アンジェルブリッジさんに出資検討してもらいたいよという起業家さんが、これだけ見れば全部わかるぞと。
アンジェルブリッジさんの【350億円超ファンド】のニュースが配信されているのかなと思いますので。
今回【350億円超ファンド】はですね、200から250というようなところでやってまして。
私の仕事というのは、大きなインパクトを出すという仕事だろう。IQ、EQ、やり気力みたいな感じでやってまして。
その選択肢が取れるキャピタリストっていうのって普通にいないと思うんで。親子だと。
大先は子供で、あなたは親だと。
まあ投資が好きであるか。
はい、皆さんこんにちは。スタートアップ投資TV、ガゼルキャピタルの石橋です。
今回はですね、アンジェルブリッジ代表パートナーの河西さんにご出演をいただきますので、河西さん今回からよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
今回の動画ですね、過去にもアンジェルブリッジさん、河西さんにご出演いただいてるんですが、
これからシリーズAとか、アンジェルブリッジさんに出資検討してもらいたいよという企業家さんが、
これだけ見れば全部わかるぞと。
アンジェルブリッジさんのことも河西さんのことも全部わかるぞという動画に仕上げていきたいと思っておりますので、
いろいろとそんなくなくツッコミをさせていただければと思いますので、
くれぐれもご容赦ください。
よろしくお願いします。
ありがとうございます。
早速なんですけれども、足元、多分今日ですね、
アンジェルブリッジさんの3号ファンドのニュースが、
露出というか配信されているのかなと思いますので、
簡単にどんな規模のファンドで、どんな方針でやっていくんだというところをまずお話しいただければと思います。
お願いしてもよろしいでしょうか。
まだこの収録日時点では、ファンドレーズの最後のところということで、金額は決まってないんですけども、
我々1号ファンド50億、2号ファンド100億とくる中で、
今回3号ファンドは200から250というようなところでやってまして、
なるべく250に近づけるべく、最後の活動をしているというようなところでございます。
おそらく最大250億円の3号ファンド。
めちゃめちゃでかいですね。
しかも順調に規模が上がってきていらっしゃるというのは、1号、2号、3号の特徴でもありますもんね。
おっしゃる通りですね。
基本的な戦略は2号ファンドと変わらずというところで、IT領域に全体の7割ぐらいをアロケーションして、
そこで着実にファンド全体の2から3倍を稼ぎ出す。
残りのその2割3割を大学かつディープテックに投資をして、そこでアップサイドになっていくというような構造はもう変わらず。
全体としては30社から40社ぐらいというところなので、
一案件当たりどうでしょう。結構累積で言うと5とか8とか、場合によっては十数億みたいなところもありますし、
累計で言うと実はファンド全体の20%まで1社当たり投資できるという。
20%までいけるんですね。
それは多分うちの固有のとこかと思うんですけども。
一般的には10%ぐらいか。
普通は10%ぐらいですよね。なので200であれば20%の40億まで1社当たり投資できる。
今回はですね、今まで以上にしっかり継続的に投資をしていきたいなと。そんな設計になっております。
おそらく1525、1535と大きくな戦略変更がないということは、1525で今お話をいただいている戦略というのがたまってきてるからというところなのかなとは思うんですけれども、
ちょっと話を戻しまして、今の1525、1535まで超順調にいっているエジェルブリッジをどういう流れで創業していて、
どういう思いがあるのかみたいなところも触れていただければと思うんですが、笠井さんむっちゃ経歴ピッカピカですよね。
そう言って差し障りがないぐらいピカピカだと思うんですが、改めて順番で教えていただいても大丈夫ですか。
そうですね。まずは私、東大の大学院で実はイネの遺伝子組み換えの研究をしたということで、そういったバイオテックだとかは実は私自身も研究者になろうというつもりで結構研究をしていたというところがありまして、
ただいろいろ思うところもあって、ビジネスマンになろうというのが大学院の1年目ぐらいで決まってというところで、そこから急遽大学の研究者になりたいと思ってた
私がビジネスマンになるぞということで一気にシフトチェンジしたというところなんですが、新卒はですねゴールドマンサックスのまた欲しい銀行組織ということで、M&AであるとかIPOの支援であるとかということをやって、
もう少しM&Aのアドバイザリーですね、アドバイスするというのもいいんだけれども、やっぱり自分自身でリスクとってというプリンシパルという言い方をしますが、そういったところが面白いだろうということでですね、Pファンドのベインキャピタル、ジャパンに入った。
有名ですね。
その後ですね、シカゴ大学のMBAに留学をして、ユニゾンキャピタル、同じようにPファンド、バイアウトファンドに入ってと。
2015年にですね、ベンジャーキャピタルであるマインジェルブッジを設立したというのが非常にざっくりいた全体のですね。
細かな背景とか、もうちょっと踏み込んだご経歴の自己紹介とかは、以前のご視聴いただいている動画でガッツリお話いただいているので、概要欄の方にそちらの方はURLくっつけておきますので、もうちょっとぜひ加西さんとの面談前とかにはそちらの方も見ていただけると、もうちょっと踏み込んだストーリーわかるかなと思うんですけれども。
もう一段のご質問で、その流れでサクッとなんでエンジェルブリッジを創業されて、なんか今までの加西さんのイズムというかそういうご経歴で何かしら思われているからこそのエンジェルブリッジの創業だと思うんですけれども、だからこそこのイズムは今もエンジェルブリッジに根付いているじゃないですけれども、モットーになってるみたいなところってあったりするんでしょうか。
そうですね。非常に大きなところで言うと、まず投資が好きであるというところなんですけれども、この会社はいい会社かどうかというのをその分析なりファクトベースでしっかり見ていく中で、この技術だとかこの会社すごいというのがわかって、そこにしっかり資金を投下して投資をした後もすごいサポートして、その会社がどんどん大きくなってくるというところを見ていくのはものすごく楽しい仕事だと思いますし、
投資という仕事は投資家の方からお金を預かって、いろんな多くの会社さんに投資をしていくというところで、必要にうまく歯車が噛み合わさると、このお金がすごく大きなインパクトを出して、具体的に言うといろんな会社が立ち上がって、その会社のサービスをもって世の中を幸せにしていくようなことができると思うので、
そういう意味で言うと、この投資の仕事というのは大きなインパクトを出せる仕事だろうということがあって、私はPファンド、バイアードファンドにもいましたし、2015年からはベンチャーキャピタルをやっているということなんですけども、2015年にエンジンブリッジを創業した一番大きなきっかけは、
私は2009年から2011年に、先ほど申し上げたように四国大学のMBAに行っていたと。当時ですね、やっぱりiPhoneが出てきて、多くの、特にビジネススクールの生徒なんかみんなiPhoneを持っていると。私自身も2009年に都米して初めてiPhoneを使って、なんかこれめちゃくちゃ便利だなとすごく思いまして、簡単に言うとパソコンでできることは全部こんな手元でできると。
iPhoneを契機にアメリカでもIT化というのはますます加速してきましたし、ベンチャーキャピタル自体はアメリカには非常にポジションが大きかったですけども、より一層加速していくというのを2年間かけて見てきたと。
私はもともと日本はスタートアップであるとかベンチャーキャピタルが本当に栄えるのかというのはすごくどうなのかなと思っていまして、というのは日本人口やっぱりリスク取るの好きじゃないし、政府が旗振ったから企業化が増えるのかなというのが正直2011年帰国した時の感想だったんですね。
ところが2013年ぐらいですかね、安倍元総理が第三の矢ということで旗を振り始めてから、どんどん非常に優秀な若手の方含めて企業化が増え成功案件が増え、日本人はそれを見ていい意味で真似するというところもあるので、どんどんスタートアップの流れが増していくというのを直にして、
アメリカと比較した時に明らかに日本のそのベンチャー市場っていうのはあまり普及していないというところなので、ここはもう海外対比でもどんどん伸びていくだろうというような思いもあり、2015年にベンチャーキャピタルへの延長ベッジを設立したと。
そこから今に至るまで政府の支援なんかもありますけれども、すごい勢いで伸びていて、前年対比でどうでしょう5倍10倍みたいなスピードで伸びていると思っていて、そんな成長セグメントって日本にあるのだろうかと思っているので、非常にそこの部分の見立てというのは当たったかなというのは率直な感想ですかね。
ありがとうございます。だからこそ結果として順調に1号2号の投資先もきっと成長されて、成果を出されて今の3号に結びついていらっしゃるのかなと思うんですけれども、改めてこの3号で先ほど軽く触れていただきましたが、フォーカスするラウンドであるとか、石ちゃんに対する最初のエントリーのチケットサイズですとか、こういう領域を特に見ていくかなみたいなところとか、もうちょっとブレイクダウンするとどういうファンドになっていくんでしょう。
フレA、シリーズA、シリーズBみたいなのが多分一番多くて。フレAから触れていくんですね。そうですね。本当の本当の1回目のファイナンスというのも全然やりますが、一番多いのは多分2回目ぐらいのところなのかなというふうに思っていると。
投資の金額は本当にご人数に合わせてということなんですが、基本的にはリードで投資をするということが実際は多いかなとは思っていますので、ただ我々も企業家の方によっては小リードでとか、この方がリードで過去の関係も踏まえて、だけど次のラウンドも見てですね、ジェブリッジにも入ってもらいたいみたいなところで、今回はフォローでというようなところも全然対応していけたらなと思うので、
そのあたりはすごく柔軟性は高いかなと思います。投資の金額もどうでしょう?本当にラウンドに応じてですけど、ボリュームゾーンで言うと3億から5億みたいなのが多いと思いますが、プレシリーズAとかであれば1億であるとかというのも全然あるのかなということで、その子も一緒に相談しながらというところかなと思います。
ありがとうございます。ちなみにエンジェルブリッジさんは何でしょうか、笠井さんを筆頭にではないかもしれませんが、チームの皆さんも優秀な方、とっても多い印象です。こういった皆さんを含めると、エンジェルブリッジさんから投資いただいた後のご支援とかって、どんなところを企業家さんは期待しても全然いいよねみたいなところって、どんなイメージとかどういう取り組みをやっていらっしゃったりするんでしょうか?
投資をした後にそこでおしまいではなくて、経営者の方をいろんな形で支援をすると、その支援をすると投資をした金額が最大化するというのが投資家的に見た言い方なんですけれども、やっぱりサポートすることで企業価値というのはすごい勢いで上がるというのを今までもずっと見てきていますので、
ベンチャーキャピタルとはいえ、投資をした後しっかりハンズオン支援をしていくというのが我々のカルチャーでありDNAであるというふうに思っています。支援面には本当にいろいろあるんですけれども、人物金それらを回す系のPDCAサイクル作り、OSを作っていくみたいなところの4つの軸で考えていますけれども、
やっぱり部長以上のCXOクラスをご紹介するだとか、会社等の進む方向をしっかり議論するみたいなところもあれば、具体的にお客さんを紹介するみたいなところにめちゃくちゃ力を入れていて、こんなような顧客紹介だとか、簡単に言うだとは、うちマッキンゼ出身のメンバーなんですけれども、ミニコンサルプロジェクトみたいなものは1ヶ月半みたいな形でプロジェクト型でできて、
なんでそういう支援がタダで受けられるみたいなこともよく言っていただきますし、あとファイナンスもね、私含めて強いメンバーも多いので、そういったファイナンス支援だとか、そんな形で会社のニーズに応じて支援メニューを送り出してと、そんなようなスタイルでやっております。
いいですね。実際、そういうお話だけ聞いていくと、是非検討してもらいたいなとか、出資してもらいたいなという企業さん多くは当然増えていくと思うんですけれども、エンジェルブリッジさん目線で言うと、どういう企業かにやっぱり投資していきたいよね、いかないといけないよね。ないしは場合によってはこういう企業がちょっと避けるべきかもな、みたいなところも、もしお考えとかあればお伺いしたいんですけど、どんなんですか。
IQ、EQ、やりきり力みたいな感じで見てまして、IQって言いましたけど、一言で言うと問題解決力みたいな話で、やっぱりゼロから物事を作っていくとなった時に、お客さんの声を聞いて、この機能は刺さってるんだなとか、こういう機能を入れた方がいいかなとか、やっぱり市場を見て競合がこういう感じでやってるからこういうところが空いてるかなとか、いろいろ考えないといけないというところがあると思っていて、
そんな形でですね、やっぱり問題を解決していくみたいな能力が非常に重要だと思っていると。それからなんかそのEQみたいなところも重要だと思っていて、やっぱり将来100人、200人、300人のリーダーになっていく必要があるということで、いいチームを巻き込み力みたいな言い方もするんですけど、巻き込めるかとか。
リーダーとしてチームをコブすることができるだとか、そんなようなところは見ていると。ただ、一番大切だと思うのはやりきり力とかグリッドみたいな話なんですけども、なんかそのIQもEQも高くて、なんかの案件に取り組んだと、スタートアップに。
だけど、そういう人っていろんな仕事できるんで、引き続き余ったで、やっぱり僕こっちの大企業のこういう会社に就職することにしましたわみたいなのって往々にしてあるんですけども、それだとなかなかスタートアップできないよねというふうに思っているので、最も重要なのはなんかやると決めて、そこに粘り強く取り組めていけるかというそういったグリッドみたいなやりきり力っていうのが最も重要だと思っていて、この辺りをですね、見ながら判断してます。
なので、こうであってほしいというところで言うと、いろいろスタートアップ必ずしもね、当社の思い通りいかないことが多いわけですけども、なんかそこで諦めずに粘り強くやっていただける方をやっぱり応援したいなというふうに我々は思っているというところですかね。
そういうのがなかなか短期的に見極めるのも、レテンチェックつけて10個のチェックコンロックのうち7つ満たしてるからOKみたいな性質のものでもないような気はしちゃってまして、エンジェルブリッジさんにさっきのお話で言うとプレAぐらいからプレA、シリーズA、シリーズBぐらいのステージで、しかもちっちゃくて1億前後ぐらい。
基本的には3から5億円というサイズになると思うので、当然DDちゃんと見極めてらっしゃると思うんですけど、どのぐらいのスケジュールの見立てを持っておくと、要は着勤までと言うか、エンジェルブリッジさんちゃんとDDしていただいて、当初オファーに行ったのまでと言うと平均的な、もちろんケースバイケースだと思うんですけど、気に気にこんなもんぐらいはやっぱり余裕欲しいよねと言うのはどんな感じなんですか。
我々めちゃくちゃ早くて、意思決定自体は正直2週間ぐらいでやるときもあるし、普通で言うと1ヶ月から1ヶ月半みたいな感じで見てもらえればなと思ってまして、多分この辺りのスピード感というのは業界随一ではないかなと思ってますかね。
じゃあもう場合によっては2週間強ぐらいで意思決定されるとなると、初回面談めっちゃ重要なんですかね。
そうですね、初回面談はもちろん重要かなと思ってて、やっぱりそれでなんでこのプロジェクトやりたいのかみたいなのはしっかりお伺いさせていただきますし、
だいたい我々デューデリー始まった後ですね、いろいろデータのやり取りなんかもしてもらっていて、やっぱりその既存のプロダクトが既存のお客さんにしっかり使い続けてもらっているのかというのはそのステージに応じてですよ。
しっかり見たりというところもあって、また加えてそういったものを実際にベースに議論なんかもさせていただいて、この方であれば何か
あとはなんかこううまく表現できないですけども、この方に投資をしてダメだったらなんかしょうがないって思えるかなみたいなところは結構社内でも話しまして、
この方がこんだけやってこれでダメだったらまあしょうがなくないというふうに思えるかみたいな感じですかね。
ありがとうございます。
ぜひ2本目の動画の方では、なんで投資者のシリーズみたいな感じでさっきやってるんですけれども、
加西さん、内緒はエンジェルブリッジさんがなぜこの会社に投資の投資仮説でこういう人柄だったからみたいなところの突っ込んだお話は第2弾でお送りしていければと思いますが、
他にもいくつか第1弾の方でも代表的なエグジット事例であるとか、
1号、2号でおそらくむちゃめちゃ成功してらっしゃるので、3号ファンドもとっても順調に200億円から150億円がガンとレイズできてるのかなと、
その方に羨ましいですけどね、思うんですが、代表的なエグジット事例ベースでお話しするとどんな感じなんですか。
そうですね、我々ITも多数やってますが、大学派通りディープテックもやっていると、特にその大学派通りディープテックだとバイオテックなんかっていうのは非常に力を入れてやってまして、
実際のエグジット事例だとですね、慶応医学部初の再生医療、ハートシードという会社でございまして、
昨年のですね、夏に上場して、上場時の時価総額が確か330億円ぐらいだったと思いますが、
そこからしっかり成長してつい、どうでしょう、2、3ヶ月前は時価総額で言うと970億円ぐらいまで。
ほぼ1000億円。
足元だと多分7、800億円みたいな感じですが、まさにそのメガベンチャーの卵というか、
こう生み出すことができたかなと思ってますかね。
これ個人的に好きで、全然視聴者の方に置いていくつもりはないんですけど、
ハートシードさんがどのように立ち上がってきたのか。
どのようにエンジェルブリッジ、多分僕はこれ、どのように笠井さんが関わってきて、
今の絵姿になっているのかというところにもうちょっと教えていただきたいんですけど、
ここめっちゃ好きなんですよ。
しかも笠井さんがさっきエンジェルブリッジさんを立ち上げるに至ったとか、
その思いのところと中間直結しているような、すごい綺麗な事例なのかなと思っているので、
もうちょっと整理して、どう立ち上がってきてとか教えてもらっていいですか。
そうですね。このハートシードは我々の切り口で言うと、
究極のこのハンズオン支援事例というものなんですけど。
究極のハンズオン事例。
実は私自身がハートシードの初代の代表取締役社長を2年間やってました。
そこで立ち上がった後で、創業研究者である慶応医学部の福田先生にバトンタッチをして、
その後は社外取りということだったんですけども、
ざっくりした経緯としては、エンジョイブリッジを2015年に立ち上げまして、
その時にですね、やっぱり日本の大学の研究が非常に進んでいると、
世界的に見てもトップレベルだというところは当然あると。
ただ本当の本当の世界と比較して、
日本が結出している病気実はそんなになくて、
見ている中では再生医療というのは明確に日本がグローバルナンバーワンだろうというところがありました。
その話をですね、私の中高、私小中高サッカー部だったんですけども、
同級生で慶応医学部に行ったメンバーにしてですね、
この再生医療というのはしっかり事業化しないと日本としていけないと思うんだよねという話をしたところ、
慶応の先生方をご紹介いただいて、こんなような話だったんですが、
やっぱりその大学に眠る技術をしっかり事業化して、
会社となり、その会社が成長してお客さんから売り上げが上がって、
その売り上げの一部をですね、利益という形で大学に還元して、また大学がその最先端の研究を続けると。
だから最先端の研究を大学がグローバルに比較して、見てですね維持できるというのはすごく重要なことだと思っていて、
そんなことをですね、やっぱりやりたいなというふうに思ってですね、
ハートシードを創業、我々私自身もして、最初の2年間は代表としてですね、この垂直立ち上げをやったということで、
なんかこの創業の苦しみとかですね、特に大学発ベンチャーはこういうところが最初のズッコケポイントだよというところはもっと肌感を持って感じていて、
そんな経験が非常に今の投資家としての仕事にも生きているかなとは思ってますかね。
上場されていらっしゃるんで、そこをあえてちょっとクロートっぽいかつ突っ込んだご質問してもいいのかなと思うんですけど、
VCファンとして今の笠井さんのお話いただいたケースをやるって、まあどちらかというとスーパー例外事例だとも思うんですけれども、
そういった場合のVCとしての究極のハンズをやるときって、どういう資本政策で最初エントリーが始まるというか、
それこそちょっと前の上場企業さんですとジモティさん、ペットラインアジアさん、
要は当時のIVPか、インフィリティーベンチャーパートナーズの100%持ち分の会社として実質創業されてから、
結果上場されてらっしゃいますけれども、みたいに100%持ち分、要はエンジェルブリッジさん100%持ち分みたいなところから始まるみたいな、
ほぼPファンドスタイルだったのか、VCとしてそういうスタイルでいくとまた違ったあり方があったのか、
どういう資本政策ですか?
これはもういわゆるスタートアップにあるような、先生がしっかり株を持つというような形でやってまして、
ファンドが100%オーナーっていうのは次の資金に繋がらないし、
ハートシードの場合はどうでしょう、バイオテックなんで、計5回で100人億円くらいの資金を集めたんですけれども、
全部自社で出せるんだったらそのスタイルでもいいんですけど、
それはあんまり現実的じゃないので、
だとするとやっぱり基本的に創業研究者である福田先生がしっかり株を持って、
というような形で始めているということかなというふうに思います。
やっぱり後ろのラウンドの投資家の方が投資をしやすいようなインセッティブ構造を含めて、
なっているということが正しい資本政策だと思うので。
すごい。
なんかもはやエグジットされていらっしゃるので、
たられ場の議論にしかならないような気はしますけど、
Pファンドもやっていらっしゃった加西さん、だからこそやっぱりできる戦い方、
本当に得意なあり方だったんだろうなと思いますし、
もちろん全社に対してそれができるわけではないというのは12分に、
僕も1VCとして想像ができるところではあるとはいえど、
その選択肢が取れるキャピタリストっていうのは普通にいないと思うんで、
企業家の方にもぜひそういうことができるキャピタリストの方でもあるし、
でもそういうところをもちろん全社にできるわけではないとは理解しつつも、
やっぱり関わり方として加西さんたちに出資いただくってことは、
そのエッセンスは少なからず受けることができると思うので、
一緒にエグジットするっていうところについては、
やっぱりとっても心強いパートナーなんじゃないかなって思いますね。
なんか我々はやっぱり株主は応援団であって、
主人公は経営陣の皆様というのをすごく徹底してまして、
Pファンドって100%オーナーじゃないですか。
Pファンドをやってきたからこそそういうふうに
やっぱり株主は応援団になるべきと思うんですけども、
なんでかというと100%オーナーなんで、
変な話で経営の細かいことも含めて全部自分で決めれるというのが
Pファンドなわけなんですけども、
やっぱりその執行サイドの社長副社長が経営チームがいて、
株主業としてのPファンドがいると。
そうするとやっぱり基本的にはその執行サイドから
上がってきた戦略じゃないとうまくいかないですよね。
上位下達みたいのは当然うまくいかないし、
ということなので、
言わんやVC親というか、
なかなかその10%、
よって多くても20%しか持ってないVCだったら、
もうなおさらその執行サイドが主導で進まないと
物事うまくいかない。
こういうのはすごく裸感としてあるんですよね。
なので我々はやっぱりその主人公は経営人で、
株主はサポーターということで、
加えてサポーターなんだから徹底的にサポートするよね。
というところがすごくあるというのが結構徹底してます。
うちもメンバーが入ってきたときに、
投資先経営人とVCとの距離感とか関係ってすごく重要だと思ってて、
あんまり分かんないと俺株主だよみたいになっちゃうパターンっていうのも
稀にね。
いらっしゃらなくはないですね。
なのでそれはよくないよということで、
こんな例え話を3つぐらいのバージョンでするんですけど、
1つ目のパターンは少年サッカーの監督だとあなた。
はい、なんか分かりやすい気がする。
出来上がったばっかりの会社を監督として、
ある種サポートすると。
こうやってやった方がいいよみたいな。
っていうのは、なるほど少年サッカーの監督、
少しこういうイメージは悪くなるのもあります。
いろんなバージョンがあるんですけど、
もう1個のバージョンはあなたはパーソナルトレーナーだと。
筋トレで日本一になりたいという方に対してのパーソナルトレーナーなんで、
場合によってはこういう筋トレメニューがベストプラクティスだよと、
今までいろんな方々を教えてきてるけど、
このメニューがいいと、あなたはここの筋肉があれなんで、
みたいなパーソナルトレーナーですよっていうのも分かると。
主人公は当然筋トレする人です。
違いますね、ご本人ですね。
なるほどと。
最後の時点もまたこれもね、これで分かるっていう方もいるのは、
親子だと。
おー。
トモシタキは子供で、あなたは親だと。
そうするとやっぱり小さい時は、
親が結構いろいろした方がいいんじゃないと、
これ落とし穴あるんじゃないの?みたいなことは結構言うと。
確かに。
だんだん会社が成長していった時に、
どんどん自立していくべきだし、
それを即していくべきだし、
子供の成長が基本嬉しい。
なんだけど、ちょっと一末寂しい時もあった。
今まではいろいろ相談してくれたのに、
最近相談してくれなかったみたいな。
あんま顔出せなくなって。
話をするとすごくイメージがあきました。
確かに。
だから、いろんなバージョンがあるんですけども、
仮に親と子だとしたら、
やっぱり言いにくいことも、
言ってあげる時も必要だと思います。
子供が間違った方向に行こうとした時に、
でもこれこっちよりこっちなんじゃないの?
っていうちょっと苦言を呈すみたいなのも、
一方で株主用の仕事かもしれないし、
一方ですごく何らかの理由で周りから叩かれて、
頑張っていかないなっていう時に、
いやでも絶対うまくいくから大丈夫だよっていうのも、
株主用の仕事だし。
なので、今言ったような3つぐらいの例え話を
頭に思い浮かべると、
どういう対応をすればいいのかなみたいな時に、
すごくいい資金仕切りがガイダンスになるかなと思ってですね、
こんな話をうちのキャピタリストにはですね。
いいですね。
ちょっともうちょっとぐっと、
話が戻ってというわけではないんですが、
もうちょっと具体な、
最近のサンゴーファンドが情報公開をされたばかりというところですので、
このサンゴーファンドを戦っていかれる中で、
笠井さんとしてこういうトレンドとか、
こういう事愛とかをどう分析されてらっしゃるとか、
どう注目されてらっしゃるみたいなのもちょっとオープンクエスチョンなんですけれども。
まずスタートアップのIPOマーケットを回復すると思ってまして、
いいですね。
なんかすごい、ざっくり言うと、
コロナ禍で金利を下げて、
アメリカの資本市場がバーッと上がってきたと。
ちょっと上がりすぎたんで金利を上げましたと言った時に下がりましたと。
下がったのは赤字のSARSだとか、赤字のBIOTECHだとか、
要はそのキャッシュフローが出ないアセットはスコープル下がりました。
それに応じて日本のグロースモンスターが下がりました。
こういう話なんですよね。
なのでアメリカなんかは、
キャッシュフローバンバン出るGAFAみたいなところは当然伸びるし、
日本もそのガバナンス改革で利益が出始めた人たちとかも、
めちゃくちゃ伸びて外人投資家が勝ってます。
なので基本的にアメリカの金利が下がってくれば、
アメリカのSARSも上がるし、
日本のスタートアップ、赤字料理の会社も上がってくると思っているので、
基本的には米国金利に実は全然。
これ上がってくると思っているので全く心配はしていない。
あとは投資のテーマみたいなのって言うと、
これは実際見ててすごくそういう会社が伸びてるなとか、
そういう会社のお話が来るなみたいなところなんですけども、
プラットフォームプラスSARSみたいなのはすごくよくて、
プラットフォームでB向けのつぶつぶをしっかり取って、
そのBの方向けにSARSもクロスセルするよと。
こういうのは結構食い合わせがいいので、
SARSプラスプラットフォームみたいな、
プラットフォームから入ってSARS行くみたいなパターンのほうが、
実際見てると多い気がしますが、
そんな形で市場をしっかり取っていくっていうのはやっぱり伸びてる。
一応遠崎でもそのパターンの会社がしごし合って、
そういう進化発展をしていくというパターンがすごくあります。
バーティカルを得意でプラットフォームプラスSARSというのはすごくいいと思うという話と、
あともう一個は結構いろんな方がおっしゃるかもしれないですけど、
コンパウンドみたいなのが一定すごく値にかなっていて、
なんかこう局所局所のSARSのプロダクトで飛び立ってますけど、
局所局所でいろんなSARS使うのって実は不便だったりしますと。
なのでしっかりそのデータベースを抑えて、
いろんなSARSがすごく便利に使えますという話はすごく出てきてるなというふうに思っていて、
コンパウンドのプロダクトとか機能をバンバン出していくというのはすごくうまくいくしと、
こんなふうに思っていると。
既存のマーケットがあるとわかってるんで、
そこの市場リスクを取らなくていいわけじゃないですか。
後からコンパウンドで入っていく。
だから正しく競合がどういう機能があって、
TTPですよね。徹底的にパックルじゃないですけど。
AIがやっぱり出てきたんで、開発の速度も3から5倍ぐらいできるので、
実はもう顕在市場に対していいプロダクトを誰よりも早く出して、
そのデータベースを共有することで非常に使い勝手がいいっていう攻め方は全然あると思っているので、
いろんなバーティカルであり、ホリゾンタルもそうかもしれませんが、
そこで解いていくっていうのは全然可能性としてはあるかなというのを思ってますし、
進めると、やっぱりAIエージェントみたいなのがすごく増えていて、
分かりやすいところですね。
ただ、AIエージェントをやるんだったら、SMEというよりはMプラ向けに作って、
しっかりオンボーディングやって、データがどんどん溜まっていくような仕組みを作ってとか、
いってベストプラクティスみたいなところは見えてきているので、
それに従って日本の大きな市場を取っていくっていうのはすごくチャンスがあるかなと思ってます。
ありがとうございます。
ぜひもうちょっと具体のお話は、質問しそうになるんですけど、
第2弾のなんで投資したんだっけシリーズで個別の話をしていくと、
今のお話をしていただいたエッセンスとかが、
ああなるほど、だからこれなんだなっていうのがよくわかってくるかと思いますので、
ぜひちょっと1本目の最後にですね、
視聴者の方に向けて、
エンジェルブリーチさんが改めて何を目指されて、
今後サンゴファの以降もチャレンジされていくのか、
内緒はこういう企業か、ぜひうちに連絡してきてくれ、
みたいなところをぜひメッセージをいただければと思いますが、
お願いしてもよろしいでしょうか。
そうですね、メッセージとしては、
日本市場って世界で3番目なのか4番目なのか、
非常に大きな市場だと思っていますと。
一方でITでいうと、IT後進国だと思っていて、
まだまだこの大きなマーケットの非効率性とはめちゃくちゃあって、
これをしっかり優れたITプロダクトや特技に行くというところに、
非常にビジネスチャンスがあると思っているので、
チャンスに満ち溢れているので、
ぜひチャレンジをしてほしいというのが思っていることです。
我々としてやっぱり達成したいのは、
そういったこの日本市場に対して優れた企業家が、
かつグリッとやり切り力のある企業家の方が
切り込んでいくということであれば、
もう全面的に応援したいと思っているので、
ぜひ起業してメガベンチャーを作ってもらいたいなというのが、
ファンドとしての実は投資側の話です。
もう1個実はやりたいこととしてあるのが、
ファンドレイズというかお金を集める側なんですけれども、
これもやっぱり日本の年金さんだとか、
資産投資家だとか、大きなお金の塊があるんですけれども、
彼らに対して日本のVCアセットというのはめちゃくちゃリターンが出るんだぞと、
もう安心して投資できるものなんだということを作ることで、
彼らからのお金が引き出すことができるし、
リターンを作ることで年金の最終的な方々にも、
そういった意味でのリターンも返してあげる。
ということを作れば、大きなお金を集めて、
大きなお金を企業家の方にお渡しできるし、
そうすることで日本の効率性というのが増えていくし、
究極この日本最高というかですね、
をやっぱり達成したいなと思っているので、
ぜひですね、フランクに、
エンジェルブリッジにお問い合わせいただけたらなと思います。
よろしくお願いします。
ありがとうございます。
ぜひ2本目も見ていただいて、
よりエンジェルブリッジさん、加西さんの投資思想ですとか、
いつも理解していただいて、ご連絡もいただければと思いますので、
引き続きご覧いただければと思います。
それでは、お見逃しのないようにチャンネル登録もしていただきながら、
番組締めていきます。
それでは次回もお会いしましょう。
さよなら。