バイオ系のスタートアップにお金がどんどん集まりつつある。スタートアップの人が取るべき経験を持っている人は、やっぱり首都圏にご在住の人が多い。
スタートアップ賛否。スタートアップって全体赤字なんで、首都圏に投資家が集まっているのは地理。
世界的な課題にはなっているので、シードバウンドで200億。
グローバルで見たら、そんなこともない。
3桁億円くらいでGoogleかどこかに配信されたみたい。いや往々なく資格を剥奪しますよ。
10年40億だったものが、5年で100億。
厳しくなりすぎじゃないですか。
皆さんこんにちは。スタートアップ投資TVガジェルキャピタルの田んげです。今回から始まります。スタートアップ賛否。
ざっくりと始まるんですけど、皆さん分かりますでしょうか。
我々VCの目線から直近のホットニュースを取り上げまして、やんややんや口を挟みながら、なんとなくプロの目線で意見を言ったり言わなかったりするような番組を作っていこうと思っています。
ということで、モデレーターは私田んげと、本日はゲストの代表の石橋さんをお呼びしております。石橋さんよろしくお願いします。
よろしくお願い致します。ちょっとぬるっとスムーズに進んでしまってはいるんですけれども、簡単に改めて、僕自身は普段モデレーターとして田んげさんの立場で参加しているんですが、
田んげさんが今回からモデレーターをスタートアップ賛否は務めていっていただければと思っているので、簡単にだけ自己紹介を皆さんにしていただければと思います。
皆さんはじめまして。ガゼルキャピタルにジョインしました。田んげみどりと申します。
簡単なプロフィールに関してはホームページに載っているので、よかったらご覧いただきたいんですけれども、前職はセイフィ株式会社というところに初期メンバーとしてジョインしまして、8年ほど従事しておりました。
その時に、今やあれなんですけれども、ユニコーンIPOを経験いたしまして、小さな会社が大きく羽ばたいていくというのを現場で経験させていただき、一生スタートアップと添い遂げたいといった願いを叶えるために、ベンチャーキャピタルにいてキャピタリストを志すという形でこちらにお邪魔しております。
皆さんこれからよろしくお願いします。
ではちょっと始めていきたいんですけれども、まだ業界に甘い私の目線でですね、ちょっと気になるものを3つぐらいピックアップしてきたので、
今回プロの目線からですね石橋さんにちょっと辛口でもいいので、いろいろコメントをいただきたいなと思っております。
1つ目が堀江さんがお出になられました、スタートアップワールドカップのネタが1つ。
2つ目が最近皆さんわかるかな、この300億円規模の大規模ファンドの設立が相次いでいるので、これについてお言及したいのが2つ目。
最後にこれ多分皆さん気になってますね、グロース上場維持の新基準。
これちょっと前から出てるんですけど、これも詳しくちょっと解説しつつ、他の動画のご紹介も混ぜていきたいなと思っております。
なので今回この3問立てでご紹介していきたいと思います。
では1本目ですね、堀江貴文さんも登壇されました、スタートアップワールドカップ、九州予選は熊本市のトイメディカル株式会社が優勝。
こちらですね、世界最大級のスタートアップビッチコンテスト、スタートアップワールドカップの九州予選が2025年6月、熊本市で開催され、地元熊本のトイメディカル株式会社が優勝しました。
特徴としては、インキュベイトファンドさんでいくと、ディープテック、クリエイティブインダストリー、ビジネスソリューションの3領域に投資なので、ある程度にお金も必要かなというところがあって、
これぜひ結果楽しみですね。
知りたい。
興味深いですね。
インキュさんの過去の実績に照らすと、ちゃんとリターンを返されている実績は当然あられるVCさんなので。
ちなみにこの300億円、大きいよっておっしゃいましたけど、これは世界規模で見てもそうなんですか?
グローバルで見たら、グローバルって言ってもほぼアメリカみたいな感じになっちゃいますけど、そんなこともないって感じですかね。
グローバルだと、それこそ調達3桁億円みたいなところをよく見るので、それでいくとファンドサイズはそれより大きいわけじゃないですか、皆さん。
それこそ、この配信の1個前の配信で、スタートアップ不都合な真実シリーズっていうシリーズをガゼルキャピタルの大谷さんと一緒に始めてるんですけど、
そこでの取り扱いテーマがまさに、アメリカのVC、日本のVC儲かってるんだっけって話の中から、アメリカのVCのリターン状況とかの話も。
なので、そことか見ていただくとより海外との日本の比較っていうのは多少わかりやすいのかなと思いますけど、一言で言うとアメリカは巨大になる人たち、特定の巨大になる人たちの巨大になり方が半端じゃない。
グンってことか。
そうです。今だってオープンAIとか時価総額いくらなんでしたっけ、直近だと。6千何兆円とかってレベルになったりするんで。
確かに先日なんか例題でおっしゃられてましたね。なんかそのAI系で作られた会社が創立5年で3桁億円くらいでGoogleかどこかに買収されたみたいな。
アメリカのドリームですね。
なのでやっぱりアメリカのマーケットと比べると確か30倍くらいマーケット規模がまだ違うはずだったので。
30倍。
向こうの300億円ファンドはこっちの10億円ファンドみたいな感じなんで。
なるほど。
ちょっとスケールは違いますよね。単純比較がまだ難しいレイヤーなのかなと思いますね。
ちなみにこの300億円でいくとガゼルキャピタルは今35ファンドまで作っていて、35ファンドは公開していくとおそらく20億円の着地でっていう話でしてますが、
どうしても金額が大きいのと小さいのだと大きい方がなんだか優秀に見えてしまうんですが、これはいろんな視点があると思うんですけども、
まず企業家からしてみればシードの企業家からしてみたら大きいファンドと小さいファンドというか、投資テーマがいろいろ違うと思うんですけど、
大きいファンドと小さいファンド、じゃあどちらもシードやってますよってなった時に、僕はどっちに行くべきなんだっていくと、
行きやすさとかいったほうがいいみたいなおすすめはあったりするんですか?
結論どっちもいったほうがいいとは思ってます。そこで妙に忖度する必要ないのかなと思いますし、
よく言う話だと小さいファンドだと追加投資が構造的にしにくいかもしれない。追加投資をしてもらいにくいかもしれない。
大きいファンだとそれが期待できるかもしれない。大きくなっているということはともなって歴史と実績があられる。
ホットニュースというかホットし続けてるニュースをちょっとあげたいんですけど。
東京証券取引所は2025年グロース市場の上場維持基準をミナース方針を発表しました。
これにより単なる成長期待だけではなく中長期に維持可能な成長とガバナンスの質が問われるようになります。
これ従来グロース市場は赤字スタートアップの上場を後押しする成長性特化市場として運用されてきましたが、
上場後の低パフォーマンス銘柄の放置や株価低迷について投資家たちからの批判も強まっていたのにお受けて、
この2030年以降、設立5年未満のところはチェックが入っちゃうよっていうことですね。
これちょっと基本的なところやっていきたいんですけども、皆さんご存知ですか?
そもそも上場維持基準って何なんでしょうか?
これ一応調べたんですけど、上場した企業は一定の基準を満たし続けないと上場廃止になるよ。
悪いことしたらそれはよく上場廃止とかニュースになるじゃないですか。
そういうのはわかるんですけど、これは会社の価値が高まっていないと、
悪いことしてなくても言い合わなく資格を剥奪しますよっていう話ですよね。
そうですね。もともとは今回変更される前の基準だと、
確か10年、上場後10年経っているにもかかわらず、
時価総額40億円以下の会社さん、40億円以下のまま推移をし続けていると、
要はマザーズ、グロース市場に上場し続けることは難しいですよ。
ということが、もともと上場維持基準として、
入ってくるものがある、新規で上場される方もいるので、
無限にずっといてもらうというよりは、出口のルールも最低限決まっていて、
最低限の事情作用の基準がもともとは10年40億円だったものが、
今回は5年で100億円に変更になったという感じですね。
プロ野球選手みたいですね。
一軍で言い続けるには実力が必要ということですね。
なるほど。その基準が今回は厳しくなった?
そうですね。今までが10年で40億円だったところが、
5年で100億円なので、4倍厳しくなったんじゃないですか。
ちょっと厳しくなりすぎじゃないですか。
数字で見ると、年月も短くなって倍以上の金額になって、
できなくないって思っちゃうんですけど。
ともあれ、今までが機能していなかったっていうのは正しいんじゃないですかね。
優しすぎたんですか、今までが。
そもそもグロース市場、たぶん来週、この次の配信で、
ちょうどM&Aセンターの竹場さんとの配信で、
今回の当初100億円問題とか、
の連商客についてまたお話をする回があるので、
そこに細かい僕らの解釈とか、
こんなこと起きるんじゃねーみたいなお話をガッツリ盛り込んでるんですけど、
やっぱり今常常維持基準で、今までがやっぱり概ね機能していなかっただけで、
そこをきちんと事情作用を、
強迫観念を入れることによって、
もっと大きく、要は前向きに努力して。
もっと頑張れよっていう。
要はプレッシャーがない状態だと、
ぶどまっちゃってる人たちがどんどんどんどん今増えてきてる。
だいたいマザーズに、グロースに上場してる600社700社のうち、
70%程度が時価総額50億円以下でとどまってる。
っていうのが現状なので。
ただ、グロースの本来の目的は、
さっき田んげさんからもありましたけど、成長性特化市場。
なので、成長してもらうために、
グロースっていう、プライムでもなくスタンダードでもなく、
比較的上場しやすい箱を用意してくださっていて、
いざじゃあ上場してみた600社700社を振り返ってみたら、
70%程度ぐらいの人が50億円以下でぶどまりを続けている。
じゃあそこに対して、ちゃんと外圧というか、
追い出しますよという基準を明確化することによって、
自助努力するきっかけになるというか、
脅迫関連的な被曝剤をヘルシーに入れたっていう感じが、
多分いいんだろうなと思います。
これあくまでも上場維持基準なので、
上場しづらくなったという目線ではないという認識だったんですか?
正確に言うと、今回明文化されているところで言うとそうです。
ただ、もちろん証券会社さんとかがどう解釈しているかっていうのは、
当然、今は変更したばかりなので、
ルールが変わった後ってだいたいバタつくじゃないですか。
今はバタついている時期で、
入り口の規制ってまだ言わないですけど、
入り口側も厳しくなりつつある。
要は、
伸びるのかい?っていうところが見えられると。
上場したとて、本当にそのぐらい、
要は100億、200億、300億目指せないんだったら、
そもそもじゃあ数十億円で上場させる意味あるっけみたいな、
そこに対する規制が、規制じゃないな。
心理的なハードルみたいなのが上がっているので、
たぶん足元は新規上場数減ると思いますね。
最後にお伺いしていきたいんですけど、
そもそもじゃあ、上場しなくていいんじゃない?とか、
じゃあ今上場してるけど、上場廃止になったらどうなっちゃうの?
っていうところを最低限知っておきたいんですが。
まだ明確なところは、たぶん細かいルールは出ていないっぽいんですけど、
そもそも5年間、5年経っても100億円かかったら、
すぐ一発で上場発信みたいな、っていうよりは改善指示みたいなのが出てたりとか、
こういうことやっていきます、という有料期間があったりですとか、
あとはそもそもスタンダードっていうマーケットがあります。
スタンダードは、いわゆる安定成熟企業さんが、
マーケットとしては上場されているようなところなので、
弊社のエルファンドにご縁いただいているところである
ファブリカホールディングスさんがスタンダード上場されてたりとかしますけど、
あとマクドナルドとかもそうですね。
そもそもマザーズじゃなくて、成長性特化市場のグロースではなくて、
スタンダードに移管していただきましょうか、みたいな、
そういうところのデトックスにもなると思うので、
でもそれも細かい基準とかは、たぶんこれから細かいのが出てきたりとかするんだろうな、
本当にまずは変化することが確定して、これから、みたいな感じなんで、
しばらくはたぶんマーケットの利害関係者もバタバタすると思いますし、