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2025-08-26 28:38

【大手企業が続々導入】管理職コーチで働きがいを爆上げ!新サービス”mento”急成長の裏側【mento 木村憲仁 vol.01】

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※2025年7月14日のYouTube動画を同時配信しています。

今回は2025年4月にシリーズBで16億円を調達した「株式会社mento」代表取締役CEO木村 憲仁さんが登場!


「管理職向けコーチングを軸に、企業の“熱量”を高める独自の支援とは?」

「創業の原体験からピボットの苦悩、事業が軌道に乗るまでのリアル」

「メルカリから始まったBtoB展開と、大企業が支持する理由」


“本当にやりたいこと”を引き出すコーチングの可能性に迫るインタビューとなっております!

ぜひ最後までご覧ください!


【動画目次】

ダイジェスト

今日のテーマ

事業紹介

コーチングとは?

競合他者との違い

今後のビジョン

コーチングを選んだ理由

事業変遷


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◯石橋 孝太郎 Gazelle Capital株式会社-代表取締役/代表パートナー

X(Twitter)▶︎https://x.com/kbridgestone 

Facebook▶︎https://www.facebook.com/koutaro.ishibashi.25

2016.11 クルーズベンチャーズ株式会社を創業。

取締役として、コーポレートベンチャーキャピタルの設立と運用に従事。

同社にて創業初期の起業家を中心に投資活動を展開した。 

その後同社を親会社に合併させたのち、退職。

2019年5月にGazelle Capitalを創業。

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◯木村憲仁 株式会社mento-代表取締役 CEO

X(Twitter)▶︎https://x.com/norikmr

早稲田大学卒。

リクルートでプロダクトマネージャーとしてサービス開発を牽引。

2017年度リクルート全社イノベーションコンテスト2部門同時受賞。

2018年にmentoを創業し、法人・個人向けにコーチング事業を展開。

累計6万時間以上のセッションを提供し、ビジネスパーソンの成長と企業変革を支援。

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#スタートアップ #ベンチャーキャピタル #資金調達 #ベンチャー投資 #起業家 #起業 #投資 #コーチング

サマリー

株式会社mentoは大企業向けに中間管理職のコーチングサービスを提供し、従業員のエンゲージメント向上を目指しています。コーチングの方法やその効果、特にソフトウェアと人間のハイブリッドアプローチについて詳しく解説されています。新しいサービス「mento」は、大手企業に管理職コーチングを導入し、従業員のエンゲージメントを高めることを目指しています。日本における働く熱量が低下する中、マネージャーのサポートによって職場の雰囲気が改善される様子が描写されています。大手企業が導入を進める新サービス「mento」は、管理職向けのコーチングを通じて働きがいを高めることを目指しています。木村憲仁氏は、最初の顧客であるメルカリを起点に、日本の大企業において必要とされるサービスの成長プロセスについて語っています。

資金調達の発表とコーチングのイメージ
今回はですね、16億円のシリーズBラウンドの資金調査と発表されました。この動画さえ見れば、mentoさんのすべてがわかる、みたいな話をですね。
コーチングって、おそらく見ていただいてる人、みんなズレてると思います。イメージが。質問をして、相手の話を引き出して。もうちょっと言うと、ほとんどアドバイスしない。
従業員エンゲージメントという指標がですね、6%ぐらいしかエンゲージしてないって言われてるんですよね。自分自身のリーダーシップとか、自分がどうありたいのかということに向き合って。そうすると、部下からもちょっと見え方変わったりするんですね。
めちゃめちゃいいことやってる。
はい、みなさんこんにちは。スタートアップ投資TVガズレルキャピタルの石橋です。
今回はですね、2025年4月に総額16億円のシリーズBラウンドの資金調達を発表されました、株式会社mento代表取締役CEOの木村さんにご出演をいただきますので、木村さん今後からよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
今回ですね、第1弾の動画なので、この動画さえ見れば、今回足元総額16億円を調達されたmentoさんのすべてがわかるみたいなお話をですね、これから企業を志してシリーズA、Bと目指しているような方ですとか、
あとはmentoさんに今後転職に関心があられるような方とか、スタートアップ業界に関心があられるような方に向けてお送りをしていきたいと思っておりますので、いろいろと突っ込んでお話を伺っていければと思いますので、楽しみにしております。
何でも話します。よろしくお願いします。
最初に余談から入っちゃうんですが、僕個人として印象的な話で言うと、もともと今のガゼルキャピタルって2019年の5月に一番最初のファンドは作ってまして、
前職は18年の年末、11月くらいかなに親会社に吸収合併させて僕は退任してるんですけれども、ちょうど18年末の土年末年始に木村さんがちょっと時間が年末年始空いたから、個人でコーチングを何人か受けられますよっていうのをツイッターかなんかで募集されていて、当時ご面識なかったんですが、
メンズさんのことは勝手ながら知っていたので、前職退職して退任して、まだ当時ガゼルをやるかやらないか決めきっていないタイミングで、じゃあなんかちょっといろいろ考えないといけない時期だから、木村さんの募集見て連絡してみようと思って、一度そのコーチングの機会をいただいたっていうのが自分の中でもすごく自己整理ができたなーっていうのは本当に忖度なく思ってまして、結果的にはガゼルっていうチャレンジを始めようというところも個人としては踏み出せたところなので、
なんか一個人としても勝手ながら応援をしていたというか、ずっと旗から見させていただいていた立場ではあったんですが、改めて16億円の調達とシリーズBまでの到達おめでとうございます。
ありがとうございます。懐かしいですね。
今日はちょっとね、存分にコーチングの魅力も含めなんですけれども、そもそもコーチング知らないみたいな方もいらっしゃるかと思いますので、足元はちょっと授業のご説明もいただきながらそういう話もいただければと思うんですが、
改めてメントさんがちょっと木村さんからどういう会社でどういう事業をやっていらっしゃるのかというところからご説明いただいてもよろしいでしょうか。
はい、ありがとうございます。我々はですね、株式会社メントと申しまして、主に大企業の中間管理職向けのコーチング、管理職コーチなんて最近呼んでるんですけれども、そういったビジネスをやっています。
管理職というと、例えば部長さんとか課長さんとか、まさに間でやられているような方々にワンオンでプロフェッショナルのトレーニングを受けたコーチたちがつかせていただいて、中長期にわたって伴奏させていただいて、その一人一人の課題解決だったりとか、チームをより機能的にしていくためのお手伝いをさせていただいている、そんなビジネスをやっています。
具体的に言うと、僕らで言うと例えば投資先の方々、いわゆるSaaSとか、ソフトウェアとしてサービス提供される投資先が多かったりするんですが、メントさんもそういう側面も現れるんですが、どういう方法でサービスのご提供をしていらっしゃるんでしょうか。
ありがとうございます。そうですね、ソフトウェアプラス人間のハイブリッドのサービスかなというふうに思っています。コーチは人なんですけれども、そのコーチングを提供するまでのプロセスは全てソフトウェアによって管理されていて、例えばわかりやすいところで言うと、マッチングみたいな、誰とコーチングをしていただくのかとか、メッセージのやり取りとか、その辺もそうですし、
コーチングを受けていただいた内容をAIがすべて自動で録画をして、書き起こして、サマリーを作ってくれるみたいな、記録的な機能もあったりして、そのプロセスをすべてソフトウェアで回しているという形ですね。
コーチとのマッチングもしているとなると、基本的な質問というか、コーチングというものについての質問になっちゃうかもしれないですけど、いわゆるコーチの人との相性というか、そもそも大事なのかみたいな観点と、何をもって相性って測る性質のものなのか、ちょっとイメージがなかなかつかないんですけど、どういうふうにして相性の良し悪しって測っていくんですか?
そうですよね。たぶんそもそも見ていただいている方、コーチングってなんとなく知ってるけどとか、聞いたことあるけどみたいな、たぶんここまで聞いていただいて、たぶんああいうものっていう想像をしながら聞いていただいていると思うんですけど、おそらく見ていただいている人みんなズレてると思います、イメージが。
コーチングって、コーチって聞くとサッカーとか野球、スポーツ、そうですよね。横にいてくれて、いろいろバットの振り方の指導をしてくれたり、投げ方のアドバイスくれたりとか、結構そういう具体的な指導をしてくれる人のイメージ強いんじゃないかなというふうに思います。
一方で、いわゆる何もつけずにコーチ、あるいはビジネスコーチと言われるような人たちって何をしているかっていうと、クライアントさん、お客様のお話を聞きます。とにかく質問をして、相手の話を引き出していきます。もうちょっと言うとほとんどアドバイスしないんですね。
じゃあ、いわゆるメンタリングとコーチングは違うってことになるんですかね。そうですね。厳密に言うと違って、メンターというと、ある程度自分が例えば自分が企業家としてメンターつけるってなると、企業家の先輩とか、ある程度自分が欲している経験スキルを保有している人に対して自分の今の課題感、悩みを聞いてもらって、ああでもない、こうでもないしながら方向性を導いていく。
まあそれは相手の知識も借りながら、経験も借りながらショートカットさせてもらうというところが近いかなと思います。一方でコーチは教える役割ではなくて、本人が自ら答えを出して行動していくためのサポートをするので、言ったら僕が企業家として、そうだなバックグラウンドが全然違う。極論すると大学生のコーチつけるっていうことも別に成り立っちゃうんですね。
コーチングってもの自体はコミュニケーション技術で、経験やスキルに依存せずに、相手の内側にあるものを引き出して行動を変えていくためのサポートをする。そんな領域だったりします。
なるほどですね。そのお話だけ聞くと、またご質問に戻ってしまうんですけど、相性って必要なのかみたいなところ。メンターなら、確かに自分のやってる事業とちょっと違った経験を持ってるよねとか、どうこうっていうのは分かる。
ともすれば、今さっき木村さんが言ってくれたみたいに、じゃあ僕のコーチも今大学生でもいいかもしれないみたいなところって、何をもって相性って押し測っていくべきなのかというとどんなイメージになるんですか。
そうですね。相性は絶対あって、唯一やっぱり大事にしたいのが、この人に対して自分の話をしたいかどうか。
確かに。
だから僕のマインドが追いつかないと、大学生に経営の相談してもらって、自己開示できないんですよね。
で、自己開示ができないと何が起きるかっていうと、やっぱり本音で思ってる部分が出てこないので気づきに繋がらなかったりとか、自分で考えてても一緒だなみたいな形になってしまうんですね。
そういう意味では一体リスペクトができるかとか、あるいは何か話しやすそう、好き、でもいいんですよ。なので自分の話をこの人にならしてもいいかもしれないって思えるようなちょっとした接点だったりとか、ちょっとした気になることとか、人として興味を持てること、この辺りが担保されてればコーチング自体は成立するっていう感じですね。
大企業向けのコーチングの需要
ありがとうございます。ちなみにワンオンワンはあれはコーチングなんですか?
いい質問ですね。ありがとうございます。いっぱい会社でワンオンワンやってる会社さんも増えてますし、上司と部下の関係でやることめっちゃ多いと思うんですね。
めっちゃ多いです。僕もやってます。
そうですよね。例えば石橋さんがワンオンワンで何話すかとかっていうのもイメージちょっと後で教えてほしいんですけど、ワンオンワンってコーチングのスキルは一つ必要な部分なんですよ。なんですけどワンオンワンそのものはコーチングとはちょっと違うっていう部分的なかぶりがあるっていう感覚です。
ワンオンワン自体は部下と上司の関係性を密にして、それでいて部下の方の成長支援とか成果を出すための支援を上司がするっていうような立て付けかなと思います。なので上司の経験を語ることもあれば、具体的な業務の指示アドバイスをすることもある。
でもその中でもアドバイスだけだとやっぱり相手の考える力が養われなかったりモチベーションにつながらなかったりするのであなたはどうしていきたいのかとか本当はどうしたらいいと思うのとかこういう話をコーチングのスキルとしてうまく混ぜられるとより良いワンオンワンになる。こんな感覚ですね。
ありがとうございます。ちょっと改めてそういったお話も踏まえて、ちょっとブレイクダウンしたというか次のご質問に行けるかと思うんですが、いわゆるこのコーチングの領域においてメントさんのポジショニングというか、おそらく類似競合の方もいらっしゃるのかなと思うので、なんか業界の中でこういうポジションでこういう差別化があってお客様に最終的にメントさんが選ばれている理由みたいなところってどうしても今お話を木村さんからいただいても僕自身もまだまだ理解が浅いのは十分ですよね。
お客様の方もまだコーチングというものとかが正しくわかっている方ってまだ少ないと思う中でどういうところの観点で皆さんが選ばれているんだろうとか、選ばれているからこそ今回の16億円の調達にもつながっていらっしゃるのかなと思うんですけど、そこってどうご意見をお持ちというか整理すると認識正しそうでしょうか。
ありがとうございます。まず我々のお客様はいわゆるジャパニーズトラディショナルカンパニーJTCと言われるような。
野遊してる意味ではなくてですね。
本当に伝統的な日本企業って言われるような会社さんがほとんどです。
なのでメーカーさんとか商社さんとか広告代理店さんとかこういったところがお客様です。
具体名であげるとパナソニックさんとかタバコのJTさんとか電通さんとか。
大企業の方が多いんですね。
そうですそうです。そういった会社さんが管理職の育成というと文脈で使っていただいてるんですね。
やっぱりそういう会社さんって別に初めてコーチングを使うわけじゃないんですよ。
これまでもエグゼクティブコーチングっていうような本当にハイレイヤー取締役とかですね。
そういったクラスの方々にはある意味特別な支援としてコーチングってやってきてるんですけど。
それは自体は良かったんだけれども。
じゃあその支援自体を一段より中間層に広げていこうかって考えるとですね。
ちょっと高すぎて無理だなとか。
あとはやっぱり受ける側の事業者もその人数は受けられないですとかあるわけですよね。
なので基本的には一番トップオブトップの経営者層に対して高いお金をかけてやるものがコーチングの元々のイメージだったんですよ。
なんですけど我々やってるのはどちらかというとミドルマネージャー、中間管理職の方に向けた支援というところで。
それって言ったらパナソニックさんとかって何千人?
グループホールで見たら満タンで。
ミドルマネージャーが結構な数いらっしゃるってこと?
そうなんです。
管理職ってすごく人数いらっしゃるとかするので個別の支援ニーズは明確にある。
コーチングは必要だと思う。
この人数どうすんの?っていう話になるわけですよね。
そこに対して我々が一定の品質で量を出せるプラットフォームっていうものを作り、
ソフトウェアによってオペレーションを洗練させたことによって、
いわゆるコーチングという営み自体がスケーラビリティのあるものになったんですよ。
こういうものがあるんだったら管理職向けにやってみてもいいかもね。
メントの市場創造
っていう形で潜在的なニーズが掘り起こされて、我々が選んでいただけるようになったっていう形ですね。
ある意味メントスさんが登場するまではなかったというか、
メントスさんが作ってきたマーケットって感じなんですね。
そうですね。その自負もありますし、
ある意味で新しいネットも言っていただくことが多かったです。
こういうの確かにあったほうがよかったけどなかったねみたいな捉えられ方をしているケースがすごく多いですね。
ちなみにそうなってくると、まさにマーケットを作ってきたっていうところなのかなと思うんですけど、
メントスさんとして今後やりたいビジョンだとか、こういうところをやっていくと意義があるよねって思われているところって、
一部今回の調達に合わせたノートとかでも書かれてらっしゃったのかなと思うんですけど、
どういう目線感でやってらっしゃるんでしょうか。
ありがとうございます。大冗談の課題感として、
日本人の働く熱量、これ言い換えれば従業員エンゲージメントっていう指標がですね、
べらぼうに低いわけですよ。
そうなんですね。
全体で言うと6%ぐらいしかエンゲージしてないって言われてるんですよね。
やばくないですか。6%ですよ。
100人いて6人しか熱量を持って働いてない。
そういうことです。
やば。
やばいですよね。そんな国大丈夫そうみたいな。
生産性上げてるわけじゃなくて、熱量上げたほうが早いよねって。
そうなんです。そもそも生産性を上げるにも頑張るガソリンがないみたいな、そんな状態かなと思っていて、
世界的に見るとそのエンゲージメントのスコアって平均で20%台なんですけれども、
右肩上がりで伸びてるんですよね。
世界的に見ると。
なんですけど日本って横歯やや低下してて水準も低いっていう状態なんで、どんどん置いてかれてるわけですよね。
そうなんだ。
これ何でだっけっていうところで、それこそ就寝雇用モデルの問題だったり、それから起因する雇用の流動性の低さみたいなところはもちろん影響している。
このあたりはどんどん変わっていこうとしてるが、足元どんどんちょっとずつ下がってるみたいな状況で、やっぱりそれだけじゃないわけですよね。
なぜならば職場選択と同時に職場に居続ける方の時間の方が支配的なので、職場でいかに熱量高く働くような環境やインプットがあるかどうかっていうところにかかってると。
じゃあそれ何が影響してるのっていうと、実は管理職の、もうちょっと言うと働いてる人の上司の影響する割合が7割近いっていう風に言われています。
コーチングの実績
直感的にわかる?
なんかわかります。想像めっちゃつきました。
だって良い上司と働いてたら幸せ楽しいじゃないですか。
それはそうっすよね。
超シンプルな話なんですよ。
で、その方々を我々は支援してきたわけなんですけど、コーチングでですね、皆さん目が輝くんですよね。
マネージャーの方のことですよね。
マネージャーの方々が、20年以上この会社で働いてきたけど、初めて会社が俺のこと支援してくれたって思ったよって感動して人事に電話かけてくるみたいな。
そういう方がいらっしゃるぐらいには、自分に向き合ってもらって、自分がどうこの会社でとかどう生きていきたいのかっていうところを問われて、会社に合わせて自分を形を変えて鎧を着込んでなんとか生きていくみたいな感覚だったところが、
本当に自分自身のリーダーシップとか自分がどうありたいのかっていうことに向き合って、鎧を脱いでいったみたいな、そういう人たちがたくさん出るんですよ。
そうすると部下からもちょっと見え方変わったりするんですよね。
確かに。
最近あの人楽しそうだなとか、めっちゃ話聞いてくれるようになったなとか、そういう変化っていうものは起き始めて会社とか組織に熱が戻ってくるんですよ。
そういったことを僕らはビジネスとして醍醐味だなと思ってやってますね。
めちゃめちゃいいことやってる。
そうなんですよ。
めっちゃ意義深いっすね。
でもそのマーケットで、エクイティロジックも伴ってというか、16億って僕、小さいお金じゃ絶対ないじゃないですか。
やっぱりそういうお金が入ってくるってことは、より大きい規模も狙って大きいインパクトを出していかないといけないんだろうなというのは、
VCの立場からしてもすごく想像に固くないところではあるんですけど、とはいえマーケットメイクをしていかないといけなかったカテゴリーということは、
時間かかるのかもしれないし、覚悟を持ってやらないといけないし、
改めて木村さんがなんでそのカテゴリーをわざわざ選んで起業されてきたのかというところはシンプルに気になるんですけど、
ライトに木村さんのご経歴と自己紹介をサクッといただきつつ、
なんでこの領域でそれこそ熱量を持って起業されているのかというところを伺っていっても大丈夫ですか。
ありがとうございます。
もう端から別に僕は大企業の管理職を救うんだと思って始めたわけではないんですよね。
なんか本当にシンプルな現体験に基づいて、僕はこのメントというものを、そしてコーチングというドメインに可能性を感じてビジネスをスタートしたんですけど、
僕新卒でリクルートに入ってですね、プロダクト。
大企業ですね。
そうですね、大企業ですね。
今入った時よりもすごく大きくなってますけど、いわゆるプロダクトマネジメントみたいな仕事をしていて、
そこから独立をしてメントを立ち上げたんですけど、その手前でやっぱり企業何しようかなとか、
何をテーマに自分はビジネスをしていくんだっていうところに迷った時期があったんです。
決まってなかったんですね。
決めずに出てきちゃったんですよ。
いいっすね。
やーめたって。
リクルートは楽しすぎて、長く言いすぎるなと思って。
企業したかったんで、やめてから考えようと思ったんですね。
なるほど。
見切り発車で出てきたんですけど。
自分がもともと想定していたドメインにちょっと固執してしまっていたところがあって、視点が狭くなってたんですよね。
ここでやらなきゃ自分は他がないみたいな。
ある程度知識、経験のある領域だったんで、視点が狭くなっちゃってたんですけど、
そうなってる時に人に相談しているうちに、それはあなたコーチング受けた方がいいよって言われて、
なんだそれ怪しいな。
間違いない。
当時で言ったらちょっと怪しく聞こえますもんね。
怪しいですよ。だってググるとめちゃめちゃ怪しいページ出てくるんですよ。
いつの時代だろうみたいなウェブページとか、スピリチュアルっぽいブログとか、
そういうのがやっぱり出てきちゃうんで、大丈夫かなこれみたいな感じだったんですけど、
でも初めて会ったコーチの方にすごい真摯に向き合ってもらって、
木村さん本当は何がしたいのっていうふうにワンクエスチョンをもらった時に、
いやーってすごい考え込んじゃって、答えが出てこなくて。
でも少なくとも今やろうとしてることが本当にやりたいことじゃないことはよくわかったんで、
やめたって思ってビボッと決断したんですよね。
30分知らないおじさんと話して、
自分の人生の大事な決断をこんなにもスムーズに、そして爽やかな気持ちでしたんですよ。
別に誰から強いられたわけでもない。
確かに30分知らないおじさんと話しては結構パンチワードですね。
いいですね。
そうなんですよ。だって一生会わないかもしれないですよその人。
間違いないよ間違いない。
自分の人生何の責任も持ってくれないし、別にどうしろとも言ってない。
けどどうしたいのって、何の利害関係もない人にめちゃめちゃストレートに言われて、
いやーどうしたいんだろうみたいなところから出てきた自分の本当にやりたいこととか、
本当にやりたい方向性の糸口みたいなのが見えたんで、
なんか大きな決断できたんですけど、
いやそれやったらなんかコーチもめちゃくちゃすごいじゃんみたいな、
すごいこのうつうつとした状況から爽やかな気持ちで、
よし何でもできるぞみたいな感じになって、
なんかこうやって人に相談して自分の人生の選択を前向きに一個一個変な遠回りせずにやっていけるって、
これ何者にも変えがたい時間だなって思ったら、
なんでこれもっと流行らないんだろうとか、
もっとみんな受けられればいいのになって思ったときに、
ググったときのめちゃくちゃ怪しさみたいなのが想起されて、
これは確かに届かんわなみたいな。
なんで本質はすごくいいものだけれども、
届け方がいまいちなものって認識をしたんで、
これちょっと言い方あれかもしれないですけど、
アービドラージというか世の中がまだ気づいていない、
情報格差みたいなのがありますね。
まさに。大げさですけど自分だけが知っている真実のように見えたんですよ。
なんでちょっとここに授業機会もあるかもしれないなって思ってスタートしたって感じですね。
なるほどっすね。流れはいい意味でも綺麗だなと思ったんですけど、
今はシリーズBラウンドで冒頭で会社の紹介していただくときに、
管理職の方々向け、マネージャー向けのコーチングソリューションというところの話をいただきましたけど、
デイワンから最初の顧客の方を捕まえていくときから、
今の授業形態だったのかみたいなところで言うと、
デイワンから完全に同じことを言ってて、
管理職向けでどうこうだったのか、
どういうふうな事業編成を創業後って経てきていらっしゃるんですか?
ありがとうございます。最初は2Cサービス。
マッチング型の。
今は2Bってことですもんね。
そうです。B2Bのエンタープライズ向けなんですけど、
最初はB2C、アラサーキャリア悩んでる人向けみたいな。
全然違うんですよ。スタートライン。
完全Cから始めたんですね。
なぜならば自分自身が欲しいと思って、
手軽に受けられたらいいじゃんっていう。
ちょっとシンプルにそれだけからスタートしたんで、
B2Cだったんですけど、
B2Cもそれなりに受けていて、
出して、まず最初自分がやってみようと思った時に、
決断してから1週間でLP出したんですよ。
LPは本当に何もなくて、
メールアドレス登録するだけのページで、
こういうサービスやるんで、
事前登録始めました。
受けたい人登録してねっていう風にやったんですね。
したら当時Twitterで募集したところ、
皆さんたくさん協力いただいて、
3日で300人ぐらいの受けたいっていうお客さんが
集まってくれたんですよ。
30人ぐらいかなと思って期待して。
10倍違ったんですね。
なので、これはちょっと自分の想定よりも
明らかに本当感が高いみたいな感じで、
何か揺らぎあるなというかそこに。
って思ったんで、
よし、わからないままだけど突っ込んでいってみようと思って。
その当時コーチゼロみたいな。
中からコーチもいっぱい応募いただいたんで、書き集めて。
そこからスタートして、
B2Cの難しさみたいなものもそれに経験をして、
ニーズは底がたいんだけど、
例えばスタートアップ的な成長しようと思うと、
広告打ったら人が入ってくるかってすごい大事なポイントだと思うんですけど、
やっぱりそこはちょっと難しいんですよね。
これからのマーケットだったからこそですかね。
押し上げたり。潜在的なので、
そこには友達が良かったって言ってると急に受けたくなるんですけど、
広告流れてくるとなんだこのやつ、
何してくれるかよくわかんないなみたいな、
やっぱりそういうブロッカーが強いんで、
結果的にB2CではなくてB2Bにピボットしようって決めて、
そこからお客さん探索していく中で、
それこそインターネット界隈とかを頑張って栄養をかけてたんですよ。
何社かすごい素晴らしい会社には巡り会えたんですけど、
でもやっぱりあんまり売れないんですよね。
うちはやっぱり採用が大事だからとか。
はいはいはい、そういうことか。
人に教育をしてる余裕はまだないように。
スタートアップの方だとそうですよね。
mentoの導入とサービスの概要
おっしゃる通り。
あとは教育したいけど、
まずはマネージャー何たるかが決まってないから、
まずはマネージャー研修を受けさせなきゃね、
ベーシックなところだったりとか、
なるほど、その後っていう認識なのか、
みたいなことをお客さんから学びながら、
じゃあ全部教育体系が整っていて、
それでも課題が残ってるところ、
どこっていうとやっぱりエンタープライズなんでいいですよね。
当時は分かってたっていうよりは、
どちらかというと、
結果売れたのがそこだったっていう考え方はあるんですけれども、
なんでエンタープライズ、
それもやっぱり管理職っていうところが一番バーニングなニーズがあるなって、
順番にやってったら気づいたっていう。
ちなみに最初の、いわゆる今の方向性でのお客様って、
どの会社さんだったんですか?
ある意味、このここだよねって教えてくれた方なのか、
その会社さんなのかなと思うんですけど。
そうですね。
一番最初にBtoBで使っていただいたのは、
メルカリさんだったんですね。
それこそBtoBやるつもりなかったのに、
メルカリさんからお問い合わせいただいて、
マネージャー向けでやりたいんだけど、
オンシャイはやらないですか?って言われて、
木村氏の成長のプロセス
やります。
まあそうですよね。
それ、即断しますよね。
そうですね。即断しました。
何もなかったんですけど。
当時僕一人みたいな感じだったんですよ。
そこから本当に日系大企業と呼ばれるような会社さんに
使っていただいたのは、
最初本当に一生懸命営業して、
全く売れない10ヶ月ぐらいを過ごして、
最初の半年前ぐらいに商談した大手の商社さんと
広告代理店さんから、
同時にポンポンって受注が決まって、
マジで?みたいな。
逆に不安だけど大丈夫?みたいな。
思えるぐらいにはすごく、
こうやってやっぱり日本の代表的な企業さんでも、
我々のサービス必要としてくれるんだ、
みたいなところが、一生懸命営業してみたらわかったっていうところで、
ここだって決めたって感じです。
と思われ、そこの今の方向性にたどり着くまでとか、
方針転換するにも、
ここだよねってなった上で10ヶ月、
木村さん含め、セールス頑張った上で、
ようやく手触り感が明確に出始めたってことは、
結構やっぱり難しいですね。
やっぱそのぐらい時間かかるんですね。
かかります。エンタープライズ向けだったので、
結果そうだったってわかったんですけど、
やっぱそれまでの手応えのなさといったらすごかったですね。
コロナの時期も相まってたので、
もうリモートだし、
人事の方々も結構あんま余裕ないんで、
なんか新しい施策始めるのどうかとかって話もあったりして、
いや本当に結構最初きつくて、
これは自分たちのやり方がいけないのか、
マーケットが間違っているのか、
わからんみたいな感じだったので、
究極諦めが悪いだけというか、
ギリギリのラインですよね。
一般論で言うと、
スタートアップシード機なんて、
いろいろ試してすぐ諦めて、
新しいアイデアをガンガン試しながら、
ハマった瞬間を見つけたら、
そこにリソース投下しろって言うじゃないですか。
それがどうしても、
僕はこのドメイン信じちゃったんで、
やりたい、やり切るって決めてたから、
ある意味でスタートアップとしては、
そういうリスクの取り方をしたというか、
そのまま行ってマーケット外れてたら、
普通にクラッシュするんで、
みんなにお勧めするやり方ではないんですけど、
自分はそういう選択を取ったという感じですね。
ありがとうございます。
改めて、僕自身SNSとか公開情報ベースでは
キャッチアップしていたつもりでしたけど、
踏み込んでインタビューの機会をいただくと、
メントさんとか木村さんの温度感を含めて、
すごく理解ができたので、
この動画を見ていただいている方とかの中には、
本当にそうだよねって思われている。
等身大として共感性の高い人も当然いらっしゃるでしょうし、
場合によっては自分自身も、
コーチング受けたいって思われた方もいらっしゃるのだと思いますが、
第2弾の動画では、
今みたいな木村さんに、
今のステータスに至っているプロセスとか、
一番最後にちょろっといただきましたけど、
本来であればお勧めするべきかわからないけど、
こういう考え方があったから、
今に至っているよねってところを少し整理して、
まだこれからが大成功に向かっていこうとしている最中かと思いますが、
現時点までのシリーズ尾を達成するところまでで、
どういう考え方があったから、
ここに来れているのかってところの整理をいただきながら、
メッセージをいただければと思いますので、
よろしくお願いします。
皆さんぜひ次回も、
お見逃しのないようにチャンネル登録もして、
コメントもいただきながらお待ちいただければと思いますので、
次回の配信でもお会いしましょう。
それではさよなら。
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