これは広告さんの場合だと企業と金融機関だけだったところが、今回は保証協会と自治体も出てくるということですね。
そうなんですよ。
ちょっと手厚いなって気持ちとステークホルダー増えるので大変そうだなっていう感想をいただきました。
基本的にコミュニケーションがいろいろ発生すると、リードタイムというかね、時間がかかるって世の常じゃないですか。
そうですね。ちょっとそんな気がしました。
そうなんですよ。
とはいえ、大いにお勧めというところで、今いただいた4者いることになりますけど、この中で特に大切といいますか、抑えるべき方とかそういうのもありましたらぜひいただけますか?
はい。これはもう皆さん聞いてればわかると思うんですけど、これも保証協会なんですね。
そうですね。名前にもなってますもんね。
そうなんです。
はい。
なんでかっていうと、融資するのは金融機関さんだし、融資受けるのは企業なんだけど、結局この保証協会さんが保証するよって、イエスって言わないと金融機関側としてはリスク高いんでやりたくないんですよ。
まして、スタートアップで創業間もない会社さんってことになりますと、事業の不確実性も結構高いですよねと。
うんうんうん。
なった時に、保証つかないんだったらちょっと、いわゆる保証のつかない融資のことをプロパーって言うんですけど、プロパー融資なんです。
あ、そういう意味なんですね。
はい。プロパー融資だとちょっとできません。保証協会つかないとちょっとできませんっていう風になっちゃうんで、やっぱり保証協会がうんというかどうかっていうのが、
とにかくこの制度のすべてなので、キーマンは信用保証協会さんですということになります。
とはいえ、保証協会さんはその貸し顔でした際に補点をするような立場なので、当然かなりしっかり厳密にチェックをしていくわけですよね。
そうですね。
はい。
ここはどちらかというと感覚的には日本製作金融広告さんよりちょっとしっかり目に見るというか。
あ、そうなんですね。
ちょっと厳しめだと思っていただいていいんじゃないかなと思います。
はい。
企業家としてはちょっとっていう感覚値信じたいと思いつつ、もうちょっと具体だとどれぐらいの差分があるんですか。
難しいな。
難しい。本当にちょっとって思っておけばいいですかね。
ちょっと、うん。
広告さんだとある程度代表者の方の経験とか自己資金とかがしっかりされていると、売上立つのはまだこれからですよっていう状態でも割と出してくれたりはするわけなんですけど、
売上が全く立つ香りがしてないのにポンポンポンと出してくれるかっていうと結構保証協会さん渋いところもあるかなという点においては、
ある程度事業が立ち上がり始めてからですね、保証協会に行った方がいいケースも結構あるという意味では広告さんより少し厳しめかもしれないなという感じですね。
確かに前回も、まずは広告で新規開業資金で融資を受けてから合わせ技として保証協会付きを使うのがいいんじゃないかみたいな話もいただいてました。
そうなんですよ。
おっしゃる通り。
そうしましたら、保証協会付き融資、これポイントとかがもしありましたらぜひまとめて教えていただきたいです。
保証協会付き融資のポイントは3つあります。
1つ目は100%保証の制度を使おう。
保証協会付き融資が得意な金融機関から申し込む。
保証協会が納得する事業計画を作ろう。
この3つですね。
1つ1つすごく気になりますね。
そうしましたら1つ目、これ100%使おうってことは100%じゃないものもあるってことなんですね。
そうなんですよ。
責任共有制度みたいなちょっと分かりにくい言葉があって何のこっちゃってことなんですけど。
そうですね。
要は金融機関と保証協会で責任を共有し合いましょうみたいな意味なんです。
保証協会は保証はしてくれるんだけど、80%分だけ保証しますと。
残り20%は金融機関さん自分で責任持ちなさいよと。
そこは保証ついてないよっていう形なんですね。
1000万円が貸し倒れちゃった時に800万円は保証協会が保証してあげるけど200万円はあなた方の損だからねっていう。
そういうのがあるんですね。
一方で100%保証ということになりますとこれも保証協会が全部持ってくれるってことになるんで。
金融機関さんとしてはその分についてはノーリスクと言いますか。
ということになりますと。
なので100%保証になっている制度を使った方が通りやすいってことですね。
これは一つのまず申し込もうとした時にその中でじゃあこの条件だったら100%です、この条件だったら80%ですという話ではなくて、
そもそも入り口の制度選びの段階から100%がそれ以外かがあるってことですか。
そうなんですよ。
なので100%保証の制度を使った方がいいということになるんですよね。
これちょっと次のやつにも若干絡んじゃうかもしれないんですけどこれは企業家側がまず行くときに100%保証の制度でお願いしますみたいなことを言わないとそうじゃない制度を斡旋されるというかご案内いただくこともあるってことなんですかね。
それもあり得ると思いますね。
プロアクティブに自分からこの制度を使いたいですっていうふうに金融機関に言ってその前提で行った方がいいと思います。
わかりました。じゃあこの辺り抑えなきゃいけないですね。
そして2つ目がどこに行くのかみたいな話が聞きました。
僕ちゃんもいただきますか。
保証協会付き融資が得意な金融機関から申し込みましょうって話なんですけど保証協会付き融資って申し込み金額というか無担保無保証の枠っていうのが8000万円まであるんですよ。
8000万円結構ありますね。
なんですけど8000万円借りれる会社さんって超ざっくりって年収で3億円以上みたいなところで8000万円を使い切れるみたいな超ざっくりとそういう感じなんですね。
簡単ではない気がしました。
一方でメガバンクさんとかって年収5億以下の会社さんはやりませんとか年収10億以上じゃないとうちの部署ではやりませんっていう法人営業部とかって存在するんですよ。
そういうところはつまり保証協会付き融資っていうのはあんまり取り扱ってきてないってことになるんじゃないですかと。
そうですね。
一方で信用金庫さんとか信用組合さんとか地銀さんに関しては保証協会付き融資いっぱいやってきてますと。
保証協会の人たちと人材の交流とか勉強会だったり飲み会だったり出向みたいなこととかも含めて行き来がありますということでは比較的ですけどね。
地銀さん、信銀さん、信組さんの方が保証協会付きになれてるケースが多いです。
そうなんですね。
もちろんメガバンクさんでも保証協会付き融資最近ではたくさん取り扱っていただいているんで、
この差は結構埋まってきてるかなというふうに思う一方で、
地銀の方とかの方が保証協会とのコミュニケーションは割と慣れていらっしゃるとかすると。
そもそもの話、銀行さんが保証協会さんにこういう案件あるんだけどっていうことで事前相談みたいなやり取りがあったりするんですよね。
その段階でちゃんとビジネスモデルだとか、その会社の基盤とかそういったことをお伝えいただいた上での事前相談だったり審査ってことになるんで、
やっぱり金融機関さんからのプッシュっていうのも少なからず必要になってくるといったときに、
そこの事業の解像度みたいなところも重要だし、信用保証協会さんとのリレーションみたいなことも大事だしっていうところで、
そういったところが得意な金融機関から申し込むっていうのがポイントになるかなという話なんですよね。
そして信用保証協会さんから納得がいただけるような計画とかも大事だと。
そうなんです。信用保証協会さんが事業計画を見て、その他これまでの財務状況とかを見て、
保証できるか否かっていう審査をして判断するという仕組みになってるんですけど、
保証協会さんは広告さんとかよりも実績重視する傾向が強いかなとも思うし、
あと資金の使い道ですね。資金使徒というふうに言うんですけど、
これもしっかり見てくる傾向にあるかなというふうに思います。
なので、ただとにかくいっぱい欲しいっすみたいな感じの計画よりかはしっかりですね、
これとこれとこれに使いますと。これとこれこれをしっかりやってきたんで、
それをさらに成長させるための運転資金にとか設備資金にということで、
しっかりお金の使い道の説明ができるとよりいいのかなというふうに思いますね。
広告さんに出すときよりも、金額自体は場合によっては絞るというか、
より現実的な、ちゃんとリアルな数字で出すべきだし、用途というのもしっかり記載をして、