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2025-04-22 22:56

#75-前編 灘中高を経てMITに現役合格、好きなものに夢中になれる教育を実現する/株式会社Mined 代表取締役 前田 智大さん

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Minedさんは、ちゃんと身につくプログラミング「ちゃんプロ」を提供するスタートアップ💻 2025年4月、6,000万円の資金調達を実施、累計調達金額が2.1億円となることを発表されました。

▼トピック_前編
・英才教育を受けず「運」を味方にエリート街道を歩む
・勉強を「ゲーム感覚」で取り組み、「わからないまま置いておくのが悔しく」頑固に取り組む
・灘中学時代、国際生物学オリンピックの日本代表に
・東大受験の同日模試で高得点を取り「1年やることがない」状態で、MITへの進学を決意
・MITでの経験から「真面目に勉強する」より「好きなものを追求する」教育の価値を実感
・日本の「器用に色々こなす教育」とアメリカの「一点突破で夢中になる教育」の違いを体感
・「楽しそうに学ぶことが幸せにつながる」という信念と、日本の教育を変えたいという強い思い
・自分の経験から、個々人が「生きがい」や「興味」を見つけられる教育の重要性を実感

▼ご出演者様/企業様の各種リンク
-HP
https://mined.jp/
-「ちゃんプロ」サービスサイト https://chanpro.jp/00-lp-2504b
-資金調達プレスリリース https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000071.000076468.html
-前田さんX
https://x.com/TomohiroMaeda4

▼スポンサー
国内最大級のダイレクトリサーチサービス「ユニーリサーチ」
-サービスサイト
⁠https://unii-research.com/business/⁠
-株式会社プロダクトフォース(ユニーリサーチ提供元)
⁠https://productforce.co.jp/⁠
-採用ページ
⁠https://productforce.notion.site/f98b8d27f3fd47339b2702ac71915db6⁠
-代表取締役CEO 浜岡 宏樹さん
⁠https://x.com/unii_hamaoka⁠

▼運営
中山悠里 (Startup Nowパーソナリティ/元キャピタリスト)
https://x.com/yurinakay
稲荷田和也(Startup Nowパーソナリティ/StartPodsプロデューサー)
https://x.com/oinariiisan

▼企画/制作
スタートアップ専門ポッドキャストプロデュース『StartPods』
https://jobtales.co.jp/StartPods


▼パーソナリティからご案内📣
資金調達の発表を控えているスタートアップ企業は、ぜひ出演のご相談をください。1~2ヶ月前を目処にご連絡いただくことで、発表に合わせた配信も可能です。StartPodsへのポッドキャスト相談も受け付けております!また、#StartupNow をつけて感想をいただけたり、Spotify、Apple Podcastなどから★5評価をしていただけましたら幸いです。

▼問い合わせフォーム(Startup Nowへのお便り)
https://forms.gle/vJbT4RMSea5HK6Ec7

サマリー

前田智大さんは、成田中高を経てMITに合格し、教育の重要性や自身の経歴について語ります。彼はスタートアップMinedを立ち上げ、教育分野の変革を目指しています。このエピソードでは、前田智大さんが灘中高からMITに合格した経験に触れ、教育に対する考え方や興味を追求することの重要性が強調されます。また、彼は日本の教育システムの限界を感じ、より夢中になれる学びの重要性についても話します。さらに、教育の改革が国や個人に幸福をもたらすと強く信じていることも共有しています。

前田智大さんの紹介
Startup Now🦄、資金調達を実施されたばかりの企業家の人生や事業に基づくポッドキャスト、パーソナリティーのスタートポッツ稲荷田です。
同じくパーソナリティーのスタートアップ大好き、元キャピタリスト中山です。
本日は、株式会社Mined代表取締役前田智大さんにお越しいただきました。
Minedさんは、ジャンプ見にくくプログラミング、チャンプロを提供されているスタートアップでして、
2025年4月6,000万円の資金調達を実施、税系調達金額が2.1億円となることを発表されました。
前田さん、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
今回前田さんをお招きさせていただいたのは、リード投資家でもあられました、
ジェネシアアベンチャーズさんのPRパートナーのリーさんから、
今一押しの企業家ですというところでご推薦をいただきまして、ご視聴いただく運びになりました。
リーさんも前田さんもありがとうございます。
ありがとうございます。こちらこそ。
それでは前田さんのいたちや創業までのプロセスを、
後編では前田さんの事業や今後の展望もお伺いいたしますので、ぜひ併せてお聞きください。
この番組はユニーリサーチの提供でお送りします。
1回5,000円から最短当日のユーザーインタビュー。
数万人の中から最適なユーザーが見つかります。
スタートアップナウのヘビーリスナーでもある創業者の浜岡さんは、前職で新規事業に挑戦。
4回のピボット経験からユーザー理解の重要性に気づき、ユニーリサーチを立ち上げました。
利用企業は2500社を突破。
インタビューをされたい方はユニーリサーチでコンセプトしてください。
では前田さん、まずは前田さんの人生やご経歴などを中心とした自己紹介を1、2分程度お願いできますでしょうか。
はい、では私のバックグラウンドで主な経歴の部分でいきますと、
成田中、成田高でいて、大学はMITの電子工学部とMITメディアラブの修士というゴリゴリエリートをやってきて、
社会人経験なしで修士終わってから日本で帰ってきて、今のマインドを創業したという形になっております。
細かいところはご質問していただければと思うんですけれども、
もともとずっと研究者をやろうと思って、高校生だからずっと研究してたんですけれども、
大学時代、修士時代と大学院時代と入った研究室の教授がスタートアップばっかりやっててですね、
そっちの方が面白いのかなみたいなところがあったりとか、
あとは大学時代結構軍事系の研究応用の研究していて、
わりと10年後に実際に使えるかどうかみたいな可能性を探るみたいな、
それぐらいの時間間の研究してたので、
スタートアップとしてはいきなり転用できる技術っていうのがなかったりして、
フラットに考えたときに、自分が興味のある領域っていうところと、
あとは自分がやらないと変化が起こりそうにないなみたいな、
そういう領域っていうところを見て、いろんな体験もしてきたので、
教育の領域でスタートアップをしているというふうにざっくりとやってきております。
ありがとうございます。今の自己紹介だけ聞くと、
僕はちょっと身振りしてしまうぐらい怖いなっていうぐらいの感覚で、
エリート街道すぎるなっていうのが正直なところではあったんですけども、
前田さんもあえてそういった言葉をさっき使っていただいたなと思っていて、
意外と多分世間一般の方々がエリート街道の方を想像するときとはまたちょっと違うというか、
ユニークなご経歴とか意思決定たくさんされてきている方なんじゃないかなと、
お説明をしておりまして。
結構経歴だけ言うと噛まれること多いんですけど、
常にいい意味でも馴染んでたし、馴染んでなかったみたいなところもあって、
もともと家庭的にも割と父親が高卒で、母親も短大っていうところで、
そんなに教育意識が高いというか、リテラシーは高くなく、
ただ両親はいいふうに育ってほしいなというか、
4年生の大学には行ってほしいなっていう思いで、
結構苦問式とか小っちゃい時から通ってたとかっていうのがあったので、
内部に学ぶことがいいっていうような家庭だけれども、
あんまり知識は両親ともなかったので、
そんなにこうめちゃくちゃ厳しいとかエリート教育とかっていうのはない中で、
運よく色いい先生に出会えたりしていけるのかなと思いながら、
中高も大学も通ってたみたいなところがあるので、
パッて生きてキラキラしてるっていうよりは、
こんなんできたんや、あんたみたいな感じで育ってきたっていうので、
今ちょうど子供が生まれて母親帰りに来てるんですけど、
ちょうど話してた時に、
小5の時にゴールデンウィーク塾休んで家族で旅行行ってて、
後から考えると中学受験で小5で旅行行くんで休みますって、
あんまりないパターンやなっていうのは言ってて、
やる気はみんなあったけどやり方わかんないながらいろいろやってきたみたいなところが、
教育の過程としてのバックグラウンドとしてありました。
先生との出会い
今おっしゃっていただいたところ、
4年生の大学に行ってほしいとか勉強やってほしいとか、
訪問式に通わせてもらえたっていう話は、
多分これここぐらいの話までだったら、
割と多くの家庭でもある話かなと思っていて、
そこから成田中高、そしてMITに行くっていうのはだいぶ飛躍があるなって気がしていて、
思い返してみるとどうしてそこまで行けたのかみたいな話っていうのは、
他のポイントとかがあったら教えていただいてもいいですか?
そうですね、ざっくりと言うと、
一番大きな要素は本当に運で、
適切なタイミングで適切な先生に出会って、
適切な目標を設定されてたんだなっていうところはあったので、
中学受験も始めたのは小4の夏ですし、
そもそも両親が中学受験のこと知らずに、
小4の夏に苦悶の先生から受験するんですかって聞かれて、
あ、そんなあるんですねみたいなのが始まったと。
とりあえず私も両親も何かわかんないよみたいな、
とりあえず言っとけみたいな形で行ったので、
あんまり熱は高くなかったっていう中で、
ただ結構ゲーム感覚で成績伸ばしていくのが好きな性格だったっていうところと、
もともと性格がちょっと頑固なので、
わかんないところがあったら、
わかんないまま置いておくのが悔しくてやるっていうのはあって、
ちょっとわかんないから置いとこうとか、
置いてやろうとかっていうのがあんまなかったんで、
結構他の子たちと比べて、
目の前の子とちゃんと消化するっていうのはあったかなっていうので、
エピソードとして覚えているのは、
私も弟もやっぱそこが悔しがりなので、
苦悶式通ってた時に迎えに行くとだいたい2人泣いてるんですよ。
他に苦悶式泣いてる子なんかいないんで、
で、2人ともわかんないから泣いてるとか、
なんか2桁かけ2桁の掛け算で、
わかってるはずなのに問題がどんだけあっても合わないみたいな、泣いてるみたいなのがあって、
両親もそこまで泣いてるんだったら、
ちょっとやめたほうがいいんじゃないって言ったけど、
2人ともやめてって言ったみたいなのがあるんで、
運良く先生に出会えたっていうところと、
性格的にはごまかさずに納得できるところまで、
考えないとちょっと気持ち悪いなみたいな、
そういう性格だったところが、
うまく組み合わさって、
ごまかさずにずっとやってきたっていうのはあると思います。
中山さんのお子さんは結構中学受験とかも考えてるんですか?
私がですね、中学受験したんですよね。
で、自分の体験から、
ちょっとなんかそういう詰め込み型じゃないですけど、
っていう教育はどうなのかなみたいなのもあって、
自分は結構自分の過去やってきた教育方法のアンチテーゼみたいなので、
娘に教育を考えているタイプでして、
どっちかっていうと前田さんが書いてくださっていた、
理想とする教育みたいなのに、
私はどっちかっていうとかなり近いので、
今日はすごい楽しみにはいっています。
前田さんのところどうですか?
僕、我が家はまだ小学生にも入ってないのでですけれども、
ただ僕自身も中学受験したことなかったりするので、
そもそもわからないなっていうのはありつつ、
今ちょっと習い事とかさせてみたけど、
興味持たなかったらすぐ辞めさせたりとかは、
結構そういうのは繰り返したいなって思ってるところなんで、
前田さんの話めちゃめちゃ楽しみだなって思って。
ただ先ほどおっしゃっていただいたのが、
適切なタイミングで先生に会ったりだとか、
目標設定があったって話もいただきましたけれども、
これ多分お一人っていうよりかは、
繰り返しいろんな節目でそういった方々に
出会われたのかなって思ってて、
ちょっとこのポイントで話も聞いていきたいなって思ったんですけど、
例えばどんな先生に出会われて、
どんな風な影響を受けたとか、
そんな話っていうのも少しいただいてもいいですか?
そうですね。振り返って他にこういう道もあって、
こういう道行ってたら挫折してたなみたいなのもありまして、
例えば塾時代とかだったら入った塾が、
塾のグループ全体でも一番ゆるいぐらいの校舎だったんですよね。
それもあって通うのが楽しかったっていうのがあって、
隣のもう一個近い校舎とかだったらスパルタ過ぎて、
挫折してたなみたいなのもありますし、
当時担当だった先生から話聞いたところとしては、
例えば私が名田を受けるのがかなり難しいだろうって
灘中高での経験
言われてたぐらいの成績だったので、
ただ目指しはできるって言われていて、
いわゆる名田用の特訓のクラスに入るタイミングを
結構遅いところまで伸ばしてたっていうのがあって、
そこを早く行かせちゃうと逆にレベルが違いすぎて
なえるっていうところがあったりはしたっていうのはあるので、
そういうちゃんと私たちの今のチャンプロとかでも
すごく意識してるんですけど、
ちゃんと学ぶカリキュラムとかっていう以外の部分の、
ここで学ぶとちゃんとモチベーションが保てるかとか、
難しすぎると泣いちゃわないかみたいな、
そういうところを結構ちゃんと考えていただける
先生もいらっしゃいましたし、
そういう先生がいないときも、
ちゃんと泣えないようなレベル感のところに
運よく落ち着いてたなっていうところがあったので、
そこで常に自分が適切な負荷でやりたいと思って
学び続けることができるって環境があったのは
すごく私は運が良かったなと思ってます。
今のところも中学高校に入るタイミングだと、
ある意味もう日本最高峰の学校だと思っていて、
そうなると周りのレベルも高すぎたりだとか、
もしかしたらカリキュラムも結構ギチギチに
あったりするんじゃないかなとか想像するんですけど、
そのあたりっていうのはどうでしたか?
もともとNADAに受験するときも
両親から止められたんですよ。
やめとけ、ついていけないからやめとけって言われて、
それでもちょっとやってみたいっていうので
行ったんですけど、
実際入学してみると受験の反動で
全然みなさん勉強しないんですよね。
なんで本当に勉強時間0分とか。
で、期末の前にちょっと詰め込みみたいなのがあるんで、
意外と入ってみるとめちゃくちゃ下の方で入ったんですけど、
順当に努力しとけば全然ついていけないとこは全く
合格さえすればなかったなっていうところはありますね。
あとはやっぱ算数から数学に切り替わるので、
結構中学受験で算数が論に難しいんですけど、
数学は数学オリンピックとか受けない限りは
割とちゃんとパターン覚えてればできるので、
ちゃんとコツコツ系の努力に対して
ちゃんと成績つきやすいようなカリキュラムに変わったので、
めちゃくちゃ心配していたんですけれども、
そんなにみんな思ったより勉強しなくて
ちゃんと勉強したのでできたなっていう感じでした。
生物学オリンピックの挑戦
そして前田さんは中高では今数学のオリンピックの話も出ましたけれども、
国際の生物学オリンピックの方に進まれたんですよね。
はい。
こんなのあるんですね。
初めて聞きますよね。
めちゃくちゃ驚きで。
これは知ってたんですかね。
生物学に興味を持ってたタイミングとかきっかけもあるのかなと思うんですけど、
この辺りも教えてもらえますか。
そうですね。もともと小学校の時は一番嫌いな教科だったんですけど、
中学の時にやっぱすごい先生が会う先生で面白かったので、
授業の間半分が雑談する先生で、
その先生の雑談が面白くて、
ちょうど生物もその先生きっかけで興味持ち始めて、
教科書とかじゃなくて普通に本をいっぱい読んでたんですよね。
ポピュラーサイエンス系の。
通学時間が当時片道電車の中で1時間半くらいありまして、
まだ運良くスマホがなかった時代だったので、
本読むしか暇つぶれないっていうので、
結構小説読んでいって時々気分向いた時に、
いわゆる科学系の軽い本を読んでいて、
だんだん生物の知識がついてきてっていう形でやってて、
ある中学3年生の時ですかね、
生物オリンピックっていうのがあるっていうのを先生が授業で言ってて、
高校生向けだったんで絶対無理だろうと思いながら、
だから逆に挑戦しやすいっていうのがあったので、
挑戦してみると意外といい成績取って、
その年に全国大会ですね。
その翌年に代表に選ばれたという、そういったのです。
何を競うオリンピックなんですか、それは。
意外と論理、パズルっぽい問題が多いですね。
なんで生物の、例えばこういう実験をして、
こういう結論が出た時にどういった中身が考えられるかみたいな、
いわゆるインプットとアウトプットを用意して、
その中身どうなってるかっていうのを考えましょうであったりとか、
中身がこういう形だったらどういう実験すれば解明できますかみたいな、
そういう科学のいわゆる仮説を立てて、
実験してちゃんと科学的に立証しましょうみたいなのを、
いろんな生物の領域で問題やってるっていうのがあったんで、
意外と対策する人たちってみんな生物なんでめっちゃ覚えてくるんですけど、
私は逆に本でいろんな論理を学んできたので、
逆に暗記してないからこそ解きやすかったっていうのはあって、
意外とそういうちょっと勉強方法としては本読んでるだけだったんですけど、
逆にそれがうまくいったのかなっていうのはあります。
MIT進学の経緯
さっきおっしゃってたのは、生物の先生がすごく雑談もたくさんされていて、
それが面白かったって話があって、
一方で書籍で論理だったものを読んでいくっていうのは、
そこは結構お答え内容が多いんじゃないかなっていう、
場合によっては難しいだけで興味持てないんじゃないかなとか思ったりはするんですけど、
そこでグッと興味持てたっていうのはどうしてなんでしょう?
半分中二病みたいなんで、これかっこいいみたいなので、
半分理解しているかしてないかわからない状態でカッコつけて読んでたっていうのは正直なところ。
ありながらも読むうちにやっぱ内容わからなくてもいろんな本読んでいくと、
これってあの子って言ってたんだなみたいなのが後からわかるっていうのもあったので、
とりあえずカッコつけながら雑食でどんどん読んでいって、
後から知識がついてきたみたいな、そういった学び方をしてましたね。
今、高校までお伺いしまして、大学でいけば、
これはですね、MITマサチューセッツ工科大学の工学部電子工学科に進学をされ、
ただあれですね、そもそも東大も同時に受かった上でMITに進学されたと。
はい。
これはなかなかすごいアレンジだなと思ったりするんですけど、
目指されたきっかけとか、実際にどんな勉強の末で合格できたのかみたいなところ、
全く僕わからないんですけど、このあたり少し教えてもらえますか。
そうですね、もともと海外行く気なかったんですけれども、
主な要因が2つありまして、1つは東大が、確かあの、東進ですかね、塾が、
同日模試って言って、同じその東大の試験日に、
高2がこう同じ問題で受けるみたいな試験があって、
それが、友達受けてたんで一緒に行くかって言って一緒に行って受けてみると、
李さんは行きたくなくて離任志望だったので、普通に語学伝そのとき取れて、
じゃああと1年やることないなみたいなね、暇だなみたいななってたときに、
高校の先輩、1校への先輩でハーバード行った方がいらっしゃって、
全然話したことなかった、1回しか話したことないんですけど、
その人が確か僕を訪問みたいなテレビ取材で来てて、
それで取材で、私は元々そこに行く予定なかったんですけど、
行く予定だった友達が行けなくて、行けないってなって横に私がいたんで、
代わりに行ってこいよーみたいなんで、
じゃあ俺全然あの人のこと知らんけど行くかーみたいなんで、
行ってみるとその先輩がこう、えたらら、半々で行けるよーみたいなこと言ってて、
当時アホだったんでそれまで言って、
じゃあ行きますって言って、その日に受けること決めたみたいな、
そういうのなんで、もう完全に退位した理由は、
暇だったのとノリだったのと。
楽しそうだったんで、ずっと海外行きたいなと思ってたんで、
大学院で行こうかなって思ってたんですけど、
学部からも行けるんだったら、落ちたら最悪東大出しなんていうので、
こう目指したところがありました。
FTネットのレベルがえぐいですね。
そうですね、これ言うと嫌われるかもしれない。
素晴らしいことに、それでも実際にMITに受けられ、
受かっていったところだと思うんですけど、
これ実際に進学されてからはどうだった?
これは周りの環境もそうですし、何されてたからとかでもいいですし、
印象深いエピソードとかあったらいくつか教えてもらえますか?
そうですね、これが私の教育領域目指した、やろうと思った現体験の部分でもあるんですけど、
驚いたことは、
もちろん上には上がMITに集まってくるんで、
すごく人はいっぱいいましたけれども、
全体を取ると思ったより学力低いなみたいな、
微分できずに入ってくる子たちも結構いるんですよね。
アメリカは高校を微分しない、微分積分しないんで。
なんで、言われてるほどみんな賢くないぞっていうところが一つですね。
特になんだかんだで日本のゴリゴリの受験勉強をやった身からすると、
全然学力みんなないなっていうところとか。
アメリカ人ってすごい発言するんですけど、
なんも考えてないぞ、こいつらみたいな。
そういうのが結構多くて、逆にびっくりしたみたいなところはある。
一方で、でも日本と違って好きなものはめっちゃ好きっていうので、
突き詰める子が特にMITは多かったんで、
学びの質の違い
やっぱ大学でちゃんとカリキュラムがあるところで学んでいくと、
すごいみんな賢くなっているなっていうのはあったので、
そういう思ったよりも受験で真面目にいっぱい教科やりまくることって意味あるのかなであったりとか、
逆に器用に点数いっぱいいってるよりも好きなものをちゃんと追いかけてるほうが、
結局ふくりがきく学習になって、4年たったらすごい力つくよなみたいなのがあるんで。
日本とかだったらApple、Googleで働いてるってすごいと思うんですけど、
1年生の学力で見たときに、この人でもいけるんだみたいな、そういった感じなんで、
そこは一つ真面目に勉強しているっていうところと、
真面目に興味を追い求めるっていうのは全然違う質の学びがあるんだなっていうところは感じましたね。
私自身はでも普通に楽しかったです。
学問もしっかりやられつつも、ブレイクダンスをされたりとか。
そうですね、ブレイクダンスやって、研究が一番主にやってたので、授業もサボりまくってですね。
一回サボりすぎて単位取れないってなって、そのクラスをキャンセルして次の学期に取り直すみたいなのがあったんですけど、
基本でも結構授業は1年生のとき、2年生のときは真面目に取っていって、
3年生ぐらいからも研究のほうが面白いし、授業は最悪、
教科書を見ればわかるので、授業はサボりながらその時間を研究に充てるみたいな生活を稽古してましたね。
ありがとうございます。時間的に最後の質問になってしまいそうなんですけれども、
実際に今の教育の領域で起業された理由の原体験になるようなところを聞きたいなと思ってまして、
それこそ大学院の時代では工学とでコンピューターサイエンスで国際学会で最優秀賞を取ったりだとか、
そのマサヨシさんの教育財団に参画されたりだとかっていうところで、
多分教育って分野じゃなくてもいくらでも授業をやれそうな分野とか才能をお持ちだったんじゃないかなと思っていて、
それでもやっぱりこの領域に欠けた理由とかその辺りっていうのを改めて教えていただけますか?
そうですね。やっぱり一つは、私自身、さっきも話したんですけれども、
やっぱり日本で器用にいろいろこなす教育と、アメリカでちゃんと一点突破で夢中になる教育みたいなのをやった時に、
やっぱり校舎の方が結果出るんだな、結果というか社会に対する価値創造につながるんだなっていうのはすごい思って、
私自身も個人的にはNADAの中ではそんなに頭いい方ではなく、
ただただその生物をみんなよりも10倍勉強して気合で押し切ったみたいなところがあったりとか、
海外に出たのもある程度不器用で、器用に国内の受験でまとまるっていうのができなかったので、海外も行くっていう決断したっていうのはあったので、
そういう普通にNADAの平均と比べた私はあんまり頭が良くないなっていうのはずっと思っていて、
自分よりもいいポテンシャルある人たちがちゃんと海外で学んだりしたらもっとすごくなるんだろうなっていうのは感じたのがあったので、
そこをちゃんと日本の教育っていうところを変えていかないと国として良くならないなっていう真っ黒な視点の部分があったっていうところと、
もう一つはやっぱりミクロな部分で楽しそうに学ぶって幸せにつながるよなっていうところは思ったので、
国とかそういう話じゃなくて、個人レベルでも器用に何か言われたことやってずっと何かの準備し続けるみたいなそういうのじゃなくて、
ちゃんと一つ自分の生きがいみたいな興味があって、それが自分も得意で、それが社会の役に立ってみたいなところがちゃんと見つかるようなものって作んないと、
結局社会がよく豊かになって、ずっと準備とか自分のやりたいことじゃないことをやるみたいになると思うので、
そういうところを変えていきたいなっていうのは強い思いとしてはあって、この領域を選んでます。
教育改革の必要性
ありがとうございます。きっと前編ここまで聞いていただいて、この前田さんが仕掛ける教育事業、我が子も受けさせたいっていう方々も多いんじゃないかなと思っておりますので、
後編ではそんな具体的には何をされていらっしゃるのか、そして今後の展望はどんなところなのかというところを伺いたいと思っております。
はい、わかりました。
前田さん、そしてお聞きいただいたあなたもありがとうございました。
ありがとうございました。
22:56

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