ちょこっとは解消できるんじゃないかなと思っております。
さて、それでは本日の回答者は、みなさんご存知の石橋さんになります。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
こちらの動画は、初心者の方でも十分に優しく聞いていただけるかなと思います。
各業、私も別業界からチャレンジしてまいりました。
超初心者なので、みなさんと一緒に勉強していきたいなと思ってます。
もし、私たちが会話する中で、ちょっとカタカナが多い動画になっちゃうかなと思うんですよ。
なので、ちょっとこの単語わかりにくいよとか、これってどういう意味?ってわかんないことだったら、ぜひぜひコメントください。
次の動画のために勉強してまいります。
では早速1問目、よろしいでしょうか。
いきましょう。
はい、お願いします。
まずですね、1つ目はですね、これよくありますね。
今期は売上ゼロなんですけど、投資って知ってもらえますか?という起業家さんからのご面談の際の質問、よくあるんですが、
これはイエスオアノーでいくとどちらでしょうか?
イエスですね。
特にガゼルキャピタル含め、前の年始ぐらいかな?の動画で、いくつかのシードラウンドン投資するようなVCファンドさんのご紹介の動画があるんですけれども、
ああいったシードラウンドン投資してる方であれば、売上ゼロでも結構投資されるケースっていうのは多くあるというか、
っていうか投資先のおおむねのほとんどが売上がゼロな状態から始まるような気はします。
ではVCの方たちのテーマというか、色によってその売上があってもなくてもみたいなところで変わってくるってことなんですかね?
そうですね。
やっぱり俗にシード、要は創業期なので、種って意味でシードって皆さん呼ぶことが多いですけど、
シードラウンドの方々にフォーカスをして投資してるVCさんであれば、おおむね受け入れていただけるケースは多いかなとは思いますね。
なるほど。それでいくとこの質問に関しては、売上ゼロで投資はしてもらえるんですけれども、
じゃあちょっと2つ目にこのまま続いていくんですけど、じゃあ何を見て判断されてるんですか?っていうところですね。
売上はゼロでもいいよ、全然単なる状態でもいいよ、じゃあ何でもいいのかって言ったら違いますよね。
何が必要なんでしょうか?
5面談の時点で必要なものみたいな観点ですと、おおむね理想は3点セットぐらいがミニマムであるといいかなと思っていてですね。
1つは、やっぱりそもそも何をやりたいのかがわかるプレゼンテーションの資料。
そうじゃないと何やりたいのかわかんないので。
それはそうだった話なので、別に会話の中で共有していただいてもいいんですけど、さすがにビジュアルであった方が社内で共有しやすかったりですとか、
こういう企業家さんで社内紹介も当然しやすいので、理想はまずそのほぼ前提と言ってもいいですね。
プレゼンテーション資料、俗にピッチ資料というふうな言い方をする人もいますが、ピッチの資料があると良いと。
あとは事業計画書。
事業計画書。
そうですね。事業計画と言っても、どういうふうにお金を使って、どういうふうに売り上げが上がるイメージをされていらっしゃってっていう。
理想はExcelとかスプレッドシートの形式で、月あたりで、向こう1年、2年、3年間分ぐらいの想定が書いておいていただけると、
こういうふうにお金を使って、こういうふうに事業を伸ばしたいんだなというのがわかる。
例えば今回3,000万円を調達したいです。その3,000万円で1年間分の利用しようと思ってます。
シートはこういうふうにお金を使っていきますという計画書のことですかね。
そうですね。ともだって、もちろん事業計画で、俗にPLとも呼ぶような気はしますけど、
どういうふうにお金を使うのだけだと、PLで言うとLの部分、ロスト、部分だけになっちゃうので、
Pの部分の売り上げとか収益の部分も、こうお金を使うから、こう比例して伸びていく。
もちろん売り上げじゃないところの指標もあるかもしれないので、
もしそういう重要な、いわゆるKPIと呼ばれるような指標もあれば、その事業計画に入っていてもいいかもしれないですし、
少なからず、こうお金を使ってこう伸ばしていきますというのが、月次でしばらくはわかるものというのが、
2点目の事業計画書としていただけると、何したいんだなということが数字で見てわかるので、
ともだって、この企業家さんってこの事業に対してとか、この業界にこのぐらい詳しいんだなというのも、
だいたいそれを見たらわかります。
粗い事業計画しかある意味書けない企業家さんだと、多分詳しくない。
そのお客さんの事情とか、この業界に詳しければ詳しいほど、もちろん最終的に事業計画ってやらないとわかんない。
実際やってみないとわかんないので、ペン舐め舐めなところはあるんですけど、ペン舐め舐めにしても、理由度が違う。
めちゃ細かい人ってめっちゃ細かいし、業界の知見ない人でも、
顧客のインタビューとかヒアリングとかめちゃめちゃ重ねてらっしゃると、結果的に計画書細かくなってきて、
なんでこの数字でこういうところで置いてるんでしたっけ、仮置きしてるんですかってご質問しても、
回答の理由度も全然違う。
やっぱり事業計画書あるとなお良いし、最後はさっき田口さんが3000万円を調達というお話ありましたけど、
まさにじゃあ今回の3000万円、ないしは次の資金調達をどういう風に考えているってことがわかる資本政策書と呼ばれる書類ですね。
それもあると良くて、ただ資本政策書ってこれから起業される方は作ったことない人がほとんどなので、
例えばスマートラウンドというツールだとか、ケップルさんとかもそういうツール出してるような気がしますけど、
要はその資本政策書という書類を簡単に作れるようにできるソフトウェアサービスみたいなのってほぼ無料みたいな値段であったりするので、
スマートラウンドさんとか使ってみていただいて、資本政策書わからなければ買ってもいいし、
ひな形みたいなものをVCさんからもらうこともできたりするので、
要はVCさん側もよく作ったりしてるものなので、あとVCがスマートラウンドを使ったりもしますしね。
その3点セット、何が必要かという観点でいうと、ピッチ資料と事業計画書と資本政策書の3点セットがあると良いって感じですかね。
マストというかハブベターって感じですかね。
なるほど。何を見て投資判断をしてるんですか?の点でいくといかがでしょうか。
ありがとうございます。
概ね売上ゼロみたいなことを原点にすると、ほぼサービス出してらっしゃらない方の方が多いので、
まだ出し始めて間もないみたいな方々がほとんどなので、大きいところでいうと2つ。
もちろん細かく言うといろいろ分かれるんですけど、本当に大きいところで言うと、いわゆるマーケット。
プレイズポケットでは市場規模と呼ばれるところの話と、あとはどういうチームでそれに対してチャレンジをしようとしているのかというのは、
創業者の方およびチームの方々のご経歴ご実績みたいなところがミニマムのところですかね。
そこの部分は最低限見聞きをして、見極めをさせていただいて投資するっていう感じですかね。
マーケットと人ですね。
ちょっと意地悪な質問なんですけど、その人っていうところなんですけど、ものすごい曖昧だなと思うんですが、これちなみに何かポイントとかってあるんでしょうか。
分かりやすいところで言えば、一旦ほぼそんな人いないので、意地悪な回答とか無意味な回答かもしれないですけど、
俗に言うシリアルアントレプレナー。
実績のある方。
そうです。1回目、2回目のご自身の起業された経験があられて、上々とかM&Aとか何かしらの形で分かりやすいトラックレコードと呼ばれるような、
ご実績、ご成果を持たれていらっしゃる人が2週目、3週目で起業しますみたいな人は分かりやすいじゃないですか。
それはそうですね。
ただそういう人ですって言っちゃうと、いねえよ、そんな人いねえよって。
この動画をご覧の方はそんな人じゃないですね。
初めて起業するんだけどって話になっちゃうので、じゃないっていう人は多いです。
好かれる傾向が多いなと思うのはやっぱり、これも意見分かれますけど、業界の経験とか知見があられる方。
例えば弊社の通す先で片車さんという通す先の方がいらっしゃるんですが、大竹さんという方が創業していらっしゃって、めちゃめちゃ分かりやすいんですよ。
特価のHRサースをコンパウンドにやっていらっしゃる通す先で、肩車って調べてみていただくと、どんなサービスやってるか出てくるので見ていただければと思うんですけど、
僕らがシードで2回目3回目のファイナンスでアーキタイプさんですとか、ユナイテッドさんだとかモバイルインターネットキャピタルさんに投資をいただいてるような会社さんで、順調に伸びてるところなんですけど、
創業者の方、弊社はシードで投資してるんですが、売り上げほぼゼロみたいな状態で、
その当時ですね。
そうです。ギリあるかみたいなところ。正確に言うとソフトウェアの方の売り上げがほぼゼロ。
なんかコンサルトがやってらっしゃったんで。
創業者のご経歴で言うと、新卒から約15年前後ぐらい、不内総研さんに入職をされていらっしゃって、
不内総研さんに新卒の頃入ってからずっと保育・療育業界のコンサルティングチームの立ち上げおよび、そこの責任者マネージャーをずっとやってらっしゃったので、
プロですね。
全部知ってるんですよ。保育業界の。
隅から隅まで。
課題感とか何が、そもそもどういうマーケットで何が起きててどういうプレイヤーがいて、どういうところが課題で、
向こうなんなら過去10年間は、15年前後やってらっしゃったんで、過去15年は何が起きてきていて、なので今後慣れてあろうと。
仮説の理由でも多分高いはずなんですけど、起業の経験はないですけど、彼が保育業界で起業するつうなら、彼の言ってるお客さんの課題は多分あるじゃないですか。
そうですね。
それはあると思います。
なるほど。じゃあ最初の質問からいくと売上はゼロでもいいし、先ほどいくと何を見てっていうところだと3つの大切な資料もあるんですけれども、
あとは人だったりご経験のところをよく見てますよと。それでいくとよくある質問のさらに次なんですけれども、PMF、プロジェクトマーケットフィードですね。
どうなってたらしたって言えるんですか。よくPMFうちはしてますとかもうすぐですとか言うんですけど、何がそういうのを占めるのかっていうところですね。
多分出資をさせていただくにあたってPMFをしてることってすごく重要、もしくはする兆しがあることってとっても重要だと思うんですけど、それをどう示せばいいのかっていうところにもなってくると思うんですね。
これは石橋さんはどう見てるんでしょうか。
ありがとうございます。まず、僕らはシードVCなので、シードファイナンスをされる、初めてファイナンスをやれるシード時期においてはPMFをしていることはほぼないというか、なぜならば売り上げゼロだし、ものないしみたいなケースが全然あるので、
PMFが必要な場面というのは、いわゆるシリーズAラウンドと呼ばれるような、ざっくりと数億円とか、大きい規模でいうと数十億円ぐらいを資金に調達されるタイミングにおいては、最も重要とされる実行というか、そういう指標かなと思います。
で、なにをもってPMFとかなにをもってシリーズAでいうと、むっちゃ、たぶん調べても、たぶん企業側の方も調べてみていただいても、定義がないんですよ。
はい。
なんか、それっぽい言葉が出てくるかもしれないけど。
定義ないんですね。
なので、人によって解釈が分かれるからこそ、ちょっと一旦回答じゃない話でいくと、うちのコンテンツシリーズだと、僕らのPMFっていうシリーズをちょこちょこ、グロービスキャピタルパートナーズのエムレスさんとか、ウィルのナンバーさんとか、いくつかのシリーズAラウンドに中心投資しているVCの方々に、皆さんの思う、皆さんの中での解釈のPMFって何ぞやみたいなことをお話しいただいて、みんな言うこと違うんですね。細かく言うと。
はい。
で、集合値にして定義していこうみたいなことをやろうとするぐらい不明瞭な概念ですと。
はい。
なので、僕の解釈とか、皆さんにお話聞く限りで言うと、やっぱりシリーズAラウンドっていうところにたどり着くためには、お金を数億とか数十億調達するので、その事業が再現性がある状況、人工的にお金で伸ばせるようなステータスになっている必要性が高いですと。
なるほど。
数千万とかじゃなくてもっと大きいお金になるので、もう要は01で言うと1は出来上がっていて、1中のフェーズに入らないといけない。01の1だけじゃなくて、2でもいいし、3でもいいんですけど、これにお金を投下して10、20、30に人工的に伸ばしていけるフェーズっていうのは再現性がないと、それはお金を投下しただけでは再現性がないフェーズにお金を投下しても伸びない可能性がかけ算にならないので。
なので、人工的って表現をされる方が一定数いるし、僕もそうだと思ってるので、再現性が一定数ある状態、事業の再現性、お金を投下して、それが売り上げで返ってくるとか、別の重要なKPIで返ってくるようなところの再現性の検証が一定数終わっている。
で、これを売り上げ高で説明するのは若干ナンセンス。正しいんですけど若干ナンセンスで、例えば僕らSaaSとか2Bの事業態度をさせていただくことが多いので、MRRが800万とか1000万、ARRで1億円超えたらPMFしてると言うんでしょうか?で言うと、そんなことないケースも全然ある。
要は規模が出てきたからPMFしてるというわけではやっぱりないことは全然あるし、もちろん規模が出てPMFしてないんで借金で言うと、おおむねそういう傾向は強いです。規模が出てくるということはPMFしてるであろうという傾向は強いけど、MRR800万、1000万いけばPMFしたいよねとは言い切れない。
逆に言うと、お客さんが1人2人で数百万円しか売り上げ高がなくてもPMFしてるって言える可能性も全然あって、それは大体、何をもってで言うと、深くどれだけそのプロダクトを使っていただいてるかみたいな観点の指標も存在していて。
どれだけ痛みを解決できてるか。
そうです。どれだけ必要としていただいているか解決できているか。これがN数が多ければ多いほど、深く課題解決できてるお客さんが当然10社よりも30社いた方がよりPMFしてるとは言えるし、結果的にその掛け算が売り上げ高になってMRR化してるので、理想はMRR800万ぐらいで強烈に使っている人が10社ぐらいいることだが、
人によってはVCさんによってはN数が少なくても強烈にさえ使っていればPMFと見立ててくれる人もやはりいらっしゃるので、VCの担当者によってPMFの定義とか感じ取り方が違うので、どこまで行っても明確な一般化された定義にはできず。
ただ、おおむねの概念で言うと理想は一定数、顧客数もいて強烈に使われていること。次点に来るのは強烈に使われていて顧客数が少ないこと。ここまでがギリギリPMFとして解釈されるラインで、無理なのは顧客数はいるが全然使われていない。で、最悪が顧客数も少ない全然使われていない。4つのカテゴリーに分けると上2つがPMFの可能性があり、下2つはPMFの可能性が薄いっていう感じかなと思いますね。
他方で投資家を回るコストを節約するが、既存の株主でサクッとまとめたら15億円になるかもしれない。
これをどう天秤にあけるのはご自身たち次第の話だし、どっちも良い悪いは明確にあるが、僕は回ったほうがいいのかなとやっぱり思います。
企業家の立場に立つと。
そうですね。適正覚悟ですもんね、そっちのほうが。
やっぱりそれだけで株式も出てっちゃうので、そこはやっぱり大きいかなと思っているのと、別の観点ですと、結局大きいファンドさんも伸びてる会社には追加投資しますけど、伸びてない会社には追加投資しないんですよね。
当たり前だと思うかもしれないですけど、だから大きいファンドから投資をしてもらうことが、シリーズA・Bのファイナンス角度を上げるというのは間違った認識だと思っていて、大事なのは事業を伸ばすこと。
事業が伸びていれば既存の大きいファンだろうが、他のファンドだろうが投資はしてくれるので、大きいファンドからお金が入ったから安心感があるというのも完全にミスリードというか誤認識だと思っていまして、
事実はスムーズに2回目3回目の調達を回りたくないとか思うんだったら、そっちの意識が強い、あまりにも強いんだったらやっぱり大きいファンドから入れる方の優先順位は上がりそう。
そうじゃないならきちんとした良い株価でとか、あとよく言いますけど、シリーズA・Bでいろんな株主さんとディスカッションする中で、事業の改造とかこれからの戦略の改造とかが上がるという方も多くいらっしゃるのも見聞きはしているので、
そういう壁打ちの機会を逸するという観点もなくはないかなと思いますし、良し悪しは分かれますけど、そういうところがメリットでメリットって感じですかね。
なので伝えたいこととしては、大きいファンドからお金が入ったからといって安心はできない。
これはもう客観的な事実かと思いますし、他方でいいこととしては、事業さえ伸びていればスムーズにファイナンスが終わる可能性は高くなるって感じですかね。
結論として良いか悪いかという話ではなくて、その時々によって判断が変わってくるという結論だと思うんですけれども、
それでいくと1個質問なんですけども、追加出資の可能性がある大きなファンドから出資をいただけたからといって、
次回の調達の時に必ずしも追加出資をもらえるかといったら、そういう約束があるわけではないということですよね。
そうですね、結論、そういう保証が何もあるわけではない。
可能性があるということですか。
可能性があるぐらいですね。
やっぱりそこに良い意味でも悪い意味でも期待値を持ちすぎている企業家さんとかはいます。
要は一緒に、うちはそんなに大きいファンドではないですけど、大きいファンドさんと一緒に投資をするケースは当然あるので、
その時に大きいファンドさんが次回投資をしないという意思決定をしている場面も当然見聞きはしているので、
やっぱりファンドに余裕があるからといって、苦しい時期に平易に容易に投資をしてくれるものではないというのは思いますね。
やっぱり結論、先ほどの石橋さんの事業を伸ばす、それ以外のことはないくらいな。
でも結論、そうですよね。事業が伸びていれば、だってみんな出資したいと思いますもんね。
絶対そう、絶対そう。
ただ面談する時間が1社2社でいいのか、10社20社しないといけないのかというと、
確かに投下する時間は違えど、それによってもし複数社オファーを出してくだされば、
良い株からファイナンスができるかもしれないし、より良いパートナーを見つけられるかもしれないし、
まあまあ難しいですね。
これ動画で使えるかわかんないですけど、私以前行ったセイフィーという会社のCFOの古田さんと先日お話しさせていただいたときに、
初期の調達ご苦労されたんじゃないですかってお話ししたら、
いやもうあの当時からすでにすごい勢いで事業が伸びていたと。
だからこそ、もう資金調達をどうやってするかではなくて、誰から受けるか。
もうその状態だったってお話しだったので、つまりそれくらい事業が伸びていれば、
もう選ぶ側ですね。
選ばれる側ではなくて、選ぶ側に回れると。
それだけ事業を伸ばせってことですね。
そう思います。
なかなかそんな簡単なことは当然ないと思いますけど、理想論で言うとやっぱそれかなと思いますね。
たぶん使えるんじゃないですか。
ちょっとかっこいいセリフだったらぜひ使ってほしいですね。
私セイフィー大好きなんで。
じゃあ石橋さん続きましてなんですけれども、これですね。
いつからVCには相談しに行っていいものなんですか?
私たちに相談するタイミングですよね。
さっき売上ゼロでもプロダクトができてなくてもいいよとはいえ、いつぐらいに行ったらいいんでしょうか?
結論、いつでも大丈夫というのがたぶん新しいご回答で、
うちの弊社がやっているコワーキングスペースとかには、創業期の方とか創業を志されている企業家の家庭、
企業家というか要は厳密に言うとまだ全職にいらっしゃる人とか一部いらっしゃるんですけど、
それでもいいって感じなので、要は創業してまだ会社が登記前でも大丈夫ですし、
まだご在籍、ご在職でも全然大丈夫だし、
もちろん結果望ましいって言うべきか分からないですけど、
分かりやすいのはもうご退職してて、ご創業はしてて、
こういう構想はあってみたいなところは望ましいかなぐらいですかね。
なので基本はいつでも大丈夫かなと思います。
ただ1ヶ月後2ヶ月後にもうお金がなくなっちゃうとか、
要は会社の口座からお金がなくなっちゃう時期に会いに行くよりかは、
3、4ヶ月ぐらいはまだ全然、3、4ヶ月でギリギリかなみたいなスケジュールかなので、
やめていただきたいのはもう今月末の支払いができないとか、
来月末の支払いができないようなタイミングでVCに行くよりかは、
もうちょっと余裕を持ったスケジュールで早めにVCにコンタクトいただくのがやっぱりいいかなとは思います。
これはどのラウンドにおいてもですね。
私たちがゼルキャピタルにコンタクトするにはお問い合わせフォームだったり、
あとはLINEだったりいろいろあるんですけど、
例えばそのFacebookでDMをするとかそういうコンタクト、
結構ソフトなコンタクトの仕方でも大丈夫なんでしょうか。
基本的には皆さん大丈夫だと思いますし、僕らも大丈夫ですね。
ただ、もし会社のコーポレートっぽいところとかオフィシャルなところがあるのであれば、
そっちの方が望ましいかなと思います。
なぜならば、XとかFacebookで担当者の方個別に行くのもできるんですけど、
その担当者の方が皆さんの事業領域に詳しいとか、
関心を持ってるかどうかは必ずしも分からない。
分かる人もいますけど。
そうなった時にコーポレート側からもし問い合わせして対応してくれる人って、
おおむね何かしら関心を持ってくださっていたりとか、
前向きな方の方が多い、もしくはVC側でうまく支配してくれて、
面談担当者決まってくることが多いので、
やっぱ望ましいのはコーポレート側から問い合わせ、
もちろんそれで返信がない場合も当然あるので、
場合によっては個別にするっていうのが順番的にはいいのかなと思います。
まずは大きな入り口から行って、お返事待って、来なければ個人のところへと。
なるほど。最後の質問ですね。
おおむねはずさんクリアできそうです。
うちみたいな業界でもVCって出資してくれますか?
メッチすぎるって言われるんですけど、良くないですか?ってことですね。
これ確かに面談を私もさせていただく中で、
すごい知らなかった業界の方とかよくいらっしゃるんですけども、
確かにマーケットが見えづらいというか、
なかなかメジャーではないマーケットのところでのチャレンジだと、
確かにちょっと難しそうかなって私も、もし企業家の立場だったら思うんですけど、
これについてはいかがなんでしょうか?
やっぱりニッチすぎるっていうのは、結構ハードルは高いっていうのは事実だと思います。
マーケットが狭いといった意味でですか?
そうですね。お客様から取れる予算がちっちゃくて、
数お客様として狙える者数も少ないとか、対象人数も少ないとかなると、
掛け算して全然ちっちゃい規模しか狙えなくなっちゃうので、
ニッチすぎるっていうのはやっぱり良くないですか?という質問で言うと、良くない。
ただ正しい条件をつけるのであれば、現時点ではニッチとかマイノリティのマーケットなんだが、
年次で信じられないぐらい成長してますとか、成長の兆しがありますみたいな変化率の大きいマーケット。
皆様三角形のデルタってあるじゃないですか。
デルタが大きい小さいっていう人もいるんですけど、
デルタが大きいマーケットであれば、現時点においてはニッチだったりとか、
現時点においてはマイノリティのマーケットでも問題はないです。
なぜならベンチャーキャピタルファンドは大体おおむね10年間単位ぐらいで、
その産業がどうなっていくかなっていうのを見聞きしながら、
要は今年投資をして8年後とか9年後にリターンをいただくっていう仕事なので、
足元1,2年の話をしてるわけじゃないんですよ。
足元1,2年はまだちっちゃいマーケット、マイノリティ、ニッチかもしれないが、
変化率のデルタが大きければ巨大なマーケットになり得る。
よく例えに言うところで言えば、直近のVTuberさんのマーケットとかはわかりやすいですよね。
VTuberでいうと、YouTubeって前提がありつつですけど、
おそらく2016年前後ぐらいから花が出、芽が出始めて、
じゃあ2015年、6年、7年のタイミングでVTuberのマーケットって、
ちっちゃい。
誰も想像してなかったというか、誰にニーズがあるのか、なかなか難しかったなと思います。
マイノリティなマーケットだとは思われていたかと思いますし、
やっぱりこれが過去の多国の事例とかがあったのか、
最初はもうちょっとインサイダーが一歩踏み込んでマーケットを見ていくと、
強烈に課金してる人がいる。それがすごい勢いで伸びてるみたいなところなのか、
変化の大きさが大きかった結果、今となっては、
例えばエニーカラーさんで申し上げると、
25年5月16日現在で、時価総額で2300億円くらいの規模のある会社として上場してるようなことが、
創業は確かに彼は16年とか17年のはずなんで、
要は10年経たずとして、上場したのもちょっと前のはずなんで、
たぶん創業6年7年とかで、当時はマイノリティなマーケットだと思われていたところから、
時価総額数千億円を超える上場をしていらっしゃるっていうのは、やっぱりすごい大きいし、
もしかしたらダンゲンさんのもともといらっしゃったセーフィーさんも、
防犯カメラのマーケットっていうのかな、
もしかしたら小さいと思われる、ニッチだと思われる人もいたのかもしれないですけど、
非常にニッチだったかもしれませんね。
結果、変化が大きかったのか、結果取り組みを広げていくと狙えるマーケットの規模が大きくてというのか、
ニッチなマーケット、小さいマーケットはデルタが大きい、小さい。
最終的に取り切れるはずのマーケットが大きいみたいなところとかが、
入り口は小さいんだけど、この入り口で実績作れると、狙えるマーケットが一気に広がって、
例えば、さっきの片車さんを例に挙げているのに、
片車さん、保育業界のHRのここの課題だけってなると小さいけど、
保育業界のこのHRで一回数穴を開けられると、実はこういうふうに複数プロダクトの課金ができる可能性があって、
あと例えば決済が取れてとか、HRが取れてとかなると、
最終的に狙えるマーケットは大きいんですみたいなお話。
ただ、そこの最終的に狙えるところに対して、
入り口でエントリーしている方法論の妥当性が高いよねとかっていうのも大事な気がしますけど、
なので、結論、ニッチすぎるのは良くないというのは事実だと思いますが、
イレギュラーがあるとするならば成長率が著しいとか、
最終的な仕上がりで狙えるマーケットが大きいみたいなところも二択かなとは思います。
ニッチであり続けるっていうのがNGなんでしょうね。
今ニッチだけども将来的にはっていうところで、であればありという。
なるほど、それを証明する何かがあるとより良いってことですかね。
と、思います。
なるほど、非常に分かりやすかったです。
ありがとうございます。
さて、皆さんも最後までご覧いただきましたが、いかがだったでしょうか。
ぜひ最初にもお伝えしました通り、もし分からない単語だったり、
またご覧いただく中で、こういったことも気になるなーなんてあれば、
ぜひぜひコメント欄にコメントいただくと個人的に嬉しいです。
ということで、この企画が人気だったらちょっと続くかもしれませんね。
どうなんでしょうか。
皆さん次第なので、ぜひ良くても悪くてもコメントいただけたら嬉しいなと思います。
じゃあ皆さん最後にチャンネル登録といいねボタン、ぜひ押してください。
それでは最後までご視聴いただきましてありがとうございました。
また次回の動画でお会いしましょう。
それではさようなら。