声を思いを世界中に届けるこえラボ。
経営者の志。
こんにちは、こえラボの岡田です。今回は株式会社越境社員ドットコム代表取締役の宮川久史さんにお話を伺いたいと思います。宮川さんよろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
まずこちらの越境社員ドットコムさん、どんなことをビジネスとされてらっしゃるのか、そのあたりから教えていただけますか?
元々、週4社員ドットコムという形でサービスを始めたんですけれども、ちょっと事情があって、今は越境社員ドットコムというサービス名と会社名をちょっと変更して、今サービスを作っています。
週4社員というように、元々は週5日働いている方。これが世の中の当たり前の働き方になる。この方たちを1日だけ会社から時短を開放してもらって、1日を他社で働く。
そうすることによって、週4日自分の会社で働きながら安定している。週1日他社で働くことによって、いろんな刺激だったりとか、スキルアップだったりとか、ネットワークとかそういうことにつなげていく。
そういうことを世の中に広めていくために、企業の人事とか経営向けのプラットフォームとして越境社員ドットコムというものを提供しています。
宮浦さん、この越境社員というか、1日別の会社で働いた方がいいんじゃないか、そういうふうに思われたきっかけとかってあるんですか。
私が2008年にカルチャーコンビニエンスクラブというところで、新卒ずっと13年カラリーマンをやっていたんですけれども、
そのときにずっと一箇所で働いていると、非常に閉塞感も大きくて、自由な発想も浮かんでこない。
そういうふうに思ったのがきっかけで、そのときにハワイに会社をつくりまして、
本社、東京の自宅を支店という形にして、1人の会社なんですけど2拠点という形で活動を始めたんですね。
そうすることによって、私は週1社員という形で、週1日1社ではなくて、週1日かける5社という働き方をしたところ、
非常にいろんなところと関わることによって刺激もたくさんあるし、スキルアップのスピードも上がりますし、
人のネットワークも広がるということですね。
これすごくいい体験をしたので、これを世の中に広げていきたいなというふうに思ったのがきっかけです。
そうなんですね。やっぱりいろんなところで仕事をすると、新しい刺激というのは結構得られるものだったんですかね。
やっぱり得られますね。やっぱり自分の当たり前だと思っていることは、
やっぱり環境を変えてみないとなかなかわからないところがありまして、
やっぱり週1か10と同じ組織で何十名も働いていると、やっぱり感覚が鈍ってきて、揺れが減る状態になるんですね。
なので、そういう環境を作ってですね、週4日か1日とか、週1日かける5日かもいいですけども、
複数のところに関わるようになってくるとですね、自然に今自分がいるところが、
この環境が当たり前ではないということが自然にわかってくるので。
自分が常識だと思っていたところが他社に行くと常識じゃなかったり、
自分のスキルが使えると思っても使えなかったり、逆のこともあったりとかするわけなんですかね。
そうですね。それをやっぱりまず知ることが大事で。
それを知っていったら、その先どんな感じで変わっていかれる方多いですかね。
そうですね。まず知るという体験をしたことがない方が多いですね。
一回知るとですね、例えば自分がちょっとExcelが得意ですとか、
そういうことって世の中の特に大企業の社員の方々がいっぱいいらっしゃると思うんですけれども、
大企業の中ではたくさんそういうことができる人がいるので全然目立たない。
確かにそうです。
でもそういう方がですね、ある日突然田舎の温泉町で週1日働き出したときに、
Excelなんて使ったことがないっていう方たちとかがいっぱいいらっしゃるんですよね。
で、そこで普段自分がちょっと使っているExcelのですね、
別にそんなすごい技とか全然必要なくて、ちょっとした式を積んであげたりとか、
こういうことをやると、普段向こうもやったことがないんでめちゃくちゃ喜ばれるんですよね。
そうすると自分が世の中に貢献できたっていう、その体験がですね、すごく本人にとってモチベーションにつながるんですね。
そうすると、今度は会社の方はですね、人生はですね、
やっぱり今バブル世界の定年退職を迎えようという方がたくさん大企業の中にいらっしゃるんですけれども、
こういう人たちのポジションだったりを作ってあげなきゃいけないっていうのが、
大企業の人事の今の役割なんですけども、ないわけですね、そんな会社の中に。
ですけども、そうやって外にチャンスを広げてあげることによって、
本人もすごく活躍してモチベーションが上がりますし、
本人がそうやってモチベーションが上がって元気になってくれると、会社の人事としても大喜び。
そして行った先にもすごく貢献できて、行った先にも喜ばれると。
だから個人も喜ぶし、
実況元の会社も喜ぶし、実況先の会社も喜ぶ。
このバランスよくみんなが喜んでくれるっていうのが何か。
すごい仕組みですね。
本当に皆さんがメリットがあるような仕組みを、これを作っていかれたということで。
こういうきっかけは宮川さん自身がいろんなところで働いたからこそ、
こういったメリットがあるなというのを感じられたわけですかね。
私自身が周囲の社員というような働き方を進めなければ、おそらく続けなかったんじゃないかなと思います。
この番組は経営者の志という番組ですので、ぜひ宮川さんの志についても教えていただけるでしょうか。
ありがとうございます。
私もやっぱりワクワクすることをやり続けたいというふうに思ってまして、
自分がワクワクするものは何だろうと思ったときにですね、
連鎖的に世の中に次に後人感が生まれていく、
こういう社会課題解決をしたいなというふうに思ってます。
例えば今回の実況社員というのはですね、
キャリア自立というのが世の中の課題として、
特にシニア層のキャリア自立というのがいわれているんですけれども、
これってやっぱり言い続けててもなかなか難しくて、
ボケるアップさせるだけでもなかなか難しい。
やっぱり本人のマインドを変えないといけないというところがありまして、
本人のマインドを変える後押しをするのにですね、
この実況社員という仕組みが非常に貢献できるのかなというふうに思ってます。
それと、実況先をですね、地域、地方にすることによってですね、
地域活性化というこれもまた大きな社会課題がありますので、
ここの課題解決に取り組むことができる。
なので、実況社員のトームというサービスは、
キャリア自立という社会課題と、地域活性化という社会課題、
この2つを同時に解決しようとしてやっている。
なるほど。
じゃあ、いろんな社会課題を解決するような、
組み合わさっているような、そういった取り組みになっているわけですね。
そうですね、はい。
今後は何か、こんなことを活動していきたいとか、
このように広げていきたいとか、何かそういった思いって思っていらっしゃいますか?
私はですね、もともとまあやっぱり、
自分だけでこのことをやるより成し遂げる、
チームで成し遂げたいみたいなのがすごく非常に強くありまして、
当社の実況社員.comのポリシーが非常に書いてはいるんですけども、
実況と競争で世の中の課題タイトルを知るという風に考えていまして、
やっぱりいろんな方を巻き込んでいきながら、
共感を得ながら、この競争だとか、実況というこの世界を広げていきたいなという風に思います。
なるほど、そうですね。
だからいろんな人関わる人が増えれば増えるほど、
その影響力も加速度的に広がっていくのかなという感じがしますね。
はい。
ぜひ今日のお話を聞いて興味あるなという方がいらっしゃいましたら、
このポッドキャストの説明欄に、
実況社員.comのホームページのURLと、
あと宮川さんのXのURLも掲載させていただきますので、
ぜひそこからお問い合わせいただけたらなという風に思います。
はい。
今回は実況社員.com代表取締役の宮川久志さんにお話を伺いました。
宮川さんどうもありがとうございました。
ありがとうございました。