起業のデットファイナンス、年間500名以上の起業家から相談を受けるデットファイナンス支援の INQ 代表の若林さんとともに、
スタートアップ起業家のリアルなお金の悩みを解決していく番組です。
こんにちは、パーソナリティを務めますスタートポッドプロデューサーの稲荷田です。
こんにちは、INQの若林です。
さて、前回は創業融資の攻略ポイントシリーズもの、今展開させていただいておりまして、
前回は代表者の経験というところのごテーマでお話をいただきました。
そうですね、創業融資、創業金に使う融資というのは決算書がないですよね、あるいはアデにならないですよね。
ゆえに決算書以外の情報というところで代表者の方の経験とか、今回お話しする自己資金とか、事業計画、
こういったもので定性的な情報を中心に、ちゃんと返してくれる人かというようなところを見てますよというお話の中で、
なんで代表者の方の経験が重要なのかと、もし経験とか自己資金少ない方というのはどういうタイミングで創業融資申し込んだらいいのかみたいなお話をさせていただきましたね。
よっぽど若くてスキルもこれからだという方以外は基本的には早め早めにご相談されるのがいいんじゃないかというところもありましたので、ご参考いただければなと思います。
そして今回は創業融資の攻略ポイント、自己資金編というところでございまして、
代表者の経験に引き続き自己資金どんな風に用意したらいいのか、あるいはない場合ってどうなるんだろうかみたいな、
そのところも含めて教えていただければと思います。
まずなぜ自己資金が重要なのかと言いますと、やっぱり事業に一番大事な準備ってお金ですよね。
皆さん資金調達で苦労するっていうのは、まさに資金の準備なわけで、その中で自己資金っていうのが返済もしなくていいお金になりますので、
自己資金が多ければ多いほど、それに越したことはないということだろうかと思います。
企業で一番重要な自己資金、資金面の準備っていうものをしっかりやってきている人っていうのは行き当たりばかりでないよねとか、
またはその資金を準備できてきたっていうことは多くの場合ですね、全職まででしっかり稼いできてるって人。
稼いでるつまり活躍をしている実力があるみたいなところとも言えそうですね。
そうですね。
っていうことだったりとか、あるいはちゃんと資産形成ができてるっていうこと、お金の意識が強い、
無駄遣いしてないとか、合流してないとか、そういうことになるかと思うので、
そういった方だったらちゃんと返してくれるよねっていうふうに思いやすいっていうところがあるかなっていう感じですね。
なるほど。
ゆえに自己資金重要だよというところ。
もし自己資金が少ないとどういうことになるかっていうと、
簡単にちょっと赤字が出たりとか、あるいはちょっと大きな投資をして、設備投資とかをした、
あるいはウェブサイトをしっかり作ったみたいなことで簡単に債務超過ってなっちゃうんですよね。
そうですよね、確かに。
自己資本比率という経営の安定性を図る指標でもすごく低く出てしまうので、
次のアクションが非常に起こしづらい。
借り入れもそうですし、やりにくくなっちゃうので、自己資金あればあるほどいいよねっていうことになろうかと思います。
これは自分自身も起業したときに痛感したところでございまして、
26、7とかそれぐらいのタイミングで起業したので、
ぶっちゃけそこまで貯金とかもなかったので、資本金はなんとか100万円を得めにしたみたいな感じだったんですけど、
100万円って冷静に役員報酬を2回3回とか出したらすぐなくなっちゃうみたいなものじゃないですか。
そうなんですよ。
起業した直後って、それこそものもホームページ作るとか、
だからいろんなコストはどんどんかかってくるにもかからず、
おそらく起業した直後は売り上げもすぐ入ってくるものじゃない。少なくとも、
起業したその月に仮に契約が取れたとしても、
着金するのって1ヶ月後2ヶ月後だったりするじゃないですか。
って思うとこれ自己資金って本当に大事なんだなっていうのは痛感したところでした。
今のお話は非常に切実でしたね。
切実でした。やばいなって思いながら、あれ一瞬でお金なくなるじゃんって思いながら。
いや本当におっしゃる通りなんですよね。
まさにそういうところに気をかけていて欲しいっていうふうにコウコーさんも。
やっぱり貸すからにはちゃんとうまくいってほしいって当然思うじゃないですか。
確かにそうですね。
ましては返せなくて、最悪の事態とかに陥って欲しくないので、
それはその辺りしっかり見てるっていうことなんですよね。
そうですね。この前ゲストでお越しいただいた佐藤さんもおっしゃってましたね。
そうですね。みんな優しいんですよって話ですね。
はい、そうですね。
で、コウコーさんの統計とかを見てもですね、やっぱり借り入れの金額と自己資金ってやっぱり1対3ぐらいなんですよね。大体ね。
3対1と言いますか。で、借り入れの金額3、まあないし2、借りたければそれに対して1ぐらいの自己資金持っててほしい。
逆に言うと、1なんだったら2か3ぐらいを貸すよっていう目安感なんですよね。
さっきの僕の例でいけば資本金が100万だったら基本的には最初の頃だったらじゃあ200万300万って感じになるんですかね。
っていうのがざっくりとした目安感になってきて、もちろんそれ以上借り入れる要素っていうのはたくさんあるわけですけれども。
自己資金をベースとした時の相場感というのはそんな感じで、プラスアルファでご経験だったりだとか、何でカバーできるのかってところですね。
おっしゃるとおりです。これは適正な自己資本比率みたいなものっていうのがあって、そういったところにも関係してくることかなと思うんですけど。
40%ぐらい自己資本比率があるといいよねみたいなお話があるとすると、やっぱりそことも関係してくるかなと思うんですけども。
つまりはちゃんと借りたければ自己資金の金額が重要だよってことにもなってきますし、
それから創業融資の中の一部にはですね、自己資金要件って言って、そもそも自己資金が一定ないとそれ以上の金額借りれないよみたいなものがあったりするんです。
例えば、新創業融資っていう広告さんの制度っていうのが事実上もう撤廃されたんで、今はないんですけど、かつては創資金の10分の1の自己資金とか、
あるいは創業新融資の中でもやっぱり創資金の3分の1とかを自己資金として持っててよみたいな、そういうのがあるものもあるので。
そういった、そもそもの申し込み金額に対する要件としての自己資金っていうのがありますよと。
そこは今は撤廃されているとはいえ、少なくともベースの思想としてはそういうところはあるし、
おっしゃるとおりですね。
お知らせの場合にはなるってことですね。
そうそう。ベースの思想としてあるってことですよね。
うん。
はい。そうなんですよ。
で、今のは資本金だったりとか事業に使うお金という意味での自己資金っていう風に、私そういう文脈で申し上げてたんですけれども、
そうですね。
はい。実はその事業に使うわけではないけれども、持っている代表者個人の個人の資産とかも結構重要視されるというか、
例えば、会約返礼金付きの保険とかですね。
上場株とか、投資信託とか、暗号資産とか、そういったものですね。
で、ご資産性のものがあると、そういった資産形成がある程度できている人っていうのは、そんなに不義理しないだろうみたいなところもあって、
それを担保にするわけではないんだけれども、金融機関への安心材料の一つとしてですね、ここあったりします。
それは、いわゆる広告さんとかに審査を受けるときとかは、銀行通帳を見せるとか、株式投資のポートフォリオを見せるとか、そういうことまでするんですか?
まず広告さんの有刺審査ですと、半年分の通帳とかっていうのが求められるケースが多くて。
へー。
そもそもそれは代表者だったり、法人の講座だったりを見せるっていうプロセスはあるんですけども、
その他求められなくても、もしあるんだったら、ポートフォリオというかね、残高のページのプリントアウトとか、
そういったものを自ら準備して持っていくと、加点ポイントにはなると思います。
いいですね。
結構ここは重要なポイントかもしれないですね、創業者において。
少なくとも自分でそういうところに気を使って、少しでも信頼を示そうとしている姿勢とかは見れますしね。
そうですね。本当に細かい加点ポイントの積み重ねみたいなところがあるかなと思うし、
あるいはその原点ポイントみたいなものをしっかり排除していくっていうことが創業有志においても、
その先の有志においても大事な姿勢かもしれないですね。
うん。
はい。
あとことスタートアップとかでいくのであれば、
これVCさんが入っているいわゆるエクイティのファイナンスを実行しているのかどうかみたいなポイント、
これもネットファイナンスに関係あるのかっていうのは聞いてみたいです。
そうですね。エクイティファイナンスっていうのは入っていたとして、
それが必ずしも代表者が準備した自己資金かと言われると、そうではないので、
代表者がどれぐらい準備してきたかっていう点においては、
あまり関係がないと言えばそうなんですけれども、
なんですけれどもエクイティが入っているっていうことは、
その時点ではキャッシュリッジである、現用金があるっていうことだし、
自己資本比率も高いし、債務超過とかもあったとしても解消されている可能性が高いし、
はい。
加えてVCというある種金融の専門家の方が評価している、
大山社の評価が入っているっていうことになるので、
非常に銀行さんとしては見やすいっていうことはないよりかはあった方が確実に有刺審査進みやすいっていうのはあると思います。
逆にあとは自己資金がなかなか用意できていない場合っていうのは、
もうこれはさっきの話でいくと基本的にはあんまり借りれないのかなみたいなことを思ってしまったんですけど、
それでも何かできること、少しでも信頼、信用を担保するため、
あるいはちゃんとお金を借りるためにできる努力みたいなものとかがもしありましたら教えてほしいです。
そうですね。あくまでもやはり法人なら法人の現用金残高が高い状態で、
そのタイミングでまず有刺を申し込んでいただくっていうのがいいと思うんですね。
例えば月末にちょっと大きい入金の予定があるみたいな話だったら、
何とかしてちょっとその月末の入金を待ってから有刺の申し込みをしてもらった方が、
後で確認される通帳等で一旦現用金高い方が評価しやすくはなると思うので、
現用金というか自己資金多い状態で申し込んでいただくのがいいというのがまず一つあるかなと思うし、
これは例えば今のところでいくと、来月末にじゃあ300万円の入金が予定していますっていう状態よりもやっぱり
もうしてしたんですっていう状態でいった方が全然評価見られ方違うってことですか?
おっしゃる通りですね。
これは有刺全般に言えることだと思うんですけれども、確定した事実が多い方がいいということが言えると思いますね。
グラデーションがあると思うんですよね。
なんか商談が進んでいる、制約する、契約書を締結する、請求書を送る、入金するっていうプロセスがあったときに、
一番強いのはもう入金ですね。
やっぱりキャッシュイズキングなんで。
そうですね。
さらに言えば、それが決算書っていう成績表に反映されているのが一番強いんですよ。
なるほど、そういう違いがあるんですね、決算書と。
そうです。
あくまで入金されているっていうものは通帳とか見れば分かるわけですけど、
損益っていうことで言うと、資産表とかね、月次水位表っていう、一応仮の集計の結果として金融機関は見ることになるので、
それだけだと100%は信頼できないんですよね。
あくまでも決算書っていう、確定して全部書に提出しているような、しっかりしたものを重視する傾向にやっぱりありますので。
やっぱりそこはバックグラウンドが、というかもう相手が金融機関だからってことですよね。
そうですね。
なので、確定した事実が多い、それの最大のものは決算書っていうものに反映されているみたいなところなので、
ひるがえって、自己資金少ない場合どうしたらいいかっていう点で言うとですね、