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2024-06-18 18:12

#28-前編 シードで16億円超の調達。リーガルテックでハンコ文化を変革をした先で挑むHR事業/株式会社PeopleX 代表取締役 橘 大地さん

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ゲスト:株式会社PeopleX代表取締役 橘大地さん


PeopleXさんは「総合型HRカンパニー」として、エンプロイーサクセスプラットフォームの「PeopleWork」、業績直結型の人事コンサルティング事業を行う「PeopleConsulting」、社員のエンゲージメントに特化したギフト事業の「PeopleGift」提供されているスタートアップ🚀


2024年6月にSEEDラウンドで総額16億円超の資金調達を実施されました。橘さんが弁護士からHRテックへ挑戦した背景や人生観、今後の展望などアレコレ伺いました🎧


▼トピック <前編-橘さんの経歴とPeopleXの創業>

・幼少期に強い影響を受けた「週刊少年ジャンプ」

・18歳までの区切りで漫画家を諦め、兄の後を追って弁護士に

・弁護士ドットコムへの参画とクラウドサイン事業の責任者就任

・弁護士の知見を活かし、法改正にも尽力

・国内HR SaaS市場の余白と勝ち筋

・時代の端境期に捉えた中途採用シフトというマクロトレンド


▼ご出演者様/企業様の各種リンク

HP採用情報資金調達プレスリリース橘さんX橘さんnote <併せて聞きたいポッドキャスト>

スタートアップオフレコ対談(創業までの経緯とPeopleXの立ち上げ)

GCP House(クラウドサインの立ち上げとPMFまでの道のり)


▼パーソナリティ

・中山悠里(独立系VCアニマルスピリッツDirector)

 https://x.com/yurinakay

・稲荷田和也 (JobTales株式会社 代表取締役)

 https://x.com/oinariiisan


▼企画制作

『StartPods』スタートアップ専門ポッドキャストスタジオ(運営:JobTales株式会社)


▼パーソナリティからご案内📣

資金調達を実施されたばかりの起業家へのインタビューを通じて、スタートアップの魅力を発信しています!出演希望のご連絡は、パーソナリティ⁠までDM又はフォーム経由でお願いします!(調達プレスリリース公開に合わせた相談も可能です。)ご感想もお待ちしております😊


▼問い合わせフォーム(Startup Nowへのお便り)

https://forms.gle/vJbT4RMSea5HK6Ec7

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Startup Now。資金調達を実施したばかりの企業家の人生や事業を紐解くポッドキャスト、パーソナリティのスタートポッツ稲荷田です。
同じくパーソナリティのアニマルスピリッツ中山です。本日は、株式会社PeopleX代表取締役の橘大地さんにお越しいただきました。
PeopleXさんは総合型HRカンパニーとして、エンプロイーサクセスプラットフォームのピープルワーク、業績直結型の人事コンサルティング事業を行うピープルコンサルティング、社員のエンゲージメントに特化したギフト事業のピープルギフトを提供されているスタートアップでして、
2024年6月にシードラウンドで総額16億円の資金調達を実施されました。橘さん、よろしくお願いいたします。
はい、橘です。本日どうぞよろしくお願いします。
今回ですね、橘さんにオファーさせていただいたのは私稲荷田になりまして、XにてPeopleXさんおよびまた橘さんに関するポッドキャストを複数出ておりまして、ペアをさせていただきました。
一つ目がスタートアップオフレコ対談、クロステックベンチャーズさんがやられていらっしゃるポッドキャストですね。
テーマとしては、創業までの経緯とPeopleXさんの立ち上げ、そしてもう一つがGCPハウスグロービスキャピタルパートナーズのポッドキャストではクラウドサインの立ち上げおよびEMFまでの道のりなんてテーマは使われていらっしゃいました。
その上で資金調達をテーマとしておりますこのスタートアップナウにも是非調達が発表されたら出ていただきたいという旨をポストさせていただきました。
そしたらなんとレスポンスでぜひお誘いくださいとおっしゃっていただきましたので、そのままDMをさせていただきまして、実際どうなんですかとお伺いしたところ、実は明日発表しますというふうにおっしゃっていただきましたので、今収録に至っているというところでございます。
そうですね、結構自分もあんまり目的とかなくて、GCPの野本さんってキャピタリスト最初出たんですけど、あれ東京大学ロースクール、法科大学院っていう弁護士目指すロースクールの同じクラスだったんですよね。
友達っていうか、あとクロステックベンチャーズの手島さんも格闘技友達で、なのでそういう目的っていうよりはお付き合いの中で出させていただくので、今日も楽しみにしています。
ありがとうございます。今回特別回といたしまして、既に公開情報たくさんあられますので、そのあたりをより深掘りをしたりだとか、立花さんのあまり知られていないような側面を引き出していきたいなと個人的には狙っております。
特に気になっていたのがですね、Xを拝見しておりますと最近かなり長文のポストで、非常にエモーショナルでウェットで理想主義なような印象を抱いているようなポストが多いんですけど、一方でオフレポタイザンさんとかでは非常にクールでドライで現実主義みたいな側面が結構強く出ていたなと思っていて、この両面性が共存しているっていうのが非常に不思議だなと思っておりまして、
ただ我々のテーマとしては企業間の情熱っていうところがございますので、特にこのエモーショナル部分を言っていきたいなと思ったりもしております。
また壮大な前振りをさせていただきましたが、その上で言いにくいかもしれないですが、まず簡単な自己紹介から1分程度ですからお願いいたします。
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はい、PeopleXという会社4月に創業しまして、2つキャリアに分かれてまして、最初の社会人人生の5年ぐらいが弁護士資格を持っていまして、
サイバーエージェントで社内弁護士していたのと、あとジーバ法律事務所っていう法律事務所でスタートアップ支援をする法律事務所で弁護士をやっていましたので、専門職として弁護士でやってきたのと、
あと最近の9年間は電子企業サービスのクラウドサインというようなSaaSソリューションの責任者をやっていましたので、どっちかっていうと弁護士の企業家っていうのが珍しいプロフィール経歴かなと思います。
ありがとうございます。弁護士資格をお持ちで、最近あれですよね、ちょうどPeopleXの区切りをつけるっていうタイミングで資格のあれはなんて言うんですかね、納めたんですかね。
そうですね、弁護士資格1回なんか登録してると月5万円ぐらいかかるので、起業しましたし、で、1つ区切りかなというので、今月で弁護士資格は一旦休みという形なので、まだ分かんないですけど80歳ぐらいになって、
もう1回また一般の法律用コマイの方とかもしかしたら分かんないんで、一旦区切りだなというとこです。
一旦はもうPeopleXにフルコミットするその意思表明だというふうに捉えさせていただきました。
そうです。
スタートアップナウ、橘さんの人格がどういうふうに形成されたのかみたいな過去から紐解いていきたいなと思っておりまして、まず学生時代と幼少期みたいなところで伺いしていきたいんですけれども、
橘さんが強い影響を受けている作品にまつわる2つのエピソードXで拝見しておりまして、
何でしたっけ?
1つ目がですね、ゴールデンウィーク中に学生時代に読みふけた週刊少年ジャンプで連載していたスケットダンスを全巻読み直した。
そうですね、あれ漫画の1位ですね。
それが様々なものの原点になっていたというところ。
あともう1つ、もうちょっと細かいですけれども、結局18歳の頃から自分の頭の中にワンポーブチキンのセーリングデイが流れ続けているだけ。
確かに、ワンピースの当時映画の主題歌のセーリングデイというのが未だに毎日聞いてますよ。
この辺りが個人的にはエモいなと思いながら見ていたんですけれども、そういった作品が橘さんにとってどんな存在なのか、どんな影響を受けてきたのかみたいなところって教えていただけますでしょうか?
そうですね。まず、おいたちと今起業するのも通じているのが、あんまり別に性別のことってどっちでもいいんですけど、
影響を与えたって意味であえて性別に言及すると、自分は男三兄弟の真ん中で、かつ小学校から男子校なんですよ。
なので、ある意味だから習慣者の年ジャンプ能っていうんですかね。
性別だけじゃないですけどずっと男子校で育っていると、どうしてもジャンプっぽい価値観で育っていくので、
てっぺん取るぞとか、そのために仲間集めるぞとか、ライバルとか出てきたらそれすらも楽しむぞとか、
そういう習慣少年ジャンプ。それがテーマソングで、バンプロチキンのセーリングデイも。
そういうテーマソングだと思いますので、今の起業に至るまで、
今回エンプロイサクセスと事業ドメインを選んだのも、国民に共感得られやすい、やっぱり一大ムーブメントを起こせる。
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なんかそんな事業ドメイン選びとか、明らかにその習慣少年ジャンプの方が操作点だなと思っています。
その辺りの価値観っていうのは、サイバーエージェント時代、ジーバー法律事務所の時だったり、
クラウドサイン弁護士の特務さんいらっしゃった時も、割と心の中に灯し続けていたものだったりするんですかね。
そうですね。クラウドサインは巡り合った事業なんですけども、やっぱり2000年続いたハンコ文化、
それをやっぱり突破するんだと、一大プロジェクトでしたし、
自分も大いに燃えた、やり遂げた一つの事業なので、
そういう国民の関心ごと、難しいことに挑んでいくとか、そういうのが原点だなと思っています。
最初、弁護士を目指されたのは、なんかどんな?
これは、クロステップのポッドキャストでも言ったんですけど、
父親も司法書士で、兄も弁護士なんですね。
なので、高校まで漫画家目指していて、漫画家って非常に才能の世界で、
18歳を超えると、やっぱり住み込みでアシスタントに就くっていう、
大学に行かないでっていう道になるんで、
そうなると大決断になるんで、18歳までに目が出なかったらっていう一区切りで、
大学以降は兄と同じ弁護士の道を歩もうという形で、
弁護士になったからには、やっぱり新しい弁護士になりたいというので、
インターネット時代の弁護士だっていうので、
当時珍しくサイバーエージェントに飛び込んだりとか、
スタートアップ専門の弁護士になったりとか、そんな過程です。
ご家庭で放送一家という話がございまして、
お子様だったりお兄様、どこよりもアイデンティティーを立ちづくってくれました、
みたいな発信もあったりするんですけども、
この辺り具体的にはどんな影響を受けていそうだ、
個人的にはすごく田島菜さんって責任感と人事って言葉が似合うような、
いろんなエピソードがそういうふうに思ってるんですけど、
やっぱりそういうところとかなのかなと思ったりするんですけど、
他のところとかあったらぜひ教えてください。
そうですね、弁護士って様々な側面あるんですけど、
やっぱり人のために助ける仕事、
決して主役ではないっていうのを意識していて、
やっぱり日本とかも結構弁護士の歴史とかって、
まあ結構ローファーム、障害弁護士って言って、
でっかいローファームがあるんですけど、
やっぱり日本企業が1970年代ぐらいに、
ソニーとかマツダとか、海外出てく時に弁護士たちが支えて、
ローファームの弁護士たちが支えてったとか、
結構借金問題とか多くなると、それもまた弁護士が解決したりとか、
やっぱり困っている社会現象に寄り添って弁護士が存在するので、
そういう正義感とか公平性とか、
理不尽なものに戦っていくとか、
そういうのは弁護士らしいというか、
それは別に弁護士という職業じゃなくても、
弁護士らしい正義感、倫理感とか、
そんなのは自分の一つの根付いたアイデンティティだと思います。
そこから企業も徐々に認識され始めて、今創業されているところですけど、
助けたい、助ける仕事っていうのはご家族から得られて、
いわゆる主役というか世界を変えていくぞみたいなところは、
ジャンプから得られてみたいなところなんですかね。
今ではどういうふうに捉えていますか。
まさにその通りで、その道中も仲間たちと巡り合いながら楽しんでいきたい、
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自分も成長していきたい、そんな感じです。
ありがとうございます。
法律事務所さんでのスタートアップの支援、
これが結構ハマっていらっしゃって、
それを一生やってくる想定もあったと思うみたいな話も結構対談でされたと思うんですね。
そのタイミングで弁護士.comの創業者の本谷さんに出会われて、
もともとやってくる想定もあったのに、そこでガラッと変えて、
プラットサインやってくぞってなったのって、
すごい大きなイベントだったのかなと思ってまして、
何がそうさせたのかみたいなところを教えていただけますか。
当時27歳ぐらいの弁護士、ジーバー法律事務所になったとき、
なので弁護士になって法律事務所でやっていたので、
まさか自分で事業をやるなんて、自分で起業するなんて、
その当時は全く想像つかなかったんですけども、
弁護士.comという会社を見て、弁護士が創業して事業をやっていて、
これからリーガルテックっていう、
法律かけるテクノロジーのリーガルテックをやっていくんだと、
そんなお話を聞いて、弁護士でも事業できるんだっていう、
やるんだったら黎明期から自分でやりたいなという、
そういう巡り合いで手を挙げたっていうエピソードです。
リーガルテックの中でも今の犯行のサービスっていうのは、
それは決まってたんですか?
それとも幅広いリーガルテックっていう感じですか?
そうですね。リーガルテックで、
で、その中で弁護士.comが当時、
いくつかある事業の大きな一つがクラウドサインという事業でしたので、
そこの事業責任者を拝命させていただいたという、
それは結構巡り合いとか縁とか、どっちかってそういうものですね。
事業責任者にいきなり就任されたっていうのも、
かなり大きな出来事な気がしておりまして、
でももともと社内プロジェクトで立ち上がって、
ちょうどリリースのタイミングあたりで発覚されて、
すでにやられてらっしゃった方もいたところで、
ただの橘さんってどちらかというと弁護士キャリアで来られたわけじゃないですか。
ただの事業を回すっていうのはまた結構ステップが違うのかなって思ってるんですけど、
実際その時のご苦労だったりだとか、こんな感じでしたみたいな話とかお伺いしてみたいな。
入った当時は何も分からなかったんで迷惑かけながらっていう、
当時を知る同僚とかには申し訳なかったなって思うんですけど、
結構恵まれてたのは当時サース事業っていうのは本当にデイメーキで、
なんか内勤営業でインサイドセールスという外勤営業じゃなくて、
会社の中で営業するんだ、え、そんなのあるんだみたいなとか、
なんとカスタマーサクセスっていう受注後の支援をする、
なんかそういう職業があるらしいぞって2017年ぐらいみんな気づいて、
え、そうなんだみたいな、なんかみんな01だったんですよね。
ARRっていうのがなんか指標であるらしいぞみたいなとか、
みんなゼロ状態だったので、ある意味自分が事業ゼロだったんですけど、
周りの事業家たちもゼロだったんで、
まあそういうのは自分の中で非常にサース、
例明期から携わってたのは振り返ってみればラッキーだなっていう感じですね。
なので今で言ったら生成AIとか、
用意論、ゼロから用意論とか、
3年前だったらWeb3用意論とか、
そういう時代の端境きって非常にチャンス生まれて、
その中で自分は2015年サースという事業の例明期でチャンスできた、
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がむしゃらに頑張ったっていうのが当時の振り返りです。
元々弁護士の資格もお持ちだったってところも、
リガルティックだったら有意性もあるだろうという見立てがあられたんですけど、
実際にどういうふうに役立ったとかそういうのももしあれば教えてください。
そうですね。クラウドサインは本当にハマりがくだったと思うんですけど、
法改正とかが結構クラウドサインって使えないっていう契約書が結構あったんですよね。
例えば不動産の引っ越しの時の賃貸契約で使っちゃダメっていう法律、
書面主義って言って紙で印刷して渡しなさいって結構あったんですよ。
それすべて法改正とかもしたり、
クラウドサインも本当に今でこそ普及しますけど、
当時って犯行さないと大丈夫みたいな、本当に証拠あんのとか、
そういう誤解もあったので全国の裁判所を巡ったりとか、
弁護士会で勉強会開いたりとか、
そういうのは弁護士じゃないと説得力なかったと思うので、
すごく生きたんだなと思います。
政府に働きかけるロビーングって言われたりもしますけれども、
事業立ち上げで実際に社内契約とか採用のシーンで
まだ使ってもらったみたいな話があられて、
一方で不動産契約系は結構法改正が必要だったっていうのがあったので、
それはもうパラレルに進めていったっていう感じなんですかね。
そうですね。
社内の業発注書とか、
実は雇用契約も最初ダメで、
それも2018年ぐらいに改正されて、
引っ越しは2021年に改正されてとか、
いろいろ改正してその指示を取って改正してその指示を取っての連続でした。
合計10個ぐらいでしたっけ?
はい、そうです。
法令ができるというのは弁護士の一つの醍醐味というか、
みんな憧れ合いつつやれない方も多いのかなと思ったので、
やっぱりここではどうでしたか?楽しかった?やりがいだったのか?みたいな話とか。
やっぱりスタートアップが声を上げていかないと変わらない。
既存の価値観、概念、慣習とかに戦っていくのがスタートアップなので、
今回の自分の事業ドメインのHRテックも、
まだ何と戦うかってまだ集中している段階なんですけども、
きっと働き方、労働基準法とか、そういったところでそこは生じる事例もあるでしょうし、
もしかしたら福利構成領域でまだまだ補助金が足らないとか、
税制がおかしいとか、そういうのが見つかったら、
やっぱり時代の端墓域にいる自分が積極的に声を上げないと変わらないので、
今後も積極的に声を上げていきたいなと思います。
昔、SaaSの例明記にクラウドサインというのを立ち上げて、
今で言うと、生成AIとかWeb3なのかな、みたいな話されてましたけれども、
そこからHRテックっていう領域を選ばれたっていうのは、
逆に言うとHRテックってどっちかっていうと、
例明記っていう感じは私はあまりしないのかなと思いつつ、
なぜその領域に今選ばれたのかってところを教えてください。
そうですね。選んでしまったって感じなんですけども、
やっぱり自分の引き出しの中でしか勝負できない、
自分に後悔なきを選んでいたいので、
自分なんかめちゃくちゃ仕事人間で、
効果不効果、仕事人間で、ほとんどの時間は仕事に集中してきて、
でもありがたいことに素晴らしい方々に巡り合って、
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こんな人になりたいって人格が形成されたり、
時にはハッとさせられて、自分もダメだこのままじゃっていう、
自己嫌悪に陥ったり、仕事を通してほんと成長してきたんで、
やっぱりこの働くっていう、
自分はだからものすごいエンゲージメントとものすごい努力できる、
恵まれた環境だったので自分はできたんですけど、
全世界の企業、国がそうだとは思わないので、
これを助けに行かなきゃって思えたっていう。
なので採用とかってよりは入社後のスキルアップとかエンゲージメント強化とか、
それが自分が育てられた恩返しなので、
そういう事業ドメイン選ぼって思ってから市場規模調べて、
これまあまあでかいなというので決めたって感じです。
どれぐらいそのリサーチする期間ってあったんですか?
まあ1、2ヶ月ですね。
HRって決めてから1、2ヶ月の市場調査。
まあ自分の理由でいくと米国の市場をめちゃくちゃ調べます。
日本の既存プレイヤーを調べます。
その余白がめちゃくちゃあるかどうかと、
マクドトレンドがどう変わっていくか。
で、日本が本当にマクドトレンドの端座回帰だって思えたので、
チャンスだなという感じです。
そこをもうちょっと教えていただきたいんですけど、
HRテクってタウンは大きいのは分かっていると、
でも競合環境って激しいじゃないと。
今更スタートアップなんて挑戦できるホワイトスペースなんてあるの?
みたいな社に構えた見方をする人もいるんじゃないかなと思ってるんですけど、
どのあたりが日本空いてるじゃん。
そしてマクドトレンド来てるじゃんっていう、
そのちょっと2つどういうふうに見立てているのか教えてください。
サースビジネスで全世界で共通しているのが、
3個タムがでかい市場があって、
国内で1000億目指すなら、
ERPを取るかCRMを取るかHRを取るか、
この3つが巨大産業で、
ERPはSAPオラクルが日本でも同じようなサイズを既に獲得して、
国産サースはもう参入の余地難しいでしょうと。
CRMは当然ながらセールスポーツ、マイクロソフト、ハブスポット、外資系にほぼ図られて、
今から中小企業向けとかバーティカルには余白を狙うという意味であるんですけど、
巨大ホリゾンタルの穴は相当難しいと思います。
HRって世界で言うとワークデイとかバンブーHRとかハイボールとか、
日本に進出しないんで皆さんご存じないワークデイぐらいだと思うんですけども、
ワークデイが国内で1000億サイズかっていうと、
全然そんなことはないというような形ですので、
そこがまだまだ余白だらけだなというふうに考えているところです。
マクロトレンドはどうなんでしょう?今どんなマクロトレンドが来てるんですか?
そうですね、マクロトレンドでいくと一番でかいのが中途採用シフトっていうのが結構でかくてですね、
大手企業って長らく新卒一括採用の国だったんですけども、
なので10%ぐらい中途採用の比率だったんですけども、
今43%ぐらいまで来てまして、なのでようやく中途採用を中心とした国になっていくというような感じです。
なるほど、ありがとうございます。
18:00
そうしましたら前編はここまでとさせていただきまして、
後編ではそんな橘さんが展開されていらっしゃる事業について深掘りをしながら、
今後の展望を伺ってまいりたいなと思っております。
前編ありがとうございました。
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