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2024-05-14 11:09

#23-前編 コロナ禍で参入した「ホテルギフト」に見出す勝ち筋/株式会社トリピ 代表取締役社長 加藤江さん

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ゲスト:株式会社トリピ 代表取締役社長 加藤江さん

トリピさんは、ホテルギフトサービス「StayGift」を提供されているスタートアップ🎁

2024年2月にシードラウンドにて1.05億円、これまでの累計で1.5億円超の資金調達を実施されました。医学部に入学された加藤さんがなぜこの領域で起業されたのか、その理由や将来の構想をアレコレ伺いました🎧


▼トピック

<前編-加藤さんのキャリアと創業の経緯>

・徳島県で生まれ、小学生の頃から医者か起業家になるかの2択で悩む

・京都大学に合格するも、浪人を決意

・医学部に入学後、起業する道と悩み、休学

・上京後、シェアハウスでの共同生活を開始

・アプリ開発に挑戦するも頓挫し、他のスタートアップに参画

・失敗を糧にメディア事業、マーケティング支援事業を展開

・SNS運用代行で知ったホテル宿泊券プレゼントキャンペーンの反響の大きさ

・一方で、ホテルギフトの障壁の高さに着目

・StayGiftの着想に至り、メディア事業を売却

・コロナ禍の逆境を変化に転換

・「宿泊領域に踏み込むには今しかない」と事業開始


<後編-トリピー加藤さんの事業と今後の展望>

・ホテルの宿泊プレゼントサービス「StayGift」とは

・カタログギフトとの違い、企業のプレゼントキャンペーンで活用される理由

・宿泊施設の選定基準と、宿泊以外の今後の展望

・シード期でありながらみずほ銀行から融資を受けられた背景

・リモートワークでも言語化を重視し、業務の見える化を実践

・世界を代表する企業を目指すために役員候補含め、全ポジションで積極採用中


▼ご出演者様/企業様の各種リンク

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サマリー

株式会社トリピの代表取締役社長である加藤江さんが、ホテルギフトサービスを提供しています。彼の経歴や創業までのプロセス、人生観についてインタビューされています。

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スタートアップナウ 基金調達を実施したばかりの企業家の人生や事業ひも解くポッドキャスト
パーソナリティーのジョブテイルズ稲荷田です。 同じくパーソナリティーのアニマルスピリッツ中山です。
加藤さんの経歴と創業までのプロセス
本日は第23回目の放送となりまして、株式会社トリピ 代表取締役社長の加藤江さんにお越しいただきました。
トリピさんはホテルギフトサービス、ステイギフトを提供されているスタートアップでして、
2024年2月にSEEDラウンドにて1.05億円、これまでの累計で1.5億円超の資金調達を実施されました。
加藤さん、よろしくお願いいたします。 加藤です。よろしくお願いします。
加藤さんにオファーさせていただいたのは、私成田になりまして、2024年の3月にTHE SEEDさんが取材されましたTHE FUTURE Xで
ご挨拶させていただいたのがきっかけでございます。THE FUTURE XはAnyplace NightさんとのきっかけにもなっておりますのでTHE SEEDさん本当にありがとうございます。
加藤さん、第一印象は本当になんか爽やかな、一方でただ爽やかなだけじゃなくてですね、お若いさありつつも地に足がついた、
本当に仕事もできそうだなって感覚がすごく覚えるような良いお母さんでございまして、今回お話ぜひ聞きたいなと思いましてご出演のオファーさせていただきました。
加藤さんよろしくお願いします。 ありがとうございます。素敵な紹介いただいて。
そうしましたら前編はですね、加藤さんの経歴だったり創業までのプロセス、人生観に迫ってまいりまして、後編では事業だったりファイナンス、組織採用などについても伺ってまいりますので、前編後編合わせてお聞きいただければなというふうに思っております。
まずはご経歴なども含めまして簡単な自己紹介からお願いしたいんですけれども、加藤さんはですね、お若くして非常にすでにユニークな人生を歩まれているなと思っておりまして、
学生時代からこれまでの人生、ぜひ教えていただけますでしょうか。
ありがとうございました。ホテルとか旅館のチケットが誰かにプレゼントできるようなサービス、ステイイフトというサービスを行っております。
株式会社トリピの加藤と申します。これまでの経歴としましては徳島県出身で、その後、与党大学に合格したんですけれども、その直後からもう浪人して医学部に頑張って入りました。
もともと医者になりたかったということですね。医者になるために学部に入って、そこから医者になるか起業するかっていうのはもともとずっと悩んでたんですけど、もう悩んでも答えは出ないので、一回休学してチャレンジしてみようということで、休学は無料なので休学してしまって、いきなりスーツケース一つで上京して、そこから2,3年経ってステイイフトを立ち上げて、今があるという形になります。
兄弟に合格して浪人し直す人っているんですか?
これも医学部がちょっと難しくなって、センター試験の時点で難しくなって、二次試験で何とか挽回できるところということで、京都大学は医学部じゃないところ、医学科じゃないところに奇跡的に受かってっていう感じですね。
加藤さんの起業への思いとチャレンジ
念願叶って医学部に入られて、医者っていう道は当然開けていたんじゃないかなと思うんですけど、そのタイミングで改めて起業と迷われるってこれなかなかいかない悩みだなと思ってまして、そのあたりどんな思いだったんでしょうか?
小学生ぐらいから医者化起業するかなって思ってて、でももう答えが出なくて、経営者の周りにいないですよね、親戚にもいないですし、出会ったことがなかったので結局わかんなかったって、本とかはめっちゃ読んでましたけど、でも高校生ぐらいになると医学部に自分が行けないからそう思ってるんじゃないかみたいな、そういう気持ちもあったわけですね。
なので、一回入ってから決めようっていう風に考えて入ってから休学したっていう形ですね。
両への憧れっていうのはどのあたりで芽生えたとかそういうのってご記憶ありますか?
私春期から起業化がかっこいい時代にちょうど生まれたなっていうのは感じていて、僕は中学から高校に上がるタイミングなんかはちょうどスマホに変わった時代なんですよね、ガラケーからスマホに変わって、で本屋行くとスティーブ・ジョブズ・ドーンみたいな、その前から孫正義もドーンとかっこよく本屋にあると。
そういう本を僕は手に取って、みんななんか医者が一番すごいみたいな感じで教師とか言ってるけど、どう考えてもこの人たちの方がすごいんだろうということに気づいて、そこからずっと気になり始めたっていう感じですね。
市まで生まれ、チェコラツーという方々もいらっしゃらないのかなって、その感動の高さってすごいですね。
じゃあ上京されてからがどんな感じだったかって一通り教えていただけますか?
一番最初はお金もなくシェアハウスに住みまして、マンションの一室に12人とか13人ぐらいで暮らしてて、3段ベッドが4つあるみたいな、ぎゅぎゅ詰めで、僕のビニール袋をクローゼットにするっていう。
そこでの生活、ビジネスとかもされてらっしゃったんですか?
そうですね、一番最初はバイトもしながら、ウェブアプリとかスマホアプリを立ち上げようとして、デモとかMockupとかはまでは行ったんですけど、その後の開発すらまともにできず、とんざしてしまったっていう感じですね、その直後は。
その直後ぐらいにあるスタートアップに誘っていただいて、地方王としてジョインし、それも結構うまくいきそうだったんですけど、代表の趣味というか、趣味的にこの領域がやりたいみたいな、すごいある領域にハマってしまって、別のサービスになることになったんですよね。
スタートアップ事業というか、本当にゼロから生み出すのすごい難しいなということで、もっと変数の少ない事業を一旦やろうということで、キッチンカー事業と、あとはメディア事業だったり、マーケティング支援事業を始めました。
よく元お医者さんの人で成功している企業家って、例えばメドレーのトヨタさんとか、サスメドの上野さんとか、アンタの中山さんとか、みんなメディカルの領域で起業している人が多いっていうのが印象なんですけど、お医者さんと起業と両方を目指している中で、やっぱりメディカルの領域じゃない領域で起業しようって思った背景っていうのはどんなところだったんでしょうか。
医者になってから起業しようと思ってたんですよね。医学部途中で休学して起業しているので、医学っていうところはそんなに強みになってこないっていうところがやっぱり大きなところになりますかね。
業売却なんかもされていらっしゃるっていうのがあったんですけども、いろいろ事業されていらっしゃって、その売却までいった事業っていうのは具体的にはどんな事業だったんですか。
フィットネスメディアになりまして、インスタグラムとウェブで作っていたメディアを、そんなに大きな規模ではないんですけど、小規模な形で売却。
ステイギフトの構想と背景
これは理由としては、その後スタートアップ事業、今回のステイギフトを始めるにあたって、できる限り削りたいなということで、売却したっていう形になります。
選択と集中と少しでも資金になれば、みたいなところだったと思いますね。
その時にはステイギフトの構想とかがあられたんじゃないかなと思うんですけど、そこにたどり着いた背景だったり、価値筋を見出した理由とかっていうのはどんなところにあるんですか。
主にマーケティング支援事業と、自社で旅行メディアをやっていたっていうところから着想を得ていて、具体的にはマーケ支援の中でもSNSの運用代行とか、
インスタグラムの運用代行なんかも行ってたんですけど、その中でよくプレゼントキャンペーンってやってたんですよね。
いいねとフォローで当たるみたいなやつ。その中で○○ホテルの宿泊券が当たるみたいな、それが一番環境が良かったんですよね。
でもそのプレゼントキャンペーンを実施するにあたってやらないといけないことっていうのは、施設との交渉が必要になってくるんですけど、
施設に対してこういった宿泊券をプレゼントキャンペーンとして出したいというところで買わせていただいてっていうフォローが必要になってくるんですけど、
要するに普通の消費者がプレゼントするってなるとめちゃくちゃ大変っていうことに気づきました。
あとは予約サービスでプレゼントするってなったら、例えば結婚祝いにプレゼントするってなると、
その人のために予約したりしないといけないとなると、いつが都合いいとかやってると向こうにも申し訳なさが感じさせてしまって、ギフトにはならないっていうところ。
そういったところに気づいて、じゃあこれを事業化したいなっていうのはあり、でも参入できないなって思ってたんですよね。
宿泊施設と提携するってすごい難しいというか、いきなりギフトサービスやるんでみたいなことを言っても提携できないんですよね。
ほとんど大企業がやってるホテルが多いので、特に関東だと。
なのでこれは参入難しいなと、自社の強みも発揮できないんじゃないかなっていうのを感じていて、
その直後にコロナが来るんですね。
会社立ち上げたのが2019年7月なんですけど、12月ぐらいからコロナが来て、旅行メディアやってたんで、そっちはすごい打撃を受けてしまったというか、
メディアすごい勢いで伸びてたんですけど、もうインスタで旅行系は流さないみたいな、アルゴリズム的に一時競うなってしまって、
なのでいきなりアクセスが止まってしまったというのもあり、
あとはこの旅行業界で何かできないかというのもあり、ホテルとユーザーにヒアリングを始めました。
中にはホテルと直接交渉してプレゼントしたことありますみたいな方も意外といらっしゃるっていうことからニーズの強さを知って、
ホテルへの参入も今なら行けそうだなという感覚がその時につかめたんですよね。
そのコロナ禍の中、2021年にその時になってたんですけど、コロナ終わるんじゃないかみたいなぐらいの時に、
いや終わんないみたいな人もいたり、ずっとビズコロナの事態が続くみたいな人もいるぐらいの時に立ち上げましたね。
その逆境をチャンスに変えたという話かなと思っておりまして、かなり先々になるところですが、事業についての話も入ってきましたので、
一旦前編はここまでとさせていただきます。
ありがとうございます。
後編では加藤さんが展開されるような事業を囲りしながら、今後の展望まで伺っていきたいなと思っておりますので、
また後編をお続けください。
ありがとうございます。
11:09

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