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2025-05-13 20:26

#80-前編 医師がGoogleから資金調達。累計資金調達額が約180億円に達したUbieはなぜ立ち上がったのか/Ubie株式会社 代表取締役 阿部吉倫さん

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「Ubie(ユビー)」さんはテクノロジーで人々を適切な医療に案内するヘルステックスタートアップ🧑‍⚕️

2025年3月に日本郵政キャピタルより資金調達、2017年の創業からの累計資金調達額が約180億円に達したことを発表されました。

▼トピック_前編
・大阪市のケーキ屋の息子として育ち、公立小中学校からバスケに打ち込む少年時代
・共同創業者の久保さんと大阪府立大手前高校の1年生で同じクラスになり親友に
・東京大学医学部に進学し、その後大学院から東京大学に来た久保さんとルームシェアを開始
・当初は抗がん剤の研究者志望だったが、病院で働く中で早期治療の重要性に気づく
・医師を目指したきっかけは「役に立つサイエンス」という実用性と学問への興味
・起業の決断は研修医2年目の2月と極めて早い段階
・久保さんは大学時代から起業志向が強く、阿部さんをずっと説得し続けていた
・「アキネーター」のような仕組みを医療診断に応用できるのではないかという技術的着想
・病院勤務で見た進行したがん患者の厳しい予後と、早期発見であれば生存率が大幅に上がる現実
・社会実装の手段として株式会社という形態が最も効果的だと確信し起業を決意

▼ご出演者様/企業様の各種リンク
-HP
https://ubie.life/
-採用情報
https://recruit.ubie.life/
-資金調達プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000139.000048083.html
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000151.000048083.html
-阿部さんX
https://x.com/Ive0209
-Ubie公式X
https://x.com/UbieCorp_JP

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-サービスサイト
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-株式会社プロダクトフォース(ユニーリサーチ提供元)
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-中山悠里(元キャピタリスト)
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▼企画制作
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https://jobtales.co.jp/StartPods

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サマリー

Ubie株式会社の阿部吉倫氏が、医療にテクノロジーを活用するヘルステックスタートアップを創業し、累計資金調達額が約180億円に達した背景を説明します。彼の生い立ちや医師としてのキャリア、企業家への道のりが紹介され、Ubieの事業戦略や今後の展望にも触れられます。Ubieは早期発見と予防を重視した医療サービスを提供し、約180億円の資金調達を達成しました。阿部吉倫氏は医療現場での経験から重要な機会を見出し、起業を決断した経緯を語ります。

Ubieの紹介と資金調達
資金調達を実施されたばかりの企業家の人生や事業を紐解くポップキャスト、パーソナリティーのスタートポッツ稲荷田です。
同じく、パーソナリティーのスタートアップ大好き元キャピタリスト中山です。
本日は、Ubie株式会社代表取締役 阿部吉倫さんにお越しいただきました。
Ubieさんは、テクノロジーで人々を適切な医療に案内する、大ミッションに掲げるヘルステックスタートアップ
AIをコア技術とし、症状から適切な医療へと案内するUbie
診療の質向上を支援する医療機関向けサービスパッケージ、Ubieメディカルナビ等を開発提供されており
2025年3月に日本郵政キャピタルより資金調達を発表され、累計資金調達は100億円を超えます。
他にも、昨年度末から現在にかけて、7-11ジャパン、NTTドコモ、Googleからの資金調達も実施されております。
阿部さん、よろしくお願いいたします。
ご紹介ありがとうございました。Ubieの阿部でございます。よろしくお願いします。
過去一、ハキハキと喋っていただける吉田岡さんでさすがだなと思っております。
阿部さん、昔からこのキャラっていうか、
そうなんですね。
ハキハキ、元気、すごいいいキャラ。
医師の時代からですか?
ちょっと医師さん時代は違う。
そうですよね。
あとは中山さん、結構昔からご関係性もあるってことを疑っておりまして、今回中山さんのご紹介でお越しいただいてまして、そのあたり少し教えていただけますか?
そうなんですよね。阿部さんとの出会いは、私が楽天でキャピタリストをやっていた頃で、多分2019とかだったと思うんですけれども、私も本当当時駆け出しのキャピタリストっていう感じだったんですけど、
当時まだ生活者向けのUbieさんのサービスって正式ロンチ前ぐらいのフェーズで、本当に初期の初期ぐらいのタイミングでお会いしたんですけど、なんかすごいスタートアップがあるぞっていう感じで、もう震えたのを覚えておりまして、
その頃に阿部さんとお会いさせていただいて、いろいろお話させていただいて、私が所属している間にかなわなかったんですけれども、その後は楽天からの投資にもつながったというような感じで生きております。
もうどっかでお仕事を一緒にしたいなって、もう2019年からずっと思ってたんで、今回お招きすることができて本当に嬉しいなというふうに思ってます。
ありがとうございます。大変光栄です。もう本当に中山さんがあっての楽天さんとのお付き合いというところで、そう専面をつけていただきましたこと、大変感謝しております。
ありがとうございます。
前編では阿部さんの生い立ちや創業までのプロセスを、後編ではUbieさんの事業や今後の展望もお伺いいたしますので、ぜひ併せてお聞きください。
この番組はユニーリサーチの提供でお送りします。
1回5000円から最短当日のユーザーインタビュー。数万人の中から最適なユーザーが見つかります。
スタートアップナウのヘビーリスナーでもある創業者の浜岡さんは、全職で新規事業に挑戦。4回のピボット経験からユーザー理解の重要性に気づき、ユニーリサーチを立ち上げました。
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それでは安部さん、まず安部さんの人生やご経歴などを中心とした自己紹介を1、2分程度お願いできますでしょうか。
はい、私の生い立ちからいくとですね、大阪府大阪市のケーキ屋の息子として生まれました。
幼い頃はバスケばっかりしてですね、公立の小学校、中学校、地元に行きまして、その後大阪府立大手前高校という公立の高校に行きました。
そこで共同創業者の父とですね、高校1年生の時に同じクラスになりまして、結構仲良くてですね、放課後も一緒に遊ぶ。
高3になったら喫茶店で一緒に勉強するみたいな。
センター試験もネットカフェで一緒に自己採点するぐらいの仲の良さで。
相当の仲良しですね。
僕は東京大学に行きまして、久保は京都大学に行ったんですけれども、大学院から久保も東京大学に行きましてですね。
その時に非常に近所に僕が住んでいて、50メートルぐらいのところに住んでいて。
当時僕は弟とルームシェアしてたんですけれども、弟がキャンパスが変わるということで、2時間先の駅に住まわないといけないということになりましてですね。
そうタイミングで久保、家賃が2倍になっちゃうのは困りますですので、久保を呼んでですね、一緒に住むことに。
ですので、大学の5年生ぐらいからルームシェアしておりましてですね。
その後、東京大学医学部付属病院と、東京の板橋にございます健康長寿医療センターという病院で、私が医師として勤務しておりまして。
その間、久保がM3でエンジニアとして就職していたと。
病院で働く中で、私もともとは抗がん剤の研究者になろうかなと思ってたんですけれども。
がんが何せ人をたくさん殺してますですので、これがけしかあるんだろうということで、そうしようと思ってたんですが。
手遅れでいらっしゃる患者さんが非常に病院では多いなということに気づきまして。
やはり早期発見早期治療が最も健康寿命を延伸するんじゃないかというふうに思って。
久保と一緒に作っておりました自動問診エンジンというところ。
これをめちゃめちゃ賢くして誰でも使えるようにしようと思いまして、
UBIを創業したのが2017年というところになります。本日はよろしくお願いいたします。
医師から企業家へ
完璧な紹介をいただきまして、久保さんとの関係性とか、UBIさん創業にかかるところを後でちょっとまた深く聞きたいなと思ってるんですけども。
今回あえて安倍さんの幼少期だとか学生時代についても少し触れたいなと思ってまして、
先ほどおっしゃっていただいたのはご実家が景気やでって話とかバスケとかありましたけれども、
家庭環境だったりだとか幼少期なんかどんなことに熱中されている子だったのかとか、どんな子だったのかとか、
もしご記憶のあるエピソードとかありましたら少しいただいてもいいですか。
ありがとうございます。もう幼少期はもうなんだ、タンパン小僧って感じでしたですね。
お外で遊ぶって感じでね、やらせておりましたですね。
素直な子供だったかなと思いますですね。
レゴとか好きな感じでね、やってました。遊んでたって感じですね。
中学がですね、僕の地元がアメリカ村とかの近所でしてですね、ナンバーとかのあたりなんですが、
若干治安が悪くてですね、みんな部活やると。部活やらないと飛行に走るので。
体力を奪う戦略でやったので、死ぬほどバスケをしまして、死ぬかと思いましたけど。
本当に1校章学年とか近畿大会で2位とか、僕らはベスト16ぐらいで負けちゃいましたけど、結構しっかりやりました。
大学の話でいくと、東京大学の医学部医学科に入られてますんで、医師っていうのを最初から目指されてたことになりますよね。
具体的にいつぐらいからなぜ目指されたのかみたいなところがありましたら教えてください。
それは結構最後でしてですね、高校のようは勉強を始めた頃はですね、数学とか物理とか化学が楽しくなっちゃってですね。
もうサイエンティストになろうと思って。もうサイエンスくらいしかおそらく適正ないだろうみたいな。
何のサイエンスやろうかなと思ったんですけど、そのタイミングで数学科とか行きたいなと思ったんですけど。
全然違いますね。
これが世の中の役に立つのって、いつになるのかなと思いまして。
楽しいのは間違いないけど、50年後、100年後、これ使いましたって言われてもちょっと手触り感がないなって話ですね。
ですのでサイエンスやるにしても、明らかに役に立ってるやつがいいなと。
そうしたら医学いいなみたいな。医学って絶対役に立ってるじゃんみたいな。
で、医学やるかと。
でも、臨床医として何十年もやるぞとは全く思ってなくてですね。
最初から。
サイエンティストになるんだと思ってたので、バイオの研究者になるかと。
抗がん剤を作って、何十万人の人に準備を10%くらい伸ばすかと。そう思ったわけですね。
さっきおっしゃっていただいたのは、役に立つってところで数学やっててもみたいな話ありましたけども、とはいえ、
これってふと思ったっておっしゃってましたけれども、それに気づかずにそのまま数学の道とか行くのもあり得ると思っていて、
そこでふとなぜ覚えたのかとか、役に立つってところでなぜ医学に戻り着いたのかみたいなところでいくと、もう一段深く話していただくとどうなりますか?
でもその時によくあるのは、誰々が病気になっちゃってとか。
全くないですね。そういうのなかったからね。
ふと、どこに出願するかと思ったときに、あれ?これいいのかなって思ってですね。
直前でもう。
本当に直前なんですね。
別に両親には事後報告。兄弟行くんだよねって言われたんですけど、兄弟出したからっていう感じでした。
結構起業するのも事後報告で。血液何か行くの?って言われて、いや、会社作るわっていう。そういう過程ではありました。
それは驚かれつつも止められたりはしないような関係性とかなんですか?
そうですね。驚かれもあんまりしない。えー?みたいな。いいやん?みたいな。そういう感じですね。報告されてました。
すごい頭いい人って、東大李さんっていうのが日本の中でトップだから、トップだから目指すっていう人も結構いるような気がするんですけど、
李さんがトップだから目指したのか、医学部っていう線で、別に私立も含めて医学部コースを目指されたのかで言うと、どっちなんですか?
いや、でも閉眼はしてないですね。なので、それで言うと、トップだから目指したってわけではないかもしれないですけど、
シンクリあるしいいよねとか、医学全然やだなーと思った時にピボットできるっていうのはいいかなとか思いましたけども、あんまり深く考えてないですね。
めちゃくちゃ面白いですね。ありがとうございます。あとは、企業を明確に意識されたのは、これは久保さんに事業案を持ちかけられてってところが最初ですかね。
久保はソーシャルネットワークっていうドラマが大好きで、めちゃめちゃ流してくるんですよね、家で。
そうか、一緒に住んでるからですね。
一緒に飲んでる時とかにめちゃめちゃ流してくるんですけど、途中までは、いやいや、サイエンティストになるのでって思ってたんですよね。
久保と自動問詞エンジンの研究は一緒にやってたんですけど、それはある意味技術的にできそうで面白いからであって、
当時、アキネーターっていうランプの魔人があなたの頭の中のキャラクターを当てますみたいな、ある意味古典的なベイジャーネットワークベースなサービスがあったんですね。
今でもあるんだと思うんですけど、質問に答えていくと、頭の中で思ってるキャラクターを当ててくると。
俳優だろうが、漫画の登場人物だろうが、なんでもいいんですけど当ててくると。
これって当時、医学部の講義で習ったんですよね。
いわゆる病気の絞り込みっていうのは、そういう確率モデルで表現できるんだっていう。
で、それって一緒じゃんと思ってですね。
しかも病気って2万種類ぐらいしかないよねと。
そのアキネーターが取り扱ってる、これはタクラス分類問題を両方解いてると思うんですけど、
医療と起業のきっかけ
100万種類とかあるはずなんですね。出てくるそのツリーの最終的な結果が。
問題が2桁簡単じゃないかと思ってですね。
これ面白いなと思ってやってたんですけど。
企業をある意味、意識した瞬間は、病院で働く中で手遅れの患者さんが救急外来に2週間くらいいらっしゃると。
夜間46歳の女性が腰が痛いって言って来ると。
若い女性だから、ギック漁師かヘルニアか、支給内膜症、支給禁止あたりが確率的には高い。
事前確率が高いわけですが。
他の支給がよく聞くと、吐き気もあって食欲もない。
体重が半年で7キロやってる。
何より2年前から血弁があって、便も細くて、お腹もあってると。
お金中がかかるだけで駆け出しの印象の僕でも、大腸患のコツでいいなと思うわけです。
そうなってしまうと治療頑張っていただくんですけど、この方が5年後に生きてらっしゃる確率って20%もないと。
これは2年前、血弁が続いて変だなと思ったタイミングで来ていただいてれば、
大腸内臓でバチッと切り取ればですね、4泊5日で帰れると。
5年と言わず10年生存率96%あると。
がんって言うと怖いなと思うわけですけど、ステージ1や2であれば、
人間を一番殺してる乳がん、肺がん、胃がん、大腸がん、全部90%以上生きれると。
やっぱ早期発見、早期治療が最強なんじゃないかって思ってですね。
寿命の観点でも医療資源の観点でもですね。大変なわけですよ。
かなり進行しちゃった患者さんを頑張って治そうと努力する。
もう医療従事者、みんなして努力するんですけど。
努力が実る確率って6回に1回ぐらいかと。
やっぱり問題を早期に解決する方がいいかなと思いました。
そう思ったら、このエンジンをまだ全然バカなんですけど、創業時は。
めちゃめちゃ賢くして誰でも使えるようにしたら、これもう勝ちだなと思ってですね。
そうすると、このめちゃめちゃ賢くするのって研究室でやるんだっけみたいな。
なんか違いそうだなーって思いまして。
世の中で何十億人が使ってるサービス、MacBookもAppleが作ってるし、
今Zoomで伝わってますけど、普段ミーティング大体Google Meetだけど、Googleが作ってるし。
株式会社が一番社会実装のリークルとして最強なのかなと思ってですね。
そこで、おー会社かーっていう感じになりましたですね。
なのでもうめっちゃ最後ですね。
編集員2年目の2月とかですね。
企業だ企業!ってなったのは。
周り見渡してもそのタイミングで離脱される方ってほぼいないもんですか?
ほぼいないんじゃないかなーと思いますね。
久保さんはM3にいらっしゃったっていうことなんですけど、
M3は割と独立される方も多いのかなと思っていて、
安倍さんなのか久保さんなのか、企業しようよって言ったのはどっちだったんですか?
そりゃ久保がもうずっと言ってましたね。
安倍さんが最後決断したの?
ええ。
久保はもう大学時代から企業したから。
久保は兄弟で、僕は君たちに武器を渡したいと思うみたいな本を書いた、
マッキンゼリー高出身の若者を企業に借り立てる先生がいたらしくて、
その方の講義に出ずっぱりで、
学生時代はミミズの糞の天然な肥料の企業チームみたいなのやってましたね。
農学部の博士号の人が、CEOのチーム。
どんだけ計算しても市場が3畳ぐらいしかなくて。
絶望したらしいです。
久保さんは企業時代はトライされようとしたことはあれども、
うまくフィットしなかったところもあり、
あとは安倍さんとやりたかったみたいな感じもあるんですかね。
そんな気がしますけどね。
それはエモいじゃないですか。
別に高校時代からそういう話してたわけでは全くないですよね。
全くないですね。
高校時代はくだらない感じでやってましたね。
さっきの話でもう1個気になっていたのは、
ウェル、バーティカルサースとかやるってなると、
業界歴が長い方が有利とされることも結構多いかなと思っていて、
そういう意味では初期研修2年目の段階で起業されるよりも、
一回現場でもっとディープに見てからみたいな選択肢とかも
あられたんじゃないかなとは思うんですけど、
そういったのってあまりないですか。
それは少しありましたね。
成長曲線っていう意味で言うと、
当然、全く未知から入っていった、
その研修1年目の最初の半年とかはものすごい成長するんですよね。
何もわからんから何とかある意味、
先頭員としてはできますみたいな。
そこから成長曲線は結構なだらかになっちゃって、
3年目っていうのはある意味先行為ってことになるので、
1つはレイヤーが変わるんですよね。
そしたら多分新しい成長曲線が生えてくると。
もう1年やると医療もっとわかるなっていうのはすごくあったんですよ。
でも技術の進歩、今ほどじゃないですけれども、
当時も相当流速が早くてですね、2017年当時。
技術的にはできるっていうことをかなり確信している中で、
この1年で、
例えば、もうできましたっていうものが出てきてしまったときに、
致命傷になるかなと思いましてですね。
難しいけど致命傷になるかもと思って。
やるとしたらあと1年でしたね。
それは迷いました。
それよりもファーストペンギンになること、
くぼさんとのタッグだったらいけるだろうという確信の下で
挑まれたってことですね。
そうですね。
微妙でしたね、当時の判断は。
今だったら完全に良かったと思ってますけど。
強豪環境は激化しなかったけれども、
おそらく1年追加で医師として働いてたラーニングよりは、
いわゆる病院に価値を提供することがどういうことなのか
ということをある意味、病院の院長先生や臨床先生に
教えていただくラーニングの方が大きかった可能性が高い、
大きかっただろうなっていうのは確信してます。
なので当時の判断は良かったと思ってます。
次のステップについて
ありがとうございます。
ちょうど今、医療の話になってきましたので、
前編ここまでにさせていただきたいなと思ってまして、
後編では実際に阿部さん、ゆびさんが今どんな事業を
されてらっしゃるのかというところをお伺いしたいな
というふうに思っております。
阿部さん、そしてお聞きいただいたあなたもありがとうございました。
ありがとうございました。
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