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2025-04-15 21:45

#73-前編 起業同期タイミー小川氏との差に絶望。挫折を乗り越えてUnitoを立ち上げ、シリーズDに到達するまで/株式会社Unito 代表取締役 近藤佑太朗さん

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Unitoさんは、"住んだ日数分" だけの家賃システム「リレント」を導入した家具家電付きのホテル・サービスアパートメント・民泊の開発・運営、および最短即日入居できるお部屋探しプラットフォーム「unito」の開発・運営をされているスタートアップ🏠 2024年4月、シリーズDラウンドファーストクローズの資金調達を発表されました。

スペシャルゲストに、新規投資家のアニマルスピリッツのベンチャーキャピタリスト川原 あやかさんも出演🦄

▼トピック_前編
・3歳から7歳までルーマニアで育ち、25カ国以上を訪れた国際的な幼少期
・小学4年生の2分の1成人式で「起業家になる」と宣言
・大学時代に国際交流の学生団体を立ち上げ、ツアーガイドのアルバイトで観光業の魅力に目覚める
・休学してAirbnb Japanを含め4社でインターン
・21歳で民泊代行サービスを開始、法規制前に13都府県へ展開
・24歳で起業し事業売却を経験するも、起業同期のタイミー小川さんとの差に大きな挫折を味わう
・龍馬伝を見ながら、自分の人生を内省した一週間
・「ラッキーだった自分」に気づき、再挑戦を決意し、25歳でUnitoを立ち上げ

▼ご出演者様/企業様の各種リンク
-HP
https://unito.life/
-採用情報
https://recruit.unito.life/
-資金調達プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000148.000033908.html
-近藤さんX
https://x.com/ambitious2626
-Unitoさん公式X
https://x.com/unito_official

▼<PR>スポンサー
国内最大級のダイレクトリサーチサービス「ユニーリサーチ」
-サービスサイト
⁠https://unii-research.com/business/⁠
-株式会社プロダクトフォース(ユニーリサーチ提供元)
⁠https://productforce.co.jp/⁠
-採用ページ
⁠https://productforce.notion.site/f98b8d27f3fd47339b2702ac71915db6⁠
-代表取締役CEO 浜岡 宏樹さん
⁠https://x.com/unii_hamaoka⁠

▼運営
中山悠里 (Startup Nowパーソナリティ/元キャピタリスト)
https://x.com/yurinakay
稲荷田和也(Startup Nowパーソナリティ/StartPodsプロデューサー)
https://x.com/oinariiisan

▼スペシャルゲスト
川原 あやかさん(アニマルスピリッツ ベンチャーキャピタリスト)
https://x.com/ayacho1116

▼Special Thanks
平岡 玲奈さん(株式会社Unito 広報担当)
https://x.com/Rena_umeki

▼企画/制作
スタートアップ専門ポッドキャストプロデュース『StartPods』
https://jobtales.co.jp/StartPods

▼パーソナリティからご案内📣
資金調達の発表を控えているスタートアップ企業は、ぜひ出演のご相談をください。1~2ヶ月前を目処にご連絡いただくことで、発表に合わせた配信も可能です。

また、#StartupNow をつけて感想をいただけたり、Spotify、Apple Podcastなどから★5評価をしていただけましたら幸いです。

▼問い合わせフォーム(Startup Nowへのお便り)
https://forms.gle/vJbT4RMSea5HK6Ec7

サマリー

近藤佑太朗氏が代表を務める株式会社Unitoは、住んだ日数に応じた家賃システムを提供するスタートアップであり、シリーズDラウンドの資金調達を発表しています。彼の起業家としての背景や影響を受けた経験について、特にルーマニアでの生活がどのように彼のビジョン形成に寄与したかが語られています。近藤氏は観光業への興味から起業し、様々な経験を経てUnitoを立ち上げました。特に、当時のスタートアップの成長を目の当たりにし、個人事業主としての挑戦を通じて多くの挫折を乗り越えていった過程が描かれています。近藤氏は起業同期のタイミー小川氏との比較から絶望を経験しつつも、挫折を乗り越え、Unitoを立ち上げてシリーズDに到達するお話を語っています。

株式会社Unitoと資金調達
Startup Now🦄資金調達を実施されたばかりの企業家の人生や事業紐解くポッドキャスト、パーソナリティーのStartPods稲荷田です。
同じくパーソナリティーのスタートアップ大好き元キャピタリスト中山です。
本日は株式会社Unito代表取締役 近藤佑太朗さんにお越しいただきました。
Unitoさんは、住んだ日数分だけの家賃システム、リレントを導入した家具家電付きのホテルサービスアパートメント、
民泊の開発運営及び最短即日入居できるお部屋探しプラットフォームUnitoの開発運営をされているスタートアップでして、
2024年4月、シリーズDラウンドファーストクローズの資金調達を発表されました。
近藤さん、よろしくお願いいたします。
はい、よろしくお願いします。近藤です。
よろしくお願いいたします。本日Unito近藤さんに出ていただいたのはですね、広報PR担当の平岡さんという方がいらっしゃいまして、
僕が元々広報PRのバックグラウンドはありまして、メディアの関係の方の勉強会参加した時にご挨拶をさせていただいたというのが、
多分半年以上前の接点かなと思うんですけれども、実はその辺りからスタートアップなおありがたいことに聞いていただいていたというところで、
そして今回資金調達のタイミングで、ぜひどうですかねってご相談いただいて、それはぜひですとむしろありがとうございますというところでお招きさせていただいたという背景でございます。
そうなんですね。ありがとうございます。
こちらこそです。素敵なPRパーソンのいらっしゃる会社さんということで、本日はですね、新しい取り組み一つ入れさせていただいておりまして、スペシャルゲストもお招きしているんです。
今回の新規投資家であるアニマルスピリッツで本県を担当したキャピタリストの川原彩香さんに来ていただいております。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
私、先月まで一緒に働いていて、また一緒にご一緒したいなと思っていたところ、まさかユニットさんがご出演いただけるということで、その場で秒で川原さんにメッセージして出てって言ったらいいよって言ってくれたんで、今日実現しました。
大層圏の中山先輩にお呼びいただいて、私はもう寂しくてしょうがないんですけど、今日は嬉しいです。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
近藤氏の起業家としての背景
それでは、ぜひ川原さんにも適宜入っていただきつつ、まずは前編で近藤さんの生い立ちだったり、創業までのプロセス迫っていき、そして後編でユニットさんの事業は今後の展望についても伺っていきたいと思っております。
この番組はユニーリサーチの提供でお送りします。
1回5000円から最短当日のユーザーインタビュー。数万人の中から最適なユーザーが見つかります。
スタートアップナウのヘビーディスナーでもある創業者の濱岡さんは、全職で新規事業に挑戦。
4回のピボット経験からユーザー理解の重要性に気づき、ユニーリサーチを立ち上げました。利用企業は2500社を突破。
インタビューをされたい方はユニーリサーチで検索してみてください。
それでは近藤さん、まずは近藤さんの人生やご経歴などを中心とした自己紹介を1、2分程度お願いできますでしょうか。
はい、ありがとうございます。私会社ユニットの代表取締役をしております。近藤と申します。改めて皆さんよろしくお願いいたします。
僕は学生から会社をやっておりまして、21歳から会社を起業して、今ユニットが2つ目の事業になりまして、今年30歳なんですけれども、
25歳からユニットはやっております。なので2つ目の事業になっています。
1つ目の事業は21歳から24歳までやって、一度事業売却させていただいて、25歳からユニットをやって、今丸5年経ったような形です。
起業する前は大学生だったんですけれども、日本の大学に通いず、大学3年生の時にクロワッチャー&ビジネススクール留学をして観光学を学んでいたりですとか、
あとは幼少期にですね、3歳から7歳までルーマニアという、クロワッチャーから近いんですけどそれも、東ヨーロッパの国で3年半ぐらい育ったのもちょっと特徴的じゃ特徴的な、
東京都出身、東京&ルーマニア&クロワッチャー育つ人間でございます。よろしくお願いします。
お願いいたします。今の事業内容に直結するご経験、かなり幼少期からあるタイプの起業家さんだなといろいろ事前に調べている中で思っておりまして、
それこそルーマニアにいらっしゃった時には、ご両親の関係でいらっしゃったところもあると思うんですけれども、結構な頻度で旅行に行かれてたみたいな話も、記事も拝見してたりしていて、その辺りどんな感じだったか教えていただけますか?
そうですね。まさに僕が住んでた時のルーマニアって、すごい貧しい国で、今だとEUに加盟してたりするんですけど、僕が住んでたのは97年から2001年までなので、
ルーマニアってそもそもチャウシェスク、チャウシェスクって独裁者がいて、ルーマニア革命っていうのがあって、殺されるんです。
それは89年とかなので、その8年後ぐらいに住んでたんです。まだまだマクドナルドとかもなくてですね、EUにも加盟しなくて、ストリートシュートラインが結構たくさんいたみたいなところに住んでましたと。
なので、国内旅行っていう概念がなくて、基本的にはやっぱり旅行行くってなったら、ヨーロッパのいろんなところに2、3時間ぐらいでプラライドをしていくっていう形だったので、
6歳までで25カ国ぐらいです。カ国で行くと言ってたみたいなのは、すごいいろんなところに行かしてもらったなとは思いますね。
いいですね。本当に直結するような現体験だなというふうなことを思いつつ、あとこと企業みたいな話でいくと、おじいちゃんが企業家でいらっしゃるみたいなところも拝見しました。
祖父は普通にいたんですよね。企業家というよりも。ただ、もともと酒屋をやっているうちの家が、普通のまだコンビニがないような時代なんで、
酒屋をやってたんですけど、それをちょっとマイナーピボットして、1960年代とかにアメリカに行って、セブンイレブン見つけて、すげえじゃんってなって、千葉県で最初のコンビニを作ったみたいな。
いわゆる酒屋を改装してというか、そういう感じなんですけど、別にすごい企業家とかではなくて、普通にこじんまりとした個人商店をずっと運営されたみたいな感じ。
ただ身近にやっぱり、両親は公務員だったので、すごい忙しくて、僕も学童とか鍵っ子みたいな感じだったんですけど、
じいちゃんがめちゃくちゃ暇だったので、経営者だったので、それでいろいろ遊んでもらったっていうのはありますね。
いいですね。もう少し気になったのが、これがどのタイミングなのか聞きたいんです。14歳ぐらいからより起業したい思いっていうのが強まったみたいなことを書かれてたノートとかも見まして、これどの記憶に紐づくものなんでしょう?
たぶん、小4で2分の1成人式っていうのがあって、10歳なんですけど、企業のきっかけ、一番最初のきっかけはそこで、2分の1成人式っていうイベントが、なんか発表したみたいになってですね。
で、学年イベントで、当時日本に帰ってきてる日本の小学校のイベントだったんですけど、そこで全学年に向けて、将来の夢を発表する機会をいただいて、ここで初めて将来の夢を考えるわけですよ。
せっかく発表するんで。で、その時、両親公務員だったって。公務員っていうのもなぁみたいな、そうそうそうそう。ちょっと先生とかですね、やっぱ小学生で先生になりたがる人も多いと思う。
だし、別にスポーツいろいろやってるけど、そんなじゃあサッカー選手とか、そういうのでもないしなって思った時に、当時やっぱ祖父の影響だったりとか、あと2004年だったので、ライブドアとかですね、
堀江門とかがテレビに出てて、で、普通の小4だったらそんなこと考えないんですけど、たまたま、そのイベントで発表する機会があったので、
企業家になるというか、まあ企業家という言葉で多分社長になるみたいな。で、発表したら、やっぱ小学校、そんななんかちょっと変わった、一風変わった発表するといじられまくるわけですよ。
半いじめみたいな。いじめじゃないですけど。
激しくいじられたんですね。
激しくいじられて、そしたら、いや俺社長になるんだなみたいな。
小学校、中学校、高校とずっとあいつは社長になるっぽいよ、は?みたいな。ので、自分の脳みそ的にもそうなんだろうなみたいなのをインプットされたっていうのがありました。
国際交流団体の立ち上げ
そして、大学1年時に国際交流の学生団体を立ち上げたりとか、そういうのもあったりしますよね。こういうところはやっぱり結構大きなイベントですかね。
そうですね、ありがとうございます。そこでやはりルーマニアの時の現体験から、日本と世界をつなげたいなみたいな思いがあって、
国際交流の学生団体を立ち上げて、今のうちの取締役も当時の立ち上げメンバーなんですよね。
なので結構、そこの国際交流団体から何人か社員も入ってくれたりとかしてるんですけども、
日本と世界をつなげるみたいな漠然とした思いをあったときに、
ツアーを個人でバイトでやってた時期があって、そこから旅行業というか観光業にのめり込むきっかけをいただいて、
なぜこんなにツアーガイドをしている中でめちゃくちゃ喜ばれるわけですよ。
浅草連れてったらめっちゃ喜ばれる。渋谷連れてったらめっちゃ喜ばれるみたいな。チップとかもらえちゃうみたいな。
なぜこの人たちこんな、ただ連れて行くだけで喜んでくれるんだろうって思ったときに聞いたんですよね。
そしたら私たちは1年間すごい楽しみにしてたと。1年に1回の海外旅行で、
普段働いているような1日と価値が違うっていう。日本ってすごい迷いやすいじゃないですか。
東京メトロが難しくて、渋谷から浅草行くのも銀河線に乗ればいいんですけど、なかなかそう簡単に行かない。
その中でローカルの人が小ネタを挟みながら、すごい合理的にいろんなところを案内してくれてめちゃくちゃ楽しい。
ちょっとなことが、こんなにも観光だと人々の幸せっていうのは価値が高いので、すごい良い影響を与えられるなと思って。
観光業って面白いのって言うと、あと当時まだインバウンドって言葉がなかった。2013年とか14年とかになった。
日本のその素晴らしさみたいなのをやっぱり間近で感じれたので、これ日本、やっぱ観光立国としてなるんじゃないかなみたいな思って、
大学3年生でクロアちゃんに観光業を学びに行ったっていうのがある。
起業への道
クロアちゃんも自分から観光業を学びたいからクロアちゃんに行った。
そこでの学びとかって実際どうでしたか?
そんななくて。
クロアちゃんって政府観光局があって、すごい人口が夏と冬で4倍ぐらい変わるぐらい。
夏にもヨーロッパ中の浮遊層だって、世界中から海沿いに集まる、コーストサイドに集まるっていう国なので、結構特殊なんですけど、
ビジネススクールだったので、マーケティングとかマネジメントとか、いわゆるいいサラリーマンを養成するような感じになっちゃって、
僕まだ学生で働いたこともなかったのに、同学年は30歳みたいな人ばっかりで、これ全然参考にならんなと思って、
クロアちゃんが帰ってきて起業しようとしたんですけど、全然できなくて、起業かとはみたいなものさえゲットできなかったので、
エアビージャパンさんとか、エアビ大きかったんですけど、ほんと超スタートアップみたいなところ、何社か、4社ぐらいかな。
で、インターンをさせてもらって、1年間休学してですね、大学4年生で休学をして、1年間インターンをして、
で、よしと思って、4年生の時に起業したっていう感じで。
1年間の間で4社ってかなり畳みかけてるなっていう印象でもあるんですけど、
それはどうしてそんなに渡り歩いたのかとか、あるいはその中で今にも続くような一番の思い出とか経験みたいなものがあったら気になります。
ありがとうございます。まずゴールがそもそも起業するためにはみたいな話だったので、
短期間でこういう経験を積もうと思ってましたと。
で、そうするとやっぱり時給でとか、別にお金もそんな必要なかったっちゃなかったんですけど、
なかなか週3フルタイムみたいなの難しかったんですよね。
なので、自分が興味あるドメイン、いわゆる観光とか旅行、宿泊みたいなドメインから、
月10万でフルコミットみたいなインターネットあるじゃないですか、それって何時間コミットすればいいかとか書いてないみたいな。
そういうのを半年に2社、半年に2社みたいになって、両方ともフルコミットで10万あげますみたいな。
そういうので、頑張っていろいろ学びましたと。
なので、当時は週10ぐらいを上手く自分の中で、午前中、午後とか土日とか含めて、
定例ミーティングだけ上手い感じずらしていて、もうミッションベースでめちゃめちゃ学んだっていうのがあったんですけど、
それで一通りやはりわかるわけですよね。
マネジメントってこういうすごいメンターみたいな人がいたら、こういう感じでマネジメントするんだ、
マーケティングでこうやってやるんだ、初期検証でこうやってやるんだ。
新規事業系のプロジェクトのインターンだったりもしたので、そういうのも一通り学べた。
ただ、その中で僕が一番衝撃を受けたのがAirbnbでの経験というか、
Airbnbは無給だったんですよ。
インターンもなかったんですよ、ぶっちゃけ。
日本メンバーの7番目とか8番目ぐらいでちょっと手伝ってましたぐらい。
何してたかっていうと、ホストマーケティングでAirbnbは世界中にユーザーがいますと。
ただ、日本にはまだホストがいなかったんですね。
2015年だったんですけど、Airbnb Japanもできたばっかりですよ。
ホストめちゃくちゃ増やして、住む物件増やさなきゃいけないよねっていうタイミングで、
ウェビナーとかセミナーとか、それの手配とか、雑用みたいなのをやってたんですけど、
業務内容はそんな別に普通のインターンやる雑用みたいなことだったんですけど、
プロダクトの素晴らしさと、これほんと世界変えるなみたいな、
今までの住むアセットに対して宿泊の部分を入れ込んで、なおかつスーパーグロースみたいな、
MOMで200%みたいな、1ヶ月で2倍伸びますみたいな、超驚異的な伸びようと法律を作っちゃうみたいな、
そういうプロダクトの強さ×国としてのモメンタムみたいな感じで、
これがスタートアップだっていうふうに思ったのが、今に通じてるかなと。
そして、21歳で学生起業されて、これは起業のタイミングではもう事業案とかって決まってたんですか?
そうです。ありがとうございます。そこでエアビでやった後、エアビもでも4ヶ月か半年ぐらいしかやってないんですよ、ぶっちゃけ。
で、普通に自分でやった方が儲かるなって思うんですよね。
やった時に、いわゆる今でいう民泊代行みたいなのを、個人事業主で起業する前に始めたんですね。
で、13都府県みたいなのが一気に広がって、不動産屋さんに僕が交渉しに行って、
民泊って言葉がなくてエアビっていうのがあって、空室をエアビで回すとめちゃくちゃ儲かりますみたいな、どういうこと?みたいになって、
空室部分はいいよって言われて、原宿とかエビスとかの一等地から北海道とかやってたんですよ。
で、めちゃくちゃ儲かるんですね。ただ途中で法律ができるってなって、また半年ぐらい撤退するわけですよ。
で、ちゃんとやらなきゃなみたいになるわけですね。それまでは違法とか合法とかなかったんですけど、違法と合法ができるようになるって2018年のタイミングがあって、
その前に僕たちは2016年にそれやったんですけど、撤退をして、2017年にその経験をもとに地方の旅館とか民宿を買ってリノベして収益化して売るっていう、
挫折と成長
いわゆるデベロッパーのすごい地方創生かける小さい版みたいなのを起業したって感じです。そういう感じでストーリーはつながってはいます。
めちゃめちゃ一貫性がありますね。
ちなみにその事業自体は途中で事業売却もされてらっしゃるんですよね。
そうです。
ビジネスとしては2年で1億ぐらいの燃焼にはなったんですけど、結局問題点が地方の土地ってデータ化されてないので全然グロースできなくて行かなきゃいけないみたいな。
月の3分の2ぐらいいろんなとこ行って旅館組合とかに行ったり、不動産屋さんとかにアポ行ったりとかして、地方の土地を歩いて回るわけ。
今でいうとサヌとかホテルさんみたいな超高級層のようなのの庶民版みたいなのをやってた。住み放題で多居住み生活できますみたいな。
当時企業同期にタイミーとかがいて、タイミーが隣で資金調達をして、僕も資金調達したいなみたいな思っちゃって。
1億ぐらい資金調達しちゃってたんですよ、シードで。
グロース求められるじゃないですか。
でもモデルがやっぱり地方をかけるアセットを扱うので難しいなと思って、1億ぐらいまではすぐ行くんですけど、1億から3億、10億、20億とかは全然行かない。
1億、2億、3.5億とかしかまだ行かないんだろうなみたいに見えちゃって。
これ結構挫折して、1回それで売却をしてユニットを作ったっていう。
そういうことだったんですね。
ノートを見てた時に、実はこの売却が最大の挫折だったっていう表現をされてらっしゃったので、言える範囲で聞きたいなって思ったんですけど、割と今の話が挫折のリアルなところ?
そうですね。やっぱり隣にタイミーがいて。
売上とかで行くと最初、僕とかの方、売上すぐ立つわけですよね。
そうですね、確かに。
でもやっぱりスタートアップとか、プラットフォーム型ビジネスみたいなところで行くと、スーパーグロースを隣で目の当たりにして、かつ年下ですし、最初はちょっと生意気な企業家っぽい企業家だなと思ってたのがみるみる成長されて、
やっぱりどうしてもVCからお金を預かっていると、いかに早く、小さな成功って成功じゃないみたいなのがあったわけですよ。
僕はそれで言うと、すぐに年収1000万ぐらいの収入が得られる人にはなれるわけですけど、
それでスタートアップのルール以上間違っていることがあって、まあまあな挫折をしましたと。
起業の挫折と再起
そこで結局、学生企業家もあったので、いろんな自分のスキルセットの無さとか、骨の無さとかもあって、
大体学生企業家って一回失敗すると就職するみたいなのがある。
周りの友達とかもいろいろ就職していく中で、自分もどうするかなってなったときに、僕はもう一回ちょっと頑張って今、ユニットをやったと。
そこで猛吹きと踏ん張りできたっていうのはどうしてだったんでしょう?
結構内静したんですよ。ほんとがっつり内静して、結構想像するよりもかなりのショックだった。自分的には。
やっぱり24歳ですし、負けたくないみたいなのがあって。
僕が事業売却を7000万ぐらいだったけど、した頃にはタイミング20億調達してて、シリーズBぐらいで。
もうやばいなみたいな、池袋引っ越すわみたいな、かっちょいいオフィス引っ越すわぐらいのタイミングだった。
そこでただ1週間ぐらいアパホテルに泊まって、龍馬伝を初めて見て、誰かがオススメされて龍馬伝見てたんですけど。
自分ラッキーだなって思ったんですね。
ラッキーかなってなったときに、自分の過去の人生振り返ったときに、そのときまで気づいてなかったんですけど、ルーマニアでストリートチルドレインからツバ吐かれたことがあって。
昔一回です。覚えてるんですよ。
いきなりツバ吐かれた。
それ何なんだろうなって思ったときに、僕はぬくぬくドライバーさんとか家政婦があって、母親もいて、車乗ってて、
ストリートチルドレイン、僕と同い年ぐらい、5歳とか6歳ぐらいの人たちが裸足で、金くれみたいに言ってくるわけですよ。
そこで僕が金持ちだったわけじゃない。
ただそれって日本人が途上国に行ったから、ドライバーさんとか家政婦を雇えるみたいな感じで、生まれた場所にこんなにも違うんだ、存在がっていう。
すごいラッキーだなって思いましたし。
あとは日本外人中学ぐらいのときに、小学校のときの友達が捕まっちゃったりとかして、付き合う友達が違うとグレちゃうよね。
それで結構人生半分台無しにするような事件を起こしちゃった出来事があって、それに目の当たりにきて、何年も刑務所にいるみたいな。
ラッキーだったな僕はとか、あとは地頭の良さとかもあると思うんですよね。
で、何よりそういうラッキーで、つまり家柄も良くて能力もあって付き合う人たちにも人脈もあったとしても、西暦1500年に生まれたら一生戦国時代、感じたわけじゃないですか。
でも今って、良くも悪くもですけど、テクノロジーが高加速度的に進化して、時代の流れもどんどん10年で進む速さも速くなって、バイオリズムのあれもどんどん短くなっていく中で、面白い時代ではあると思うんですね。
2020年に25歳ぐらいだと、94年生まれたんですけど、2020年に25歳ぐらいで、2050年、2070年ぐらいまで頑張れます。地球環境も激変しちゃいますみたいな時に、運がいいなっていうのを本当に思ったので、
一度待ってらんないなというか、もう一回3年ぐらい就職するよりは、また再度良くも悪くもハードシングルな資本市場で戦いたいと思ったって感じですかね。
なるほど。ありがとうございます。今非常に熱い思いが聞けたところで、今そんな近藤さんが何をされてらっしゃるのかっていうところを聞きたいところであるんですけど、ちょっと創業の経緯までいくと時間が足りなさそうなので、これを少し補足しながら、後編でもお話しいただけたらなというふうに思っております。
近藤さん、河原さん、そしてお聞きいただいたあなたもありがとうございました。
ありがとうございました。
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