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薬を使わず、心と体が整う暮らし。
みなさんこんにちは、薬嫌いな薬剤師ももです。
薬剤師といえばお薬のこと、というイメージを持たれる方が多いと思いますが、
私はできるだけみんなに薬を飲んでほしくないなぁと思っている、ちょっぴり変わった薬嫌いな薬剤師です。
もちろん必要な時はお薬に頼ってくださいね。
このチャンネルでは、薬剤師だからこそ伝えられる、薬を使わず心と体が整う暮らしをテーマに簡単にできるヘルスケアについてお話をしています。
インスタグラムの方では、頑張らなくても一生リバウンドしない、子供とママのためのやる気1%ダイエットについて発信をしておりますので、
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それでは今日のテーマ、いってみましょう。
今日は、未来が変わる血糖値対策についてお話をしていきたいと思います。
血糖値高かったらあかんよなぁっていうのは、多分分かっている人も多いと思うんですけど、
どうすればいいんだろうとかわからない、あとは血糖値が高くても症状がないので、
お腹が痛いとか、だるいとか症状があれば病院に行くけどっていう方もいらっしゃると思いますし、
血糖値が高いってすでに分かっている方だったら、病院に行くのがめんどくさいとか、
行ってもどうせ医者に怒られるんだろうとかいうふうに思うかもしれないんですが、
今日はそんな血糖値のお話と、どうしていったらいいかっていう対策について少しお話をしていきます。
まず突然ですが、クイズです。
今から4つの動物の名前を言うんですけど、血糖値が一番高いのはどの動物だと思いますか。
一つ目がジャガー、二つ目がナマケモノ、
三つ目がアザラシ、四つ目がミミズクです。
もう一回言いますね。
一つ目がジャガー、ナマケモノ、アザラシ、ミミズクです。
どの動物だと思いますか。
答えを言いますよ。いいですか。
正解はミミズクが一番血糖値が高い動物です。
その血糖値は304だと言われています。
私たちの血糖値は、空腹時、ご飯を食べていない時が110ぐらい。
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で、ご飯を食べた後の血糖値はだいたい180以下が通常だと言われています。
それでですね、先ほどクイズに出てきた動物の血糖値なんですけど、人間に近いのがアザラシの122とジャガーの155です。
ナマケモノは79なんですね。
ナマケモノはほとんど寝て過ごすので79ぐらいです。
このクイズからも分かるように、血糖とは体のエネルギー源なんですね。
ミミズクの血糖値が高いのは、飛ぶ時にいつでも飛べるように血糖値が高いというわけです。
飛ぶのって、めちゃめちゃエネルギーを使います。
反対に、ナマケモノはずっと寝ているので血糖値が低いというわけです。
糖が血糖に入ると 細胞に取り込まれていくんですけど、その時に化学反応が起きて、たった一つの糖でたくさんのエネルギーを作ることができます。
糖がエネルギーに変換される途中に、ゴミみたいな活性酸素が私たちの体の中で発生するんですけど、それが血管を傷つけます。
糖尿病になったら、三大合併症というのがありまして、
失明と足のエソと、あと、透析。
ちょっと怖いことを言いましたが、足のエソというのは、足が黒くなって、切ったりしなければいけない状態になるということなんですけど、
糖尿病になると、高血糖で神経の細胞が変わってしまったり、神経の細胞への栄養不足、そういったことで、まず、痺れとか痛みとか、そういった症状から始まります。
それで、次の失明なんですけど、これは目の網膜というところが傷つけられることで、失明につながるというわけですね。
それで、最後の透析が、腎臓の血管が痛めつけられることによって起こると言われています。
それで、一番最初に言った神経障害が、心臓の神経も傷つけるので、心臓の方にも影響が出ます。
糖尿病って、脳梗塞とか心筋梗塞にもつながっているんですね。
太っている人は、活性酸素が血管に取り込まれる時に、ゴミのような活性酸素が発生するというふうにお伝えしたんですけど、
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それがコレステロールの鼓舞を作っていって、その血管に鼓舞ができることによって、血管が詰まって、脳梗塞とか心筋梗塞につながります。
だから、糖尿病の人で太っている人は、痩せなさいとお医者さんから言われるんです。
そこまで怖いところまではいかなくても、お肌とも抗血糖は関係があるので、
抗血糖の人は、お肌のコラーゲン繊維のところに糖のゴミが絡みついて、ガチガチになって、弾力とか張りもなくなってきます。
お肌は目に見えてわかるんですけど、体の中の見えないところ、体全体で抗血糖の人はこれが起こっているので、
ちょっと怖いなということで、改善していきたいところになりますね。
それがですね、増えたと減らす仕組みも体の中にはもちろんあるんです。
それが、水蔵の中にあるβ細胞というんですけど、
それは、インスリンを出して糖を肝臓とか筋肉に取り込む作用があります。
夜中に食べたら良くないというふうに、よく言われますよね。
それは血糖値の面でもそうなんですけど、それがなぜかというとですね、
夜の10時頃になると、もうそのβ細胞というのは寝る時間なんです。
β細胞も寝る時間と働く時間があります。
で、10時ぐらいにちょっとお腹空いたからって言って、アイスとか何かスイーツを食べるってなったら、
β細胞は寝てるんですけど、頑張り屋さんなので起きます。
で、眠そうにしながら頑張ります。
で、インスリンを出します。
で、それが終わったらまた寝ます。
で、11時、その1時間後、またβ細胞寝てるところにラーメンとかを食べる。
そしたらまたβ細胞は起きます。
で、また眠そうにしますが、インスリンを出します。頑張ります。
っていう感じで、不節制で毎日こういう感じに夜にスイーツを食べたりラーメンを食べたりしていると、
β細胞は働いてくれるんですが、疲れて壊れてしまいます。
過労死です。
で、β細胞が過労死してしまうことによって、数が減ってしまう。
で、こうインスリンが出なくなるっていう感じになるんですね。
で、糖尿病を発症しているときには、なんと正常な人の半分にβ細胞が減ってしまいます。
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じゃあ、β細胞って人間の体の中にどれぐらいあるのかと言いますとですね、
粉にして換算すると、だいたい1gぐらいなんですね。ほんのちょっと。
ほんのちょっとが、私たちの体の中を支えているんです。
β細胞を大事にしたいと思いませんか。
で、そしたら疲れてしまったβ細胞というのは、回復できるのかというところなんですが、
回復できます。
で、β細胞を元気に保つためにどうしたらいいのかと言いますと、
β細胞の暮らしに合わせて食事をとることが大事です。
朝は8時半までに。
で、お昼は12時から1時ぐらいに。
夜は8時ぐらいまでにご飯を食べるといいです。
で、朝は糖に最もβ細胞が反応するので、インスリンが出やすい時間と言われています。
で、反対に、夜はインスリンが出にくい状態です。
で、β細胞というのは、時間の間隔を覚えることができるので、
3食を規則正しくきちんと食べると、
時計遺伝子と言うんですけど、それで決まった時間にインスリンが出やすくなります。
ただですね、それはわかるけど、できないという人もいると思うんです。
私も仕事が1時半とか2時ぐらいまであるので、12時から1時にご飯を食べるっていうのは難しいですね、お昼に。
で、そんな方のために、じゃあまず何をしたらいいのかと言いますとですね、
寝る前にどっか食いをしないということが大切になってきます。
夜まで働いて帰ってきたら、めっちゃお腹空いてるから、ブワーって食べちゃうと思うんですけど、
それをしない、それをしてしまうとすごくβ細胞に負担がかかってしまうので、
できるなら夕方とかに何かおにぎりとかを食べてもらって、
夜は野菜とかおかずを中心に食べられるといいと思います。
あとできる対策としては、座りっぱなしを避けるとか、
30分に1回は立って歩くようにするとか、そういったことを心がけられるといいと思います。
もうね、夜中とか夜に食べたくなったら、自分に聞いてみてください。
β細胞を過労死させてもいいんですか?それでも本当に食べたいですか?というふうに聞いてみてください。
ちなみに日本人は、インスリンが出にくい体質の人が多いというふうに言われています。
今日のお話を聞いて、ちょっとでも血糖値に関心を持ってもらって、食事をしてもらえたらいいなと思います。
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今日のお話はこれでおしまいです。
今日もここまで聞いてくださり、本当にありがとうございました。
フォローして、キクダケヘルスケアで一緒に自分メンテナンスしていきましょう。
放送を聞いて、レターやコメントいただけると励みになりますので、ぜひお待ちしております。
それでは、これを聞いてくださったあなたが、今日も1日、心も体も元気で、自分らしい1日を過ごせますように。
薬嫌いな薬剤師、MOMOでした。