VCファンドがお金を集めている金額は下がっているんですよ。
では、第2回スタートアップ賛否!
よっ!
やったー!
…としてはすごいと思うんですけど、売れるのかが完全に別論な気がします。
誇るべき、かっこいい雇用みたいなのを生むためにも。
かっこいい雇用を創出するのって、活気づけるのが中心にあるんだと思いますね。
1号ファンドのアルファーさんが200億ってのは、
めちゃ大きくないですか?
数のベンチャーキャピタルがファンドを大きくするっていうのは限界がある。
はい、みなさんこんにちは。スタートアップ投資TV、ガゼルキャピタルの田んげです。
では、第2回スタートアップ賛否!
よっ!
やったー!
この回もですね、ぜひ最後までご覧いただけると嬉しいです。
まずはですね、1つ目はIVS関連についてちょっとゴニョゴニョ石橋さんと喋っていきたいなと思っています。
2つ目がですね、バイオ系ベンチャーファイトリビットがシードで2.2億円を調達。
そして大分県企業化支援プログラムの募集開始の件について。
そして独立系VCのアルファさんが200億円ファンドを創成した件について、みんなで考えていきたいなと思います。
それでは本日も石橋さんよろしくお願いします。
では1個目、IVSについて。
IVSという存在は知っていたんですけど、そもそもちょっと聞いたことあるけどご存知のない方も結構いらっしゃると思うので、
IVSって何かってざっくり教えてもらっていいですか?
ありがとうございます。
ぜひ細かい話とかは、うちの番組で動画も公開されているので、ぜひ見ていただければと思うんですが、
簡単に言うとスタートアップ業界特化のカンファレンスイベントっていう感じですかね。
なるほど。
カンファレンスイベントって聞くと、どうしても私、展示会とニアリーゴールな感じで考えちゃうんですけど、
展示会とかだと幕張メッセとかの中にワーってブースがいっぱいありますけど、
聞くところによると、今回京都全面的にジャックしてるみたいな。
他のカンファレンスと違って、IVSさんが少しそういう形で言うと特徴的で、
もちろん本体の会場は今回は都メッセというところで、本丸の本丸のIVSというイベントはやっていて、
そこの中、IVSさんが公認しているまさにサイドイベントと呼ばれる、
要は参加者の人たちがお祭り的に、そのカンファレンスの本丸の近くで横っちょで勝手にイベント公式でやってくれてもいいよみたいな。
夏の京都のお祭りみたいな文脈もありますけど、結局会いたい人に会えないんですよね。
多すぎて。
そういうことか。待ち合わせが難しいですね。
だったらサイドイベントとかもはや企画しちゃって、
50人とか100人とか集めてしまって、自分たちの会いたい方とかお話ししたい人に声かけするとか。
サイドイベントだと結構テーマも絞られて開催されたりするので、
自分が何だろうな、関心のあるテーマのサイドイベントに行くと、同じようにそこのテーマに関心のある人たちが50人、100人と集まってくるので、
1万人、2万人いる会場からその人見つけるのは困難ですけど、ニーズに合ったサイドイベントに行くと収穫も得やすいみたいなところがあるかもしれないですね。
なるほど。そういった形で横の繋がりが生まれる可能性が高くなる。参加すると良くなるよっていうのがIBSですか。
ちなみに石橋さん的には、企業間の方にIBS行った方がいいよって感じですか。
タイミング次第なんだろうな。
タイミングって事業のタイミングってことですか。
どちらかというとやっぱスタートアップライト層の方の方がやっぱり参加するべきイベントなのかなと思うので、
そもそも黒塗装とかになってくると、すでに繋がっている方も多くなってくるでしょうし、
わざわざIBSじゃないと会えない人とかっていうのは、やっぱこれから業界に関わっていこうとか入っていくかもしれないライト層の方とかの方がより適切な気はしますよね。
ああいうイベントを通じてスタートアップ業界のことに関心を持っていただく方が増えるっていうのもすごくいいことなのかなと思うので、
まあまあまあそういう入り口的な部分なのかなとは思いますね。
多分この動画の後日ぐらいに、IBSに実際密着動画じゃないですけど、
その初日に会場で撮影したりサイドイベント撮影したりっていうところのコンテンツも流そうと思っているので、そこの雰囲気も見ていただけるとは思います。
じゃあちょっと2つ目。
資金調達系でちょっと1個持ってきたんですけれども、バイオKベンチャーのファイトリピットがSEEDで2.2億円の調達をしましたという大きいニュースなんですけど、SEEDで2.2億ですよ。
これまずそもそもファイトリピットって何やってる会社かっていうと、バイオ燃料の資材提供などカーボンニュートラルへの貢献をしてるみたいな形なんですけど、
生物としてはナンノクロロプシスっていう物質、層類なんですけれども、これ、高剛性によってCO2を吸収して油を高蓄積する微細層類っていうのを見つけてるんですよ。
この子めちゃめちゃ優秀でCO2を吸い込みながら食用や燃料用の油をバンバン作ってくれるみたいな。
しかもこれは体内でオメガ3を溜め込むっていう二等分流で、EPAとかDHAとかサプリンス。
あれをファイトリピットさんはこのナンノクロロプシスをギュッと高密度で育てるバイオ技術と、さらにそこから油の部分だけをきれいに取り出す技術の両方を持ってると。
で、今回この調達したお金でバイオの施設を作るみたいなところで調達をしてるってことになる。
本当に技術シーズだけがある段階で、これから大規模量産というか大規模増産していく像で2.2億集まったってことね。
そうですそうですそうです。
石橋さん、最近SARSの熱はちょっと落ち着いてきて、最近バイオ系のペンチャーにお金が集まりつつあるみたいなお話をしてたのがまさにこれ。
ちなみにシードで2.2億、私が出会ってきた中だと2.2億は全然もうシードじゃないじゃんって思ってるんですけど、これはどういうことなんですか。
単純にバイオ系とかこういう研究開発型だと多いです。
要は透過しない、ベータ版作るにしてもマーケットに出せるような商品にするプロセスが、ソフトウェア系と比べると膨大なお金がかかるし時間もかかる。
シードラウンドというふうな同じような括りっぽく聞こえますけど、大きくお金を集めないといけないってみんなわかってるから、大きくお金を集めることになるって感じですかね。
なるほど。じゃあこれはこういうジャンルのシードなんですね。
そうです。
なるほど。どうしてもこういうジャンルでいくと、最近話題だったのおいしいファームさんの大きいいちごの、やっぱ調達学もびっくりするほど大きいじゃないですか。
やっぱりそういう形でここもそうですけど、工場を作ったりとか、要は製品化するまでの道のり、お金の消費が大きいからっていう認識であってますか。
その通りだと思います。
なるほどな。
今回それこそユーグレナさんにシードなのかな、創業から投資してるリバネスさんも、今回のファイトスピリットさん。
ファイトリピットさん。
ファイトリピットさんにも確かリバネスさんも出資されてたはず。お名前なんか載っていた気がするので。
だから彼らから見てもそんな違和感のないディールだったんじゃないかなと思いますけどね。ユーグレナに投資をしていた投資家さんからしても。
なるほどな。要はユーグレナさんは無事製品化されて市場に出てますけど、こちらもこれから製品化する。
製品化できるのかどうかっていうところなんですけど、すごい勇気のある投資というか、もちろん我々もね。
サースに対しても勇気がもちろん、R&D状態だとできるかできないかわかんないんであれなんですけど、なんとかこう、もっとむずくないって私は思っちゃうんですよね。
知識がないからなんですけど。
でも多分、ソースね。ピポットとかは限りなく難しいんだよね。
そうですよね。
ソフトウェア系の方であればシードで調達して、うまくじゃあ一打席目でうまく振るわなくて、もうちょっと角度変えたりとか。
お客さんの層を変えたりとか、そういうスモールピポットとか事業転換とかで、意外にどうにかなって弾けるように成長していくみたいなことはあるかもしれないですけど、こういうバイオ系の方が潰しは効かない気はします。
だって今回の調達でバイオ施設作っちゃいますからね。
間違いない。それでじゃあ実際そいつが意外に有用性が思ったよりなかったみたいなのは多分ないんでしょうけど、それが有用性がさすがに検証できてるからお金集まるんだろうとは思いますけど。
ダンゲさんのおっしゃる通り、ハードルはソフトウェア系よりか高いと思いますし、その割にじゃあユーグリナさんとか、他のじゃあハートシードさんとか、すでに上場されているバイオ系のスタートアップの株価が、じゃあソフトウェア系と比べて10倍、20倍、100倍高くついてるのかで言われるとそんなこともない。
バイオ系の投資って本当に儲かるんだっけとかっていうのはまだまだこれから、とはいえ確かにソフトウェア系のマルチプルが寝てきてるっていうのは事実ですし、かといってバイオ系のところに本当に夢があるのっていうのは個人的には怪異的ですけどね。
また次の5年10年後にSaaSのように答え合わせがされていく感じですかね。
そうですね。ただバイオ系なんで昔から言われてる話なんで、一定数検証は終わってるはずだとは思いますけどね。
本件とかで言うと、確かにユーグリナさんと同じようなのかなとか、じゃあユーグリナさんと同じ仕上がりになるとちょっとしんどいんじゃないとか思ったりもしますけど、
もしじゃあユーグリナさんのミドリムシよりも10倍、20倍生産性が高くて、本当にそれが実証できて、
そうですね。
けどユーグリナも今のところ確かまだジェット燃料とかミドリムシできてない。
そうですね。
それやるんだってずっと言ってて、できてない気がするんで。
いまだに食べ物とか健康食みたいな感じの分野ですよね。
価格燃料とかそういうの置き換えられるんだったら、
すごく確かに大化け、本当の意味で大化けする可能性はあるんじゃないかなと思いますけどね。
まあ確かに。今回ちなみにここは食用油とかそのさっき言ったオメガ3とか植物性タンパクっていうのを食品メーカーにドカーンと供給していこうみたいな働きなんで、
そういうのはちょっと先ほど言ったユーグリナさんとはちょっとテーマは違うんですけど、
仮に本当にこの食品用で使えるってなったら非常に大きいなって思うところ。
まあですね。じゃあサラダオイルと比べて何がいいんだっけっていう話だったりとか、
そもそも生産コストサラダオイルと比べるとどっちが安いんだっけって話に多分なるはずで、
いやでもなんか本当に。
無理じゃねってなんか思っちゃいますからね。
私のなんか小さき頭脳では、この層からサラダ油出てくるかよってすごいですよね。
もう想像できない。
てか現実的に、全然わかんないですけど、コストメリットの観点でサラダオイルとか多分生成するのすごい安いじゃないですか。絶対。
そうですね。植物から絞ったほうがいいですよ。
あれよりも安く仕入れられないとオイル、食品メーカーというか、じゃあこれが、このオイルが高く売れるとかだったら、
そのオメガ3なんちゃらのやつのオイルを高く買うそうって、まあ高級オリーブオイルでいいんじゃないとか。
なんかむずいっすよね。
ほら、これは二酸化炭素吸いますから、カーボンニュートラルみたいなところもあって。
消費者関係ないですよね。
大事。
買います。
なんだろうな、世帯年収が400万とか500万とかになってきている。
しかもそこが下がり続けている日本という国の中で、そのエンドユーザーの方々が社会にいいからって言って、
1.5倍高い値段の米を買うのかで言うと買わなかったじゃないですか。
そうですね。
高い高いってずっと米騒いでる。でも農家さんが儲かってないの知ってるじゃないですか、みんな。
けど安くしろって言って、高い高い高いって言って、身も蓋もないことやって。
結構、本件がどうかまだ確かに答えやすいか分からないですけど、すごく難しい。
市場原理とか消費者ニーズ的に考えると、別に藻類から油が作れたところとって本当に売れるのかで言うと、
技術としてはすごいと思いますけど、
売れるのかが完全に別論な気がします。
安いのと品質なのとって、めちゃめちゃ大事ですね。消費者側的には。
私はバイオ系好きなんで取り上げてみました。
では次のニュース参りましょう。
これちょっと地方ネタなんですけれども、地域から成長を置いた県企業化支援プログラムの募集開始。
及田県は県内に拠点を置く企業化や第二創業者を対象としたアクセラレーションプログラムを置いたグロースベンチャーズの令和7年度募集を開始しました。
対象は上場やM&Aを目指すスタートアップグロース、社会課題解決型のソーシャルグロース、
業界変革や新規事業創出を目指すイノベーショングロースのいずれかに該当する成長志向の事業者。
採択は5社限定で約7ヶ月間にわたる個別メンタリングや投資家支援者とのマッチング、ピッチ登壇機会など多面的な支援が提供されます。
石橋さん、私、入社してからなんですけど、このアクセラレーションプログラムって言葉結構聞くんですけど、これは何ですか?
要はこれから起業しますみたいな方々の、わからないことが多い人が多いので、そういう人にちょっと詳しい有識者の人とか業界の知見とかネットワークなられる方が、
いわゆる横についてあげて、一つの目標に対して動いていこうみたいなことをやっていくプログラム。
成長促進プログラムみたいなもんですかね。アクセラレーション調べたら加速させるって意味らしいですけど、
でもたぶんそうですね、バディ君で。
これやると支援者向け育成プログラムのグロースバディプログラムを同時開催されまして、地域限定で企業支援型強化を図ります。
地域の中にいる支援者も増やそう。
多分そうだと思います。
日本中の各、東京以外を地方と名付ければ、地方都市で結構こういう活動珍しくないんだなと思ったんですけど、みんなが結構やっていらっしゃるんですか。
そのイメージはありますね。
そもそも国の方向性としても、岸田政権下でも2022年とか3年に年間1兆円ぐらい投資されていたスタートアップの金額を5カ年で10倍、10兆円にしようぜみたいなことが打ち出されて、
詳しくはないですけど補助金とか交付金とかが国から地方自治体とかの予算として落ちている可能性もあるでしょうし、
もしくはそういう予算が国に対して計上しやすくなっている可能性すらあるでしょうし、
そうすると地方自治体さんからすると、そこの予算取りがしやすくなったりとかすれば、
地域の雇用を守るというか作るために、これから地域でチャレンジするスタートアップとかを増やしたいというのは、
これだけ人口が地域から流出していて、雇用もなくなってきていて、
フラグシップになるような地域のかっこいい雇用みたいなものをここで残るためには、やっぱり働く場所ってとても重要なの。
じゃあ地域で誇るべきかっこいい雇用みたいなのを生むためにも、地域のスタートアップがそうなってくれると、
いいんじゃねっていうのは、いろんなところでいろんな自治体の人がやってるというイメージはありますね。
今のまさにかっこいい雇用は本当にズバッときたんですけど、雇用はないわけじゃないじゃないですか。
ありますね。全然ある。
全然あるけど、かっこいい雇用を創出するのって難しいんだろうなと思うし重要でもありますよね。
活気づけるの中心にあるんだと思いますね。
まさに前回、石橋さんの地方に人が集まりにくいとか、それこそ出資者によっては東京に支店をつしなさいとまで言う人もいるっていうお話があったね。
その源としては人が問題であると。
そう思います。
まさにそれを解決するためにはそれこそかっこいい雇用を創出することで、覚えたでも全然けっからみたいなことになるっていうことなんですかね。
思いますね。地域の産業を盛り上げようっていう文脈の方もいるんですよね。
名古屋とか中京地方であれば製造業、要は事業者産業でできてる町があるので製造業と絡めてとかって話をする人もいらっしゃるんですけど、
別に個人的にはそんなにそこにこだわる、地域のもともとの地場の産業にそんなに強くこだわらなくてもいいのかなとは思いますけどね。
そういう地場の産業からとか、そこを盛り上げようって観点の地域イベントの方も多い印象があるので。
でも本質は地域にいい雇用、誇るべき雇用というか、かっこいい雇用が増えれば地域社会はよくなって、よくなって経済の循環はするだろうし、
もちろんそれが掛ける地場の産業であれば、取引するのは地場の産業なんで、より良い話なんですけど、
ベストは地域産業掛けるスタートアップででかい会社作ること。
次は多分地域産業を掛けるちっちゃいスタートアップじゃなくて、でかいスタートアップで地域産業関係ないって方が優先順位は高いはずで。
やっぱりそんなに地域に縛られなくてもいいんじゃないかなと思いつつ、
でも地場の産業と絡めないとなかなか東京でやらない理由がなくなるみたいなのもあると思うんで。
難しいですけどね。
あちらが例えばこちらがあったのみたいな話でしかないような気もしますけど。
むしろこちらの動画をご覧の方で、今回の条件とか地方でやってるものは全部そうですけれども、県内に拠点を置く大体条件になってるんで、
ご覧になってる方の中で大分で起業されている、登記されていらっしゃる方がいたら、こういうのはやっぱり積極的に応募っていうのはした方がいいんですか?
そう思います。やっぱりこういうイベントごとを主催してる方々が、
例えば僕らであるとか、他のベンチャーキャピタルさんとかスタートアップの支援者と呼ばれる方を招兵してて集めてたりするので、
イヴィエスとか東京に行かないと会えないようなとか接点が持ちにくいような方々が来るんで。
確かに。
効率的ですよねっていうところで言うと、やっぱり行かない理由はないし、
謎に穿ったスタンスではスタートアップちゃんちゃらしてるから、
なんか嫌だ、そういうところと交わるの嫌だなという人もいると思いますけど、別にそんな妙なプライド、個人的にはいらないと思っているので、
そういう接点が取れるところがあるのであれば、積極的に関わっていく方がいいんじゃないかなとは思いますけどね。
これはじゃあ、機会があればぜひ。
大分の方はぜひ。
7月の24日までが募集締め切りみたいなので、もし動画をご覧いただいているときに間に合っていれば、ぜひやってみてください。
次のニュースですね。独立系ベンチャーキャピタルのアルファといったところが200億円規模のファンドを蘇生予定というニュースなんですけど、
新興企業に投資するベンチャーキャピタルが200億円の資金を集め、新たなファンドを立ち上げる。
アニメや医療など日本が強い分野の新興企業の世界展開を支援するといったテーマのファンドらしいんですけど、
これシードファンドらしいんですけど、私たちもシードファンドじゃないですか。
そのファンドの大きさはぜひホームページをご覧いただきたいんですけど、めちゃめちゃ大きくないですか。
羨ましい。
大きいと思います。
1号ファンドのアルファさんが200億ってのは、1号ファンドではかなり5本の指に入るぐらいなんじゃないですかね、たぶん。
三井住友さんとか水穂銀行とかそういったところから入れてるんですけど、ニュースを読む限りそういったところから独立KVCの1号ファンドに入れるっていうのは結構珍しいことみたいで。
珍しいですね。
作られた代表の方たちがみなさん素晴らしいんだなと思うんですけど、この大きいファンド最近ボコボコ立ち上がってるじゃないですか。
なんでこんなにファンド蘇生できるの。お金が集まってくるもんなんですかね。
実際にこの2年連続してVCファンドがお金を集めてる金額は下がってるんですよ。
なんか集めにくいよねとか時々言われますよね。
独立するというかファンドが蘇生される数も減っていってるんですね。
要はファンドを集めにくくなってるというか、ファンドにお金が供給される量が減っていってるんですよ。
その中でアルファさんが200億円集めてるっていうのは下がってるトレンドの中で、初手からそういう大規模なファンドを蘇生するっていうのはすごいじゃないですか。
普通にすごいですよ。
でもだから全体としては下がってます。難易度も上がってるのでっていうのがまず一時回答って感じですかね。
なるほど。じゃあ大きなファンドができるのはイレギュラーである。
なろうとしてるっていう感じですし、そもそもじゃあなんでVCファンドにお金が集まりづらくなってるのかというと、VCファンドの投資しても儲かんないと思ってる人が増えてるっていうだけ。
シンプルに言うとそこに尽きる。期待してるほど儲かってないとか、一部のベンチャーキャピタルファンドに出資してる人は儲かってるかもしれないけど、
平均取った時点でとか中落ち取った時点でそこそこ儲かってるってことは、儲かってない人の方が多いとなると、
その人たちはVC商材お金儲からないんでやめときますわーとか、それに余波も食らって供給量減ってるっていう可能性もあるのかなと思いますね。
なるほどですね。ちなみにでもこのご覧になってる方、企業家の方がおそらく多いと思うので、
大型のファンドがたくさんできてくるってことは、企業家の方にとっては嬉しいことってことでいいですか?
そうですね。ただ、アルファさんが200億円のファンドであります。
他にもジャフコさんで約1000億とか、グロービスさんでも約700億円とかでファンドやってらっしゃいますけど、
基本的には大きいファンドになると、彼らのファンドが3倍4倍とかで投資回収するためには、
200億であれば600億から800億円必要になると、今までって新規上場する会社が100億とか200億で上場してるケースが中落ちとしては多いので、
そのうちの持ち分を10%持たせていただきながら上場していただいたとしても、10億から20億で回収。
600億とか800億回収するためには、30社から40社投資先がIPをすれば、1社20億回収してても、計算上はそれでなると思います。
いや、もちろんもちろん。
そんなVCいないんですよ。
いないですよ。
しかも年間VCマネーが入って上場してる会社って50社前後ぐらいで、むしろ減ってるぐらいなので、
そういうふうな大型ファンドが増えると超規模なところに投資しにくくなるんですね。
リターンが出ないから。
だから本当に大きいチャレンジをするスタートアップにばっかりお金が集まるようになるんですよ。
なるほどな。ちなみに今回このさっきも言いましたけど三井住友とか水穂さんとかが入れてるんですけど、銀行系がこの独立系VCに一号ファンドから入れてるってやっぱり珍しいっておっしゃったじゃないですか。
なんで珍しいんですか、そもそも。
そもそも金融機関さんはリスクあんまり通るべき存在でもないので。
さっきもありましたね。
金利で食べてる人たちじゃないですか。普段ベースは貸し金業なので。
要は100社に貸して1社でも潰れたら金利3%であれば3%以上の会社が潰れるとずっと損するっていうビジネスなんで。
だから100分の3も潰れないような人を審査していい会社にだけ融資をするっていうビジネスの人たち。
なんでかっていうと一般コンシューマーからお金を預金としてお預かりして運用してるのでリスク取るべきではないから。
なのでベンチャーキャピタルファンドの1号ファンドとなると、要は利回りの証明ができていない。
実績がないですね。
実績がないファンドとなると、じゃあここに投資して、要は預金をお預かりしている立場としてお返しできるほどのリターンが自立として証明できてきてるんだろうか。
それは辰岡さんと田中さんがご前職で素晴らしい、それこそビジョナルさん、要はビズリーチさんとかメルカリさんとかにも出資をしてきている方々ですし、田中さんはフィンテックとかですごい成績を収めていらっしゃる方なんですけど、
業界的に言うとAS級の方々が明確にご前職で素晴らしいリターン出してるから、それも考えみると1号でこういうふうなディールになる。
もちろんその上でエマージングマネージャーズプログラムっていう、要は英語と日本語を訳するとマネージャーをエマージングだから応援っていうの、育てていこうっていうプログラムができてるんですね。
いろんな金融機関さんにそれが国の方からやりなさいみたいな話になってきていて、何かというと信仰系、1号ファンドとかでも金融機関は金を入れるべきだっていう。
ベンチャーキャピタルとして独立する人たちを応援して背中を押していこう。要はそうじゃないとVCとして独立する人が増えないと、
同じ数のベンチャーキャピタルがファンドを大きくするっていうのは限界があるんで、じゃあこの裾野を広げて彼らも大きくなってもらえば全体として預けられるパイが広がるんで、
そうじゃないと5か年で10兆なんて無理なんで、なので1号ファンドにもお金を出していこう。
しかも田中さんとか達岡さんっていう誰がどう見たってキラキラなリターン実績を持たれている方々が1号で独立するとなると、
結果全体が下がっているこのタイミングなのにずっと集まって、あんまり聞いたことがないほどデカい。
1号ファンドで200億っていうところの仕上がりにこの指標でもなったっていうのが、こういう背景で。
ただ僕らのところはなかなかいろんな理由がありますけど、じゃあ他の1号ファンドの人も金融機関から入ってるんだけど、そんなことないんですよね。
でも1号ファンドの人ってよく聞くじゃないですか、最近独立する人も増えてるし、僕らもまだまだエマージングっちゃエマージングなんですけど、