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スピーカー 2
俺ができるのは、ゴールデンブザーを押すのは、人に投資をし、上場でもM&Aでも構わないし、そのサービスがうまくいくことでも構わないけど、
俺は歌の指導はできないけど、事業の寄り添うことだったらできるかもしれない。
ゴールデンブザーを押すアメリカ人コートタネットとか、ブリティッシュコートタネットとか、常にサイモンっていうね、いけつかない奴がいるんですよ。
難しい顔して、でもそれがいいとこで押すんですよ。
で俺は、スタートアップ界のサイモン的なものを目指そうと。
スピーカー 1
なるほどね。ゴールモデルがサイモンさんだったね。
スピーカー 2
そう、サイモン。で、人の人生を。サイモンはもう、本当すごい権力を持ってるから、ああ、なれないけど、人の人生を変える瞬間を目撃したいし、自分が変えられるんだとは、そんなにおこがましいけど、
でも少なからずお金とかノウハウを持ってるわけだから、それをつぎこもう。
で、やっぱり孫さんとか三木谷さんから教わったものを、自分だけのために使うのか、これから頑張ろうとしている人のために使うのかって言ったら、絶対そっちの方がいいし、それでバチンとはまって、でも実際ケンスが、ただの、
ひょっとしたらキモヲタになるか。
スピーカー 1
はい。
七尾を一緒にやって、すごい、ああ、ケンスって誰もが知ってる人間になるかって、俺、携われて嬉しいんすよ、マジで。
確かにね。
スピーカー 2
そうだ、それを今後何人やれるだろうと。何人とこういう経験できるんだろうかっていうのを真剣に考えて、これはベンチャーキャピタリという仕組みがいいと。改めてやろうと。
スピーカー 1
あれですね。ケンスが、小山さんにゴールデンブザーを押してもらえたから、とにかく明るい安村がイギリスでもちゃんとデビューできたみたいな。そういうことをベンチャーキャピタリとしてゴールデンブザーを押しまくるっていうのを、これからやっていくぞと。
スピーカー 2
そう、なるほどね。 だからここで、僕ね、その笑い話みたいな話があって、プロ野球チームの部下にビズリ作った南さんと、スターフェスティバルってお弁当屋やってる岸田さんって2人いて、同じ時期に起業したんですけど、個人の投資って南さんにはしないで岸田さんだけにしてるんですよ。
経済的損失で言ったら200億ぐらいなんですよ。 逆だったらでも死ぬ。 まあ両方投資すればいいんだけどね。なんで南さん投資なかったかっていうと、俺いなくても大丈夫って思ったんですよ。真剣に。
なるほどね。 実際大丈夫だったんですよ。岸田 凄いもんね。 岸田さんは、俺いなかったらダメ。ダメだったんじゃないかなって思ってるんですよ。
はいはい。でもわかる。 わかりますよね。岸田さんそうじゃないかもしれないけど、やっぱりね、なんかこの方式使うと誰でもできるとか、こいつと一緒にやりたいみたいなのがあって、証明したいみたいな気持ちがあるんですよ。
うーん。 岸田 そのさっきのね、学校でいじめられてたけど、この場でとかっていうのとちょっと近くて、もともと歌うまくてスターマッシュぐらいの人はまあいいじゃんそれでと。そうじゃないみたいなところとかが、ちょっと好む傾向があるんだよね。
スピーカー 1
わかります。小沢さんが投資する人、ちょっとバカっぽいとか、なんかちょっとこう足りない部分があるみたいな人が多いなと思ってて。
スピーカー 2
やっぱね、吉田光一郎さんとか山野さんとかね、ちょっと危なっかしいじゃないですか。 岸田 危なっかしいですね。
スピーカー 1
いや、わかる。そのクラウドワークスの吉田さんとかも小沢さんには嘘つかないみたいなことを決めてやってたんですけど、そういうところありましたね。なんか小沢さんにちゃんと指導してもらえるようになってれば大丈夫みたいな感覚が多分あったんでしょうね。
スピーカー 2
もちろんね、僕もその指導、僕の言った通りとか指導するみたいな立場じゃないのは重々わきまえて言いますけど、一方でこのまま行くと失敗しちゃうかなみたいなのって、やっぱり見てればわかるじゃないですか。そういうのに対して寄り添ったり。
いや、もちろんどっかのタイミングから僕なんかなしで大丈夫なんですよ。全然大丈夫だし、ひょっとしたら最初から大丈夫だったかもしれないけど、これはもうあくまで僕の自己満足として、そういう危なっかしいかなと思っている方に少しでも役立ったり。だってもうペイペイ以上のもの作れないんだもん。
スピーカー 1
そうですよね。その小沢起業家牧場とかにいるって話をしたと思うんですけれども、そこにいる人たちはやっぱり小沢さんのおかげでうまくいってるみたいな意識が多分すごい強いんですよ。
スピーカー 2
やっぱりこう、人がいいってのは経営者の褒め言葉じゃないっていろんなこと言ってますけど、経営者見たらわかるじゃないですか。
その友達になりたいか、なりたくないかっつったらそうじゃない人結構いますからね。
スピーカー 1
確かにね、確かに。いい人かどうかとはちょっと別の。
ちょっと別なんだよね。
でも一応面談とかするときは事業モデルとかを中心に見るわけじゃないですか。
スピーカー 2
そうですね。
スピーカー 1
そこでの軸ってあるんですか?
スピーカー 2
それはね、個人で投資してるときと業として投資してるとこはちょっと違うんですけど、
業として投資しようとしてるときはより市場領域だったりサービス見ますよね。
これはもうどんなに優秀な人でも間違った市場でやってたらダメっていうのは何度も申し上げてることで、
ほらもうね、めちゃくちゃ足の速い人がチェスやりますって言われても評価できないじゃないですか。
走ってくださいよと、その長距離とか短距離とか知らないですけどっていう、そこのマッチングはまず見ます。
スピーカー 1
ああ、なるほど。
スピーカー 2
個人で投資する場合は、すっげえ頭いい人が走ってますとかって言って、
いやいやまあ頭いいからいっかみたいな。いつかチェスでもやったらっていう感じでやるケースはありますね。
スピーカー 1
おざわさん側で事業を考えたりするっていうケースはあるんですか?
スピーカー 2
うん、このブースキャピタルありますね。
スピーカー 1
なるほどな。
スピーカー 2
これね、最近のスタートアップ事情はお二人も詳しいと思いますけど、私ね、10年ぶりぐらいに戻ってきたんですよ。
ああ、そっか。レーペとかスコアとか。
自分の事業やってたから。浦島太郎状態で、俺ARRマルチプルとか言われて、もう宇宙人用語だと思ったんですよ。
サースがスポッと抜けてるんですよ。
そうか。
で、「え?」と言って、「DCFとかじゃないの?」と。
いやいやもう赤字なんでDCF使えないんです。
ARRって何?売り上げと違うの?
いやまあリカーリングのほにゃらら。聞けばわかるけど、ルール変わっちゃったなと思ったんですよ。
ああ、なるほど。
スピーカー 1
ルールが全部、株価を上げるためのルールになってるんですよ。一歩引いてみると。
スピーカー 2
はいはい。
いやいやそれ赤字なんだからDCFで言ったら起業価値なんで低いだろうとか言ってんだけど。
で、案の定サースバブルとか弾けてるから、ほら言わんこっちゃないって半分ぐらいは思ってるけど。
半分ぐらいはまあ要は市場が評価されていることに対して、適正な基準っていうのはできてるんだなと思ってたけど。
スピーカー 1
結論、株価が高いんです。10年前より。非上場の。
スピーカー 2
でも上場した時の金額とか件数変わってないから、すごいスプレッドが薄くなってるんですよ。
で、ビビって1年やって、これやっぱ買収するか。もう会社作るしかない。
もう会社作るのはもうファンド始めちゃった以上ファンドの金で作るしかない。本当は自分のお金でできるのに。
って思って、今事業計画とか数本書いて、社長が捕まえてきて、これをやってください。お金はブーストキャピタルが出します。
スピーカー 1
パターンをやります。
じゃあこれからそれは発表されていったりとか?
スピーカー 2
はい。今年2、3件やると思いますが。だって高いも安いもブーストキャピタルのお金だから。
スピーカー 1
創業からってことですね。
スピーカー 2
創業するっていう。
スピーカー 1
でもいいですよね。僕もナナピってほぼそれじゃないですか。小沢さんがアイディアを作ってこうやるといいよねみたいなので。一緒にやりましょうで。
スピーカー 2
それはまあほらちゃんと件数がいてね。俺とか自分の仕事持ってたから。それでも持ち株比率たくさんいただいたと思いますけど。
そういう件数を株なし。我々マイノリティだけど。今回は自分が考えて自分が組織作ってっていう。本当に起業をファンドの金でやるんで。
でも社長さんになってもらう人とか経営人になってもらう人にはちゃんと株持ってもらおうと思ってるんで。
8人とかになると思いますけど。ファンドのリターンを最大化するために起業するっていう謎のことをし始めます。
スピーカー 1
なるほどな。
スピーカー 2
もはや誰かの感動のためとかって言ってるさっきの話が全て吹き飛ぶ話ですから。
スピーカー 1
確かに。確かに。
スピーカー 2
ただもう20件近く投資してるし。投資はするんですよ。投資はするんだけど。
170億ぐらいのファンドになっちゃうんですよ。今回。ってことは数千億リターン出さなきゃいけないんですよ。
スピーカー 1
これ大変だってことに気づいて。いかん。うっかり金を集めてしまったと。
スピーカー 2
最大のリターンだと思うとこれはもうすごい頑張ろうっていう。
投資も頑張るが企業も頑張るし買収も頑張るみたいな。
スピーカー 1
じゃあ先ほどお話しされてた規模を求める企業はしないっていうのから一周して今規模を求める企業をしないといけないみたいな状態に。
規模でもねそこまでじゃないよね。結局300億ぐらいの上場をもしするならば8割持ってるとするといいんで。
スピーカー 2
それで200とか入ってくるわけですね。
それはもちろん難易度高いんだけど3000とか3000を目指さなくていいんで。でもファンドのリターン的にはどでかいじゃないですか。
あのファンドすごいねってなるんで、俺的にもそこはやりがいがあるかみたいな。LPの皆さんよかったでしょって言いたい。
本当は俺300億丸儲けなんだけどねと。
スピーカー 1
自分でやってればね。
スピーカー 2
でもなんでそんなにこれだけ成功されて、もちろんお金集めたからっていうのはあるんですけど、なんでそんなにミッションに忠実になれるんですか。
スピーカー 1
今の話も結局楽天球団と一緒じゃないですか。もう投資のリターンを返せねばならない。
差数がいろいろあって、かなり割高になってきて、投資だとしんどい。だとしたら自分の喜びはゴールデンブーザーの喜びは一回置いといて、自分で事業作るか、自分で事業作ったらもっと儲かることもできるのにって。
すごいミッションに忠実ですよね。
スピーカー 2
これね、結局ね、自分にビジョンがないんですね。永遠に。自分が心からやりたいっていうことはたまにあるけど、
スピーカー 1
そうさんとか三木太さんとか見てて思うのは、永遠に自分がやりたいことがあって、それに対して周りを突き走ってるじゃないですか。
スピーカー 2
私はそういう人たちと比べると一般人としてはそんななくて、逆に言うと、そういう夢を持ってるとかそういう何かミッションに対して、
よく自分が心から共感してるとかっていう時もあるけど、そうじゃなかったとしてもゲームとして頑張れるんですよ。
スピーカー 1
それは割とドライで、これも私よく言う話だけど、人はパズルで徹夜できるっていう。そこに志も夢もない。
スピーカー 2
ドラクエで夢中になれるっていうね。志がどうのこうのとかって言ってる人、ちょっとそういう志持てればいいけど持てない人でもやれる方法あるんだよって思ってて。
自分はそういう状況に追い込むんですね。それは十分楽しいんですよ。じゃあなんでわざわざそういうところに行くか。
究極朝から毎日ゴルフやってても全然いいし、生きていくには困らないぐらいは過去頑張ったんでいいんですけど、
それはやっぱり親の借金によって自分の人生が切り開かれたという強烈な体験があって、結局自分がやったことじゃない黒船みたいなものによって、
自分の人生が開国したと。これはひょっとすると自分がやりたいやりたくないに関わらず外部要因みたいなものっていうのが、
自分の人生にとってとても大事なのであると。じゃあ外部要因みたいなもの、つまり自分がやりたいやりたくないと思ってないものの刺激みたいなものっていうのは、
扉を開き続けたりなんだったりすると、仕組みとして作れるんじゃないかと思ってて。意外なこととか、思っても見ないことだとか、