まあでも結局ね、営利企業である以上はやっぱりお客さんの意向っていうのが当然何らかの形でこう伝播してくるので、なんか本当はそういうのも理解した上でお話できるといいんだろうなっていうふうにはいつも思うんですけどね。
そこを企業家側が把握するためにはあれですかね、率直になんかどういうその手段があり得ますかね。
聞けば答えてくれると思いますよ当然。
今どういう感じで、どういうところに出資したいと思ってて、どれくらいの時間軸で結果というかリターン欲しい感じなんですかみたいなことですね。
時間軸はもちろんファンドの期限っていうのがあるので、それはむしろそれはさすがにみんな聞いてるんじゃないかな。
さすがにそうですよ、そこはそうだと思うんですけど。
ファンドサイズとかね。
でもあれですよね、他のポートフォリオにすごいプロミシングなポートフォリオがいれば、たぶん自分なんでしょうか、平たく言うと自分個人にかかるプレッシャーっていうのは低くなると思うんですよ。
確かに、まあここんちがいるからもういいっしょみたいなね、いいっしょじゃないけど。
そうはならないと思うけど。
いいっしょじゃないけど、ちょっとこう少し気が荒くて。
担当者のプレッシャーは全然違うと思う。
ムクアップ人間なので、想像してみればわかる通り全然違うと思うし、
そのファンドの自分たちがそのファンドの中の目玉、ポートフォリオであるっていうことがもちろんいい場合もたくさんあると思うんですよね。
全部何を置いてもとりあえずこの人たちはうまく生かせようっていう動機が働くので。
でも一方とするは、そこが苔けたらファンドが苔けるっていうことを意味するので、
お手がいでもリターンを出さなければっていうものになるし、
そこがね、さっきも言った通りVCの人たちは大人なので、それをダイレクトに企業家に、
お前が行かないと俺がクビになるんだみたいなとか、俺のボーナスはなくなるんだって言ってきたりはしないですけど、
でも明らかにその投資委員会で話されていることはそういうことなので、
それをちゃんと認識するっていうのはビジネスマンの大人として、そこのぐらいまではちゃんと想像を及ばせるべきかなっていうふうには。
そうですね。いやでもこれぶっちゃけ、今はさすがにもう結構長くいろいろな方と関わって、
そういうその辺の事情とかも当然考慮するべきだなっていうのは、今となっては当たり前のように分かりますけど、
本当に学生の頃とか、一番最初は正直全然私そこまでは考えられてなかったですね。
なんか、業界のすごい人がいいと言っているVCの方々で、
なんていうのかな、向こうがこっちをいいと思ってくれて、いい感じのいい人そうだったら、もう嬉しいなみたいなぐらいしかちょっと思えてなかったなと。
じゃあ事務所的な事業をしてるんで、たくさん有名な人紹介してほしいんですよみたいなこと言われても、
誰も知らないから、それは僕に言ってもしょうがないし、
まあそのどうせ、その趣旨受けるんだったらそういうネットワーク強い人に受けた方がいいんじゃないの?みたいなときは、
どの道その、趣旨したとしても後々こいつ役立たねえなみたいになるんで、
それを指して相性って言うんだったら、相性が理由で職種が動かないなってことは全然あるんじゃないですかね。
まあそうですよね、なるほど。けどあれですよね、やっぱり特に起業家側からしてみたら、
この人、まあね、相当いろいろ調べたり考えたりして、ぜひこの人とかこのVCの人から趣旨を受けたいと思っていて、
で、まあ事業がイマイチとか創業者が微妙って思われたら、それはもうしょうがないですけど、
なんかそこでなんか相性が合わないなって思われたくないですよね。
だからそうに思われない、いやなんか、まあ事前にそうに思ってもらって、そう言ってもらって、
後からミスマッチが防げるのはいいっちゃいいとは思うんですけど、
相性が悪いと思われないためにはどうしたらいいんだろうとかちょっと思っちゃったんですけど、
それはでも相性だからありのままに普通に過ごしてて合わないって思われたらもうそれが正解ってことなのかなという気もしましたが。
やっぱり相性というラベリングが良くないと思ってて、
これは言葉の定義が重要である理由なんですけど、
僕が思ってる、つまり相性が悪いと思われないかという疑問は、
お金以外の付加価値がないと思われないためにはどうしたらいいのかっていうことになるので、
それは別にどう思うかっていうか、それは客観的な事実として決まってるんじゃないのって感じがするので、
それは逆に言えばそう思われてもいいんじゃないっていう風に思いますけどね。
そうですね、相性っていう言葉がふわっとしてることによって、
お金以外の付加価値っていうよりももうちょっと性格面とかそういうキャラクター的なところみたいなニュアンスに思っちゃう節があるけど、
ただ確かにお金以外の付加価値全般を指してるという風に捉えたら、
それはもう後から振る舞いとかでどうかを変えられることでもないんで、
実際そこをお互いに見極めつつ、
だから起業家側でできることがあるとすれば、こういうことをお願いしたいんです、
こういうことをあなたにお金以外で期待していますということを伝える際に、
相手にそれは自分は違いますよって思われちゃうようなことを下手に、
本当にそれを求めまくってんなら言った方がいいけど、
そうでもないのにそういうことをあんまり余計なこと言うと、