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2025-01-17 11:20

829.辻騎志さん(PHP研究所講師)

【松下幸之助の教えを現代に伝える!】

PHP研究所講師・辻騎志さんをお迎えしてお届けします。
松下幸之助氏が創設したPHPゼミナールで30年以上にわたり、係長から部長までの管理職向け研修を担当されている辻さん。松下幸之助氏の「人間観」に基づいた指導や、経営者や管理職が持つべき哲学について、深い洞察を語っていただきました。

辻さんが研修で大切にされているのは、肯定的な人間観と「人間の天命」を基盤にした教育です。松下幸之助氏の著書『人間を考える』を紐解きながら、すべての命を活かすための生き方や考え方をわかりやすく解説。また、コミュニケーションにおける「心からの言葉」の重要性についてもお話しいただきました。心の乗り物である声に、どれだけの想いを込められるかが成功の鍵だと言います。

さらに、社長の人生哲学と経営哲学を基にした「あるべき社員像」や「理想の管理職像」を具体化し、どのように研修でそれを実現していくかをお聞きしました。管理職が部下を輝かせる存在になるためのヒントが詰まった内容です。

2000回以上の研修を通じて、多くの経営者や管理職の成長をサポートしてきた辻さんの経験と知識は必聴です。特に、体を使ったワークを交えた研修スタイルや、アンケートで絶賛される「わかりやすく、楽しい」講義の工夫は、企業研修を検討中の方々にとって非常に参考になるでしょう。

ぜひ、辻さんのお話を通じて、人間観や経営哲学を深め、自社の成長に活かしてください。ご興味のある方は、Facebookからお問い合わせください!

【今回のゲスト】
PHP研究所講師 辻騎志(つじ・きよし)さん
Facebook: https://www.facebook.com/kiyoshi.tsuji.1

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経営者の志
こんにちは、こえラボの岡田です。
今回は、PHP研究所で講師をされていらっしゃる辻騎志さんにお話を伺いたいと思います。
辻さん、よろしくお願いします。
よろしくお願いいたします。
この研修の講師をされていらっしゃるということは、もう長いんですか、講師歴としては。
そうですね。30年以上になります。
そうなんですね。このPHP研究所の講師というのは、どんなことを教えられているところなんでしょうか。
松下幸之助創設なので、松下幸之助のいわゆる成功した考え方とか、そういうことをリーダーはどうやるべきかとかですね。
そんなことを教えているところなんですけれども。
公開コースなんか、たくさんの階層別の公開コースなんかあるんですが、私が担当しているのは、係長コースと課長コースと部長コースを今現在担当させていただいております。
なるほど、そうなんですね。やっぱりそういった企業の中で、いろいろ役職も上がっていてとか、階層ごとにも研修をされていらっしゃるということなんですね。
そうですね。
特に辻さんが強みとしているようなものってどういったところになるんでしょうか。
松下幸之助さんの成功の大きな理由、いくつかあるんですけども、そのうちの一つにやっぱり人間観なんですね。
人間とは何ぞやみたいなことを非常に探求してきた方だったんですよね。
松下幸之助さんの本ってすごいたくさん出てるんですけれども、私が一冊選べと言われたら、迷わず人間を考えるというPHP文庫でありますけれども、それをお勧めしています。
これはどんな内容なんでしょうか。
まさしく人間を考えるで、人間とは何ぞやっていうことを追求してきたものなんですけれども。
それはもう昭和47年の話なので、あの当時っていうのは人間なんかはちっぽけなものだみたいな、そういうちょっと否定的な人間観が多かったらしいんですね。
でもそれを、松下幸之助さんはそうじゃないよと。人間って素晴らしい存在なんだと。
ということで、肯定的な人間観っていうのを歌ったわけですね。
なので、今まで否定的だった人間観からもっと肯定的な人間観ということで、新しい人間観の提唱っていう表現をしてるんですけれども。
その中に、人間の天命は全ての命を生かすことだっていうようなことが書かれてるんですね。
こういった内容も含めながら、今は研修講師としていろんな企業さんに伝えてらっしゃるっていうことですか。
そうですそうです。
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例えば、単純にですね。わかりやすく言うと、上司が部下に対してね。
結局コミュニケーションっていうのは、言葉で何言ったかっていうことよりも、どういう思いで言ったかが伝わるわけですよ。
声は心の乗り物なんで。
で、表面的に部下に対してね、お前期待してるから頑張るよと言ってもですよ。
心の中でこいつ無理だろうなと思ってると、こいつ無理だろうなっていうのが伝わるわけですよね。
なるほど、そうなんですね。
だからそういう意味で、本当にその上司自身が部下に無限の可能性があるんだよと言わなきゃ、心から言わなきゃダメなんですよ。
心の部分ってすごく大切なんですね。
そうですね。思いが伝わっていくと思いますので。
だから肯定的な人間が人間に無限の可能性があるんだってことが、どれだけ上司が腹落ちしてるかっていうことで差が出るということですね。
やっぱり企業にとっても、そういったしっかりと伝えてる人が多ければ多いほど、やっぱり会社のところも成長しやすいと思うんですが。
そうですね。
一般の研修として、主に特徴として、どういうような組織作りとか会社にとって、どういうふうにしてやっていこうという検証の中では構築されてらっしゃるんでしょうか。
はい。研修の前にですね、研修をやるってことは、あるべき社員像に目指してこういう社員になってねってあるじゃないですか。
あるべき社員像っていうのは、やはり経営理念を実現できる社員なんですよね。
当たり前ですけど、会社っていうのは経営理念を実現するために存在するわけですから、それがミッションと言われてるものですけども。
だからその経営理念を実現するんだと。そのためにはこういう社員でなきゃダメだよねと。
だからこういう社員になってもらいたくて研修するんだっていう流れがあるわけなんですけどね。
でもその大元と言うならば、やっぱり社長トップ自身の人生哲学なんですね。
これは一番元になってるわけなんですね。
一番の土台はそこですね。社長自身の人生哲学があって、その人生哲学の一部が経営哲学じゃないですか。
それが経営理念になるわけで。
だから人生哲学がどれだけ深いかによって、その後のものが全部変わっちゃうわけですね。
たしかに。そこがブレてしまうと、何か言ってることがいろいろ。
そうなんですよ。うちの社長言うことはコロコロ変わるよねとかではしょうがないので。
やっぱり時代の流れによって変わることはあるかもしれないけれども、人間はどう生きるべきかなんて変わらないじゃないですか。
いわゆる不役流行と言われているものの中で、不役というのは時代を超えて変わらないものだし、流行は変わるものだし。
そういう意味で状況が変われば変わるってことはあるけれども、人間としていかに生きるべきかなんてことはもうそう変わらないわけですよね。
そこの部分をちゃんと抑えてるかどうか。
ではまず社長自身がどういう人生哲学なのか、ここをしっかりと深く掘り下げて考えて、
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しっかりこれをブレない軸を持っておくっていうのがすごく大切なんですね。
もうそれが土台ですね。社長自身がブレない軸を作るということが根本の根本で、そのために私は天命マンダラというのを作るお手伝いをしています。
なるほど。じゃあそれを一つ一つ市長さんが作り上げて、そこを土台にして経営理念だったりとか、それをどうするかっていうのを一つ積み上げていくっていう感じなんでしょうかね。
そういうことになりますね。
なるほど。この番組は経営者の志という番組ですので、ぜひ辻さんの志についても教えていただけるでしょうか。
私自身は自分の人生の目的っていうのは、自分らしく輝きながら人の輝きを引き出す人をたくさん作っていくってことなんですよ。
そのためには、管理職研修が多いのは、管理職ってもちろん自分も輝きながら部下の輝きを引き出すじゃないですか。
だから僕は管理職研修が多いんですね。
もちろん管理職だけじゃなくて社長自身も個人セッションっていうのをやりますので、社長の個人セッションをしながら天命マンダラを作って、
マンダラチャートってのは大谷翔平で有名になりましたけれども、僕は30年前から使ってるので、大谷翔平生まれる前から使ってるっていう。
それを人生の目的と社長自身をどうやって生かすかっていうので、2つの天命マンダラを作っています。
いわゆる別の言葉で言うなら、社長自身の理想の人生を見える化するってことですね。
そこで自分の人生これでいいんだってことを社長が腹落ちすると、いわゆる丹田から腹から声が出るようになります。
だからそこをしっかりと軸を作って、社長の人生哲学は何なのかっていうところを深く掘り下げて、そこから順番に会社の組織としてどうあるべきかっていうところを作っていくわけなんですね。
そうすると本当にこの会社にすごく深く入り込んで、辻さんはいろいろと社長さんだったりとか管理者さんだったりとか、そういったところに研修されたりとかってやってるわけなんですね。
そういうことになりますね。ですから個人セッションとコンサルト研修とはちょっと混在してる感じですけども。
はい。
じゃあもう本当にその会社のことを一からもう軸を作っていって、それで成長発展するような、そういったサポートをされてらっしゃるということですね。
はい、そうです。
結構一度関わるとかなり長いお付き合いになっていく感じなんでしょうか。
そうですね。1年ぐらいはざらにありますけど。
そうなんですね。じゃあそこでしっかりといろいろ作りながら。
そうですね。
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特に研修の中でも辻さん独自のこういったところが特徴だっていうようなところってどんなところなんでしょうかね。
僕の研修のアンケートって取るじゃないですか。一番言われるのが楽しかったって言われるんですよ。
そうなんですね。
どちらかっていうと体を使ったワークなんかもやるので、僕はもともと即興演技とかもやってるほうなので、そういうのを使ったりしながら体を動かして楽しくいろんなことに気づいてもらう。
研修の主役は受講生なので、受講生をいかに主役にするかってことをずっと考えてきてやってるので、まず体を動かしてもらって、いろいろやってもらって、何に気づきましたかみたいな。
そんなことをやるので、まず一番初めは面白かった。その次に分かりやすかったって言われますね。
三つ目に言われることが、どんなことを言われても質問してもすぐに答えてくれたっていうのは出てきます。
これは今まで管理職研修は恩師と呼ばれる上司になるというテーマでやってるんですけれども、上司たる者、部下の人生にいい影響を与えてねっていう話なんですが、
そのテーマでだいたい今まで2000回以上の管理職研修やってきているので、だいたい聞かれることって決まってるんで。
なるほど。
どんなのでも答えられます。
もう本当に今までの経験の積み重ねっていうところなので、何が来てもすぐにお答えできるような、そういった経験が終わりなんですね。
本当に今日のお話を聞いて、ぜひ自社でも取り入れてみたい、興味があるなという方がいらっしゃいましたら、このポッドキャストの説明欄に辻さんのFacebookのURLを掲載させていただいておりますので、
ぜひそこから友達申請をしていただいて、メッセージ送っていただけたらなと思っております。
今回はPHP研究所での講師をされていらっしゃる辻清さんにお話を伺いました。
辻さん、今回どうもありがとうございました。
どうもありがとうございました。
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