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2024-04-29 29:53

VCとの相性とは? ミスマッチ対策/資金以外に得られるメリットについて

Mai
Mai
Host

※今回、通信の関係で柴田陽さんの声質が一部、別人のように聴こえる部分があります!

今回はリスナーさんからの質問「VCとの相性とは」について考察。人間的相性とマッチングの問題、また、調達することでお金以外に得られるメリットについて話しました。



START/FMは、"はじめる"を応援するPodcastです!連続起業家でエンジェル投資家の柴田陽と、起業家でラジオパーソナリティの関口舞が一緒にお届けします。 番組への質問は⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠こちら⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠からお寄せください。番組ハッシュタグ ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠#STARTFM⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ で感想お待ちしています!匿名で質問できます! # Links ## Twitter: Co-host: Yo Shibata ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠@yoyoshibata⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ Co-host: Mai Sekiguchi ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠@mai_D_mai⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ ## Ask Me Anything & Feedbacks ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠リスナー質問フォーム⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠


00:07
始めるを応援するポッドキャスト、STARTFM。おはようございます。企業課でラジオパーソナリティの関口舞です。
連続企業課でエンジェル投資家の柴田陽さんと、企業や独立を考えている方に役に立つ情報を楽しく語っていきます。陽さん、おはようございます。
ありがとうございます。
いかがお過ごしでしょうか。
カリフォルニア、というかベイエリアはここ2、3週間ぐらいで、いわゆるベイエリアっぽい気候に、冬が終わってベイエリアっぽい気候になっているので、すごくすこぶる気持ちが良いですね。
いいですね。今一番いい時期かもしれないですね。ここからちょっとさすがに暑くなってくるって感じですかね。
うーん、どこまで暑くなんないのかな。
そこまで暑くなんないから、まあここから11月まではいいんじゃないですか。
うん、いいですね。
意外とね、冬雨降るっていうね。
あっ、そうなんだ。
うん、まち中海石溝だから、まさに高校の地理で習った通りではあるんですけど。
あれ、そっちって梅雨ってあるんでしたっけ。
梅雨ないですよ。
ないのか、いいな。日本はね、ぼちぼち梅雨が迫ってきているという、そんな感じですけれども。
はい。
お便りがですね、相変わらず色々と届いております。
ありがとうございます。
ハラペコ五郎さんからのお便りです。
VC選びは、相性が大事と聞きますが、相性ってあまりにざっくりした言葉なので、どういう点に着目して相性を考えればよいかわかりません。
柴田さんは、相性を考えるにあたってどんな点を見ていますか?とのことです。
なるほど、なるほど。
ベンチャーキャピタル投資家との相性みたいな話ですね。
まあね、確かに気になりますよね。
よく言いますからね、相性がどうとかってね。
やっぱり一番、なんでこれが気になっちゃうかとか、これを大事にした方がいいって言われるかっていうと、物事には一回決めたらリバースできるものとリバースできないものがありますけど、
資本構成はリバースできないことの代表的なやつなので、一回決めて、でもこの人やっぱりダメだからもうちょっと追い出したいって思っても、現実的にはすごく難しいです。
これは難しいのは、インセンティブ的に難しいっていうだけじゃなくて、制度とか、あとは税制とか、契約関係とかも含めてすべからく難しい方に倒れてるので、
一回呼び込んでしまうと、それを元に戻そうとするとものすごく大きな代償を払わなきゃいけないっていう意味で、相性をよく考えた方がいいよねっていうアドバイスとか、いろんな人が言っているっていうのはあると思います。
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だからVCだけじゃなくて株主とかもそうなんですけど、株が関わる人っていうのはやっぱり元に戻せないという意味で非常に大事。取引先とかだったら別に、このお客さんダメだと思ったらその契約終わったら、じゃあもうこれで終了ねってやればいいですし。
戻せない度合いで言うとやっぱり家族選びとか、家を買うとか、なんかそのぐらいのレベルで戻すのにすごい大変な思いをするっていう感じかなと思いますね、例えるとするならね。転職とかよりはるかに戻すか逆的だと思います。
結構ね、それで苦労してるケースは周りでもたくさん見てきて、本当に場合によってはかなりの代償、お金面とかあとはリソースも使ってそこをなんとか誰かに出て行ってもらったですとか、そういうケースも結構ありますからね。
もちろん無理ではないですけどね。
すごい大変そうなので本当にそれは。
実際に無理なケースもあると思いますね、そういうシナリオによっては無理、会社を潰すのとほぼ同じ気欠をもたらすっていうこともあり得るんじゃないかなと思います、状況によっては。
そうですね。でもどうなんでしょうね、なんかちょっと相性合わないなとかぐらいの話だったら多分そこまでしなくてもいいだろうから、そこまでなってるケースというのはもはや相性とかっていう問題じゃなくて、なんかこうトラブルが発生してるのかなとは思うんですけど。
そうですね。ちょっと株主を外したいっていうケースは、別に実はそんなに珍しくはないと思うんですけど、一番簡単に言うと、例えば経営者はもう今この先真っ暗だからM&Aすべきだと思ってて、
株主はいやもっと頑張れるし、今M&Aされちゃったらリターン出ないからふざけんなみたいな、その逆も多分あると思うし、まあ売った方がいい、いや売りたくないみたいなとか、あとはもうなんかそのVC入れてどうのこうのみたいな成長曲線じゃなくて、もうちょっとステーブルにある種その家業的にやる路線にやっぱり切り替えますわみたいな時も、じゃあその株主VCいらないよねって話になって、
とはいえじゃあ金返せよみたいな感じになるとか、まあなんかいろいろめちゃくちゃ珍しくはないと思いますね、その一つのシナリオとしては。
そうですね。
十分にあり得るシナリオですね、その株主に出てってほしいみたいな。
VCよりさらにあるのは多分その資本提携みたいなケース、だと一緒に営業してくれるって言ったじゃんでも全然しないじゃんみたいなとか、その出資しといて、まあ昔もこのエピソードあったかもしれないんですけど、出資しといてでアイデアだけ同じやつを自分で始めちゃったよみたいなとか。
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出た、そのケースですね。
いやだから別に全然、スタートアップがうまくいく確率っていうのが仮にすごい10個に1個とかだとして、うまくいかない確率が10個に9個だとして、10個に9個のうちのなんか2個か3個ぐらいのシナリオはやっぱ株主構成を見直した方がいいっていう結論になるケースがあると思うんで、むしろ成功するシナリオより多いんじゃないかな、資本構成を後で入れ替えたくなるシナリオって。
いやー実際ね、かなりよく聞く話ではありますけど、こうね、それをなるべく未然に防ぐためにどうしたらいいんでしょうかね。
どうしたらいいんですかね、これは。なんかご相性っていう言葉の枠組みにするとどうしても人と人の相性っていうふうにパッと連想しちゃうと思うんですけど、もちろんそれもすごく大事だし、ちょっとこの点については後々深く掘り下げたいですが。
とはいえ、なんか見落とされがちな点として僕が思うのは、そのVCファンドとして狙っていることと、その出資を受ける会社が考えているビジョンとか事業計画とか時間軸の長さとかっていうこととのミスマッチっていうのもやっぱり実は考えた方がいいかなというふうに思っています。
一方で多分そういう知見があまり出回ってないこともあって、例えば自分が出資してもらっているファンドは何号ファンドなのかとかっていうことを実は見落としているっていう経営者さんもたまに見かけるので、そういうのはもうちょっと本当は考えた方がいいのかなというふうに思いますけどね。
わかんないですよね、最初はね。
つまりそれはあれですね、このベンチャーキャピタルは何を目指しているかというか、どういう状況に置かれているか。
つまりベンチャーキャピタルも人の金を預かって運用している存在なので、どういう人のお金を預かっているのかって、そのお金を預けている人はVCに本質的には何を求めているのか、どのぐらいのリターンを求めているのかとか、どのぐらいの時間軸で結果を求めているのかとか、
場合によってやっぱり多くのパターンは、日本のVCの多くのパターンは準投資だけじゃない副次的な目的がたくさん期待されているケースがすごく多いので、そういうのも実はあんまりVCの人はそこをちゃんとLPの要望と企業間に向き合うときの自分っていうのを切り離してバッファーになってくれようとしてはいると思うんですけど、
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まあでも結局ね、営利企業である以上はやっぱりお客さんの意向っていうのが当然何らかの形でこう伝播してくるので、なんか本当はそういうのも理解した上でお話できるといいんだろうなっていうふうにはいつも思うんですけどね。
そこを企業家側が把握するためにはあれですかね、率直になんかどういうその手段があり得ますかね。
聞けば答えてくれると思いますよ当然。
今どういう感じで、どういうところに出資したいと思ってて、どれくらいの時間軸で結果というかリターン欲しい感じなんですかみたいなことですね。
時間軸はもちろんファンドの期限っていうのがあるので、それはむしろそれはさすがにみんな聞いてるんじゃないかな。
さすがにそうですよ、そこはそうだと思うんですけど。
ファンドサイズとかね。
でもあれですよね、他のポートフォリオにすごいプロミシングなポートフォリオがいれば、たぶん自分なんでしょうか、平たく言うと自分個人にかかるプレッシャーっていうのは低くなると思うんですよ。
確かに、まあここんちがいるからもういいっしょみたいなね、いいっしょじゃないけど。
そうはならないと思うけど。
いいっしょじゃないけど、ちょっとこう少し気が荒くて。
担当者のプレッシャーは全然違うと思う。
ムクアップ人間なので、想像してみればわかる通り全然違うと思うし、
そのファンドの自分たちがそのファンドの中の目玉、ポートフォリオであるっていうことがもちろんいい場合もたくさんあると思うんですよね。
全部何を置いてもとりあえずこの人たちはうまく生かせようっていう動機が働くので。
でも一方とするは、そこが苔けたらファンドが苔けるっていうことを意味するので、
お手がいでもリターンを出さなければっていうものになるし、
そこがね、さっきも言った通りVCの人たちは大人なので、それをダイレクトに企業家に、
お前が行かないと俺がクビになるんだみたいなとか、俺のボーナスはなくなるんだって言ってきたりはしないですけど、
でも明らかにその投資委員会で話されていることはそういうことなので、
それをちゃんと認識するっていうのはビジネスマンの大人として、そこのぐらいまではちゃんと想像を及ばせるべきかなっていうふうには。
そうですね。いやでもこれぶっちゃけ、今はさすがにもう結構長くいろいろな方と関わって、
そういうその辺の事情とかも当然考慮するべきだなっていうのは、今となっては当たり前のように分かりますけど、
本当に学生の頃とか、一番最初は正直全然私そこまでは考えられてなかったですね。
なんか、業界のすごい人がいいと言っているVCの方々で、
なんていうのかな、向こうがこっちをいいと思ってくれて、いい感じのいい人そうだったら、もう嬉しいなみたいなぐらいしかちょっと思えてなかったなと。
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まあね、なんかその、そんなことまで考えなくていいじゃんっていう向きも当然あると思いますし、
特にそういううまくいっている限りにおいてはね、なんかあんまりそれが問題になることってあんまりないと思うんですけど、
うまくいってないとき、ただもうちょっとお金が欲しいなみたいなときにこそ、そういういろんな影響がキックインしてくるので、
もちろん初めて上達するときからそういう言葉が考えすぎるのも良くないですし、
先ほども言った通り、そこはVCが考えることであって、企業家は事業の成功だけにフォーカスしていればいいっていうのは、もちろんその原理原則としてあると思うんですけど、
営業が、すべての営業がそうであるように、自分の担当者が実は何が大事なのか、誰の目を気にしているのかとか、
実際は大事じゃないですか、その営業、特にレベルが高くなってくれば、例えばB2B営業で自分の目の前の担当者の方が、
コストがどうとか期間がどうとかって表面上は言ってくると思うんですけど、その人は本当に個人的なモチベーションとして何を気にしているのかっていうのはまた全然違ったりするじゃないですか。
なので優秀な営業マンが、そうやってあくまで表面上のというか、会社の製品がどうだとか、競合がどうだとかっていうところと、
一個別の次元でその担当者がどういう人とかどういう評価基準を気にしているのかとか、
どういう予算上の成り行きがあって、我が社の製品を買おうとしてるのかしてないのかとかっていうのを加味した上でクロージングしますよね。
そうですね。
なのでそういうのと同じように、VCもビジネスなので、そういうのを考慮できた方が上級編ですねっていう、それだけの話なんですけど。
そうですね。
あとは一方でさっき陽さんがちらっと言っていた、人間的な相性っていうのももちろん大事っていうのはもちろん。
そうですね。その話に戻すと、何を付加価値にするのかっていうところで、
VCさん1回お金を出資してもらった以降については、もちろん追加的に出資していただくっていうのはあるとして、
一方でそれはピュアな投資判断でもあるので、それ以外にVCさんから得られる企業側にとってのメリットって何なんだろうっていうと、
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おおむねVCというものの中身を考えれば分かる通り、お金を持ってて結構優秀な人が働いているっていう、
別にそれに工場があるわけでもないし、特許を持っているわけでもないしっていう状況なわけじゃないですか。
だからお金と人の組み合わせなので、人の方からどういうバリューが得られるんだろうっていう観点はすごい要素としてはすごい重要で、
そういう意味では自分がその人からその事業を成功させるために引き出せる価値は何なのか、それが多い方がいいっていうことになるかなというふうに思うんですよね。
そうですね。
そのパラメーターとして相性は当然あると思うんですよね。
だから相性っていうか、その人との人間同士のケミカルが合わなければ、その人が例えばすごい良いアイディアを持っててもうまく引き出せないかもしれないし、
そもそもあんまり会いたいとも思わなければそもそも接点がどんどんなくなっていくと思うし、
その人がすごい良い人を知っていたとしてもそれに気づかないとか、紹介されないかもしれないしっていう、あるいはそんな壁打ちしたいときに本当はその人を壁打ちすればすごく役に立ったかもしれないというパラレルワールドがありつつ、
相性が悪いというか、その人と人としての、なんかこの人と別にあんまり話したくないなみたいなとか、例えばね、コミュニケーションが合わないなみたいなのだとそれを活用できないので、
だから損してるというか、お金の部分では別にどのPCでも同じ金額同じ条件であれば同じかもしれないけれども、それ以外の部分を活用できてない分だけ損してるよねっていうのはあると思いますね。
たぶんそれの1個の要素が相性という言葉で隠られているのかもしれないなというふうに質問を聞いていて思いました。
たしかに、相手からどんなことをその人にサポートしてほしいとか、こういうことを一緒にやってほしいっていうのも、そこにどんな要素があるかっていうのも含めて相性っていう見方もあるかとは思うんですけど、
お金を出してもらうとか以外に具体的にVCの人から得られる他の利点って例えば何だと思いますか。
これもケースバイケースだと思うんですし、VCさんもいろんなスタイルがあるので一概には言えないんですけど、
ちょっとありがちなやつを挙げていくと、まずそのネットワーク、人脈。
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誰か人を紹介してくれるとか。
営業サイドもあるし、採用サイドもあるし、今後追加的に調達していくんだったら、その投資家、他の投資家っていう意味ですね。
サイドもあるしっていう、そこはまず当然ありますよね。
そうですね。
これわかりやすいと思います。
そこはすごい大事ですね。
あとは知識とかアイディアとかっていうのもあるかなというふうに思います。
例えば、企業がどうしても自分の事業に頭を使ってそこにフォーカスしがちなので、
隣の業界で何が起きているのかとか、自分たちと同じような、
例えばビジネスモデルで、世の中全体とかマーケット全体でどんな感じになっているのかとか、
例えば最終的にはIPを目指すわけですけれども、株式市場の参加している投資家っていうのは、
どういうふうな観点を持って企業の見定めをしているかみたいなところって、
普通事業しているとそこまで情報収集する時間もないし、
そんなことに気を取られている場合でもないので、
そういうこと、そういう情報っていうのは多くの場合、
VCさんだったり、あるいは先輩業界も上々している友達の企業家みたいなのだったり、
とかから入ってくることが多いのかなっていうふうに思うので、
もちろんVCさんとそれに投資していただいている企業家っていう立場の違いがあるので、
100%額面通り受け取っていいケースと受け取っちゃ良くないケースがあると思うんですけど、
つまりポジショントークみたいなものが入り込む余地っていうのは当然考慮しなきゃいけないと思いますけど、
そういうのはあると思います。
そうですね。
もちろん他の投資家同行とかだけじゃなくて、
もうちょっと深いというか汎用的というか、組織づくりの落とし穴みたいなとか、
もしかしたらプロダクトとかエンジニアリングにおけるTipsとか考え方みたいなこととか、
そういう資本市場と離れたところで、あくまでたくさんいろんなスタートアップを見てきて、
うまくいったのもうまくいってないのもサンプリングしているという立場から観察できるインサイトみたいなが当然あるはあると思うので、
そういうことももしかすると役に立つかもしれない。
そうですね。
っていうのが2点目。
あとは、これは実は大事だし、エンジェル投資家とかがそういう役もあるようにやってることが多い気がするんですけど、
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単にその壁打ち相手みたいな感じで、
お気づきの通り、やっぱり社長業は必ずしも全て自分が考えている問題をそのまま同僚に相談するわけにはいかないケースも多々あるので、
そうですね。
そもそもそれに悩んでるっていうことを知られたくないとか、
投資者関係が強すぎるから相談してもしょうがないとか、
そもそも会見が全然違うので、悩み自体がよくわからないみたいなのがたくさんあるんで、
違う会社の外の人だけれども、その会社に対して似たようなインセンティブを持っている人と壁打ちしたいですよねっていう時が当然あると思うんですよね。
そうですね。
それはね、なかなかそんなにたくさんチョイスがあるわけじゃないので、
だいたいその先輩企業家とか、同僚の、同業他社みたいな企業、同じようなレベル間の企業家の人とか、
それを除けばもう多分株主の方々ぐらいしかないと思うんで、
そういう意味で壁打ち相手としてっていうのはあるんじゃないかなと。
これは3番目。
そうですね、そここそ本当に確かにネットワーク、知識、壁打ち。
壁打ち相手。
特に3番目の壁打ち相手に関しては、結構人間的な相性とか個人的に信頼できるとか好きとかいうのがだいぶ重要な話だなぁなんて思いながらも、
なんかこれってね、やっぱり今回のお便りはVCEOとの相性がっていう話でしたけど、
とはいえその投資家さん側も企業家に対して相性が良い悪いとかって当然あるよねと思ってて、
洋さんがエンジェル投資をしている中で、当然事業も良さそうだし、創業者も良さそうで、
かつなんとなく相性も合う、ぜひ出資しようっていうケースがベストだと思うんですけど、
なんかその事業も良さそうだし、創業者も優秀なんだけど、相性という部分でなんとなくしっくりこなくて、
なんかやめとこうってなった例ってありますか。
えっと、その相性の定義によるんですけど、さっき言ったそのお金以外の不可価値っていうところの相繰りをちょっと相性って言うんだったらあるかなと思います。
つまりどういうことかっていうと、この人の例えば強みとか求めていることとかっていうことを加味すると、
別に僕がなんかあんまりできることなさそうだなとか、
例えば同じスキルセットをかぶっている。
僕が提供できることは相手もできてしまう。
か、相手が求めているものは自分は提供できない。
例えばなんかその、なんでしょうね、こういう、なんでもいいけど、
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じゃあ事務所的な事業をしてるんで、たくさん有名な人紹介してほしいんですよみたいなこと言われても、
誰も知らないから、それは僕に言ってもしょうがないし、
まあそのどうせ、その趣旨受けるんだったらそういうネットワーク強い人に受けた方がいいんじゃないの?みたいなときは、
どの道その、趣旨したとしても後々こいつ役立たねえなみたいになるんで、
それを指して相性って言うんだったら、相性が理由で職種が動かないなってことは全然あるんじゃないですかね。
まあそうですよね、なるほど。けどあれですよね、やっぱり特に起業家側からしてみたら、
この人、まあね、相当いろいろ調べたり考えたりして、ぜひこの人とかこのVCの人から趣旨を受けたいと思っていて、
で、まあ事業がイマイチとか創業者が微妙って思われたら、それはもうしょうがないですけど、
なんかそこでなんか相性が合わないなって思われたくないですよね。
だからそうに思われない、いやなんか、まあ事前にそうに思ってもらって、そう言ってもらって、
後からミスマッチが防げるのはいいっちゃいいとは思うんですけど、
相性が悪いと思われないためにはどうしたらいいんだろうとかちょっと思っちゃったんですけど、
それはでも相性だからありのままに普通に過ごしてて合わないって思われたらもうそれが正解ってことなのかなという気もしましたが。
やっぱり相性というラベリングが良くないと思ってて、
これは言葉の定義が重要である理由なんですけど、
僕が思ってる、つまり相性が悪いと思われないかという疑問は、
お金以外の付加価値がないと思われないためにはどうしたらいいのかっていうことになるので、
それは別にどう思うかっていうか、それは客観的な事実として決まってるんじゃないのって感じがするので、
それは逆に言えばそう思われてもいいんじゃないっていう風に思いますけどね。
そうですね、相性っていう言葉がふわっとしてることによって、
お金以外の付加価値っていうよりももうちょっと性格面とかそういうキャラクター的なところみたいなニュアンスに思っちゃう節があるけど、
ただ確かにお金以外の付加価値全般を指してるという風に捉えたら、
それはもう後から振る舞いとかでどうかを変えられることでもないんで、
実際そこをお互いに見極めつつ、
だから起業家側でできることがあるとすれば、こういうことをお願いしたいんです、
こういうことをあなたにお金以外で期待していますということを伝える際に、
相手にそれは自分は違いますよって思われちゃうようなことを下手に、
本当にそれを求めまくってんなら言った方がいいけど、
そうでもないのにそういうことをあんまり余計なこと言うと、
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いやそれちょっと僕じゃないですねってなっちゃうみたいなのはちょっとあるかもしれないなって思いました。
そうですね。つまり本来は投資してもらえたんだけど、
投資してもらえなくなっちゃうのは損だよねっていうことを今気にして質問されてますよね。
そうですそうです。しょうがないんですけど。
それでも単にあなたの大ファンで、別にあなたから何一つ期待してないんで、
あなたの名前がキャップテーブルにあることが僕にとって大事なんですって普通に言えばいいんじゃないですかね。
そうですね。
私はちょっと思ったのが、この人の大ファンだから、
絶対にこの人から何もしてくれなくていいから出資を受けたいみたいなケースが、
そんなに私自身あるわけじゃないですけど、
そういう時に変に何で僕から出資を受けたいんですかって言われた時に、
ごちゃごちゃ余計なことをうっかり私とか言っちゃいそうだなって思って、
ちょっと気をつけようって思ったって感じです。
実はそのケースって多分世の中にすごいたくさんあって、
特にアメリカのエンジニアラウンドなんてみんなそうですけど、
ストライプの創業者のパトリック・コリンズも投資してるよとかって言ったら、
なんかいいのかなって思うじゃないですか。
その人、パトリック・コリンズと一回しか話すことないと思うんですけど、
大体のそういう政府でパトリックが入ってるスタートアップの人は。
別にパトリックも多分一瞬30分ミーティングして、
いいなと思ったら出してるだけだと思うんですけど、
だからそのケースってやっぱり彼の名前を使って、
その他の投資家を集めたいっていう、
そういう信用教養というか、
パトリック・コリンズ印みたいなことが欲しい。
それは別にパトリックも知ってると思うし、
それが目的であることは。
だから別にそう言ったらいいのかなって思いますし、
別にそれでそんなだったら嫌だよっていう人はいないんじゃないかなと思いますけどね。
知ってると思うんで。
そうですね。ご本人もわかってると思うしね。
というわけで、皆さんちょっと不可逆な意思決定。
正確には完全に不可逆じゃないけど、不可逆になりやすい意思決定ということなので、
慎重にやっていけるように、少しでも参考になりましたら幸いです。
スタートFMではあなたからの質問やメッセージを引き続き募集しています。
ホットキャストの概要欄から送ってください。
そして最後まで聞いてくださったそこのあなた、チャンネル登録・高評価よろしくお願いします。
今回も聞いてくださりありがとうございました。
ありがとうございました。
それでは素敵な一日をお過ごしください。
29:53

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