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2025-05-08 32:38

#79【コラボ】30代で急成長ベンチャーを辞めて起業をするリアル/SlidePlus株式会社 代表取締役 宮城新さん・OASIS FUND 代表パートナー 橋田一秀さん(OASIS1周年記念イベント)

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SHIBUYA STARTUP OASISの1周年記念イベントでStartup Nowがセッションの企画とモデレーターを担当しました。収録音源を活用した、アーカイブ配信をお届けします!

▼トピック
・橋田さん:NTTデータ、うるるを経て30歳でペライチを創業
・宮城さん:Sansanに8年在籍し、SlidePlusを37歳で起業
・2人が急成長ベンチャーを辞めて起業を決めた理由
・社会人起業のメリット
・社会人起業の難しさ
・資本金をどう工面したか、2人のリアルな事情
・固定費を抑えることの重要性
・家族からの理解をいかにして獲得したか
・起業の醍醐味やOASISコミュニティの魅力
・30代以降で大企業を辞めて起業をするとは

▼出演者
・SlidePlus株式会社 代表取締役 宮城新さん
https://x.com/4nmyg
https://note.com/slideplus/all
・OASIS FUND 代表パートナー 橋田一秀さん
https://x.com/hassy0607
https://open.spotify.com/show/6bbG6WIp4nULbA7EbxUC5z

▼パーソナリティ関連リンク
稲荷田和也(Startup Nowパーソナリティ/StartPodsプロデューサー)
https://x.com/oinariiisan
-StartPods公式X
https://x.com/StartPodcasts

▼運営からご案内📣
資金調達の発表を控えているスタートアップ企業は、ぜひ出演のご相談をください。1~2ヶ月前を目処にご連絡いただくことで、発表に合わせた配信も可能です。

また、番組とのコラボや協業のご相談、StartPodsへのポッドキャスト制作のご相談もお待ちしております!

#StartupNow をつけて感想をいただけたり、Spotify、Apple Podcastなどから★5評価をしていただけましたら幸いです。

▼問い合わせフォーム(Startup Nowへのお便り)
https://forms.gle/vJbT4RMSea5HK6Ec7

サマリー

宮城新さんと橋田一秀さんが、30代で急成長のベンチャーを辞めて起業した経緯を自身の経験を交えて語っています。彼らは、社会人経験やスタートアップの環境が起業の選択にどのように影響を与えたかを考察し、起業のリアルを伝えています。また、メガベンチャーからの経験がどのように役立つか、孤独感やリソースの難しさについてもリアルな意見を共有しています。オアシスのコミュニティの中での若手とのつながりや成長の重要性にも触れています。さらに、資金調達の方法や家族との関係、起業にかける熱い思いについても中心に語られています。30代の起業家が急成長ベンチャーを辞めるリアルな体験を通じて、起業の醍醐味やオーナーシップの重要性について深く考察しています。

起業の背景
Startup Now🦄のお祈りです。前回に引き続き、渋谷スタートアップオアシス開業1周年を記念としたイベントでのセッションですね。
これの2本目、流したいと思います。ぜひお聴きください。
みなさん、こんばんは。
こんばんは。
ありがとうございます。前に出くださる方々、ありがとうございます。
テーマが、社会人からの起業。もう一段、具体でいきますと、30代で急成長のベンチャーを辞めて起業するということはどういうことなのかと。
そんなテーマでお送りできたらと思っております。
一応、趣旨、簡単にだけご説明させていただきますと、起業と言いますと、今でいけば学生起業だとか若手の起業というのが結構話題になりがちで、特にAI時代だと余計に若ければ若いほどいいみたいな話もあるかなと思ってますと。
ただ一方で、バーティカルサースとかもありますし、他にも実績とか経験があるゆえの起業というのも、未だに強い起業の仕方なのかなってことを思っております。
なので、おそらく柱さんとしてもそういった方々を増やしたいと思っていらっしゃるんじゃないかと思っていますので、この辺りを実体験者お二人をお招きしてセッション形式でやらせていただきます。
ということで、自己紹介それぞれいきたいなと思っておりまして、柱さんからお願いします。
はい、改めまして柱でございます。今はOasis FundというVC、ベンチャーキャピタルを運営しております。
今日のテーマで言うと、社会人からぐらい喋った方がいいと思うんですけど、東京理科大学を出た後に新卒はNTTデータという会社に入りまして、そこで1年半ぐらいやって、その後当時ベンチャー企業と言われていたURURっていう会社に入ったんですね。
当時社員が20人ぐらい。20人いなかったかもしれない。そのぐらいのベンチャー企業に2009年に入社して、僕2014年まで働いてて、そこからベラ市を創業して、9年間経営して退任。その後はエンジェル投資家、ベンチャーキャピタルという感じでございます。本日よろしくお願いします。
スライドプラスの宮城と申します。今日はよろしくお願いします。スライドプラスという提案品質管理サービスというB2Bサース。もともと旧成長ベンチャーってあるんですけど、33という会社に8年在籍してまして、SMBエンタープライズ領域での営業責任者、インサイドセールスの責任者、事業開発ということを経て今起業をしています。
なので今日のお題はピッタリなんじゃないかなって思ってるんですが、旧成長ベンチャーの中身の話とそれに伴って起業を選んだという経緯などを簡単にシェアできればと思ってますので、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
お願いいたします。自分も簡単に紹介させていただきます。モデレーターを務めます稲荷田と申します。お稲荷さんと呼ばれたりもしております。
実は自分も新卒33におりまして、斜め上の上司ぐらいの関係性。
え、被ってんの?
被ってます、完全に。
被ってる?
同じチームの横で、本当に違うチームで働いてたので。
普通に面識あったの?
全然面識。机の横の横ぐらいだったんです。
すごい、それは知らなかった。
というところで33に、僕も3年ぐらいいまして、その後WEB3とかNFTの領域に行きまして、そこでスタートアップの立ち上げを経験して、その後自分で独立をしてですね、今スタートアップやったりベンチャーキャピタル、CVCとかのコミュニケーションとかPRとかの支援、そしてポッドキャストの制作なんかもやっておりまして、ゆえに公開収録風の形でやらせていただいてます。
今回のお話もスタートアップNOWという番組がございますので、そこでアーカイブを流したいなということを思っております。
さっそく本題の方に行きたいと思います。
ということで、最初にお伺いしたいことなんですけれども、これも率直に、なぜ起業したのかというところでございまして、いわゆる旧成長ベンチャーでうるると33にいらっしゃって、おそらく当時も低手あまただったんじゃないかなと思いますと、何なら年収を上げて他のメガベンチャーに転職するだとか、スタートアップで執行役員とか取締役とか、そして責任者級で移動するということもできたんじゃないかなと思ってまして、
その中でもなぜ起業を選んだのかというところ、これはよかったら橋田さんからお願いします。
うるるに入った時に、もう起業というかウェブサービスを作りたいとは思ってたんですよ。
覚えてるのが、うるるの入社面接の時に、ベンチャーなんでいきなり社長とCTOが出てきて面接するみたいな感じだったんですけど、インターネットサービスを自分で作りたいですみたいなのを言ってたんですよね。
26歳、社会人経験1年半ぐらいしかなくて、別に作れる能力ないんですけど、作りたいですとか、結果エンジニアになるんですけど、
例えば企画職とかかっこいいじゃないですか、サイバーエージェントのディレクターとかかっこいいじゃないですか。
企画職やりたかったんですけど、その職場空いてないと。もっとビジネス職、営業とかやりたかったんですけど空いてないと。
エンジニアだったら空いてるよって言われて、CTOから面接の時に言われたのめっちゃ覚えてるんですけど、やっぱり自分で作りたいんだったら
作れるようになった方が良くないみたいな。誰かに頼んだら時間もお金もかかるから、サービス作りたいなら自分でやれた方がいいよって。
もともとNTTデータにも入ってるから、ベースはあるのかもしれないから、エンジニアになってみない?って言われて、それでエンジニアになったんですよ。
マジですか?初耳ですね。
そうそう。
入り口そこだったんですね。
入り口そこです。
僕しかも26歳、新卒3年目、でもエンジニアリングのスキルないっていうところから拾ってもらって入って、最初だからプログラミングのことしか考えてなかったんですよ、入ってからは。
そんな感じで、それで入って1年くらいやって、一応仕事ギリギリできるようになってきたんで、自分でエンジニアよくあるじゃないですか、週末に趣味のサービス作る。
よくありますね。
そういうのをやったりしてて、それを会社で言ってたら、会社の先輩とかがハッカソンとかコンテストあるから出てみたらって言われて、ヤフーとかリクルートがやってたハッカソンとかコンテストに参加するようになって、
ハッカソンとかの面白いエンジニアとか出会うようになって、そういう人が起業したりしてて、なんかウェブサービスで飯食えればいいかなと思ってたけど、
当時2010年代前半の、まさにこういう会場で起こっているミートアップとかもよく行ってて、スタートアップっていう言葉が当時出てきて、
投資家みたいな人がいて、起業してる人もいっぱいいて、本当に今日みたいな雰囲気でやってる人たちがすごいいて、僕も参加してて、会社員時代から。
スタートアップっていうやり方あんのかっていうので、結果スタートアップ起業するっていう形になりました。
もともとサービス作りたかったし、周りもそういう環境だったから、ほぼほぼその選択肢だったってことですね。
そうそうそう。
ありがとうございます。じゃあぜひ宮脇さんも教えてください。
新たな挑戦と決断
そうですね。2つあるんですけど、まず1つは、元をたどると父親が経営者だったので、経営というものを小さい頃は見てましたと。
それは確かに影響として大きかったんですよね。いつか起業するだろうっていう感覚は持ってました。
ただ、サンサンに入っていると、8年結果的にいたんですけど、8年もよくいたなって振り返ると思うんですよ。
簡単に言うと、めちゃくちゃ楽しかったっていうことが回答かなって思っていて。
サンサンって入社した時、僕はシリーズC調達直後からIPOをした2、3年後までいたんです。
めちゃめちゃいいタイミングですね。
IPOした時まだ赤字だったんで、黒字が鳴ったタイミングまでいたんですね。
それにやっていたことで、結構エキサイティングで、まさにオセロの目を変えるかのごとく、
名刺管理サンサンというものを売れば、あの会社が導入しましたとすると、オセロに変わっていくんですよ。
そういう景色ってあまりなくて、よくサンサンの社内では世界を変えるぞみたいなことを言うんですけど、
本当に世界が変わっているような感覚が感じられたんですね。
なので採用面接だったり、お客さんにもサンサンを売ることによって、
自分たちの子供が将来名刺管理って紙でやってたの?それダサくない?って言わせたら勝ちだなって思ったんですよ。
こういう当たり前を変えていくこと自体がスタートアップの結構醍醐味だなっていうふうにもともと感じたがあったんですね。
ただ8年経ってみると、当時200名から2000名くらい会社を拡大していくと、
結構そういう熱い思いって言ったらいいですかね、結構浸透的には薄れていくフェーズにもなってきてて、
そういうベンチャースピリッツを持ってやっているっていう人よりかは、
後々安定志向の人が増えてくるっていうフェーズになっていくっていうのが見てきた景色なんですよね。
なのでその会社でやっている責任者のことって、大体の10時間があったとしたら、
6、7割人の話なんですよ。
誰を上に上げるかとか、入ってきた子をオンボーリングするだとか、
今のメンバーのワンワンでどうやっていくかっていうところに結構時間を使っているなって振り返ると思っていて、
これが果たして自分がやってきたベンチャースピリッツがこのまま通用するのかっていうと、
結構そうじゃないように見えてきたので、まずその会社を出ようというふうに考えましたと。
そこで転職っていう選択肢はまだあるんですけど、
転職をするってなると、おそらく同じメガベンチャー級の責任者の候補、
マネージャーの立場だったり副部長っていう立場だったりすると思うのが見えてきたんですね。
それってでも、さんさんでやってきたことの結構やきましだなっていうふうに思っていて、
やきましで生きると後がなくなると僕は思ってたんです。
常に新しいことに学んでチャレンジをしないと、自分のポジションってそれ以上にならない。
多分同じ年収で違うポジションに行けば、会社に行けば環境が変わるんでその迷惑さっかもしれないですけど、
それってじゃあ自分の人生考えたときに、あと40年来たときにその選択肢って正しいのかなっていうふうに考えると、
やきましで生きるのはやめようというふうに考えると、
僕がやってきたときってさんさんでずっとセールス畑にいたんで、野球でいうと一塁だけなんですよやってきたので。
けどアカウンティング、ファイナンス、マーケ、HRMっていういろんな要素が経営的化できるんで、
それをしっかり学ぼうということで、グロービス経営学院とかも行ったんですけど、
行って起業しようというふうに決めて起業したっていうような感じで、
思考は進んで今の決断に至るっていう流れになりました。
すごい大人起業家ですね。
起業したの何歳?
起業したの37歳。
30代起業の現実
僕30歳なんで、僕の場合社会人7年ぐらい、15年ぐらいやって起業してるんで、
最近起業っていうとオアシスに来る人もやっぱり20代の人多かったりするんで、
なんか20代とか若い人っていうイメージあるんですけど、
全然37歳からでも起業できるし、気合い入れてやれば全然できるっていうふうには。
起業する成功確率、成功の定義もこれによるんですけど、
20代で起業するのか30代で起業するのか40代って、
この年齢層によって起業した成功って年齢いけばいくほどの人が高いっていうデータが確か出ていて、
そこって何かしらの会社で経験を積んだからこそできることだなって思うと、
結構チャレンジしやすい成功確率が高いっていうふうに見て取れるようなことも観点としては言えるかなと。
それもあると思ってて、結局僕は投資家なんで、
投資検討するときにもちろん企業家の年齢とかも一応見てるんですけど、
結構若い人に投資したくなるんですけど、一方で年齢重ねてると今言ってたようにやっぱり経験値がついてて、
どうやってやったら例えば事業うまくいくかとか、そういう経験があったりする。
あとは組織を作ったことがあるとか。
なんでそこの経験値と一方で、
外人経験のある投資先とかと話してると、やっぱりアンラーニングの話とかよく出るんですよね。
なんかやっぱり会社組織で成功してきたことと、ゼロから1を作るのって違う筋肉を使うんで、
なんか前は例えば33でこうやったらうまくやってきて、それがうまく通用することもあれば、
ゼロ1のときって全然通じねえみたいな。
よくありがちなのが、リソース全然ないから全部自分でやらなきゃいけなかったり、
じゃあそれをどうやって省力化するかとか、
自分一人もしくはその小人数でうまくパワーをフォーカスしてやらなきゃいけないかとかが、
やっぱ大企業にいるときと筋肉の使い方が違うかなっていうのはよくある話かな。
そこでのバランスで見て年齢いってても、
めちゃくちゃこの人いけそうやんって投資するケースは全然あります。
メガベンチャーからの利点と課題
柱さんがだいぶ投資家モードにもなっているので、
ちょっと三宅さんにもまた話を聞きたいなと思うんですけど、
実際問いたい意見として、メガベンチャーから起業して、
これは有利に働いたなっていう点と、
意外と大変だったみたいなところをそれぞれ1個ずついただいてもいいですか。
メガベンチャーから起業されて有利に働いたなっていうポイント、
やっぱこの順番でよかったなって思ったポイントと、
逆に意外とすごく苦労してるってポイントとかがありましたら。
よかったなっていう点だと、
まずこれは経営者あるかもしれないけど、
時間が自由になるっていう観点と、
お金も自由になっているというか、
開業資金をしっかりと得ることができれば、
ある程度自分の意思決定でそれで使うことができるので、
そういった時間と意思決定っていうところは、
手に入ることはすごくいいポイントだなと思います。
リソースをどうするか問題っていうのは結構やっぱり今も考えるポイントなんですけど、
それを自分でどう戦略で使うかっていうことに対しては非常にメリットかなと。
一方で会社員自体って、
基本この戦略でやるんでこれやってねっていうオーダーが結構多いと思うんですね。
それを期待値レベルをどれだけ上回ることによって、
自分の評価が変わってきたりすると思うんですけど、
それが一定意思決定周りにもらえるっていうのは非常に大きいメリットだったかなと思ってます。
あとこれは働く環境にもよると思うんですけど、
現職のネームがあるとRTR活躍しやすいっていうのは正直あったかなとは思いますね。
ただその効力使えるのはおそらく1年2年ぐらい短い。
なので次の自分が、次に何の名前で、今僕らスライドプラスやってますけど、
何の名前であの人こうだよねっていうのを手続けできるかっていうことは重要なのかなって思ってますね。
一方大変だったっていうのは、これは橋田さんも言ってましたがリソースっていう観点。
メガベンチャーが潤沢にあったかっていうと、潤沢ではないようなシーンももちろんあったんですけど、
ある一定相談できる人がいたり、すぐ横にちょっと自分がくじけそうになったとしても
フォローしてくれる友人がいたりとかっていうのは大きかったんですが、
企業すると孤独ってよく言うと思うんですけど、孤独だと思うんですよ。
周りにそういうコミュニティーの入ってくると近しい人って生まれるんですが、
ただ自分と進捗ってどんどん違ってくるし、考えてることって領域にもって変わってくるりするんで、
それをシェアできる人っていうところの感覚っていうのは会社員時代とは比較すると少なくなってきたのかなっていうのは思います。
オアシスとコミュニティの価値
ありがとうございます。もう一個だけ宮城さんに聞きつつ橋田さんに戻したいんですけど、
宮城さんは今のところで、さっきおっしゃってたのがMBAだとか、
アクセラもかなり上手に活用されて企業に踏み込んだのかなと思ってるんですけど、
そのあたりも少し教えてもらえますか。
出会いって大事だなって思ってますけどね。ロービスっていうビジネススクールに行ったこともそうですし、
今のオアシスの環境ってものすごくいいんですよ。これお世辞抜きで僕は思ってるんですけど、
まず掲げてるのが日本一オープンなカフェじゃないですか。
これって企業からにとっては時間とお金っていうところが有限なのに、
無料で開放してくれるっていう場所と飲み物もあるっていうところに人が集まってくるんですよね。
橋田さんのオアシスって20代の人が結構多かったりするんですけど、
30代僕らの年代層って大体やっぱりみんな忙しかったり家族仕事でも忙しい役職ついてたりすると、
こういうコミュニケーションそんなないんですよ。夜飲み会するとか。
でも20代の方がいると結構コミュニケーションって若手の人から学ぶこと多いなって思ってて、
それこそ最近AI流行ってると思うんですが、
AIの活用方法なんて30代の人に聞くより絶対20代の人に聞いた方がいいんですよ。
あるいは僕使うのは音声入力を使うんですけど、音声入力はこれまでMacのデフォルトの機能で使ってたものが、
いやこんな機能ありますので紹介してもらうだけでも全然違うんですね。
そういう環境はめちゃめちゃありがたいなというふうに思ってます。
ちょっと1個聞きたいんですけど、
やっぱ30代企業あるあるで家庭とのバランスみたいなって絶対家族持ってる人あると思うんですけど、
そのあたりどうしてますか?
日々努力。
気合でできるみたいな。
ここはもう決めた道なんで正解にするしかないなっていうところなんですけど、
一応家族にもちろんこの決断するっていうことの背景をちゃんと伝えた上でやるんですけど、
直近ノートにも書いたんですけど、
あの起業家っていい意味ですよ。
いい意味で理解されない存在だなって思うんですよ。
書いてあった。
だって家族も奥さんもそうですけど、
働いてる環境はそれでやっぱり違うわけじゃないですか。
その人もしくは参加メンバーに自分がその決断した時に、
じゃあ同じように言ってくれるかっていうと結構そうでもなくて、
それって大丈夫なの?とか、
いやこれってダメじゃない?みたいに言われたりするんですよね。
でもそれって当たり前だろうなって思ってて、
起業家が最初起業する時って大きいことやりたいなっていろいろあると思うんですけど、
だいたい理解されない。
手前のこれを例えば営業大学やります方は分かるんですけど、
自分がかけたいミッションとかやりたい事業、
うまく言語化できなかったりするんですよ。
その状態で理解を得るっていうのは結構難しいなというふうに思ってるんで、
それを言語化できるまで自分も努力するし、
対家族に対しては本当に小さいですけど、
皿洗いだったり、送り迎えだったり、玄関掃除だったり、
小さいことをやるっていうことは、
僕は重要なのかなと思って日々取り組んでます。
起業家をサポートする上ですごい意識してるのは、
やっぱりそういうふうに、
特に大企業とかで起業するってなると、
周りは起業したことないんで、
それ大丈夫なの?とか、
反対するまでいかないけど、
じゃあ素直に応援してもらえるかっていうと、
ちょっと分からんみたいな感じになること多いじゃないですか。
で、オアシスとかジャングルみたいなスペースだと、
逆にチャレンジしてる人しかいないから、
そうだし、僕も投資家だから、
投資するしないのジャッジとか全然するんだけど、
でも、いやいやいや、めっちゃいいチャレンジだねって
基本的にはお伝えしてるし、
やっぱり僕は起業にチャレンジしてるだけで、
みんなすごいと思ってるんですよね。
それができる人って本当に世の中に少ないし、
でも起業家だけが、
僕は世の中、特に日本のちょっとこうね、
閉塞した感じのある日本の経済を、
大きく変化することができる存在だって、
僕は信じてるので、
だから、もう全員頑張れって思って
オアシスもやってるし、
こういう風に来てくれたら、
事業とか人格を否定するってことは絶対しないし、
いやチャレンジ自体は素晴らしいと。
例えば、事業に対してもっとこの方がいいとか、
フィードバックをすることはあるんだけど、
チャレンジすることに対しては、
もう全部ポジティブに捉えて応援してるし、
そういう人しかオアシスいないんで、
基本的にそのやってることを否定するやつは、
オアシスには一人もいないと思う。
だからやっぱりそれはすごくいい環境を
作ろうと思ってやってはいるし、
ぜひね、そういう風に思って、
大企業から辞めて起業しようと思う人は、
一回来てほしいなって思ってます。
いやー、ほんとそれは大事ね。
自分の中にたぎる思いだけじゃなくて、
やっぱ周りに誰がいるかっていうのも大事だし、
そういう意味では今橋田さんが元起業家で支援者って
立場もむちゃくちゃ寄り添えるし、
両方の立場になれるってことですね。
もう一個宮城さんにぜひ聞きたいのが、
ややオフレコかもしれない、
言える範囲で構わないんですけど、
さっきのお金の話とかはすごく大事な気がしていて、
知りたい。
起業の資金調達
しかも宮城さんMBAも行ってたじゃないですか、
あれも多分相当かかってると思うんですよ。
そこからの自己資金でやって、
しかも一年目大きく調達してとか
まだされてないと思ってて、
その辺りは実際奥さんとかからしたら
圧倒的な不安要素だと思ったりはするんですけど、
それも努力とかじゃないレベルかなと思うんですけど、
この辺りでどう整理されてますか。
そうですね。
まずお金の件に関しては、
もちろん家族とは相談しましたと。
最初僕は200万の資金で起業したんですね。
それは家族からの出資もあったし、
あとさんさんにいてよかったポイントが
IPをしたんで、
株持ってるとある程度資金はあったんですよ。
それを元でにしましたと。
ただ、もちろん起業して失敗する可能性もあるんで、
そんなに多くは出せなくて、
ある程度の金額を出しましたと。
まず広告から調達をしました。
広告の設定はものすごく良くなってて、
2年前までは3500万が上限だったものが
7000万にあったり、
運転資金が7年かだったものを
10年に再開したりだとか、
結構国も起業後押ししてる風に
制度が良くなってるんですよね。
それに便乗して
広告にお金を借りに行ったんですけど、
ダンポン無保証なんで、
基本誰でも借りれる。
誰でも言ってるんですけど、
会社と何を事業にするかって事業計画と
やるべきこと、みたいなことをまとめていくんですけど、
その時に、これ後で分かった話なんですけど、
だいたい広告って3倍くらいまで出せるらしいんですね。
資本金に対して。
なので、さっきの7000万っていうのは
あくまでアッパーとして、
今後広告として出せる金額として
何回も演出するとこれ出せるようになるんですよと。
ただ手前としては一番最初なんで、
リスクの低いもので
資本金の3倍っていうのは上限らしくて、
だいたいそれぐらいの金額を最初は調達をしました。
それで1年間走ってきたっていうのが
まさに今ですね。
その資金と、あとは
もともと成立やってたので、
業務委託として入っていくような
営業コンサルの案件をいくつか
ありがたいことにいただいて、
その資金というのは少しずつ
使っていったというような経緯で今にいます。
まず広告は絶対使えですね。
鉄則。
資本金は
3倍みたいな話がありましたけど、
やっぱり最初だから
僕も自分の会社
ペライスやった時は資本金50万円
共同操業者入ったタイミングで
増資して
100万円にしました。
全然少ないんですよ。
全然貯金なくて。
でもお勧めしてるのは
それだとそのロジックで言うと
広告から300万円しか借りれないことになっちゃうんですけど
やっぱ
最初の資金は
マジで周りからかき集めてください。
自分で頑張って
貯金するもそうだし
最初のエンジェル株主って
親戚とかだったりするんですよね。
これアメリカとかだと結構普通で
ファミリーラウンドみたいな
エンジェルラウンドの前
ファミリーラウンドみたいな
親戚とか親とかから借りる
うちは親から借りれなかったんで
結局ダメだったんですけど
でもまさにそういう感じで
もう親戚とか
知り合いのお金持ちとかから
集める。あとは
近い関係性の人にエンジェルになってもらう。
実際近い関係性の人
エンジェル一名入ってますよね。
とかっていう感じなんで
最初それで数百万ぐらいを
なんとか集めて
それをもって広告に行く。
3倍借りる。そうすると
2、300万集められたら
広告と合わせて1000万ぐらいまでは
なんか活動資金としては
とりあえずいけるんじゃないかなっていう
そこまでは企業が
企業するときに頑張ってほしいなって思いますね。
家庭との関係
そこまであったら種税にとしては全然
1年は
あと重要だと思うのが
どれだけ個人の
日頃のバーンレートを
下げられるかっていう
生活資金
スマホとかはキャリアを
今3代キャリアやったら例えば
安いものに買えるだったりだとか
家賃を安いものに買えるだとか
日々の固定費を見直すのが
一番最初にありましたね。
個人の固定費を下げる。これ超重要っす。
超重要ですね。
メガベンチャーにいたら基本固定費上がってそうじゃないですか。
家族いたら上がりますよね。
上げないようにしてたんですよ。
意図的に。
上がっちゃうと
その後自分の人生が積むって分かってたんで
例えば50万月額もらってました。
家賃に25万払ってましたとかだったら
貯金もできないんですよ。
家は住めるんですけど
家を住むという
ステータスを維持したいがゆえに
自分をコントロールする選択肢が
生まれない。あとしたらさっきの
メガベンチャーの横に転職するとか
しかなくなっちゃう選択肢が見えに見えたんで
基本的に固定費は僕はずっと下げる
選択肢をやっていて
それで貯金した
インデックスファンドで投資して
それを回してたっていうのは
サラリーマジヤンやってた感じではありましたね。
すごいな。
全然僕そういうのやってなくて
でも
資本金の50万円は
当時ウルルっていう会社が
未上場で
社員持ち株会始めたんですよ。
ちょっと珍しいパターンで
でも上場するって彼らは
頑張ってやってたんで
僕は社員持ち株会に
社員持ち株会っていうのは
給料は転引で
お金入れると5%
会社が補助してくれるんですよ。
5%の利息がつく貯金だと思って
そこに全部
ぶっ込みしたんですよ。
会社辞めると現金で返ってくるって
聞いてたんで
僕は辞めるかなって思ってたんで
この5%の利息の貯金やばいと思って
給料出て
上限まで
フルペットしてて
1万円くらい入れてたんですよね。
10ヶ月後に会社辞めたんですけど
その時50万貯まってたんで
プラス利息ですよね。
それを創業の資本金にしました。
そっくりそのまま。
それがさっきの50万。
僕の場合は貯金ね。
貯金
日々の積み重ねって
すごい大事ですよね。
小さい額だけども1年後2年経てば
変わってきます。
創業して
1年後くらいにサービスが出るんですけど
奥さんに企業反対されてたんで
家に入れる生活費は
今あると変わらず入れます
って約束をして
あと土曜日は休みにしますって約束をして
創業してるんですよ。
年書書いてサインして
母嬰をしてるんですけど
それがブログに上げたら
プチバズするみたいになりまして
覚悟が見えますよね。
完全に嫁ブロックの人みたいな
当時になってて
1年後にサービスがやっと出るみたいな
タイミングで投資家から
投資受けてなかったんで稼ぎながらやってたんですけど
お金なくなっちゃって
やばいと稼ぎが足りない
年書に書いたのは
家にお金を
入れられなくなったらサラリーマンに
戻りますって書いてます。
やばいと。
再来月家に入れるお金がなくなるから
僕サービスは多分出そう
なんだけど
その瞬間に自分が作った会社を辞めて
サラリーマンに戻らなきゃいけないのか
悩んでて
そういう選択になるんですね
結果奥さんが
普段病で寝れる人なんですけど
寝れなくなってて
奥さんがどうしたのって気にしてくれて
近々でって言ったら
やり切れよみたいな言われたんですよ
めちゃくちゃ男気ある
嫁さんで
うだうだしてないで始めちゃったんだから
やり切れよと
奥さんにお金を借りまして
家に入れるお金が減っちゃったんで
資金調達するまでの半年間
毎月数万円を奥さんから借り
資金調達できて
起業への思い
返済計画の方をどうしましょうか
一年期計画で
毎月返済してたんですけど
教訓としては
奥さんがむちゃくちゃ堅実だった
貯金が数百万円あった
奥さんの財布に貯金が数百万円あったことが
ギリギリ良かったこと
橋田さんに質問したいんですけど
そこまでして
なぜ起業したかったのか
奥さんからすると
あるんじゃないかなって思ったりするんですけど
奥さん向けでもいいし
その時の心象
なぜ起業という選択肢に
こだわり続けたのか
いくつかあるんですけど
やっぱり
エンジニア一本でやっていくのは
無理っぽいなって思ってたことが
エンジニアとしての
自分の才能があんまないなって
思ってたんですよ
一応一通り行動をかけるようになったし
フリーランスでも食っていけるから
会社辞めても多分
生きていけるって思ってた
会社を辞めて食えなくなるみたいな恐怖は
あんまりなかったんですよ
最悪食えるなあぐらい
転職してもいいし
一方それを奥さんに伝えるのも
大変だったってことと
自分の
人生観生き方として
やっぱり自分でサービスを作って
世の中に価値を提供したい
って思っていた
エンジニアとしては
自分で作ったサービスを世の中の
たくさんの人に使ってほしい
っていうのが根っこにあって
そのためには起業するっていうのが
一番いいんじゃないかなって思っていたこと
あとはさっき言ったように
こういうスタートアップの
コミュニティミートアップに
たくさん参加できるようになって
スタートアップっていうやり方があって
そういう風にスタートアップしてる人たち
起業の醍醐味
たくさん個別でその後お会いしたんですけど
めっちゃかっこいいなって思ってますよ
結構実は
スタートアップっていう生き方がかっこいいみたいな部分が
実は大きかった
っていう感じですね
今の話2つ僕入ってるなって思ってるんですけど
まず1つ目は
経営者になると
作る側になるじゃないですか
要は組織だったりプロダクトだったり
ビジョンを作って頬を掲げて
公会に出るみたいな話だと思ってるんですけど
その立場なのか
一方で働くっていう
掲げたい人に対して働くっていう
どっちかの選択肢なのかっていう観点もあれば
そっちの部分で言うと
前者の
顧客に待ってくれてる人もいるし
それを掲げたいみたいなところが
結構強かったんですかね
気持ちとしては
やっぱりサービス提供したい
自分が作ったサービスで
何かこう
大げさに言うと
人の人生に影響を与えるものを作りたいとか
そういう風に思ってたんですよ
割とその
ペライチをやって
夢じゃないけど
それは実現
ある程度実現したなって思ってるんですね
本当にこういう
ミートアップだったりとか今でも言われるんですけど
やっぱりペライチ使ってます
使ってました
売上げが達しましたとか
嬉しいですよね
これがやっぱり皆さんにお伝えしたい
本当にこれは起業する
醍醐味の一つだと思います
自分が作ったサービスで
人の人生を動かすとか
2Bだったら
何かビジネスにすごい役に立つ
売上げが立つ
UCだったら
人の行動、人生が変わる
その瞬間を
自分たちが提供しているもので実現できる
しかもそれを
僕よく企業家とそうじゃない人の違いにおいて
一番重要視しているのはオーナーシップ
っていう言葉を使うんですけど
やっぱり33にいた時とか
僕がウルルにいた時もちろんサービス作って提供してたんですけど
やっぱりその
オーナーシップを持ってやってるというほどでは
もちろんなかったんで
でもそれを自分がオーナーシップを持って
やることによって
本気でやるっていうこととか
自分がこう世の中を変えていきたいとか
自分のサービスを通じて
こういう人のこういう課題を解決していきたい
それがダイレクトに実現していくことによって
実現すること自体が
企業の目的になるというか
ファウンダーとしての
創業者としての醍醐味ですよね
それが僕は好きでやってました
考えだったり
これがいいんじゃないかって仮説を
あって仮説を検証して
これがお金になりましたっていうその醍醐味
入金まで発生するということ自体は
恐らく耐えがたい
変えがたいものですよね
最初の入金嬉しかったね
そうですよね
今の話はちょっと通じてるんですけど
三宅さんストップです
もうだいぶ時間です
一生続いてしまいそうなので
大変申し訳ございません
カズマさんがもう過ぎてるようです
あと3時間くらいしゃべれますけど
続きは短いで
失礼します
本当
これ聞いた方々が30代
メカベンチャー企業めちゃめちゃ熱いとなり
一歩踏み出したりだとか
あるいはそういった方々をさらに後押しするような存在になればな
と思いますので
いいセッションになったかなと思いますありがとうございます
ありがとうございます
32:38

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