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2025-03-17 13:54

#29 【速報配信】公庫の新規開業資金が変わりました。

今回は「公庫の新規開業資金が変わりました」についてお話しました。


✅️「新規開業開業資金」が「新規開業・スタートアップ支援資金」に名称変更

https://www.jfc.go.jp/n/finance/search/01_sinkikaigyou_m.html

✅️「創業後目標達成型金利」が新しく追加

https://www.jfc.go.jp/n/finance/search/sougyougo_mokuhyotassei_m.html

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「起業のデットファイナンス」は、年間500名以上から相談を受けるデットファイナンス専門のINQ代表の若林が、起業家のリアルなお金のお悩みを解決していく番組です。エクイティ調達が当たり前だった中、注目を集める「融資」。この番組では「どう借りるか?」という問いを通じて、起業家が事業成長に集中できる環境づくりを支援します。

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✅パーソナリティー▼若林哲平(⁠株式会社INQ⁠ ⁠代表取締役)デットファイナンスのハンズオン支援を中心に、様々な領域のスタートアップのシード期の資金調達を支援。累計1,200件87億円超の資金調達を支援するチームを統括。⁠⁠https://x.com/wakaba_office⁠⁠


▼遠藤朱美(株式会社INQ)PR・マーケティング・共創担当として、スタートアップエコシステム実現への貢献を目指す。時々、地域での相互扶助関係創りを、旅をしながら活動中。

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サマリー

日本政策金融公庫の国民生活事業では、新規開業資金の名称が「新規開業スタートアップ支援資金」に変更され、創業後目標達成型金利が追加されています。この変更によって、スタートアップ企業に対する支援体制が更新され、新しい融資の仕組みが導入されました。新たな創業後目標達成型金利制度により、創業から2期決算を終えていない企業が目標を達成すると、金利を0.2%下げることが可能になります。モニタリングが求められるため、企業は慎重にこの制度を活用する必要があります。

新規開業資金の変更
企業のデットファイナンス。年間500名以上の企業家から相談を受けるデットファイナンス支援のINQの若林が、スタートアップ企業家のリアルなお金の悩みを解決していく番組です。
皆さん、こんにちは。INQの若林です。
INQの遠藤です。
はい。遠藤さん、今回はですね、特別に急遽、撮ったその日にですね、配信をするということをやってみようと思っています。
そうですね。はい。
これは何でかと言いますとですね、多くの企業家が創業期に利用する日本政策金融庫庫の国民生活事業というところの制度がですね、この3月1日に変わりまして、
企業家にとって知っておいていただきたい変更点がございましたので、その変更点をですね、クイックにお伝えしたいなと思いまして、急遽取手出しをすることにいたしました。というところです。
はい。
先週、岡林さんがXで投稿してたのが、少しこう皆様にもリツイートとか反応がかなりあったですね。
そうですね。はい。そのXのポストもね、概要欄に貼らせていただこうかなと思うんですけれども。
はい。
その内容について音声の方でも、ポッドキャストの方でもお伝えできればなと思っておりますという感じです。
じゃあ早速なんですけど、何がこう変わったのかというところをご説明いただけます?
はい。日本政策金融庫庫の国民生活事業の制度の中で、創業期の企業家が多く使っている新規開業資金という制度があったんですね。
この制度の名称が、新規開業スタートアップ支援資金というふうに変わりました。
この名称の中に明確にスタートアップと入ったというところが結構大きいところかなと思います。
まず名称が変わったというところだと思うんですけれども、他に変わった点もありますか?
はい。ここがですね、制度として新しく変わったポイントなんですけれども、
創業後目標達成型金利という制度が新しく追加されていました。
名称だけ変わったのかなとパッと見思ったんですけども、よく読んでみると1点だけこれまでになかった点がありまして、
それがまさに創業後目標達成型金利だったんですね。
これについてですね、私もほぼ初見なんですけれども、コメントしていければなと思ってます。
今までになかった目標達成型金利というのが新たに追加されたということですね。
そうですね。その他は大きく変更点はなかったんですけれども、これが新たに追加されてて、おおっと思ったという感じですね。
これはどういう、そもそも仕組みの金利になるんですか?
これはですね、融資をした後に利益率とか、あるいは従業員の方々の雇用に関するですね、一定の目標を達成した場合に、
目標達成型金利の導入
その目標達成が確認できたら金利を下げますよっていう仕組みになってます。
通常の融資ですと、一番最初、融資をした段階において金利って決まるんですよね。
それが一般的だったんですけれども、その後にモニタリングが走って、
モニタリングのその結果と言いますか、目標達成が確認できたら金利を後から下げるよっていうものなんですね。
これは結構新しいかなというふうに思います。
これ、だから、その授業の進捗によって金利が下がる可能性もあるし、逆に高くなる可能性もあるんですか?
上がることは書かれてないんですよね。
基本的に達成していれば下がる。達成していなかったらそのままっていうことですね。
なので、ペナルティはないけど、アップサイドというか何というか、メリットはあるという感じですね。
じゃあ、今後そのモニタリングが必要になるみたいなところが、この資金を、制度を使う方にとっては影響があるよというところになるんですかね。
そうなんですよね。
通常、平たい言い方、ちょっと乱暴な言い方をすると、借りたらその後にフォローとか基本的にはないですね。
言ったら借りっぱなしだったわけなんですけど、この制度を利用するということになりますと、
モニタリングは当然、目標達成したかどうかっていうのを確認しなきゃいけないので、モニタリングが発生します。
これは高校の担当者の方っていうのは、たくさん案件を抱えているので、個人的にはまた仕事が増えちゃうのかなっていう心配もあったりはするので、
どこまで有効活用されるのかなっていうのはちょっと分からんかなというところがあるかなと思います。
またスタートアップの場合ですと、有志を受けたタイミングから2期を終了したタイミングとかで、
有志を受けてから税務申告を2回やった時点で、履歴の判定というのを行って、有志から3年経過した時の履歴を2%下げるとなっているんですよね。
もともとですか。
もともとの基準の金利から0.2%下げるとなってるわけなんで、まだどうでしょう。シードで一番最初のいわゆる創業期の有志っていうのをやって、
2年後、3年後っていうことだと、スタートアップによってはまだ黒字化してない可能性もあるのと、仮に黒字化していたとしたらなんですけど、
純然たるスタートアップだった場合には、結構事業規模がもう3年後だと大きくなってしまうべきみたいな感じなんで、
正直本当に狭い意味でのスタートアップが使った時に、どれぐらいこの金利の下げのインパクトっていうのが事業に影響あるかっていうと、
そんなに大きくはないかもなと思いつつ、逆にスモールビジネスの方々、ソーシャルビジネスの方々とか、
後継ぎビジネスの方とか、そういった方々だとひょっとしたらこれは有効なことになるかなというふうには思いましたね。
なるほど。名称にスタートアップ支援資金とついてはいるが、拡張性がありそうな感じのイメージ。
そうですね。スタートアップ支援資金っていうふうに入ったんですけど、
この創業後目標達成型金利は、私から見ると狭い意味でのスタートアップというよりかは、新規開業の方々。
つまりスモールビジネスとか、独立開業した方とか、店舗型の方とか、
そういった方々の方がこの創業後目標達成型金利の恩恵を受けそうな感じはしており、
スタートアップの方々でいうと、もともとあったベンチャーキャピタルからの出資を受けている方であったりとか、
あるいはエンジェル税制の一定の要件を満たす方であったりとか、
Jスタートアッププログラムに採択されている方とか、
そういった方だと特別な金利を適用するよみたいなところが、狭い意味でのスタートアップにはまりそうな感じはしており、
これはもともとあったものではあります。
逆に言うと、スタートアップ支援という名称に入ったから、
新たにスタートアップ支援していく制度に変わったよというよりかは、
新規開業のスモールビジネスの方々も、スモールビジネスの方々も、
含有して、新規にビジネスを始める方々に対しての資金なんだよというふうに対象を明確化したというふうに捉える方が正しいのかもしれない。
今後さらに金利が変わる可能性とかってもあるんですかね。
今後金利が下がっていくっていうことはあんまりないんじゃないかなと。
新制度の概要
ただこういう形で金利の適用が細分化される可能性はあるかもしれないですね、制度ごとに。
金利を下げる対象というのが細分化されていくっていう可能性はあるかもしれないです。
創業後目標達成型金利についてですね、もう少し詳しく説明しますと、
まず対象となるのが創業から2期決算を終えていない方というのが対象となります。
その対象となる方々に対して、目標をもし達成したら金利を下げるよというものなんですけれども、
その目標って何かと言いますと、2つあります。
1つ目が有志から2期目の決算において、原価消却費と経常利益っていうものを足した金額が売上高に対して5%を超えている。
売上高原価消却前経常利益率が5%を超えている。これが1つ目。
2つ目が事業計画を作った時点、有志を受けた時点からってことになると思うんですけども、
そこから従業員の方の数が1名以上増加している。1名以上従業員が増えているということが確認できた場合。
この両方が達成された場合に有志を受けたところから3年が経過した時点のところからの返済で利率が0.2%下がりますよというふうになりますという仕組みになってますね。
当然ながらその目標を達成したかどうかということがちゃんと決算書で確認されなきゃいけないので、ある程度これは形式的にということにはなると思うんですけれども、
モニタリングが発生するということなんで、それに対応するという経営状況の報告というのが年に1回発生しますよということですね。
それが創業後目標達成型金利という新しい制度の概要になります。
注意点と情報発信
あと何か注意しておくべき点みたいなところはありますか。なんか引き続きモッチしておくみたいな感じなんですかね。
そうですね。ちょっと新しい制度だからといってすぐに飛びつくというよりかはですね、私は様子を見た方がいいかなと思っていて、
というのはモニタリングが発生するというのはどれぐらいの重たさなのかというのがまだわからないですね。
確かに。
ですので、ちょっと様子を見て、他の企業家の方々とかがそれを使うのを噂を聞いた上でですね、やってもらった方がいいんじゃないかなというふうに思います。
ただ拡張性があるみたいなところで、こういう制度が変更したよっていうところのモッチはタイムリーにキャッチアップをして、
そうはないかなというふうに思ったので、こういう有益な企業家さんにとって有益な情報を我々もキャッチアップしながらこういうふうにお届けできたらなというふうに思いました。
ぜひこのPodcastでもキャッチアップしてですね、タイムリーに発信していければなというふうに思っております。
我々もこの制度でご支援みたいな実績があれば、またそこにかぶせて事例という形で皆様にご報告できたらいいですね。
そうですね。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
今日はちょっとタイムリーに制度が変わったというところで、
運営層が変わったよというところと、
創業後、目標達成型金利というところで、0.2%金利が下がったよというところの内容をお伝えをさせていただきました。
企業のデッドファイナンス、最後までお聞きいただきましてありがとうございました。
この番組は毎週火曜日の午前11時半に配信しています。
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今回のようにですね、リアルタイムなデッドファイナンスの制度変更ですとか、
リアルタイムな情報ですね、皆さんにお届けしていきたいというふうに思っていますので、
もし今回の配信についてご不明な点とかご相談などありましたら、
番組概要欄のお便りフォームからお気軽にお寄せいただければと思います。
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企業のデッドファイナンス、次回もどうぞよろしくお願いします。
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