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2024-05-16 18:02

#23-後編 コロナ禍で参入した「ホテルギフト」に見出す勝ち筋/株式会社トリピ 代表取締役社長 加藤江さん

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ゲスト:株式会社トリピ 代表取締役社長 加藤江さん

トリピさんは、ホテルギフトサービス「StayGift」を提供されているスタートアップ🎁

2024年2月にシードラウンドにて1.05億円、これまでの累計で1.5億円超の資金調達を実施されました。医学部に入学された加藤さんがなぜこの領域で起業されたのか、その理由や将来の構想をアレコレ伺いました🎧


▼トピック

<前編-加藤さんのキャリアと創業の経緯>

・徳島県で生まれ、小学生の頃から医者か起業家になるかの2択で悩む

・京都大学に合格するも、浪人を決意

・医学部に入学後、起業する道と悩み、休学

・上京後、シェアハウスでの共同生活を開始

・アプリ開発に挑戦するも頓挫し、他のスタートアップに参画

・失敗を糧にメディア事業、マーケティング支援事業を展開

・SNS運用代行で知ったホテル宿泊券プレゼントキャンペーンの反響の大きさ

・一方で、ホテルギフトの障壁の高さに着目

・StayGiftの着想に至り、メディア事業を売却

・コロナ禍の逆境を変化に転換

・「宿泊領域に踏み込むには今しかない」と事業開始


<後編-トリピー加藤さんの事業と今後の展望>

・ホテルの宿泊プレゼントサービス「StayGift」とは

・カタログギフトとの違い、企業のプレゼントキャンペーンで活用される理由

・宿泊施設の選定基準と、宿泊以外の今後の展望

・シード期でありながらみずほ銀行から融資を受けられた背景

・リモートワークでも言語化を重視し、業務の見える化を実践

・世界を代表する企業を目指すために役員候補含め、全ポジションで積極採用中


▼ご出演者様/企業様の各種リンク

⁠HP⁠⁠採用情報⁠⁠資金調達プレスリリース⁠⁠加藤さんX⁠


▼パーソナリティからご案内📣

資金調達を実施されたばかりのスタートアップ起業家へのインタビューを通じて、スタートアップの魅力を発信しています!出演希望の起業家さんは、パーソナリティ⁠までDM又はフォーム経由へご連絡ください🙌(関係者からの他薦も受け付けております!) ご感想もお待ちしております😊


▼問い合わせフォーム(Startup Nowへのお便り)

https://forms.gle/vJbT4RMSea5HK6Ec7

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資金調査等を実施したばかりの企業家の人生や、事業の裏側に迫るStartup Now 株式会社トリピ 代表取締役社長 加藤さんへのインタビューの続きをお送りいたします。
前編では、医学部に入りながらも、企業家の道を志し埋もるビジネスをいくつか運営されて、事業売却も経験し、
そして、コロナ禍でユーザー側のニーズの強さと、そして、未だなど参入できるというところで、
観光系のビジネスに参入されるという話をお伺いしてまいりました。
後半では、そんな加藤さんが仕掛ける事業について迫ってまいりたいと思います。
加藤さん、改めてよろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
ホテルの宿泊をプレゼントする事業というところは、前半でもお伺いしているんですけれども、
改めて、どんな事業を展開されているのかとか、どういう仕組みで展開されているのかってあたり、
もう少し詳しく教えていただけますでしょうか。
ホテルのチケットがプレゼントできるということで、
主に結婚祝いにプレゼントしたりとか、親友みたいな方。
あと、結婚シーンですと、両親へのお祝いのお返しですね。
そして両親にプレゼントされていたり、
あとは、もうちょっと上の世代ですと、
金婚記念日のお祝いというところで両親にプレゼントされていたり、
あとは企業のプレゼントキャンペーンとして活用いただいていたりとか、
最近ですと、ライザップ社、ショコザップのキャンペーンでも使っていただいてっていうような、
そんな利用シーンで使われておりますね。
この体験ギフトのところって、
SoExperienceさんとか、あそびゅうさん、JTBさんみたいなところも手掛けていたり、
カトログギフトだとシャディさんみたいな、死にかけのプレイヤーもいる中、
それと比較すると、このスティーギフトさんのギフトサービスっていうのは、
どんなところがすごい素晴らしい点なのかなってあたり、教えていただけますでしょうか。
まずはカトロギフトと比べたとき、
一見カトロギフトで送るのって合理的に見えるというか、
相手に選択肢があっていいじゃんと、
この合理性を突き詰めると、
現金が一番嬉しいってことになるんですよね。
でも現金ですとあまりに冷たすぎるというか、
形式的なシーンだと、いいシーンもあると思うんですけど、
その中間となるのは金券ですね、クォカード、アマゾンギフトカード。
金券もシーンによってはいいギフトになり得るんですけれども、
なんでギフトするかというと、
私はあなたのことを大切に思っているんですよっていうことを表現するために、
ギフトしているっていうことがあるので、
なかなか金券、現金でそれが伝えることができないっていうようなものになり、
もうちょっと具体的に想像すると、
例えば恋人にカトロギフトで送ったときを想像してもらうと、
私のことを大事にしてくれてるのかなというか、
大切に思っているのかなっていう疑問が生まれる可能性があると。
彼らが放棄したなみたいな。
そうなんですよね。
相手が選べるって一見合理的っぽいんですけど、
そうすることによって、
自分のためにこれを選んでくれたんだっていったような、
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そういった思いが伝わらないわけですね。
そこがカトロギフトとの大きな違いになります。
捨てギフトだと、2年連続で、
今回はこのホテルのチケットをプレゼントして、
次の記念日ではこのホテルのチケットをプレゼント。
いったことができるということです。
なるほど。
それでいくとちょっと不思議だなって思うのは、
先ほど企業のプレゼントキャンペーンでも使われてますよっていう話があったんですけど、
これだとカトロギフトでもいいんじゃないの?みたいなふうに思えるんですけど、
企業の人たちがあえてここですよっていうふうに限定して使うときの、
思いというかニーズっていうのは、
どんなシーンでやっぱりステギフトにしようという判断になるんですか?
そうですね。企業のプレゼントキャンペーンですと、
相手が誰になるかもわからないので、
むしろカトロギフトの方が便利らしいっていうのは、
より多くなるかなと思っています。
そこがあえてステギフトを使う理由というところとしては、
やっぱりこのホテルのチケットっていうのを指定できることによって、
何のプレゼントなのかがパッと見でわかるっていうところが強みになっているんじゃないかなと、
ライザピちゃんとしょくざくのキャンペーンなんかでもそうなってるんですけども、
1等賞はこれです。2等賞これです。3等賞これです。
全部ステギフトで構成されてるんですけど、
そんな形で、でもカタロギフトだと何なのかわかんないんですよね、もうパッと見で。
確かに。
1等賞このカタロギフトです。2等賞これですって言われても、
よりは1等賞〇〇ホテルのチケットです。2等賞は〇〇ホテルのチケットですみたいな、
私の方が何なのかがわかるっていうところがやっぱり強みなんじゃないかなと、
プレゼントキャンペーンの場合はそんなイメージですね。
ユーザーさんのメリットとか利用シーンっていうのは今のでだいぶ理解ができたのかなと思ってるんですけど、
このステギフトに記載というか載っている宿泊施設側だったり、
運営しているトリピさん側として、あえて選択させるギフトの方が上手いビジネスになっている点って何かあったりするんですか?
シンプルに語るギフトで送るようなシーンってすごい少ないと思うんですよね。
なのでちょっと冷たいギフトになっちゃうので、
でも当たり障りない、失敗しないギフトになりやすいのが語るギフトの特徴ですけど、
その形式的なシーンって宿泊ってなると5万円ぐらいしてきますけど、
5万円のプレゼントするシーンってそんなに高かったり、
あとはこれがアイスとかでも5種類のチケットから選べるチケットと、
このアイスと交換できるチケットだったら、
5種類のアイスから選べるチケットの方が合理的でいいギフトになりそうですけど、
このアイスと交換できるチケットの方が3倍以上売れているっていうようなデータもあり、
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なので語るギフトというのは3倍は売れるだろうっていうような判断がありますね。
なるほど。やっぱりユーザーさんのメリットがみんなにとってのメリットになっているっていうふうに理解いたしました。ありがとうございます。
ちなみにこれやっぱりどういった宿泊施設が選べるのかなっていうラインナップって結構ビジネス上重要になってくるんじゃないのかなっていうふうに思ってるんですけど、
ここはどういうふうに今選んでいるんですか?
一定以上のクオリティがあって、ビジネスホテルなんかは今は除外しています。
これはもらったらもう間違いないというか、ギフトとしては間違いないっていうホテルは特に優先的に進めていて、
もしくは名前がめちゃくちゃ知られてるってわけではないけど、行ったらすごい素敵な体験ができるっていうような、そういったホテルに絞っています。
知る人が知るホテルみたいな。
そうですね。なのでそういったホテルでは、
例えばチェックアウト時に、うちはステイリフトできるんですよっていうようなカードをお配りいただいたりとかすることによって、
その泊まっている人はもうその施設の魅力を知っているわけなので、ここはもうプレゼントもできるんだというのを知ってもらって、
実際に使ってもらっているっていうような形になります。
なるほど。その知る人と知るホテル、いいホテルっていうのを、
トリピさん側が知れてるっていうのは、これまでやってきたメディア事業だったりとか、
旅行事業の支援事業っていうのをやってきたって、その辺の強みがかなり生きているっていうところなんでしょうか。
そうですね。それもありますね。
あとは限られた宿だけを掲載するようなメディアだったりとか、
サービスの中の人というか、元社員ですね。そこの元社員の人もうちに副業として入ってもらって、
選定基準作ってもらったりとか、リスト作成方法を作ってもらったりというのを教えました。
ありがとうございます。今は泊まれる宿泊施設の体験ギフトっていうところだと思うんですけど、
この先体験ギフトの幅を広げるとか、体験ギフトのその先の事業とか、いろいろと構想あるのかなと思うんですけど、
言える範囲でもしよければ今後の構想なんかも教えてください。
実はホテル以外にもレストランのチケットもプレゼントできるようにして、
捨て皿のチケットもやりますし、クルージングとか、例えばヘリとかも捨てギフトできるようにしていきます。
この辺りも同様に予約サービスではプレゼントしづらいという課題があるので、
捨てギフトを使うことによって日付指定なしでプレゼントができる。
相手が予約できる形のプレゼントができるようになっていくっていう、そんな展開を考えています。
まずは宿泊施設からカテゴリーを広げていくっていうところを構想されているっていう、そんな風に理解しました。
そうですね、実はそこの領域でも特許を取っているので、
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そうですね、一つ宿泊施設っていうのはこの領域の鍵になるんじゃないかなっていう風に考えています。
ありがとうございます。ちょっと話題を変えて資金調達のところもお伺いしていきたいなと思ってるんですけど、
今回3回目の資金調達なのかなっていう風にプレスリリースを見ててお見受けしてるんですけど、
最初の2回っていずれもスカイランドさんと水穂銀行さん?これ有志ですかね?
そうですね、1回目でプレスリリース出したのはスカイランドのみだったか、もしかしたらスカイランドと有志込みだったと思うんですけど、
2回目は確か有志のみの分でプレスリリース出していて、エクイティ調達だけで言うと今回が2回目になります。
1回目はスカイランド、今回2回目も追加投資いただいてますね、スカイランド。
ありがとうございます。エクイティのところもしっかりなんですけど、私からすると水穂銀行さんがこのシードのタイミングで有志するって非常に珍しいなっていう風に思ったんですけど、
これってどんな背景だったのかとか教えていただけたりしますか?
そうですね、まさにフェーズとしてはプロダクトもないフェーズで水穂銀行と高校から3000万、合わせて3000万有志に降りてるんですけど、学生企業でこれはあんまりないかなと思ってます。
理由としてはもともとスモールビジネスやってたので、それの売り上げがあったっていうところが一番大きな背景になるかなと思います。
なるほど、もう売り上げが立っている事業だからそれを元にして判断することができたよっていうところですね。
そうですね、既存事業だけでも返せるなっていう風に多分思っていただいたというか、そんな認識をしています。
ありがとうございます。ビジネスモデル的にはこの先も結構エクイティ調達しながら成長を目指していくのかなっていう風にお見受けしたんですけど、
資金調達面から見た今後の計画だったりイメージみたいなものがもしありましたら教えてください。
ここはまだまだ動いていく部分も、変動も大きい部分かなと思うんですけれども、今考えているものは半年から1年後には5億円程度の資金調達を次回は行いたいなという風に考えています。
素晴らしい、ビッグな計画ですね。
ありがとうございます。
そしたら今回調達した資金で組織だったりチームを拡大していくっていうことも考えられているとお伺いしているんですけど、今どんな組織でカルチャーでどんな雰囲気なのかってあたり良ければ教えてください。
カルチャーとしては、家がリモートになるので言語化をかなり大切にしております。
僕が言語化している領域でいくと、事業戦略とか登級制度とか評価指標をできる限り細かく言語化していって、こういう風に成長していくんだなっていうのがメンバーから見て分かるようになっています。
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メンバーもどんどん言語化っていうのはしていっていて、例えば自分のやってた業務をさっとマニュアル化して他の人に渡すだったりとか、どんどん任せていくっていうのもできていたりとか、その中でも事務的な作業は切り分けて事務員に渡していくっていうこととか、
こういった言語化することによって任せることもできたり、方向性も見えたりっていうようなメリットを生かしています。
今何人ぐらいの組織なんですか?
今ですね、業務委託含めなんですけど、20人ぐらいいて、でも全員フルタイムっていうわけではないので、平均で2、30時間ぐらいですね、週2、30時間ぐらい稼働しているような状態です。
ありがとうございます。これからどれぐらいの、どんな人をどんなポジションで採用したいみたいなところってあったりしますか?
はい、これもスタートアップだと思うんですけど、僕も全ポジションを募集していて、具体的には営業、採用人事、プロダクトマネジメント、クリエイティブディレクション、カスタマーサポートを募集しております。
特に人員として多くなる部分としては、やっぱり営業は数としては多くなるかなというふうに考えていて、
営業といっても、営業戦略考える人も募集してますし、テレアポができる人も募集してますし、テレアポ部隊をマネジメントした経験がある人も実際募集していて、
あとは役員候補も大募集というところで、今役員僕だけなんですけれども、役員がどんどん生まれてきてくれた方がすごい助かるので、
その中で、この人なら役員になりそうだなみたいな前提でも採用していければなというふうに考えております。
採用する上で重要視している基準だったり、内容っていうのがもしあったら教えてください。
はい、どうぞ。
そうですね、まず入っているメンバーがどんな人かみたいなところからなんですけれども、結構経歴だけでも超優秀みたいな人が集まってて、
今まで年収1000万円以上あったような人がうちになぜか入ってきているみたいな状態があったり、
でも経歴だけ見てるっていうことはなくて、経歴だけで弾くっていうのはほとんどないという形で、
実際に考察のメンバーでも、この人もしかしたら役員になるんじゃないかみたいな人もそういった活躍しているメンバーもおります。
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書類選考の時とかも履歴書とか職務経歴書だけではなくて、レポートも必ず提出いただくようにしていて、
レポート?
そうなんですよ。そこの内容から論理的思考力とかも見れたりするので、
あと面接でもディスカッションを大切にしていて、その中でも思考力っていうのを見てポテンシャルを重視していて、
なんでポテンシャル重視するかっていうと、知能ビジョンとして世界を代表する企業っていうのがあるんですけど、
そういった企業を目指すにあたって、もうすでに能力が十分ですねみたいな人ってほとんどいないので、
なのでポテンシャル重視で、頭でいく価値じゃなくて、どんどん成長していけそうだなっていう人を採用しています。
なるほど。世界を代表する企業に取り日をするぞっていう気概がある、ポテンシャルがある人を大募集中ですっていうことですね。
そうですね。受け身ではなくて、自分が勝ち馬にするぞ、この会社をっていうような気概がある人を採用しています。
ありがとうございます。まだまだ聞きたりないところではあるんですけれども、お時間が来てしまいましたので、最後にこのポッドキャストのリスナーさんに向けてメッセージをいただけますでしょうか。
トリピという会社や事業だり、僕に興味を持った方は気軽にTwitterでDMいただくのでも大歓迎ですし、
もう会社のホームページとかインディードワンペットリからもぜひ応募いただいたりとかできればなと考えています。
今日はありがとうございました。
ありがとうございます。概要欄にホームページ、採用情報のページだったり、資金調達のプレスリリース、
そして加藤さんのXTwitterのリンクも記載しますので、ご確認いただければと思っております。
Xのプロフィールにも明確にレガコーンって書いてあったりだとか、今も世界を代表するような企業になるって話もあります。
そういった目線が高い企業家さんってそこにたくさんいるわけじゃないのかなって思ったりもしていますので、
今のトリピさんすごく面白いフェーズなのかなって思いますので、そういった方々で共感したらコンタクトいただけるといいんじゃないかなと思っております。
最後にパーフナリティからのお知らせです。
スタートアップナウでは資金調達を実施されたスタートアップ企業家へのインタビューを通じてスタートアップの魅力を広く深く発信をしております。
ご出演を希望いただける企業家さんがいらっしゃいましたら、DMまたはお便りフォームを用意しておりますので、気楽にご連絡いただければなというふうに思っております。
こちらの実践はもちろんなんですけれども、例えば出資しているベンチャーキャピタルの担当者さんだったりだとか、
社員さんだったりだとか、そういった達成も受け付けておりますので、ぜひご連絡ください。
感想なんかもいただけると大変喜びますので、よろしくお願いします。
番組のフォローだったりSNSの方もご協力いただければなというふうに思います。
それでは加藤さんご出演いただきましてありがとうございました。
18:00
ありがとうございました。
ありがとうございました。
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