なるほど。よくポジティブシナリオをコンサバ、ネガティブとか3つの視点で書くとかってよく聞くんですけど、
例えば銀行さんのものだったらコンサバのもの、ポジティブだったら無事さん向けのものみたいな、そういう区分になるイメージですか?
コンサバだったり、すごくネガティブだったりをベースにして、ちゃんとそれでも返していけますよということを示せればいいかなと思います。
なるほど。ありがとうございます。
2つ目、万全と決算するについて、万全とという意味も含めて教えていただけますか?
まず決算なんですけど、1事業年度が終わったら決算書というのを作って税務申告しなきゃいけないんですよ。
その会社の1年の成績はこうでしたということが集計されているものを決算書と言い、
税務申告のタイミングで皆さん作られて出さなきゃいけないということになります。
この決算というのが、スタートアップの特に総合初期ですと、必ずしも自分たちが追っているKPIとか、
伸ばそうと思っている部分とか、作ろうと思っているプロダクトとか、獲得したいと思っているユーザー数とか、
そういったもの先に反映されるものだったりするので、決算書の内容にあまり頓着しない企業家というのは結構いたりする。
あるいは、どうやって決算書が出来上がっていくかというところに関して、おふなれだったり情報がなかったり、
あるいは税理士さんに任せているからというところで、そこに経営者の意識とか意思が入らないということを万全とと表現しています。
理解です。
3つ目の代表が数字面を把握する、ここにもちょっとリンクする話なのかなって思っていますけれども、
具体的にどういうところを意識していけばいいとかありますか。
まず、創業初期のスタートアップということになりますと、必ずしも決算書が金融機関などにとって魅力的なものにできるかというと、
なかなか難しいですよね。なぜなら先行投資して開発していたりする。
またPMF前ですと、どうしても赤字であったりですとか、場合によっては債務超過なんてこともあるかもしれません。
なかなか事業にフォーカスしていて、バックオフィスにかける人員であったりとか、CFOがいらっしゃらないとかいうようなところで甘いところもあったりするというような状況だと、
金融機関から見てずさんなものに見えてしまったりすることがあるので、というのが前提としてあります。
その上でどこを意識したらいいのか、せめてどこを意識したらいいのかというところなんですけど、
まずはですね、これはこの後でも話すんですけど、貸付金がないということですね。
代表者ですとか、その他役員に対して会社から貸付をしてしまっている場合、
これはですね、金融機関が会社と代表者個人などの一体性が解消されていないというふうに見られちゃう。
私的に流用しているというふうに見られちゃうんですね。
そうすると連帯保証がついてしまったり、あるいは資金管理がずさんなんじゃないかというようなところですごくネガティブに移ってしまうので、
役員への貸付金などがないとか、あるいはよく未払金とか、借り払いとか、借り受けとか、
未とか借りとかっていうキーワードがつく、そういう感情科目がたくさんあると思うんですけど、
これらっていうのは一旦の暫定的な会計処理を表す言葉なんですよね。
それ自体はどうしても期中起こり得るものなので、それが全くもって悪いということではないんですけども、
そういった暫定的な処理の金額が大きかったりすると、そこに良からぬものを隠しているんじゃないかとか、
紛失しているんじゃないかとか、あるいはバックオフィスに追いついていないんじゃないか、みたいなことで見られてしまうので、
できる限りその未払いとか、未生産の借りの感情科目っていうのを少なく小さくしておくとするとですね、
金益感としても安心して見れるかなと思います。
それからスタートアップの場合ですと、ITスタートアップだと特にプロダクト開発してエンジニアさんの人件費が出ていると思うんですけども、
それが非常に大きな割合を占めると思うんですけども、これが一定の条件を満たすと、
資産計上といってですね、例えばPLの損益計算書の外注費とかノーム委託費とかみたいなところに入っているエンジニア人件費などがですね、
場合によっては会社の資産だよねと、ソフトウェアとしての資産を作るための支出だったよねというところで、
BS対策対象表の資産に計上できる場合があるんですね。
そうするとPLの引き算する項目から資産というのに計上されるので、
したがって利益が増えたり損失が減ったりする可能性もあるし、BSに計上されるので資産が厚くなったりする可能性があるんです。
これはもちろん税理士さんに相談の上ではあるんですけれども、適切に処理できるのであれば、ちゃんと資産計上した方がいいケースが多い。
特に銀行融資においてはですね。
なので、そういった資産計上をするというのも一つ必要なチェック項目だったりします。
結果的に銀行さんからの見え方も良くなっている決算書にすることができる。
そうですね。操作をするという意味じゃなくて、適切にやるにあたってそういう項目があるので、ちゃんと意識を向けようねという話です。
なるほど。
ちゃんと税理士さんとも打ち合わせをして決算をして、しっかり代表者が説明をできるようにしておく。
意識を向けておくということが非常に重要かなというふうに思っています。
ここは税理士さんをつけていらっしゃる場合は、税理士さんとの目線合わせが重要だよね。
良い税理士さんを選ぼうみたいな、そんな話にもつながりますけれども。
もちろん税理士さん頼みなんですけど、決算書って日々の会計処理の集計であり積み重ねの結果なので、
その時だけ頑張ってもちろん良い決算書ができるわけではないんですが、とはいえ意識をせめて向けましょうよということですね。
なるほど。ありがとうございます。
ちょっと今の話とリンクするかもなんですけど、3番目は代表の方が仕打ち面を把握していない。
はい、おっしゃる通りですね。
これは企業家もいろんなバックグラウンドの方がいらっしゃるかなと思っています。
エンジニアご出身の方もいれば、営業ご出身の方もいるかもしれないし、
あるいはファイナンス会計士ご出身の方とかもいらっしゃるかもしれないし、
様々なバックグラウンドの方がいらっしゃると思うんですよ。
得意・不得意があって、特に営業がお得意な方がいらっしゃるとしても、
トップラインというか、KPIを伸ばすとか、営業取ってくるとかめちゃめちゃ強いんだけど、
出ていくお金のところへあまり頓着しない企業家、方も中にはいらっしゃったりとかいうことはあろうかなと思います。
どうしても融資ということになりますと、金融機関と相対するのが、
創業初期は特にやっぱりどうしても代表者の方になるんですね。
ちょっとフェーズが進んで、CFOの方が入ってとかってなると、銀行交渉そこはCFOの方がやるみたいなことになってきます。
いらっしゃらないと、どうしても代表者個人がちゃんと会社の数字について金融機関に説明できない。
その説明しようと思った時には、把握してないとどうにもならない。
というところにおいては、代表者がきちんと得意であれ不得意であれ、
ちゃんと自分の数字を把握して話せるようにしておくということが必要になりますよね。
この数値面で具体的に財務諸表、決算書などの利益構造、自社の利益構造とかをしっかり理解している。
具体的にどこを把握すればいいとかあったりしますか?
そうですね。割と経営者の方でPLに意識が行く方は割と多いんですよ。
損益計算書、売上どのぐらい立てて、原価がどのぐらいかかって、
半壊費どのぐらいかかって、従って利益損失がどのぐらい出るかっていう。
このPLは上から下なんで割と分かりやすいというか、そこに意識が行きがちかなと思うんですけど、
特にやっぱり経営者が把握しておきたいのはBSの方です。
なぜなら、金融機関の方って意外とBS対策対象表の中身をすごく重要視するからなんですね。
そうなんですね。
PLはその事業年度の1年間の成績表っていう感じなんですけども、
BSは積み重ねが現れていくものなので、
そういう意味ではBSが会社の成績表という意味では、
累積の成績表という意味では非常に重要視されていますし、
例えば自己資本比率とか、そういった金融機関が格付けをする時に用いる指標というのは、
BSの数字が起点になっているものが多いので、
BSをきちんと理解しておきましょうという話。
それから先ほどの不万全と決算スルーの話でもそうでしたけど、
未払い、仮払いという仮の感情科目についてルーズなものがあると、
やっぱり印象も良くないので、
そういう意味でも、
企業家の方がどこを数値を意識すべきかという話で言うと、
やはりBS側について意識を向けた方がいいんじゃないかなと思います。
なるほど。ありがとうございます。
じゃあ4つ目、次ですね。返済を遅延する。
はい。これがですね、意外とあるあるでして、
どういったシチュエーションで起こるかと言いますと、
日本製作金融庫庫さんの返済で意外と起こりがちなんですよね。
日本製作金融庫庫さんって、
創業初期の企業家が最も利用する金融機関さんだと思います。
日本製作金融庫庫さんは、口座を持たない金融機関なんです。
なので、銀行口座みたいなものがない。
従って他公さんの口座から返済が降りるようにする。
別の口座を指定しなきゃいけない。
そうです。○○銀行さんとかっていう形ですね。
使うんですけど、かつては、いわゆるネット銀行が
日本製作金融庫庫さんの口座を持たない金融機関だったんです。
かつては、いわゆるネット銀行が
日本製作金融庫庫さんの融資の返済口座に当てられなかったんです。
最近は使えるようになってきたんですけど、かつてはダメだった。
そうするとどうなるかっていうと、
例えば○○信金さんとか○○銀行さんの
リアルにテンポがある銀行さんの口座を指定するんですよ。
ところがスタートアップの企業だって、
UI、UXがいい銀行をメインに使うじゃないですか。
選びがちかもですね。
そうするとGMO、青空ネット銀行さんとかが使うってなったときに、
でも前は使えなかったから、メインでネット銀行を使っているのに、
信金さんはあまりネットの銀行としてのUI、UXが良くないところとかに
お金をポンと入れといて融資の引き落としをかけていて、
メインじゃないからお金を入れるのを忘れていて落ちない。
あ、しまったみたいな。すぐ入れますみたいなことが割と多かった。
最近はネット銀行を引き落としできるようになったので、
あんまり効かなくなりましたけど、それでもやっぱりたまに効くのでですね。
ちゃんととにかく口座にお金を移すことを忘れないようにしよう。
これ仮に1日でも遅れてしまったら、結構その後のUXとかにも響いてくるとかあるんですか?
そうなんですよ。これが起業家的にはあやべぐらいの感じだったりするんですけど、
広告さんはじめ金融機関側って割と重く見てる。
1度あることは2度ある、2度あることは3度あるっていうふうに捉えたりするので、結構深刻です。
どういうふうに深刻かなんですけど、実際次の融資の申し込みができなくなったりします。
ちょっと心配なんで次の融資できないですね。
1日でも遅れたらその可能性があるかも。
かもだったりとか、遅れがあったりすると、
次の融資受けれるは受けれるんだが、連帯保証は付けさせてもらいますみたいなことになりかねない。
なので、ちゃんとこの返済口座にはお金を入れておく。
月末に自動的に資金移動できるような仕組みっていうのは各銀行ありますので、
そういったものを利用するなりしてですね、
ちゃんと引き落とし口座、融資の返済口座にある状態に作っておくということが大事かなと思います。
なるほど。ありがとうございます。
あと5、6、7と3つあるんですけれども、