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2025-08-27 12:05

第449回 太野由佳子氏(株式会社クロス・クローバー・ジャパン代表取締役兼猫プロダクトデザイナー)【後編】

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今回は、株式会社クロス・クローバー・ジャパンの太野由佳子氏にお越し頂きました。

 

会社員として働く中で「ネコの役に立つ仕事をしたい」という気持ちが強くなり2005年に起業。

愛猫の病気をきっかけに「理想のネコグッズがないなら自分でつくるしかない」と未経験ながら商品開発を決意したお姿から経営のヒントが得られます。ぜひ、インタビューをお聞きください。

 

なお、過去にこの番組で配信した内容は、経営者インタビューメディア「経営ノート」にも掲載しています。ぜひこちらもご覧ください。

 

■経営者インタビューメディア「経営ノート」

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サマリー

株式会社クロス・クローバー・ジャパンの社長である太野由佳子氏が、起業の経緯と猫グッズの製造方法について話します。彼女は猫の視点で商品開発を行い、ECサイトを通じて全国のお客様に販売しています。

起業の経緯
社長に聞く!in WizBizです。
WizBizの新谷です。先週の続きをお聞きください。
猫のために何か仕事ができるって言ったような、結構勢いで始めてますね。退職3日後に起業してますね。引き継ぎ期間1年いただいて。
会社を辞めるときに、会社の方からとか、ご親族、ご家族が反対とかそういうのはなかったでしょうか。
そうですね。まず、両親はすごい心配してました。両親というか母ですね。
ただ、祖母がなんかすごいアグレッシブな人で結構応援してくれて、3年やってダメだったら辞めたらいいじゃんみたいな感じで、なんか命取られるわけじゃないから。
まずは人生経験だと思ってっていうので、すごく応援してくれて、それが心強かったです。
なるほど。ありがとうございます。起業後のご苦労なんてのはございましたか。
結構いいことしか考えないで始めたので、あと本に書いてる通りには全然行かなくて、売り上げが全然ないし、お客さんも来ないし。
でも最初、森岡市内にペット用品の店舗を出したんですけれども、お客さんが来なくて売り上げゼロで、でもその時間はいるんですけど、時計の針の音がめちゃくちゃ大きく聞こえたり、
といったような状態で、家賃とかお手費とか払わなければいけないので、そこのあまり人が来ないお店が終わった後に、今度はスーパーマーケットで夜はレジ打ちのアルバイトっていうのを何年かやってましたね。
なるほど。そのご苦労なさった後、うまくいき始めたきっかけなんて何かございましたか。
猫グッズの製造
そうですね。まず2005年、2006年当時、たまたまインターネットで物を売るっていう方法を知りまして、多分今このまま店舗やってても変わらないなと思ってたので、やったことはなかったんですけど、まずECサイトを立ち上げてみたら、今手で売れなかったものが売れ始めて、そこからお客様がついていったような形ですね。
なるほど。ありがとうございます。そうしましたら、御社の事業内容、宣伝ガテラご説明いただきたいのですが、どんな事業を今なさっていらっしゃいますでしょうか。
猫グッズを作っている会社でして、工場を持たないメーカーの形式のメーカーブランドでして、岩手県を中心に職人さんや工場に商品の企画を持っていって製造してもらっております。
猫のグッズなんですけれども、猫の困りごとを解決するっていうのをテーマに、猫目線のものづくりで商品を作っております。
そちらをECサイトを通じて、日本全国のお客様に直接販売をしている会社になります。
なるほど。だいぶ珍しいメーカーさんでいらっしゃいます。
そうですね。まずは私が猫を飼っておりまして、その子たちを猫社員というような位置づけで、商品を作るときの共同開発者でもあり、あとは時には商品の撮影のモデルになってもらったりっていうのをしておりまして、歴代猫社員が今6頭おりまして、
起業時は3頭の猫社員と一緒に起業しております。この子たちがいないと商品開発は全くできないですね。
なるほど。猫ちゃんたちが研究員って感じで。
そうですね。一応、ものづくりの方法としましては、最初私の頭の中でこういった形で課題が解決できるんじゃないのかなっていうのを元に職人さんに試作品作ってもらうんですけれども、それを猫に実際に使ってもらって、いやちょっと考え甘かったかなみたいなので、どんどんどんどん修正を加えていくスタイルを取っておりまして、長いものですと6年くらい開発しております。
普通に期間がかかって100回以上の試作はそうですね、ほとんどの商品でやってますね。
なるほど。ありがとうございます。ぜひリスナーの皆様方で猫好きの方、猫を飼っていらっしゃる方、これから猫を飼いたいなって悩んでいらっしゃる方がいらっしゃったら、クロスクローバージャパンさんをちょっとお尋ねいただいて、ちょっといろいろ調べていただいたら、ちょっと面白いことが起こるかもしれませんので、リスナーの皆様方、もしよろしければ見ていただければと存じます。
成功の秘訣
そうしましたら全く違う質問もさせていただければと存じます。好きなもの好きなのことを事前に聞かせていただいてたら、やっぱり猫ばっかり出てきたので、猫以外もちょっと取り上げさせていただこうと思いますが、猫以外で言っていただいたのがですね、日本の伝統工芸技術を使い、新しい価値創造している製品ということで伝統と革新両方を好きという、そういう感じでいらっしゃいますでしょうか。
そうですね、例で書かせていただいた商品を作っている会社さんなんですけれども、絞りの技術を使ってバッグとか今のアパレルの方で服とかも作ってるんですけれども、最初の入りが、その商品がめちゃくちゃかっこいいなっていうところから入っていって、これ絞りでこういう伝統的な会社さんが作ってるんだっていうのが結構衝撃が受けて、多分このギャップにやると、
元々デザインがかっこいいっていうのもあるんですけれども、そういったものにすごい心を惹かれますね。
なるほど、何か本社のメーカーとしての思いとちょっと近しいところもあられるんでしょうか。
結構店員さんと話し出すと止まらなくなってしまうような感じはあるんですけれども、思い起こせば私たちの猫靴でも一部南部鉄器岩手の伝統工芸を使った商品とかもあるので、そういったものが体に入っているのかもしれないですね、無意識の中で。
なるほど、ありがとうございます。そして座右のメモをお聞きしまして、これも割と珍しいかもしれませんが、唯一無二を選ばれていらっしゃいまして、これ選ばれた理由は何かございますか。
そうですね、私がやっぱりできないことが多い。得意なものは多少あるんですけど、そのギャップがすごいありすぎて、なんか自分でダメな人間だなって思いがちなんですけれども、ただできるところ少なくてもそこをとんがるように頑張れば唯一無二に近づけるんじゃないかなっていうので、自分を奮い立たせてくれるような言葉でもある。
なんか人と比べてもなんかやっぱりもうキリがないっていうところがありまして、そういったなんか吹き入れるような言葉でもあるので、大好きです。
なるほど、ゆうつむになかなかの差別感に近いかもしれません。素晴らしいお言葉でございます。ありがとうございます。
最後のご質問なんですが、この番組経営者向け、全国全世界の社長様向け、もしくはこれから起業する方向けの番組でございまして、もしよろしければ社長の成功の秘訣を教えていただけたらなと存じます。
そうですね、私たちの会社が猫ちゃんのためのグッズを作っておりますので、猫の満足度を得るために不満や不便を解決するためにどういったことをしたらいいのかっていうのを徹底的に考えて、それを商品だったりとかサービスの提供によって猫が快適に暮らせるようなことをするにはどうしたらいいかっていうのを考えるのが、
そうですね、ずっと継続して20年以上続けていることになります。
なるほど、それぐらい続けることが成功の秘訣だという感じですね。
そうですね、やり始めると終わりがなくて、まだまだこれもやってないからこれもやらなきゃなっていうので。
なるほど、ありがとうございます。ぜひ皆さま、リストの皆さまも真似して継続していただければと思います。リストの皆さんも本日はお忙しい中お聞きいただき誠にありがとうございました。
ありがとうございました。ぜひ皆さまの参考にしていただければと存じます。不当の社長様、本日はありがとうございました。
ありがとうございました。
本日の社長に行くインウィズウィズは株式会社クロックブローバージャパンの不当の由加子社長様でいらっしゃいました。
美人社長様、女性社長様ですごいですね。何の知識もなくても創業しても猫グッズの会社、猫美容メーカーとしてちゃんと地に足をついてやっていけるという証明をしていらっしゃる社長様でなかなかすごいなと思いました。
そういう意味では誰でも創業できるのかもしれないし、社長になれるのかもしれないなと思えるし。
だければ不当の社長がおっしゃったように唯一美人ということで、何も知らないけれども一生懸命突き進んで、自分のいいところを一生懸命伸ばしてというようなことをおっしゃっていらっしゃったので、なるほどなと。
確かに全世界8億人いますが、8億種類の人間たちでいらっしゃいますので、そういう意味では自分をうまく活かして、自分のいいところをうまく活かして、企業を創業する社長、経営者としてやっていくというのは大変大切なんだなというふうに尽くずと思った次第です。
ぜひ皆さんと唯一無二な形で、企業化、経営者をやり続けていただけると嬉しいなというふうに思っております。
本日の社長に聞くインウィズビズはここまで。また来週。
本日も社長に聞くインウィズビズをお聞きくださり誠にありがとうございました。
この番組は2017年1月から毎週配信を続けております。
これまでにたくさんの成功社長、成功経営者のインタビューをお届けしてまいりました。
この内容はすべてテキスト化いたしまして、私どもウィズビズが運営するウェブサイト、経営ノートでも閲覧いただけるようにしております。
音声だけでなく文字で読み返すことで新たな発見や気づきがあり、皆様の会社経に役立つヒントがきっと見つかるのではないかと思いまして、サイトの方にもさせていただいています。
ぜひネット検索で経営ノートスペース社長インタビューと入力いただき、経営ノートのサイトをご覧になっていただければというふうに思っております。
本日の社長肉インウィズではここまで。また来週。
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