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  2. #107-前編 家賃3万円の生活か..
2025-08-05 20:31

#107-前編 家賃3万円の生活から一橋大学へ入学。楽天やWantedlyで新規事業を手掛けた先で挑む病院DX/株式会社ヘンリー 代表取締役 逆瀬川 光人さん

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【Startup Nowよりお知らせ】
クラファン実施しています!ぜひ、ご支援よろしくお願いします…!(2025年7月2日-2025年8月31日) ⁠⁠⁠https://camp-fire.jp/projects/853703/view⁠⁠⁠

【今回の配信】
ヘンリーさんは、クラウド型電子カルテ・レセコンシステム「Henry」を提供されているスタートアップ🏥 2025年7月、シリーズBラウンドで、グロービス・キャピタル・パートナーズなどから、総額10億円の資金調達を実施されました!

▼トピック_前編
・中学2年で両親離婚、月3万円の極貧生活を経験
・一方で、教育費は惜しまず、一橋大学に進学
・母親の起業成功で港区タワマンまで大逆転
・フェアトレードサークルで代表に就任
・例年500個を仕入れるチョコを3000個仕入れてどうにか完売へ
・組織崩壊を経験し、"思いつき経営"の危険性を学習
・楽天にデザイナー未経験で入社し大苦労
・スマホ戦略組織でPM業務に転身し急成長
・名刺管理アプリ「Wantedly People」400万DL達成
・強力なライバル「Eight」に対しマーケで追い上げ
・病院DX SaaSは複雑で、開発に4年かけ、約50の病院が導入中

▼話題に上がった配信回
『#66-前編 大学ダンスを極めた盟友2人で起業し挑む、巨大レガシー産業「資材」のDX/株式会社shizai 代表取締役 鈴木暢之さん』
https://open.spotify.com/episode/3nCxouEdvVlRwe2gfW65BD?si=UqpXf4c_SjCgEOkuMYtaTA

▼ご出演者様の各種リンク
-HP
https://henry.jp/
-採用情報
https://jobs.henry.jp/
-資金調達プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000012.000102549.html
-逆瀬川さんX
https://x.com/gyakuchan
-株式会社ヘンリー公式X
https://x.com/henryappjp
-「ヘンリー理想駆動ラジオ」
https://open.spotify.com/show/3CYYXQV02da04F0QKbc4tq?si=213e383e2b6047be

▼スポンサー
-決まる商談が増える 有効商談オートメーションSaaS「イメディオ」
https://www.immedio.io/
-immedio浜田さんX
https://x.com/hamahi

▼Startup Now運営の各種リンク
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-Startup Now特設サイト
https://jobtales.co.jp/StartupNow

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Startup Nowでは、番組出演いただく起業家さんを募集しています!資金調達を発表する1ヶ月前からお声かけください。コラボやスポンサードのご相談もお待ちしております!

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サマリー

株式会社ヘンリーの逆瀬川光人さんは、幼少期の苦労を経て一橋大学に進学します。楽天やWantedlyでの経験を経て、医療分野のDXを推進するスタートアップを設立します。彼の母親も起業しており、その影響で起業に対する意識が高まっています。逆瀬川さんは、家賃3万円の生活から一橋大学に入学し、楽天でデザイナーとして新たな挑戦を経験します。楽天を退職した後はWantedlyにて名刺管理サービスを立ち上げ、マーケティングを重視した戦略で成功を収めています。

逆瀬川光人の紹介
声で届ける起業家の物語 Startup Now-MCのお稲荷です。
本日は、株式会社ヘンリー代表取締役 逆瀬川 光人さんにお越しいただきました。
ヘンリーさんは、クラウド型電子カルテレセコンシステム ヘンリーを提供されているスタートアップでして、
2025年7月、シリーズBラウンドでGlobis Capital Partnersさんなどから 総額10億円の資金調達を実施されました。
逆瀬川さん、よろしくお願いします。
よろしくお願いいたします。
今回、逆瀬川さんにお越しいただいた経緯なんですけれども、
なんと、過去出演企業家さんからのご紹介で大変ありがたいんですけれども、
これは第66回、根本資材の最適化に挑まれていらっしゃる スタートアップ株式会社資材の鈴木さんよりご紹介をいただいたというところになります。
鈴木さん、ありがとうございます。
鈴木さんと逆瀬川さんは、かなり以前からの接点だというふうに伺っているんですけど、
ご関係性ってどんな感じなんでしょう?
鈴木さんは大学の同級生で、実際出会ったのは卒業後なんですけれども、
ちょうど共同創業者の学生の、一番初めの言語のクラスのクラスメイトだったっていうぐらい近い関係性で、
それこそ卒業後あって結構意気投合して、今でもたまに飲んだりとかしてます。
ちなみに、ちょっとだけ聞くとどのあたりが意気投合してるポイントなんですか?
割とテンションが高いというか、ノリが良いみたいなところもあって、
かつ、大学一つ橋なんですけど、一つ橋の起業家ってなかなか少ないので、
起業しているってところと、店舗よくいろいろ話せるってところで結構意気投合してます。
いいですね。鈴木さんの会をもし聞かれてない方がいらっしゃったら、
概要欄に貼っておこうと思うので、どちらも聞いていただければと思います。
ありがとうございます。
前編では冒頭で事業についても簡単に触れさせていただきつつ、
以降は坂瀬川さんの幼少期だったり、企業に至るまでの人生そのもの、
価値観なんかを紐解いていきたいと思っております。
この番組は、決まる商談が増えるイメディオの提供でお送りします。
母子家庭からの成長
問い合わせ直後や、資料を読んでいるホットな顧客と、画面上で商談を自動で設定、
リードの商談転換率がグッと改善する有効商談オートメーション。
レイヤーX、箱物、アイブリーといった成長企業が活用中です。
33時代の先輩濱田さんが、インサイドセールスの課題を解決するために始めた事業です。
ぜひ、イメディオのウェブサイトで資料請求して、スムーズな商談設定を体験してみてください。
そうしましたら、坂瀬川さん、ぜひ、まずは現在展開されている事業について、
1分ぐらいで教えていただけますでしょうか。
我々は病院向けに病院業務のDXを実現する電子カルテルエセコン。
いわゆる病院向けの機関システムをクラウドで、SaaSで展開させていただいている会社でございます。
病院向けまでに大体作るのに4年ぐらいかかって、そこまでかなりステルスでやっていて、
2023年にリリースしてから約50病院ぐらいの病院様にご契約いただいて、
病院の業務全般を変革して、DXをしているような会社になります。
ありがとうございます。
最近、この医療系のスタートアップもちらほら見るなと聞きはしておりまして、
このエセコンという言葉も僕は何回か目にしたことがあると思うんですけど、
よければ説明を簡単にいただけますか。
そうですね。電子カルテルエセコンって、カルテ、メモでしょう。
エセコンって何?みたいなところなんですけど、
大きく言うと、CRM領域とワークロー領域と、あとはPOSみたいなところの3つの大きい機関システムが入ってまして、
日本って診療報酬制度というものがありまして、
それに基づいて医療従事者さんが医療行為を行っていくと。
医療行為を行ったものを記録したりとか、
お医者さんだけだと業務は回らないので、指示出しをしていく。
そこの記録とか指示のデータをお会計していって、窓口でお支払いいただいたりとか、
国に請求するという形なんですね。
そこの患者さんの情報の管理の部分、
あと指示出しの部分、お会計、診療報酬の部分のお会計の部分。
この大きく3つを司っているシステムでして、
診療報酬の制度自体が、工事園みたいなルールで1700ページぐらいあるとんでもないボリュームなので、
それに則ってお会計もしなくちゃいけないですし、
業務フローとかを構築するというのが結構ハードルが高くて、
なかなかプレイヤーがいない領域になりますね。
ゆえにヘンリーさんも4年ぐらいかけて開発されているのか。
そうですね。
めちゃくちゃ面白いですね。
しかも坂木瀬川さんは医療バックグラウンドでは特にない。
そうですね。私も共同創業者の林も医療バックグラウンドは全く関係なく、
IT業界から入ってきておりますので、学びながらどうにかリリースできたという形ですね。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
なんで非医療から医療に今行ったのかというところはすごく気になるんですけど、
そのあたりのヒントがおそらく坂瀬川さんの過去にあるんじゃなかろうかと思いますので、
改めて坂瀬川さんご自身の人生だったりご経歴などを中心とした今度は自己紹介というところで、
これ1、2分ぐらいですかね。
お願いできますでしょうか。
私は新卒落点で、その後ウォンテッドリという形でキャリアを築いてきているんですけども、
簡単に言うと新規事業の立ち上げを0から40ぐらいのフェーズまでを繰り返しやっていたキャリアになります。
ちょうど2011年に落点に入ってスマートフォンが出始めたタイミングで、
スマートフォンの戦略組織、スマートフォン経由の売り上げを上げる戦略組織に入って、
プロダクトサイドで事業とかアプリケーションの立ち上げをそれこそ10週ぐらい経験させていただいて、
ある程度スマートフォンの普及が立ってきたタイミングでビジネス側をやることが増えてきたので、
もう少し事業全体を自分も主体的にやりたいなというところでウォンテッドリに転職位置して、
新規事業の責任者として3年間勤めて起業しているというような形です。
創業の繋がりで言うと、弊社は共同創業でハヤシというものと一緒にやっているんですけども、
大学のフェアトレードサークルの代表と副代表をやっておりまして、
そこで国際協力ですとか社会性の高いことに結構興味を持っていたので、
2人でやるな、そういったテーマがいいよねというところでヘンリーを創業しているような形です。
ありがとうございます。幼少期とか学生時代とか、どんな子だったとか親御さんとの関係性なのか、
一緒に残っている出来事、そういうのとかって何かあります?
そうですね。私はちょうど親が中学2年生の時に離婚してまして、
それまで普通に家族で暮らしていたんですけども、兄弟も3人いて、
急に母子家庭になってみたいなところで、結構その当時貧乏で、
それこそ引っ越した施設が梅雨になると壁が毎日かびる。
月額4人で3万円ぐらいのところに住んでいた。
そういうところからちょうど大学は行かせていただいて、
大学生になったタイミングで母親が割と起業した後、
割と上手くいって普通の生活になって、
何なら普通の学生よりちょっとリッチなところに住ませていただいたりとかして、
結構学生時代にアップダウンがあったところがあるんですけど。
ちょっと待って、お母さんが起業されたんですか?
そうです。なので母親が割と、僕らも大きくなってきて、
サラリーマンから自分でオンサル事業ですかね、立ち上げて、
大学時代に結構上手くいって、
実家が月3万円ぐらいのところから港区のタワーまで。
アップサイドすごいですね。
それはどんな影響を受けました?やっぱり自分も起業とか意識することになるんですか?
1つは母親の価値観みたいなところで、結構仕事が好きで、
アグレッシブにやっているので、そういったものに対するハードルが1つ下がったなというところと、
学生時代の活動
結構貧乏だったことも結構良かったなというふうに思ってまして、
何ですかね、なかなか月3万円で、
買い物する時とかも数百円のものを買うか買わないかを迷うみたいな体験ってなかなかないので、
そういったところから運力、僕自身は大学も行かせてもらって、
今無事起業もさせていただいて、会社員にも慣れてみたいなところなんですけど、
やっぱり何かしらお世話になったものに対して、
社会だったりとかそういう人に対して恩返しをしていきたいみたいな気持ちは普通に生まれているので、
そういったのはすごい良かったなというところですね。
なるほど。
お母様が起業されたのが大学ぐらいですかね。
大学ぐらいです。
そういう意味では、ひとつ橋入るのもめちゃすごいなって僕は思っちゃったりするんですけど、
いわゆる予備校とか塾とかは行ってなかったんですか。
家の方針として教育費だけにかけるみたいな形だったので、妹たちも大学行ってますし、
それ以外はめちゃくちゃ貧乏で、みたいな生活をしてましたね。
めちゃめちゃ良いお母さんですね。
そうですよね。なので、他の親にはすごい感謝してますし、
今でも新しく授業をやろうとしたりとかアグレッシブに行ってますけど、
すごい勉強になってますね。
僕今二人子供いるんですけど、親目線で今話をちょっと聞いてしまって、
お母さんってなりました。
すごいなかなかそれできないなって思って。
そうですよね。
あまりにも生活が変わったので、途中、母親詐欺師なんじゃないかみたいなことを大学時代に思ったぐらい思ったんですけど、
よくよく聞いてると、ちゃんとその努力して、
どうやらちゃんとビジネスやってる。
素晴らしいなというふうに思って、今ではすごい尊敬してます。
大学で先ほどフェアトレード推進サークルっていうのをおっしゃってましたけど、
それは何なんでしょうか。あまり聞いたことはないなと。
フェアトレードって言葉は聞いたことありますが、まずそういうサークルがあることがすごいなって思うんですけど。
大学で街作り系のサークルが何個かあって、
その中の一つにフェアトレードを一橋のクインタッチの街に普及させていくというところなんですけど、
フェアトレード自体は法制取引で、なるべく取引を直接取引することによって、
買う方も安く買えるし、売る方もマージンとか抜かれることなく高く売れるという仕組みで、
そういったものをちゃんと認知して普及させていこうというようなサークルだったんです。
我々は大学の時にクインタッチの街に広める方法として、
チョコレートをリパッケージングして売るみたいなことをやっていて、
だいたい通常の年500個ぐらい売ってるんですけど、
何を持ったのか3000個ぐらい勝手に、
親とかからお金を借りて仕入れて、数捌いた方が普及するじゃないですか。
いっぱい高めを目指してやっていこうということで、勝手に代表と副代表なんで、
買っちゃって、捌くみたいなことやってて、倍ぐらいは売れたんですけど、
残りの2000個ぐらいは全く売れなくて、めちゃくちゃ大変だったっていうのが。
どうしたんですか、その2000個は。
それはトップ営業じゃないですけど、至る所のNPOのイベントとかに顔を出して、
売らせてもらえませんかね、みたいなことを言ってたら、
たまたまその時期がバレンタインのタイミングで、
あるNPOさんがブース高島屋に出すから一緒に売るみたいなことを問いかけいただいて、
そこでありがとうございますみたいな。
代わりに見せ番やりますねって全部、僕らの店を売るっていうので、
無事2000個吐けてやりきりましたね。
圧倒的な目標を掲げてやると決めたら、ついてくるんですね。
でもそこですごい大きい失敗もしてて、
楽しそうなことはどんどんやっていこうみたいなことを掲げてやってたんですけど、
結局やりきれなくて。
ビジョンというか面白そうみたいな軸で結構ブレたりしてたので、
当時勧誘もうまくいって、もともと7人ぐらいだったところが2,30人ぐらいになったんですけども、
最終的にチョコレート売り始めるタイミングには、
また7,8人ぐらい戻ってまして、
いわゆる組織崩壊じゃないですけど、
大量に人が集まってやめていくみたいな経験もしていて、
思いつきで、勢いだけでやるっていうのは、
本当に良くないなっていうのをその当時笑いました。
楽天での挑戦
ちょっと僕も見切り発車タイプなんで、だいぶ刺さる部分があったんですけど、
でも本当にサークルと言いながら、本当に企業体験みたいな感じですね。
当時はそういうつもりではなかったんですけど、
振り返ってみると、そういう部分もあったなっていうのはありますね。
なるほど。じゃあもうちょっとキャリアのところも聞きたいですけど、
新卒楽天さんに入られたのは、
先ほどおっしゃってたのはどちらかというと、
社会貢献軸が非常に強そうだなって思ったんですけど、
逆に楽天さんだと、僕のイメージだとそっちってよりかは、
しっかりビジネスしていくようなイメージがあったりするんですけど、
そのあたりはどういう選択だったんですか?
そうですね。楽天を選んだ理由が結構シンプルで、
ある程度働ける、結構ブラックに近いような働き方、
楽天がそういうわけではしっかり働けるってところと、
あとはある程度見入りがいいっていう二軸で選んでて、
当時、環境が結構一番重要だと思ってまして、
しっかり切磋琢磨できる環境で、
よく働く場所に行けば、自分もちゃんと働いて、
自身は割と負けず嫌いなので、結構成長できると思ったので、
そういった理由では楽天に入った形ですね。
なるほど。さっきプロダクト側ってふうにおっしゃってましたよね。
でも別にエンジニアとかではなかった?
そうですね。結構ふさげた話なんですけど、
楽天が営業サイドと開発サイドのどっちもエントリーを開けていて、
当時たまたまその時間帯、営業サイドが閉じてたんですよ。
じゃあ開発サイドでいいかということで応募して、
デザイナーの職種が未経験でも受けられる。
多分今だと全然あり得ないと思うんですけど、
あったので、申し込んだらたまたま受かったんですよ。
で、そのままデザイナーで楽天に入社した。
デザイナーで入社したんですか?
そうですね。
面白い。
結構もう本当に、これも本当に舐めたというか、ふさげた話なんですけど、
働ければ真面目にやるんで、何かなるだろうっていうところで、
半分見切り走っちゃうので、応募したら受かって、
そのままいってすごい苦労したって感じですね。
すごい苦労された。
例えばどんな苦労があるんですか?
それこそ、新卒でデザインがある人ってほとんど珠日とか宇佐日とか、
美大出身の中、未経験の人もほとんどデザインツール使えるんですよ。
私全く使えない。
かつ当時のデザイン部署って、デザインに加えてコーディング、
いわゆるフロントエンドの開発もやる部署だったんですけど、
それもやったことないんで、ある種本当に100倍ぐらい好きで。
埋められないレベルの差に感じちゃいますけどね。
それを勉強しながらやってたんですけど、
たまたま夏ぐらいに、
結構僕これどのぐらい勉強しなくちゃいけないんだろうと思ったときに、
ちょうどスマートフォンの戦略組織を作ると。
それって結構社内コンサルに近い部署が立ち上がって、
部内って割と美大生というか、熱中してやることは得意なんですけど、
トップ団でいろいろやるっていうのはあんまり好きじゃない部も多くて、
僕、大学ヘアドレスサークルに加えて体育会もやってたんですけど、
体育会もやってた。
そうです。
すごい。
体力もありそうで、ガッツがあるから大丈夫だろうということでアサインいただいて、
そこからスマートフォンの戦略組織で、
1年ぐらい本当に先輩の雑用じゃないですけど、
手伝いをやってて、
相談自体がそもそもスマートフォンサイトがないとか、
アプリケーションがないよみたいな話だったので、
プロダクトサイトが多くて、
そこからプロダクトマネージャーになってったっていう感じですね。
すごい。
しかも楽天の業務ってかなり基幹の部分というか根本ですよね。
超重要な領域。
そうですね。
当時入ったタイミングで、
スマートフォンのPVのシェアみたいなところが2%ぐらいで、
柄系が20%で、80%がパソコンみたいな。
そこから60%ぐらいのところですかね。
もっとか、
80%ぐらいのところまで5年間一気にいったんですよ。
そのタイミングでずっとスマートフォンの戦略課におりまして、
ずっと各事業部がものづくりするときの支援みたいなのを、
そういった専門性を持った先輩と一緒にやってたってことですね。
すごい。めちゃめちゃいい経験ですね。
そうですね。
ちょっと僕が聞きすぎちゃって時間が怪しくなってきましたけれども、
Wantedlyでの成果
Wantedlyの話ももうちょっと聞きたくて、
楽天を退職されて次はWantedlyに行かれたと思うんですけど、
Wantedlyというともう多分これ聞かれてらっしゃる方は、
登録してたり使ってるって方も、
どっちのサイドでも、求職者目線でも、
何か採用観点でもあるんじゃないかなと思うんですけど、
いわゆるそれというよりかは新規事業をやられています。
そうですね。Wantedly Peopleっていう名刺管理サービスで、
ちょうど僕が入ったとしたら2017年かに立ち上げて、
大体その2年半ぐらいで400万ダウンロードぐらいですかね。
すごいですね。
一時期8と同じぐらいまで伸びて辞めたって形です。
なるほど。これ言える範囲でいいんですけど、
ちなみに僕33にいたんで、8なんですよ。
そうですか。
8って33が提供元なんで、
できたら僕もWantedly Peopleっていう名刺のやつやってるんだなって横目で見てたわけですよ。
でも坂瀬さんからしたら多分8の方が先行ですよね。
そうですね。
っていう意味では圧倒的に先をおそらく行ってたであろう力強者がいる中で、
どうまくるかみたいな話じゃないですか。
かなり難易度高いと思ってるんですけど、
どうやって追いついていったとかその辺り教えていただけますか。
基本的には結構シンプルで、
UXはWantedlyエンジニアのデザイナーもかなり優秀なんで、
初期から結構いいものを出せるっていう自信は結構あったんで、
かつにはどうするかっていうと、
マーケティングだけなんですよね。
幸い33さんが名刺管理っていう領域を認知をかなり取っていただいていたんで、
我々はいかに具体的に名刺管理を使うサラリーマンとかユーザーさんに
差しにマーケティングをしに行けば結構コスト安く取れるんじゃないかって考えがあって、
なのでめちゃくちゃマーケティングにかなり力を入れて、
広告運用も最終的に自前でやったりとか、
クリエイティブも自分たちでかなりディレクションしながら運用して、
かなり近しいところまで追いついてきたって感じですね。
なるほど。ありがとうございます。
医療の挑戦へ
ちょっと時間が前編はぼちぼちになってきてしまして、
残念ながら僕がうまく医療のところまでまだたどり着いていないというところになるんですけれども、
おそらく今お話を聞いていただいた中で、ここまで聞いていただいた方は
坂瀬川さんの魅力を少しずつ感じている部分があるかなと思ってまして、
じゃあ後編なんで非医療だった坂瀬川さんが医療をやっているのかとか、
おそらく市場のポテンシャル、業界のペインとかが深くあるからなんじゃないかなと思うので、
ちょっとこのあたり後半に少し持ち越しながら、後半もお話しいただきたいなというふうに思っております。
ということで前編ここまででございまして、坂瀬川さんとここまでお聞きいただいたあなたもありがとうございました。
ありがとうございました。
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