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経営者の志
としな歯科医院の特徴
こんにちは、こえラボの岡田です。今回は、としな歯科医院院長のとしな淳さんにお話を伺いたいと思います。
としなさん、よろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
まずは、今実施されていること、業務内容から教えていただけるでしょうか。
はい、私は大阪南部にあります泉大津市というところで、としな歯科医院を営んで27年になります。
町の歯医者の院長をしております。
歯科医院の院長さんということなんですけど、結構いろいろ発信とかにも、以前結構力を入れて、
YouTubeとかFacebookのライブもされてらっしゃったようですが、どんなことを発信されてらっしゃったんですかね。
もっぱら同業の歯科医師とか、あと全世代の歯科衛生師だとか、私が独立してからは27年経ちますが、
ライセンスを取ってからもう37年経つんですね。
そんな中で、比較的業界でも変わった歯科医師としてやってきた実績だとかを伝えることで、
時代の、特に今20代30代の、これから先の業界を担う若い歯科医師とか、
全世代の歯科衛生師なんかに、私がまた当院が取り組んでいることをちょっとでも知っていただくことで、
これをうまく活用することで、それぞれの医療現場における何かプラスになればいいなみたいな感じなんですけど、
業界でもかなり少数派なので、どれだけの人に響いているかわからないんですけど、
でもやはりこれだけ発信もしやすくなった。
ちょっとしたインスタとかFacebookやYouTubeライブでも、大げさに言うとオウンドメディアという形で発信が簡単になった中で、
誰かにたった一人も届いて、そのおかげで何かが変わって、
我々の業界で行くと、ある歯医者さんに何か伝わって、それからそこの改善になれば、
そのエリアの保育園になっているその歯医者さんを利用する患者さんのためにもなるかもしれないので、
そうすると大阪の人間がひょっとすると救出の方を救えるかもしれない。
そういう形で利用できればなと思っています。
患者へのアプローチ
特にこんな部分が強みだとか、こんなことを発信されていらっしゃるっていうのは、
そういった特徴の部分で言うとどういったところでしょうかね。
その仕返しとしても基本的には削らない。
もちろんダメージがあれば外科的な処置という形で治療はするんですけれども、
いきなり削らないとか、できるだけ量的にも削らないとか、
特にいきなり削らないということに関しては、オーダーされてきた来院者、いわゆる患者さんですよね。
痛いから困っているんだよ。穴が開いているから詰めてほしいんだよ。
物が取れちゃったから入れてほしいな、みたいな。
そういうオーダーはもちろん尊重はするし、それに応えなければいけないんだけど、
やはりそういう状況を作ってしまった犯人の、ある意味帰りをさせて、
振り返りをしてもらって、いわゆる自己責任があるわけじゃないですか。
それを困ったからこうしたら終わりってことになれば、同じことを繰り返すわけですよね。
もちろんそういうことがあればオーダーいただければ、我々はビジネスとしては成立はもちろんするんですけど、
それだったら全然やりがいというか楽しみもないので、
やはりそういうちょっとした一本の歯のトラブルなんだけど、
それをきっかけに今までは教えられてなかったし、学校教育でもなかったので、
自分の体の中の臓器の一つである、あった一本の歯であったとしても、
なぜこうなっちゃったのかなっていうふうに、本人にちょっと自分ごととして受け止めてもらうような、
そういう感じなので、一般的には受ける司会員側とすると、
お困りのことがあったらこれをどう直そうかっていうハウトゥーになっちゃうんだけど、
なぜこうなっちゃったのかっていうワイをお医者にまず振るんですよね。
そうなるとどういうことが起こるかっていうと、
さっさと直してほしいのに異念かよって言っておかわりになられる方もいらっしゃいますが、
でもやはり全てのものとかことと同じように、やはり原因というか問題点というものを提案してくれたことで、
反射も一緒だよねみたいなところで気づかれる比較的意識の高い患者さんというか、
その方の中にある意識の高さ、それと歯の治療だとか予防だとか、
そういう健康観に関しても一緒だよねみたいな、そういうことをこちらの方が知らない、ご存じないもんね。
その方にとって初めて歯医者に来られる方はほんと少ないわけで、
その方なりに過去に歯医者を利用されてるので、こういうもんだよねっていうふうに定義されちゃっていて、
その定義はそれぞれまちまちなわけですよね。
それをいい意味で1回壊さないといけないんですよ。
だからいわゆる共に歩いて歩き出すための準備期間がいるので、
だからいきなりは処置に入らないというか入ってられないという、そういうスタイルなので、
これは自分にとってはそれは時間とともにこれがいいなと思ってやってるんですが、
やはり業界における代達、また一般の方にとってもですね、
非常識なので一旦混乱されますよね。
でもしっかりとそこを原因、なんでそうなったんだろうって考えることによって、
自分のこういった生活だったりこういった取り組みがまずかったのでこの結果を生んだなってわかれば、
頭に理解すると次の対策というか再発しないように、じゃあこうした方がいいんじゃないかっていう風に、
患者さん自身がいろいろ考えていく部分もできるので、いろいろ状況も変わってくるのかなという感じがしますが。
志と未来のビジョン
そうですね。他の臓器と同じやっぱり遺伝性があって、家系的にこういう病気になりやすいとか、
リスクってそれぞれ違うじゃないですか。ですからその同じ歯に穴が開いてる状態でも、
リスクの高い方の場合は早く治療して差し上げないとどんどん悪くなっちゃうよね。
でもこれリスク高くないから今削らなくてもいいよねっていう様子を見ながらっていう場合もあったりするので、
まさに適材適所というか臨機応変というか、その方に応じた対応っていうのが必要になって、
やりがいというか面白さがあるのは、体のリスクに関してはある程度測れたり、経験的なものもあったり測れるんですけど、
いわゆるメンタルというかコミュニケーションというか、そういうものに関しては人それぞれまちまちですよね。
だからそれはやりがいがあっても、過去に痛い目にあっているので、
疑心暗鬼の状態でお見えになっている方に関しては、それをこちらに向かせるために色々考えなくちゃいけないし、
その体と心の両面からのアプローチみたいなことになってくるので、その点ではやりがいがありはしますね。
やっぱり一人一人それぞれ考え方も違うし、体の状況も違うし、
じゃあこの患者さんにはどう伝えるのがいいのかっていうのを、毎回考えながら対応されてらっしゃるという感じですかね。
この番組は経営者の志という番組ですので、ぜひ越田さんの志についても教えていただけるでしょうか。
そうですね。志に関しては、消費者のためではあるんですけども、
消費者がここを利用していたいよねっていうふうに思ってもらえるような状況を作る。
それはともすれば、言語と寄り添いの微妙なところになるかもしれないんですけども、
そこをまず大切にするということと、じゃあその消費者が大切にしている、現段階で大切にしているものとか、
未来にどういうイメージをしているかっていうのはそれぞれ違っていて、
従業員満足の重要性
特にその未来なんてものを自家診療において、あの治療において考えたこともない方がほとんどなので、
やっぱりそういうところの意識づけをするために、治療行為とかその前の診断ですよね。
どういうお見立てをしてどういう治療が必要になるか。
実際治療という行為になると、司会者のライセンスを持っている我々しかできないんですけど、
そこまでの財財集めとか、患者さんご本人が抱えていらっしゃる問題とか、その方の生活とか生活環境だとか、
いろんなことっていうのは部下たち、スタッフたちが担ってくれているわけで、
じゃあそのほとんどの女性従業員ですけども、その彼女たちがトップダウンでリーダー、
委員長からこういうふうにやれって言われるから動いてるのではなくて、
その指示があって動きつつも一方で主体的に動けるような仕組みを作らなくちゃいけないということで、
今やもう古いかもしれないんですけど、やっぱり顧客、CSよりもES、従業員の満足度というか、
それは時間だとかお金だとか、測れるもので与えることも大切かもしれませんが、
それよりも自分がこの人のために役に立っているということを、
委員長である私や上司である他の者から、他者から承認されること以上に、
自分ってここでいけてるよねっていう自己承認が健康になると、
それってやめられなくなるんですよね。
だからそういう状況になると、患者さんにとっても数年ぶりに来られた方がまだいたのねみたいな。
だいたいそういう従業員の、いわゆるサイクルの早いところ、入れ替わりのところっていうのはどうかなみたいなところにポイントを置かれる方もいらっしゃるので、
今やもう十何年、やめずにほとんどの者がいるので、
そういう見たことがある職員がずっといるという大きな安心感を提供できてることも大きいので、
部下たちが職場に行って仕事をすることを嫌だと思ったことがないというふうなところまで来ているのが、
二十何年間のうちの前半十年ちょっとはダメダメ傾斜でしたけど、
やはりいろんな怪我をしながらですね、改めてきた結果、一番大切なのはやっぱり部下たちだなという、
そのあたりが志の一つかもしれないですね。
医療業界への影響
この部下たちのチーム作りっていうのは、
この司会員だけじゃなくて、同じような形態の方たちにもすごく参考になるような、そういったことかなという感じがしたんですけど、
いろんなところでも委員長さんのような感じでトップがいて、数人のスタッフがいて、
本当に働きがあるようなチーム作りができれば、強い組織になるんじゃないかなという感じがすごくしました。
今後はこんなことをやっていきたいというような将来的な思いとかありますかね。
今取り組んでいることが、一般の方にはちょっとお分かりにならないかもしれませんけども、
医療の業界でもライセンスが違うので、士科と一般医科と分かれていて、
私がやってる取り組みが、去年早間30年以上になる、
普通のお医者さんたちが読むような月間雑誌のマネジメントのところで、
士科に学べということで、人材の育成だとか、どのように活用するかみたいなところで、
ありがたいことに取材をいただいたんですね。
その元になるのが、2023年の11月に出版したクリニック人材育成の教科書という書籍を出したんですけども、
そこの中の大きなポイントが、部下たちの、小規模事業所における部下たちの職員の行動指針となるようなものとして、
クレードというものを作って、間もなく20年ぐらいになるんですけど、
それを活用したマネジメントをしてきたので、今後はそれを業界、まずは業界ですけども、
今おっしゃっていただいたような、男性リーダーと女性の部下が多いような職場ってあるじゃないですか。
そういう業種業態において、そういう私がしてきたような経験とか実績に基づいた何かお手伝いができるような形に将来なればいいなとは思っていますけども、
まずは司会員というかですね、業界向けにちょっと時代のためにですね、参考になるようなコンテンツをリリースしようかなと思っています。
ぜひね、今日のお話を聞いて興味があるという方がいらっしゃれば、このポッドキャストの説明欄にYouTubeのリンクとか、あと書籍のリンクも貼らせていただきますので、ぜひそこからチェックしていただけたらなというふうに思います。
本日は、としな、司会員委員長のとしなじゅんさんにお話を伺いました。としなさんどうもありがとうございました。
どうもありがとうございました。