なるほど。じゃあ自分自身のその感じ方の価値観、こうじゃなきゃいけないんだっていうところを少し広げていくのと、
相手のことも少し理解しながら、あ、しかしたらこんなことあったのかなと思うと、お互い何かぶつかり合ってたところも、少し何か理解が進むんじゃないかなっていう、そんな考え方なんですかね。
はい、そうです。おっしゃる通りです。
そらさんがこういったことをやるといいんじゃないかなって、何か気づくきっかけとか、こういったことを取り組むようになったきっかけとかって何かあるんですかね。
そうですね。認知症高齢者の方から学ばせてもらったのが一番大きいなと思ってまして、
13年間ほど認知症介護の現場で働かせてもらう中で、やっぱり認知症がちょっと重度になってきてる方って、僕が何を言ってるかも理解が難しくなってくるし、
だから認知症高齢者の方は何を言ってるのかわからないからイライラしたり不安になったりして、早く家に帰らせてくれとか、
うちのお父ちゃんはまだ向かいに行こうへんのかとかソワソワしてしまうことがあって、
僕もちょっと理解がしてあげられないからちょっとイライラしてしまったり、先輩の目を気にしてしまったりとかがあったんですけど、
徐々にそのお相手のその老いたちとかどういう環境で暮らして育ってきたのかっていうのとかが情報が増えてくると、
そういった経験があるから今こういう発言が出てるんだ、不安が出てるんだっていうのが少し想像できるようになって、
そしたらまず僕自身がちょっとリラックスして対応ができるので、
その空気感が多分相手にも伝わって向こうも安心してそばにいてくれるっていう学びが大きいかなと思います。
そうなんですね、やっぱりそうやって想像することによって自分自身も落ち着けるし、やっぱりその感情っていうのは相手に伝わるから相手もそれで落ち着くしっていうような、
良い好循環を生み出すことがこうやって価値観を広げることで生まれてくるんですね。
はい、そんな感じです。
これを今までそういった現場だったりとかそういったところからいろいろ経験されてきたっていうことなんでしょうか。
そうですね、会社の方でもいろんな認知症に関する研修とかセミナーに行かせていただいたりもしてたんですけれども、
やっぱりお一人お一人その症状とか性格とか生い立ちが違うので、現場で学ばせていただいたっていうのが大きかったなと思います。
認知症の患者の方とのコミュニケーションもそうですけど、やっぱりこういった職場とかで人数が集まると、職員間の人間関係とかもやっぱりいろいろ複雑になってくるのかなと思うんですが、そのあたりはどうでした。
そうですね、おそらく全国的な課題にもなるのかなとは思うんですけど、やっぱり僕が配属させていただいたところもやっぱり何かしらのトラブルは抱えがちだったんですけど、
その認知症の方に対して行っていたサポート、相手をちょっと理解して自分が落ち着いて、コミュニケーションを取っていくっていうのを職員同士にもちょっと適応していくと、職員の方も僕のことや他の人のことを理解する時間とか機会が増えていって、
結構3ヶ月ぐらいである程度雰囲気は穏やかになって、1年経つぐらいにはここから移動したくない、ずっとここで同じメンバーで働きたいって言ってくれる声が上がってきたので、すごく嬉しかった経験がありますね。
すごいですね。そうやって本当に気にかけ方が変えるだけで、お互いのコミュニケーションも良くなっていって、社内の雰囲気が良くなるっていう。こういった取り組みっていうのを今も活動されていらっしゃるっていうことなんですかね。
そうですね。
この番組は経営者の志という番組ですので、しょらさんの大切にされている志についても教えていただけるでしょうか。
そうですね。やっぱり、そういった経験とかノウハウを、同じ僕と同じような世代とか経験してきた人にも使っていけたらなって思ってまして、
僕自身がそうやってサポートできてきた面もあれば、僕自身は大勢の人に対するアプローチというのはなかなか苦手な、ちょっとストレスがかかってしまう、疲れてしまう、ちょっと苦手分野でもあったので、
だからこそ、1対1でアプローチをずっと細かく続けてきたわけなんですけど、そういうのだと次、自分が落ち着けない状態になってしまうので、おそらく不安が広がってしまうとなってはおともかもないと思い、
これを同じような悩んでいる30代ぐらいの仕事と家庭でお悩みの男性の方々にオンラインとか1対1の形で提供したいなと思いまして、僕自身がちょっと離婚だとか会社でのストレスとかでちょっと悩んできた経験があるし、
今ちょっと30代の人ってうつ症状とか気分障害の人が30%超えてたりとかの時代になってしまっているので、でも30代ってこれからを担う世代でもあると思うので、そこをサポートし合える社会づくりというか会社づくりをしていきたいなとちょっと考えているところがあります。
そうですね。その30代の方たちが特に元気になっていって、しっかりと自分たちのお仕事ができるようになると、やっぱり本当に会社もやっぱり中心的な層だと思うので元気になりますし、あとその後輩たちもそういった姿を見るとより元気になるのかなという感じがしますね。
そうですね。安心して仕事を始めれるかなと思います。
そうですね。じゃあこれからはどんな感じで活動を進めていきたいなというような、なんかそういった思いとかでございますかね。
そうですね。基本的には1対1でのカウンセリングセッションをしてサポートしていきたいなっていうのが一つと、僕自身その単発単発だとなかなか自分を変えていくことができなかった経験があって、
なので3ヶ月ぐらいの週間化ができるのの考え方も週間によるものだと思っているので、3ヶ月でのそのプログラムの提供をちょっと考えているのと、
あと最後に介護施設とか会社の現場でちょっと人間関係とか離職率についてお悩みのところがあれば、そこで講演だったり研修講師の活動することでアプローチしていけたらなと思っています。
なるほど。本当にソラさんが今体験された今までの経験を生かした1対1のセッションだったりとか、そういった施設での取り込みの様子なんかもお伝えさせていただいて、それで皆さんが元気に穏やかに過ごせるような環境を作っていくということなんですね。
今日のお話を聞いて、ぜひ自分もちょっと相談してみたいなとか、あとは職場の雰囲気ももうちょっと変えたいなという方がいらっしゃれば、このポッドキャストの説明欄にソラさんのXやスタンドFM、あとノートのURLも掲載させていただきますので、ぜひそちらの記事もチェックいただきたいなと思います。
こちらでは主にどんな発信をされていらっしゃるんでしょうか。
そうですね。まずは、今目の前にある現実を変えていきたい人っていうのがほとんどだと思うので、心を整えるための発信、自分への問いかけとか、会社でこういうことを言われた過程で、パートナーからこういうことを言われたということで悩まれていても、
その捉え方を変えることで、目の前のストレスをまずケアして、次のステップに進めるっていうような発信をさせていただいてます。
捉え方が変わると感じ方も変わって、自分の気持ちも変わるっていう、そういったところがあるんですね。
そうですね。優しくなれるんじゃないかと思います。
まずそこからですね。
そうですね。
ぜひそういったXとかもチェックいただけたらなと思います。
本日は価値観拡張カウンセラーのソラさんにお話を伺いました。
ソラさんどうもありがとうございました。
どうもありがとうございました。