2023-01-30 23:05

Ep.051 VCの仕事としての投資と起業家支援《ゲスト矢澤麻里子さんと語る》前編

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ベンチャーキャピタリスト(VC)の仕事内容、投資判断の基準、投資先の起業家支援についてYazawa Ventures 矢澤さんに伺いました。

◆参考リンク

Yazawa Ventures

ベンチャーキャピタルとは?資金調達のためのメリット・デメリットを解説 | ビジドラ~起業家の経営をサポート~

ベンチャーキャピタル – Wikipedia

働き方の変革に投資する“国内初・女性の独立系VC” Yazawa Ventures矢澤麻里子|VCの素顔 #08

サムライインキュベート / 矢澤麻里子インタビュー「失敗こそが、大きな財産」

GP(無限責任組合員)

SaaSとは?中学生でもわかるPaaS、IaaSとの違いを説明 – お役立ち情報詳細

不妊治療可視化アプリ「ninpath」を運営する株式会社ninpathが不妊治療患者に対する包括的なサポート環境の構築に向けてシードラウンドの資金調達を実施

ninpath

2022年を振り返るシード期CEO|AIKO ジョサンシーズCEO|note

株式会社Josan-she’s

助産師 – Wikipedia

サムライインキュベートの投資先である「株式会社エアークローゼット」が東証グロース市場へ新規上場いたしました

◆ゲスト

矢澤 麻里子 (Mariko Yazawa) @aircom

ニューヨーク州立大学を卒業後、BI・ERPソフトウェアのベンダにてコンサルタント及びエンジニアとして従事。国内外企業の信用調査・リスクマネジメント・及び個人与信管理モデルの構築などに携わる。その後、サムライインキュベートにて、スタートアップ70社以上の出資、バリューアップ・イグジットを経験した後、米国Plug and Playの日本支社立ち上げ及びCOOに就任し、150社以上のグローバルレベルのスタートアップを採択・支援。出産を経て、2020年Yazawa Venturesとして独立。 ■Yazawa Ventures

◆パーソナリティ

しげ (Shigehisa Murakami) @cool_warm

株式会社ファインディールズ代表取締役/GOB Incubation Partners CFO/iU情報経営イノベーション専門職大学客員教授。学生時代は経済学を専攻。金融機関で不良債権投資、プロジェクトファイナンス、ファンド投資業務等に従事した後、スタートアップや地域の中小企業のファイナンスの支援等行う。2021年12月に初となる著書「決算書ナゾトキトレーニング 7つのストーリーで学ぶファイナンス入門」(PHPビジネス新書)を出版した。

ファインディールズ Fine Deals Inc.

会計とファイナンスで読むニュース の記事一覧

決算書ナゾトキトレーニング 7つのストーリーで学ぶファイナンス入門

まさき (Masaki Endo) @mskpogo

ゲーム会社→EdTechスタートアップ転職→非上場大企業勤務ののち、ビジネス系フリーランスとして6年近く仕事をした。2023年から再び企業勤めをしている。

*番組の更新情報はTwitter (@endofocean) でも配信しています。よろしければフォローください。

*番組へのおたよりは、こちらのGoogle Formsからお願いします!どうぞお気軽に〜! https://forms.gle/L1Ti3AbhDaxv274VA

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SONOSTA、知ってもお金持ちにならないがお金を知ることは楽しい遊び、投資、金融、経済を楽しみながら考えるポッドキャストです。
語るのは、私、高度会社End of Ocean代表でお金にまつわる人間心理に興味があるまさきと
金融業界で10年以上働いた後、今はスタートアップのファイナンス支援をしたり経済メディアで寄稿をしたりしているしげです。
はい、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
今回はなんとゲスト会ということで、素敵なゲストに来ていただきましたゲストの矢澤麻里子さんです。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
お願いします。
ということなら、多分リスナーの方、矢澤さんのこと知らない方の方が多いんじゃないかなと僕は思うので、よろしかったらちょっと自己紹介をいただいてもいいでしょうか。
はい、改めまして、私、矢澤ベンチャーズというベンチャーキャピタルをやっております。矢澤麻里子と申します。
矢澤ベンチャーズはシード特化のベンチャーキャピタルでして、シードまたはプレシードの起業したばかりのスタートアップに対して積極的に投資をしていくVCです。
一つ特徴は、投資テーマに働くということを置いておりまして、後ほどもまた改めてお話できるかなと思うんですが、そういった人の働き方を変えていくとか、働くからつながる産業ですね、そういったところを作っていくような会社に投資をしています。
はい、よろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。ありがとうございます。
このポッドキャストでは過去、投資とかっていうテーマで何回かしげさんとお話はしてるんですけど、ほとんどの場合、株式投資の話を僕らは結構してまして、ベンチャー投資っていう話は実はほとんどしたことがなかったんですね。
なので、そういう意味でも、なんて言ったらいいんでしょうね、ベンチャーキャピタリストの仕事というか、ベンチャー投資、特にさっきSEEDとかおっしゃいましたけど、そういう立ち上がった最初の頃の会社に投資していくっていうのは、どういう仕事なのかとか、あるいはその仕事ってどういう部分が面白いのとか、こういう難しさがあるよとか、
そういったことをですね、矢澤さんが今、これまでキャリアの中でいろんな形で関わられてると思うんですけど、そういうことを今日は伺えたらいいなと思っております。
はい、了解です。
はい、っていう感じなんですけど、最初に自己紹介いただきましたけど、今はまさに矢澤ベンチャーズってご自身の名前を感じたんですよね。
そうですね、やっぱり株式投資をやられてる方でも、一部ベンチャーキャピタルっていう存在、あまりまだ知られていなかったりとか、それこそ今は以前に比べたら、その言葉自体は流行ってきてはいるものの、具体的にどういうことをやってるのかっていうのが、知らない方もまだまだいらっしゃるのかなという印象を持ってますと。
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なのでちょっとベンチャーキャピタルを少しお話しすると、名前の通りというあれですけれど、皆さんが株式を変える会社っていうのは基本的に株式市場に上場しているからこそ、皆さん変えていると思うんですね。
株式市場に上場する前の会社、要は未上場の会社に対してお金を投じて成長を支援するであったりとか、上場を支援するであったりとか、事業の育成を成長させるっていうところをサポートしているのがベンチャーキャピタルでして。
ベンチャーキャピタルっていうのはファンド、自分たちが持っているファンドからスタートアップ、企業ベンチャーですね、企業化に投資をして、その企業化がある程度事業が伸びていったりすると株価っていうのは高い金額がつくようになってくるので、その高くついた金額を他の上場することで、個人であったりとか機関投資家に売却するケースもあれば、他のファンドさんだったりとかに売却することで、
株式の砂損というか、高くなった株式を売却することによって利益を上げるというような投資のモデルですね。
ありがとうございます。これは多分アメリカ発祥ですよね、おそらく。違うのかな。
そうですね。そもそも株式という、会社に株式をオーナーがいてという発祥は結構アメリカ側からかなという印象はあって、シリコンバレーであったりとかそういったところでテックが盛り上がる頃からこういったところのベンチャーキャピタルファンドみたいなのが増えて、日本にも流れてきたというところが自分の理解ではあるかなと思います。
ありがとうございます。矢沢さんは今は独立して矢沢ベンチャーズをやられてますけど、前は会社員というかそういう立場でベンチャーキャピタリストをされてたってことですかね。
そうですね。もともと私自身はITのコンサルタント兼手を動かしてるエンジニアという形でコーディングとかもしていた時期があって。
そうなんですね。
そうなんですよ。あとは自分で趣味でもアプリ作ったりもするので。
すごい。
IT触り出したのはWindows 95とかが出始めた頃ですね。ダイアロップとかで接続してた時代を覚えてらっしゃるかな。
分かりますよ。
そうですそうです。
分かります分かります。
そうですそうです。あの頃ぐらいからパソコン作ったりとか、プログラミングとかやってみたりもして。
すごい。
それが小学校、中学校かな。中学1、2年ぐらい。
すごい。
昔からITは興味があって、大学卒業してからアメリカの大学だったんですけれども、卒業して自分でちょっと起業してみようと思ったものがうまくいかなくて、
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日本に戻ってきて、最初はITの業界に入りましたと。
やっぱりやっていく中で自分の人生を改めて振り返った時に、どういう仕事をしていきたいのかとか、そういう仕事が働くっていうことが自分の価値観の中にすごく大きな領域を占めてるなと思っていて、
それを考えた時に自分がどういう人になりたいのかっていうところからベンチャーキャピタルっていう存在に気づいて、
ベンチャーキャピタル業界に入ったのがもう10年9年ぐらい前ですかね。
なので最初は、ただ当時リーマンショックの後とかだったので、もうバンド投資とかってすごく冷え込んでいて、
なかなか私みたいな人間が入れるような環境ではなかったんですよね。
なので一旦アメリカのベンチャーキャピタルにちょっとチャレンジした後に日本に戻ってきて、
会社員とかそうです、おっしゃる通りただの1アソシエイトという形でスタートアップへたくさん投資をしてきました。
その後一旦アメリカの会社の日本の子会社の立ち上げだったりとか、投資のヘッドとかをやっていたんですが、
やっぱり自分がどういうことをチャレンジしたいのかって考えた時に、キャピタリストとして世界を変えていきたいなって改めて強く思って、
そう考えると他のファンドに入るよりも自分で立ち上げようという気持ちになりまして、
なのでヤザワベンチャーズというですね、もうまんまな名前もつけちゃって、
ヤザワさんにいつも足を向けて寝れないなと思いながらファンドをスタートしました。
ありがとうございます。
今お伺いしてて、すでにあるというか、組織の中に入ってそこで投資をする場合と、
今ご自身でヤザワベンチャーズを作られているので、僕の認識としては多分大きい違いとしては、
おそらく投資するお金を自分で今は見つけてこなきゃいけないのかなって理解なんですけど、あってます?
おっしゃる通りです。
やっぱりイチアソシエイトですと、代表であったりとか、
代表がちゃんとレイズしてきたファンドというか、自分でお金を集めてきたものを投資をするだったりとか、
投資した先の事業支援をするだったり、すごく局所的なんですが、
今ファンドのGPというふうに呼ばれている、要は無限責任組合員ですね、
ファンドに対して責任を持っている代表として、
自分でちゃんとファンドレイズをして、収支をして、パフォーマンスすべてに責任を負っていくということを今やっていますね。
めっちゃなんか、いろんなプレッシャーがすごくあるんだろうなって今聞いてて思ってて、
お金を出してくれるお金の出し手に対しても、その期間が決まってるわけですよね。
何年でそのお金を増やしてお戻ししますっていう。だからお金出してくれと。
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その預かったお金を元に投資したいスタートアップを探してきて、
そこの会社の方に、その会社に投資して、でもほっといても成長するかというと難しい部分もあるだろうから、
そこで投資しつついろいろサポートというか何でしょうね、一緒にいろんなことをやるんですよね。
そうですね、おっしゃる通りです。
投資して、ただ伸びてくれれば一番楽ではあるんですけど、一方でスタートアップって、
それこそアドベンチャーなのか、良い時もあれば下がる時もありますし、
下がる時にマクロ的な要因もあれば、子社ベースの話だったりもしますし、
本当にいろんなことがあるからこそ、それこそしげさんなんかもずっと支援されてると思うので、
あると思うんですけど、そういったところをサポートを全て自分でやっていかなければいけないというところ、プレッシャーはありますね。
すごい仕事だなと思うんですけど、
今最初の自己紹介の中でもその働くっていうことのテーマってお話あったんですけど、
今投資されている会社もその働くにつながる会社が多いんですかね。
そうですね。働くといっても、私自身は2B向け、B2Bサーズであったりとか、
企業の生産性を上げるというような軸と、個人の働き方を変えていくというか、
やっぱり企業はいくら生産性上がったとしても、個人がいけてない働き方をしちゃったりすると全然それとハッピーってなかったりしますし、
個人が働きやすいような世界を作っていく上で必要な技術であったりとか、
あとは働くという点において、女性の働き方ってまだまだ改善できると思いますし、
今GDPがコロナの前でも横ばいだったのも、やっぱり一つ、
日本の働き方に多様性がなかったりとか、女性が非常に働きにくいような環境だったからこそ、
起きている側面も多かったのかなと思っていて、GDPって分解すれば働く人数×その人の単価と考えたときに、
女性の賃金が低いってすごく有名な話だと思いますし、こう上げたりとか、
あと純粋にちゃんと働ける人との数をしっかり増やしていくっていうところをすることによって、
GDPの面積を上げるっていうことなんじゃないかなというところもあって、
そういった女性企業支援だったりとか、女性が活かしやすいようなところも注目してみている感じですね。
今、イアザーベンチャーズで投資されている会社さんの中で、名前を出せる範囲とかでいいんですけど、
例えばこういう会社に投資してて、その会社はこういう事業をしてるんだよとか、
1つか2つぐらい教えていただくと。
そうですね、人の働き方っていう側面でいくと、
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例えば不妊治療の会社さんとか、結構働く女性が子どもを持ちたいと思ったときに、
不妊治療をしながら子どもを持っていくって、女性にすごく負担がかかることであったりとか、
なかなか女性が働くことを継続していくことの難しさがあったりして、
そういったところに対してサービス提供している会社だったりとか、
あとちょっと気づきにくいかもしれないんですけど、
子どもを出産するときに助産士っていう職業がすごく必要というか、
子どもを取り上げるような職業なんですけど、
そういった尊い仕事をしているにも関わらず、そこの知識ってめちゃくちゃ安いんですよね。
なのでそういった、ただこれって結構男性のVCとかって助産士の存在をそこまで重要視していなかったりとか、
そもそも何それみたいな方もいらっしゃるぐらいなので、
女性の私でさえ産むこと、産む前まであまり知らなかった職業なんで、
そういった人たちがもっと稼げるような社会にするような会社に投資をしたりとか、
DXっていうところの側面でいくと、やっぱり獣医さんとかって結構女性が関わっているような産業でもあるんですけど、
すごく労働環境が悪かったりもするんですよね。
その労働環境の悪さの一つに全然DXがなされていなかったりとか、
そういったところに対してのSaaSのサービスだったりとか、
あとはそうですね、そういったような感じで、
自分の切り口の中で重要なんじゃないかなって思われるようなところだったり、
これからきっと伸びてくるんじゃないかなというふうな気もしていますね。
あとWeb3とかああいうところにもちょっと収支をしたりしてますね。
これからの働き方変わっていくんじゃないかなって。
なるほど、ありがとうございます。
投資先の会社さんというか経営者さんって、
例えばどういうところで出会って、
どういうやり取りをすると投資しようというか、
投資してくださいっていうのになってくるのか、
僕まだあんまりイメージついてないんですけど、どんな感じなんですか?
そうですね、結構もう本当にそこは様々で、
イベント投資をお会いする方もいれば、
あとは投資先の会社さんからの紹介であったりとか、
仕事業のVCさんで、
うちはシードってすごい早い段階に投資をしてるので、
それこそアクシャーとか、
まだ事業化されてないようなところを支援する
インキュベーターさんからのご紹介だったりとか、
そういうところが多いです。
今シードっておっしゃいましたけど、変な話、
事業ってこれやりたいっていう思いはあっても、
まだサービスとかができきってないとか、
結構そういう場合も多いんじゃないかなって思うんですけど、
そういう時に投資しようって思えるのはどうしてなんですかね?
やっぱりそこは人の魅力なんじゃないですかね。
やっぱり会社が大きくなればなるほど、
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ファイナンス的な数字であったりとか、計画してることに対して
どこまで達成できてるのかとか、売上だったり利益だったりとか、
分かりやすい判断基準ってあると思うんですけれど、
一方でシードであればあるほど、
しかもまだプロダクトもなかったりすると、
その人がどこまでこの事業とかこの課題に対して真剣で、
どこまでそこに対して全力をかけてるのかみたいなところだったり、
あとは個人の能力の話だったりとか、
その人が持ってるこれまでの経験値だったりとか、
そういったところを加味しながら投資はしてますね。
むしろそこしかないんじゃないかなっていう質問をしてて、
どうですかしげさんとか。
そうですよね。私は銀行出身だったんで、銀行で言うと一番最初にやることは、
決算書3期分出してくださいっていうことなんですけども、
まさに矢澤さんやられてるシード投資だと、
当然ね、決算書とかほぼない状態ですし、
プロダクトもないっていうことになってくると、
どうしてもその判断っていうのが人の魅力であったりとか、
あとはその事業のコンセプトであったりとか、
矢澤弁聴さんでやられてる働くっていったテーマのコンセプトと、
いかに合うのかなっていうところかなと思うんですけども、
やっぱり一番決めてなる要素が人なのかなっていうふうに思ってまして、
そこはどういうところを特に注目してるとか、
やりきる力とかいろいろあると思うんですけども、
矢澤さん的にその辺はどういったふうに捉えるケースが多いでしょうか。
そうですね、私個人としてはやっぱり巻き込み力って言っちゃうと、
ちょっとがんばりしてるかもしれないんですけど、
結論というかもうちょっと噛み下すと、
単純な話じゃないですけど、ちゃんとPDCAも合わせるか、
スキルベースの話でいくと、まず企業家個人の話と、
あとはチームっていうやる人の話、
そして私たちが何をやろうとしてるかっていう、
その事業っていうところの2つで大きく分けて考えていて、
個人、まず人っていうところでいくと、
その人の人柄であったりとかっていうところと、
もう一つスキル的なところみたいなのがあるかなと思ってますと、
その人の人柄的なところでいくと、
どういう使命感であったりとか、どういった悔しい思いだったりとか、
現体験とかよく聞くかもしれないんですけど、
どういう思いがあって、それを解決したくてこの事業やってるのかなっていうところの、
そこの部分と、プラスどういう、
それをちゃんと実行できないと意味がないと思っているので、
ちゃんと計画ができてるのか、
何か起きた時にすぐ計画を直せるのかであったりする、
プランニングの部分だったりとか、
あとちゃんとやりきれるかっていうか、
そうですね、どうできるのかみたいなところと、
あとは経営者って、特に01を作る企業家って、
プリングマネジャーにならざるを得ないかなと思っていて、
ただやってるだけだと、
それってチェックもできないとダメだなと思ってるので、
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そこのバランスをどういうふうに本人の中で持ちながらやられてるのか、
ちゃんとチェックできてるのか、その上で走れてるのか、
そして走りながらにちゃんとチェックできてるのかっていうところ、
そしてこれをしっかり反映させることができるのかっていうところをすごく見ていて、
その上で結局一人で授業なんてできないので、
それを、例えばプランだったらそれを決めたことをちゃんと
ぶち上げられるのかであったりとか、
例えばツイッターで発信できるのかとか、
ちゃんと発信をした上で人にそれに興味を持ってもらって、
そういった人たちとしっかりコミュニケーションで巻き込めるのかとか、
なので巻き込みって結局コミュニケーション能力とか、
そういったところにももしかしたら落ちちゃう可能性もあるのかもしれないんですけど、
そういうちゃんとプランでPDCAみたいなのが合わせて、
それを人と一緒にやっていけるのか、
そこはすごく人っていう意味でいくと意識して見てますね。
なるほどですね。矢澤さんが過去VCで働かれたときで、
インタビューとか配読すると、
例えば今年上場したエアクローゼットも、
あの時の頃に投資されたりとか、
いろんな企業家を見られてるとは思ってまして、
その中でやっぱり今ファンドを自ら立ち上げられて、
投資家を見ていくってなると、
そういった経験値もたまってきたりはするので、
やっぱり今おっしゃったお話っていうのは、
そういった過去実際に投資された方で、
すごく伸びていってるような方とかのエッセンスっていうのが、
よりその独立語により、矢澤さんとしての視点で
活かしてるという感じですかね。
おっしゃる通りです。
おっしゃる通りです。
そうですね。
でもなんか最近すごく思うのは、
これは本当、なんかちょっと私の中でもまだまだ考えきれてないんですけど、
やっぱり課題を適切に学習する能力だったりとか、
自分を俯瞰してみるだったりとか、
チームを俯瞰してみてっていう、
今起きてる課題を変に落ち込まずに、
適切にちゃんと客観的に認識をして、
それをなんかネガティブじゃない方、
ネガティブなんですかね、落ち込みすぎずに消化していって、
解決していくっていうところの、
その課題の認知みたいなところの能力がどこまで長けてるのかっていうのも、
結構重要な気がするなーとか最近は思ってますね。
投資前の段階でいろいろ企業家さんとお話をしたりとか、
過去のスキルとか実績とかを見られてて、
最後投資判断をされたと。
実際投資した後もおそらく定期的に状況の報告とか、
メンタリング的なフィードバックをされていくっていうところがあるんですけども、
結構そこってイメージ通りの想定のケースが多いですか?
いやでも、そうですね。
なんかやっぱりそこは想定以上良かったケースもあれば、
想定以上微妙だったなっていうケースもあったりはまだまだしますね。
それってその何ていうか、
多分事業がなかなか伸びないっていうケースもあれば、
多めはちょっとこの人もう少しやりきれると思ったけれども、
ちょっとなかなか巻き込みを発揮できないなみたいな、
両方の要素があるかと思うんですけど、
後者が結構ある感じですかね?
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どちらかというと、
そうですね、後者もありますね。
やっぱりその環境ってそこですごく変わってくるなと思っていて、
そういうふうに、私は投資する前はこう見えてた。
でも投資してちょっと悪いタイミングだと、
すごくちょっとここリスクだなと思ったとこ思いっきり出てしまうであったりとか。
なるほどですね。
逆にちょっと上手くいくと、
この人上手いところなんだけどなっていうのが、
思った以上にアウトパフォーマンスが出るだったりとか。
なので両軸で、
なんかちょっとやっぱり懸念っていうのはなかなか思ってて、
でもそこまで投資する前は言語化できてなかったところだったりとか、
なんとなくって思ってたところが、
顕著に出るっていう意味では、
ちょっとなんとなく思ってたけど、
想定以上とか想定以下みたいなところは、
あったりするのかなとか思ったりしますね。
そういう意味ではね、
すごくいろんな投資を占められるキャピタリストとしての経験値が含めて、
暗黙的にここやっぱりリスクかなとか、
ここ伸びるかなみたいなところはやっぱり事前にある程度勘づいてて、
実際やる中でそこが上振れする場合もあれば、
ちょっと下に出てしまったっていうケースがより体感されてる感じですね。
なるほど。
おっしゃる通りです。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
すごいリアルなお話が聞けて面白かったです。
ありがとうございます。
じゃあ一旦前半はこの辺りでおしまいにしようかなと思います。
引き続き後半もお話を聞ければと思います。
では一旦ありがとうございました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
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それではまたお会いしましょう。さよなら。
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