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2025-10-07 28:50

【激震】田端信太郎氏・侮辱容疑で書類送検/オルツ子会社2社を格安売却/ラボル32億円調達から考える日本のスタートアップ投資【スタートアップ賛否 vol.5】

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今月のスタートアップ賛否は注目ニュース3本!

1.田端信太郎氏、侮辱の疑いで書類送検

株主の権利と表現の自由、侮辱罪との境界を徹底議論。 ┗https://news.yahoo.co.jp/articles/76f0accb1589b18c47d3bcdeeaab9bbeaea76a41

2.オルツ、子会社2社を大幅ディスカウント売却

7億円で買収した企業を2億円強でシステムソフトに売却、その背景と波紋。 ┗https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC1910V0Z10C25A9000000/

3.ラボル、総額32億円を調達

フリーランス向け金融サービスが大規模ファイナンスに成功。

┗https://labol.co.jp/corp/news/22


スタートアップ経営と投資に直結する実例から学ぶべきヒントを解説!


【動画目次】

ダイジェスト

今回のニュース

①投資家田端氏侮辱罪で書類送検

②オルツ子会社2社買収へ

③ラボル32億円資金調達


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伊藤園でPBブランド企画、マクロミルで社長秘書としてTOBを経験、ぐるなびで高級店企画および秘書ファシリテーターとして従事。2017年、セーフィー株式会社の創業初期メンバーとして入社し、仕組みづくりを中心に組織を横断しながらスケールを支える現場系ジェネラリストとして従事し、ユニコーンIPOを経験。2025年、「一生ベンチャーと添い遂げたい」という願いを叶えるため、キャピタリストを志しGazelle Capitalへ参画。

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サマリー

田端信太郎氏が侮辱罪で書類送検されたことや、オルツの子会社2社が格安で売却された件が特集されています。また、ラボルが約32億円の資金調達を発表し、フリーランス向けの金融ソリューションを強化する意図についても語られています。加えて、ラボルの資金調達の背景を通して、日本のスタートアップ投資の現状が明らかになっています。

田端信太郎氏の侮辱罪書類送検
そういうチャレンジを始めてる人がいた。
スタートアップ賛否。
株式価値の最大化のためのアクションというのを、事業法人さんは取っていくべきだし、
そういう概念の上で、3分の1に戻ってないから。
大幅ディスカウント。
だいぶディスカウントになってますね。宇宙とか。
大抵。
はい、みなさんこんにちは。スタートアップ投資TV、ガゼルキャピタルの田んげです。
それでは今回も参りましょう。スタートアップ賛否。
よろしくお願いします。
お願いします。今日も賛否っぽいこと、みなさんと一緒にやっていきたいと思います。
それでは本日のニュースをご紹介いたします。
3本ございます。アクティビスト田畑氏侮辱罪の疑いで書類送検。
オルツ子会社2社システムソフトが買収へ。株式会社ラボル総額約32億円の資金調達を発表。
この3本でいきたいと思うんですけど。
いいですね。いろいろX界隈というか、普通に僕個人もXとかを眺めてて、普通にやっぱ見聞きしていたニュース系なので。
そうですね。いろいろ話していきましょう。
ということで早速1本目からまいりましょう。アクティビスト田畑氏侮辱罪の疑いで書類送検。
警視庁麻布署は3日、SNSの投稿で名誉を傷つけたとして、個人投資家でインフルエンサーの田畑慎太郎氏を侮辱罪の疑いで、
東京知見に書類送検したことが、捜査関係者の取材で分かった。
フリーマープリのお手、メルカリの一部の社員に対してクソな無能と、Xなどに投稿した疑いが持たれていると。
なかなかいいですね。クソな無能。刺激的。
言ったら確かに炎症しそうな感じがしますよね。
田畑さんは、私はビジネスマンとしては存じ上げていなかったんですけども、最近このネット界隈で話題の方なので、よくウォッチをさせていただいているんですが、
田畑さんはこういうことを言いそうだし、今更びっくりもしないですけれども、やっぱりダメなものはダメなんですかね。
それはそうですね。もちろん前提として、田畑さんご自身も、田畑さんのYouTubeチャンネルの中で書類送検された件を説明しますという動画を出していらっしゃって、
あくまでも今日時点では書類送検されたというだけなので、別にまだ有罪なわけではないし、あくまでも書類送検されたというニュースの段階なので、
まだあれが侮辱罪に、本当に侮辱罪になるのかどうかはわからない、確定していない状態なのでなんともですけど、
メルカリさん側の解釈で言うと、それに該当する可能性があると思っているんだろうなとは思います。
いやでもなんか多分今回の論ってあれですよね、この一部の社員に対してっていう、個人を特定できるようなふうにして暴言を吐いてしまったってことが、今回の良くなかった点なんですかね。
そうだと思います。ただ、僕もXで見た限りですけど、書類送検された対象のツイートなのか何なのかがどれなのかがちょっとわからない。
全部刺激的ですからね。
全体的にそうなので、要は過去のこのツイートなんじゃなかろうかみたいなことを引っ張り出してきて、引用リツイート的に出してる人とかは見かけました。
それを見る限りでは確かに個人の方がわかるような、多分この人に対するコメントなんだろうなーみたいなことがわかるような発信の仕方をされているようには見受けられたのは、解釈の範囲を超えないですけど感じるところでしたかね。
ちなみに田畑さんは元々メルカリの大株主っていらっしゃったんでしたっけ?
大株主の定義はむずいですけど、株主でいらっしゃいました。
それこそ多分過去の動画で、メルカリさんのことについてお話もよくされていらっしゃいましたし、
多分論点は侮辱罪に該当するのかが、株主としての権利をどこまでどう解釈されるかっていうところが争点になるんだとおそらく思います。
なぜならば田畑さんはメルカリ株を持っていらっしゃって、一株主。
会社はそもそも株式会社という概念のものは株主の所有物なので、株式価値の最大化のためのアクションというのを事業法人さんは取っていくべきだし、そういう概念のもののはず。
だからそれの所有者がああだこうだ言うのは自分のものなんだから、自分のものにああだこうだ言って、
それを制限されるのは表現の自由という観点でも不自然かもしれないし、そもそも株主の権利というところの範囲内でどこまでが許容されて、
どこからが侮辱罪に該当し得るようなグレーゾーンなのかが、過去の判例とかちょっとパッとわかんないですけど、
さすがにXで個人でアクティビストをやるみたいなこと自体が田畑さん以外僕あんまり存じ上げないので、新しい取り組みなんだとすると、こういう事案あんまなかったんじゃないですかね。
有名な田畑さんだからこそ刺された事案というか、株の掲示板とか結構あるじゃないですか、クソ味噌に書いてるじゃないですか。
それはまあそうかも、匿名の掲示板とかですよね。
田畑さんは実名でお顔を出して、せいせい堂々やってらっしゃるから、それで有名でもあるし、だからこういうことに一旦はなってるけど、
田畑さんやってることが変とかそういうことは言葉に選べきだったんだろうなと思うんですけれども、石橋さんのおっしゃる通り株主なんでね、権利ですから。
多分そういう掲示板のところで言うと、株主じゃない人の掲示板で踏まれてる可能性、あとはその記事でもありましたけど、田畑さん触れてましたけど、一部の社員っていう、これは僕の解釈ですけど、
会社全体とかIRの内容とかで論評した結果それがネガティブなことを言ったりポジティブなことを言ったりするのは、確かに株主の自由っぽいと思いますけど、
どこまでその一部の社員を特定できるような形で、それを発信してしまった時に個人否定っぽくなってくると、それはどうなんだろうかみたいな解釈の余地がめちゃめちゃわかれそうだし、
メルカリさんとしてはそれを感化できなかったのかちょっとわかんないですけど、でも結果として今書類送付に至ってらっしゃるので、そういうことなんだろうなと思いつつ、
ただこれをスタートアップ企業がどう解釈するべきかは、スタートアップ企業に関係あるから言うと難しいですよね。
でもいずれ大きくなったらこういう可能性もありますし、
訴えられる側としてってことですよね。やっぱりなんか上場とか、そういう公的な法人になっていくっていうことを企業家の方が目指すっていうのは、向き不向きはやっぱりあるんだろうなと思いますよね。
判決が出たらその時はまた取り上げさせていただくという方針で。
スタートアップ的にそんな参考になるのは謎ですけど。
賛否っぽいネタとして持ってまいりました。
オルツ子会社の買収と売却
では2つ目まいりましょう。
オルツ子会社2社システムソフトが買収へ。
企業向けシステム開発のシステムソフトは、18日不正会計問題で揺れるオルツの子会社でのデジタルトランスフォーメーションコンサルティングなどを手掛けるWASABIとグリーン&デジタルパートナーズの株式を取得し買収すると発表した。
2社の全株式を2億3500万円で取得すると。
これまたオルツの話、まだまだ続くよって感じなんですけど、子会社あったんですね。
それは不勉強ながら僕も最近というか、このニュースを見て知りました。
オルツってMAしてたんだみたいな。
しかも2024年の12月25日にこの2社はオルツにジョインしていると。
まだ1年も経ってなかった。
なんか悲しい。
オルツさん自身がそもそも新規上場されたのが去年2024年の10月頃の話なので。
上場した2か月後に買収してるんだ。
なので本当に上場後のアクションというか、必要だったからこの2社さんを当時M&Aで約7億円強くらいの金額で買収していらっしゃったはずで。
当時7億で買収してるんですか?
そうです。
わさび社とグリーン&デジタルパートナーズ社を合わせて7億6千万円で買収してます。
でも今回2社合わせて2億3千5百万円で売却された。
3分の1にもなってないか。
大幅ディスカウント。
だいぶディスカウントになってますね。
売上高も一応見てますけど、2024年末の決算時点では売上高わさびが3億4千、グリーン&デジタルパートナーズが1億5千万円上るって形。
24年の12月。
決して低迷してる会社ではない?
23年の12月期の各社の公開されている数字のエグジットデザインさんの記事に書いてある情報とかだと、
2023年12月期もわさび社の方が売上高が3億6千万ぐらい。
グリーン&デジタルパートナーズさんが売上高8千万ぐらいで。
落ちてはいないですよね。
あと大事なのはずっとちゃんと栄養利益も出てます。
逆に言うとそんなに規模変わってないので、3分の1以下とかになるっていうのはちょっとびっくりですよね。
一般的に言うと上場直後とかでお付き合いになる上場企業さんとかもそういうところ多いですけど、
もともとSaaSの事業をやってて売上規模がまだそこまで大きくないってなると、
やっぱり開発会社とかSESの会社とかSIRの会社とかは買いがち。
なぜならば、例えばわさびさんがDXコンサルやってます。
SaaSのソリューションを持ってるとする。
コンサルティングで、DXコンサルなんで間口を開けて一番最初に何やろうって言ったら、
じゃあAI議事録とか使ってホワイトカラーの生産性を上げていきましょう。
ソリューションとしてはAI議事録入れていってもいいかもわからないし、
要は売上利益を出しながら自社のリカーリングレベニューの厳選であるAI議事録をある意味直販していく。
グリーン&デジタルのほうはSESの授業をやってらっしゃったので、
こっちもよく売買されてますけど、エンジニア派遣ですね。SESなんで。
自社の開発が忙しいときは自社の開発にメンバーをわーっとアロケートして寄せちゃえばいいし、
ちょっと落ち着いてきたわーってなったら、お前ら出稼ぎに行ってこーいみたいな感じじゃないですか。
今までR&D費用だったところがなぜか売り上げも作ってこれるみたいなのがすごいですよね。
ざっくり言うとSESとかSIRを買う人、エンジニアがたくさん持って必要だって話もよくあるんですけど、
やっぱりDXコンサルさんの特にでもSESのほうは売りやすい事業体だったのかなと思いますし、
だからこそ民事再生に今オルスさん入ってらっしゃいますけど、結果今回も買い手は比較的スムーズに出たんじゃないかなとは思いますけどね。
しかも多分MA仲介の方が入ってて3000万ぐらい。
気になるー。
仲介手数料とってるっていう。でもいいですよね。
これは在庫っていう表現が良くないかもしれないですけど、
ワサビ社とグリーン&デジタルパートナーズを取り扱う。
その玉を手に入れられれば多分なんとなく買いたがる人は、そしたら3000万もらえるんですよ。
いい仕入れですね。
すごい。
だからなんか最近ちょこちょこと僕のソーシャルグラフ上で言うと多分ターゲティングされてるのがMA仲介会社に転職しませんかとかよく出てくるんですけど。
見ますね。
そういう動画広告とか。
全体クリエイティブの訴求の方向性が年収が限りなく高いみたいな感じなんですけど、それはそうだよなというか。
取り扱ってるものが大きいですからね。
一発で3000万のあらり出るんだっていうのがほぼあらりじゃないですか。
でもなんかちょっと私思うこととすれば、今これ民事再生中なわけじゃないですか。
可能性期待値の高い会社を割安で売らなきゃいけないほどの状態であると。
日本のスタートアップ投資の見解
売れるものを何でも売って現金貸しようとしてるのが見て取れるじゃないですか。
そんな中で数千万の手数料をもらわれちゃうなんて。
1円でも多く残したかったから。
もうちょっと私は何もわかんないまま喋れますけど。
もっと上手な売却じゃないけど、間に東京とか入るとか。
例えばね。
なんかわかんないけどそういう方法で手数料を削減できなかったのでしょうか。
1円でも株主の方に返してほしいから。
それはそうですね。
民事再生中なので僕もちょっと正しくは認識できてないですけど。
おそらく多分スピード感というのも重要。
オルツさんからするととても重要だったんじゃないかなとは思いますね。
中会の方に多分一緒なのかわからないですけどババッとばら撒いていたのか。
もちろんご自身たちでも買い手さんというのは探してらっしゃったのかもわからないですけど。
でも3000万ってやっぱすごいなとは思いますし。
何より2億円ぐらいに下がってらっしゃるので。
値付け方っていうのは水物っちゃ水物なんで値付けなんて。
だって相対取引じゃないですか。
売り手と買い手。
別にマーケットで決まってるわけじゃないので。
それは受給のバランスとかで価格差は相対取引であればそれは乱講義はするし。
じゃあ前回のやつが高かったのかっていうことの論評は難しい。
もうわからないですね。
今回のは比較的リーズナブルな気はしますよね。
そうですね。
2社合わせたら6000万発。
多分1億いかないぐらいの利益で出しちゃって。
ってなるとそんなに割高ってことは今回のアシマトの買収のディールで言うとそんなことはないんだろうし。
あとここら辺の話は多分細かいことというか。
もうちょっと当時の話とかは僕の前職の投資先だった人がサカイマンって名前で。
サカイマン?
サカイマンです。
大酒の酒に井戸の井でサカイですね。でひらがらでマン。
でもうチャンネル登録者数1.8万人もいるんですけど。
すごい追いつかれちゃう。
ハットマークサカイマンTVって名前なんで。
おおサカイマンTV。
儲かり企業分析の中でそのわさびさん。
栗山さんってお名前らしいですけど。
ツイッターXもわさびの栗山という名前で登録されてよくやってらっしゃって。
でお顔も出されてそのサカイマンの儲かり企業分析に出演。もう2本出てんのかな。
しかも学生企業されてて外部調達VCから特に調達もせず。
100%株式?
そうです。で7億で売って。
すごいですよね。
夢ある。
税引き後で5億5000万円手に入れてそれを全部株式にして同調とか。
女の子の反応が変わりましたみたいなことを動画にしてるんですよ。
ドリーム。
すごいなっていうのも変ですけど。
結果的に今回のおるつさんのニュースが出てきてXでも結果4は7億で売った株主だった栗山さん、わさびさんと
一方でその2億でそういう根付けになったことによって軽く縁書というかディスカッションは読んで、議論は読んでるみたいです。
それを間接的にXで見ました。
素晴らしい。
一番最初に売った時そのままで良かった良かった。
売り手サイドで言うと高く売れるに越したことはないですからね。
安いより絶対高い方が。
普通誰が考えたって売り手サイドで言うと絶対に正しいし。
企業の夢ありますねそれは。
それは間違いないですね。5億5000万。
サムネイルで横浜銀行に、横浜銀行だったんでしょうね。きっとわからないけど。
鉱座にズドンと入ってきてみたいな。
すごいですよね。
夢ある。
株式でリマーリ何パーなのかわかんないけど。
種銭が5億あれば1パーでも500万ですからね。
労働からは基本的には間違いなく。
すごいな。
でも一回話を戻しちゃいますけど。
今回この買収に関しては多分オルツの子会社だからもしかしてちょっと岩くっつきみたいな感じになって。
でも今後せっかくこのシステムソフトというところにジョインしましたから。
多分田月さんが逆の立場で買い手さんだったとしても多分気にしないんじゃないですか。
今の時代買い手さんなんて上場企業さんだけじゃなくて未上場企業さんもたくさんいらっしゃる中で。
上場企業さんに比べてガバナンスって観点だけで言うと未上場企業さんあんまり気にしなくていいじゃないですか。
仮に違和区がついていたところ取って売上利益が出ている会社を他社に取られるぐらいならそれはいい案件になればコンペになっていくでしょうし。
そんな感じかなと思いますね。
私そもそも生まれの違う会社なのでもう一旦オルツ社の仲間にはなっていたけど一旦切り離して。
全然いい買収になるといいなと思うんですけど。
結果的にその新しいグループの中でより企業成長しすれば今回の買い手さんからするとよりお得なお買い物になってくるんでしょうし。
オルツさんは別にわさびさんとか今回のM&N関係ないところでそもそも破綻しちゃってるんで。
今回のM&Nの件とオルツさんの動向っていうのは一応別の話。
健全な振興計上場企業が昨年の24年の12月ぐらいに買収していたわさびさんとデジタルさんのところのディールみたいなことをやってて。
その後健全に伸びていれば多分誰もそんなざわざわ言わなかったのかもしれないし。
単純にやっぱオルツさんがああなってて箱を開けてみて冷静に整理していったらM&Nもしてて。
今回それが外に出てくることになって。
そこの切り取るとざわざわ言う人もいるよなと思いますよね。
総論株主の方が救われてほしいと願うばかり。
なるべく多くの方がいい気持ちで解決できるような道になると思うんですけどね。
ラボルの資金調達
では次参りましょう。
株式会社ラボル、総額約32億円の資金調達を発表。
あらゆる人々に平等なお金の価値をオービジョンに掲げ、フリーランスや小規模事業者に特化した金融ソリューションを展開する株式会社ラボルは、
2025年9月18日、総額約32億円の資金調達を実施したと発表しました。
内訳は約10億円のエクイティ調達と約22億円のデッドで構成されています。
大きい資金調達、花があっていいですね。素晴らしい。おめでとうございます。
今回この資金調達、エクイティと株式調達と銀行融資のあいのこでやられてるんですけど、
銀行融資22億円ってすごい大きくないですか?
そうですね。スタートアップの方が集めるには多い方かなとは思いますが、
そもそもラボルさんが何の会社かっていうと、いわゆるフリーランス、個人事業主の方っていうべきなのかな。
方々向けのファクタリングだとか、カード決済サービスを提供されていて、結局は金融事業を個人事業主向け、すごくシンプルに言うとやってますと。
なんでそんな隙間があったかというと、フリーランスという仕事の仕方は比較的最近現れていて、
よく言う問題ですけど、例えば分かりやすくて、フリーランスは家借りられないんですよね。予針がないから。
支払い能力がなく見えたりして、家借りられないとか、ローン組めないとか、あるあるじゃないですか。
じゃあどうするの?資金繰りが大変じゃん。で、金融機関から借りられる?借りられない。
じゃあどうする?チャレンジャーバンクというカテゴリーの様々なプレイヤーの方が様々な形式で金融ソリューションを提供されていて、ラボルさんはその一角って感じですよね。
結局は常にこういう業態の方々って大きい種線が必要で、でもその大きい種線が必要なフェーズまでに持っていくのが多分大変なんですけど、
要は利回りを証明しないとそんな金融機関でデカく貸してくれないので。
なので今回のラボルさんの調達っていうのはおそらく一言で言うと素晴らしいのは、そういう状態が作れてないとこんなファイナンスにはならないはず。
なのでもうラボルさんの中では利回りみたいなものを限りなく証明できていて。
なのでエクイティで10億で融資で20億ぐらい。おそらくこれは種線になっていくはずで。
もうちょっと別の観点で特徴的なのはラボルさんはもともと2021年にセレスという株式会社セレスですね。
上場企業である株式会社セレスの子会社なんですよね。
あ、今現時点そうなんですか?
そうです。
そうなんだ。
だから今回のプレスリリースも株式会社セレスとして出てるんですよ。
そうなんだ。
で、子会社がファイナンスしていて、なのでセレスの株価はそれで反応してます実際。
え、すごい。このラボルはスイングバイIPOみたいなことになっていく?
外部の株主が今回入ったので、何かしらの株主に対してエグジット機会を提供していかないといけないのはほぼマストです。
それがIPOなのか他社へのMAなのか、親会社が買い取るのかわからない。
そういうことを親会社が買い取る、なるほど。
それを前提としたディールではないと思いますけど、いずれにせよ株主に対して出口機会を設けなければならないって言い方ちょっとあれだけど、
おおむねそういう株主に対して出口機会を設けないといけなくなったので、おそらくですけどIPOを目指していく。
で、子会社上場を目指していく。そうじゃないと10億もEQTやらないだろうし、
セレスさんのちょっと財務状況がパッとわかんないですけど、でも上場されてる会社なんで、
セレス社として金融機関から調達してきて、ラボル事業に追加で投資していくってこともできなくはなかったのかもしれないですけど、
でもそれの枠を超えてもっとアグレッシブに、だって類似競合はペイトナーさんしかりゴリゴリファイナンスしてゴリゴリ伸ばされてるプレイヤーいるので、
一条条親会社がずっと資金繰りを支えて続けるよりも外部からも引っ張ってきて、
より投下し続けて勝ち切るっていう方に、勝ち切りするために今回はこういう規模で、
子会社ですけど増資をかけて、別に借りるんですけど、子会社上場してくれて大きなディールになるんだったら、
別にVC、僕らみたいな立場からするとどっちだってよくないですか。
本当そう。どちらにせよ。
むしろなんなら安心感があるかなぐらいで。本当そう。
従上企業の子会社、多分従上企業の子会社だったってことはガバランスもしっかりしてるし財務管理もしっかりしてる中で2021年から経営されていて、
こんな安心な出資先はない。
これでだって仮にですけどラボルが将来的に大きなIPOとかしたら、親会社のセレスさんとかそれ株価反応するんだろうし。
えー買おうかな。買っちゃおうかな。
でもなんかそういうセレスさんとしてはそういう狙いとか見合いもあるのかなと思いますし、
多分今株主の方々がバーっと買ってってるから多分足元セレスさんの株価が上がってるっていうのも、
しかもフリー、働き方的にこの領域っていうのは増えていくんでしょうし。
本当になんかこういう、私だけかな、こういう金融系のサービスベンチャーさん、最近目立ってきてませんか。
多くない?って言うよりも目立ってきている気がする。
うちも新しい出資先で、ペインさんでしたっけ?
あーはいはいはい。
ちょっと切り口が違いますけど、キャンセル料のところできっちり取ってこいよみたいなサービスですけど、
なんかそれも余せてこういう、今まで取りこぼしてきたお金だったりをしっかりしていこうよみたいな文脈で、
こういう2Cとかそれこそフリーランスの方とかSMB向けの金融サービスが多くなってきた。
まあ確かに。
増えて生まれ始めてきた感覚がすごい、マーケットが盛り上がってるのかな。
なんかそういう感覚がすごいありますね。
そうですね、でもなんだかんだ2010年後半、2010年代後半ぐらいの出てきてたプレイヤーが大きな日の目を浴びてきてるっていう感じかと思います。
なんかでも法律の転換とかなかった気もするんで、なんでそのタイミングで集中してるのかはちょっとわからないけど、
あえて言うならば日本のVCが大きくなってきたから説っていうのはあると思います。
お金いるんですよ。
インペック事業って結構、例えばですけど、このラボルさんの話じゃないですけど、
貸金業って行うときに純資産要件っていう免許を、そもそも貸金業の免許を取るために5000万ぐらい予約金みたいなのがいるんですね。
純資産として守り続けないといけないので、スタートアップで始めるときって最初にやっぱ5000万円以上を創業から投資受けて、
しかもさっきのラボルさんみたいに利回りを証明するところまでのトラクション実績とかトランザクションを出すためには一定の運用ボリュームが必要じゃないですか。
だからベンチャーは今まで参入できなかったけど、お金を出してくれるVCが増えて大きくなったからこそ、そういうベンチャーにも種銭がたくさん届くようになった。
そうですね。規模の大きいファイナンスをできるようになってきたからこそ、
こういう金融のチャレンジャーバンクと呼ばれる領域だったりとか、新しい金融ソリューションのところにもお金を大きく集めることができてきて、
なんでタンゲさんが今そういうふうに感じているのか。おそらくの要因の大きなところはVCファンドが大きくなってきたっていうのが、僕は結構でかい理由でそこを許容する人が出てきた。
インフキリオンさんが先週ぐらいに上場承認でて300億円ぐらいで、これもフィンテック系の新しい上場企業さんなんですけど、
そういうプレイヤーが増えてきているのは、むしろこれからも増え続けるかちょっとわかんないですけど、これから増えていくだろうというのはそのカテゴリーの文脈で言うと、
お金が大きくかかるから今までスタートアップがチャレンジできてなかった領域、核融合とかまさにそれかもしれないですよね、宇宙とか。
大好き。
増えてきてるじゃないですか、そういう調達の人いるじゃないですか。
いるいるいる。
けど10年前のマーケットに供給されているスタートアップへの投資金額が1000億円ぐらいですとなったら、それをみんなで取り合い分け分けしている時代と、今1兆円ぐらいを分け分けしている時代だったら、
だからもっと、だからこそもしかしたらスタートアップ5カ年計画っていう岸田政賢家で言われたような、スタートアップで10兆円ぐらい年間投資するようなマーケットになっていくと、
そういうふうな世界がもし成し遂げられると、それはそれぞれいろんな歪みが起きるんですけど、けど大きいチャレンジできるとかはもっと増えるんじゃないですかね。
確かに今までその宇宙バイオ、そのフィンテックとかは大手がやってきた領域だなっていう印象がすごく私の中ではあったので、
確かにそっか、お金がなかったからできなかっただけで、お金というものをガソリンが供給されるようになったら、みんなチャレンジする人は今までいた人がやっと芽吹いたっていうところが今なんですかね。
かあ、お金が集められるようになったから始める人は出てきているというか、それを見越して、まあそのマーケット、そこまで読んでたらすごいですけど、それも含めて、2010年後半、10年代後半ぐらいからマーケット、そういうチャレンジを始めている人がいた。
ありがとうございます。でもこのフィンテック授業は、私自身も嬉しいですし、それこそペインさんのキャンセル料金にしようねみたいなものは、飲食業界にとっては本当に高いサービスだから、どんどんチャレンジャーが増えていって市場が活性化するといいなと思いますね。
ということで今回も賛否っぽい賛否を取り上げてみましたが、皆さんいかがだったでしょうか。ぜひ今回もコメント欄といいね、盛り上げていただいて、ぜひ毎回言うんですけど、よかったらコメント欄で皆さんと続きの賛否したいので、よかったらオクセスコメントいただけると大変嬉しいです。
コメントもできるだけお返しするようにしようかなと思っています。
ということで皆さん、本日も最後までご覧いただきましてありがとうございました。また次回の動画でお会いいたしましょう。それではさようなら。
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