はい。
もうこの入門書というところで、そもそもファイナンスとは何かとか、ファイナンスで重要な3つの軸とか、そういった本当に基礎的なところについてもお話しいただいてるんですけど、せっかくなんでファイナンスって何ですか。
はい。これが本当に難しい。特に学術的な専門定義とか、実務的に定義とか、いろいろあったりするんで、シンプルに言うとというふうに、これは正直私が自分で考えましたね。
それはもう3つです。1つ目は調達。
調達。
実務でファイナンスをするって言ったら、基本調達するという意味合いで使われますね。
それが多いですよね。
そうですね。例えばちょっと次の調達をどうしようかっていう意味で、次のファイナンスをどうするか。
かばやしさんにご相談行くときに、ちょっと借り入れをどうしたいかっていうところのファイナンスを相談したいんですけど、調達する。
でも、もしかしたらファイナンスイコールも調達って意味になってるかもしれないぐらい。
企業家は特にそうかもしれないですね。
はい。これ1つ目ですね。ただ実は2つ目、この裏に投資があります。
投資、なるほど。
例えば、私銀行にいましたし、VCの人が喋ってますけど、銀行やVCがファイナンスするっていうときは、お金を出すって意味なんですよね。
確かに。プレイヤーが変わると変わってきますよね。
そうです。企業家がファイナンスをどうするかは調達をどうするかなんですけど、VCが、じゃあ今回ってファイナンスどうしましょうか。
優先株でいきましょうか。Jキースでいきましょうか。そういうときもファイナンスするっていうわけなんですね。
っていうことはこのときのファイナンスするっていうのは、VCからしたら投資をする、出資をするっていうそういう見解がありますので、
調達の裏側には投資をする。例えばですけど、VCがスタートアップにファイナンスをする、投資をするっていう意味です。
スタートアップから見たらお金を調達する。でもお金を調達して終わりじゃないですよね。
調達したお金を広告宣伝域なのか採用なのか何かしらに投資をしますよね。
なので調達と投資は実は表裏一体になっているということになりますね。
なのでファイナンスは調達だけじゃなくて投資も大事な概念になってくると。これ二つ目です。
三つ目が投資をして終わりじゃないですよね。当然投資をしたら回収する必要があります。
VCが出資をするのは事前事業のためじゃなくて、投資をした後にリターンを得るため。
っていうことは投資の裏側に分配が存在するわけですね。
なのでこのファイナンスっていうのは調達、投資、分配それぞれの包括的な意味を意味している。
抗議の意味では意味している。ただ実は協議な狭い意味では調達で使われることが多いんですけど
広くは投資や分配こういったものもろもろざっくり言うとファイナンス一言で片付けるという風に私は今回整理しました。
例えばVCさんも自身の運用するファンドに対してお金を集めてこなきゃいけない。資金調達をしなきゃいけない。
ファンドレイズってやつですね。
そのLP投資家からすれば投資だけど、VC側もある種調達してるってなりますね。
企業かスタートアップの方はVCからお金を間接的にまた調達します。
そうですね。
それを事業活動に投資するわけですね。
投資をします。
例えば広告宣伝費かもしれないし、仕入れかもしれないし、商品開発、エンジニア人権費かもしれないし。
さまざま成長のため、事業拡大のために投資をします。
まずここまでが調達投資ということですね。
そこから事業から得たキャッシュフロー。
当然その投資をしてしっぱなしじゃなくて、何か売り上げなりまたは利益なりで返ってこなきゃいけないですよね。
そして得たキャッシュフローをどうするのかっていったら、それを配当。
なかなか中小企業ではないかもしれないけど、配当をしたりとか。
あるいは株を売れる機会をVCに提供してエクジットして、いわゆる売却益、キャピタルゲインを得ていただいて。
これもある種の分配ってことですね。
そうですね。
こういった調達投資分配ということで、これはプレイヤーごとに種語が変わると意味合いが変わって。
そうなんですよね。
なので私も実際に本を書いた時にレビューをしてもらうんですね。
出す前に事前に読んでもらう。
その時にVCの人から、企業家スタートアップの人、銀行員の人、プライベートEQTファンドの人、
さらには資産運用会社で働いている人、ベンチャーデッドで働いている人とか、公認会計士とか。
もろもろいろんな人からフィードバックをもらったんですけど、業界によって微妙にニュアンスが違うんですよ。
分かります。
そこがやっぱりちょっと難しさを感じましたね。
種語が変わると同じ調達。
そしてファイナンスでも意味が変わりますからね。
分配でもやることが変わってくる。
そうですね。
もう一つファイナンスで重要な考え方というところで、選択の軸、時間の軸、評価の軸ということで3つ挙げてもらっていると思うんですけども、
これらもちょっと大事なところかなと思うのでぜひ教えていただけますか。
そうですね。さっきのがファイナンスの定義的な話なんですけども、その上でファイナンスの考える時間の、
ファイナンスの考える軸というものがありまして、一つ目選択のリスクとリターンですね。
よく言われるハイリスク、ハイリターン、ローリスク、ローリターンと言いますね。
これは高いリスクを取るから高いリターンを期待できるんですけど、以前ですね、芸人の江頭さんが言ってましたけど、
自分で彼がハイリスク、ノーリターンって言ってたんですよ。
これ意味ないじゃないですか。リスク高いのにノーリターン。これはファイナンス的にダメですよね。
ダメですね。
だからハイリスクっていうことは高いリターンを得る必要があるっていう関係になってるし、逆に言うとローリスク、ローリターンっていうことは
リスクがないところにはリターンが少なくなってしまう。
例えば今のいる企業は安定してて、すごい安定的になってるんですけど、ある意味キャリアが見えてしまって、
リターンもわかりやすく見えてしまってると。
でももしここで例えば転職をするとか、企業をしたらリスクは高い。
けれどもその見返りとして、こんな機会もあるかもしれない。こんなリターンも得れるかもしれない。
これハイリスク、ハイリターンになってますねと。
ただリスク取ったけど、いきなりホームレスになっちゃうとこれハイリスクノーリターンなんで、そういうリスク取る必要ないですよね。
これはちゃんと考えるっていうのがファイナンス、これは調達も投資もどっちもそうです。
そうですね。
振り子をイメージするとわかりやすいですよね。
真ん中に線を引いて紐のついた玉をブラーンとしたときに大きく振れる。
これはハイリスク、ハイリターンの状態で。
小さい幅で揺れてるのがこれがローリスク、ローリターンっていうイメージかなと思うんですけど。
なので私はよく恋愛に例えるんですけど、例えば異性がお互い気になってるっていうときに、友達としては仲良いですと。
このまま何も告白しなかったら、これローリスクですよね。
でもリターンも何も関係性ずっと変わらないみたいなもどかしい少女漫画みたいになっちゃいますと。
ここでリスクを取って告白したら、もしかしたら付き合うっていうちょっと一歩先の関係性になるかもしれないけど、
もし振られてしまったら今までの仲の良かった友達関係さえも崩れてしまうっていう。
これはハイリスク、ハイリターンですね。
大昔過ぎて僕はあまり思い出せないですけど。
私もそうですよ。
甘酸っぱい感じにもハイリスク、ハイリターンがリスクとリターンっていうね。
この考え方はキャリアとか恋愛とは当てはまるっていうことですね。
続いて時間の軸ですね。
そうですね。これファイナンス特有っていうか特徴なんですけど、ファイナンスは未来を扱うんですよね。
なるほど。
なんでリスクがあるんですかっていうと、未来がどうなるかわからないからっていうところにありますと。
結局お金の調達っていうのは、現在手前でお金をもらえる代わりに将来より大きなお金を返す必要がある。
これ住宅ローン、自動車ローンとかも手前で借りるけど将来返す必要がありますよね。
例えばスタートアップ企業がすごいリスク高いしどうなるかわからないお金を調達できるのは、それは将来の前借りなんで、将来にちゃんとリターン返す必要がある。
例えばワンピース漫画がありますね。
ルフィが刑務所にいるときにだいぶ体力をやられたんですけど、ホルホルの実っていうのがあって、それを注射打つと元気になるけど10年分寿命縮みますと。
そういうシーンがあったんですよね。
これは未来の前借り。今元気になるけどその分10年間寿命縮んじゃいますよ。
そういう結局ファイナンスって投資にしろ調達にしろ現在と未来の交換なんですよね。
そういうことですね。
ハイリスクハイリターンっていうのはそれの不確性が高い。
ローリスクローリターンはその未来の不確性が低い。
それの反映してるという状態ですね。
なるほどですね。
ある種時間を買う行為とも言えますよね。
そうですね。時間を買う行為です、まさに。
例えば1ヶ月1000円のお小遣いをもらってる学生がいたとして、何とか100万円貯めたい話になったときに、
じゃあ何ヶ月貯めんねんって話になるわけですけど、そこを親に頼み込んでプレゼンテーションして、
100万円をもし借りることができたら、その100万円の大事業に着手できます。
そうですね。
これが現実的にどうかを置いておかねを買う行為になるっていうのは。
そうですね。多分おそらく多くの社会人が思うことであろうのが、
学生時代アルバイトしてる人多いと思うんですよ、した人。私もたくさんしました。
今思うとちょっともったいなかったなと思いますね。
なんでかというと学生の時間は貴重じゃないですか。
私が今20年前の自分にお金貸せるなら100万ポンって貸しますよ。
なるほど。
バイトで学ぶこと多いけど、ある一定を超えて単に労働の対価となるなら、
今100万円別に投資した方がいいと。
それは社会人になったら100万円は確かに大きなお金ですけど、
まあ稼げるっちゃ稼げるお金。
でも学生で100万円貯めるのめちゃめちゃ大変じゃないですか。
っていうそういう未来と現在の。
僕も出しますね。
出しますよね、20年前の自分に。
公認会計士でも取れって聞いていると思いますね。
そうですよね。それは時間の投資でもありますし。
時間軸というところですね。
これファイナンスの大事な考え方です。
そして評価の軸3つ目ですね。
そうですね。
いわゆる通常スタートアップとか企業は会計的な視点では利益を大事にしますよね。
利益が黒字か赤字かとても大事な判断。
ファイナンスでも大事なんですけど、
ファイナンスはよりキャッシュフロー、キャッシュを重視する。
会計は利益ですね。
ファイナンスはキャッシュを重視する。
ここに大きな違いがありますね。
なるほど。
利益とキャッシュ、何が違うねんっていうふうに思う人もいるかもしれない。
そうですね。
具体例で言うと、
例えばサブスクやってる会社あるじゃないですか。
ネットフリックスとか何でもいいですと。
あれは月会費1,500円とか2,000円のプランあるんですけど、
年間プランにすると2割引きとかになったりしますよね。
これはネットフリックスからすると、
年間プランにしとけば確かにもらうお金は少ないですけど、
いきなり手前でキャッシュがドーンと1年分もらえるっていうメリットがあります。
ただこのお金っていうのは会計上は前受け金になるんで、
売上形状して利益形状されない。
そういうことですね。
でもキャッシュフローは手前でもらえるという状況になるんで、
利益にならないけどキャッシュは手前でもらえますねと。
スタートアップにとっては手前でキャッシュもらうってすごい大事になってくる。
なので利益だけ見てたらわからなくて、
ファイナンスはキャッシュフローの動きをとても大事にする。
それによって判断値変わるじゃないですか。
そうですね。
今あったら今広告宣伝を踏んでまたユーザーを増やせるかもしれないしとかっていう、
先ほどの現在と未来の話にもつながってくると思うんですよね。
そうですね。
今赤字だとしても将来もっと今顧客を増やした結果、
もっと将来大きなキャッシュフローを得れるならば、
今の利益は犠牲にしても将来キャッシュフローを大きくしたほうがいいですよね。
例えばマネーフォワードさんとかフリーさんは創業以来10何年間ずっと赤字なんですけど、
売り上げは伸び続けている。
これは利益じゃなくてキャッシュフロー、将来もキャッシュフローを重視しています。
だからそういうことを取るんですという。
そこはファイナンス的な考え方になってきますね。
それで株価も上がってきているわけですから、
実際に見るとリスクとリターンが見合うというふうに見ているってことですよね。
ということですね。
面白いですね。
ファイナンスはいろいろあるんですけど、この3つですね。
リスクとリターン、現在と未来、利益とキャッシュ。
この視点を持っておけばファイナンスってこういうことなんだっていうのが分かりやすくなりますね。
ありがとうございます。
そういったところを踏まえて、さまざまな会計は過去、ファイナンスは未来を扱うみたいなお話ですとか。
財務産票の基本というところで、PL、BS、CSというところについても触れていたりしますというところで2章に入るわけですね。
はい。
ファイナンスの基本用語ということで、ここでは結構具体的な用語の説明とかっていうのをしていただいてますね。
はい、そうですね。いわゆるエクイティとデッドと言われるもので、
私は2006年に社会人になったんですけど、部署としては投資銀行というような部署にいて、
証券家とか不良債券投資やってたんですけど、当初から、2006年からみんなエクイティ、デッドって言ってたんですよ。
なのですごい馴染みがあったんですよね。
ただ同期が別の普通の従来の伝統的な融資の部署に行ったときに、エクイティという言葉は通じなかったんですよ。
なるほど。
なのでやっぱり従来の銀行業務じゃあまり出てこない概念ですね、エクイティって。
だって融資ですから、普段銀行のメインは。
で、これよくあるあるですけど、デッドファイナンスですね。
なんですけど、よくSNSとかでデッドっていう、死ぬっていう意味のデッドっていう言葉をちょっと言い間違えてしまう、聞き間違えてしまう。
これは仕方がないと私は思うんですけど、金融機関出身の人でも多分間違っちゃったりしてるケースがあると。
これは別にそれが悪いって意味じゃなくて、そんなに銀行でも使ってる表現ではないっていうのがここから分かるってことですね。
そういったファイナンスの基本要望について、例えば企業価値と時価総額とは違うのとか。
そうですね。
さまざまな論点について分かっていて。
これでもすごく図が多くて分かりやすくなっているので、興味ある方はぜひ読んでいただきたいなというところから、パート3ですね。
いよいよここからスタートアップに入ってきますね。
そうですね。パート1、パート2は伝統的なコーポリットファイナンスの話をした上で、ここからパート3ですね。
ちょっと経路変わって、なぜ今スタートアップなのかというところのスタートアップが注目している背景や、スタートアップの関係プレイヤーの特徴。
そういったことをご説明しているのがこちらになりますね。
なるほど。ありがとうございます。
そしてパート4というところで、スタートアップのファイナンス関連要望ということで、先ほど2章のところだね。
コーポリットファイナンス全体の要望について説明いただいてたんですけど、
スタートアップ特有の要望について話をしているのが4章。
パート4ということになるんですけど、特有の要望って例えばどういったものがありますか。
そうですね。私最初本当に分からなかったのが、デックとか分からなかったですね。
ピッチデック。
いわゆるピッチデックのこと。ピッチとかデックって言ったりするときに、一瞬本当に分からなくて、プレゼン資料のことねみたいな。
そうですね。ピッチ資料、ピッチデック。
ピッチはしてたんですけど、デックって本当に分からなかったですよ。
プレゼン資料とどう違うんですかね。
基本一緒だと思いますけど、シリコンバレーから来た言葉でピッチデックっていう。
あとはプロダクトマーケットフィットのPMFとか、トラクション。
結構僕トラクションとかもふわっとみんな使ってるけど、本当の定義何なんだろうかっていうのは結構思ってたりしましたね。
MVPとかね。
MVPとかですね。
これなんか日本シリーズじゃねえのかよ。
ありましたね。
タムサムソムとかね。韓国の人の名前かと思いましたね。
そうですね。バリエーションもプレとかポストとかあったりして、何なんだろうかみたいな感じは、
私も正直最初ネットで調べて、ネットで調べた用語を実務で使ったらちょっと違うんじゃないみたいな言われたりして、
ああそうなんですかみたいな、そういう恥をかきながらですね。
そういった手こずったのを全部、このですね、パート3で私が失敗したり恥かいた経験を全部ぶつけてきました。
ぶつけていただいてますね。
それからコラムっていうところでは、よく使われている語用ですね。
Buyoutとかね、Dead Financeとか、Cashout。
Cashoutは結構よく言いますね。
Cashoutってお金がなくなるっていう意味のCashoutってことですかね?資金ショートって意味ですか?
資金ショートのことをCashoutっていう人もいますし、
Cashが単純に出ていくっていうふうに使う、両方混じってる感じがします。
そうですよね。だから私、Cashoutって言えばお金出ていくイメージなんですけど、
もうすぐCashoutしそうっていう文脈使うときは、お金がショートする、資金がなくなるって意味。
バーンアウトってことですね。
バーンアウトっていう意味だと思うんですけど、ちょっとその辺が、用語の意味は変わるんで時代によって。
ですけど、スタートアップだとCashoutしそうっていうのは結構お金がそろそろヤバいっていう意味でも、
使われる傾向にあるかなと思いますね。
Buyoutも最近M&Aが盛んにロールアップとかっていうのができているので、
企業家の中でも言葉として出てくるんですけど、
BuyoutするっていうとM&Aでエクジットしたみたいな感じで使われてるんですね。
会社を、スタートアップ側、企業家側が会社を売ることっていうのをBuyoutした、
Buyout経験があるっていう表現を、もう10年くらい前から言われていますと。
ただ、Buyoutは本来企業が買収すること、プライベートエクイティファンドが企業を買収することなんで、
企業家から見たらBuyoutされた自動体っていう意味なんですけど、
さっきあったファイナンスするっていうのも、ファイナンスするは投資をするっていう意味があれば、
調達するみたいな両方の意味があるんで、そのように使われたんでは。
あと、以前ちょうどXで最近、磯崎さんが喋ってたのが、
企業のファイナンスにBuyoutされたスタートアップっていう表現があるらしいんですよね。
その時に受け身、自動体か能動体かって意味全然違うんですか。
BuyoutをするBuyoutをされた。
そこがちょっとBuyoutっていうのがM&Aっていう意味とほぼ同義になってしまって、
普及したんじゃないかっていう説がありましたね。
ご自身で自解をされてたんですかね。
何かそのきっかけを作っちゃったみたいなこと。
自解まで言ってないですけど。
磯崎さんが間違ってるわけじゃないですかね。
磯崎さんは正しく使ってますよ。
だから多分最近、昔って企業家の経歴に2社Buyout済みとかってあったりとかされてたんですけど、
最近それがM&Aっていう表現に変わって。
M&Aエグジットとかね。
M&Aエグジット経験とかに変わってきて、
これも言葉の用語の意味は時代によって変わるんでいいんですけど、
何が困るかって他の業界から来た人が、
スタートアップで会社を売ることをBuyoutって言う時に、
特にプライベートQTファンド出身者とかは、
え?みたいな感じで。
それって会社を売るって意味ですか?みたいな戸惑いがあるんで。
そうですね。
そこだから、そういう意味もありますよっていうのを理解しておくことは結構大切かなと思いますね。
そうですね。
その投資銀行ご出身の方とかもプロとしてやってた教授がいますからね。
そうですね。
こっちが正しいだろうみたいな。
そうですね。
なので、そこら辺は仲良くやろうよと。
そうですね。
本当にそういった交差点でもあったりはするんで、
ちょっと業界によって意味が違うっていう難しさが同じ金融でもありますね。
なるほど。
初学者からコーポレートファイナンスの架け橋でもあり、
コーポレートファイナンスからスタートアップファイナンスへの架け橋でもある。
そうですね。
場合によっては多業界からスタートアップへの架け橋にもなる入門商かもしれないっていう。
そうですね。
それは本当に多くの方にレビューいただきましたし、
いい意味で私と若林さんも協調者の中でバックグラウンドが違うじゃないですか。
だからその辺の擦り合わせがうまくできたのはすごい良かったなと思いましたね。
そんな願いも込めつつ、60分でわかるファイナンス超入門の中身について、
村上さんに解説していただいております。
ということで、最後ですね。
エクイティファイナンスとデッドファイナンスっていう章が後半に残っていて、
結構ここは具体の話とかをしているというところなんで、