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2025-08-26 13:54

968.小林久美さん(ケアマネジャーと占い師)

【高齢者がワクワクできる居場所をつくる】

介護の現場で、一人ひとりの暮らしを支えるケアマネジャーとして。
そして、誕生日から人生の流れを読み解く占い師として。

小林久美さんは、作業療法士として高齢者のリハビリに長年携わり、
認知症の方が安心して集えるサロンを自ら立ち上げた経験を持ちます。
それは「重症化する前に、少しでも外に出て、人と関わる機会を」という強い想いから。

介護保険の枠を超え、30分でもいいから誰かと話し、笑い合える時間を。
カフェのように気軽に訪れられる場で、日常の中に“安心”と“希望”を灯したい。

高齢者がワクワクしながら日々を送れる社会を目指して、
今日も小林さんはケアと占い、二つの視点から人生に寄り添い続けています。

【今回のゲスト】
ケアマネジャーと占い師 小林久美(こばやし・くみ)さん
X: https://x.com/3Y19v

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サマリー

小林久美さんは、ケアマネジャーとして高齢者の支援を行い、占い師として求生器学を活用したアドバイスを提供しています。彼女は高齢者との関わりを重視し、今後も健康カフェの設立を目指しています。

00:01
声を思いを世界中に届けるこえラボ
経営者の志
ケアマネジャーとしての活動
こんにちは、こえラボの岡田です。今回はケアマネジャーと占い師をされていらっしゃる小林久美さんにお話を伺いたいと思います。小林さんよろしくお願いします。
こんにちは、よろしくお願いします。
まず、ケアマネジャーと占い師ということですが、ケアマネジャーというところからどんなお仕事なのか、そのあたりから教えていただいてもよろしいですか。
ケアマネジャーというのは、介護保険の必要な方のお宅に伺って、どういうことを困っていらっしゃるかというのをお聞きして、その方に必要な介護サービスをプランニングさせていただくお仕事です。
いつぐらいからこのお仕事をされていらっしゃるんですか。
ちょうど2020年、コロナの年だったので2020年ですね。
そうなんですね。その頃から基本的には訪問していただくということなんですね。
例えばどんな方がいらっしゃるんですかね、ご利用者の中では。
本当に様々なんですけど、介護保険といいますのは、自立しているところから重症化していくに向かって7段階あります。
要支援1、要支援2、要介護1、2、3、4、5ってあって、本当に全ての方いらっしゃるんですけれども、今一番多いのは転んだ後にちょっと足が弱くなってしまったので、家にずっといるとまた足も弱るし、認知機能も低下しちゃうのが心配なので、
デイサービスに行きたいわとか、お風呂に入るのにちょっと滑りそうで怖いから手すりをつけてくれないか。
そういうお家の中の安全面とか、段差を解消する、高い段差のところには1つ段を置いて楽に上がれるようにするとか、そういう方が今一番多いと思います。
そういったところをお家も拝見しながら、どこにどんなサポートをするといいかなというのを計画を立ててやっていくということなんですかね。
はい、そうですね。
確かに足腰を割って、特に怪我された後だと余計心配になりますもんね。
そうですね。今回は帰ってこれたからいいけど次はないよ、みたいなことを家族が心配されますね。
そうすると、これを介護保険を使って対応いただけるということなんですか。
そうですね。介護保険というのは、介護サービスをその方の収入とかに合わせて、1割負担から3割負担まで言いますけど、保険を使ってサービスを使えるということですね。
みなさんも払っていらっしゃいますからね。
これは認定が必要になってくるわけなんですかね。使っていくためには。
やっぱりそういうこと。介護サービスが必要だと思われた時点で、お住まいの自治体に申請して認定してもらうということになります。
なるほど。じゃあそういった方たちのために今、ケアマジニアとして対応されていらっしゃるということと、あともう一つ占い師というのもありますけど、こちらはどんなことをされていらっしゃるんでしょうかね。
占い師としての役割
占い師というのは、いろいろホロスコープとか生命反応とかいろいろありますが、私の場合は求生器学と言いまして、9つの人の誕生日によって人の持って生まれた木が9つに分かれているという感じで、
その何の木が流れている年に生まれたかとかですね。それで大まかな本命性というのを出して、また生まれた月とか日によって変わってくるので、その方は3つの人は3つの星を持っていらっしゃるんですね。
それによって向いてるお仕事であるとか、あと人と人との相性であるとか、そういうのを見ます。
なるほど。これいつぐらいからやってらっしゃるんですか。
これは25年ぐらい前からです。
結構昔からやってらっしゃるんですね。
たまたま教えてくださる方がいらっしゃって、その時何の木なしに習ったんですけど、結構役に立ちます。
最近はそういった占いとかスピリチュアルのこととか、結構世の中的にも流行ってたりしますけど、そういった前から取り組んでやってらっしゃったんですね。
そうですね、本当に母の友人、お友達の方がすごくよく当たる方がいらっしゃって、母の友人たちがみんなその人のとこに行って来てくださいみたいな感じで言われてるのを私は横で見てた感じだったんですけど。
そこから習って小林さんたちがご自身でできるようになっていったっていうことなんですか。
そうなんですね、なぜか習おうよって誘われて。
これどんな方が見てほしいとかっていうふうに依頼来ることってあるんですかね。
そうですね、やっぱり一番多いのは息子さんの彼女と息子の相性はどうか。
そうですね、ご主人のこととか、あとはお仕事。
何がわかるとそういう風に占いができるんですかね。誕生日がわかると大丈夫ですか。
そうですね、お誕生日がわかれば。
そうすると相性とかも見ることができるっていう。
はい。
やっぱりね、いろいろ心配なことがあれば見てもらいたいなというのがあるわけですよね。
そうでしょうね、やっぱり人生は何が起きるかわからないですからね。
今後の目標
それぞれいろいろ対応されてらっしゃるんですが、これからはどんな活動をしていきたいなというふうに今考えてらっしゃるんでしょうかね。
はい、私は本当にやりたいことはですね、ずっとケアマネージャーと言いますか、
作業料奉仕という資格を持っていて、リハビリの資格です。
それで高齢者の方のリハビリをずっとやっていて、ケアマネージャーになったんですけど、
作業料奉仕としてはデイサービスですとか、有料老人ホームで働いてました。
ケアマネージャーになった時にですね、やっぱり認知症の方が行く場所が少ないので、
そうなんですね。
はい、やっぱり集団生活ですので、
なのでやっぱりそこに馴染めなくなるとどうしても行き場を失ってしまう。
でもそういう人ほどやっぱり人との関わりって大事なんですよね。
なのでちょっと2年前に自分がやってみようと思って、
認知症の方の専門のリハビリのサロンっていうのを立ち上げたんですけど、
認知症リハビリテーション専門士っていう資格が民間なんですけどありまして、
それを勉強して、よし行けるみたいな感じで立ち上げたんですけども、
なかなかですね、認知症って頭に出ちゃうとやっぱり来にくいとか、
あとやっぱり介護サービスがある中で、そこではやっぱり介護サービスを使わず実費でやっていかないといけないので、
やっぱりその価格設定がすごく難しいとか、集客が難しいっていうのがあって、
困ったなーって半年ぐらいはちょっとイベントをやってみたりして、
いいこと聞いたって言ってくれる人はたくさんいるけど、
お客になりましょうっていう人はなかなかいない中でやってたんですけど、
自分自身がちょっと病気になってしまってですね、
手術しなきゃいけなくなったので、これはちょっと家賃が払えないわと思ってすぐ店は畳んでしまいました。
なんですけど、やっぱり今でもそういうのをやりたいっていう気持ちは重要だと思うんですね。
あまり重症化しないうちにそういうところに来ていただいて、
本当に大げさなことじゃなくても1日1時間でも、
10分でもいいからお話し相手ができるとか、
あとはちょっとそこまで買い物に行きたいけど、
転けそうで怖いから誰かに連れて行ってほしいっていう時について行って差し上げられるとか、
そういうちょっとしたサービスが受けられるか受けられないかによって、
その人が将来介護が必要になるかどうかっていうのが左右されるって思ってまして、
やっぱりそういうことを今でもやりたいんです。
確かにね、本当にずっと怖いからって言って外出ないと、さらにずっとお家にいることになるし、
ちょっと誰かと一緒にいれば安心して出かけられたりとかお話できたりとかするから、
そうすると全然日々の行動が変わってくるような感じしますね。
本当にそうだと思うんですね。
そこに本当に介護保険を使うほどじゃないからサービス使えないんだけど、
でもほっといたらそこに行ってしまうみたいな方に来てもらえるような、
前にサロンをやった時にご家族にカフェにしてよって言われたことがありまして、
カフェだったらうちのお父さんも認知症だけど、
ちょっとコーヒー飲みに行こうよって言って連れてきて、
そこでやってもらえるとかできるじゃんみたいな感じのことがご意見がありまして、
なので認知症と言わずに健康カフェみたいなのを本当は今でもやりたいなっていうふうに思ってます。
これからどんどん高齢の方も増えてくるので、
気軽に立ち寄って皆さんとお話できるような場があると、
皆さんがどんどん行動するようになるので、
認知症とかにもなりにくくなったりとか、怪我とかもしにくくなったりとか、
すごく皆さんのためになる活動なのかなっていうような感じがしますよね。
この番組は経営者の志という番組ですので、
ぜひ小林さんの志についても教えていただけるでしょうか。
志っていうのは思いみたいな感じですね。
今まで私なぜか高齢者の方がすごい好きなんですけど、
高齢者の方っていうのはやっぱり今はそうやって体弱ったりとかして、
怪我が必要で助けてあげないといけない存在ですけど、
でも私たちが今の生活ができているのは、
その方たちが戦争もくぐり抜けて、食糧もくぐり抜けて、
この社会を作ってくださったからだと思うんですね。
なのでやっぱりその方々に今からでもワクワクして毎日送っていただきたいというふうに思ってます。
そういったワクワクする気持ちが変わると、
体の動きとか行動も変わっていきそうな感じするので、
ぜひそういったところを増やしていけたらなと思うので、
今日のお話を聞いて小林さんともっとお話ししてみたいなとか、
いろいろ詳しく聞いてみたいなという方がいらっしゃいましたら、
このポッドキャストの説明欄にXのURLも掲載させていただきますので、
ぜひそこから小林さんにDMでも送っていただけたらなというふうに思います。
はい、ありがとうございます。
今回はケアマネージャーと占い師をされていらっしゃる小林久美さんにお話を伺いました。
小林さんどうもありがとうございました。
ありがとうございました。
声を想いを世界中に届ける。
ポエロボン
13:54

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