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こんにちは、薬剤師ももです。
菊岳ヘルスケアで心と体が整う暮らし、薬嫌いな薬剤師のひとりごと、聞いてくださりありがとうございます。
この放送は、薬に頼らず健康で美しくありたいあなたにメッセージをお届けしています。
移動中や家事しながらなど、ながら劇で結構ですので、今日も最後までお付き合いくださると嬉しいです。
ぜひフォローして菊岳ヘルスケアで一緒に自分メンテナンスしていきましょう。
今度、妊活の講座をするんですね、私が。
その講座を作っているんですけど、それを作っててちょっと思うことがあったので、
ラジオの方でお話ししようと思います。
題して、医者がなんとかしてくれると思う日本人ということで、
今日のテーマを言ってみたいと思います。
突然ですが、クイズです。
不妊治療の件数が世界一多いのはどこでしょう?
1.日本 2.アメリカ 3.中国
いいですか?正解は1番の日本です。
日本はですね、対外受精の件数は世界一なんですね。
だけど、1回あたりの出産率というのは欧米より低いんですよ。
それが治療を受けても妊娠に結びつきにくいということを表してるんですね。
だからたくさん治療しているのに赤ちゃんに会えないという悲しいカップルがたくさんいるという現実があります。
じゃあそれはなんでなのかということで、理由を4つほどあるんですけど、
1つ目が治療の開始が遅いんですよ。
日本の不妊治療を始める開始年齢というのが大体平均36歳前後なんですね。
欧米では30から32歳ぐらいが中心なんですよ。
こういう不妊治療で対外受精ができるようになったけど、卵子の質というのは年齢とともに低下するんですよ。
それは治療でもどうしても変えられない現実なんですね。
その卵子の質というのが成功、対外受精とか妊活不妊治療の成功率に直結するんですよ。
だから卵子は年齢とともにどうしても老化するので、同じ治療をしても成功率に大きな差が出るんですね。
だから早く始めたほうがいいということです。
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それは対外受精を早く始めるということじゃなくて、
自分が妊娠するにあたって何かどこかに体の中に問題がないかというブライダルチェックを早くやってしまうということですね。
それが大事なことになります。
あとですね、その妊娠治療が日本が一番世界一だという理由の2つ目。
働き方と社会背景があります。
日本はですね、結構長時間労働で通院が結構難しいんですね。
妊娠治療の病院に通うことが難しい。
仕事と治療の両立が結構負担になります。
ただこれ思うのが、私も不妊治療してたのでわかるんですけど、
不妊治療ってめちゃくちゃお金かかるんですよね。
だから働いてお金をもらわないといけないのに、
通院とかその治療の方ですね、通院で仕事を抜けたりとか短時間にしたりだとか、
パートになったりとか、
やめないといけなかったりだとか、結構矛盾してるんですよね。
お金が必要なのに働けないみたいな。
不妊治療したことない方はご存知ないと思うんですけど、
結構人口受精とかの時はですね、急に呼ばれるんですね。
はい、じゃあ今から来てもらえますかとか。
あと2日後にじゃあやりましょうかとか。
卵子が成長してる具合をその場でドクターに見てもらって、
今日行けると思ったら今日やるって感じなんですよね。
そうなんですよ。結構厳しいんですよね。
急に呼ばれるんですよ。
行って、はいじゃあ次は2日後に来てくださいみたいな。
私病院まで1時間くらいかけて行ってたので、
めちゃくちゃ本当にしんどかったです。
そういう結構ね、仕事もして、
そういった通院とかもあって、
ハードルが結構高いなって思います。
日本が不妊治療が世界一多い理由の3つ目が情報不足ですね。
日本は性教育とか妊幼性教育が遅れてると言われてます。
妊幼性というのは妊娠するための力ですね。
性教育で赤ちゃんができたら困るから、
ちゃんと否妊しましょうねとか、
そういうことは教育としてされてると思うんですけど、
逆にじゃあできない人が妊娠するというか、
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妊娠できない体になってしまうという、
そういう教育が全然されてないなって思います。
やっぱりもっと早く始めればよかったという声が多いし、
不妊治療は特別なことという意識がすごい強いんですよね。
その年齢で卵子の質が低下するっていうのを知らなくて、
年齢を高齢になっても、高齢というか40代過ぎても、
不妊治療があるから妊娠できると思っている人が結構多くて、
知らないうちに妊娠のタイムリミットを迎えてしまった
みたいな方が少なくないんですよね。
最後、理由の4つ目。
医療依存で生活習慣を軽視している。
これが一番問題だなって自分が不妊治療してて思います。
欧米は不妊治療している患者さんにも
治療に加えて食事と運動とメンタルケアを重視します。
だけど日本の場合は治療が中心で生活習慣の改善というのは後回しにされるんですね。
病院に行っても、私も不妊治療の病院に通ってましたけど、
そういう食事習慣とか睡眠のこととかっていうのは
ほとんど言われなかったんですよね。
だから自分で調べてやっていたっていう感じなんですけど、
食生活はもちろん直結するし、睡眠不足も直結するし、ストレスもなんですけど、
こういったことを改善できていないと妊娠力を下げてしまうんですよね。
日本はやっぱり病院での治療に頼りすぎる傾向があるので、
生活習慣の見直しっていうのをしっかりしていきたいな、
してほしいなというふうに思いますね。
やっぱり自分がやってて思うのは、
不妊治療というか妊活で赤ちゃんに会うための成功の鍵というのは、
早めの行動と生活習慣の改善が大事だなというふうに思います。
治療だけじゃなくて、食事と睡眠と心のケア、
トータルで妊活をしていくことがすごい大事だなというふうに思いますね。
ちょっと長くなってしまいそうなので、
もうちょっと話したいことがあったんですが、
明日の放送に回します。
で、それによってタイトルも、
今日はやっぱり、
不妊治療が世界一多い国、日本っていうタイトルに変えようと思います。
ということで、
今日のお話はこれでおしまいです。
何が言いたかったかと言いますと、
日本はちょっと生活習慣を軽視しているなということで、
治療を、
病院での治療ということにちょっと頼りすぎるなっていうのが、
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すごい問題だなというふうに、
思っています。
はい。
そうそう、あと、
もう終わったんじゃないんかいって感じなんですけど、
あの、
不妊に悩んでいるカップルっていうのが、
実は日本では4つのカップルで、
不妊に悩んでいるカップルっていうのが、
実は日本では4.4組に1人いるんですよね。
これなんと割合にすると、
22.7%で、
4分の1ぐらいの方が悩んでいます。
で、10人に1人は、
対外受精で生まれた子どもなんですね、今って。
それだけ不妊治療が、
多いなっていうことを、
感じてもらって、
それだけでなくて、これが糖尿病とか、
心臓病とか、脳の病気とか、がんとか、
いろんなところで、
生活習慣の軽視っていうのが問題になって、
病気につながっているっていうことを、
知ってもらえたらなというふうに思います。
はい。これで本当に終わります。
ということで、今日のお話はこれでおしまいです。
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個人的にですね、
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マンツーマン食事プログラムというのを
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では、これを聞いてくださったあなたが、
今日も1日、心も体も元気で、
自分らしい1日を過ごせますように。
薬嫌いの薬剤師、ももでした。