で、その後も、
家政府の個人契約専用のマッチングサイトとか、
あとはジョーク的なもので言うと、
IQテストのアプリとかいろいろ出して、
で、もう楽しんでたっていう感じですね。
楽しんでたって感じですね。
楽しんでたっていう感じです。
あと、大学を卒業した後に就職するか、起業するかっていうか、
自分の会社をそのままやるかっていう中で、
自分の会社をそのままやるために、
大学生のうちに就職する以上に稼げるようになるっていうのが、
親との話であって、
で、たまたまそれを達成することができたので、
就職せずに今やってるっていう感じになってます。
ちなみにそれが達成できたっていうのは、
たぶん遊びの延長じゃなかなか稼げない額な気がしますけど、
どのサービスだったんですか?
それはメモ帳アプリとか、
家政府の個人契約のやつでも結構稼げてたんですけど、
いろいろなサービスがあって、
で、一つが400万ダウンロードとかいって、
広告収入がたくさん入ってきてみたいな。
大学生なのでそこまで考えてるわけでもなくて、
たまたまなんかやりまくってたら、
当たりのものがあったみたいな。
そういった感じです。
メモ帳のアプリが400万ダウンロードのやつですよね。
そうですね。
かなりの多言語を対応してみたいな仕様だったんでしたっけ?
はい。
フリカーヌス語とか、
なんかそういったあらゆる言語、
ほぼ全ての言語に対応させた結果、
結構その、
共合がいない地域でダウンロードされまくったりとかして、
ダウンロード数が膨増して、
先進国でもダウンロードされるみたいな感じになりました。
めっちゃ面白いですね。
この辺りもっといっぱいサービスあって気になる方は、
専用のノートを書かれてらっしゃるかと思いますので、
ぜひそこもリンク貼っておくので、
ご覧いただけたらなと思ってます。
その前提ではあるんですけど、
もう一個その件で聞きたいのは、
たぶん2,30ぐらいサービスやると、
今2,3個ぐらいおっしゃっていただいたんですけど、
ビジネス的に成功したっていうのを一旦置いといて、
西村さん的にあの挑戦できて一番面白かったなとか、
あれはみんなに評価されたわけじゃないけど、
自分的にはすごいワクワクしたなとか、
そういうのってあります?
自分的にすごくワクワクしたもの、
いやワクワクしてないからサービス終了したっていうのがあって、
はいはいはい、全部。
なので、今思えばワクワクしたものないですね。
続けられなかったってことなんですかね、最終は。
そうですね、モチベが続かないとか、
これに人生をかけられるほどじゃないなっていう。
とはいえその一歩踏み出してやってみるっていうのは、
それはなんかもう実験的な感じなんですか?
なんでやれたのかとか、
やる気なかったらそもそもやれもしないんじゃないかなって、
僕なんか思ったりもしちゃうんですけど。
そこは一種の実験みたいな感じで、
このビジネスモデルがこの業界にないから持ってきてみようとか、
あとは自分の周りの人はこういうの欲しがってたから、
作ってみようっていう感じでやってるわけであって、
作ることにモチベがすごいんですよね。
その作ったもので世界をどうするかとかのモチベーションがあるわけじゃないので、
っていう感じです。
そこから今のジフシーに着想をして、
そこでもうどんどん他の事業も閉じつつ専念されたということだと思うんですけど、
これ着想自体はコロナ禍ぐらいに出てきたんでしたっけ?
その辺りのエピソードも少しいただけますか?
着想は2021年末ぐらいで、
いろいろなサービスをやって、
サービスを終了して、
何もなくなったみたいなタイミングの時にしましたね。
どこから着想というか、降ってきたというか?
そうですね。
それまでは新ビジネスのアイディアとかって、
アメリカのスタートアップとか、
アメリカで大きくなったけど日本にないものとか、
ビジネスモデルの類型みたいなものから、
いろいろ考えたりとかしてたんですけど、
ジフシーの場合は全然違って、
自分がこういうの欲しいっていうふうに思ったものなんですよね。
こういうの欲しいって思ったっていうのは、
いろいろなサービスを失敗して、
終了して何もない中で、
仲の良い人と親密に話すっていうか、
結構深く話したいっていう中で、
コロナで会うこともできないし、
コロナで電話しても相手家にいる。
家にいる時に電話かかってきたら嫌だなっていう、
その相手の気持ちとかも考えて、
かといってテキストだと、
今話せるっていう感じで、話すような感じじゃないし、
返事は返ってくるのも遅いみたいな感じがあって、
ちょうどいいのがないって思ったんですね。
その時に思ったアイデアが、
じゃあテキストで絶対そこにいなきゃいけないっていうルールで会話したらどうなんだろうっていう。
だからキリがいいとこまで話すまで、
このルームを出ちゃダメっていうルールで会話してみようよっていうのを、
まずLINEでやったんですね。
そういうスタートだったんですね。
そうすると、同じLINEなのに、
LINEと全然違う感覚がすごくあって、
すごく盛り上がったんですよ。
しかも1回トークすると、
1時間ぐらいひたすらやってるみたいなものがあって、
これってLINEであってLINEじゃないねみたいな。
ところで、
その時はビジネス目線とか何も考えずに、
なんか新しいコミュニケーションの存在を見つけたみたいな感じで、
じゃあそれを作ってみようっていう感じで、
このGCプロジェクトがスタートしました。
LINEの中でそういうルールでやるだけじゃやっぱり違うっていうか、
やっぱ専用のサービスアプリが必要だったんですね。
LINEの中でそのルールを一般の人っていうか、
普通のユーザーが許容することはできないじゃないですか。
今からキリがいいとこまで話すっていうので話そうぜみたいな、
そういう文化を作るのは無理だと思ったんですけど、
でもその先にある体験は絶対価値があるって思ったので、
それを前提としたものを作りたいなっていう感じです。
価値があるっていうのは、さっきおっしゃってたのはビジネス的な話じゃなかったんで、
本当に人と人とのつながりとか、
この状況でしか起きえないコミュニケーションがあるんじゃなかろうかとか、
そういう話なんですか?
そうですね。
実際にそれを体験したので、これはあるって思って。
難しいと思うんですけど、そこの体験をもうちょっと言語化すると、
どういう違いがあったんですか?
LINEで返信されるとかとまた違う。
相手がそこにいるっていう保証があるだけで、
気軽な冗談とかも言えたりするんですよね。
LINEとかで悪口を言ったとすると、
そのまま相手が返信しなかったら、
ガチ感が出るじゃないですか。
でも切り替えとこまで話すっていうルールだったら、
悪口とか言っても対面で悪口を言うみたいな感じで、
冗談っていうのがすごく伝わるんですよね。
同じテキストを使ってるのに伝わるものが違うみたいな。
そういうのを感じたっていう感じです。
心理的な安全性みたいなものもあるし、
ゆえどそういうちょっと踏み込んだというか、
ちょっと躊躇したようなことも言えるし、
受け取ってもらえた時の喜びがあるしとかで、
より深い関係性ができていくとかそういうことなんですか?
そうですね。で、終わった後に仲良くなってるっていう。
これはすごいなっていうふうに思いました。
それまでもいろいろ思いついたことがあったら、
既存のツールでそのシチュエーションを試してみるみたいなことはやってたんですけど、
このジュッシーの原型のテキスト×リアルタイムっていうところは、
全く違って明らかに価値があるし、
既存のやり方だと自然には実現できないものって思ったんですよね。
なんかそのあたりの今のコミュニケーションで、
多分初めてこのサービス聞いた人とか、
僕も最初そう思ったんですけど、
中高生、特に高校生とか大学生ぐらいがやっぱり一番使いそうだなと思うんですけど、
西村さんの場合は社会人になってからだったけど、
コロナ禍で強制的に夜外出的な時間があったからみたいなイメージだと思っていて、
今コロナ禍はある意味終わってきたというか、
外にも出られるようになってきたわけじゃないですか。
それいくと誰がどう使ってるかみたいな変化っていうのはあるんですか?
今はどんな感じですか?
単純に音声通話よりハードルが低い音声通話みたいな、
そういった扱いになってるなっていうのがあって、
なので今音声通話をするようなタイミングで、
実施を使ってる人は代わりに実施を使うようになってきてるんです。
あとは、音声通話をするまでに至らないけれども、
結構早めに返事欲しいとか、
なんかこれ話し合っておきたいみたいなときに、
今までだったら何もせずに悶々としてたんですけど、
実施で通話的なやつのハードルが下がったことによって、
音声通話しないけど実施かけるみたいな。
受け取る側も電話とは全く違う体験って分かってて、
ストレスがほぼないって分かってるので、
音声通話だったら出ないけど実施なら出るとか。
あとは単純に家にいるときに、
家族が家にいるときに音声通話できないけど実施ならできるとか。
そういったので、音声通話の一部を控えていくっていうニーズと、
あとは音声通話に至らなかったけどテキストだ、
既存のメッセージングだと不十分みたいなところで実施がつかれてて、
既存のニーズを満たしてるのと新たなニーズを発掘してるみたいな、
両方の側面があります。
確かに今の説明を聞いてて、僕も妻がいて、
特に子供も実はいたりするんですけど、
そういう系だと仕事中とか電車乗ってるときに妻から突発的に電話かかってくることがよくあって、
僕も電話取るの結構苦手なんですよ。
しかも出れない環境とかもあったりするから、
何?って思うわけですよ。
結構ドキってするし、なんかすごい大変なことあったのかなとか思うけど出れなかったりして、
仕方なく切って、でもそっからLINEはまだ来てなかったりすると、
この謎の時間というか、何なんだろうこれみたいな思ってて、
ハラハラしちゃう自分とかもいて、
まさにそういうところとかでフィットしたりするんですかね。
そうですね、まさにフィットすると思います。
あと卵買ってきてみたいなこととか、何時に帰ってくるのみたいな。
本当にそうっていうか、我が家のケースで言っても緊急なんだろうなって思って、
無理矢理電話取ったけど、全然意味わかってないような何でもない日常の会話だったりも。
緊急性はあるけど重要性かなり低いみたいなこととかよくありますよね、毎日。
確かに、社会人とか大人になっても年齢問わずありそうなニーズですね。
はい。
なるほど。
なので今、学生のユーザーが多いんですけれども、社会人のユーザーもいて、
社会人のユーザーも学生と同じくらい長く使い続けるっていう風になってますね。
面白いですね。
そっか、じゃあ別に夜ダラダラと例えば恋人同士で電話つなげるみたいなニーズだけじゃないんですね。
はい。
結構広くて。
はい。
ありがとうございます。
創業の経緯から結構サービスの話も詳しく聞いてしまいましたけれども、
一旦前編はこんなところにしようかなと思います。
後編ではまたこの授業について豊塚さんを交えながら、その魅力より深く迫っていきたいなと思っております。