1. プロジェクトの秘訣を探る Project Design Room
  2. #09-1 海外留学の壁をぶっ壊す..
2024-03-22 33:42

#09-1 海外留学の壁をぶっ壊すグローバルコミュニティ52Hz | ミネルバ大学 公式アンバサダー リョーガ

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起業家や科学者、クリエイター、新時代を導くプロフェッショナルの原動力に迫るインタビューシリーズ。「プロジェクトデザイン」の視点から5つの質問を投げかけ、プロジェクトを成功させる秘訣を探っていきます。
第9回目のゲストは、ミネルバ大学 公式アンバサダーで、一般社団法人52Hz代表理事のリョーガさんです。
<ハイライト> #キャンパスがない?世界を旅するミネルバ大学 #オンライン授業は効率ではなく効果を突き詰めた結果 #卒業後のギャップイヤーはプライスレス #コミュニティづくりの秘訣は「やめないこと」 #モチベーションある人に機会と役割与える
<5つの質問> #1 ORIGIN : 52Hz立ち上げのきっかけ #2 VISION : オンラインコミュニティとして共有しているビジョン #3 RISK : 失敗から学んだこと #4 KEY : プロジェクトを成功に導く関根流のコツ #5 COLLABORATION : どんな人と出会ってプロジェクトを拡張したいか
■リョーガ 一般社団法人52Hz代表理事。ミネルバ大学 公式アンバサダー。 2019年に京都府立洛北高等学校を卒業後、WURIの「世界で最も革新的な大学ランキング」で2年連続首位のミネルバ大学に進学。2023年春に日本の高校初の卒業生となる。現在はテック修行+日本全国の学校を訪問しながらグローバルな進路選択をキーワードに新規教育事業の立ち上げを推進している。 https://twitter.com/ryogabroad https://ryogaminerva.main.jp/

■52Hzが挑戦するクラウドファンディング https://camp-fire.jp/projects/view/722073?utm_campaign=cp_share_c_msg_projects_show

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プロジェクトの秘訣を探る Project Design Roomです。
プロジェクトデザインルームへようこそ。
この番組は、企業家や科学者、クリエイター、新時代を導く先駆者たちと未来を対話するインタビューシリーズです。
プロジェクトデザインの視点で、プロフェッショナルの原動力に迫っていきます。
ナビゲーターは、Konel 知財図鑑代表で、プロジェクトデザイナーの出村光世です。
本日もですね、緑層曝露岡山をスタジオとして収録しております。
はい、ということで、最近、今日は9回目なんですけども、いろんな話をいろんな方としてきましたが、
特にやっぱり教育とか、あと海外っていうトピックに結構個人的な関心が高まってきていて、
そんなとある日にですね、突如脈絡もなくSNSで急にダイレクトメールをくださった方が非常に面白い方なんですけども、
今日はゲストとして来てくれております。
それではお呼びいたしましょう。
世界で最も革新的と言われるミネルバ大学を卒業されて、海外の大学に進学したい中高生のコミュニティ52ヘルツを立ち上げられた涼香さんです。
よろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
ようこそ、初めまして。
初めましてですね、オフラインでは。
そうですね、コロナ禍かな、おそらく初めて連絡もらったのが。
そうですね、コロナ禍の時にいろいろ自分のキャリアとか瞑想してたんで、いろんな人に話を聞きたいなと思って。
DMをしまくってた頃に。
DMをしまくってた頃に。
いでむらさんもその人だったので。
いろんな人に話を聞いてたんですね。
そうですね、特に教育とか人の機械とか情報に関わる系のことをやってて面白そうだなと思って、フィーチャーとして。
個人的に気になるんですけど、探し方とかってどういうふうに探すんですか?
いでむらさんの場合は、普通にFacebookのフィードに出てきて、知財図鑑なにそれ面白そうと思って。
知財図鑑が出てきて。
コンタクトしたって感じでしたね。
なるほどな、どこで何出てるかわかんないですね、自分で。
本当にそうですね。
そうですね、でも本当に連絡もらえて、僕もあんま怪しい感じもしなかったんで、とりあえずメッセージ返して。
ミネルバ大学だと思ってね、すぐにZoomをさせていただいたのを覚えてますけれども。
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視聴者の方もね、知ってる方はいらっしゃるかもしれないですけども、まずこれ噛みそうなんですよね、ミネルバ大学。
何回噛まずに言えるか頑張りたいなと思ってるんですけど、どんな大学でしたっけ?
そうですね、ミネルバ大学は端的に言うと、今は世界で最も革新的な大学ランキングで2年連続主位を取っている大学で、
大学の特徴としては、学習科学をもとにオンラインで反転授業という形のアクティブラーニングを100%やりながら、
キャンパスを持たずに世界の7年ぐらいですね、もう世界40カ国から来た留学生率85%の環境で、
衣食住学び、そして旅っていうのを共にしながら4年間暮らしていくっていう大学になっています。
情報密度が高い、すごいパンチラインがすごいいっぱいありましたけど、
まずはキャンパスを持たないっていうのが普通じゃないとかな、成立してる分しかキャンパスを持たないっていうのは。
そうですね、僕たちの創設者のフィロソフィーとしてはキャンパスにあるものって大体都市にあるから、
それで代替した方が実際に各都市での住人としての体験っていうのもできるし、
大学運営的にもコストが省けていいことだらけという感じでやってますね。
本拠地みたいなのは一応あるんですか?
本拠地はサンフランシスコで、一応シリコンバレーとかテックのCEOだった人が新しく教育にイノベーションを起こそうとして作った大学。
そういう経歴があって。
85%留学生って言ってたけど、要はアメリカ人が15%いるよっていう。
そうですね、アメリカの大学なんだけどアメリカ人全然いない大学っていう。
あともう一個ギリギリ拾えた面白そうなワードで、反転授業っていうふうに言ってましたけど、それは何ですか?
ミネルワ大学では講義とテストっていうのが全くもっと非効率な学習方法だと科学的にわかってるっていうことをもとに、
授業、講義とテストを省いて、逆に知識をどうやって応用していくのかっていうところをやるために
ディスカッション中心の授業をやるっていうところで、
反転授業っていうのは要するに普通の学校だと授業で知識を詰め込んでテストでその知識を試すみたいな感じなんですけど、
それをフリップして授業の中では知識は予習で詰め込んでいることを前提として、
そこでその知識をどう使うのかっていうのを授業でディスカッションとか問題解決をもとにやっていくっていうのが反転授業。
半歩ネジを巻かれてるというか、とにかく知識はある状態で集合みたいなことがデフォルトになっているってことなんですね。
そうですね。
そうなんだというか、すごい流暢に説明してくれるからすごいなと思ってたんですけど、
06:03
公式のミネルバ大学のアンバサダーもやられてる?
そうですね。日本の卒業生アンバサダーを担当してて、
過去5ヶ月ぐらいで60個ぐらいの日本の学校に回りながらこういう説明をしたりとかしてもらってました。
そっかそっか。それやっぱり呼ばれていくんですか。
両方あって、ミネルバ大学に入れそうな学生がいる学校のリストを作って、僕からリーチャードするのもありますし、
あと過去4年間教育に関連することをやってたこともあって、
教育関係者の知り合いの方々がいるので、呼んでくれそうなとこありませんかみたいな感じで知り合い付でいくと。
なるほどなるほど。じゃあちょっとせっかくなので、時間もここ取っていいかなと思っていて、
ミネルバ大学の概要はさっき言ったんですけど、実際通ってみて、ここがいいとこだなと思うところいくつかピックアップしてみてもらっていいですか。
そうですね。一番いいなと思うのは、全部自分主体で考えられるっていうところかなと思っていて、
受け身の時間が一個もないっていうのは僕にとって一番良かったかなって思ってますね。
その理由としては、僕がミネルバ大学をそもそも数ある海外大学そして日本の大学から選んだ理由としては、
講義が大嫌いっていうところがあって、ミネルバ大学を選んでいるのがあって、
僕は大学に行って偉い教授から毎日合同に座って話を4年間聞き続けるんじゃなくて、
自分から考えて動きたい、教授が話すんじゃなくて、教授に話を自分から振りたいとか、
そういった自分からアクションを取っていきたいっていうような理想の大学生活を思い描いていたので、
授業も聞いている時間も全くなくて、常に自分で考え続けないといけないし、
あとキャンパスっていうところに関してもないので、常に空きが来ないような半年で毎年違う国に行くみたいな、
そういったところっていうのがすごく自分に合っていたというふうに感じてますね。
なんかちょっと雰囲気の部分は今読み取れてきたんですけど、もうちょい基礎知識から行きたくて、
まず何人ぐらい同級生いるんですか?
同級生はだいたい150人とか、僕のクラスではそんな感じ。
少ないな。なんか大学って学部が分かれてて、学科が分かれてて、ゼミが分かれててみたいな階層があると思うんですけど、
その150人っていうのは一つのクラスみたいな感じですか?
そうです。一つのクラスで、専攻とかは違うんですけど、その150人が一緒の寮に住んで4年間一緒に相互していくっていう。
アメリカでいう相互大学というよりかはリベラルアーツ大学みたいな少数性の大学としてやってる感じです。
その中にもでも一応専攻っていうのはある?
そうですね。専攻はもちろんあって、コンピュータサイエンスやる人もいれば、ビジネスやる人もいれば、アートやる人もいるという感じで、
ただミネルバーの特徴的なところとしては、どのような分野に行っても世界で活躍するために必要な思考法と基礎概念、
09:08
僕たちHC図って呼んでるんですけど、そういった思考法と基礎概念が80個にまとめられていて、
それを1年目の教養課程みたいなのがあるんですけど、そこで全部、全員ぶち込まれた上で、そこから専門科目に移っていくっていう感じで、
僕たちの共通言語みたいなのがあるっていうのが面白いなと思ってますね。
面白いな。なんかでも普通のよくある入試の考え方からすると、
どこどこ大のどこどこ学部の何々学科の定員が何人で、そこにみんなで試験で入っていくから、
教養とかあると思うけど、ある意味何を学ぶかは最初に決まってるじゃないですか。受験のシステムってどうなってますか?
そうですね。受験のシステムに関しては、まず一つ目定員というところに関しては定員がない入試っていうのをやっていて、
なので僕たちの入試の基準としては、他の人より点数が高いかみたいな競争ではなくて、
受験者それぞれがミネルバ大学にフィットするか、そしてミネルバ大学に4年間で学んでいけるだけの力があるか、そこだけしか見てないっていう感じですね。
なので極論、例えば1万人受けて1万人ミネルバ大学で学んでいける能力とフィットがあれば1万人受かるっていう仕組みになっていて、
それはなぜかというと理由は2つあって、まず一つ目はミネルバ大学の大学のモデルそのものが一応キャンパスないですし、
変な話、寮とかを増やしていって授業も教授の数を増やせばいいだけなのでスケール可能なモデルであるっていうところと、
あと2つ目はミネルバ大学の入試の方針として、経済的格差とか環境じゃなくて本当にポテンシャルのある人材を世界中から問いたいっていうのがあって、
それもあって実は英語の試験がいらなかったりとか、あとはいわゆるアメリカの大学で必要なエッセイライティングみたいなのも全部省いて、
本当に対策不要で対策しなくてもいいっていう状況の中で自分の力を出せるっていうのをオンラインの入試でやってるみたいなのがあって、
それもあって定員がない入試みたいな感じですね。
オンラインの入試っていうのはどんな内容なんですか?
ちょっと栄養入試と似てるんですけど、評価されるのが3項目あって、学校の成績とミネルバ大学、考え方を養う大学なので、
試行力テストみたいなのがオンラインで6項目ぐらいあって、あと3つ目は僕たちプロジェクトとかいろいろやる大学なので、
過去4年間で自分が成し遂げたことで誇りに思うことを僕たちはアコンプレッシュメントって呼んでるんですけど、
それを6項目書いて総合評価で合格か不合格かみたいな、そういったこと。
面接っていうよりはパソコンでカチャカチャ入れながら、制限時間内でやっていくみたいな。
12:04
なので自分の今までやってきたことをそのまま出せば3時間ぐらいで全て終わるみたいな。
ちょっといろいろもう少し肉付けしていかないと輪郭が見えてこないんだけど、
まず日本の高校に通って大学受験する年って18歳とかじゃないですか、ミネルバ大学に入ってくる人は割と18、19ぐらいの人が多いんですか?
そうですね、18、19の幅がもちろん多いんですけど、結構ギャップイヤーみたいな感じで1年間高校卒業した後に自由に働いたり旅したりとか入ってくる人もいますし、
あとは2つ目の大学として、例えば面白かったのだとアルゼンチンの法学部に行っていて、
弁護士になれたんだけどミネルバ大学に来て4年間また学び直して、次ハーバードの教育大学院に行くみたいな、
そういった人たちもいるので、大体16歳から22歳とかそういうレンジが多いかなと思います。
そうか、早めに高校卒業しちゃう人もいるのか。
そうですね。
なんでそれを聞いたかというと、過去4年で成したことって、自分の18歳の頃とかを考えてると、
まあもう部活ぐらいだよねっていうのがあって、それはそういうことでも該当するのかな?
そうですね、部活も該当しますし、僕は部活をやってたからミネルバ大学に受かったっていう一面も実はあって、
僕は高校時代ゴリゴリ体育会系のサッカー部で、朝練もあって夕練もあるみたいな感じで毎日活動してて、
それで結構きつくやってたんだけど、それに加えて自分の興味を探索するために、
なんかビジコンの世界大会出てみたりとか、教大の法学部で勉強してみたりみたいな、
そのただ普通に、いわゆる日本の高校生として部活やってて無理をしたじゃなくて、
もっとその自分で興味とか機会をつかみに行くっていう姿勢があったからこそ、なんか合格できましたみたいなところとか。
なんでもいけるかなって感じがします。
いや自分の身の回りにかつていなかったなと思って、ちょっとびっくりしてるっていうのはあるんですけど、
でもそういうことがない限り、恋愛と部活だよね、普通っていう。
そうですね、僕が逆に後悔してるのは恋愛を完全に捨てて、アメリカの大学に行こうとしたので、
そこは後輩とかに講演するときは、そういう青春を大事にした方がいいよとか言うんですけど。
何かっていうと、今じゃあこれがね、高校2年生とかが聞いてて、
ミネムルバー大学って面白そうだなってなって、いやでも別に京都大学の授業も受けてたりしないしなって思った。
でもそういう人でも十分可能性がある、自分のポテンシャルっていうのはどういうふうに評価してもらうんだろうっていうのが、
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あり得るんですかね、いわゆる普通の高校生。
そうですね、普通の定義にはよりますけど、他の大学よりは可能性があると思ってて。
例えば他のトップの、例えばハーバードとかだったら、要するに肩書きがすごく重要になってきてしまう側面があるんですよ。
例えばさっき言ったように、京大で授業受けてましたとか、国際大会に出てましたとかあるんですけど、
僕たちの大学が求めてるのって、さっきも言ったように、世界で本当にポテンシャルのある学生なので、肩書きじゃなくて、
どれだけ意味のあること、インパクトを出せたのかっていう、そこを結構重要視してるんですね。
例えば僕たちが素晴らしいねって思う例とかって、例えばですけど、何かあったのがアフリカの地元の市場で翻訳ボランティアをやってましたっていうのがめちゃめちゃ評価されて、
それはなぜかっていうと、別に国際的な翻訳者とかではないんだけど、そこで翻訳者をやるっていうのは、その市場では地域の言語も英語も喋られていて、
どっちかの言語が使えないと買い物ができない、生活ができないっていう人がいる中で、そのインフラを直すためにボランティアの組織を作ってやってた。
すごくインパクトのあることだよねみたいな評価をするからこそ、本当に自分の身の回りのことを洗礼とか気にせずに変えられるようなチェンジメーカーになることができれば可能性は全然ある。
結構すごいなと思って聞いてますけどね。
ちょっと質問の仕方が難しいなと思うんですけど、僕はきっかけは受験とかでもいいかなと思ってて、
要はいい大学に行きたいって思った、本当に思った時からめちゃくちゃ勉強し始めるみたいなこともいいと思うし、
学校めっちゃサボってたけど行くようになるとかもいいかもしれないし、何かに励むみたいなことがあってもいいと思うんですけど、
でも1年ぐらいあれば何か自分でプロジェクトを起こしてみたりとか、確かにできますよね今の世の中だったらね。
そうですね、全然できますね。
だからもしこれを聞いた時が15歳16歳だったからといって、今部活しかしてねえわ今までとか、部活も切り方によってはものすごいプロジェクトだと思うから全然それでもいけると思うけど、
何かアクションはできるか、今だったら。
そうですね、僕は実は前所のタイプで、最初ミネルワ大学に興味を持つ前にモチベーションが出たのは、
アメリカのハーバード大学に行きたいから勉強とか活動を頑張るっていう、そういうのでアクションを起こしていった人で、
それが僕にとっては高校1年生のスタート地点だったんですけど、
そこから自分の良い大学に行きたいっていうエクストリンジックなモチベーションがあった中で、
その中で自分の興味とかを見つけていってアクションを起こしていったという形になって、
そういう人でも全然入れるし、全然それも悪くないなと思ったりします。
なんでハーバードを志したいと思ったんですか?
18:02
まず僕は中学校の頃に日本に会わないってことに気づいて、
その経験は結構2つあるんですけど、僕は公立の京都の中古育館に通ってて、
その中学で結構個性的というか、その学校ではあんまりいないような結構体育会系で、
そのサッカーやってたんで、なんか蛍光色の服着てる人間で、
それが結構人と違ったので、その同調圧力がすごい辛かったっていうのがあって、
髪型を現れるし、自分の格好を現れるし、なんだこれみたいなところがあったのと、
あと僕昔から今もプロジェクトやってますけど、なんか新しいことに挑戦するのが好きで、
当時僕が目をつけたのは、当時YouTubeとマインクラフトがちょうど流行り始めた時期、
大体8年前くらいか。で、よし俺もマインクラフトの実況やってみようみたいな感じで、
顔出しはしてないんですけど、YouTubeに動画を上げたら、
翌日から友達にネットいじめに発展するくらい叩かれて、なんだこの世界みたいな。
自分の個性を大事にしてて、自分がやりたいことをやってるだけなのに、
なんでこんなに足を引っ張らないといけないのみたいなのがあって、
で、無意識的になんかそういう個性とかチャレンジをグッジョブといって評価してもらえる社会に行きたいなって思ってた時に、
その中3、卒業してから中古一貫校だったので、アメリカのグローバル研修みたいなのがあって、
そこでハーバード見て、こういう世界だと思って、結構半ば一目惚れして、
そっから俺もう絶対アメリカに行ってやるみたいな感じで、高校時代半年間頑張ってたっていう。
なるほどなぁ。いやでもありそう、その話。いろんなとこで起きてそう。
でもやっぱりアメリカはそういう意味だとイメージには合ってました?
そうですね。ミネルワ大学って正直ザ・アメリカって感じではないんですけど、
やっぱり周りの目を気にせずに自分のやりたいことをどんどんやっていくっていう人たちですし、
サンフランシスコにも1年間いましたけども、本当にいろんな人がいて、
全員がマイノリティーみたいな環境だったので、僕が住んでたところは、
そういう意味では本当に行きやすかったし、何やっても全然いいなっていう、そういう雰囲気がありました。
ありがとうございます。じゃあちょっともう少し質問戻っていきたいんですけど、何の専攻されてたんですか?
僕は結構右翼を隔絶あって、最終的にはビジネスのマーケティング専攻で卒業したんですが、
最初心理学やってみたりとか、あと最初コンピューターサイエンスかなと思ってデータサイエンスとかやってたりとかして、
そこであったテーマとしては、僕、人がどうやって人生を歩むのかみたいな、環境によってどういう人が価値観形成して、
だからこういう人生が生まれるんだみたいなところに興味があったので、それに関連する学問をかじった挙句、
今自分に一番必要で、自分が一番学びたいのは、人の価値観をどうやって変えるのかとか、
それをもとにどうやってアクションを起こすのかみたいなマーケティングだと思って、マーケティングをやってきました。
21:00
つまり、入学した時には専攻はない状態?
はい、そうですね。アメリカ式で、アメリカの一部の総合大学を除くと、
アメリカの大学、学部っていうのはリベラルアートでいろんな分野を模索しながら、
自分の興味、興味を深めていくっていう感じの方針なので、そういう感じでやってました。
先生が何人の生徒を見るのかっていうのも、すごい流動的になっていくんですよね、きっと。
実は先生が何人の生徒を見るのかっていうのは決まってて、僕たちは少人数制の授業を大事にしているので、
授業は1クラス20人かって。
じゃあ、うよ曲折する人だらけになって、
明日から急に心理学の人が倍になったぞってなったら、先生が増えるっていう方法なんですか?
そうですね、基本的にはそういう感じになります。
もちろん、明日からこの授業に変えますみたいなのは基本ないんで、
半年単位で予測は取れるっていうか。
なるほど、じゃあ常に希望も出しながらやっていくってことなんですね。
どんな人が先生になってるんですか?
先生は、もちろんPHD博士とってて、教授としてやれる人っていうのはもちろんなんですけど、
ミネルバの他の大学の教授との一番の違いとしては、教えるのが上手い教授しか取らないっていうことをやっている点ですね。
いくらリンクトインとかのレジュメがすごい人でも、教えるのが下手だったら本当にクビになるっていうのを僕も目の当たりにしていて、
なので、ただ専門性がすごいだけじゃなくて、僕たちは教育大学であって研究大学ではないから、
生徒のファシリテーションが上手いとか、実際に学びを促進できるかどうかっていうのをしっかり見て採用している感じですね。
だんだん勝手なイメージなんですけど、先生もずっと日本の古い大学だと教授戦争みたいなのがあったりとか、
もう僕は20年いるからね、みたいな人たちが結構いるような世界観をイメージしちゃうんだけど、
ミネルバぐらい自由度が高いと先生も割とホッピングしているというか、
今年やりますみたいな感じで、来年いませんみたいな人も結構いるのかなと思ったりして、どんな感じですか?
そうですね、流動性は高いか低いかで言うと多分高い方だと思っていて、
なぜかというと僕たちはテニアがないので、大学に長らくいたら一生残れますみたいなそういった権利がないから、
本当に教えるのが上手い、そしてミネルバで価値を感じている人じゃないと残らないっていうのは結構あるかなと思っています。
あと他の大学で同時に研究とかして教えてて、プラスミネルバでも教えてるみたいな、
例えばイエル大学の心理学の助教授でミネルバ大学でも教えてますとか、
他の大学で研究はしててでも教えるのはミネルバでやってますとかそういう人もいるので、
24:00
結構確かにそこの流動性は高いなと思います。
なるほどな、面白いですね。
そっかそっか、ちょっとだけ記事見たんですけど、日本の公立大学から行ったのは凌賀さんが初めて?
先生、日本の公立の高校からミネルバに行ったのは、僕と同時期にあと一人いるんですけど、僕らの大が初めてで、
日本の高校から卒業生が出たのも僕らの大が初めてっていう。
じゃあそもそもミネルバ大学のこれまで在籍したり卒業したりしてる日本人ってまだそんなに多くない?
僕の上は卒業生日本人二人しかいなくて、
その人たちがUWCっていう海外のインターナショナルスクールからミネルバに。
そういうことか、国籍は日本だけど、日本の高校から来たわけじゃないってことなんですね。
そうですね、日本出身だけど海外の。
なるほどな、もう一個ぐらいちょっと聞いておこうかな。
キャンパスがないが面白すぎて、どこ行きました?
僕たちが行ったのは、アメリカ、ドイツ、韓国、イギリス、そしてアルゼンチン、そして台湾、この6つ。
本当はインドもあったんですけど、コロナで行けなくて。
インド楽しそう。
めっちゃ楽しそうですけどね。
そっかそっか、それではどういうふうにしてそこが選ばれているんですか?
そうですね、何個か要素があって、まず一つ目コンビネーションとしてはできる限り違うような文化とか特色っていうのを
いろんな大陸から選ぶようにしている。
あとは本当に条件はあと2つぐらいで、文化的にバイブランと栄えてるみたいなところと、
あとはインターネットが通ってるかどうか、なぜならオンラインで授業しないといけないのかみたいな感じで
いいコンボを選んだ結果、今はとりあえずそのコンビネーションになっている。
その各地に専用の寮があるってことなのか、住む場所。
寮として使ってる借りてる建物があって、そこに。
基本的にはそのルーティーンで毎年毎年回ってるって感じなんですね。
そういう感じです。
なるほどな。どこが一番面白かったですか?
僕が一番面白かったというか、想像以上に面白かったのが台湾。
全て本当に特色が違うので、いろんな面白さがある一方で、台湾で思ってたのは
日本と似てるからそんな何か学ぶことがないというか、なんか刺激ないだろうみたいな感じだったんですけど
その今言った6カ国の中で、ただ住むだけだったら台湾選ぶなって感じで
めちゃめちゃ住みやすい場所だなって思いました。
もちろん政府がリベラルでしっかりしてるから、そこら辺がすごく栄えてるっていうのもあると思うんですけど
台北に4ヶ月いて、公共交通機関安いし、ご飯おいしいし、あとグリーンスペースとかもめちゃくちゃあって、大都会大都会してないって中で
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あと国民性で言うと、台湾のセミコンダクターの会社がある関係で、いろんな国際職務豊かで
あと台湾人の国民性なんですかね、すごく日本よりも外の人にオープンというか、すごく好奇心を持って話してくれるみたいなのが
あんまり息苦しさがなくてよかったかなって思ってますね。
そっかそっか、それでいろんな場所に行くと、ちょっと多分これでなんとなく全部わかりそうだけど
オンラインで授業するからネットが通ってないといけない、まあそりゃそうだって感じなんですけど
生徒はみんな寮に暮らしてて、先生は遠隔で入ってるんですか?
先生は遠隔で。
そこはまた面白いね、それ成立するんだなと思って。
会ったことない先生も結構いる?
そうですね、会ったの卒業式が初めてみたいな先生も結構いるっていう感じ。
へー、それって結構コミュニケーション的には成立するんですか?
そうですね、成立します案外。僕たちがオンラインを選んだ理由は、世界を旅できるからじゃなくて
オンラインでやった方が学習的に効率的だからっていうところが実はあって
面白い。
それはなぜかっていうと、アクティブラウニング要するにディスカッション形式で
知識じゃなくて知識の応用評価するような授業をしようとすると
すごく重要なのが、いかに効果的にフィードバックを返せるか
そして授業がしっかりと録画できてるかっていうところなんですけど
それを多分普通の教室でやると録画とか大変だし
何時何分に誰が喋ってそこにどういうフィードバックを返したかって
多分データに残すのすごい難しいんですね。
ただ、ミネルバのフォーラムっていうアクティブラウニング専用のプラットフォームがあって
そこを介して授業をすると、各生徒が何時何分に何を喋って
そこに教授がどういう評価を返したかももちろん4年間蓄積されますし
あと授業のファシリテーションとしても、この生徒はめちゃめちゃ喋ってる
この生徒は全然喋ってないから、その発言をもっと促した方がいいみたいなのも
全部色分けで表示されたりとか、そういうアクティブラウニングをさらに
効果的にする工夫っていうのが詰め込まれてるので
これ普通に画面通してやったほうがいいじゃんっていうので
アクティブラウニングを今オンラインやってるっていう背景です
そのデータは自分でも見るの?
そうですね、何分間喋ったとかまではわかんないんですけど
授業、僕たち定期テストがないので授業の発言とか書いたこととか
あと定期課題が評価されていて、授業で使った思考法とかも
課題で活用しないといけないので、何がダメだったのか何が良かったのかっていうのを
定期的に見返しますし、今でもそれは見返せるんですね
結構社会に出ても、例えば問題の分析とか
その課題のソリューションをどうやって導き出すのかって結構大事じゃないですか
本当にこれ自分できてるのかなみたいなので結構見返したりとか
たぶん一生何か見返すようなインデックスになってくる気がしてますね
30:05
マジっすか、いやちょっとそれは割と今衝撃を受けてて
ビジネスの現場でもよくオンラインでのミーティングってあるし
20人はあんまないけど、たまにでもあります
20人が入ってるオンラインミーティングで自分がプレゼンテーションすることってあるんですけど
あんなやりにくいものはないっていうのがまず自分の直感だし
それで発言をしたいって思う人も、なんか日本人だからなのかもしれないけど
すごく少ない気がするんですよ
なのでその感覚を当てはめると違和感しかなくて
そんな活発な議論ができてるんですか
そうですね、できてますね
もちろん発言しないとそもそも成績がつかないとかっていう
そういった裏のインセンティブという仕組みもありますし
そもそも多分入試の段階で自分で発言できたりとか
自分で、そもそも予習してこれないと無理なので
自分である程度読学とか勉強ができるっていう力を持ってる人がミネルバに来てるっていうのもあって
すごくそういったアクティブラーニングが主役になっているという背景はあると思います
なるほど、そういうのが大前提で来てるっていうマインドセットがあるってことだな
そっかそっか、で授業を受ける場所はみんな自由なんですか
そうですね、授業を受ける場所はWi-Fi等っていったらどこでもいいので
僕が一回真面目に授業を受けるためというかプランクでやったのは
ドイツのベルリンのブランデンブルクモンが
普通はいつも激コミなんですけどちょうどロックダウンでガラガラだったので
そこの前に自転車構えてブランデンブルクモン背景にパソコンで
授業を受けるみたいなのを一回やったりとかしたことがあります
じゃあ仲間と一緒にいなくていいんだ
だけど寮があるからそれはそれでコミュニケーションも取れたりみたいな
そうですね、逆に寮に一緒に住んでて後は拘束時間が要するに少ないので
クラスメイトと交流する時間というのは他の大学より実は多いのかなみたいな
例えば普通の総合大学に行ってたら兄弟ってめちゃめちゃキャンパス広いですし
多分出会う確率も少ないんですけど
僕たち150人で同じ都市で同じ寮に住んでるので
そこでのエンカーする確率結構高いなと思ったりします
確かに確かにいいです
サークルとかあるんですか
サークルは自分たちで作ってるものは結構あって
部活動みたいなのあんまりない
僕だとサッカー好きなので世界各国でサッカーするために
サッカー好きの仲間たちとミネルバフットボールクラブみたいなの作って
ロンドンだと日曜日リーグに参加したりとか
台湾だと台湾大学と実は提携してるんですけど
そこの台湾大学のフットサルリーグに出てみたいとか
33:01
そういうのやってる人とかいたりはします
そこは意外とあるんだな面白い
結構これは時間とって聞くべきだなと思って本当に良かったです
ミネルバ大学についてすごく前半ではそもそも知ることができて
ありがとうございます
後半ですね
りょうがさんが立ち上げられているこの52Hzっていうプロジェクト
組織の題材にしながら
このプロジェクトデザインっていうところの観点で
お話を掘っていければと思います
プロジェクトデザインルーム
この話の続きは後編で
33:42

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