今、ファンド形式でグリーベンチャーズさんとしてやってらっしゃるという話がありましたけれども、今まででいうと累積、いくらぐらい運用されていらっしゃるんでしょうか。
そうですね、スタートアップ投資に関しましては、1号ファンド、2号ファンド、今までやっておりまして、合計で45件という形になります。
直近だと3号ファンドを作られるというところなんですかね。
そうですね、今年の後半以降ですね、3号ファンドの立ち上げに向けて準備、ファンドレイズの方も進めていきたいと思っています。
今回から3号からですね、今まではグリー株式会社の資金でやってきたわけなんですけども、今後は外部の投資家様からもですね、資金の方を集めさせていただきまして、
ファンド活動の方を強化していきたいというふうに思っていますので、ぜひよろしくお願いいたします。
じゃあ相川さんご自身もそれこそファンドレイズをしていくという感じなんですね。
そうですね、そういう形になります。
ありがとうございます。ちなみに今までとこれからみたいなお伺いの仕方になるかもわからないんですけれども、
このグリーベンチャーズさんとしてのファンドの投資戦略でお伝えするならば、どういうラウンドでどういう規模感の投資をされることが基本的には多いイメージなんでしょうか。
そうですね、この辺についてはこれまでとあまり変わらないというふうに考えているんですけども、基本的にはシードアリーを中心に投資の方をさせていただきたいと思っています。
バリエーションとしてはだいたい5億円から15億円ぐらいを中心にですね、おおよそ持ち分としては5%程度ということでやらせていただいてますので、数千万から1億円前後で投資をさせていただくことが多いです。
めちゃめちゃ具体的だなと思うんですけど、なんでそういうバリエーション間で5%前後みたいな戦略が落ち着いた理由とかって何かあったんですか。
そうですね、我々の特徴としてはファンドオブファンズ、他のVCベンチャーキャピタルさんにも投資をさせていただいておりまして、そちらの皆さんと連携をさせていただきながら投資をさせていただくことが多いです。
そういう中でですね、あまりにもリードにこだわりすぎるとなかなかうまくいかないという部分もありまして、持ち分についてはある程度抑えながらですね、皆さんと連携しながらやらせていただくと、今のところそういうスタンスで投資の方をさせていただいてます。
具体的に第2弾の動画で、まさにグリーベンチャーズさんのFOFですとかファンド投資の戦略というところも具体ではまた別の中尾さんと高橋さんで別の方にご出演いただきながらお伺いもしていければと思っているので、そちらはそちらでまたご覧いただければと思っております。
はい、ぜひよろしくお願いいたします。
もうちょっとグリーベンチャーズさんの直接投資というかスタートアップ投資の方にお伺いしていければと思いますが、領域とかいわゆる市場ですね、そういったところってこだわりとかってあられるんですか。
そうですね、基本的にはIT領域を中心にやらせていただいてます。それは他の領域がダメっていうよりはですね、我々のキャピタリストがそちらの方に通じている人間というのは多いので、そうなっているというのは実際のところかなというふうに思っております。
ちなみにグリーさんが当然親会社にいらっしゃると思うんですけど、これは関係ないというか普通に考えれば2C向けのビジネスをイメージすごくやってらっしゃる会社のイメージなので、そちらと相性がいいエンタメとかコンシューマー向けビジネスの方が投資しやすいとかっていうのがあるのかなと勝手にイメージ持ってしまうんですけど、それは全然違うって感じなんですかね。
そうですね、我々としては準投資で投資の方をさせていただいておりますので、グリーの本業そういうところとのシナジーを目的とした投資というのはやっていないというのが実際のところです。しかしながらですね、我々としてはとにかく優秀なスタートアップの方に投資の方をさせていただいて、結果としてですね、グリーやその他のIT企業の皆さんと連携をしていくと、そういうことについてはしっかりとお手伝いしていきたいと思ってますので、
グリーとの連携自体もですね、近い領域で行く方であれば全力でですね、バックアップの方をさせていただきたいと、そのように考えてます。
理解です。逆になんかこれ見ていただいている企業家の方、実際グリーベンチャーさんから出資受けられた場合とかだと、何でしょう、追加投資についてとか、その投資を受けた後のコミュニケーションってどういうところを期待していると、なんかイメージギャップなかったりするんでしょうか。
そうですね、我々としては必ずしもですね、ハンズオンでサポートの方をさせていただくというわけではなくて、必要に応じてサポートさせていただくということをやらせていただいてます。
基本的にはですね、営業であるとか、営業のお客さんの紹介であるとか、人材の紹介であるとか、そういうところについてサポートをさせていただくことというのが多いかなというふうに思ってます。
我々とご一緒させていただいて、非常に顕著な成長をされている会社さんに関してはですね、フォロー投資、追加投資の方もさせていただいているという形になります。
その場合は先ほどお伝えいただいた5億から15億というのは、少し既存投資先の追加投資であればまた違ったレギュレーションがあるという認識だったらしいですね。
初回投資に関して5億円から15億円を中心とさせていただいておりまして、その後ですね、に関してはバリエーションについては特に制限なくというかですね、そういう形でやらせていただいてます。
最大投資額を誇っているような投資先の方って累積でいくらぐらい投資されているとかってわかります?
まあでも我々はですね、ファンドサイズっていうのは限定的でありますので、一番多いところで2億円ちょっとというところかなと思います。
そのファンドのサイズ間で2億ってなると相当気合の入っている投資先ってことですよね。
そうですね。非常に期待しているところになりますので。
ありがとうございます。実際にどういう投資先がいらっしゃるのかっていうところの具体のお話もちょっと踏み込んでお伺いしていきたいと思っているんですけれども、
早速まず一社、愛川さんの方からいろんな投資先の方いらっしゃると思うんですが、具体の投資先の社名といつぐらいに投資されていくらぐらい投資してみたいなところをまずは教えていただいてもよろしいでしょうか。
そうですね。まずSTACKという会社さん、福田さんという通称というかゆずしおっていうのに呼ばれているんですけれども、
基本的にはですね、小売向けのクラウドでの基幹システムとそういうものを提供しています。
重たそうですね。
そうですね。非常に大きな会社さんにもですね、ご採用いただいているという形になっています。本当にエンタープライズ向けの会社さんにもご利用いただいています。
ってなると、そういう業界にむちゃんこ詳しい創業者がゆずしおさんって感じになるんですか。
今はですね、詳しいですね。
もちろん。
ただですね、実際我々が初期に投資したときは、事業内容もちょっと違ったんですね。
今のお話だと最初に投資されてからある意味ピポッとされて、さらにその上で追加投資したっていう感じなんですか?
そうですね。もともとですね、やってる事業って今もやられていて、
それをやることによって非常にカジュアルな形でお客さんの機関システムのお客様のリードが増えてるんですよ。
その中で特に売上規模が大きかったりペインが大きいところ、そこからお声掛けをして、
クラウドの機関システムの方を導入をお願いしているというか、そういうコミュニケーションをしているということかなと思っています。
先ほどゆずしおさん、今となっては業界に詳しいみたいなお話もいただきましたけど、もともとはそれこそ、
先ほど相川さんからお話があったように、ファンド投資をしていらっしゃるLP投資先のVCさんからのご紹介だったりとか、
どういったところでご縁いただいて、どういうプロフィールの方だったんでしたっけ?
そうですね、ゆずしおさんはですね、我々が投資した時は年齢が22とか23だったと思います。
もともとはメルカリなどでもお仕事をしていて、
企業したタイミングでイーストベンチャーズさんからの資金を受けていて、
我々もイーストさんからのご紹介で、本当に最初はランチなど行く関係からですね、
コミュニケーションの方を開始させていただきまして、非常にプロダクト開発能力がある人だなと思ってですね、
投資の方をさせていただいたという流れになります。
非常にある意味スタートアップライクな方というか、そういうコミュニティの中にいらっしゃった方ってイメージなんですね。
そういうことになるかと思います。
ありがとうございます。
ちなみにぜひ第2社というか、2社目の事例についてもお伺いしていければと思うんですが、
今ゆずしおさんがだいぶスタートアップライクな、フレンドリーな業界の方だったので、
ぜひちょっと違う業界の方も、もしいらっしゃれば。
そうですね、非常にですね、魅力的な方がいるので、そちらについてお話しできればと思うんですけども。
一旦社名とか、どんなラウンドでとか。
ユニバースっていう、これは大阪にある会社なんですけども、そちらの谷口さんという社長がやられている会社です。
こちらの方はですね、ウェブのホームページ制作会社みたいな会社の方を立ち上げまして、
ご自身もエンジニアをやられているという方になります。
ちょっとよくわかんないんですけども、写真家を目指していてですね。
その後ですね、長距離トラックの運転手などですね、そういうご経歴を持っている方です。
だいぶ変わっている。
そうですね、だいぶ変わっている方ですね。
こちらの方はですね、去年2024年の春ぐらいに登場させていただきまして、
トラック運送業向けのですね、受発注管理システム、そういうものを提供している会社になります。
本当にもう小規模なところからですね、中規模ぐらいのところのトラック運送会社さんをサポートしたいと、
そういう思いで立ち上げられた会社さんでして、
これまではですね、やっぱり大企業さん向けのシステムであるとか、
そういう視点に基づく受発注管理システムなどっていうのは、かなり昔からあったりします。
それだとなかなか中小企業さんをサポートすることになりづらいんじゃないか。
そういう考えに基づいてですね、今回のユニバースさんという会社を谷口さんが立ち上げられたと。
そういう形になります。
ある意味プロフィールの中でも触れていらっしゃると、だいぶ変わったところである。
トラック運転手さんを自分でやっていたからこそ、気づいているというか、業界の詳しさがあるっていうタイプの人なんですかね。
そうですね、それがすごくあるなと思っています。
やっぱりその業界の知識っていうのも、いろいろなレイヤー、いろいろな見方っていうのがあると思います。
やっぱりその大企業であるとか、コンサルタント企業が入るような、コンサルティング企業が入るようなクライアントから見た大企業目線での見方っていうのはありますし。
あとはその本当に小さな中小企業から見た目線っていうのもあると思います。
今回のユニバースについては、中小企業をサポートできるような、そういう視点でやられているのはですね、一つの特色としてはあるのかなというふうに思っています。
こちらのコンセプトとしては、誰も置いてけぼりにしない物流のDXを進めると。
そういうコンセプトが非常にいいなと思って投資をさせていただいた次第です。
ありがとうございます。
ちなみにやはり投資をされるということは、投資委員会だとか、おそらくグリーベンチャーズさんとしての投資仮説みたいなところも当然あられるのかなと思うんですけど。
グリーベンチャーズさんとしては今後どういう課題感なのか、どういうふうな成長仮説みたいなところがあって、
アーリーフェーズで投資の意思決定されたっていう感じだったんでしょうか。
そうですね。まずですね、やっぱり市場規模が極めて大きいですよねというところと、
あとはその事業主体っていうのがかなり分散していると。
ロングテールですよというのが非常にあるので、
誰か大型のプレイヤーであったとしても、その人たちが入れたからといって業界全体が変わるものでもない。
そういうのが特色としてはあるかなというふうに思っています。
ですので、こういう領域においてはプラットフォーマー事業というのを取れる人っていうのがかなり難易度は高いんですけども、
そういうものをやれる人っていうのが必要だと思っていて、
それが実現し得る技術的な創業と中小企業の人たちを巻き込めるようなキャラクター、人柄、人間関係、
そういうのは非常にあるんじゃないかなと思っています。
この谷口さんっていう経営者が本当に魅力的で、非常にチャーミングなんですね。
この人はいろいろな業界の重鎮であるとか、そういう人たちにちゃんとコミュニケーションできて動かし得るんじゃないか、
そういう仮説に基づいて投資をさせていただきました。
結構谷口さん努力作、顧客検証というかニーズ検証もされてらっしゃったんですよね。
チャーミングで開発できるだけじゃ全然ない人って感じなんですもんね。
そうですね、ちょっと象徴的な事例としてはですね、やっぱりこのサービスってどうかな、いけてるかなっていうのはですね、
やっぱりそのユーザーインタビューっていうかですね、お客様の声に耳を傾ける必要があると思うんですよ。
これがですね、当然のことながら、ウェブによるサーベイとかではないわけですよ。
じゃあね、ズーム会議で人を集めてやるとかですね、ウェビナーでどうとかってそういう話でもないわけですよ。
彼はどうやってそのトラック運転手さんの声を集めたかっていうとですね、
例えばその高速道路のサービスエリアとかですね、あとは倉庫に入庫するためにトラックが待ってる。
そういうところにですね、彼は現れまして、トラックの近くに近づいてですね、運転手さんにドアコンコンって叩いて、
ちょっと僕最近こういうことやってるんですけども、これってどう思います?っていうですね、そんな感じで意見を集めていったっていうですね。
めちゃめちゃいいですね。
そういうエピソードもあったりしますので、非常にこう他の人ではなかなかできないというのがあるかなと思います。
改めて今どんな会社さんに投資をしていらっしゃるっていうのをだいぶ理解ができたんですけれども、
グリーベンチャーズを企業家さんが選ぶべき強みとか特徴みたいなところって相川さんから見るとどんなところになったりするんですか?
そうですね。他社と異なる我々の特徴とか強みとしてはですね、
一つは私自身がプロダクト開発であるとか情報システム含めたインターネット事業会社での経験っていうのは非常に長くありますので、
そちらをしっかりと生かすことが可能かなというふうに思っています。これが一つです。
もう一つがグリーベンチャーズ、グリーグループとして、他のベンチャーキャピタルさんに本当に長く投資をさせていただいています。