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2024-10-08 23:35

#46-前編 首相官邸で活躍した電通出身のクリエイターが仕掛ける興行DX/株式会社recri 代表取締役 栗林嶺さん

ゲスト:株式会社recri 代表取締役 栗林嶺さん


recriさんは、ユーザーの好みや予定に合わせて、舞台や展覧会のチケットを毎月お届けする「チケットのサブスク recri」を提供されているスタートアップ🎭

2024年8月にプレシリーズAラウンドのファーストクローズにて1億円の資金調達を発表されました。栗林さんがエンターテインメント業界の課題解決に取り組む理由や今後の展望などを伺いました🎧


▼トピック

<前編-栗林さんの経歴とrecri創業の経緯>

・埼玉県川越市出身、違和感を口に出して仕組みを変える生徒会長

・高校時代にダンス部を立ち上げ、表現活動に没頭

・早稲田大学政治経済学部で学び、ジャーナリズムを専攻

・新卒で電通に入社し、クリエイター職として活躍

・政府へ出向し、3名の首相のもとで広報や表現を監修

・アーティストへの強い想いがあるゆえに、業界課題を痛感

・「好きな人と好きなことをする」大学時代の仲間3人で起業

・「素敵な作品」と「観客」をつなぐプラットフォームとしてrecriを構想


▼ご出演者様/企業様の各種リンク

-HP

https://corp.recri.jp/

-資金調達プレスリリース

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000014.000069506.html

-栗林さんX

https://x.com/kuribayashi_ryo

-recri公式X

https://x.com/recri_inc

-recri公式Instagram

https://www.instagram.com/recri_official/


▼スポンサー

伝えるだけで出来上がる、スゴすぎ資料「スゴシリョ」

-サービスサイト

https://sugosugi.jp/

-ワタリユウタさん(株式会社wib 代表取締役)

https://x.com/watari922


▼パーソナリティ

-中山悠里(独立系VCアニマルスピリッツDirector)

https://x.com/yurinakay

-稲荷田和也 (JobTales株式会社 代表取締役 / StartPodsプロデューサー)

https://x.com/oinariiisan


▼企画制作

『StartPods』スタートアップ専門ポッドキャスト企画制作(運営:JobTales株式会社)


▼パーソナリティからご案内📣

資金調達を実施されたばかりの起業家へのインタビューを通じて、スタートアップの魅力を発信しています!ぜひ番組のフォロー、★5評価をしていただけますと幸いです。また、今回の配信が気に入った方はSNSで拡散したり、 #StartupNow をつけて感想をいただけたりしますと嬉しいです。


▼問い合わせフォーム(Startup Nowへのお便り)

https://forms.gle/vJbT4RMSea5HK6Ec7

サマリー

今回のエピソードでは、株式会社recriの代表取締役である栗林嶺さんが舞台や展覧会のチケットをサブスクリプション形式で提供するビジネスモデルや、自身の創業に至るまでの経歴を紹介しています。特に、学生時代の経験や彼の企業哲学が現在の活動にどのように影響を与えているのかについても語られています。栗林さんは、クリエイティブなコミュニティ形成の重要性や、自身の過去の経験から企業を創業した経緯についても触れており、特に好きな人たちと好きなことをすることの重要性を強調しています。また、芸術やエンターテイメント分野における課題についても言及しています。さらに、栗林さんは企業の表現と課題解決における役割について語り、特に政府との連携や、その中でのクリエイティブなアプローチが強調されています。

recriのビジネスモデルの紹介
Startup Now🦄資金調達を実施されたばかりの企業家の人生や事業を紐解くポッドキャスト、パーソナリティーのスタートポッツ稲荷田です。
同じくパーソナリティーのアニマルスピリッツ中山です。本日は、株式会社recri代表取締役 栗林嶺さんにお越しいただきました。
recriさんは、ユーザーの好みや予定に合わせて、舞台や展覧会のチケットを毎月お届けするチケットのサブスク、recriを提供されているスタートアップでして、
2024年8月、プレシリーズAラウンドのファーストクローズにて1億円の資金調達を発表されました。栗林さん、よろしくお願いいたします。
栗林 よろしくお願いします。株式会社recri CEOの栗林龍と申します。ご紹介あずかりましたチケットのサブスクというサービスを運営しております。よろしくお願いします。
栗林 ありがとうございます。栗林さんをお招きさせていただいたのは、お招きと言いますか、リスナーさん、特にこのスタートアップなどかなり長いこと聞いていただいている、いわゆるヘビーリスナーさんと呼ばせていただきたいと思いますけれども、そういった方からご紹介いただきました。
スタートアップの支援をされていらっしゃる方ですね。こういった方々に支えられてこの番組がございますので、非常に感謝しておりますし、そういったお声であったり、ご感想とかもすごく待ってますので、ぜひ皆さんお気軽に。
一応お便りのフォームがあるのと、直接ご連絡いただいても構わないので、お願いできればなというふうに思っております。
前編では栗林さんの生い立ちや創業までのプロセスを、後編ではrecriさんの経営や事業について伺いますので、ぜひ併せてお聞きください。
ここで、スタートアップNOWを応援いただいている番組スポンサーからのお知らせです。
この番組は、スゴ資料の提供でお送りしております。
営業資料、対応資料、資金調達資料、ホワイトペーパーまで、伝えるだけで出来上がるスゴすぎ資料をスゴ資料。
事業売却の経験もある代表の渡さんは、10年以上B2Bスタートアップの事業開発を経験されている方です。
私自身もよく経営の相談に乗っていただいております。
資料作成にお困りのスタートアップは、ぜひスゴ資料までご相談ください。
それでは栗林さん、まずは簡単な自己紹介を1分程度よろしくお願いいたします。
栗林亮と申します。現在はチケットのサブスクということで、舞台や展覧会のチケットを初心者の方に向けて届けるというサービスをやっております。
実は裏側には集客をしたいという工業主様がいらっしゃって、彼らの手助けにもなっているというサービスになっております。
私自身は新卒ではまず電通に入りまして、そこでクリエイターをやっておりました。
その後、ちょっと変わった経歴なんですが、政府に出向していた時期もあったりしております。
私自身、実はずっと学生時代からダンスをやっていたり、社会人でもクリエイターをやっていて、
出演者だったりアーティスト、クリエイターという方々がたくさんつながりがあって、というところもあって業界のペインを感じていて、今回の企業に至っているという背景もあったりします。
おそらくこれまでの出演者さんの中で一番助かるなと思うような自己紹介をしていただきました。
慣れてるんで。
素晴らしいです。事業だけじゃなくて、過去の話とかも結構散りばめていただいて、聞きたいポイントだらけだなと思いながらお伺いをいたしました。
後で触れるんですけど、どうしてもここで触れたいのはですね、出張官邸って働けるんですねっていう、非常に稚拙な表現をすると意味わかんないなっていうのが正直な感想でした。
周りにいなすぎて、そんなお仕事あるんだってすごくびっくりしちゃってですね、ちょっとここ後でしっかり聞かせてください。
はい、もちろんです。
はい、そしてですね、先ほどは大学生時代の話とかもいただいたんですけれども、ちょっとなかなか事前に調べていてもですね、その前のお話、幼少期だったりだとか、小中高とか、そういうところはあまりわからなくてですね、この辺りも追加で教えていただいてもいいですか?
はい、出身は埼玉県の川越市というところで、小江戸とか言われてですね、ちょっと観光地みたいになっているところではあります。
で、僕自身、昔からこう人前に立ったり、要するに目立つのが好きな。
そうなんですね。
だったので、小中と生徒会長みたいのをやって、一見する真面目な生徒会長というよりかは、当時そういうドラマとか、学園モノとか流行っていて、なんなら髪を伸ばして金髪にして、それでも生徒会長みたいなですね、そういう派手なものに憧れていた学生時代だったりもしてました。
で、思えば実現は至ってなかったりするんですけど、なんか新しい拘束、こんなこと、例えば服装自由にしますとか、給食こうしますとか、そういうのを勝手に言って学生盛り上がって先生が困るみたいなこともですね、やったり。
で、実は高校でもですね、早稲田の附属校なんですけど、ダンス部がなかったんです。
ただ、僕中学ぐらいがダンスをやっていて、ダンス続けたいなと思っていたので、だったらダンス部作っちゃおうということでですね、高校時代ダンス部立ち上げてダンスをするみたいなこともやっていました。
なので、自分的には企業化精神じゃないですけど、ゼロイチみたいなものは元々好きだったなと思ったりしています。なんで、仕組み作りとか、そもそも場を作る、かっこよくゲームチェンジじゃないですけど、そういうルールメイキングするところからやっていくというところは好きな学生時代だったなと思っています。
悪く言うと、ただの目立ちたがりの困った学生だったかななんて思ったりはしてます。
めちゃめちゃイケてる学生時代ですね。
かっこいい。
かっこいいなって思うと聞いてました。
いろんな人を困らせながら、ここまで支えてもらって、ここまで来てます。
いいですね。
給食は変わったのかなと。
いや、変わらないですね。
変わらないですね。
そうです。
ちょっと今につながるエモーションの話をすると、実は今、早稲田大学時代の、それこそ同級生3人で作っている会社なんですけど、
えー、そんなんですね。
そのうち1人は、実は高校の附属から一緒だったメンバーで、
なんでまさに、僕のその文化祭でこんなことするとかですね、ステージこうするみたいなところとか、出し物するみたいなところを僕が主催し、
そこの経理じゃないですけど、お金回りとかをやってくれてる人が、今も一緒にCFOということで、事業をしていたりするので、
えー、すごい。
ちょっとそういった学生時代からのつながりも今に実はつながっていたりしてます。
いいですね。今せっかくCFOの方の話も出たので、お伺いしたいんですけど、これはもう大学卒業する前とか後とかで、もういつか一緒に起業しようみたいな話はしていたんですか?
してました。もうしていた3人で。
えー。
はい。
なんかタイミングがバチッとあって、今このタイミングだったっていうのはどういう理由だったんでしょうか?
もともと3人ともそれぞれ、もちろん別の会社に就職し、
はい。
ただ、専門性が全く違う3人だったりもしていて、僕がまさにデータってことで、どっちかというとUNO型だったっていうのがあって、
うん。
で、そのCFOがSANO型というところで、もう1名が新卒でスタートアップに入って、本当立ち上げメンバーのような形で入って、今まさにシリーズDとか本当かなり大きくなっている情報系のスタートアップに就職したもので、
まさにその立ち上げからサービスの実装、運用っていうところも経験があることだったので、まさにそのエンジンとハンドルとブレーキみたいな感じだねという話はしていて、
いつかとはいえ、今僕が31なんですけど、20代本当にクライマックスというか最後になってきた時に、今しかないねということで、再集結してやったという感じだったりもしています。
学生時代の影響とこれからの展望
そんなに綺麗なチームってあるんですね。
大学時代高校時の友達ってそんなに可能性を秘めていたんだっていうのが今衝撃でした。
いや本当に私もちょっとびっくりしてます。
めちゃくちゃエモーショナルです。いいですね。ありがとうございます。
先ほどその途中でおっしゃっていただいたのが、仕組み作りが好きとか場を作るのが好きって話もいただきましたけど、どうしてだったんだろうとかそういうのってありますか?
自分の性格みたいなパーソナルなところで言うと、仕組みがあって、例えばスポーツでも何でもそうですけど、ルールがあるって言った時に、ある程度ルールに従ってやらないといけないし、
既存の誰かが作ったものをうまくハックしたりとか使いこなすスキルが必要だと思うんですけど、私はそれがすごく苦手で。
苦手なんですね。
苦手なんです。なのでどちらかと言うと、自分が勝てるルールを作るっていう方が得意なタイプなんです。
公園で遊ぶとか、自分が有利な遊び方を提案するみたいなタイプだったり、最近飲み会とかだったりもですね、僕運動は得意ではなくて、どちらかというと文化系というか歌とかカラオケとかですね、ガーズみたいな夜遊び系が得意だったりするんです。
そうすると活躍できないので、だったら自分が目立てるとこに行く。そういったところじゃないですけど、あとはまさに今につながる話で言うと、今ある仕組みとか習慣が現状に即してるとも限らないなと思っていて、
それこそ数十年前とかに作られたものを未だに風習としてそのまま乗っかってしまっているってこともあるかなと思ってるので、
そもそもこれってなんじゃなんだっけみたいなところに疑問視するっていうのはもともと癖としてあったなと思っていて、
クリエイティブなコミュニティ形成
なんで野球部って坊主じゃなきゃダメなんだっけとか、シャツしまわないと勉強ってなんかできないんだっけみたいな、そういうのを思って、怖いものなしでおかしいじゃないかとか制服いらないんじゃないかとか、そういうのを言うようなタイプでしたね。
圧倒的主人公キャラじゃないですか。いやいやいや、悪役だと思う。
素晴らしい幼少期でありながら担任の先生になったら困ってただろうなっていうのはすごく苦しい思いになりました。
あと今いただいたのは仕組みのハックみたいな話でしたけど、あと場を作るみたいなところはイベントをやっていたりだとか、部活を立ち上げたとかそういうところから来てるんですかね。
そうですね、私自身もう一つ大事にしてるというか、モットーみたいなところで言うと、好きな人と好きなことをするっていうのはずっと中学生から言っている自分のテーマだったりするんですけど、
どっちも大事だなと思っていて、好きなことだけしていても仲間というかメンバーが好きだったりとか楽しくないと続けられないというのもあるかなと思っていて、この2つを大事にしたいなと思っている中で、
やはり1個目の話と繋がりますけど、自分でそういう仕組みを作って、人を呼んできて、一緒にやるっていうと、どちらもかなったりするっていうところで、場の要素としては何をするかと誰をするかだと思っているんですけど、
なのでそこ自身で好きなメンバーで部活を立ち上げるだったり、大学時代とかも含めて自主的に学生団体みたいなのを自分で作って、地元のパワー越えの待ち起こしみたいなのをちょっとやっていたんですけど、
まさに地元が好きなメンバーで、自分の好きな地元をもっと盛り上げようっていう、そういう時に熱意もそうですし、やっぱりチームのスキルって最大化されるなと思っていて、そんな子供で考えてやっていた学生時代ではないんですけど、今となってはそのような形で企業に至っているというのもありますね。
森林さんの好きなタイプっていうのはあるんですか?一緒に働くとか、一緒に活動する上で、こんな人が好きっていうのってあるんですか?
ありますね。もちろんスキルは多種多様であるほどいいかなと思っているので、いろんな財務のスキル、エンジニアリングのスキルとかマーケティングとか、いろいろそこはバラバラではいいかなと思っているんですけど、私的にすごい自分と合うなと思っているのは目標がちゃんとあったり、ゴール意識を持って、
一緒にできる方っていうのはすごく好きだなと思っていて、叶えたい夢とかがあるからこそ現状を辛くても耐えられるとか頑張れるとか、逆にそこにつながっていると思うとワクワクしていて楽しいみたいなところがあるので、そういった方とはいろいろご一緒したいなとは思います。
さっきおっしゃっていただいたこの好きな人と好きなことをするって、本当に究極だなっていう風な理想型だなってことを思ったんですけど、一方でこれってニワトリ卵であり非常に難しいなと思っていて、好きな人とやることをまず優先するのか、ことから探すのかとか、どっちからやるのがいいんだろうとか思ったりもするんですけど、今回の企業だったり過去を振り返ってみると、どっちから始まることが多いですか?
企業創業の経緯
好きなことのが先かなと思っています。で、まさに今実は企業している3人も、もともとスキルがそれぞれ違うとか、企業したいみたいなアントレブレな精神みたいなのがあるっていう根っこはありつつ、実は一番最初って、結局みんなエンタメ好きだったんですよ。
好きなアーティストと同じで一緒にライブ行くとか、そこから始まっているので、好きなことをやっていたら好きな人が集まってきたみたいなところだったりもするので、同じようなものが好きってことは結局自分とつながるものがあるってことなのかもしれないんですけど。
ダンスだとか表現活動っていうのはこれまでされてきていて、そのクリエイティブだったり表現のところの可能性っていうのも信じているし、そこに一緒に夢中になっている方々のことも大好きだし、なんかふりわやさん多分人への共感性とか思いやりとかめちゃくちゃある方なんだろうなって勝手に思っていて、多分そのあたりが今回れっくりさんの企業のタイミングで可能性も信じてるし、大好きな人たちなのに苦しんでるみたいなところもあって助けたいみたいな。
あ、まさに。
あったんですね。
すごいもう、そのままいただいてもいいですか?
ぜひぜひよかったら使ってください。
ありがとうございます。
このあたり一応僕勝手に代弁しちゃったんですけど、もう少し詳しくふりわやさんの言葉でも言っていただけると、創業の経緯っていうのはどんな感じだったんですか?
私がもともと新卒で電通に入り、クリエイターとやっていて、もともと学生時代ダンスをやっていたこともあったんですが、なのでアーティストだったり役者さんとか業界で働いている方のつながりっていうのが非常に多かったというそもそもがあって、で、皆さんやはり苦しんでました。
例えば自分で舞台をやってみてもなかなか集客できないとか、いわゆるバンドとかやっていてもなかなか売れないので、結局自分でライブをやっても赤字とかですね、あとは業界としての課題ではあるんですけど、なかなかこう皆さん稼げないので、諦めていく人っていうのが次々と現れます。
それこそ、仲間に差し掛かってもうやめようかなとか、例えば二十代後半になってくると、なおさらこう、稼いでいかなきゃいけないし、家庭とか持たなきゃいけないとなって、役者を辞めるとかアーティスト活動を辞めるとかいう方もたくさん出てきました。
一方で、じゃあ我々が行くと、どれも素敵で、舞台も面白いですし、音楽も素敵だし、それぞれアーティストが作られてる作品も素敵で、なんでこんな素敵なのに、こんな苦しまなきゃいけないんだろうっていうのがあったんです。
一方で、じゃあそういう方がどうやって現状を打破しようとしてるかというと、結局下北沢で朝から晩までチラシを配るとかですね、一生懸命友達に発信をしてSNSで拡散してもらうとかだったんです。
非常に熱意はありつつ、スマートではないなと思っていて、なんでその素敵なものはある、素敵な作品はあるけど、その伝え方とか発信の仕方だったり、引いてはお客さんの集め方というのがうまくないんだなと思ったときに、ペインとして救いたいというのもありつつ、ある意味ビジネスチャンスだなと思ったというのが創業の経緯だったりしています。
なので、そういった作品だったり、我々は興行と呼んだりするんですが、舞台とかコンサートみたいな人にお金を集めて呼ぶイベントというのを興行と呼んでいるんですが、そこと行きたいと思っている方をつなげられないかなと思ったのが、今のサブスクの始まりで、まさにそのような仕組みが今実現できているといったところだったりしています。
さらなる可能性と今後の展望
目先は今、舞台だったり展覧会とかに絞られていらっしゃいますけど、これはあくまで一番最初に切り口として良さそうであり、ビジネス性もありそうだから挑んだけれども、もしかしたら将来的にはダンスだったり、アーティスト、舞台手だったり、そういった方々に拡張していくみたいなこととかもあられたりするんですかね。
おそらくどおりです。まさに今は選択と集中という観点で、ちょっと芸術という括りになっているところなんですけど、領域として近かったり、あとは言ってしまえば一番DXが遅れているところだったりする。
ビジネスチャンスという意味も大きい、かつ変化した時の皆さんへのメリットも大きいというところで、やっぱり業界としてもすごいポジティブに捉えていただいて、応援していただいているというところもあって、まずはここ絞ってますが、もちろんまだまだ、
隣接して同じように困っている領域がたくさんあったりするので、そこはぜひチャレンジしていきたいと思っています。
このあたり、ぜひ後編で深掘りさせていただきたいなと思いますので、一旦追い続いてですね。ありがとうございます。どうしても戻りたいのが2つあってですね。
1個はその電通時代の話と、もう1つが電通の出向という形だと思いますけど、その首相官邸の話ですね。
まず、電通でしたという話を聞くと、やっぱり営業の方のイメージがすごく強くて、僕もクルバエさんから電通ですって言ったらそっちなのかなって一瞬思ったんです。
クリエイターの方だったというところで、電通のクリエイターも基本的に美術大学に出ている方とかそういう方が多いんじゃないかなというステレオタイプがあったんですけど、
普通にというか政治学部でしたっけ?政治学科で出られてクリエイター職ってつけるものなんですね。
そうですね。ちょっとそれは色々背景はあって、もともとダンスをやっていましたので、演出をするとか振付をするみたいな表現活動というのはずっとやっている中で、
もちろん例えばオープニング映像を作るから映像をやるとか音楽編集するとか、周辺の制作というのにも足を踏み出していっていたというのがあります。
一方で私自身、例えばダンス、本当に一時期プロを目指してバックダンサーとかやっていた時期があったんですが、
まさにこのような感じで食っていけないだろうなというのもあって、そこで周辺の領域を広げてみようということで、色々クリエイティブ活動、映像だったりデザインだったりというところをチャレンジして、
たまたまニューヨークに一時期留学した時期もあったりして、そこでも刺激を受けつつ、もうちょっと広い表現というのをやってみたいと思ったのが動機ではありました。
そこから、いろいろとDEN2のクリエイターの採用のためのインターンというのも活かしていただいたりとか、
あとは、実は今回資金調達で出資いただいている方、斎藤太郎さんという方がいらっしゃるんですけど、その方が元々DEN2の方で、今自身でドフという会社をやられているんですけど、
クリエイティブなアプローチ
その出資入りみたいなのをさせていただいて、さまざま業界の方とちょっと関わらせていただいて、インターンというところから入らせていただいたという経緯があります。
実は学生時代もジャーナリズムみたいなものを勉強していた学部というか、ゼミだったりもするので、その表現で人をどう動かすか。
当時は政治に関することだったので、表を集めるみたいなところだったりはしたんですけど、そのようなところも繋がってDEN2でクリエイターとやらせていただいていました。
すごすぎますね。なんかダンスめちゃくちゃやってて、映像系もやってて、ゼミ活動とか勉強のところもちゃんとやってたんですね。
いいように喋ってますけど、自分的には話し通れますけど、いい意味でそうやって何でもやってきましたが、悪く言うと貴重貧乏みたいなところがあってですね。
何でも一通りはできますけど、そこまでこれに人生捧げるみたいな熱意を、それこそダンスも結局好きだったら続けてたかもしれないんですけど、経済みたいなところもよぎってやめてしまったりっていうのもあるので、
突き詰めきれなかったなという、自分なりにはそんなちょっとした追い目というか、後悔みたいなのもあって、それも実はですね、1回ぐらい何か一つにグッと絞ってやりきってみるっていうこともやりたいというのも企業にも繋がってます。
めちゃくちゃ素敵な話でした。
最後に出張鑑定の話だけちょっと聞いてもいいですか。
もちろんもちろん。
これは何をするんですか。
出張鑑定でクリエイティブディレクターというのは。
もともとLensであるクリエイターということで、表現というところではあるんですけど、基本的にはその企業の課題解決というところで、この新しい商品がなかなか売れないんだけどどうしたらいいんだろうとか、企業のイメージ下がってるんだけどどうしようってところに対して課題を分析して
打ち手として、あくまで表現というところでテレビCMを作ったり、企業のステートメントを作ったりっていうところをやっていました。
そのスキルだったりとか、もともと私が政治勉強したということもあって、そのあたりで白羽の矢が立ってですね、選んでいただいたというところがあって、言えないことが多いので、ざっくり申し上げますと、政府の方とかですね、L官僚の方っていうのは別に表現のプロフェッショナルではなかったりもするので、
例えば政府が決定した事項、政策、例えば首脳会談とかをされるんですけど、その時の内容みたいなものをどう分かりやすく伝えるかというところで、その表現のプロフェッショナルが必要だということで、まさに総理大臣含め皆さんが思っていただいて、
政府と電通とのパートナーシップの中でそういうポジションが作られておりまして、私が活かしていただき、分かりやすいところで言うと、例えばSNSとかホームページでの発信する内容っていうのを私が監修させていただいて、もっと国民に分かりやすい表現って何だろうだったりとか、それこそ政府から映像写真みたいな広報物っていうところも私がディレクションをしていたりとか。
あとは当時ちょうどコロナ禍だったので、まさにステイホームしてもらいたいとかマスクをつけてもらいたいというとかの啓蒙活動がすごく重要だったりしたので、そこでも映像を作ったり、どうスピーチとかでこういう表現をしたら響くんじゃないかっていうのを各作させていただいて、その表現者としての監修役。そこで2年間ですね、安倍さん、菅さん、岸田さんと3名の方とご一緒させていただいてやっておりました。
政府との関係
やばすぎますね。表現で国を動かしてきたんだなって思って。すごい、すごいって言葉しか出てこなかったです。
圧倒されたまんまこのまま前編が終わりの時間にはなるんですけれども、後編では栗林さんが展開される事業を深掘りながら今後の展望なんかも伺ってまいりますので、ぜひお聞きください。皆さん前編ありがとうございました。ありがとうございました。
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