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2021-11-16 13:28

272.杉村まゆみさん(介護界のスピリチュアルコーチ)

【相手の気持ちを探究する】

杉村さんは、他の人が対応できないような介護者がいらっしゃった場合でも、喜んで対応されるというお話がとても興味深かったです。
喜んでもらえるのが嬉しくて、対応される方もいらっしゃると思いますが、杉村さんは相手が何を主張しているのかを探求して、探し当てることに喜びがあるそうです。

NPO法人で活動もされているので、是非チェックしてみてください。

【今回のゲスト】
介護界のスピリチュアルコーチ 杉村まゆみ(すぎむら・まゆみ)さん
NPO法人 エレファントスピリット
http://elephant-spirit.com/

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ポッドキャストに興味ある方、登録してみてください。
https://lin.ee/520R9bC
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声を思いを世界中に届ける、こえラボ。
経営者の志
こんにちは、こえラボの岡田です。今回は、介護界のスピリチュアルコーチ、杉村まゆみさんにお話を伺いたいと思います。杉村さん、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
それでは杉村さん、簡単に自己紹介をお願いいたします。
私は静岡県浜松市で、介護施設を2つ経営をしています。
その介護経験としては、25年ぐらい。自分で会社を作ってからは、今16年目に入っています。
その中で、介護もすごく奥深くてですね。
私はもう、なんていうのかな、しんどいとか疲れたとか思ったことがなくて。
そうなんですか。
はい。これはね、好きだからだなーって思うんですけど。
それで、困難な人っていうのが、地域包括支援センターみたいな行政から、こんな難しい人がいるんだって言って、一緒にちょっと訪問してほしい。
なんとかなるかしら、みたいなことがあるとね、わくわくして。
そうなんですね。本当に心からも好きで、辛いからっていうんじゃなくて、そういった方と一緒に何かやるのが、わくわくする感じなんですね。
そうですね。そして最初の頃はね、なんかほら、感謝されることとかね、だからやりがいがあるって思ってたことはあるけれど、実は違いましたって感じでね。
最近気がついたんですけど、私は、なんでこの人が、例えばデイサービス行かないのか、ご飯嫌々って言ってね、食べないのか、お風呂に入らないのかっていうのを、
心の奥底までね、昨日の夜眠れなかった、なんか出来事があったのかなとか、息子さんのことが気になっているのかなとか、食器がこの人に合わないのかなとかね。
その何があるんだろうを探求するのが好きなんだなって。
そういうことなんですね。だからその人が何を考えて、どうして今嫌だとか食べないって言ってるのかを探し当ててるような感じなんですね。
だからその会話の中でとか、表情でとか、そこでキャッチしてやってみる。ダメだったとか、これはどうかなっていう可能性がいっぱいある中の色々やってみる。
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そして結果が出て、これなんかスムーズに行ったじゃん、みたいなことがあるとめちゃくちゃテンションが上がる。これだったのか、みたいな。だから10人いると10人の人が面白いところがすごい面白いんですよね。
確かに皆さんそれぞれ理由違いますもんね。そこを探求されているという感覚があるんですね。
そうです。そこが好きですね。だから難しい人、みんながお手上げみたいな人が来ると、もう本当に研究心に火がつくみたいな。
すごいですね、なるほど。で、肩書でもご紹介させていただいたんですが、このスピリチュアルコーチっていうと、また介護とスピリチュアル。なんか一見違うような感じもするんですけど。
もうね、介護の中に自然にスピリチュアル性みたいなものは十分に発揮されていて、本当にこの人がやってもダメだった。
例えば車椅子に乗せて、おばあさんをお風呂へ誘う、みたいなこの一連のことを、誰が行っても引っかかれるとか、拗ねられるとか、もう嫌々って抵抗されるみたいな人がいた時にですね、
もう最後、ちょっとすみません、お願い、みたいに言って、そこでその人を抱き抱えた時に、なんか感じるものがあるんです。
私もわかんないですよ。何かが見えるとか聞こえるなんていうのは全然ないんだけど、自然にその人がジタバタして、それこそ首絞められるみたいな感じになった時でも、みんなはまたバーンってベッドに戻すみたいなことをやるんだけど、自然に体がその人をギュッって抱きしめたりするわけですね。
それは私の理由はわからない。自分がどうしてそうしたかわからないけど、抱きしめて、大丈夫、私は落としたりしないからねって、大丈夫だよって囁くことができる。耳元で。
その人の首絞めてた手がギュッと緩む、みたいなこととかあってね、その感じる力って誰でもあるんですよね。そこがちょっと冴えてるかも、私。
だから実は日常の中にそういう人が感じることって本当はあるっていうことなんですね。これが介護の中でもいろいろ発掘されて、杉村さんはそこをちょっと感じて対応されてるから、その相手の方のこともなんとなく通じるっていうことなんですね。
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そうですね。なので、介護されているご家族にも、このいいとされている介護の方をちゃんと濡れたらおむつを替えてとか、お散歩させてとか、1日3回きちんと食べやすく刻んで食べさせて、みたいなことじゃなくてね。
いろんなことがあるよ、みたいなことなんです。
究極に私が、この全然お風呂に入らない、いやいや言ってる人の介護、最後に、ああ、今日はそんな気分なんだっていうところに行き着くところもあるんですよ。それでいいんですよ。
そうなんですね。
気まじめな人ほど、もう会社も辞めなきゃとか、いろんなことを考えるけど、いや、そういう日があってもいいじゃん、みたいな。1回ぐらい、1食ぐらい、いやいや言って食べなくても大丈夫だよ、っていう感じに、もうね、ちょっとお伝えしたいっていう気持ちはありますね。
そうなんですね。この番組は経営者の志という番組なので、ぜひ、そういった杉村さんの志もお伺いしたいんですけど、どういった志で今の事業を対応されているでしょうか。
志ですね。世間の人がイメージする良い介護施設みたいなものはない。その人が何をしたいか。
その人なんですね。
ご利用者ですね。もうご利用者本位ですよ。だから例えばリハビリみたいに、お絞りを丸めてもらうとか、洗濯物をたたんでもらうっていうのがあったとしても、これやってくれるみたいに頼んでもいい、みたいな、だけど嫌だって言ったら、
今日は嫌なんだね、分かったよ、みたいなことで、もういつでも臨機応変みたいな、その人が居心地よくて、そして愛されてるっていうことを感じてもらえるような場所と空間ですね。
そういうものを提供したい。そして、いい機能の人ともつながっていきたい。
っていうことですね。だから本当に決まりかきとかサービスを全部提供するのではなくて、その人に合わせて、今はこうして欲しいとかっていうところをすごく感じてやっていくってことですね。
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先ほどお話ちょっと聞いた中で、NPO法人も立ち上げて展開されてるってことですが、ここではどういったことをされてるんでしょうか。
NPO法人は3年くらい前に立ち上げたんですけど、私が専業主婦から専門学校へ、海軍専門学校へ行ったのはもう36歳とかそういうところからなんですけど、目覚め始めたみたいなね。
そして、いろんな勉強をし始めたのは本当に6年前、7年前、8年前、そのくらいなんですけれど、そのセミナー行くとか講演会聞くとか、その中で、
私って、なんか子供の頃なりたいみたいな夢あったけど、あ、無理だなーっていう、世間のこの基準とかいろんなもので、やろうともしてなかったこといっぱいあったなーっていうことに気がつき、
そして、自分の可能性みたいなものも、今からでもできるかも、みたいな感じになったんですね。それで、収入を得るために働く、みたいなことで、家族のために、みたいにやっていくんではなくて、
本当に毎日が楽しくて、っていう日々が送れるというね、そんな自分に光を当てると、こんな可能性が見えてきて、本当に楽しい人生になるということがわかったので、そのNPOでそういうきっかけを作るようなセミナーとか講演会とか、
バザーとかね、そんないろんな企画をして、もうね、学ぶ、学ぶっていうのの一歩手前の、そんな世界もあるんだ、みたいに、あるのままで輝けるのよ、みたいなことを聞いたこともなかったみたいなね、昔は。
そこを気づくだけでも、全然気持ちの面でも違いますし、行動も変わっていく感じがしますね。
そうなんですよ。その気づきの喜びっていうの、そして自分がそれを実践してみたら、もうすごい怖いことだらけだったけど、勇気を出してね、やってみるっていうのは怖かったけど、でもその先に、すごい想像もしなかったような未来があったっていうのを、私が証明してますので、
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そういうものはね、体験してほしいっていう、きっかけづくりのためにNPを作りました。
ぜひね、これ会員募集されてるんですかね。
あのね、参助会員募集、年会費は3000円ですけれど、本当にそういう意味では、いろんな私たちの企画に参加してくれたり、それは無料のものもあるし、有料のものもある。
そしてボランティアとしてお手伝いしてほしいということもあるっていうのがありますので、ぜひ3000円でね、まず参助会員に登録をし、参加していただきたいですね。
ぜひ今日のお話を聞いて、興味あるなという方がいらっしゃいましたら、ホームページのURLを掲載させていただきますので、ぜひそこから登録いただければと思います。
ぜひお仲間になっていただきたいです。
本日は介護会のスピリチュアルコーチ、杉村真由美さんにお話を伺いました。杉村さん、ありがとうございました。
こちらこそありがとうございました。
声を想いを世界中に届ける。
ぽえらぼ。
13:28

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