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AIで増える仕事、減る仕事―マネーフォワード竹田氏が明かす経営者自身の試行錯誤
2026-08-21 27:59

AIで増える仕事、減る仕事―マネーフォワード竹田氏が明かす経営者自身の試行錯誤

今回のゲストは、株式会社マネーフォワード 取締役執行役員 ビジネスセグメントCOOの竹田正信さん。前編に続く後編です。


今年4月、同社はデジタルワーカー市場14.1兆円を狙うと掲げました。ITツールの提供から、労働力そのものの提供へ―。


では、人件費の代替はどこから始まるのか。竹田さんが挙げたのは、すでにBPOとして外に出ている領域でした。定型化しやすく、予算枠もすでにある。だからプレイヤーが集まり、競争がAI化をさらに加速させていく。


マネーフォワード自身は、その領域にどう入っていくのか。まとまった見解はまだない、という率直な現在地が語られます。人手を抱えて業務を観察しながらAI化する道と、抱えない道と。


社内ではどうか。トップダウンで活用を推し進めた結果、定型業務では大幅な時間削減が生まれています。それでも、100人でやっていた作業が30人で回るようになる、といったことは起きていない。むしろ、AIで変えていくという仕事自体が新たに乗っかってきた、と竹田さんは包み隠さず語ります。


減る仕事と、増える仕事。その両方を、ご自身の手触りとともにお話いただきました。


プロダクト開発の職種定義をどう組み替えるか、組織全体をどう動かすかまで踏み込んでいます。


顧客に提供する側でも、自ら使う側でも、問われているのは同じ「AIで人件費をどう代替していくか」。自社ではどう向き合うか、考えたくなる回です。


【アジェンダ】

  • () デジタルワーカー市場14.1兆円―ITツールから労働力の提供へ
  • () AI-BPOに自ら乗り出すか―人手を抱える道と、抱えない道
  • () 社内のAI化をどのようにトップダウンで推進したのか
  • () 生産性は上がったのに、なぜ仕事は増えるのか
  • () マネーフォワードから採用のお知らせ


【ゲストプロフィール】

竹田 正信 / 株式会社マネーフォワード 取締役執行役員 ビジネスセグメントCOO

2001年インターネット広告代理店にて企画営業職に従事。2003年株式会社マクロミルに入社し、2008年取締役就任。同社の事業部門を主に管掌し、事業戦略、人事戦略、企業統合、新規事業開発を主導。2012年株式会社イオレに転じ、取締役経営企画室長に従事。2016年株式会社クラビス取締役・CFOを経て、2017年より、当社グループに参画。


【採用サイト】

https://hrmos.co/pages/moneyforward/jobs/2206939972919009398


※本エピソードは6月に収録した内容です

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サマリー

マネーフォワードの竹田氏は、ITツール提供から労働力提供へと進化するデジタルワーカー市場の可能性について語ります。人件費代替はBPO領域から進みやすく、定型業務のAI化は進むものの、非定型業務や暗黙知のAI化は難易度が高いと指摘。社内ではトップダウンでAI活用を推進し、生産性向上と同時に新たな仕事も生まれている現状を明かします。組織のAIネイティブ化には職種定義の見直しやリスキリングが必要であり、最終的には共通のビジョンとイメージを持つことが重要だと結論づけています。

デジタルワーカー市場と人件費代替の可能性
Product AI Talks。この番組は、ITスタートアップで事業作り、プロダクト作りに取り組まれている経営層の方をゲストにお招きし、
昨今のAI大統領も踏まえた、AI時代のプロダクト戦略を深掘りする番組です。
番組へのご意見・ご感想は、Xでハッシュタグ、PA Underbar Talksをつけてお寄せください。
本日は、株式会社マネーフォワード、取締役執行役員、ビジネスセグメントCOO、竹田正信さんとの後編です。
ソフトウェアを売る時代から、AIが仕事そのものを担う時代へ、今、14兆円とも言われているデジタルワーカー市場。
人の手で回してきた業務は、どこまでAIが代替できるのか。
後編のテーマは、人件費の代替と組織のAIネイティブ化です。
人件費代替はどこから進んでいくのか。AIと人をどう組み合わせて、どのように代替しにいくのか。
マネーフォワードが進めるPPOの取り組みからひも解きます。
最後に、ありたい姿から逆算する、マネーフォワード流AI時代の組織作りについても伺っています。
ホスターは、私、グロービスキャピタルパートナーズ、プリンシパルの工藤真由と、テクタッチ、CFO兼CPO、中田雅也さんでお届けします。
本日も株式会社マネーフォワード取締役執行役員、ビジネスセグメントCOOの竹田正信さんともにお届けします。竹田さんよろしくお願いいたします。
はい、よろしくお願いします。
前編ではヘッドレス化というテーマで、マネーフォワードさんのAI時代の戦略というところを深くお伺いしてきましたが、後半では人件費代替というところをどのように目指されているのかですとか、
社内のAIネイティブ化とそこに伴う組織変遷というところをどのように考えられているのか、みたいなテーマでお伺いしていきたいと思います。
まず1点目として、先日のマネーフォワードAIビジョン2026でも、デジタルワーカー市場14.1兆円を狙いに行きますというところが結構大々的に掲げられていたかとは思いまして、
そもそも大前提のおさらいとしてもあるんですけれど、マネーフォワードさんとしてAI時代のアプリケーションレイヤーが目立つ姿とか、その価値の出し方というのをどういうふうに捉えられていて、
そこからどういうふうに人件費のお話とかも導き出されたのかとか、そのあたりの背景のお考えから伺えたらなと思ったんですが、いかがでしょうか。
はい、ありがとうございます。今まで我々もやってきたのはツールの提供だと思うんですよね、ITツールの提供だと思うんですけど、
そういう意味で言うと労働力自体の提供みたいなふうに進化していくって捉えるべきだよねって思っていて、
なのでデジタルワーカー市場みたいな、そんなような言葉が飛び交ってるなみたいな感じになっています。
でも確かにそのデジタルツール市場みたいなのって、大体市場は3兆円弱みたいな感じで、人件費を代替するデジタルワーカー市場と呼びますけども、
その市場って5倍くらいある、14兆くらいあるみたいな、そういうふうに言われてますよね。
感覚的にも分かるなとは思ってまして、私たちやっぱりそのAIエージェントを通じて、
このいわゆるデジタルワーカー市場っていうところに価値提供していくっていうふうに定義をし直しているっていう、そんな感じかなと思ってます。
いやこれまさにいろんな、もともとSaaSを提供された会社さんも、新しいAIスタートアップの会社さんも、結構この人件費を置き換えに行きますって、
最近すごく皆さんが狙ってるところかなとは思っておりまして、ただそういう中でも実際問題、まだ害虫しているところとかだったら、
人件費を置き換えに行くってやりやすいのかな、例えばコールセンターとかって思いつつ、
社内の人間っていう形になってくると、それって特に日本だと難しそうだなと感じたりしてます。
マネーフォワードさんの領域だと、子会社さんにお願いしているところもあれば、外部に委託しているところもあれば、
会計領域、バックオフィス領域って、その中間に位置するようなところも多いのかなと思いつつ、
実際この人件費代替を目指していく上での理想と難しさみたいなところとか、
マネーフォワードさんの領域だと、こういうところがハードルになるかもしれない、こういうところが狙い目かもしれないみたいなところを、どんな感じで考えられてますか?
我々のバックオフィスの領域ですと、前編でもちょっとお話しましたけど、いわゆる領収書の仕分けとか、あるいは経費の申請だったりとか、
定型的なルーティン業務に関しては、AIに訴えたいって非常に進みやすいかなというふうには思ってます。
一方で、私が経験したいのは、M&Aの時の特殊な会計処理だったりとか、
社内の暗黙のルールに依存する非定型業務みたいな、
専門の人がやってるすごい技みたいなのが、すごく蓄積されているみたいなことってよくあると思うんですけど、
そういった領域をAIに任せるみたいな話になると、一気に難易度が上がるなと思ってまして、
そうするとやっぱり、どこまでAIに自動処理をさせて、
どこで人間が承認するのかみたいな、分担を明確にして整理していかないと、多分全然進まないみたいな話になると思うんですよね。
なので、人がAIを刺激するみたいな感じの構造もあれば、
逆にAIの中で人間がハーネスに繋がれているような状態で、
このAIのこの中で動きなさいみたいな風にするみたいな、そういう関係性もあるかもしれないですし、
やっぱり複雑に人とAIとっていうのを組み合わせながらやっていかないと、
Go-To-Marketっていうのはすごく難易度が高いんじゃないかなみたいな、そんな風に思っている感じですね。
AI-BPOへの参入戦略と組織のあり方
ちなみに一旦マネーフォワードさんの領域を離れて、多分武田さんもいろんなスタートアップ、いろんな事業会社さんの方同士で情報交換されているのかなと思った時に、
やっぱりこの人権貧大体、よくワードにも出てくるんじゃないかな、そういうのを目指している方とか、そういう戦略を取られている方の話とかも聞くのかなと思った時に、
実際ここってどこまで日本で進んでいくと思いますかとか、それが進んでいくためのこれを超えられると変わってきそうだなみたいなところとかって考えられていることがございますか?
そうですね、全体でいうとよく言われてますけど、カスタマーサポートだったりとか、あとセールスの特にそのインサイドセールスとか、
あとBDRって呼ばれているところとか、そういった領域に関しては代替されていくってのがあると思っています。
だから逆に言うと、すでにBPオフとして外注に出されている領域っていうのは、やっぱり永夜化していくっていうことは非常に進みやすいと思いますし、
それは2つ構造があって、やっている仕事が定期化しやすいからっていうのもあると思うんですけど、
同時にBPOで外注するというお財布がすでに決まっているって状況があるので、ビジネスとしてそのお財布からより高い価値を今よりも安い金額でできますよっていうビジネスが成り立つので、
従ってその領域にいろんなプレイヤーがやっぱり来るでしょうと思っていて、そこで競争が起きることによってより進むみたいな、そういう構造があるのかなと思うので、
今BPOに出ているところ、例えばホームっていわゆるリーガルの領域とかでも大企業でいろんな契約を結んでいる中で、契約書の契約業務の途中までのところをまるっとBPOを出してますとかがあったりすると思うんですよ。
BPOとしていろいろやられている領域というものは進めていく可能性はあって、そこは今のBPOって人手でやっているというのは非常にあると思うので、そこがよりAIが働いていてっていう状況にはどんどん変わっていくのかなと。
なのでここの部分は人件費代替みたいなことって非常にイメージしやすいし進んでいくのは間違いないんじゃないかなって感じはしています。
これオンシャーの場合ってAI BPOみたいなのって、もちろん人を抱えながらかつAIパワードにその人たちをしていくみたいなことをやられているって理解でまずあってますよね。
そうですね。いろいろなやり方を模索していますけれども、ざっくりおっしゃる通りそんな感じです。
なるほど。これなんかどういうやり方がいいのかなっていうのを聞いてみたくて、まずその業務自体をうまく、オンシャーだとめちゃくちゃ詳しいと思うんですけど、
理解するためにBPOを持ちながら、どっちかでソフトウェアを作るためにやってますみたいな会社さんもいれば、完全にそれをやってもっとプロダクトサイドに振って、
BPO業者の武器としてめちゃくちゃ拡貫していきますみたいなことを狙っている会社さんと、
あとはもっともう全然人でガンガンもう席持って、ただもうすさまじいAIパワードのチーム作って、業界最安ねみたいな感じで人を抱えながら勝負していきますみたいな会社さんもいると思っていて、
これってただシステム作ってる、例えば僕らもそうなんですけど会社からすると結構違うスポーツやってる感じもあるなと思って、
採用してリテンションしてずっと採用してみたいな、教育して教育してみたいなのって、システムってもっとレバレッジ機からやってるよねとかっていう集まりだったりもするとかあると思っていて、
使う筋肉違うなとか違うスポーツやってるなって感じはしたりするんですけど、オンシャーとしては最終的な方向性どっち目指してたりとか、
何か都度変わると思うんですけど、どんなこと考えられてBPOとかに攻めてるんですか?
おっしゃる通りでめちゃくちゃあれですね、これ多分当社でもまとまったその見解がビシッとありますかって言うとやっぱりそうじゃない気がするんですよ。
例えば中小中堅向けの企業、ここのアプローチは特にAIとかの文脈なくいわゆる経理業務を代行しているっていう会社さんがありまして、グループジョインしていただいて、そこにAIでいわゆるBPOの業務自体を横で観察していくことによってAI化していくみたいなことを並行して、
結果的にAIと専門スタッフを組み合わせて業務を丸ごと引き受けするっていう状況をより高めていこうみたいなそういう取り組みでやっていますって感じなんですね。
これをやっている一方で、やっぱり専門的な知識があって業務を受けてやっていらっしゃる方たちがすでにいますっていうところって、業務自体を観察できるんでAI化していくのってすごいヒントがあってできそうに見える一方で、
その業務をやっている人自体はAIをどう活用するって発想はないんですね。ただ業務を業務としてやっているって感じになるので、それを観察してその業務自体を客観的にリエンジニアリングして、そしてさらにAI化していくっていうこっちの専門の人間が相当優秀でガッツリ入ってないとなかなか進まないんですよ。
ってなると別のアプローチとしては、そもそも最初からBPOの人手がたくさんいる状態を抱えることなく、そういったことをやっていらっしゃるところを観察させていただくということができさえすれば早くないですかみたいなことも考えるわけですよね。
なるほど、もう違うやり方で一発目ができますみたいな。
で、提供先はそうするとBPOの会社さんに提供するってモデルになっていくようにも思いますし、あるいは大きな会社だったらそれ自体をその個社ごとに入れていくみたいなこともできると思うんですね。これがもし理想通り私が言った通り成立するとするならば、実際に何かその作業をAIと一緒にするセンターみたいなものは抱えていない状態で、どうもと的なものを提供するみたいな形になる。
うまくいけばこっちの方が理想だよねとかっていうふうには思うなとは思うんですけど、でも多分各社さん同じこと考えてこれができる業務知識の高い人かつその分類ができるみたいなことができて、かつそれをアーキテクチャ設計に落としてどうと思ってこういう人欲しい欲しいって思っていて、最近だとFDEみたいな言葉で採用指示も格強になってる気はしており、みんな同じこと考えてるからその人いないよみたいな、そんな世界でもあるかなみたいな、そんなふうに思ったりしてます。
社内AI化のトップダウン推進と組織変革
なるほど。まさに私たちも同じような悩みというか抱えていて、何かどこにいるんだろうみたいなことを考えたりするんですけど、やっぱり社内から持ってくるのが一番早いねと思いつつ、御社だとそれがバチッとできるような人たちって今何をやってる人が多いんですか?それとカスタマーサクセスとかなのか、何かプロダクトマネージャーなのか、何かどんな人だったりするものなんですか?
そうですね、今私が言ったようなことに一番近いことできているのはプロダクトマネージャーだったりとか、プロダクトサイドの事業企画戦略とかやってる方、あとはエンジニアの方でシフトレフトできる方ですね。マネフォードもそうですし、サース業界もそうだと思うんですけど、なんかちょっと10年前ってプロダクトマネージャーって職種あんまなかった気がするんですよね。
エンジニアの方とかEMの方とかそういう方がそういう役割になってますとか、そういう状況だったと思うんですけど、今エンジニア職ですっていう人の中にもそういう能力とかそれを持っている方っていらっしゃいますので、そういう人たちというのが今言ったのに適しているというか、同じことができる人じゃないかなと思います。
おだしょー なるほど。ありがとうございます。
おだしょー 経営層も含めて、社内全体でAI活用を推進していますっていうのがまずあります。我々のススメは一番最初は代表直下にAI推進の部隊を設置してですね、全社横串で取り組むっていうのが一番最初でしたね。
おだしょー やっぱりその時ってどの領域から何をしていくべきかみたいな整理と、あとやっぱり通常のルーティーンの業務をしている人たちの中で何か工夫しろっていうボトムアップでやろうとしてもなんかやっぱり出てこないと思いますし、出てきても限定的だというふうに思っていたので、やっぱり上からちょっと急激な感じだったりとかハレーションが起きる前提でこういうテーマでやろうとかやれみたいな、多分意見が必要だと思ったのでそういう取り組みをまずしましたと。
その結果、セールス部門でも今一般的になってると思いますけどAI議事録だったりとか、あとセールスフォースと自動連携させるみたいな、当社セールスフォースを使わせていただいてるんですけどね、そこでの自動連携でおそらく2万時間くらい削減できてるんじゃないかとかですね。
そういったことが実現できたのは、そういう勢いで箇所を決めて、このくらいまでできるかできないかじゃなくて、やろうみたいなふうにやったっていうのはあったかなと。もう一つはセントラルで手動した後で、やっぱりより具体になってきた時には現場のオペレーションを司っているところとか、あるいは現場の目標とアラインしたところでやるってやったほうがドライブしやすくなるので、途中でそのAI推進室の機能一部、事業部側のほうに権限の機能を持たせるみたいな工夫もしてですね。
フェーズによって推進力がより落ちたりしないようにとか上がるようにとか、そういうふうに工夫してここまで進めてきてるかなと。
エンジニアのほうも同じですね。カーサーとかを導入して高度生産量が36%向上みたいな感じで言ってたかな。そんな感じでやってますし、私もそんな状況なんで、クロードとかAIツールフルで使ってみたいなことは頑張ってやっております。
なるほど。ちなみにこのポッドキャストも結構ここらへんのテーマ議論になること多くて、やっぱりそういうふうにやっていこうとすると個々人の役割を再定義しに行かなきゃいけなかったりだとか、結構その組織自体も変えに行かなきゃいけなかったりするっていうのが特に無謀も与えた話とかになると出てくると思うんですけど、マネホンダさんでそういうのありましたっていうところと、言える範囲でもしそういうのがあったときにこんなふうに工夫したよとか、もしくはこういうのをやろうとしてるよみたいなことがあればぜひ伺ってみたいんですけどいかがですか。
そうですね、ありますね。やっぱり一番プロダクト開発チームのところかなと思ってまして、構成が結構根本から変わるよねと、なんかもうすでに変わってるよねみたいな感じもあったりとかして、極端に言うと今までってプロダクトマネージャーがいらっしゃって、デザイナーいらっしゃって、実装していくエンジニアがいてとかそういう分担と言いますかって形だったんですけど、そのプロダクトマネージャーがいわゆる昔だったらエンジニアの領域にパスしてたことがかなりできるようになっているっていう状況もありますし、
あとデザイナーの方に依頼をしてた部分っていうのももうちょっと近づいたところまでできるようになったりとか、その結果デザイナーがもっと上流のところからやれるようになってるとか、なんかそういう変化ってすごくあるので、今までの各職種の守備領域のまんまで固定してAIを活用しようって言ってもなんか全然ハマってなかったりとか、結果違うことになってたりとかバラバラになるなって感覚があります。
なので、多分プロダクトマネージャーがいてエンジニアが2人いてAIエージェントが5人いますみたいな、そういう風になる前提みたいな風にちょっと考え方を変えて、特にすると職種の定義みたいなものとかを変えるみたいな、なんかそういったことをやらないといけなくて、必然的にそうするとリスキリングみたいなことも必要になる人も出てくるねとか、あとそのスキルに対しての評価だったり、あるいはその採用基準のアップデートだったりとか、
そういったことを進めていかないと全然適合しないねということで、いろいろ工夫しているというのは今起きてますね。
AI活用による生産性向上と新たな仕事の創出
ちなみにこれ、米国の少し近しい業界の会社さんIntuitさんを見てると、JEN OSって社内のエンジニア向けのAI開発プラットフォームみたいに6年間投資したんですみたいな記事とかも拝見したりとかしてて、マネーフォワードさんとしてこういう自社内プロダクトとか自社内データ基盤みたいなものへの投資とかってなされてますか?
いや、そこまで自分たちで独自で何かをっていうのはやってないですね。ただ特定のLLMに頼っちゃうと良くないだろうと思ってるので、複数のLLMを併用利用していくとか、いい所取りっていうとあれですけども、そういう柔軟性は持ちたいと思ってるんですけど、自分たちでそういった開発プラットフォーム自体をスクラッチですごい作ってっていうのがそこまでかっていうと、Intuitさんとかの動きほどのことっていうのはできてないと思います。
ちなみに中根さんもこの辺りご自身も経営者としていろいろ変えられてるところとかあるのかなと思ったんですけど。
そうですね。組織のAI化のところは多分これで悩んでないっていう経営人がいたら逆に会ってみたいんですけど、多分いないはずで、個人でやるっていう分にはいくらでも尖れると思っていて、ただもっと尖れるんじゃないかなとかもたまに思ったりもする。
例えば僕だったらAIで使う前と後でどれくらい生産性が上がったのかなとふと考えるんですけど、10倍には間違えなくなってないし、5倍だけになってない気もしていて、1点何倍か2倍かそれぐらいかなとかって思ったりしていて、本当はもっとやらなきゃなっていう個人の話で、最近の経営人のAIのベースプラットフォームってありますか?っていうのは聞いてみたいっていうのは思って。
もっと現場で手動化してるわけじゃないんで、すごく生産性爆上げみたいな、僕もイーロンマスクみたいなことってないなと思っていて、なんかあるのかなっていうのをちょっとふと思ってたり、オーディエンスの人も多分気になってる。
2がもうちょっと難易度が高い話で、普通に僕の生産性が1.5倍でもなんでもいいんですけど、本来的にはもっともっと組織をAI化したいっていうのは常に思いとしてあって、ただできるやつはすげえしてるけどできないやつは全然できないみたいなのもこの格差が凄まじいなっていうのを感じていて、
なんかそれをちょっとトップダウンでっていう話もありましたけど、トップダウンでもなかなかできなかったりできたりとか、どの会社も試行錯誤してる中で、なんか魔法の図ではないもののどういうことをやると上手くいきやすいとか、なんかそこの方法論に近い、明日から使える系何か教えてもらえますか?僕にもみたいな、そんなのも一つ目か二つ目です。
めっちゃむずいっすね。いや私もいろいろやりました。やった方だと思うんですよ。そのXとかでいろんな方がこんなことやったって教えてるじゃないですか。いやだからすごい危機感も感じますし、やべえそう言っていかれちゃったらまずいなみたいな、なんかそんな感じもすごくあって、ただですね、これ私の特性なんですけど、なんか追い込まれてやんねとまずいなって思った瞬間に面白くなくてあんまり興味にならないんですよね。
だからそれやって、例えば何か複数人のAIエージェントを作って、私専用の参謀チームみたいなものを作ってみたいなことやってですね、例えばいわゆるKPIだったりとかの進捗だったりとかをもっと早いタイミングで理解するみたいなことができるようにして、アラートをちゃんと出せるようにするとか、あるいは結局大きくなってくるとちゃんと説明責任を果たすみたいなのはすごく実は大事になってくるんですよ。
そうすると、例えば私の上司は辻さんになるわけですけども、辻さんに現場のことをちゃんと辻さんの興味とか、あるいは社長としてご認識いただく必要があることとかに、ちゃんと要点整理してわかるように伝わるようにお伝えしなければいけないみたいな。
そうするとまず様々な情報がありますから、その情報をちゃんと網羅して拾い、かつ辻さんが今非常に注目している部分だったりとか、あるいは株主だったりとか、ステークホルダーの中で当社の課題として一番注目されていることだったりとか、そういったものを的確に整理した上でポイントをちゃんと揃えたレポーティングっていうのを定期的に出せるようにするっていうのは、これ実は非常にこれやろうとすると時間がかかってたことで、
これが一定80%でも自動化できるとすごく生産性が高まるし、影響効果もあるなと思いまして、そういったことをロジック組んで定期的にレポートがパーンと配信できるようにするだったりとか、そういったことはやりましたと。
ただ、竹田さんの領域のニューMRRが2倍になりましたねってなったかっていうと全然なってないみたいな感じですし、採用100人取るって言ってたけど30人で同じパフォーマンス出るようになりましたねってなってないみたいな感じですし、だから本当に包み隠さず言うと、私はAIを活用していろんなことをやるぞという仕事が乗っかったっていう感じがしてまして、忙しくなってねえかこれみたいな感じ。
わかります。
本当にすみません、正直なところですね。なのでそうやって試行錯誤だと思ってて、これも2年くらい前にやり始めた時とはやっぱり今って全然違う風になってるんですよね。
例えば発表も多いんですよ。総会で竹田さん振り返りでここ5分時間あるんでちょっと締めてください。全体感ちょっと理解した上で各本部から言われるみたいな。話しかじゃねえんだから無理だろうみたいな。
そういう状況とかもあったんですけど、でもその手のことのプレゼン資料1、2枚みたいなものはこれ結構自動化できるんですよね。
なるほど。
それってでもちょっと前までキノキとパワーポイントとか作るって実はLLMで全然できなくて、なんかやれそうなのにできなくてすっとこのものしか上がらなくて本当に嫌だったんですけども、
それはできるようになったらみたいな。だから多分進化はどんどんしていくので、常に好奇心とか課題感を持ってそれをこうできたらいいなっていうアイディアを貯めといてですね。
そろそろできるようになってないかみたいな感じで取り組むみたいな。それをずっとやり続けるところに生まれてくるのかなっていう風に個人的なところは思っています。
組織全体のAI化と共通ビジョンの重要性
なるほど。まずありがとうございます。
二つ目はですね、それはやっぱり組織で全体でって話ですよね。これ本当に難しいなと思っているんですけど、すごい身も蓋もないんですけど結局目標設定だなっていうふうに思います。
ちょっと話めっちゃずれますけど、例えば私は音楽活動をやってたんですね。私ドラマーだったんですけど、どんなに難しいドラムパターンでも口ずさむことができると絶対にできるようになるんですよ。
だからつまりイメージができるとかさらにそれを口ずさめるとかいう風に身体的にできなかったりとか実現してなくても、自分の中で再現できるっていう状況に捉えることができると、あとは頑張ればできるって状況になるんですよね。
多分組織も同じで、出来上がりのイメージができる限り解像度高くみんなでイメージし合うことができたら結構それは実現する可能性が高まるって思っていて。
なので目標を設定し、何なら匂いとか空気感とか感覚的なものも感じれるくらいその目標が実現した世界観っていうのをみんなでイメージする。
それに尽きるんじゃないかなみたいなふうに思っていまして。
例えばビジネスサイドは私主に担当しているので、ビジネスサイドではザモデルと言われる、もはやサンスと言えばザモデルですみたいなものがすごいカチンってなっていて。
みんな特にこの新しく入ってきた若い新卒だったりとかはザモデル前提でしか物事を考えていないみたいな感じに結構泣いたりするんですけど。
いやいやちょっと待ってねみたいな、そもそもやりたいことなんだっけみたいなことしていくと、なんか今違うザモデルみたいなものって全然実はあっていいんじゃないみたいなことあると思うんですね。
例えばじゃあどういうものがあるだろうっていうのをカスタマージャーニーからこうじゃないかみたいなこととか、あとはここはAIに完全にオートパイロット化してAIがフクリでどんどんどんどん進化していくみたいなことでこの領域的に現実はできるんじゃないかとか。
こういったイメージをちょっとプロトタイプちょっと作ったりもしながらイメージして、じゃあこれを部分的にここでできたことを全社に広げていこうよみたいな広げることができたら、
例えば君のやってるこのチームのこれってこうなるよねみたいな、なんかそういうことをやってじゃあこれやってみようみたいな。
でじゃあそれに当たっては具体的にみたいな風にしていくと、何でしょうね、ちょっとそのやらなきゃいけないことというよりもできたらすごいワクワクすることみたいな感じで取り組み出すので、
ちょっと熱量だったりスピード感が変わってくるっていう意味でも実現性が上がるかなみたいな。
なんかそんな風に思ってやってますね。
結局なんか燃える集団の作り方みたいなのとあんま変わんないみたいな話なのかなと。
いかに同じビジョン見れるか。
イメージができたことは実現するっていう、できると思ったことは大体実現するっていうのと同じかなみたいな気がするんですけどね。
そういう組織でそういう風にするってことかなという気がします。
マネーフォワードの採用と未来への挑戦
ありがとうございます。
すごい勉強になりました。
それを2000人規模の会社でやられてるっていうところがやっぱすごいですよね。
すごい。
できているとはいけないですからね。
ありがとうございます。
そうしましたら後編最後にマネーフォワードさんから採用のお知らせとかありましたらぜひお願いしたいんですがいかがでしょうか。
ありがとうございます。
マネーフォワードというのは常にありたい姿というものをできているできてないではなくて、
ありたいことをまずちゃんと掲げるという会社なものですから、
今盛んにマネーフォワードはナンバーワンバックオフィスAIカンパニーになるって言ってるんですよ。
すごいなと思いますけどね。
やっぱりこうやって言うことが大事なんだなって。
これは私マネーフォワードグループに入ってすごく学ばせていただいたことなんですけれども、
それまでも本当に実現しようっていうふうに掲げたことによって思うとですね、
やっぱりAIプロジェクトの開発って全社を挙げて本当にすごいスピードで進めていかないと、
とてもじゃないですけどそんなナンバーワンバックオフィスAIカンパニーって言えるような状況にならないと思ってまして、
やっぱりこの未来を実現するにはですね仲間がすごくたくさん必要だなっていうふうに思ってます。
そういう意味で言うとプロダクトマネージャーとかいわゆるAIソリューションエンジニアとか、
あるいはあれですね最近だとそのFDEみたいな呼ばれ方をする方っていうのは
まんま今言ったプロダクトマネージャーとかAIソリューションエンジニアとほぼニアリーイコールというか同じじゃないかなと思うんですけどもね、
そういった方たちを中心に幅広いポジションで採用強化をしているという状況もありますので、
マネーフォワードだと非常に蓄積された希少なデータがたくさんあるという状況もございますし、
そこにAIという新しい技術を使ってですね世の中の多くの方たちに働き方を根本から変えて、
できれば仕事している時間をワクワクしたものにするっていうことを本気で実現できる環境がマネーフォワードってあるなというふうに思っていますので、
ぜひそんなエキサイティングな挑戦が今すごくできるフェーズだというところに飛び込んでみたいなという方がいらっしゃったらですね、
ぜひぜひマネーフォワード採用で検索していただければ出てくると思いますので、
皆様からの応募を心よりお待ちしております。
今日はありがとうございました。
ありがとうございます。
本日はマネーフォワード取締役執行役員、ビジネスセグメント COO、竹田雅信さんとともにお送りしました。
竹田さんありがとうございました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
これからもプロダクトAIトークスではプロダクト、事業づくりに取り組む経営層の方をゲストにお招きし、
AI時代のプロダクト戦略を深掘りしていきます。
毎週金曜日に配信中です。
ぜひ番組フォローの上ご視聴ください。
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