今回は「新規事業の実践論」麻生要一著を紹介しながら、社内起業のススメの話をしました。


「社内起業はすべてのサラリーマンのキャリア戦略」として、シリコンバレーや中国の起業手法と、日本の大企業特有の社内起業モデルから、日本の労働者が享受する安定性と、大企業の巨大なリソースを最大限に活用する方法をお伝えします。

重要なのは「WILL」。それは「誰の、どんな課題を、なぜあなたが解決するのか?」を明確にすること。このエピソードでは、原体験の力、ゲンバやホンバでの経験、そしてその原体験を他者と共有する方法を紹介します。

また、新規事業開発の初期段階での注意点や、MVP期とSEED期における戦略、そしてある有名なフライドチキンブランドの成功ストーリーまで、幅広く触れていきます。

成功の鍵はチームワーク。三人以下の効率的なチーム構成の秘密や、新規事業の「やるべきこと」と「避けるべきこと」までを解説。そして最も重要なのは、顧客との深いコミュニケーション。300回の顧客訪問がなぜ必要なのか、その答えをこのエピソードで明らかにします。


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00:03
皆さん、こんばんは。あした使える聴くネタ帳| マーケターの真夜中ラジオの時間です。
この番組は、アラフォーマーケター2人が最近気になるトピックを取り上げ、それぞれのマーケターで掘り下げていきます。
最近話題の1人マーケターをはじめ、情報や知見が少ない中で打ち手を模索する皆さんのヒントになる視点をお届けしていきます。
淡路市までコピーライターがやってます。じんぼうです。
株式会社エールコネクト代表の宮本です。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
宮本さん、今回で記念すべき40回目ですね。
月1ヶ月4回とすると10ヶ月やってるってことなんで、なかなか続いてますね。
なかなか続いてますね。継続は力なりと申しますが、力ついてますよ。
本当に1週間に1回何のネタを喋ろうかなみたいな感じで考えてますが、本を読んだりアウトプットする機会が増えたのは良かったですね。
そうですね。あと独立すると割とプレゼンの機会も多いじゃないですか。
やたら何かを代表して喋る機会も多くて、そういうのは淡路島だと発声の機会が少なくなるから。
発声の機会。声を出すの発声ね。
声を出す機会が少なくなるから貴重な発声練習ですよね。
確かに淡路島でジンボの元気な姿をいつでも聞けるっていうね、ラジオを聞いてくれるとね。
言葉を作る、例えばツイッターとかで書くっていうのとバーバライズするっていう話し言葉にして話すっていう回路って
多分ちょっと違うんですよね。だから言葉を話す方は肉体的な運動神経だと思うんだよね。
で、バーバライズの方は割と認識能力の方だと思うんだよね。
文字とかって文字を認識する脳内の細胞がないから、人の顔を認識する細胞が出てるらしくて、文字を書くとかも多分そうなと思うんですよね。
それと話すって割と運動神経の方だと思うから、違うと思うんだよね。
ネタの説明の仕方とか作り方とかもね、書き言葉とかブログとかそういうのだと別に面白いエピソード入れなくてもいいので、ロジカルに話すっていう感じですけど、ラジオの時は結構それだけだとやっぱ聞いてが面白くないので、
なんかちょっと面白い何かを入れようみたいな。一応カーネルサンダーズの話が今日話す中でちょっと面白い話だと思って入れてるんですけど。
結果あれだね、何の話だったっけ?カーネルの回やろみたいな感じになったかもわからない。
なったかもしれないね、最後ね。でもそういうのを入れることによって聞いてが、多分印象にも残るじゃないですか、話聞いて。
03:01
ロジカルにステップとして日にちさんこれでとかだと頭に残らないので、そういう話の作り方とかも取り入れられたりするようになったのはちょっと頭の使い方として面白いなと思いますね。
そうですね。養われていく感覚っていうのは継続していくうちにありますよね。
ありますね。
そういうのはいいね。新しいことを継続する良さでもあるよね。
そうですね。
じゃあこの調子で50回100回とどこまで続けられるか、どこまでネタが続くかよね。
そうね。
やっていきましょう。
いいですね。ご長寿ラジオね。
そこまで行くと笑っていい友的な感じで頑張りましょう。
打ち切り説が出るくらいまで頑張りましょう。
今日のテーマはお客の声を300回聞きに行く。社内企業こそ最高のキャリア戦略です。
ではこの話を取り上げた理由は何でしょう。
僕ら2人とも独立しているので、独立を進めることが多すぎたなとちょっと反省してるんですよね。
そんなこと言われても1年前の俺は独立はちょっとって言ってたと思うんで、実際言ってたと思うんですけどね。
僕は水向けた時もいやー僕は違うんだよって言ってたね。
多くの人はきっとそうだろうからそうではなくて、今回社内企業っていう形を進められたらなと思います。
マーケターの仕事とスタートアップとか新規事業でやるべきことっていうのがすごく似てるので、
そういう意味では企業初期っていうのはマーケターのスキルが生かせやすい部分なので取り組んでみると面白いんだろうなぁと。
今回は社内事業の作り方っていうところで取り上げた本は新規事業の実践論っていう本で、
著者は麻生陽一さんって方でリクルートにもともと入って、その時に自身で社内企業をしてIT事業の子会社を立ち上げて0から150人規模の事業に拡大したと。
その後リクルートの中で社内事業開発プログラムとかスタートアップ企業支援プログラムを立ち上げて、
1500の社内プロジェクトとか約300社のペンチャー企業のスタートアップ企業のインキュベーションの支援をして、
その後自身も企業をして企業内インキュベーションプラットフォームを手掛ける株式会社アルファドライブという会社を創業されているって方の本を取り上げて、
この本すごい新規事業の作り方が生々しい数値とプロセスで書かれてて、
まさに今回のテーマである顧客の声を300回聞きに行くっていうのもこの300っていう数値が明確なので、
ここまでやらないといけないんだみたいなことがわかりやすくて、
社内企業をやっていく中で教科書的に読んでおいた方がいい本だなというふうに思ったので取り上げてみました。
本編別撮りしているのでしんぼうさんも収録聞いてもらったんですけど、どの辺が明日使える効くネタになりそうですか?
06:04
明日使える効くネタだなっていう感じのネタですよね。
例えば企業をしましょうとか、いつかは独立とかっていうタイトルで放送しましたけど、
ああいうのってやっぱりいつかは何とかなんですね。
明日じゃなくて、たぶんあさって以降の話かなね。
あれですけど、たとえば多くの人はたぶん大きな企業にいると思うんですよね。
安定しててみたいな。だからチャンスを掴むんだけども一方でリスクを掴むことにもなるっていう。
モロ派の中で決断を何かしらの大きなきっかけがないと先送りしちゃうんだと思うんだよね。
たぶん興味あるけど、先だなあさってだなって思ってるはずなんだよね。
それを足下にする一個の例え話というか。
実際ね、社内企業はどうかなっていう部分も聞きながら思ったりもしたけど、
例え話としては考えておく。一個副業もあるけど、もう一個は社内企業の検討をしておくっていうのがたぶん、
自分の次のキャリアを考える時の想像力のよりしろとしてすごくいいなと思いましたね。
選択肢の一つとしてね。で実際、独立するにしても社内企業にするにしても何がやりたいのかっていうビルの部分が最初に必要になってくるので、
スポンの一番最初はそのビルをどこから作っていくのかっていうことが範囲であって、
こういうところから作っていくとやりたいことが見つかって、
じゃあ独立するか社内企業するかっていう選択肢も見えてくるかなというふうに思ったので、
そういったところもすごく参考になるかなと思いました。
そうですね。それでは本編ぜひ聞いてみてください。本編は約41分あります。
途中で聞けなくなった時のためにもここでポッドキャストをフォローしておくと便利です。
それでは行ってみましょう。よろしくお願いします。
さて宮本さんの今週のピックアップテーマはこちら。
顧客の声を300回聞きに行く。社内企業こそ最高のキャリア戦略です。
さあどんな内容なんでしょうか。
はい。オープニングで話をした新規事業の実践論っていう本を紹介していきたいなと思うんですけれども、
まず第一章に社内企業は全てのサラリーマンのキャリア戦略であるっていうことを書いてます。
確かに日本というものを見た時にそれぞれの国で新しい事業を作っていく作り方が違うっていうことを本で書いてあるんですよね。
アメリカはシリコンバレーを中心としたスタートアップ主導でどんどん新しいビジネスを作っていって、
GAAPAであるとかオープンAIであるとかそういうのを作っていると。
中国は政府主導で作っていると。
09:00
日本はどうなのかっていうふうに考えた時に、この本を書かれた麻生さんは、
日本は大企業の社内企業がいいんじゃないかっていうふうに書いてます。
なぜか、これはまず日本ってスタートアップへの投資金額が増えてるんだけど、
起業する人の数が増えてない、起業する会社の数は増えてないらしいんですね。
その理由として、日本の労働者は手厚く守られているから会社を辞めてまで起業しないっていうのが日本の風土だろう。
逆に言うと、どれだけ失敗しても生活が揺るがないっていう部分があるので、
大企業から社内企業をした方がいいんじゃないかっていうのがこの方の主張って感じですね。
ここの整理が納得感があるよね。確かにっていう感じがしますよね。
日本でスタートアップ、アメリカみたいな状態になるのはもうちょっと時間かかるなって感じはするね。
優秀な人はみんな大企業行くしね。
僕らもISECでみなさん東大とか京大とかいい大学を出た人は大体メガバンクに行ったりとか大手のメーカーに行ったりやるとか。
やっぱ大企業みんな行ったなって感じはしますもんね。商社に行ったりとかね。
当然不安もあるんだろうけど、やっぱり辞める決定的なインセンティブもなかったりするんだよね。
ないし、結構最近は会社によって全然違うと思いますけど、昔からの大企業だと周りに辞める人もいないと思うので、
そもそもその選択肢考えたことがないっていう人も就職する企業によっては多いだろうなと。
会社にもよると思いますけどね。この間、あるマーケの中小企業の会社の社長と話したときは、それは逆で、
やっぱ中小企業とかベンチャー企業のマーケ系だと離職率とか転職率がめちゃくちゃ多いので、人を育てるのが難しすぎるっていうことを言ってました。
なるほどね。
確かにマーケ業界は転職多いので、ちょっとアメリカっぽくなってる部分はありますよね。
ありますね。
この方の人としては大企業で社内企業がいいって言ってて、実際、時価総額300億以上の大企業の369社の94%が中小企業で取り組む駐店テーマとして新規事業というのを挙げている。
確かにそれもなんとなくそんな感じするな。
わかりますよね。僕の大手メーカーの友人もこっち系ですよね。
あの大手企業がこんなことやってるみたいな、社内ベンチャーみたいなのやってたりするから、割とそうなんだろうなという気はしてますね。
結構そういう仕組みがありますもんね。僕もDNAの時にそういう新規事業を募集する社内ビジネスプランコンテスト的なものとか、社内インキュベーションの仕組みみたいなのはあったので、結構そういうのはやっぱりどの企業でも作っている部分なんだろうなと。
でしょうね。
12:00
実際、事業会社とかって売上が立つまで時間がすごくかかるので、それを会社のディオソースでできるのはメリットだなと。
僕とかジンボさんがやってるような、自宅で何かを返すっていうのは売上がわかりやすく立ちやすいので、その後にめちゃめちゃ成長するとかっていうのは逆に描きにくいけれども、ただ日々生活していく分を稼いでいくっていうのはすごくやりやすいです。
そうですね。
事業会社はなかなかね、前にやってたエニカとかも最初は小さく始めて少しずつ大きくしていくっていうビジネスなので、そこを会社のリソースを使ってできるっていうのはリスクはないのでいいんだろうなと思います。
最初は小さいとはいえ、やっぱり初期コストはかかりますもんね。
かかりますね。アプリ作ったりとかサービス作ったりするのでかかるので。
設備投資としばらくの人件費がかかるし、割とバカにならないからね。
バカにならないですね。
個人の裁量というか責任でやるのは夢があってもめっちゃストレスだよなと思うんですよね。
そう思う。
僕はちょっと無理だな。
実際ね、多分銀行の借り入れとかもうフルフルで自己資金とかってやってもまあ1000万ぐらいだと思うんですよね。日本製作、輸入広告から借り入れる金額って。
でもまあ1000万でね、できることって開発とかしちゃったら一瞬で飛んでいくので。
そうだよね。でも返さないといけないもんね。いつか。
そうそう、それ返さないといけないから。考えると大体のところはじゃあ伸びるということを見越してベンチャーキャピタルから資本を入れるっていう選択肢を取るんですけど。
でもその選択肢を取るともうその瞬間に基本上場ゴールとして目指さなきゃいけないっていうロックがかかるので。
そういう事業として伸ばしたいわけじゃないんだけどとかって思ったりすると選択肢なくなるなみたいな。
そうだよね。関わる人が増えるほど当初の意思とはかけ離れていくんだけど。どんどんブレていくんだけどみたいな感じだから。
最初はもっと身軽でローンチした方がいい感じがするよね。
そう、そういうことと思いますね。でもそうするとお金が足りないしみたいなところもきっとあって。
でもこの本はその辺りの社内でやる上でお金をたくさん入れてしまうとその分社内企業でも会社に返さないといけないので。
そうじゃなくいかに小さく試しながらやるかっていうのを結構書いてました。
じゃあ社内企業やりましょうってなった時になかなか何をやったらいいのかっていうところの意思を持つのが結構多くの人にとって難しいだろうなと思うんですよね。
何をしたいかっていう意思を持つ上でこの本に書いてあったやり方っていうのは現体験を作りましょうと。
現体験って二つあるべきで一つが現場でもう一つが本場っていう言葉を使ってました。
ちょっとなるほどなと。現場って課題の震源地で例えば東日本大震災があった後の被災地を見に行くであるとかそこまで大きなことをしなくても実際困っている人たち。
15:08
これかで困っているとか子供がいて困っているとかそういう困っている人を見て困っている人を見たら放っておけないって気持ちで自分のビルを作っていくっていう現場を見に行くっていうのが一つ。
もう一つが本場を見に行く。これは例えばシリコンバレーに行ってみるとかスタートアップの社長に会うとか新規事業開発の最前線に行ってそこでどういうことをやっているのかっていうのを見ると。
この現場と本場をいろいろと行き行きしていく中で感じたことと気持ちとかを誰かに話して小さな約束をするっていうのがいいらしいんですよね。
こういう課題を感じたのでこういうことを今後やっていこうと思いますみたいなことを約束をしていって100人に対して前に進むと約束をしていくとそれが自分の原体験になって何とか社会を変えていきたいっていうビルを持てるようになるっていう話を書いてました。
なるほどね。小さな約束は大事な感じがしますよね。
大事なんだと思いますね。やっぱりそこに関わって今後こうしようっていうのを持っているかどうか。
そういうのをやっていると次につながるものは見えるだろうなと思って。僕も2年前ですかね。副業で仕事をやる半年前ぐらいに茨城県を待ち起こしするっていうプロジェクトに関わってたことがあるんですよ。
2、30人の人たちが集まって茨城府デザインプロジェクトっていうプロジェクトだったんですけど、茨城県のいろんな市町村のその時3個の市町村の人が来てて、桜川市っていうのをどうやって盛り上げるのかっていうのをパッと作られた6人のチームで3ヶ月か使って提案を作るっていうビジネスプランコンテストというかそういう企画があってそれに参加してたんですよ。
県が主催してるわけですかそれは。
県がそうお金を出してやっている企画があって、僕茨城にね、じゅもさんと一緒に行った友達がやってる農場があるので、何回か行ったことあったんですけど桜川市っていうのがあることはその時まで知らなくて、あんまり知られてないですよね。
僕も行って桜の名所らしいんですけど、自分までは熊では知らなかったんですけど。
わかりやすい地名だね。
桜の名所の桜川っていうところがあって、そこに行ってフィールドワークをしたりであるとか、僕に集まった人たち、比較的皆さん地方活性とかに興味がある人たちで全然仕事も違って、PCの会社で働いている人もいればまた学生の方もいればガス会社で働いている人とかもいて、そういう人たちで一緒にディスカッションしながら企画を考えるっていうのをやって、
それはそれで仲良くもなったし企画考えたりするのもすごい面白かったですね。
それが一つのきっかけになって、そういうのをどんどんやっていきたいなみたいな思っている中で副業をすることになって独立につながったので、やっぱり本業をただ単にやっているだけだと機会がないので、現場と本場に出ていくっていうのは確かにいいんだろうなっていう風に思いました。
18:13
原律感がつかめるのかもわかんないよね。実際にやってみることで、これをやっていけば回せそうだなみたいなね。
そうですそうですそうです。
あとこういうところに課題があるんだみたいなところとか、僕は現場を見て地方活性に逆にちょっと興味が薄れたんですよね。
ほう、なんでですか。
地方活性のプロジェクトに関わっていると、あらゆる人が補助金の話をし始めるんですよ。
これやったら補助金取れるよねみたいな話とか、これをやって補助金取ったんですみたいな話とかして、すごいいびつなビジネス構造だなと思って。
確かに。
ちょっと面白くないなと思っちゃったんですよね。
淡路島にいるけど、やっぱり地方の社長同士って補助金の話しかしないもんね。
あれ、どうかしてますよね。
どうかしてるし、やっぱりばらまきって良くないなと思うんだよね。
健全な成長を妨げると思うんだよね。
補助金が取れたからホームページをリニューアルしますとかって本末転倒じゃないですか。
逆だろうみたいな。
やりたいことがあって、要はビルが補助金によって歪められるんだよね。
補助金が出てる間は成長なビルは育たないと思っていて。
大きなバイアスだよ、あれは。
地方は特にそうですよね。
すっげーナンセンスだと思っています。
そういう現場を見るっていうのは、そういうことが分かるのも一つ良いことかなと思います。
2つ目、創業チームはどう組むべきなのか。
社内で起業する時にっていうテーマで、これがちょっと面白かったのが、まず人数は絶対3人以下が良いと。
外部に居たくしない役割が網羅されて、ネットワークとか実行とかナレッジとか力が内包されているチームが良いって書いてて。
3人以下ってのは結構面白いなと思いました。
なぜかというと、3人を超えるとコミュニケーションスピードが遅くなる。
情報共有をするために時間がかかるので、3人まで。
ただ1人とか人数が少なすぎるとマンパワーが少ないとか、あと何かあった時に励ましあったりしないと心が折れるので、
そういう意味でも2人か3人ぐらいがちょうどいいって書いてて、なるほどなと思いました。
だから1人だと多分ナレッジとかも足りないけども、3人ぐらいいてそれぞれ専門性が違っていれば、
情報量的には十分だってことだよね。
そうですね。
1個の何かしらの新しい事業を立ち上げるに当たってはってことですね。
ちょうどいいんだろうなと思いました。
21:02
じゃあ新規事業を創業チームで作り始める時にやるべきこととしては仮説を顧客に持って行き修正するっていうのが一番最初のやると。
社内企業だからこその難しさでありポイントだなと思ったのは、
この新規事業の初期段階でやってはいけないことで、確認、事例、調査、会議、資料、社内、上司、先輩競合っていうのは考えてはいけないってことが書いてました。
これ大企業といえばこれやんか。
そうなんですよ。これをやるのが大企業の仕事なんですよ。
大企業9割5分これやで。
これしかやってない大企業においてこれをやってはいけないっていうのが社内企業の難しさだろうなと。
仕事の仕方を全く変えてくださいと。
大企業って基本上司だったりを見て仕事するじゃないですか、自然的に。
でも上司とか見るなと。先輩とか競合とかも見るなと。資料も作らなくていいと。
とにかく顧客のところだけに行って顧客が欲しいと思うものをどこまで作るのかってことだけ考えればいい。
資料とか調査とかいいんだと。事例とかもないから無理ですと。
そんなやつ不良やろ。
これをやるの難しいよね。
大企業の中でこれやるのは難しいから、文社化というかそういうプロジェクトチームみたいな感じで一旦カルチャー切り離してやるってことなのか。
そうなのと思います。逆にこれが大企業の中で社内企業していくことの難しさだと思うんですよね。
これだってリスク続きの中でこれを実現させてはいけないっていうルールは、自分たちが守っても、チームの中の人が守っても、
周りの本部長直付とかだったらその本部長を求めてくるわけじゃん。全く意味ない。
本部長が上司ずらして資料を出してよ。
普通にそれが彼らの仕事だからね。
普通にあれどうなってるわあるわな。
聞くよね。
聞くよね。それ仕事だからね。
聞いちゃいけない。
割り切ってこうですって言われても分かっちゃえるけどやめられないっていうのが人間だからね。
だってずっとそれで何十年もプレイしてきてる人たちに、急に野球選手にストライクはボールで、ボールはストライクだからボール玉だけを振りなさいって言うようなもんでさ。
無理だよ。
万博やんみたいな。
これはちょっと困難あるよね。
難しいよね。
だからそういうふうに社内的にも仕組みとして、この人たちは仕事の仕方が別なんだと。
本部長も新規事業を担当する本部長はこういう方針でやっていくっていうのは必要なんだろうなと。
難しいけどね。
エニカももともとはDNAの中の社内企業みたいな感じで始まった事業ですけど、その時に上司への報告って細かくはあったかもしれないですけど、僕が見てたのは基本月に1回で上の部署の人へのね。
24:10
で、上の本部長への報告の時の本部長の視点は細かい投資家視点だったんですよね。
つまりこの報告によってエニカって事業は将来、例えばこれが上場を目指しているスタートアップだとした時にちゃんと資本が調達できるのかみたいな。
そういう観点のアドバイスしかなくて、具体的に売り上げがどうとか、今利益がどうなのかみたいな話とかほとんどなくて、成長性の観点しか見てなかったので。
そういう意味では任されてたんだろうなぁと思うし、社内企業の一つの事業をある意味スタートアップみたいな形で見てたんだなぁというのは思いました。
確かに素晴らしいけど、それ多分DNAだからだよね。
それはあるかもしれない。
DNAというメガベンチャーだからさ。日本のトラッドなメーカーとか企業とは若干カルチャーが相当違うよね。
リズムというかこうしましょうという提前に対してめちゃくちゃコミットするじゃないですか、カルチャーとしてね。
だからこの事業はこうなんですって文章で仕切って合意すればその通りに動く人たちの集まりなんだけど、トラッド企業って全然そうじゃないもんね。
そうじゃないですね。
言ったじゃないですかが多すぎてみたいな感じだから、難しいだろうなぁと思うけどね。
確かにね。
守る人がいないといけないんだよね。事業部長とかめちゃくちゃ強い人が本気で声を台にして何回も守っていかないと多分潰れるね。
それでいいなっていう人がいないと、組織文化含めてやっていかないと、相当やっぱり新規事業のチームって大企業の中では異質であるべきだし、実際異質なんだなっていうのは思いましたね。
8.2の法則だよね。アリとかの働かない。本業はやってないけど他のことやってるのである。
そうそうそう。全然違うことをきっとやる。
リスクというか環境変化に対応するみたいな意味で言うと、2割割くのってすごい合理的だと思うんだよね。
残りの8割で完全に回るようにして、後の2割は次のことにフルベッドさせるみたいなことってめっちゃ合理的じゃないですか。
確かに確かに。
今の現業にベタで10割働かせてもサボるんだからさ。そっちのほうがいいよね。
大企業の中で一般的にやらなきゃいけないさっきの9個のことをせずに何をするのかっていうと、顧客のところに300回行けっていうふうに書いてました。
具体的な数字が書いてあるのがこの本面白くて。
顧客のところに行けっていうのはどのスタートアップの新規事業の本にも書いてあるんですけど、300回行けって言ってたんですよね。
27:03
1年間のプロジェクトだったら土日もあるから、300回顧客のところに行こうと思ったら1日2回ペースなんですよ。
だから朝顧客のところに行って話を聞いて仮説を変えて、夜別の顧客のところに行って新しい仮説を当てるみたいな。
それぐらいのペースで最初開けていかないといけない。
そういう意味では300回ピポッとするみたいなものですね。
企画を考えて。だからこそ、例えばアプリとか作ったら絶対無理だから、ペーパープロトタイプだったりとか提案書だけで行くとか、
あくまでも物は作らずにイメージとかだけで話をして、どんどんプロジェクトの中身ってピポッとして事業の中身を変えていくっていうことをしなきゃいけないってことで。
顧客のところに300回行くとかっていうのはすごくマーケター的なアプローチだなと思って、
どういう市場ニーズがそこにあって、どういうことならば解決できるのかっていうのはすごくマーケター的な仕事なので、
そういう意味ではマーケターってこういうことをやるの得意なので、社内で新規事業をやっていくにはすごい力がつくいい機会なんじゃないのかなというふうに思いました。
大企業の社員だったら、こういうプロセスの中で徐々にこのリーリンな仕事の仕方みたいなものを体得していく感じはするよね。
そうだろうね。そういう仕事の仕方これまでしてなかっただろうから。
かっちりと製品とかがあって、それを売るみたいな、はめるみたいな仕事と、一個一個当てて当てて当てて改善していくみたいな仕事の仕方って真逆だけど、
多分最初のステップってこれなんだろうなっていう感じはするよね。
ここからしないと多分仕事の仕方の違いが気づけないんでしょうね。
でも今やってる風というか、やった感で終わらないためには300っていう具体的な数字が多分大事なんだろうな。
300だよみたいな、1日2回だよみたいな。
そう、300やらないとって確かにそうだ。
本に書いてあったけど、大体みんな3回ぐらいはやるんですって。
お客の声聞いて、1年間で3つぐらいは事業を転換ってするらしいんですけど、100分の1だと。
300買えろって言ってて、なるほどそのレベル感やと、なかなか確かに報告したりとか、上司の顔色をうかがってる時間ないなと。
そうだね。
300行ったら報告なくても許してくれるだろう。
努力点で。
古い体制の人でもね、300行ってんだよあいつらみたいな。
確かに、ずっとオフィスにいないだろうしね、その時はね。
多分そういう汗の量で理解するみたいなところもあるじゃん。
ありますね。
でも実際その社内で報告しないって言っても、1年に1回とかは絶対報告のタイミングがあるから、
その時のポイントの一つとして、その顧客の声をちゃんと伝えなさいっていうのを書いてて、
やっぱこう、顧客がこう言ってたってのが、まだ市場がない、競合調査しても競合もいないし事例もない中で、
30:00
顧客は本当にこういう課題を抱えていてこういう風に言ってるんだって、それしかよりどころがないので、
顧客の声ってのをいかにその報告の中で伝えるかが大事っていうのも言ってましたね。
そうやって300回行って、事業のある程度形ができていったと。
でじゃあ新規事業をリリースした時にはどの辺が注意点かっていうと、
そのタイミングで報告とかして新規の獲得をするみたいなことをやってはいけないと。
マーケティング調査をせずにLTV、ライフタイムバリューを高めることが一番大事。
なので4Pって一般的に言われると思うんですけど、マーケティングでプロダクト、プライス、プレイス、プロモーション。
この4Pって言われるけれども、プレイスとプロモーションはいらないので、3Pであると。
プロダクト、プライス、プライマリーカスタマーサクセス。
一番最初の顧客の成功っていうものを目指して最初は取り組んだ方がいいってことを書いてました。
やっぱりプライマリーカスタマーを獲得する依然っていうのは、全ての潜在顧客は必ず否定的な反応を示すので、
その中で唯一一人でもすごくいいよねって言ってくれる人をいかに見つけるかっていうのが大事である。
それいいよねっていう事例が作れたら、それを起点にわかってくれるってこと?
そうそうそうそう。一個でもすごくいいって言ってくれるクライアントの事例を作れれば、それを次の人に事例として説明ができるので、
で、プライマリーの人がいいなと思ったらその事例を聞いて、2番目としてそれいいよねっていうフォロワー的な人が生まれてくるので、
1番を作り、2番目を作り、3番目を作りっていう形でいきなり10人一気にやってもらうとかそういう形ではなくて、
一つ一つ顧客の成功を作っていくっていうのが大事と。
その成功まで協力してくれる人をいかに見つけるのかっていうのがすごく大事で、
そこでケンタッキーフライドチキンのカーネルおじさんの事例が書いてました。
カーネルサンダースがケンタッキー作ったのって70歳超えてかららしいんですよね。
なんでやろ、年金が足りんかったんやろか。
ガソリンスタンドやっててその授業うまくいかなくて失敗して、でも色々と授業やりたいなと思ってる時にフライドチキンを作るレシピを思いついたって開発したらしいんですよね。
これをフランチャイズで売ろうっていうことを思いついたと。
フランチャイズっていう概念があったのかな、当時。
あ、なかったらしいんですよ。
フランチャイズの発明をしたんや。
そう、フランチャイズを発明したらしいんですよ。
で、70歳近いカーネルが車一台で全米中を走り回って、フライドチキンのレシピを教える代わりに売れたチキン一つについて5セント売るっていうフランチャイズビジネスやりませんかっていうものを説明しに行ったんですって。
でもフランチャイズビジネスは世の中にないので、世の中にないビジネスを70歳のおじいさんが説得しに来るっていう。
33:04
基本的に怪しいよね。
頭大丈夫ですかみたいになるじゃないですか。
おじいちゃんって話になる。
そうそうそうそう。いやいやみたいになって。
なんであなたの商品を売るのに5セント取られてるんですかみたいなのとか、そもそも全く話閉じてないみたいな感じで。
そうだよね。
で、最初にやってくれる人に出会うまでに1009回提案して断られたらしいです。
すごいな。
1009回はすごいよね。
すごいな。この70になってこの根性はちょっとすごいね。
すごいのよ。で、ケンタッキーの前にあるカーネルおじいさんって笑顔のさ、さしそうなおじいさんじゃないですか。あの白い。
そうだね。すげー言い訳してるようなポーズしてる。これには理由があるんだみたいな。
言い訳してんのかな。
両手を広げてるからさ。
あのおじいさんが1009回も断られて色々と説得する感じに見えないじゃないですか。
見えないな。1008回は悲しい顔をしたわけだから。1009回目の顔なんやあれは。
って思って実際カーネルサンダースの写真を検索で見たんですよ。そしたらね、あの人形のおじいさんよりももっと脂切ってるんですよね。
カーネルサンダースって実際の顔って。確かに髭を生やしてるし白い感じなんだけど、実際のカーネルサンダースの写真を見た感じ、
確かにこのエネルギッシュさだと1009回断られてもできるかもなっていうそういう顔をしてました。
フライドチキンを食いすぎたからじゃないの?
いやいやいやいや。食いすぎたからではなく、逆に脂ギッシュな感じやと。
ちょっと店先に立たせておくのはね、やっぱペテンシャン感も若干あるんですよね。脂ギッシュ感があるので。
だからこの顔で店頭に立ってもらうのはあかんかなっていうので、
でもあの店頭のカーネルサンダースはちょっとデフォルメして優しい近所のおじいちゃんが。
ゆうこ控えめのカロリーハーフな感じで。
な感じになってるからみんなにも愛されて、阪神が優勝した時には道頓堀川に投げられるっていう存在になってるんじゃないかなと思いますね。
なるほどね。
最近はないんですかね。道頓堀川に投げられるって昔はあったけど。
昔はあって何十年ぶりに掘り起こされましたね、その間ね。
この間の優勝の時は人間が何匹か飛び込んだだけで終わりましたね。
ああ、そうですね。
まあでも何かしら感情が高ぶった時に、ああこれを投げたいって思うだけの第一想起群には入ってるよね、カーネルサンダースは。
誰もが知ってるね、カーネルサンダースの像やから。話題性はあるよね。
36:05
あるよね、シンボルとしてはすごいデカいよね。
デカいよね。だって店先に人形といえばカーネルサンダースか、寿司の。
寿司三昧かいな。
寿司三昧じゃないですか。
ドナルドもあるけどね。
そうか、確かに。結構いるね。
ドナルドとケンタッキーが僕の地元だと隣同士にあって、だから割とカーネルおじさんの横にドナルドがいて、あいつら二人でランチとか一緒に食いに行ってるなみたいな感じ。
昼休みとか。
今日はどっちにします?みたいな。
怖いよね。若干日本人のセンスから言ったらドナルドの人形の風邸はちょっと怖いよね。
怖いよね。
カーネルおじさんはわかるけどね。話せばわかる系というか。
確かにドナルドの顔はちょっとホラー感あるよね。
ピエロなのかジョーカーなのかちょっとよくわかんない感じだもんね。
そうそう、ちょっとジョーカー感がね。
ジョーカーに見るもんね。
あの映画見た後に夜中に見るとちょっとびっくりするよね。
怖い怖い。
トンネルサンダーズのエピソードがある通り、一番最初の顧客を見つけてカスタマーサクセスを実現するっていうのが最初の重要なところっていうことが言われていて。
なのでやっぱり新規事業やっていく中でその顧客に300回行くとか、一番最初の顧客の満足を作るとかってすごいマーケターとしてのスキルを活かして、マーケター的な仕事の仕方なので。
僕らはもう独立をしたので、マーケターも独立目指してどうですかみたいな話もしてるけれども、そこはそこでリスクがあるので、そうじゃなくて社内企業みたいな形で取り組んでいくのも面白いなと思いました。
うーん、そうだね。
でも基本は変わらない感じがしますよね。
そう、そうなんです。
企業というか、社内でもできるけどみたいなところだよね。
そうですね、やってることは変わらないと。
チェックは報告しないとか、カルチャーをいかに断ち切るかっていうところで、それができないからみんな企業というか会社辞めていくんだろうなと思うけどね。
それが上手く頭の中で切り替えられるんだったらね、自分も他の会社の人たちも含めて。
だったらリスクないから、まあいいよね、こっちとかね。
そこは逆に会社側のやるべきことというか、この本も一章を採定。会社側の上司とかがしなきゃいけないことってのが書いてあるんですよね。報告求めないとか。
あとは、俺はそんなサービス使わないと思うなとか言わない。
ナンバー3だ、全然変えれば。
そう、ナンバー3だね。私は個人関係者なんて絶対やらないわよみたいな。いやあなた顧客じゃないんでみたいなことがある。
でもやっぱ言っちゃうんだと思うんですよ、普通の感覚として。
39:01
言っちゃうし、思ったら言うべきだしね。思ったら言うべきだけど、そこで多分事業本部長みたいな人が、いやいやって、あんたは顧客じゃないんですってちゃんと言って、何を失礼なんじゃなくて、まあ確かにそうだわねっつって。
そういう会話ができる関係性であるってことが多分第一前提だよね。
確かに確かに。
そういう意味ではDNAという会社はすごくいいと思うのは、発言責任みたいなのが5つぐらいの社員のルールの1つにガッツリ入ってて、発言責任はもう新入社員から派遣さんからみんな徹底させてたみたいな。
そうですね。
だからそれを奨励するからこそ心理的安全性がめっちゃ高いというか、発言しないと逆にめちゃくちゃ怒られるからっていうのもあるんだけど、みんなが発言を聞こうみたいな姿勢があったから良かったよね。
それが間違っててもなんでも発言をちゃんと聞くみたいな。それでいちいち発言したから反論してるとかっていう風には捉えないもんね、全然ね。
そうですね。やってること間違ってると思いますって言ったからってお前上司の言うことに反抗してんじゃねーよって言われることはないもんね。
ないないない。
そういう文化ではないっていうところが、すごい僕は元々ベンチャーとかコンサル側にいた人間なので、大企業なのにDNAはそういう意味ではやりやすかったなと。
普通の大企業のね、上司の言うことは絶対みたいなのは働かれへんなーって思いますね。
うーん、ですよね。空気読むとかね、無理でしょ。だって空気読むのって10年かかるからさ。
そのチームとかね、人間関係とか癖とかを把握して、10年とか言わないかもわからないけど、割と時間かかるから。
時間かかるし、何をやってるんだろうこれはって思うんだよなー、空気読むとか。
全然意味ないもんね。
そうそうそうそう。
だからDNA的に言うとことに向かってないってことだね。
っていうことだからね。DNA的にはそういうことも本来やってはいけない仕事とされてるから。
そう考えるとやっぱ大企業の中でもメガベンチャーと言われるだけのことがあって、ベンチャー感は非常にあった会社だなーって思いますね。
そこを共通のルールとして持ってるってすごい良いなと思ったんだよね。
僕も代理店からDNA入って、すごいコンサルの人が理想の事業会社を作ったら、こういう感じになるのねって思ったのね。
俺全く同じこと思ったわ。全く同じこと思った。本当そう思う。
すごいこのルールとか思想が徹底されてるからこそ実効性がある感じがして、
だから決めても額縁に掲げられるだけの理念とかルールとかって多いんだけど、
すごい現場に浸透してて評価も5つのルールとかを軸に評価するから、
全てそこを通定してて、スラックのやり取りとかも全部そこじゃん。
発言責任とかっていうスタンプとかがありましたね。
42:03
勇気出して若い子が言ったりすると、そこの発言責任のスタンプが100個押されたりするじゃない。
ああいうのでカルチャーの浸透も図ってるし、上手いなーとは思ったよね。
確かに。僕らもお二人ともいないですけど、いい会社でしたね。
うん、すごいいい会社。別にずっと居たかったけどね。
自分のやれることがあったらずっと居たかったけどね。
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さて今週の明日使えるキクネタ超マーケターの前中ラジオもそろそろ締めのお時間となります。
じんぼうさんよく話の中でコピーを寝てる間にもう一人の自分に考えてもらうって話をしてたじゃないですか。
僕この間ちょうどB2B企業のコピーを作る仕事があってやってみたんですよ。もう一人の自分に考えてもらうってやつ。
実行してみた。以前は失敗しましたね一回ね。
以前は失敗しました。朝起きたら忘れてるって。
何やったんかいいの思いついた気がするけど何やったかなってなった。
でも以前はコピーじゃなかったんですよ。企画を考えるとかだったんですけど今回はコピーで結構夜遅くまで。
僕比較的夜型なので夜4時ぐらいまで。
やっぱジンバブエ時間ですよね。
ジンバブエ時間なのかな。小説家っぽい。
どういう商品について使ってくれるお客さんとなる人がどういう課題を感じててどういう解決策としてその商品を感じてくれてるのかみたいなところをいろいろとミーティングの議事録とかを見ながら
なるほどこういうやり取りをしてこういうところに課題か感じて購入してくれたんだなぁみたいなところをチェックしていって
こういう課題だからこういうことを伝えたらいいんだなぁみたいなことを前日の夜に15個ぐらいかなポストイットに書き出して
どうもピンとこないなパッとまとまらないなぁみたいな
もうでもちょっと夜中の4時やから寝ようと思って寝て朝起きたらパンッと
これできっといけると思ったやつが思いついてそれでプレゼンしたらめっちゃいいっすねみたいな
もうこれでいきましょうすごいイメージパンッと湧きました
山本さんコピーライターですかって言われました
素晴らしい
嬉しいね
その体験ワンダフルって感じするよね
ワンダフルだね
朝パーンときた時って僕もいくつかパターンはあるけどどういうパーンときた感覚があったんですか
なんだろうなずっと夜寝る前も寝てる間も無意識のうちにずっとどっかで考えてるもう一人の自分が考えてるっていう感じで
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その中でパーンと出てきてこれでいけるやんっていうのが思いついて
あとはもうその言葉がずっと頭から離れないっていうか絶対忘れないねあれね
忘れるアイデアはダメなんだ
そうメモいらないメモいらないおっしゃる通りおっしゃる通り
忘れるアイデアはダメなアイデアなんだね
自分がピンときてないから忘れるのであって
これめっちゃいいと思ったらもうその言葉がこういう時に使ったらこんなこともできるしって
ずっと頭の中回るから絶対忘れないねあれね
うち震える感じがするからさもう絶対忘れるわけがないよその寝ぼけてても
あれは忘れないと思う
ジンボさんこうやってコピーを作ってるんだなっていうのを思いましたよ
ああいう感じだからどっちかというと頭で考えるというよりは体質で考えるみたいな感じだね
そうですねすごくわかったもう一人の自分って感覚は確かにそうで
自分で考えたより良いものができたなっていう感覚が確かにあるから不思議
こねくり回してもここにはいかないなって思うじゃない
あの多分ポストイットを15枚から100枚にしたところで
多分ここにはいかないなっていう感じになるから
途中から僕は諦めたんだよね
こねくり回して浅はかな自分の脳で考えるのはやめようと
じゃなくてやることだけやって任せることにしたんだけど
でもあそこで大事なのがプロセス管理だね
ポストイットでやるとかそうした準備は絶対に必要
そうねやっとかないと無理だね
それだけじゃダメでもう一個はちょっと期待して任せるみたいな方も必要
なるほどね僕思ったのがコピーって2段階あって
How to sayをどういうかとそれをHow to sayっていうか
言い回しとかちょっとレトリック使ってとかそういう2段階あると思うんですけど
やっぱレトリック使ってとか印象に残る言葉にするとかっていうのは
トレーニングを受けてないのでコピーの過去のコピーも覚えてるわけじゃないし
そこはできないんですけどB2Bってあんまりそこはいらないんですよ
いらないよね
言っても商品がB2Bの商品なので情緒的に言うと逆に分かんなくなるので
いかにその商品の特徴だったりとか解決できる課題ってものを端的に言うかっていう
How to sayの部分なのでここまでなったら自分でも作れるなっていうのは思いました
マーケターの仕事ってそこだよねだからコピーライターに限らずだと思うんだけど
やっぱりWhat to say定める仕事だと思うんで
コピーライターそこでHow to sayのバレーションをトレーニングして
無限に自由自在に扱えるっていうそれはスキル技術の部分だけど
それはそれで持っとけよって話であって
Photoshop使えますイラストレーター使えますっていう話であって
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デザイナーでもそうだけどそういうのは当たり前で
優れた人はその前段階の概念をつかむとかこうですよねとかっていう
そこの能力が強いのでそこで言うと一緒だよね
そうですね
What to sayだよね
でもWhat to sayは多分いろんな諸事情があって絡まり合ってるんだけど
こうやってこうやってこうやったら全部まとまるじゃんみたいな奇跡の一点があって
そのアングルを発見する才能とか作業なんだよね
アングルって感じ
最終的にできたことも別にそんな長くもないシンプルで
ホントコロンブスの卵で最初から聞いていればこれこれって思うものだけど
1日前には全く思いついてなかったものっていうすごい不思議な感覚ですねあれね
そうだよね
僕もこないだまさに企業スローガンみたいなのを提案するときに
それを提案したんだけどめちゃくちゃシンプルなんだよね
めちゃくちゃシンプルでもうこれしかないんだよ
これしかないんだけどシンプルすぎて提案するチームで不安になったのは
これしかなさすぎてすごい良いと思うんだけど
昔やってんじゃねえのみたいな
ホントそう思うよね
だけどやっぱり提案すると
なるほどみたいな
多分これですねみたいな1週間考えますみたいな感じで
1週間後やっぱりもう考えれば考えるほどこれしかないと思ってきましたみたいな
本質的な言葉ってそうなんだよね
もうこれしかないっていうことですね
考えれば考えるほど飽きないでもっと新しいその言葉の深みを発見するみたいな
そういう言葉ってあるんだよね
そうですねこういう仕事なんだなとも思ったし
こういう発見をできたのはちょっと楽しかったですね
ドクドクするよね
その後のミーティング中もコピーの話とあとマーキシー試作の話したんですけど
ともかくコピー連行してたもんね
このコピーがあるからこんなこともできてみたいな
シンプルやから言いやすいからさ
何かとこのコピーがあるからこういうところにも活かして
こういうところにも掲載しましょうみたいな感じでどんどん広がっていって
いいコピーってこういうことなんだなっていうのを実感できたのは面白かったですね
僕の会社のスローガンだよね
企画の幹は言葉で作るってやつですね
なるほどね
ラジオ40回やってよかった一つは
じんぼうさんとこうやって会話をしてるから
だからできた部分もきっとあると思うんですよね
もう一人の自分に任せるなんて発想なかったし
出てきた時にこれがこうかとかもなかったから
だからこうやって40回もじんぼうさんの話を聞いてきたのかとこそできた気がします
他の人もね本で書いたりしてるんだろうけど
51:00
やっぱりね強制的に僕の話を1時間聞かないといけないわけだからね
そうそうそうそうこれねやっぱり勉強になるよね
だからね一定は入るよねみたいな
それはもうさすがに
だって僕らはやっぱり交換音でこれやってるからわかるけど
当然ながら一人の人が考えてやることだから
40回の中で何回も何回も繰り返されてる言葉とかもあるじゃないですか
だからやっぱり当然ね染み付いてくるよねそれはね
人と人が会話する良さの一つだよねステキさの一つというか
インフルエンスしあっていくので口癖が似ていくとか
発想が自然とお互い取り入れられていくみたいなところあるじゃないですか
あると思いますね
そういうのが逆になければ単なる情報交換の場なんで
Twitterでいいかなっていう話やけどね
そこはあるよね
会話の強みっていうのはありますね
そうですね
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ではまた来週の土曜日ポッドキャストでお会いしましょう
さようなら
さようなら
52:24

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