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2025-04-16 11:49

880.佐々木利記さん(業務改善のプロコンサル)

【挑戦する覚悟がビジネスを動かす】

今回のゲストは、業務改善のプロフェッショナルである株式会社イーストブローの佐々木利記さんです。
財務データに基づきながら、企業のどこに課題があるのかを見極め、事業の土台となる業務の流れを整えることによって、組織の本質的な成長を支える――そんな“現場に入り込む”支援を行っています。
IPOを目指す企業やM&Aを考える企業に対し、属人的になりがちな仕組みを見直し、誰がやっても回る会社づくりをサポートしているそうです。
バンドマンからスタートし、失うものがない覚悟でビジネスの世界に飛び込んだ佐々木さん。どんな依頼も「できます」と答えてから勉強し、現場で実践し続けてきたというエピソードには、挑戦する人すべての心を震わせる力があります。
「仕事はお客様との間にあるもの」だと語るその姿勢に、人として、ビジネスパーソンとして大切な視点を気づかされます。
人間にしかできない価値ある仕事を、社会に届けていく。その想いを胸に、全国の中小企業に価値を届け続ける佐々木さんの志を、ぜひ音声でお聴きください。
ポッドキャストの説明欄には、佐々木さんのX(旧Twitter)のリンクも掲載していますので、ぜひチェックしてみてください。お問い合わせやご相談もお気軽に。

【今回のゲスト】
業務改善のプロコンサル 佐々木 利記(ささき・としき)さん
X: https://x.com/Sasaki_Toshiki

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サマリー

業務改善のプロコンサルタントである佐々木利記氏は、企業の財務データを基に課題を特定し、業務の可視化と改善の重要性について話しています。また、IPOやM&Aのニーズに応じた支援を通じて、企業の生産性向上に寄与することを目指しています。佐々木氏は、顧客の課題解決に向けた業務改善コンサルティングの重要性を説明し、自身の経験をもとに若い世代へのメッセージを発信しています。さらに、社会に対して価値を提供することの重要性や、人が行うべき仕事についての考えを共有しています。

業務改善プロコンサルの役割
声を思いを世界中に届けるこえラボ
経営者の志
こんにちは、こえラボの岡田です。今回は、業務改善のプロコンサル)、
佐々木利記さんにお話を伺いたいと思います。佐々木さん、よろしくお願いします。
よろしくお願いいたします。
まずは、この業務改善のプロコンサル、どんなことをされていらっしゃるのか、そこから教えていただけますか?
はい、そうですね。業務改善というのは、企業様の中に入り込んでですね。
企業というのは、PLと言われるんですけど、売上からスタートして、
それを仕入れがあって、半関費が張って、営業利益が上がりますよね。
最後に順利益が残っていくというのが、事業の動きだと思うんですけど。
ここの、どこにぶどまりがあるのか。
例えば、売上がこういうだけ出てるのに、半関費がすごいかかってて、最終的な利益が少ないよねってなると、
その間にある仕事に何か問題があるんだよねっていう風になるので、
こういったところに課題を感じられている企業さんに我々は呼ばれていて、
そこで伴奏しながら、それを改善していくっていうのが基本メインの仕事になってますね。
じゃあ、やっぱり財務のデータを見ていきながら、ここってもしかしたら改善の余地があるかなっていうところから
ヒアリングしていって、いろいろ伴奏していらっしゃるわけなんですかね。
そうですね。財務のざっくりの情報はやっぱりいただかないと、どこに事業課題があるのかが見えないので、
よく言われるのが、業務価値というと、生産性を上げましょうっていう風になるので、
社員さんの生産性を上げるイコールなんか組織課題の問題なんだみたいな風に思われる、
そういう感じがあるんですけど、我々はそういう風には考えていなくて、
その会社のお金を生み出しているのは人なんで、社員さんたちなので、
ということはもう事業なので、その事業の課題のどこに問題があるか、
それが単純に人の動き方だったりするっていうだけなので、人的資本として考えて、
そこがどういう風になったのかを見る。事業課題の解決のためにやってるっていうのが、
一つ業務改善ということです。
企業のニーズと支援内容
これを依頼される会社はどういう目的だったり、どんな会社さんが依頼にいらっしゃるんでしょうかね。
そうですね。我々がご支援させていただいている会社さんは、大きく3つかなと思っていて、
一つはIPOと言われる上場をしていきたいなと思っているベンチャーさんとか、
中小企業でこれから売り上げをもっと上げて上場していきたいなという会社さん。
こういった会社さんは、上場する前から監査法人とかが入って、
いろいろ監査に応えながらやっていかないといけないんですけど、
それを頑張って文章に載ってる状態で上場しても、結局業務がきちっと回ってないと、
その後株価が上がらないとか、いろんな問題が出て大変になるので、
上場を考えられている方とかが、我々が入り込んで、まずは業務をきちっと見える化しながら働けて、
要は動き方がスムースになって仕組みになっていくっていうところをやりたいっていう会社さんが一つ。
もう一つはM&Aと言われる会社が会社を上等化したり買ったりするっていう行為があるんですけど、
そのM&Aで買い先ですね。A社さんを買いたいな買って、
自分のシナジーがあるような形で事業成長したいようななんですけど、
買った会社と文化も違えば、いろんなものが違うんで、
ここどういうふうに合わせていくのっていうのをしないと、
買って結局意味なかったみたいなことになったら一番怖いので、
それを繋いでいくのをPMIってちょっと用語はあれなんですけど、
そういう作業が必ず必要になってくるんですけど、
そこでやっぱりこの仕組みの業務の部分をしっかり見て、
生産性高い状態の事業課題の解決をやっていくっていうニーズ。
最後が逆に言ったらM&Aで売りたい先ですね。
例えば息子さんとか娘さんとかにちょっと情報がないし、
一生懸命会社もやってきたんで最後、バイアウトと言って売りたいなと。
でも社員さんもいるんで守ってあげたいし、
最後オーナーとして何十年も走ってきたんで、
最後ぐらいはちょっとしっかりお金も欲しいよね。
でもだいたいそういった著書企業さんっていうのは、
俗人的で社長のパワーで成り立ってるみたいな会社さんが多いんで、
そしたら買う側は社長を抜けたら俗人だから回らなくないってなっちゃうんで、
いや買う価値ないよねっていうので値段がすごい下がっちゃうよねと。
そういう会社さんが我々が入って社長がいなくても回るような仕組みっていうのを
業務の方で作っていくことで、5年後とかに売っていくときには確実に値段が高く
ちゃんと浄土してもらえるようなものです。
こういうところがメインになってきますかね。
佐々木さんの経験と挑戦
やっぱり会社もそういった人で動いてますけど、
俗人化していくとやっぱりその人が抜けると動いていかなくなるとかなので、
しっかりと仕組みを作るためにはどうすればいいのか。
だからそのあたりをサポートして伴奏しながら作っていかなきゃということなんですね。
はい、そういうことでございます。
こういった仕事を始めるのでもともと早崎さんどんなことをされていらっしゃって、
どういうきっかけでこのお仕事ができるようになったんですかね。
そうですね、先ほども横持ちばっかり喋ったお酒の雰囲気なんですけど、
いやそうではなくて、もともと私実はずっとバンドマンをミュージシャンをやっておりまして。
そうなんですね。
まあまあ粘りまして、家族から見放されるレベルの30歳ぐらいまでバンドマンをやっておりまして、
そこまで来るともう負ける気がしないというか、もう失うもの何もないみたいな形なんで、
勇気だけは100倍っていう状態で、
でまあたまたまちょっとバンドが解散してもう年も終わったんで、
じゃあ経済でバンド組もうみたいなノリで、
じゃあ会社やろうってなったんですけど、やる理由は単純に職務経歴書に載せるものがないと。
要普通免許に丸するしかないっていう感じなんで、
まあ労働市場に我が居場所ないよね。
じゃあもう企業だってもうそれしか選択肢がなかったんですけど、
今の事業にたどり着いたのは最初はマーケティングとか、
そういったところの企画をやったりみたいな仕事をしていたんですけど、
やっぱりそういう人って若手でも多かったんで、参入障壁が低いなと。
で広告の手法ってどんどん変わっていくので、
これはちょっと日進月歩がすごい多いよねと。
でたまたまお仕事いただいたところで大手さんの中に入り込んで、
業務の改善だとかマニュアルの制作とかっていうのを
携わらせていただく仕事を結構受けてた時に、
これだったら社員さんの働きの動きにコミットできて、
事業の課題にコミットできて、
かつ参入障壁高いから簡単にも入り込めないよね。
要は企業のコンフィデンシャルの中に手突っ込んで仕事することになるので、
これはいいぞということで、
自分にとってのやりがいもあったんで、
じゃあこの領域で事業を伸ばしていこうっていうので、
業務改善という方法にいきました。
でもこれ初め受ける時って何も知識ない状態でやっていくのってどうなんですかね。
結構挑戦的だったのかなと思うんですけど、
その時の意気込みとかどうだったんでしょうか。
そうですね。
先ほど申し上げたように30歳までバンドマンとかなんて失うものがないんで、
なので仕事1個や2個失敗しようが別に殺されるわけではないので、
なので基本知るかよっていう精神で、
まだ若かったので、
業務改善の重要性
いやあなたにできて私にできない仕事はないでしょ、
同じ人間なんだからと、
という感じだったので、
こういうお仕事ができますかって来たら、
いやそれをやったことないんでできませんとは絶対に言わずに、
やったことなくてもできるに決まってますよねって言って、
仕事を受けてからビビっていやいやって言いながら一生懸命勉強して、
あとは結果と成果でコミットしたらいいんだっていう形を、
それを繰り返していくうちに実績と経験がゴンゴンついていったっていうような感じです。
いやあそこの心を甘えてやっぱり大切ですね。
なんか最初からそれでできないできないって言ってたら、
何も皆さんからお仕事いただけないですし、
任せたいと思えないんですけど、
もう自信持ってできますって言われたら、
じゃあお願いしますっていうふうに来ますし、
そこの後しっかり努力して成果を出すっていうことが重要だったりするんですね。
そうですそうです。
今それは今でも同じで、
お客様の課題って毎回違うんですよ。
会社が違いますし、風土も違うし、組織も違うので、
なので型とかパッケージではめてやればできるようなものは一切ないので、
毎回こういうことできますか、やったときないですっていうのが基本なんですよ。
でもやりますっていうのが基本なので、今でもそれは一緒で。
これから言えることって若い方、
これからいろいろやっていきたいという方には、
どういうメッセージとして伝えていきたいですかね。
そうですね。
私も今46で今年47の歳になるので、
ビジネスパーソン65歳までで言ったら、
もう真ん中より確実に最後の方、
くるぶしまでカンオケ入ってきたなみたいな感じなので、
それで言うと、やっぱりその若い時の私がやってきたアレで言って、
もし何か若い方にメッセージ残せるんだとしたら、
やっぱり勉強して自分が経験を積んでからじゃないとできないっていうのって、
お客様のためになっているように見えるかもしれないですけど、
実は矢印自分だよねっていう。
自分が自己成長したいとか、
自分ができるような人間になっている自分に寄ってませんかっていう話。
私は思っていて。
仕事はあなたのためにあるんじゃなくて、
お客様とあなたの間にあるんだよっていう話なので、
なんか顧客ファーストで、
あくまでお客様の課題に対してコミットするっていうのさえあれば、
あとはその納品までにやりきりゃいいんだから。
社会への価値提供
だから、
We do have まずなれ。
そっから持てっていうような、
それはありますね。
矢印自分はダメなんじゃないっていうのは思ってます。
なるほど。
ぜひね、そういった精神で皆さんも取り組んでいただけたらなと思います。
この番組は経営者の志という番組ですので、
ぜひ佐々木さんの志についても教えていただけるでしょうか。
そうですね。志としてはやはり、
もともとそういう出自というかバンドマンからやっていって、
今の会社があって今はコンサルティングをやってるんですけども、
志っていう意味で言ったら、
やっぱりこの社会に対してやはり価値を出していく。
これこそが人だからこそできる仕事なんだっていうのがやっぱりあります。
今AIとかロボティックスとか様々な機械に置換できることはどんどん増えてるんで、
それはそれで任せちゃったらいいと思っていて、
人にしかできない仕事を人をしようと、
本当の人間労働を謳歌しようぜと。
これが何か思ってるので、
そういったサポートができるように、
今は関西中心に事業を提供してますけど、
どんどんそれを広げて、
様々な中小企業さんとかIPを考えてる先に価値を提供できるような志で、
今後より良い事業を成長していきたいなと思ってます。
ぜひ皆さんもこの番組を聞いて、
佐々木さんの話をもっと聞いてみたいなっていう方、
あとは色々相談をしてみたいなという方がいらっしゃいましたら、
このPodcastの説明欄に佐々木さんのXのURLも掲載させていただきますので、
ぜひそこチェックいただいたりとか、
あとはDMを送ってメッセージも送っていただけたらなというふうに思います。
ありがとうございます。
今回は業務改善のプロコンサル佐々木としきさんにお話を伺いました。
佐々木さんどうもありがとうございました。
ありがとうございました。
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