そうですね。両親の仕事で日本にいたときに、僕が誕生したというような感じになっています。
小学生ぐらいまでは日本で育つ、ある意味韓国人として、それは家庭内はもちろん韓国語とかで話しつつということなんですか。
結構混ぜこぜで、僕自身は日本語の方が喋りやすいんですけど、両親は韓国語の方が喋りやすかったりするので、結構両方混ぜながら喋ることが。
多かったですね。
そうなんですね。
ゆえに韓国に戻られてからも日本人学校だったんですか。
そうですね。僕自身のアイデンティティとしては、あまり韓国というアイデンティティがそこまでなくて、日本人だけど国籍だけ、もともと韓国だったみたいな形だったので、自然と日本の教育を受ける形になりましたね。
韓国に行ってからは、逆に今度は韓国に染まっていくというか、そこも結構アイデンティティ的にも難しいところがありそうですけど、実際に行かれてからはどんな感じだったんですか。
そうですね。楽しく学校生活を普通の子供たちのように過ごさせていただいていました。
大きな自分の現体験にもなっている出来事としては、結構サッカーが小学校の時好きで、日本人の友達たちと韓国にある公園でサッカーをしたりしてよく遊んでいたんですけども、
本当に今じゃ考えられないくらい、僕が小学校1年生の頃は日韓関係が凄い冷え込んでいて、サッカーをして遊んでいると、韓国人の子供たちがやってきて、竹島は韓国のものだと。
ここに負けていると日本人の子供たちも、いやいや日本のものだろうみたいな形で、結構本当に喧嘩を言い合ったり喧嘩をしたりみたいなことがすごくよくあって。
親じゃなくて子供同士で話すんですか?
そうです。
全然考えられないですね。
そうですね。
なので本当に道を歩いていると、ちょっとヤジが飛んでくるみたいな時代でしたね。
ヤジさんは韓国にいらっしゃって、ある意味韓国人に見られそうじゃないですか?そんなことはないんですか?
一緒にプライベートを過ごす方は、ほぼ日本人の子たちしかいなかったので、そういう子たちと一緒にいると、どうしてもヤジを飛ばされるみたいなことは、僕自身も経験していましたね。
それを日本人として言っても複雑ですし、本当は韓国人はダブルスタンダードじゃないですか?
すごい難しいですよね、ヤンさんの立ち回りとしても。
そうですね。なので結構喧嘩とかしていても、僕自身はどっちの味方にもつけないというか、どっちも分かるので、結構僕だけ俯瞰して、ちょっとやめなよみたいな立ち回りになることが多くてですね。
その経験がですね、原体験となって、どうやったら日韓関係が良くなるか、引いては世界がより良い場所になるのか、みたいなことを幼少期の頃から結構考えるきっかけにはなっておりました。
幼少期から世界平和、どうしたら喧嘩が起こらないのかとか、その中で身に出した大切にしている感覚とかってあったりするんですか?
ありがとうございます。そこでいくと、今29歳なんですけれども、29年間生きてきた中での自分なりの答えとしては、少しでも相手のことを思い合える人が増えるですとか、そういう瞬間が増えると、世界の幸福度って少しでも高まっていくのかなと思っています。
なので、人々がより思い合えるような関係を作っていきたいなと思っていて、どうやったら相手のことを思い合えるのか、みたいなことを考えると、自分自身が満たされていないと相手のことを気遣う余裕ってなかなかないなと思っているので、
ファッションへの目覚め
人々が日常生活を生きながら、ちょっとハッピーだなとか、幸せだなとか、勇気をもらえたなみたいな瞬間を生み出していきたいなと思って、企業につながっていくかというような感じです。
今思い返しての言語化というか、当時からそういうことも思われていたってことなんですね。
そうですね。比較的、どうやったら世界が良くなるのか、みたいなことを考えるきっかけが多分人より多かったのもあって、自ずと幼少期から考えるきっかけにはなっておりましたね。
中学まではずっと韓国にいらっしゃっていたという企業ですね。中学ぐらいまでの間に、サッカー以外にやられていたこととか、熱中されていたこととかあったりしますか?
そうですね。基本的にサッカーか、あとは洋服がすごい好きで、中学校ですと多分ほとんどの方々が制服とか着られると思うんですけど、僕の学校は私服の登校だったんですね。
で、まあ思春期ということもあって、少しでも女の子にかっこよく思われたいなというところもあって、服に興味を持ち出して、中学校の頃は洋服がすごい好きだったなと記憶しています。
洋服が好きだなというのは明確に学校の兼ね合いがあって、そこから芽生えたという感じですか?それとも昔からだったんですか?
そうですね。でも本当に中学1年生くらいから思い出した感じでしたね。
周りの方々もある意味同じように興味を持ちそうですけど、それ以上に矢野さんは好きな気持ちは周りの方よりもという企画するものでもないですけど、かなり没頭していた感じだったんですか?
そうですね。比較的周りの子よりは早めに服装に気を使い出したような気がしますね。
どういうふうに勉強したりするんですか?
本当に当時はファッション雑誌がまだすごく読まれている時代でしたので、それこそファッション雑誌をよく読んでいましたし、
僕は姉がいるんですけど、姉が女性のファッション雑誌をよく買って読んでいたので、それをなぜか買ってきたものを僕も暇だから、小学生の頃から読むみたいな経験があったので、
自然とそういうこともあって、ファッションに興味を持ったり、そういう雑誌を読みながらこういう服を着たいなぁみたいなことを思った気がします。
高校生活と企業志向
お姉さんが読んでいた雑誌は比較的女性ものの雑誌が多くて、そういう意味では参考にしづらい部分とかあったりするんですけど、やっぱり感性自体は養われていくようなものなんですか?
そうですね。特に美容情報ですとか、自分が女の子だったとしたらどういう服を着るのかなみたいな感じで見たりしていました。
勉強とか知識とかもよくありつつということですね。ありがとうございます。
そして高校からがシンガポール?
そうです。
それはまたご両親の兼ね合いですか?
そうですね。そのような形です。
高校はまた日本から韓国に行って、今度はシンガポールで、今度は国的にはどちらでもないというか、また第三の国って感じですけど、それはどんな過ごされ方だったんですか?
そうですね。シンガポールにある日本人の高校で基本的に友達は日本人でした。勉強ですとか部活動とかを日本の高校と同じように一生懸命やりながら過ごしていて、そこでの企業につながった体験でいくと、比較的めちゃくちゃ勉強ができるタイプではなかったですね。
早稲田の高校は継続校でした。高校1年生の頃からの1から高3までの成績をトータルで評価して、最終的に推薦枠が決まっていくみたいな学校でしたので、比較的高校に入った瞬間からみんな勉強頑張らなきゃいけないような学生生活でした。
僕は結構、姉が買ってくる女性の漫画ですとか、あとは僕自身も漫画はよく好きで読んでいたので、結構高校生活というものに憧れを持っていました。ただ、ちょっと憧れていた高校生活とは違う高校生活が始まったなあみたいな気持ちがあったので、いましたと。
それが新学校過ぎてということですか?
そうですね。もう本当にみんなずっと勉強するみたいな形だったので、多分普通の日本の一般受験をする方たちですと、比較的高1、高2とかは遊びながら過ごしつつ、高2の夏とかから勉強に切り替えていくみたいな感じだったと思うんですけど、僕らの高校だと本当に入学した瞬間から勉強をみんな頑張っていくみたいな感じでしたね。
頭いい方ではなかったみたいなこともおっしゃっていましたけど、結構嫌にならないですか?その学校生活は。
そうですね。なので、自分が理想としていたザ青春みたいな高校生活は遅れていないことと、あとはこのまま勉強を頑張っていった先に、自分自身はこの子たちに勝てるのかみたいな疑問が結構湧き出ているんですよね。
自然と、理想の高校生活は過ごせていないのであれば、理想の高校生活を過ごせるように自分でやることを変えていくしかないなみたいなところと、勉強もそれなりにはしていたんですけども、そこを自分の強みとするよりかは、みんなが勉強するのであれば、逆にその学校行事を自分で企画してやるみたいなところを、
自分の強みにした方がいいのではないかみたいなことを思って、いろんな企画を勝手に作りながら過ごしておりました。
例えば、どんな企画は?
そうですね。それこそ、学年みんなでバーベキューしようですとか、あとは学年のパーカーを作るみたいな企画をして、デザインから実際に発注して、みんなでお揃いのパーカーを着るみたいなイベントですとか、まだ細々したものをいろいろ企画しながらやっておりましたね。
勝手に青春は訪れないから、自ら作りに。
そうですね。
みんなで楽しみに、みたいなところをしたんですね。
高校、在学中から企業は意識していたんですか?
高3の進路をどうするのか、みたいなところから結構考えるようになってですね、それこそ自分でいろんな行事を企画してやったりですとか、やっていると、それを通して友達たちはすごい楽しんでくれたりですとか、
文化祭とかをやると、シンガポールにある日本人の高校だったので、すごい日本のカルチャーが好きな現地の方々がたくさん来てくださって、すごい楽しんでくださるんですね。
そういう経験をしていくうちに、何か自分でオーナーシップを持って何かを作って、それを体験した人たちがすごい笑顔になったり、ハッピーになるってことってすごい素敵だなと。
こういうことを将来の仕事にしたいなと思って、自ずと企業を志していくというような形になりましたね。
インターンシップの経験
そういう仕事ってないのかなとかじゃなくて、もう自分でやることになったんですね。
そうですね。なぜか、企業をしたいと思った時に、自分自身がファッションが好きだったので、ファッション関連の会社を企業したいなと思いましたと。
いろいろ高校生ながら調べていると、シンガポールに当時、Facebookページを活用してブランドを作るというような事業をされている佐藤俊介さんという方がいらっしゃいまして、
この人すごいなと高校生ながらに思いまして、当時Twitter、今だとXなんですけども、TwitterでDMかリプを佐藤さんに送ったんですね。
シンガポールにいる高校生なんですけど、何かお話をお伺いしてみたいです。
佐藤さんがお返事くださって、じゃあ一度会いましょうみたいな形でお会いさせていただきました。
一時でですか?
そうです。シンガポールで。当時の僕は、企業をする人たちって、一瞬、見た目が派手というよりかは、そこまで服とか気にしない。
事業に集中していて、余計なことは捨ててみたいな感じの方が多そうですよね。
みたいなイメージで行ったら、すごいおしゃれでシュッとしている、かっこいい感じの佐藤さんが出てこられて、まずそこでこの人すごいかっこいいみたいな思いつつ、一緒にご飯を食べながら話をしていて、
企業をしたいならした方がいいよと。まず、まだビジネスのBの字もわからないような形だと思うから、僕の会社で大学生になったらインターンとして修行してみるのはどうかというような提案をいただきまして、
そこから佐藤さんを一生、師匠じゃないんですけど、崇拝しながら大学に入学して、入学した瞬間から佐藤さんの、シンガポールにもオフィスがあって日本にもオフィスがあったんですけど、日本のオフィスにインターンとして入らせていただいて、すぐにインターンを始めたというような大学生活の始まりでした。
直後からインターンで、企業のための修行だという感覚で。
おっしゃる通りですね。
最初の佐藤さんの会社ではどんなことをされていたんですか。
当時、Facebook広告の運用ツールみたいなものを作られていて、それをいろんな企業様に営業をかけていくというような形でした。
本当にナショナルクライアントの企業様を中心にされていたので、そういうナショクラと呼ばれる企業様に努力作業のテレアポをかけたり、アポイントが取れたら自分で説明しに行って導入してみませんかというようなことを行っておりました。
結構、大学生にしてナショクラの方々に営業するという相当なハードルに感じますけど、大丈夫だったんですか。
本当にすごい緊張で、初めて自分でテレアポをかけてアポイントを取ったのが、ちょっと某大手のコンビニエンスストア系のブランドさんで、一人で営業をしに行って、今思い返すとダメダメで悲しくなった記憶はあります。
そこでそのままくじけたりとかはなかったですか。
そうですね。くじけそうな気持ちは何度もあったんですけど、それ以上に佐藤さんのようになりたいという気持ちが強かったので、どうにか頑張れたような形ですね。
その会社はどれくらいいらっしゃったんですか。
大学入学してから半年くらいいました。佐藤さんの当時ソーシャルギアという会社だったんですけど、渋谷にあるトランスコスモスという広告代理店にM&Aされまして、トランスコスモス社内に移動していく形になって、
そこから少し大手ということもあって、さすがにインターンに営業を行かせるわけにもいかないような状態になってきたので、業務的にも事務的なものが増え出しそうな雰囲気だったので、佐藤さんにもお話しして、また別の会社で修行を積んでみますというような形で、一旦半年くらいで抜けたというような形になっています。
次は何をしたんですか。
次はですね、それこそザ・スタートアップ、創業も役員3人しかいないような会社に、またちょっと営業として入らせていただいて、当時そこですと、ホットペッパービューティーとインスタを掛け合わせたSNS的なものを通して美容サロンの予約ができるみたいなアプリを作っている会社だったので、
そのアプリをまずは、それこそヘアサロンですとか、ネイルサロンですとか、そういうサロンさんに向けて飛び込みで導入してみませんかという営業をしていましたね。
そこからまた2社くらいやるんでしたっけ?
そうですね。その後、1年くらいスタートアップにさせていただいた後に、SNSのコンサル会社みたいなところに入らせていただいて、その後、それこそ当時ZOZOテクノロジーズというZOZOの子会社に入らせていただいて、ずっと修行をしていたというような形です。
ZOZOのタイミングでは、かなりファッションを意識して入ったという感じなんですか?
そうですね。当時ZOZOテクノロジーズの代表が金山さんという方だったんですけども、金山さんがXで新規事業をやりたいので、自信ある方は応募してくださいみたいなツイートをされていて、それを見て、僕自身もファッション好きですし、ZOZOで新規事業できるチャンスなんてなかなかないなと思って応募させていただいて、新規事業の立案をずっとしていたような形でしたね。
ちなみに、いわゆる学生企業を途中でしようみたいなことは思ったりしなかったんですか?
そうですね。当時、僕はまだ国籍が韓国でしたので、ビザの問題で、大学の入学のために留学ビザで来ていたので、留学ビザですと会社を経営すると法律違反と言いますか、なので基本的には学生時代はずっと修行をしようと思っておりました。
じゃあその割り切りもあったんですね。
大学時代の思い出といえば、インターン、インターン、インターンって感じですか?
起業の決意
そうですね。今振り返ると、ほぼずっとインターンをしていた記憶しかないですね。
そのままインターン尽くしの大学生活を過ごされて、その後、調べたところによると、大学委員に行かれたりだとか、いろんな情報が出てきたんですけど、この辺りも教えてもらえますか?
ありがとうございます。
まず大学の学部を卒業してからは、そのまま今の株式会社ディグリグ、当時は株式会社ファニーという名前だったんですけども、会社を起業しました。
1年ほど経営した後に大学委員に進学したというような形でした。
そういう順番なんですね。それはどういう意思決定だったんですか?
もともと学部の時も経営学部でした。
実際に自分で経営をしだした中で、経営学という学問に、なぜか深掘り単位みたいな要求が出てきて、
当時学部生の時のゼミの先生と仲良くさせていただいていて、
ヤン君が経営を持参しているのであれば、よかったら大学委員でもちょっと研究してみないかというような社会人コースみたいなものもあるので、
みたいなところでお誘いを受けて、自分としては興味があったので進学したというような形です。
興味はあれども、とはいえ一回起業してそっちの道でガンガン進むという道もあったわけじゃないですか。
そこの迷いとかはなかったんですか?
ファッションプラットフォームの構想
そうですね。迷いはそこまでなく、結構自分の欲求に忠実に生きるタイプなので、自分がやってみたいなと思ったらやってみたいなと。
あとは社会人コースみたいな形で、基本的に授業とかも夜とか土日でやるみたいな形だったので、
そこまで自分自身の経営活動にも影響はないなということで、抵抗感なく進学しました。
それは経営学の中でまた分野とか絞って研究とかするものなんですか?
そうですね。経営学の中でまた自分で研究したいものを決めて研究していくみたいな形なんですけども、
僕の場合はビジョン・ミッションが組織活動にどのような影響を与えるのかみたいなことを研究しておりました。
めちゃめちゃいいですね。今のように競うですね。
そうですね。
経営に関しては、事業は最初はどういう立ち上げをしたんですか?
そうですね。最初はファッションプラットフォームを、それこそZOZOさんですとかメルカリさんみたいなプラットフォームを作りたいなと思っていて、
軸はずっとファッションからずれていなかったので、ファッションプラットフォームを作りたいと思いました。
そのモチベーションで会社を作って、アプリを作りたいなと思っていました。
日本ですごいファッション系度が細分化されているので、その細分化されたファッション系度ごとにメディアを作って、
メディアを保有していれば、アプリを作った時にユーザーをどんどんアプリの利用に促せるなと思ったので、
SNSでどんどんファッション系度ごとにメディアを作っていきました。
すると、メディアが逆にすごく伸びてしまったんですね。
当時、ピープスと呼ばれるストリートチックな女性向けのメディアを作っていたんですけれども、
それがすごく伸びまして、ピープス女子と呼ばれるくらい社会現象になったんですね。
テレビのジップさんとかで紹介されたりとか、流行語としてピープス女子が掲載されたりとか、
いろんなテレビにも紹介されるような形になって、そこで会社として第1回目の勢いが出ました。
それはメディア自体はすごく伸びて影響力が出ていると思うんですけど、事業的にも伸びている、お金もついてくる話なんですか?
そうですね。お金をそこで稼ごうと思って作ったわけではなかったんですけども、
結構いろんなアパレル企業さんがピープス女子に向けた服を一緒に作ろうですとか、
それこそSNSをうちの方も見てもらえませんかみたいな問い合わせがどんどん来るようになりましたね。
そこから自然と問い合わせが来たら、僕自身も何か返したいみたいな気持ちが
うれしいですよね。
生じたので、何かお近いになれないかなと思って話していった際に、結構いろんな企業さんがSNSの運営というところに困られていたので、
それこそInstagramですとか、今だとTikTokですとかっていうところを代わりに運営しながらフォロワーさんを伸ばしたりですとか、
認知度を上げるみたいなことをやり始めたような形ですね。
メディアとそこの支援業が始まり、いわゆるプラットフォームみたいなものに本格的に挑むようになったタイミングとかはあるんですか?
最初からずっと構想していたアプリ自体は開発していて、
大体年に1回くらいピボットをずっと繰り返すような形でしたね、当時は。
それはファッションフリマっていうのは決まった上でのピボットですか?それとももうちょっと広義なところからピボットしたんですか?
ファッションプラットフォームというところだけ定義して、例えば色んな人の音楽のプレイリストみたいな形で、洋服の買い物リストみたいなものを見ながら買い物できるアプリですとか、
フリマアプリの開発と市場のニーズ
あとはユーザーの趣味・趣向に合わせた洋服だけが表示されるアプリですとか、色んなものを作っていて、
おしゃれようにファッションっていうところからあまりぶらさずにやっていましたね。
最後、フリマアプリに着地をしたのは?そこがグッと手応えを感じたのはどうしてだったのか?みたいなところでいくとどうですか?
2023年の頭くらいにピボットしようと決意をしたんですが、当時運営していたアプリも踏み切るほどの数字ではないなみたいなところがありつつ、
あとはメディアがあったので、メディアのイベントみたいな形で若年層向けにフリマイベントみたいなことを開くことが何回かあったんですね。
その時に本当にたくさんの若者たちが朝早くから列を並んでイベントに来てくれるようなことがあったので、
古着というものがすごく社会的なニーズがあるんだなということを感じていつつ、
あとはニュースとかでアパレル産業の風の面ではないですけども、環境負担が高いというようなことを目にしていて、
そういったものがつながってフリマサービスみたいなものをやると社会的なニーズがあるんじゃないのかみたいなことを思って挑戦し始めました。
ずっとやりたかったファッションという好きな領域に対して目隠にニーズがある領域も見つかって、
なんなら社会的な価値もあるかもしれないみたいなことが重なったんですね。
それで私共同のところでフリマに行ってよかったという、
そういういわゆるフリマをスポットでいっぱい仕掛けるとか、いろんなそっちの領域もありそうな気がしますけど、
やっぱりプラットフォームをやりたかったからそれを掛け合わせようってなったってことですか?
そうですね。ずっとプラットフォームを作るというところはあまりブレてなかったので、
自然とプラットフォームとしてどうやるかみたいなことを考えていましたね。
それで開発とかをやり始めてみて、他のペボットしてきた事業に比べた違う手応えとかそういうのもあったんですか?
そうですね。結構リリース初期から明確に今までと違うなみたいなところを感じていて、
それこそ実際の取引が行われる件数ですとかそこの金額感ですとか、
まだ出品してもらっているユーザーの感想みたいなところが今までと圧倒的に違うくらい良かったので、
これは何かいけるんじゃないのかなと思った記憶があります。
ユーザーとともに成長するプラットフォーム
なんでそんなに刺さったんですか?最初から。
そうですね。やはりDigDigの最大の特徴である撮影、採寸、梱包、発送みたいなところを全部僕ら側でやるというようなところが、
出品者さん的にはすごい楽だったのと、購入者さん目線で見ると撮影とかは全部僕らがクオリティ用になっているので、
画像が見やすいですとか、県民情報が見やすいみたいなところで購入に繋がりやすかったというようなところがありました。
確かに。
普通のフリマーアプリとかで洋服を出そうとするとき大変ですもんね。
やる気が起きないくらい、やり方がわからないみたいな。やっぱりそういう方が多いんですね。
そうですね。多かったですね。
それが巻き取るというのも確かに良さそうですけど、すごい大変そうな印象があって、
オペレーションをしたり、たぶん倉庫とか作っていろんな方がやっているということだと思うんですけど、
でもやっぱりそこは乗り越えなきゃいけない壁というか、コストがかかってでもやった方がいいなという感覚値があって、
最初の方からやる意思決定をしていたということですか?
そうですね。リーンにやっていくということを意識していたので、
当時は本当に僕とか当時のメンバーで、服を車を運転して取りに行って、
取りに行くところから始まるんですか?
取りに行って、袋を回収したオフィスに持って行って、
一着一着採寸したり撮影したり見たことも地道に一個一個やろうと決めていたので、
あまりそこが大変だからどうするかというよりも、大変でもいいから、
ユーザーの強烈なペインですとかニーズを探しに行こうみたいなところに振り切っていました。
例えばフリマー系のアプリだと出品数がいっぱい来て、
ある意味正直そんなブランドがないとか低単価なものばかり集まっちゃうと割に合わない、
パラトモ側としては違ったりすると思うんですけど、
そのあたり工夫したとか、初期のサービス設計で大切にしたこととか何かあったら教えてください。
ありがとうございます。
そこでいくとおっしゃるように、僕も当初あまりにも低単価なものですとか、
二次流通で価値がなさすぎるものが届いてしまうのは事業としては起こしたくないなと。
どういう風にプロダクトの世界観ですとかイメージを作っていくのかがすごく大事だなと思いまして、
最初インフルエンサーさんと呼ばれるようなフォロワーさんを抱えているような方々が利用してもらえればニーズの検証もできますし、
プロダクトとしての世界観、それはインフルエンサーが使っているというよりかは、
こういう服が売られる場所なんだですとか、服好きな人たちが使う場所なんだみたいなイメージが作れるなみたいなことがあったので、
最初はインフルエンサーさんだけに利用してもらうことを意図的に行っておりました。
出品者側がってことですか?
出品者側がインフルエンサーさんで、購入者はどなたでもみたいな形でしたね。
いいですね。じゃあ本当にセンスがいい人たちが出しているやつをみんなで買えて、リクディングにはいい商品いっぱいあるぞって状態が結構初期でちゃんと作れた。
そうですね。
そこから正式ローンチをしたり、アプリを作ったりみたいなところだと思うんですけど、またグッて伸びたなっていう瞬間とかそういうのがあったら気になります。
ありがとうございます。そこでいくともう明確に2024年の8月にですね、
どなたでも出品できる状態を作ってから、よりググッとプロダクトが伸びていったような感覚があります。
インフルエンサーさんに絞って出品をしてもらっていた時から、ちょこちょこですね、私たちも出品できないんですか?みたいなお声もいただいておりましたし、
僕のDigDigというプロダクトを始める当初からですね、おしゃれを持続可能にするインフラを作るというミッションを掲げていたので、
必ずどこかのタイミングで誰でも使えるようなプロダクトにしようとは思っていたので、ちょうどユーザーからの声もどんどん上がってきたタイミングが、
社会としてはモメンタムが結構作られてきたのかなと思って、どなたでも出品できるようにして、そこからグイッとまた一並みきたなというような形でしたね。
そこでまたグッと世界観が崩れちゃったりとかそういうのはなかったんですか?
そうですね、思ったよりなかったですね。やはり国民性なのか、日本の方々ってすごい謙虚でルールをちゃんと守ってくださるような方々が多いからなのか、
そこまで洋服の質みたいなところも落ちずに、本当にボロボロな服とか送られてきたらどうしようみたいなことを思っていたんですけども、
本当に月に今もですね、数十着あるかないかくらいみたいな形で基本的にはすごい綺麗な服がどんどん届くので、そこがポジティブなギャップでしたね。
いいですね、ユーザーさんにも愛されというか。ありがとうございます。
めっちゃ素敵ですね。
Z世代とのつながり
あと購入側とかでいくと、これは特にどういう人とかみたいな層とかがあったらこれも気になるんですけど、これはどんな感じですか?
そうですね、現状ですと出品者さんも購入者さんも結構Z世代と呼ばれるような方々がすごく多くてですね、18から29歳くらいの方々が多い状況です。
Z世代という話でいくと、ヤンさんは96年生まれ、僕も96年生まれ、ギリギリ29歳。Z世代と1億くれるけど、みたいなところじゃないですか。
それでいくと、より下の方々へのマーケティングとか発信って結構難しいとあるかなって僕は思っちゃったりもするんですけど、そこはどういうふうに乗り越えているんですか?
そうですね、優秀なメンバーが常にいてくれたおかげで、弊社一番年齢層上な社員のメンバーで、僕の代と言いますか、29の代にして、結構18から26歳くらいのですね、若者たちが活躍してくれていて、
そういう若い感性を活かしながら、SNSのコンテンツとかを作れているところが、若者をずっと使ってもらえたり刺さっている要因なのかなと思っています。
いいですね、その若いカルチャーと。僕すごくこの出演にかかっていろいろ調整をさせていただいていて、気になったのが、メッセンジャーでやりとりしていて、毎回ヤンさん、黄色のハートをですね、ペッと押してくれています。
僕もよくハートを押すんですけど、嬉しいと思ってやるんですけど、黄色なんでだろうっていうことを思っていて、どうやら理由があるらしいことを気づいてしまったんですけど、そのあたりも教えてもらえますか。
ありがとうございます。弊社がですね、バリューとして、イエローハートっていうバリューを掲げていて、それこそ最初起業する原点にもなっていた、自分の現体験とかで思い合える人を増やしたいみたいなところがあったので、
社内でも相手の気持ちですとか、状況をちゃんと考えながら、言動を心がけていこうみたいな、思いやっていこうみたいな、こういう意味が込められたバリューですと。
社内のスラッグとかも黄色のハートがよく押されますし、フェイスブックメッセンジャーのメッセージにもですね、自然と僕は黄色のハートを押すようになりました。
もっと早く気づけばよかったです。
とんでもないです。
これからのやつは黄色で送らせてください。
ありがとうございます。
ここまで話をずっと聞いていると、事業もね、ピボットは繰り返したものの最終うまく立ち上がってグッと急成長していて、かつカルチャーも作られていて、いい組織でありそうだなって感じはあるんですけど、いわゆるハードシングスじゃないですけど、ちょっとこれ大変だったなとか、つらかったなとかがあったらそこも教えてください。
そうですね。ちょっと話せる範囲で。
はい、いろいろですね。
やはり、ザンキャッシュが少なく、スタートアップでですね、ザンキャッシュがどうしても減ってやばいっていうタイミングがあると思うので、そういう時はやっぱりこう大変だとなりますし、もちろん弊社もですね、そういう瞬間はありましたね。
何だかんだいろいろ思い返しても、ザンキャッシュ問題が一番のハードシングスなのかなと思っております。
資金調達と成長
一番本当に怖いですよね、キャッシュの問題って。
そうですね。
しかも社員もたくさんいらっしゃってて、状態になると。
チキング入りでいくと、今回シリーズAで調達されてますけど、その前もしていらっしゃいます?
そうですね。
いつぐらいですか?
起業して最初にエンジェル4名ほどに600万円ほど出資してもらって、その後ジェネシアベンチャーズさんに3000万円出資してもらって、その後本当にちょこっとだけどうしても株式持って欲しかったエンジェルの方々2名に入ってもらって、今回のシリーズAというタイミングなので、合計すると今回含めて4回エクイティ調達しているというような形ですね。
そういうチキング入りに困ったタイミングも過去にある中で今回しっかり調達できたっていうのは何か景色が変わってきた感じがあるんですか?
そうですね。明確に景色は変わったなと思っていて、やはり投資できる金額が圧倒的に変わりましたので、どのようにどこに投資をして事業を最大化させていくのかっていうところは、
やはり脳みその一個キャップが大きくなったといいますか、思想がより自由になった感覚がありますね。
そこから今考えているやりたいこととか、どういう世界線を目指しているみたいなことを改めて教えてもらえますか?
ありがとうございます。まずやはりDigDigのミッションがですね、お洒落を持続可能にするインフラを作ると掲げているように、まずインフラ的なサービスにしていきたいなと思っています。
なので、今まだ認知度もこれから上げられていくと思いますし、弊社のDigDigという事業ですと、やはり裏側の物流倉庫みたいなところがすごい要になってくるので、
そこの体制強化みたいなところはきっちりやっていかなきゃいけないなと思っているので、今回資金調達したお金をもとに物流倉庫の拡張拡大、あと効率化と、
どうユーザーの認知度をより取っていくのかという大きく二つに分けて投資を行っていくかなと思っております。
物流倉庫っていうのは、いわゆるITスタートアップとかよりリアルなものなので難しそうな感じもあって、
かつ今本当に両軸大事で、ユーザーが仮にグッと伸びて、出品数がグッと増えちゃったら、物流倉庫大変なことになるわけですよね。
そうですね。
それは過去にそういったこともあったりするんですか?
そうですね。去年の年末にですね、ありがたいことにもものすごく物が届き出しちゃってですね、
1日に1000件の出品申し込みがあって、本当に毎日100袋以上の袋が届き続けるみたいな。
僕らも焦ってですね、一旦アプリ上から服を送れないようにしたんですけども、
みなさんやはり頭がいいので、アプリから送れないのであればコンビニから勝手に送ってくれというような感じで、
停止しているにもかかわらず、服がずっと届き続けるみたいなことがちょっと年末に起こりまして、
そこからかなり慎重に送られてくる洋服の量ですとか、倉庫の体制をすごく気にしながら事業運営を行っている現状です。
それはもう本当に大変そうだなというのはありつつ、それだけ強いニーズがあることはすごく嬉しいというか。
そうですね。
やっぱり年末みたいなシーズン性もあったりするんですかね。
そうですね。今振り返るとそこもあったと思いますね。
なので去年の年末はですね、当時働いていたメンバー全員で年末年始泊り込みで倉庫に行って、倉庫で作業をして、
持続可能なオシャレの実現
一旦その日の業務が終わったらスーパー銭湯みたいなところに行って、寝てまた倉庫に行ってみたいなことをやっておりました。
めちゃめちゃスタートアップをみんなやってるんですね。
すごいですね。今ちょっといい感じの時間にも実はなってきておりまして、
このスタートアップナウで恒例の質問を最近用意しておるんですけれども、
ヤンさんがスタートアップの企業家として、ないし自身として、どんな人生の物語をこれから紡いでいきたいか、つまりどういうふうに生きていきたいか、
こういうのを大切にしたいなかのところがあったらぜひ教えてほしいんですけど、どうでしょう。
ありがとうございます。
ちょうど今日もですね、社内の月次会があってメンバー向けに話したんですけども、
僕は鬼滅の刃の煉獄さんが話していた心を燃やせというワードがすごい好きでですね、
社員にもですね、今日心を燃やしていこうぜというような話をしたんですが、
自分自身もですね、自分が生きている間により社会が良くなるですとか、
僕らがビジョンとして掲げている人々の日常にワクワクがあふれていくような世界を作っていくことに、
本当に心を燃やし続けたいなと思っているので、
そこの実現に向けて、まずは今回の資金調達した資金をもとに、
DFDをしっかり成長させていきつつ、
事業だけではなくて、本当に社会に目を向けて心を燃やし続けたいなと思っております。
ヤンさんって、僕ももしかしたら若干近いタイプかもしれないですけど、
比較的インターフェースが柔らかめで、すごい良い人だなと思うんですけど、
その一方で中にはめちゃめちゃメラメラしているものがあるんですね。
そうですね。
その中で一番根源にあるというか、強い思いはどれなんですか?
そうですね。
でも本当にこれがというよりかは、自分自身が今まで生きてきた人生の経験ですとか、
本当に佐藤さん含めて今投資してもらっている株主、皆さん人間性に優れた方々で、
そういう方々に出会ってきた結果として、より社会を良くしたいですとか、
誰かのために心を燃やせる人でありたいなというようなことを思っているのかなと思っています。
事業が進むほどどんどん薪が配られて高まっている感じですか?
そうですね。そんな気がしますね。
ありがとうございます。
あとは最後にここまで聞いてくださった方へのメッセージとか、
ないし改めてこの朝鮮の先生みたいなところでもいいんですけど、
ぜひ最後にメッセージお願いします。
そうですね。
あ、こっちで大丈夫です。
そうですね。
昨今すごくスタートアップに風向きが良くないような気がしているんですけど、
調達環境もちょっと冷え込んでいると言われていたりですとか、
あとは上場するよりもMAの方がコスパが良いんじゃないかとか、
いろいろ言われていたりだと、上場も100億未満だと、
みたいな問題とかいろいろあると思うんですけど、
やっぱり一時的なものかなと僕はすごい思っていて、
やっぱりさっき話した心を燃やせる企業家が増えれば増えるだけ、
社会もより良くなると思いますし、風向きもどんどん変わっていくと思いますし、
やっぱり良い時悪い時って会社もそうですし、社会もそういうものだと思うので、
一時の風向きをそこまで気にせずに長く挑戦していくということが、
僕自身もあとはこれから挑戦していく企業家にとっても大事かなと思うので、
みんなで辛い時も手を取り合って進んでいけたらいいなと思っております。
進んでいきましょう。
ありがとうございます。
ファッションが好きな方はリグリグぜひ使っていただいてもいいですし、
もしかしたら最後の文句を畳くのもいいかもしれないですし、
いろいろあるかなと思いますので、
ぜひこの番組の概要欄の部分にはいろんなリンクを置かせていただこうと思いますので、
ぜひリスナーさん確認いただいて、いろいろアクションを起こしていただけたら嬉しいなと思っております。
この配信が気に入っていただいた方は、
ぜひ番組のフォロー、これまではSpotifyとかフォローだったんですけど、
YouTubeのチャンネル登録がね、頑張りたいなとも思っておりますので、
またご協力いただきつつ、この配信もぜひ聞いていただいて、
コメントとか拡散とかもしていただいたらとても嬉しいなと思っております。
ヤンさん、そしてお聞きいただいたあなたもということで、ありがとうございました。
ありがとうございました。
ありがとうございます。
49:59

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