2025-04-15 13:04

堆肥の話 鶏糞

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サマリー

堆肥を用いた土壌改良の重要性とその目的について深く掘り下げられます。特に、化学性、物理性、微生物性の改善が農業の成果にどのように寄与するかが議論されます。このエピソードでは、堆肥の使用方法や計粉の特性について詳しく説明されています。堆肥の投入時期や微生物との関係性が特に強調されています。

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おはようございます。このチャンネルは農業の困りごとを解決する井澤商店井澤が、水稲栽培に特化した情報をお届けするチャンネルです。
今日も質問をいただきましたので、それに回答していきたいと思います。楽しみに聞いてください。
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ということで、いただいたご質問なんですが、ありがとうございました。楽しく拝聴させていただいてます。
他に、経粉を入れるときどれぐらいの量を入れたら良いでしょうか?今までは肥料しか入れていなかった補助です。
今年も米価が高いと思われるので、きっちり堆肥を入れたいと思っております。
というようなご質問をいただきました。ありがとうございました。
これね、ちょっと話が長くなってしまうかもしれません。経粉を入れればそれでいいかっていうと、そういうわけではなく、
特にこの方ね、肥料しか入れていなかったので堆肥を入れたいということで、経粉というふうに思われてますので、
ちょっとこの堆肥の考え方についてお話をしていきたいと思います。
堆肥の目的と種類
まず、堆肥を入れる目的なんですけど、これ何種類かあります。
土造りのために堆肥を入れるんですけど、その土造りには、いわゆる化学性っていうね、
例えばカリ分が少ない土とか、K3分が少ない土とか、石灰分が少ない土とか、
この植物にとって必要な養分が、そもそも土の中に少ない場合ですね。
いわゆる肥料、化学肥料とか言われるものは、基本的には窒素とリン酸とカリの3つしか入っていないので、
それしか入れてない場合はね、それ以外の植物に必要な成分っていうのは、
土の中にある養分を使うことになります。
その土の中の養分で、植物が必要な石灰であったりとか、K3であったりとか、鉄分であったりとか、駆動分であったりとか、
そういう養分を化学性っていうふうに言います。
化学性のバランスが悪い土に対して、化学性を良くしようという目的で入れる堆肥っていうのが、まず一つあります。
土づくりっていうのは、化学性を良くするという目的で土づくりを見直すっていう場合があります。
もう一つは、物理性を良くするっていう目的で土づくりを考える場合がありました。
物理性を良くするために土地づくり、土壌改良をするっていうのはどういうことかというと、
もうざっくり簡単にイメージしていただくと、コンクリートのようなカチカチの土で植物を育てるのと、
隙間がしっかりある、根っこは隙間を塗って張っていきますから、根っこが張れる隙間がしっかりと土の中に確保できているような、
いわゆるふかふかの土っていう言い方をよく一般的にはしますけど、
そういう土とどちらがいいのかというと、当然そのカチカチのコンクリートみたいな硬い土よりも、隙間がしっかりとある土の方がいいわけですよね。
ずっと石灰と化成肥料だけを使っていると、だんだん土ってカチカチになってくるんです。
ですから、そのカチカチになっている状態を再度隙間のあるふかとふかの土に変えていくために土壌改良をする。
これが土づくりですね。土づくりをする。これが物理性の改善という形になります。
微生物の役割と必要性
科学性の改善か、物理性の改善か、あともう一つは微生物性の改善というふうに言っています。
実は植物の根っこの周りというのは、無数に微生物が活躍をしています。
根っこのないところの土の中にいる微生物の活躍量よりも、根っこの周辺の微生物の活躍量というのはすごく多いんですね。
でもやっぱり微生物は生き物ですから、餌がないとだんだん減っていってしまうんですね。
その土の中にちゃんと餌があって、かつ人間もそうですけど、快適な環境ほどどんどん繁殖していくので、
餌と快適な環境があるような土であれば微生物の多様化という、微生物の多様化という言い方をしますけど、
いろんな微生物が活発に動いている状態、こういう土が微生物性がいい土というふうに言われているんですけど、
そうなっていない場合、これも先ほど言いましたけど、化学肥料と石灰ばっかり使っていると、
だんだんその土の中の餌がなくなってきて、微生物がだんだん減ってきて、そのうちあまり微生物のいない土になってしまうと、
根っこの周辺で微生物があまり動かなくなるとなると、その土の中の、先ほど言ったような植物に必要な養分を吸える形に変えてくれているのが微生物なので、
微生物が少ないということは、その土の中にもともと含まれる肥料では供給されない養分というのを植物が吸うことがだんだんできなくなってきてしまうんですね。
ですから、その土造りというのを物理性の面で見るのか、微生物性の面で見るのか、化学性の面で見るのかということで、土造りの土壌改良というのを考えていきます。
化学性と物理性の改善
その上で、化学性の改善に関しては、堆肥でももちろんある程度考慮はするんですけれども、どちらかというと、
袋に入った肥料と言われる土壌改良剤と言われる肥料で、そういう微量要素系の植物が育つのに必要な養分、シストリン酸カリー以外の養分を入れていく。
これが土造り資材と言われる袋に入ったものになります。
以前の音声でも、土造りのところでお話をさせていただいたんですけど、当社でしたら、スーパーニューゴールドライトとか、エフブリーンとか、
そういうふうな、いわゆる昔軽軽って言ってたような商品を入れる。それが化学性の改良につながる土造りになります。
今回ご質問いただいた系粉とか、堆肥っていうものは、これは微生物の餌であったりとか、物理的に土を改善するっていう目的で入れる堆肥っていうものを使って改善していきます。
これが物理性と微生物性の改善になります。
今回ご質問いただいた系粉っていうのは微生物の餌になるのかっていうと、どちらかというと化学性のものを入れているイメージがちょっと強いです。
これはね、いろんな意見があると思います。
私は、系粉っていうのは石灰が多くなったりとか、窒素分、すぐ効く窒素分が入ってたりとかっていうところで、どちらかというと化学性を改良するのに適した堆肥と言いますかね、有機物かなというふうに思っています。
水性を改善するっていうのは、隙間を作るっていう目的であったりとか、補水性を良くするっていう目的であったりとかして入れるんですけど、
そういう場合は、いわゆる牛糞堆肥とか言われるものとか馬糞堆肥って言われるもの、そういうものを入れる方が物理性の改善にはつながります。
微生物の餌となるものを入れることで微生物の繁殖を促して、微生物の多様な微生物がいる土を作るっていう意味では、これも堆肥、牛糞堆肥とか馬糞堆肥とかでもいいんですけど、
海藻の粉末であったりとか、いわゆる植物系の堆肥っていうものですかね、の方がどちらかというと微生物の餌になるのかなというふうに考えています。
堆肥の使用と計粉の特性
商品として販売ももちろんされてるんですけども、ちゃんとどの目的で土作りをしたいのかっていうことをまず大前提に、じゃあどんな堆肥を入れるといいのかっていうふうな形で考えていただくのが一番ベストかなというふうに思っています。
経粉を入れることが悪いっていうわけではないです。もちろん米ぬかを入れられる方もいらっしゃいますし、牛糞とか馬糞とか入れられる方もいらっしゃるので、全然どれを入れてもいいんですけど、経粉を入れたら何が変わるのかっていうと、
これは正直、あまり違いが感じられないんじゃないかなと。どれくらい入れたらいいですかっていうご質問なので、安全な量をお伝えしたら、その量を入れてもあまり違いを感じられないんじゃないかなというふうに思います。
経粉を入れる場合ですね。一応伊沢商店として私としては推奨は、タンあたり入れても300キロまでぐらいですね。だいたい経粉って15キロよりで袋で売っているので、300キロっていうと1タンあたり20袋ですね。
で、これをできれば3月中には入れておいてほしいなというふうに思います。っていうのが直前に入れると、結構このまだあの堆肥っていうのは、いわゆる完全に分解されているものではなくて、半分分解されて半分まだ生が残っているっていう状態をイメージしていただくといいんですけど、それがその水田環境、水の中に入るとどういうんですかね、腐ってくると言いますか、
半分腐った野菜をコップに水入れてその中に入れておくと、臭いにおいがしてきたりとかね、どろっとしてきたりとか、あんまりいい感じじゃないじゃないですか。ああいう状態を土の中で作ってしまうので、できればしっかりと土の中で土に馴染むとか言い方しますけど、
土の中にいる微生物の餌となって、微生物が活発に動いて、その微生物がそれを餌とすることによって、残りの半分の未熟部分がしっかりと分解されると。
土の養分に変わった状態で植えていくっていうのがいいので、入れる時期としては、こういう生に近いものほど、3月中には入れておいて、4月、5月の間を置いて、5月の下旬から6月に対応するっていうね、そういう入れる時期っていうのが気をつけていただくといいのかなというふうに思います。
で、計粉は窒素成分で6%ぐらいありますので、それなりにたくさん入れると、それが肥料として効いてしまうので、化学肥料を入れる量を少し減らしたりとかね、いうことも特に倒れやすい品種の場合は、そういう対策も必要になってきます。
ちょっとね、これは非常に難しい話と言いますか、しっかりと知識を持って投入される場合はいいんですけど、いいと聞いたからとりあえず入れてみるかみたいな感じで入れてしまうと、品種によっては味を落としたりとか、豆腐化したりとかっていうようなマイナスになることもありますので、
とりあえず計粉を入れればいいよう米が取れるっていうふうに思って入れるのだけはちょっと控えていただくといいんじゃないかなというふうに思います。ちょっとね、後味の悪い終わり方になっちゃいましたけど、今日は以上になります。
最後にもう一つだけお知らせです。水道栽培で米作りを見直したい、もっと収量を増やしたいと考えている方へ向けてお得な情報を概要欄の公式LINEで不定期発信しておりますので、興味のある方は概要欄の公式LINEから追加してみてください。水道栽培のヒントが満載なので、ぜひ友達追加して受け取ってみてください。
最後までお聞きいただきありがとうございました。今日の内容が参考になったよとかよかったよという方は、ぜひ下のハートマークをタッチしていいねを押してください。またお友達の農家さんにもお勧めしていただけると嬉しいです。それでは次回も具体的で実践的な内容をお届けしていきますので、ぜひ楽しみにしていてください。
伊沢商店伊沢でした。
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