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2025-06-26 12:10

927.中村聖智さん(マネジメントコア・中村)

【ガラスの天井を外す対話】

経営者の中には、「本当はもっと成長したい」「こんな未来を目指したい」と思っていても、心のどこかで“ここまでが限界”と、知らず知らずのうちにブレーキをかけてしまっている方がいます。
そんな“ガラスの天井”を取り払うきっかけになるのが、中村聖智さんの対話です。
相手に寄り添い、答えを押しつけるのではなく、「どうなりたいか」を丁寧に引き出す。そんな姿勢が、心の奥にある本音や希望を、自然と言葉にさせてくれるのです。
また、中村さんは13年間にわたり、新人育成にも携わってきました。誰一人辞めなかったという実績は、ただの指導ではなく、「認めてもらえる安心感」や「自分の成長を実感できる環境づくり」があったからこそ。
地方の企業や後継者問題に取り組みながら、「ここで働けてよかった」と思える若者を増やしたい。そんな想いを胸に、今も全国の中小企業を支えています。
番組では、中村さんがどんな想いで経営者や若者と向き合っているのか、その本質に触れることができます。ぜひ、お聴きください。

【今回のゲスト】
マネジメントコア・中村 代表 中村聖智(なかむら・せいち)さん
Web: https://naka-sr.jp/
Facebook: https://www.facebook.com/nakamura.seichi
LinkedIn: https://www.linkedin.com/in/seichi0319/

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サマリー

中村聖智さんは、中小企業の経営者に対して人材の採用や育成、ビジョンのプランニングをサポートしています。彼は特に、新入社員のメンター役を外部から提供することにより、経営者が育成に専念できる環境を整えています。また、地方の活性化に寄与するためにUターンし、地域での人材育成に力を入れています。中小企業の後継者不足や、優れた技術を持つ企業への支援が自身の強みであると述べています。

中小企業の経営サポート
声を思いを世界中に届ける、こえラボ。
経営者の志
こんにちは、こえラボの金田です。今回は、マネジメントコア・中村代表の中村聖智さんにお話を伺いたいと思います。中村さん、よろしくお願いします。
どうぞよろしくお願いいたします。
まずは、どんな授業をされているのか、お仕事の内容から教えていただけるでしょうか。
ありがとうございます。私は中小企業さん、主にちょっとね、規模感の小さい企業さんの人材の採用と育成っていうのをまずお手伝いさせていただいてるんですけども、
その先にある社長さんですとか、経営層の課題っていうのは当然あると思ってますので、その方たちの課題の中でも、
例えば5年後、10年後、自分の未来を見据えた時のビジョンのプランニングのお手伝いっていうところをさせていただいております。
やっぱりそういった社長さんは、なかなか誰に相談していいんだろうという悩まれていらっしゃるんですかね。
おそらく大企業の社長さんであれば、社長の脇刀みたいな人たちは必ずいらっしゃると思うんですけども、
ある程度ちょっと小さい規模で頑張っておられた社長さんっていうのは、もう一人で奮闘されてきたと思うんですね。
いざ本当に困った時に腹を割ってお話できる相手っていうのが、社内でいるのかっていうと、多分なかなかいらっしゃらないと思うんですよ。
家族にもそういう話ってなかなかできないというか、分かってもらえないと思うんで、
同じ目線で、もうまずは腹を割ってどうしたいのかとか、こんなことに困ってるって話し相手になって差し上げるだけでも、
価値があるんじゃないかなと思って、自分の存在をアピールさせていただいてるんですね。
そうですね。そうやって相談できるとか話せる相手がいるだけでも、話すとやっぱりちょっと変わったりとかしますもんね。
そうですね。よく私のやってる仕事ってコンサルの方ですかってよく言われることがあるんですけども、
基本私コンサルっていう言い方はしたくなくて、なんか一方的なワンウェイな感じが必要なんですけども、
同じ目線で同じ向きを向いて座ってあげるって感じで、なるべくこうトゥーウェイな感じで、逆に答えを差し上げるんじゃなくて、
逆に何をしたいんですかっていうのを聞いてあげて、ご自身の口から、例えばこんな目標を持っていくんだとか、
そういうのをご自身で語っていただくきっかけを作れるだけでもいいかなと思っています。
一緒にディスカッションもするような関係性になったりするんですかね。
もちろんそれもありますが、皆さんまだね、自分の腹の内にある思い、どうしたいのかっていうのを結構天井作っちゃってらっしゃる方がいるんですよね。
それをちょっとまず、天井を取っ払うお手伝いをさせていただいて、
じゃあ本当に制約条件なかったら5年10年後どうなっていたいですかっていうところからスタートして、
当然現実とギャップがあるので、ギャップをどうやって埋めていきます、楽しくワクワクするような感じのアシストをしていく。
その後にディスカッションとかっていうのも当然あると思うんですよね。
まずはそこからですね、本当はもしかしたら上の方行きたいけど、自分はちょっと無理かなっていうような無意識に抑えつけてる部分があったりするわけなんですね。
相当無理なんじゃないかなと思います。
本当は全国制覇したいとかね、いろんな目標って、目標なんて別に立てる分にはただですから、いくらでも立てればいいと思うんですけども、
やっぱりそこに対して自分の気持ちを乗せていただいて、ドキドキワクワクしてもらうような、そうやってなかなか一人でやっていくのって大変だと思う。
そうですよね。そこを自分で突破するのは大変ですもんね。
そこをお話ししながらいろいろ突破していって、ワクワクしながらどんどん会社も成長させるっていうところを経営者さんに対してはサポートしているということですね。
新入社員の育成
最初にもありましたが、あとは新入社員とかそういった方の育成にも携わっていらっしゃるんですか。
そうですね、これも一つ私のこだわりがあって今ご提案してるんですけども、大企業さんですと新入社員が入るとメンターメンティーみたいな教える側と教えてもらう側の関係をできる人材って必ずいると思うんですけども、
どうしても規模感の小さい会社さんだと教える先輩がいないとか、上司が教える側ですとかっていうことがよくありますし、もう社長が教えてますなんていうんですよね。
でも社長も当然新人を教えるだけに時間を使えなくて、顧客先行ったりとかいろいろ経営者の団体とかもあったりするんで、そんな暇ないよって方やっぱり多いんですよ。
だったらそこは私、外部の人材なんですけども、外部の要員で新人の方のメンター役を応勢使いますけどどうでしょうか。超楽になりますよね。
その新人の成長とかは私が全部フィードバックさせますんで、社長は新人の方の成長を見守っていただければ、それだけでいいんですけどどうでしょうってこともご提案してます。
そうなんですね。こういった新人のメンターをやっていこうという、なんかやり始めようと思ったり、なんかきっかけとかもあるんですか。
私20年近く企業の中で勤めてたんですけども、そのうちの13年間ぐらい同じ会社の中で新人のメンター係というんですかね、トレーナーなんて言い方もする場合なんですけど、それを営業の方々を応勢使ってたんですね。
結構長い期間。
そうですね。他の方に聞いても13年もやってるって方は見たことはないので、私だけだと思います。
その時はいかがでした、やってみて。
一つ私の実績として、これ別に自慢でもないというのは自慢なんですけども、13年間やってて、メンターメンティーのその関係をしてる期間、大体1年ちょっとぐらいなんですよね、お一人。
13人プラスアルファぐらいの新人の方を育成する機会をいただいたんですけども、誰一人辞めた子はいないというのが私の一つ自慢ですね。
これね、なかなか最近は若い子も入ってすぐ辞めるとかっていろいろ社会問題にもなったりはしますけど、そこをしっかりとサポートすることやめないような関係も作っていけるわけなんですね。
そうですね。私とか同世代の方ですと、俺の背中を見て覚えてる世代だったと思うんですけども、おそらく若い方が期待してるのってそれじゃないんですよね。
多分もうちょっと教えてほしいと思うこともあると思いますし、自分のやったことに自信を持ちたいので、それに対する評価とかフィードバックとか、時には褒めてほしいっていう欲求もあると思うんで、
それをやって差し上げるだけでも、この会社にいていづらいなとかっていう気持ちを少しずつ払拭してあげて、やめない時代に育てていくっていうのはとても大事だと思ってます。
やっぱりそうやって質問できたり聞きたり、あとはちゃんと認めてもらえるような環境があれば、もう若い子たちもどんどん続けていけるということなんですね。
地方の活性化への取り組み
そうですよね。自分の存在価値が認めてもらえるだけでも、ここで頑張ろうかなって気持ちに変わる方って若い方というよりも多いと思ってます。
この番組は経営者の志という番組ですね。ぜひ中村さんの志についても教えていただけるでしょうか。
ありがとうございます。私実は東京に20年ぐらいずっと住んでたんですけども、ちょうど5年前ですね、コロナが騒がしくなる直前に地方に移住というかUターンしたんですね。
私のもともと生まれた町にUターンしたんですけども、やっぱりね、地方どこもそうでしょうけど、やっぱり疲弊して人がいなくなって、若い人があまりいないっていう現状をやっぱり目の当たりにしてるんですよね。
これもういろんな地方都市で起きてる課題だと思うんですけども、何とかそういう人材を地方で若い方が働ける場所とか活躍できる場所を作って、地域がもっと盛り上がっていく。
こういうののお手伝いというか、そういうところに関われたらいいなと思い回って今の仕事をしています。
そうなんですね。じゃあ本当に地方の、これは地域はあれですか、地方だとどこでももう全国でも大丈夫だったりするんですか。
そうですね、私は別にどこでもご用名あればお伺いもしますし、こういうZoomとかを使うっていうミーティングもできますので。
ぜひね、そういったところで中小企業とかでぜひ育ってほしいとかっていう方いらっしゃればこれによくいただけるといいですね。
そうですね、本当に若い時はね、都会に憧れる気持ちは私もよくわかります。
なんですけど、結構一定の年齢になると、やっぱなんか地方とかちょっとこう人の距離感も程よい感じのところっていいなと思える時があるんですよね。
そこに魅力を感じた方がどんどんやっぱ地方にもう一度戻ってもらって、地方はやっぱりいいとこ多いんですよね。水がおいしいとか食べ物おいしいとかね。
そういうのがあるんで、そういうのを味わっていただくだけでも日本の社会もいい方に回っていくんじゃないかなと思ってます。
中小企業の支援と人材育成
そういった地方をもっと活性化したい、一緒に頑張ってやっていきたいという社長さんもいらっしゃればサポートしていただけるので、お声掛けいただけるといいですね。
ぜひぜひ。まずはなんかね、ちょっと喋ってみたいなとか、この人はどんな人なんだろうっていう、そんなので全然結構です。
気軽にお話をさせていただいて、そこからもしなんかいろんな課題とかがあれば一緒に考えていければいいかなと思ってますので。
特に強みというか、この辺りはこだわってるなとか、この辺りは特に力を入れてやっていきたいなというのってどういった部分でしょうかね。
そうですね。ちょっと冒頭の話と被るんですけども、中小企業さんどこも後継者がいないとか、いい技術を持ってるのにそれを受け継ぐ先がないとかですね。
結構そういうのにお困りのところを地方にいるとやっぱり目の当たりにします。
ですので、このいい技術だとか人材とか持ってらっしゃる会社さんをスタレさせないで、見方上がりで成長させていく、お手伝いができるってところは一つ私の強みというか、心を込めてお手伝いできるところかなと思っています。
そうですね。本当に素晴らしい技術だったりとか、そういった仕事もあるのになかなか後継者不足でそこが続いていかないというのはもったいないと思うので。
なので、せっかくそういったところで働きたいという思いのある新児の際の方とかはしっかりと丁寧に育てていきたいなというのはありますね。
本当に働いてよかったなっていうね、そういうふうに思ってもらえる若い方をたくさん生み出していけると、やっててよかったなって多分私も思えるんじゃないかなと思います。
ぜひ、このポッドキャストの説明欄にですね、ホームページとか、あとはFacebook、LinkedInのURLも掲載させていただきますので、ぜひそこからお問い合わせいただけたらなと思います。
今回は、マネジメントコア中村代表の中村誠一さんにお話を伺いました。中村さんどうもありがとうございました。
どうもありがとうございました。
12:10

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