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2024-08-27 19:19

#40-前編 「ねこスタートアップ」を創業した獣医師 〜ねこへの愛と覚悟を紐解く〜/株式会社uniam 代表取締役 杉本亜衣さん

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ゲスト:株式会社uniam 代表取締役 杉本亜衣さん

uniamさんは、猫に特化したフレッシュキャットフードを提供されているスタートアップ🐱

2024年5月にシードラウンドにて6,000万円の資金調達を発表されました。杉本さんが獣医師からスタートアップ創業者になった経緯や、猫への深い愛情と圧倒的な解像度の高さが、どう事業に活かされているかなど伺いました🎧


▼トピック <前編-杉本さんの経歴とuniam創業の経緯> ・幼稚園生からブレない夢「獣医師になる」を叶える ・獣医業界の課題をビジネスで挑もうとした理由 ・広告代理店での経験を積んで、ペット業界で創業 ・社名「uniam」に込められた「ユニークネス」への想い ・杉本さんにとっての「猫」とは ・猫のニーズを理解するためのユーザーインタビュー ・獣医師としての知見を活かしたマーケティングとブランディング ・猫専用サイトの開設など、ユニークなコミュニケーション戦略

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『StartPods』スタートアップ専門ポッドキャスト企画制作(運営:JobTales株式会社)


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資金調達を実施されたばかりの起業家へのインタビューを通じて、スタートアップの魅力を発信しています!出演希望のご連絡は、パーソナリティ⁠までDM又はフォーム経由でお願いします!(調達プレスリリース公開に合わせた相談も大歓迎です。)

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サマリー

株式会社uniamの杉本亜衣さんは、猫に特化したフレッシュキャットフードを提供するスタートアップを創業しています。彼女は幼少期から獣医師を目指す情熱を持ち、医療の知見を活かして新しいペットフード市場を創造しています。また、彼女は猫への深い愛情と独自のビジョンを持ちながら「ねこスタートアップ」を立ち上げ、猫と人間の関係性やその重要性について深く考察し、自身の事業において猫への理解と配慮を大切にしています。

杉本亜衣の紹介とスタートアップの誕生
Startup Now 資金調達を実施されたばかりの企業家の人生や事業を紐解くポッドキャスト パーソナリティーのスタートポッツ稲荷田です。
同じくパーソナリティーのアニマルスピリット中山です。 本日は、uniam 代表取締役 杉本亜衣さんにお越しいただきました。
uniam さんは、ネコに特化したレッシュキャットフードを提供されているスタートアップでして、 2024年5月にシードラウンドにて6000万円の資金調達を実施されました。
杉本さん、よろしくお願いします。 杉本さんは、今回とあるベンチャーキャピタルのキャプタリストの方からご紹介をいただきまして、ご登場いただいております。
スタートアップNow は、我々から動くパターンとご紹介いただくパターンと、あるいは実践で実践したいですと言っていただくパターンと3つに分かれております。
我々もいろんな軸でオファーをさせていただいているんですけれども、今回たまたま特にユニークな事業をされていらっしゃったり、あるいは女性的業界の方とかもやっぱり大切かなと思っております。
普段も気にしながらしているんですけれども、そんな方いらっしゃらないですかねって話をしていたら、杉本さんはお勧めですと、ぜひという話になりましたので、お越しいただいたという背景になっております。
前編ではですね、杉本さんの生い立ちだったり創業までのプロセス、おそらくこの辺りが熱い熱い回になるんじゃないかなと個人的に思っております。
そして後編ではユニアムさんの経営だったり事業について伺ってまいりますので、ぜひ皆さんあわせてお聞きいただければなというふうに思っております。
ここでスタートアップNow を応援いただいている番組スポンサーからのお知らせです。
この番組はスゴ資料の提供でお送りしております。
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事業売却の経験もある代表の渡さんは、10年以上B2Bスタートアップの事業開発を経験されている方です。
私自身もよく経営の相談に乗っていただいております。
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改めまして杉本さん、どうぞよろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
まずは杉本さん、簡単な自己紹介を1、2分程度ですからね、その辺りからよろしくお願いいたします。
はい、よろしくお願いします。改めまして株式会社ユニアムの杉本愛と言います。
我々はどんな事業をやっているかと申しますと、猫にとにかく特化してフレッシュフードという新しいペットフード市場を作るべく、フレッシュフードというフードを展開しています。
従来のペットスタートアップと比較して珍しいポイントでいきますと、猫だけに焦点を絞っているという点かなと思っているのと、
あとは私自身がもともと獣医師の資格を持っている人間なので、そこの獣医師の知見を存分に使って、
ブランディングに活かしているというような医療かけるマーケティングに強い会社になっています。よろしくお願いします。
お願いいたします。この短い自己紹介でも非常に濃い紹介だなというふうにお聞きしておりました。
授業については少し前編でも触れるかもしれないですけど、後編で重点的にお伺いするとして、
まず前編では杉本さんの生い立ちだったり、これまでについてお伺いしたいなというふうに思っております。
他の記事とか拝見していると、本当に幼少期から猫だったり、こういった動物の境界のことをやっていきたいと思われたってところも拝見したんですけれども、
そのあたりをまずは含めても含めなくても構わないんですけれども、どんな幼少期だったのかというところからぜひ教えていただけますか。
ありがとうございます。おっしゃる通りで、よく投資家の方々にもピュアすぎるって言われるぐらいピュアなんですけども、
私もともと幼稚園の頃から獣医師を目指していて、幼稚園の卒業アルバムに獣医師になる、動物のお医者さんになる、
博士になるっていうのを書いていたぐらい猫が好きな幼少期でして、そこから小中高一度も夢変わることなく獣医学大学も入学しまして、獣医学科って6年生なんですね、大学。
なので6年間は本当に獣医療の基礎から応用臨床まで、動物の医療に関わるところをずっと勉強していたっていう感じですね。
獣医学科って結構皆さん、獣医さんに会われたことあんまりないかもしれないんですけれども、そんなに人間のお医者さんと比較すると人数は多くないんですね。
結構やっぱり卒業すると皆さん臨床の獣医になる方であったりとか、企業で勤める方もいらっしゃるんですけども、ほとんどは病院で働く方が多いので、
そんな中でいろいろと獣医業界自体への課題っていうものが大学、在学中に見えてきて、いろいろあって企業っていう感じですね。
なのでずっとこの思いは変わらずに、ペットを助けたい、猫を助けたい、猫に関わることがやりたいっていう思いが変わらず、今まで来ているっていう感じですね。
一番最初、幼稚園の卒あるで獣医師になりたいって書いたところがもう衝撃だなというか、そこからずっとブレない、本当にすごいなって思ってるんですけれども、そこをブレないほど何か強烈な体験があったのか、
あるいはその、たぶん幼稚園生ぐらいだとペットショップの店員さんになりたいとかが一番ありそうだなって思ったりするんですけど、そこが獣医師だったっていうのは結構後派というか、
獣医師としてのキャリアと新たな挑戦
しっかりされた方だったんだなというふうに思うんですけど、そのあたりっていうのはどうしてだったんでしょうか。
ペットショップの店員っていう選択肢がなかったな、むしろお話伺って思いましたね。
なんででしょうね。
ペットが好きでしたけど、小さい頃にやっぱりそれこそいろいろ動物飼っていたので、亡くなってしまうこともたくさん体験しましたね。
そのタイミングで非常に悲しい思いをして、どうしたらこのペットが救えたんだろうっていうふうに思ったんじゃないかなっていうふうに思います。
ただすごい強烈な体験があったかっていうとそうではなくて、結構自然と動物のお医者さんになりたいなっていうのはした。
その時点では動物っていうカテゴリーなんですか?それともその時からやっぱ猫だったのかとか。
その時から猫は好きでしたね。
でも猫専門の獣医師っていうものがいることは知らなかったので、猫は好きでしたけどペットのお医者さんになりたいっていうふうに思っていました。
当時卒業に書かれた頃は、今までの人生、誰まででもいいんですけど、どれだけの動物飼われていらっしゃったんですか?猫だけ以外も飼われたことがある?
猫もありますけど、犬とハムスターとか。
犬もあったんですね。
犬もありました。
犬猫論争の状態、そこで考えていくと、やっぱり猫派の方はずっと猫なのかなって。犬もだったんですね。
結構私の周りでは犬派だった方々が猫を飼ったことをきっかけに猫派に移行していくっていうシーンをたくさん見たので、人間の本質は猫派なんじゃないかって勝手に思って。
すごいファクトに基づいた。
完全主観です。
主観、主観なんですね。
そのまま獣医師になられたってことですけれども、本当にブレそうになるタイミングとか、あるいは別の職業に憧れたタイミングとか、少しでもよぎったとか、そういうのっていうのはなかったんですか?
全くなかったですね。
全くないんですね。
全くもゼロです。
すごい。
全くないです。獣医しかなりたいものがなかった。
獣医以外になりたい中山さんが爆笑してるんですけれども。
そんな風に言い切った企業家さんいないですよね、今まで。
いないですね。
あった結果こうなりましたみたいな。
逆に質問の違いがあるというか、いつもと違う感じの何聞いたろうかぐらいの気持ちで僕は今日収録望んでるんですけれども。
じゃあ少し話を変えると、獣医師になりたいっていうのは変わらなかったと思うんですけど、他に別に職業になりたいとかじゃなくて、熱狂した物事とか、例えば部活だとか趣味でもいいんですけど、そういうのってあられたりするもんですか?
それはもうずっと小さい頃からダンスやってて、小学校から大学卒業して、今でもたまにクラブのダンスイベント出たりするぐらいダンスずっとやってて。
ちなみにダンスはどうして好きなんですか?
どうして好きか、そうですね、第三言語というか、いろんな人と仲良くなれるきっかけ作りにもなってますし、あと表現することが好きなので、それを自分の身一つで表現できる、何も道具がいらない、音楽さえあればっていうのはすごい手軽でいいなって思ってます。
いいですね、なんかこの辺りのフレーズは多分後ほど出てくると思うんですけど、授業にもいろいろ重なる部分があるなと個人的には聞いてて感じました。
そして獣医師の免許を取られた後は一回そのまま病院で働いてはないんですかと研修とかされつつ、一体あれですよね、TBWA博報道さんとかも挟まれてらっしゃる。
そうですね、はい、動物病院での卒業後は動物病院で働いてはいなくて、それこそ大学付属の動物病院で研修っていう形で5、6年生が2年間研修期間になるので、この研修を終えた上で獣医の資格を取ってからはもうすぐ会社に入って企業としての中で働いてました。
先ほどの話だとほとんどの方がそのまま病院の先生になるって話もありましたけれども、そこで杉本さんはどうして就職っていう選択肢を取られたんでしょうか?
大学、在学中に獣医業界への課題を非常に強く感じたんですね。
その時に獣医師として一人、一人の獣医師として働いていくよりは、それこそ動物病院の勤務ではなくビジネスの視点で何か獣医業界に還元できることがないかなっていうふうに在学中に感じたんですね。
そうなんですけども、それこそ6年間ずっと動物医療のことだけを勉強してきたので、自分に何もできることがなかったビジネスしたので、まずは企業に入って、それこそ人並みのビジネススキルを身につけてから何かことを起こそうっていうふうに思って、まずは企業に入ったという流れですね。
応じ感じてらっしゃった課題っていうのはどんなものでしたか?
獣医師たちって、結構キャリアの選択肢に幅がないんですよ。
例えば、練習もそうなんですけど、どういうキャリアがあるかっていうと、動物病院を自分で独立して作って、そこの中で院長になって、引退して終わりっていうのが一般的なものにはなっていて、私がイメージしていた獣医師って、それこそペット業界をイノベートしていくイノベーターだと思っていたんですよ。
もっとインパクトがあるというか、インパクトがあるって言い方するとあれですけども、より多くの猫たちに対してアプローチできるものではないっていうのを気づいたので、ちょっと自分としてはそこには合わないかもしれないなっていうのは思いましたね。
そしてアクオードさんのグループに入られて、ビジネスで挑もうと思われたタイミングが初めて企業を意識したタイミングってことになるんですか?
そうですね。在学中にはふわっとは考えてましたね。
そこで次の職場に行かれて、そこからいざユニアム創業するぞってなるときは、結構大きな一歩を踏み出した感じだったのか、なんかもうタイミングが来たわって感じでパシッと始めたのかとか、そのあたり実際どんな感じだったのかとか教えていただけますか?
公社ですね。広告代理店でできることはほとんどやり切ったと思ったんです。個人的には。なのでもういいだろうっていうので、いよいよペット業界に戻りたいなっていう思いからユニアムの準備を始めたので、完全に会社辞めてから準備期間に入って、1年間準備期間があって、会社辞めて1年後に事業をリリースしたっていう流れです。
広告代理店っていうチョイスもまた面白いなと思うんですけど、これはもうこの事業をやるって決めていて、マーケティングが絶対に重要な要素となってくるから広告代理店だって感じだったのか、そこはそこで広告代理店をやった後で事業の内容っていうのを考えられたのか、どうだったんでしょうか?
これ言うときつそうだから選んだんですよ。広告代理店ってきつそうじゃないですか。
すごいきついと思います。
私それこそ6年間大学にいたので、あんまり比較することではないんですけど、他の方と。同い年の方と比較すると、数年ビハインド遅れてたので、いかに早く取り戻せるかっていうのを考えたときにきついところで働こうっていうことぐらいですかね、広告代理店を選んだのは。
それが結局すごい、今マーケティングの知見に大変生きてますし、マーケティングでデジタルだけではなくて、マスメディアも含めてPRも含めて一気通貫した統合のコミュニケーションがどうあるべきかのプランニングは非常に学ぶところがあったので、あとはクリエイティブって何なのか、デザインって何なのかっていうところは非常に学ばせていただいたので、すごく今には生きていますけれども、最初からそこを目指してやっていて、
そこを目指してやっていたっていうわけではないです。
猫への愛情と独自のビジョン
デザインとは何だろうやみたいな話もありましたけど、本当にコミュニケーションとは何だろうやみたいなところを研究されてるなっていうのをホームページとか各種メディア拝見してても非常に思っていて、一つ一つの言葉の選び方とかデザイン写真とかカラフルさとかも本当におしゃれで、なんか僕が見ても可愛いなみたいな。
ありがとうございます。
すごい良いなって思いながら、あと個人的に結構刺さったのは猫専用サイトがあるじゃないですか。
ありがとうございます。
猫専用、一応それですよ、猫専用サイトがある事実がすごくて、そこぜひ拝見いただきたいんですけど、その上で猫の方はこちらかっていうページがそれか猫サイトなんですけど、その中で飼い主に相談するみたいなポチがありましたよね、確か。
はい、あります。
そう、そこを猫が押すみたいな多分体験になるんですけれども、そこで僕がそこを押したら、いわゆるECサイトに飛ぶのかなみたいな、そこで商品のラインナップがあって買ってもらうみたいな話なのかと思ったら、そこでまた診断ページみたいなの挟むんですよね。
そこがすごく面白くて、ただ飼わせるみたいな感じじゃなくて、本当にコミュニケーションと地道に設計されつつ、スムーズな体験をされてるなって思って、すごいなって思って見ていました。
ありがとうございます。すごい見ていただいて嬉しいです。
ありがとうございます。なんか僕が熱く語ってしまいました、そんな会話なんですけれども。
あとすごく気になっていたのが、舎名が非常にユニークだなと思っていて、ただちょっとこれ見つけてしまってですね、これは由来、話していただけますか。
I am UNIQUEから取った造語。
そっちなんですよね。
そうなんですよ。ちょっとユニクロに近いかもしれないんですけど。
ユニークしたわけではないんですけども、ユニークネスっていうのは非常に意識してまして、最初にユニークっていうコンセプトが企業の中に強くあったんですね。
そのユニークネスっていうのをどうやってカルチャーだったりとか、それこそ商品だったりとか、コミュニケーション一つ取ってもデザイン一つ取っても、ユニークネスっていうのは非常に大事にしているので、それを舎名にもしたいなっていうところからつけました。
すごく大事なコンセプトというか価値観だなと思いつつ、そして、ただ猫にフルベッドするっていうのは決まっていたら、それこそキャットなんとかなんとかキャットとか、そういうふうなつけっこと多いんじゃないかなと思ったので、そこはならなかったんですか?
検討はしたんですけど、ユニークじゃないなって思ってやめました。
猫っていうこういう名詞を使うのは分かりやすすぎるというか、なんかお気に入っている感じがするってことですか?
そうですね、いかにも感があって、やっぱり他がやらないことをやりたいなっていうのはすごいチームとしても私としてもあったので、他がやっていないこと、それがまあ引いてはユニークネスにつながっていくなとは思うので、
猫との関係性の考察
猫にまつわる言葉を使うっていうのは一番ベタではありますし、伝わる速度が早いと思うんですけども、ユニアムではないなというか、私たちらしくないなっていうので使わなかったですね。
いいですね。堂々とやっぱりその由来を話されて、この開始がズバッと返ってくるのがやっぱり杉本さんの信念の強さとか感じてすごいなと思いながら聞いております。
ありがとうございます。
その流れですごく聞きたかったのが、猫と人間との関係性も人それぞれであって、正解がないみたいなところもフレーズとしてあられたなというふうに思っていまして、
なので、人間にとって猫って何なんですかねとか言ってしまうと結構抽象的な質問にはなっちゃうかなと思ったんですが、あえてじゃあN版と言いますか、杉本さんにとって猫ってどんな存在なんですかっていうのはぜひ聞いてみたいんですけど。
でも自由気ままな同居人って感じですかね。
同居人なんですね。
彼氏とか旦那とかそんな大層なものというよりは、一緒にその場に同じ空間に生きている生命体って感じですね。
同居人がいると杉本さんはどうなるとか、それがいることが多分重要だからこんなに大切に思われてらっしゃるのかなって思うんですけど、そのあたりはもう少し言語化されるとどんな感じですか。
そうですね、でも猫がいることによって本当に好き並みですけども、幸福度はすごく上がっているなと思いますし、癒しを猫からももらってますし、愛情ももらってますし、非常に人生が豊かになっているなっていうのは。
いいですね。
人々だったり杉本さんの人生が豊かにしてくれる存在なので、猫について授業を展開していって、これが杉本さんすごくいいなと後編も触れるかもしれないですけれども、そこに市場があるからとかビジネス性があるからって当然そこのロジックは手詰めていかれてらっしゃると思うんですけど、猫のためにやってるっていうのが本当に感じられるなと思っていて、
多分こういうのってある意味飼い主の心を動かせてしまえば売り上げって立つのかなって思うんですけど、本当に猫について徹底的に考えられてらっしゃって、でも猫にヒアリングってできないじゃないですか。
できないんですよ。
それすごく難しいんじゃないかなと思ってて、そこっていうのはどういうふうに解決されてらっしゃるんですか。
どういうふうにで言うと、N1インタビューの数は頻度は比較的高い方かなと思ってまして、それもうぞうむぞうに誰でも彼でも聞いていくというよりは、それこそ同じような猫に対する価値観を持った方々を炙り出して、その方々が根底に悩んでいること。表面はみんな同じことおっしゃるんですよ。
もうそれは皆さん同じこと言われるんで、猫への愛情の深さ関係なく同じことを悩みとしておっしゃるんで、そこではない猫への愛情に比例して現れてくるインサイトが何かっていうのを非常に時間をかけて出すっていう作業はやってる方かなと思います。
例えばどんなインサイトとかお声が真相の部分だと出てくるんですか。
深掘りする事業展開
やっぱり我々フード事業がメインになってくるので、健康だったり食事に関する悩みはかなり深掘って聞いていくことが多くて、それこそ一人の方に何回も聞いたりもするんですね。
その方のお家までお邪魔して、どんな生活されてるかとかも一緒に見させていただいて、その場で質問してたりするんですけど、フード系が多いですかね。
例えば吐き戻しをする生き物なのに吐いちゃうんですね。自然状態でも健康でも。
普通の方でも吐き戻し気になりますっておっしゃる方いらっしゃったりはするんですけど、そこをさらに突き詰めていくと、吐き戻しの頻度だけではなくて何時に吐き戻すとか、
この吐き戻しの状態1個とっても、こういう時の吐き戻しは気にならないけど、この時の吐き戻しはすごい気になるとか、
そういうのが細分化されていくんですよね、悩み。その辺りまで細かく聞くっていうのは、他の辞書もそうなんですけど、一例取ってあげてやっているかなと思います。
ありがとうございます。今ちょうど授業に少しずつ入りかけているような内容になってきましたので、一旦前編はここまでとさせていただきまして、後編では杉本さんが展開される授業を深振りながら、今後の展望なんかも伺ってまいりたいと思います。
前編、皆さんありがとうございました。
ありがとうございました。
19:19

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