神奈川からじゃあ来らしてってことだね。
今まで以上に大きいサイズのオブジェ。ドーンと展示されてて、開始1時間で海外の方とかが買っていったらしいですよ。
イケテルさんというと一般的にサイバーラデン家って言われたりとかしてて、一つ一つの粒がデジタル数字でめちゃめちゃちっちゃくてみたいな感じじゃん。
0.3ミリとか。
1個1個のがちっちゃくて。だから手のひらサイズでも作るのが大変っていう話を番組で言ってもらったけど、でかいってのはどれくらいのサイズなの?
1メートルとか。
そりゃでかいわ。
1点何メートルとか。
作るのに何年もかかったっておっしゃってました。
あ、そう。
3年とかかかりで作りましたって。
そんな作品見たいけど、東京現代でしか見れなかったんだね。
そうなんですよ。もったいない。
もったいない。しかも海外の方が購入したってことは日本で見るチャンスほぼないよね。
ですね。
そう聞くと言っときゃよかったって今思った。
写真とか動画とか撮ったんでまたお見せします。
ぜひぜひ。インスタとかにも上がってるの?
インスタにあげました。
ぜひぜひ皆さんもチェックしてね。
トニーさんご存知の通り、写真とかだとイケテルさんの作品なかなか魅力が伝わらないと言いますか。
キラキラ光って、角度によって見え方が変わったりもするんですけど、皆さんにも見ていただきたかった。
なるほどね。そう聞くと言っときゃよかったなって今思った。急に反省、後悔してきました。
でもこういういいものが毎回あるわけじゃないからとか言って。
今回たまたま当たりの年だったのかな。
いや素晴らしかったですよ。びっくりしました。
全部見るのにはどれくらいかかるもの?ボリューム的に。
結構広いんで、ただ歩くだけでも時間かかっちゃう。
すごいよね。パシフィコ横浜を使ってやってますからだいぶ広い会場ですけどね。
広いんで、2時間ぐらい?
意外とコンパクトじゃない?半日ぐらいかかるのかと思った。
ゆっくり見るとまあ。
急いで見て2時間ぐらい。
だからゆっくり見ると半日ぐらいじゃかかる。
そうですね。
興味ある方はぜひ来年もやるんでしょうかね。
来年も同じ日程かな。9月にやるみたいです。
ぜひぜひ見てみてください。
トニーさん、美術展なびフェスで小田信長と話すっておっしゃってましたけど。
はいはいはい。
どうでしたか。
いやいやいや、素敵な方でしたよ、信長様。
信長様。
名古屋城おもてなし隊だったかな。
やっぱり結構身長もあって、髭もかくわえてすごい男らしい方でしたけれども、
名古屋からもファンもいらっしゃってて。
だからあんまり強く突っ込んだら多分ファンに怒られそうだから控えめに突っ込みをしながらでしたけれども、
時々強めにちょっと言ってみたりすると、
信長様が腰の勝手な人だって叩き切るぞみたいななんか、
そう言われればこっちも何も言えないみたいな、
母みたいになるという、過去一やりづらい、
突っ込みづらいみたいな感じでは、すごくいい人なんだけど。
口調ってどんな感じなんですか、なんとかじゃとかなんですか。
あと貴様はって言われてましたしね。
イベント自体はでも紹介しておかないとなんだけど、
もうこの大谷の時に始まってますが、上野の森美術館でショーソーイン・ザ・ショーっていうね、
ショーソーインのイマーシブ体験とかができるみたいな体験型展覧会があって、
そこでランジャタイというね、幻のお香みたいな香木、
それの匂い体験ができるんです、このイマーシブ会場では。
だけど美術セナリーフェスというのは美術展グッズの採点なので、
一足先にその上野の東京会場から初めて販売される、大阪ではまだ販売されてなかった、
ランジャタイの香りつきカードみたいなものがあって、
それが9月のだから、20日が展覧会スタート。
だから19日がない段階だけど、一足早く、まだサンプルの段階の9月8日、
その美術セナリーフェスの日に信長様がまず最初に嗅ぐっていう、みんなの代表として。
なぜなら450年前に一度嗅いでるから、それを嗅げるというイベントだった。
それをみんなが見るみたいな。
信長様が嗅いで。
みんなは嗅げないんだ。
みんな嗅げない。お客さんは見てるだけ。
グッズ作った担当の美術セナリーの読売入りの女性の方と、信長様と僕が3人単調にいて、
嗅ぐわけ。さあどんな香りですかって言ったら、
これは新しき香りじゃって言ったんですよ。
え?ダメじゃん。
すごいことかな。
いやいやいや。ダメじゃないんだけど。
ダメじゃないか。
どういうことかなと思って、どういうことですかって聞いたら、
450年前の時には、もうその時点で香りが落ちてった。
史実的に鉱木が長い歴史があるから、ちょっと匂いが落ちてきてたらしいのね。
だからそれで信長様が当時嗅いだ時には、香りがちょっと薄く感じるじゃないか、
ちょっと物足りなく感じたらしいけど、今回のグッズはとても香りが強くて、
新しき香りがするみたいな感じのニュアンスだった。
でも具体的に知りたいのはどんな香りかが知りたいから、
その強弱じゃなくてね、その匂いの。
そうですね。
どんな匂いなんですかって言ったんだけど、あまりその例えがしっくりくる感じがなく、
でもすごいのは信長様はオーラがあるから、それでも場としては5分10分ぐらい持ってるわけです。
すごい。
そう。でもこのイベントトータル30分で、これしかないんですよ、イベントは。
あと20分繋がなきゃいけない。どうするのみたいな感じ。
気持ちいい。
なんか時の進みがすごく遅く感じてきて、これあとどうするんだろうと思って、
もうそこで急遽、僕もすいません、嗅がせていただいてよろしいですかっていう、ちょっと僕も嗅いで、
僕が感じた香りですよ、これあくまで僕のね、すごく男性的な、男性フレグランス的な香りだったのと、
ちょっとオリエンタルな香りだったなっていう。
ムスクっぽい。
ムスクっぽい、本当にそう。と思って、そういう香り食レポみたいな感じでね、
食じゃないけど鍵レポみたいなものをして繋いだんだけど、冷静に考えて、
物の香りだけで30分ワントークって、なんかクレイジーな企画すぎるなと思って。
確かに。
よくやったわ、これと思って。
みんな嗅げないから、想像させるしかないっていう。
すごいな、食べ物の場合は食べれなくてもなんか美味しそう感は伝わるじゃん、物があるから。
香りのカードだからさ、みんなもそれを見ててもわからないから、すごいイベントだったけど、
でも本当に信長様に感謝してるのは、よくこのトークを30分持たしてくれたっていう、本当に感謝ですね。
課会の正しいリアクション方法が分かんないんで、
何で、おーとかいいんですか。
何でもいいです。
ねーねーみたいな。
じゃあ、ちょっと恥ずかしいもう1つ、
じゃあ言わせていただきます。
はい、お願いします。
ほうせん花っていうのの別名はね、
妻くれないっていう。
だからそれ別名使っても大丈夫だったんで。
妻くれないって。
爪がね、べにとか、爪のべに、
爪にこう塗って、
昔マニキュアの代わりだったらしくて、
妻くれないって言い方をするんだって。
へー。
2句目はちょっとほうせん花で、
妻くれないって言葉で作ったんですが、
じゃあ行きます。
柔断が妻くれないの種ならば。
あー。
おー。
めっつくです。
一瞬考えちゃいました。
ほうせん花って種が飛ぶ。
あー。
あれが今ね、このアートウォッチングでも
8月号でね、戦争の展覧会とか取り上げてたから、
戦争で今も実際戦争起きてるし、
その柔断が妻くれないの種ならばっていうね。
素晴らしいです。
これはね、本当に褒めていただきましたけど。
すごい。なんかちょっと感動しました。
ほんとですか。
いや、それでね、こういうことがね、
褒めていただけたので、
来月の舞会も呼ばれまして、
このままもしかしたら僕が俳句の道に行くのか。
毎月あるんですね。
毎月ある。
でも僕、一番年下だからね。
もう皆さんもうベテラン。
何人ぐらいいらっしゃってるんですか?
この前は十数人いらっしゃって、
あと、俳句だけ送る、
その場にはいけないけどって言って
トークする方もいらっしゃって、
その中で選んでいただいて。
すごい。初めてとは思えないですね。
なんかレベルトップ。
でもなんかやっぱり、
皆さんの長年やってる方の句を聞くと、
まだまだだなって思って。
そうなんだ。
へー。
そういうことでね。
今後も舞会に出て、
特選取ったら発表するシステムにしようと思います。
いいですね。
トニーの今月の一句みたいな。
そういうことがあります。
なんかおしゃれ。
ありがとうございます。
そういうことで、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
ということで、お便り紹介にいきますか、そろそろ。
はい。
まずは番組ウェブページへのお便りです。
はい。
ゆうゆさんからいただいています。
はい。
トニーさん、まるさん、こんにちは。
いつも楽しく拝聴しています。
ここ数ヶ月のアートウォッチングで、
まるさんがキレのあるコメントを連発していて、
今月はどんなことを言うのかなと、
毎月楽しみです。
素晴らしいですね。
菊地漢字月年とも美術館で、
8月23日に開催された
ともびでバードウォッチングに参加してきました。
高橋さんの美術と鳥に関する豊富な知見と、
それを引き出すトニーさんのお二人の掛け合いが
とても楽しくあっという間の1時間強でした。
奥さんや弱虫が素人目にはリアルに見えても、
ファンタジーが混ざっているとは思ってもみませんでした。
藤本芳道が鳥のことをよく見て描いているということを、
特徴や生態とともに説明してもらえて、
とても勉強になりました。
何よりトニーさんと話してきたのが嬉しかったです。
これからも番組楽しみにしています。
残暑が続いていますので、お体ご自愛ください。
ありがとうございます。
まずマルさんのキレのあるコメント。
嬉しいですね。
キレのあるコメントしてたかな。
いや、今期待のコメントが…
どうしよう。
逆にプレッシャーになっている。
すごい嬉しいです。
ありがたいですよ。
8月23日に僕の名優の鳥肌とたかし君と、
それからこの番組にも出演していただきました
菊池寛司好きな友美塚島崎健吾学芸員の企画として
ご依頼で、この2人で、藤本芳道という
徳美術館に最もゆかりのある元人間国、もう亡くなりになっていますけども、
いろいろ、絵付けの得意な作家さんの展覧会があって、
今回鳥をテーマに、この人が描いた鳥の絵が描かれた
焼き物が中心に展示している展覧会ということで、
会場でバードウォッチング的な感じで、
2人で掛け合いしながら見ていこうみたいな感じでした。
藤本芳道の鳥の描写がいかに素晴らしいかって話も入れつつ、
だから北斎とかジャクチュウってね、みんな鳥の絵が上手いから鳥も上手いと思いきや、
鳥博士から見るとあれは大した鳥の描き方じゃないよ、みたいなそういうやり方をしながら
やったトークショーなんですけどね。
案の定ですけど、1時間のトークイベントが終わったら1時間半ぐらい喋ってましたからね。
森上がりすぎちゃって。
森上がりすぎました。
その後に、この悠悠さんからお声がけいただきまして、
鳥さんと言っていただいて、ちょっとお話したんですが、
たぶん2年ぐらい前だと思うんですけど、
この番組で実は一度ね、コメントを送ってくれた方、メッセージを送ってくれた方で、
確かデキリコ展、鳥美術館のデキリコ展だったと思うんですけど、
そこのミュージアムショップで、なんか俺があまりに真剣に見ているもんだから話しかけづらかった。
ありましたね。
で、話しかけてもいいんでしょうか、みたいな。
で、それでこの番組で呼びかけて、よかったらぜひぜひ声かけてくださいっていうきっかけになった方だったんですよ、悠悠さん。
ありがとうございます。
ずっと聞いていただいてるんだ。
で、このイベントのためにも来ていただいてということでしたので、
本当に直接ここで感謝を伝えましたけども、改めて番組を通じて感謝をお届けしたいと思います。
これからもよろしくお願いいたします。
お願いします。
ということでね、僕との話はね、もうしても大丈夫ですよって伝えたんですけど、
今度はもうだから悠悠さんもぜひ丸さんに会いたいと思います。
丸さんも話しかけて大丈夫なんですか。
大丈夫です。ちょっとキョドるかもしれないんですけど。
多めに見ていただけると。
じゃあもう見かけた時にはね、丸さんにもぜひたくさん話しかけてあげてください。
はい、お願いします。
さあ続いてもう一つあるのかな。
次にエピソード139、140のネルホルさん出演会への反響があったのでご紹介します。
S8さんからです。
お声から誠実さを感じる方々だった。見たくなった。
続いてレスイズモアさんから。
ネルホルの種巻きとカラス展。少し前に言ったけど、
ポッドキャスト聞いてどう作ってるのか裏側が知れてよかった。
カーペットの断層のことも話されていたので謎が解けました。といただいています。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
さあということで早くも反響がある回でしたけども。
ねえ。見ごたえがある展覧会で新作もたくさんありますもんね。
千葉美術館の展覧会とその後埼玉県の展覧会。全然別物の展覧会なんだけど。
展覧会先に見させていただいた上でネルホルさんと初めてちゃんとお会いして、
やりとりのね、今回番組で初対面初収録みたいな。そのまま収録みたいな感じだったんで。
なんか勝手にだけどすごく口数も少なくてすごいスタイリッシュな感じで。
作品がね、おしゃれですもんね。
そうそうそう。だからなんかボソボソっと喋る二人組なのかなぐらいに思ってたんですよ。
そしたらまあ本当にね、誠実なっていうのもあるし、本当にお二人ともすごく明るいっていうのもあれかもしれないですけど、
笑いの絶えない収録になりまして、すごく印象的でしたね、本当に。
だからそういう意味では多分いい意味でイメージが変わるというか、
どっちか先でもいいと思うんですよね。この人たちの声を聞いてから展覧会見に行く。
逆に展覧会見て何も聞かないで楽しんだ後に、
ああ、そういう人たちだったんだっていう答え合わせもいいんじゃないかなと思いましたね。
ぜひぜひ。
はい。そしてあのちょっとまだちょい告知ぐらいな感じですが、
この時が初めてこの番組5年目にして初アーティストデュオゲスト。
次回10月回はまたアーティストデュオが、別のアーティストデュオが出演いただけますので、
結構私の周りに行ってる人が多いんですよね。
関東、関西よりも美術館に行く人が多いって書いてある。
展覧会の数ですかね?
それもあるよね、絶対。
そうか、なんか残念ですけど。
ただ残念っちゃ残念なような気もするんだけど、
でも自分もたまたま相方の影響でおかげで美術館に行ってたけど、
多分それがなかったら行ってなかったと思うし、
多分行かないのもよくあり得る方なのかなと思うんだけど、
このニュースを見て僕はそんなに悲しいニュースとは思わなくて、
これたぶんもしかしたら、
これ今年リサーチした結果こうなったけど、
要するに僕が20代だった時、今から20年前にリサーチしたら、
もしかしたら無関心層はもっといた気がするんだよね。
逆に良くなってるんじゃないかなと思う。
だからやっぱSNSで若い人たちが美術館に行ってて、
これがバズってるのは圧倒的に今の方が多いわけだから、
逆に言うと51%行ってないのに美術会が、
もちろん展覧会入ってないとか色々と問題もあるけど、
一応その美術会としては成立はしてるじゃん、美術シーンがね、展覧会シーンが。
ということはこの倍頑張れば倍人が来るわけだから、
今100%の状態でこれだったら、
美術会って未来ないなって思っちゃうけど、
まだまだ魅力に気づいてない方が50%もいて、
それでも美術会が、ものによっては30万人人が入るとか、2時間待ちしてるって思うと、
まだまだ美術の余地というか余白があるなと思って。
僕はそこ、これは未来があるニュースだなと思ったんだよね。
そういう風にも捉えられますね。
12歳までに美術館に行かないと一生行かないっていうデータが確かあって、
ちょっと古いかもしれないんですけど、
そういうのに比べたら全然良くなってるのかもしれないし、
子供の時に行くっていうのが大事なのかな。
皆さん、美術館デビューは小学生の時が一番多い。
初めて美術館に来館した年齢。
あなたが初めて美術館に行ったのはいつですか?
6から12歳の38.1%が一番多い。
続いてが13から15歳の13.8%。
5歳以下の13.5%。
だから過半数は小さい時に行ってると思うよね。
だから良いニュースだなと思ったんだけど。
このリサーチセンターのリサーチで、
個人的に10箱の隅をつつくような、
あなたはどんな時に美術館に行ってますか?っていう質問をしてて、
その1位が48.4%。
その美術展で開催してる展覧会が見たい時、48.4%。
その行く理由が。
その次が誰かに誘われた時、29.7%とかね。
例えばデートの行き先として9.9%。
テレビやインターネットの情報を見て12.3%とかあるんだけど、
テレビやインターネットの情報を見て興味持ったりとか、
デートの行き先としてその展覧会が見たいから行くわけだから、
基本これ展覧会が見たい時の票じゃないの?
何で分かれちゃうのかがよく分かんないというか。
確かに。
デートの行き先としてって言ってる人は、
別に展覧会は興味ないんじゃないですか?
そうかそうか。
なるほどね。デートさえできれば。
美術について学びたいって言うけど、
別にその展覧会じゃなくてもいいってことか。
いいって言うのか。そうか。
なんか普通に考えてどんな時に美術館行くかって言うと、
やっぱりね、もう行き慣れすぎちゃってるからさ、こっちはね。
そうですね。
展覧会に興味あるから行く以外あるの?って思っちゃったけど、
そうか、まあそうかもね。
ちょっと散歩しますかみたいな感じで行く人もいるってこと?
そうね、もしかしたらね。そういうことなのかも。
でもすごい興味深いニュースでした。
次第はもう一つがね、
女性は男性よりも美術やアートへの興味・関心ありということで、
美術・アートに興味・関心ある48.6%女性、
それに対して男性は37%ということでございました。
これもね、なんか男女だからどうこうっていうわけじゃないですけれども、
まあでもやっぱり美術館にはやっぱり圧倒的に女性の方が多い印象はあったけど、
アンケート取ってもそうなるんだなって思いましたね。
何かで男性はうんちくを語りたいから、
いろいろ知ってるやつじゃないと誘わないみたいな。
うーん、なんかね、そう。
やっぱり無知な自分を出したくない。
まあ俺はそういうタイプだから、
なんかね、やっぱ知った状態で行きたくなっちゃうよねっていう。
なるのかな。
なるのかな。
まあまあでもこのリサーチはこれからも続けてもらって、
これがどんどんどんどんアート化にとっていい方向にね、
進んでるといいなと思っております。
はい、これ前もやってるんですかね。
このなんか推移を見てみたいなって思いました。
うん、確かに。
ちょっと注目したいニュースですね、これは。
はい。
そしてもう一つじゃあ行きましょうか、ニュースでございます。
はい、こちらですね。
焼き締めと土を感じる展。
禰豆美術館で9月13日からやってる展覧会です。
うんうん。
展覧会?
焼き物ってだいたい釉薬がかかってるじゃないですか。
それは釉薬がかかってない土だけで釉薬をかけずに焼いた陶器のことを焼き締めと言うんですけど。
例えばビゼン焼きとかがそうですね。
そうですね。
もっともっとさかのぼると中世とかそういうかなり古いものもあります。
もっとほんとさかのぼると酢液とかもそうよね多分。
針葉とかも焼き締め陶だし。
そうですね。
そういうことだね。
素朴な土の表情が見える。
土地によって表情が、土の表情が違うし、その時に焼く温度だったり釜の状態だったり。
灰が登って上からドサッと落ちてきたのがまたそこに乗っかってやられたりするんで、一つとして同じものがないという。
そういうやつです。
これはねず美術館のコレクションだけじゃなくて、結構いろんなところから名品が集まってる感じなんですか?
ねず美術館のコレクション中心に他からも借りてきたものとかもあるような感じです。
まるさん焼き物が好きだからね。
愛があったあれだけど、僕も最近好きになってきたけど、ちょっと悪い言い方というかあれをすれば焼き物。
釉薬があったら華やかな印象があるけど、ほぼ同じような色。
茶色みたい。
茶色い手の中に見えると思うんだけど、その中でやっぱりまるさんから見てこれは良かったとか、特にお勧め作品があればぜひ皆さんも知りたいと思います。
うわー、どれもいいんですよね。
どうしようかな。
えーとですね、江戸時代のビゼン焼きの花入れなんですけど、ひだすきつる?ん?ひだすきつるか。
首花入れっていう、あのちょっとくにって曲がってる花入れ。
これは揺れる船でも倒れないようにそこを平たく広く作った船どっくりっていうのかな。
でも現在では花入れとして典容されているっていうものなんですけど、なんかこうキャラっぽいんですよね。
そのフォルム的なことが。
こうクイッと首が曲がってるようなのが可愛い。
あともうでも本当にあげたらキリがないんで、皆さんのお気に入りを見つけてもらいたいですけど、
あとはね壺がたくさん出てるんですね。
今は割と観賞用で枝とか置いたりとか飾ってる人が多いと思うんですけど、
昔は保存用の容器だったりとか運搬用に使われてたんで、全然観賞用として作られてないもの。
ちょっと欠けちゃったりとか、曲がってるものとかもあるんですけど、それもまたいい。
窯の中で転んでしまった壺もあって、カメかカメ、これもねすごい良いですよ。
まあ味があるんだろうね、そういうのが。
かなり味がある。
だからこの釉薬というか、自然釉ですけどがこう流れ、コロッとしてるの、その向きに流れていて、
またなんというか、その中に景色が見えるなーってずっと見ちゃいます。
すごい気になるなと、まあ気になってて行きたかったんだけどちょっと行けなかったんですが、
会期が10月19日、1ヶ月ぐらいしかないんだね。
すごい短い。
これ9月13日から始まって。
しかもですよ、お茶室で現代の作家さん3名による焼き占め棟の現在っていう展覧会がそれぞれ3日間ずつ開催されるっていう。
だからこっちは私は見れてないんですよ。
それ狙っていくしかない。
狙っていくしかない。
スケジュールをチェックしていくとそういうのも見れるんだ。
そうなんです。これはぜひ見たいなと思ってます。
なるほど。
はい。
行きたくなりました、これは。
中世から現代までの焼き占め棟が見れる、めちゃめちゃ一見地味ですけど豪華な展覧会です。
いいですね。
はい。
はい。
トニーさんどうですか?おすすめの展覧会。
ちょっと焼き物かぶりなんですけど、国立工芸館が今年金沢に移転5周年記念ということでスペシャルな展覧会が目白押しですけれども、
その中でも芸術の秋にぶつけてきた展覧会がルーシーリー展、東西をつなぐ夕日の器という展覧会です。
これ気になってました。
一部のアートファンというか陶芸ファンにも大人気のルーシーリー、女性陶芸家のパイオニアと言われてて、
でもルーシーリーの展覧会って実は10年ぶりなんだそうです、大規模な展覧会。
そうなんだ。
多分千葉市美術館で開催されたのがラスト。その前に国立新美術館で大きな展覧会があってそれに行かれた方も多いと思うんですが、
そういうことで満を持して井内さんという、井戸の井に内側で井内さんという夫婦のコレクションが帰宅されたそうで、
それが一括で帰宅されたのもあって、それを含めて初公開。その初公開を含めて展示するっていう展覧会でした。
今回の展覧会の見どころというのはルーシーリーの初期の作品から晩年の作品までも、もちろん網羅してるんですが、
一番僕がお勧めしたいのは、今回メインビジュアルにも選ばれています。
ブロンズ釉書き、ブロンズの釉薬の書きなんです。
壺なんですが、口の部分はフワーンと広がって、めちゃめちゃ朝顔のように広がっていて、そこはピンク色みたいなね。
そこはすごくルーシーリーらしいんですけど、その下の部分が、壺の部分がブロンズの釉薬ということもあって、
ちょっと光り輝いて、鈍い光なんだけど、実物見た時に仏像が持っている水病みたいな印象をすごく受けて、
なんかね、それがすごく印象深かったなっていうのが。
なるほど。
なんかこれ、ポスター見た時に、エジプトとかっぽいなって思ったんですけど。
でもそれもね、あるかもしれない。
でも仏像のって言われたら、そうですね。
実物見てみたいです。
なんかルーシー、すごく印象的だったのが、たぶん先月のこのアートウォッチングでね、北王子ロサンジンの器の話をしたじゃないですか。
海に行ったじゃないですか。
ロサンジンとか、あとハマダ精神もそうなんだけど、基本的にやっぱりいろんな陶芸家の器で見た時に、それこそ今丸さんが言ってた焼きしめともそうだけど、
ここに花をいけたらいいだろうな、ここに食べ物を置いたら生えるだろうなとかって、なんか想像しながら見るじゃないですか。
なんとなく見るのに慣れてくるとさ。
ルーシーリーはなんかそれを許さない感じというか。
拒絶してるわけじゃないんだけど、なんかここに食べ物を置いちゃダメみたいな。
ここに花を刺さなくても、なんかもう佇まいが完璧すぎて。
だからルーシーリーって優しい色合いというか、ふわっとした感じなんだけど、作品としてはもう触れないでくださいみたいな感じの強さというかね。
本当ですね。
それが今回良かったのは前回北尾二郎さん時見てたからこそ、ルーシーリーの魅力ってそこなのかなってすごく今回思って、すごくそこがハッとさせられましたね。
確かに、このブロンズユー花器にお花どうやっていけるかは想像できないです。
そうそうそう、そうなのそうなの。
かといって何かその、孤高の存在じゃなくて、これがだから空間にあるとその空間を引き立てさせるから、やっぱり生活の中には欲しいんだけど、
だけどそこに使い勝手とか使うかっていうと違うっていう、なんかちょっとそこがなんかルーシーリーの、
なんでこの人がこんなに人気なんだろうって考えながら見た時に、他の人にはないところってそこな気がしたんだよね。
よりアートっぽいんですね、オブジェっぽいっていうか。
そうそうそうそう、いわゆる、そう、そこがいわゆるオブジェ焼きの、なんかオブジェですってもののしじゃなくて、ちゃんとツボを作ってるし、ちゃんと皿を作ってるし、ちゃんと鉢を作ってるんだけど、
なんかもうアート作品って感じだよね。
ほんとですね。
言われてみれば。
それがすごく印象的でした。
ぜひ金沢遠いって印象あるかもしれないですけど、金沢でね、今おいしいものもまた増えてますし、秋ですからね。
そうですね。
ぜひ一緒に行くといいと思いますよ。
はい。
じゃあ最後もう一個ぐらい。
じゃあこれ、まるさんも内覧会でね、ご一緒に会いましたので、ご補典。
ご補典、大注目の。
東京都美術館家族がつないだ画家の夢ということで、この番組にも出演していただきました、都美術館大橋学芸衣の展覧会です。
はい。
さあ、まるさんどうでした、まるさん。
もう良かったです。いい展覧会でした。
でも、5本の作品がいっぱい見れるのかなって思って行ったら、最初5本の作品じゃないのばっかりがあったから、
展示室があったんで、なんかあれ?っていう心配な気持ちになっちゃったんですけど、その後5本の作品になるんで、安心してください。
今回の展覧会は単なるご補典ではなくて、ご夫婦の家族に注目しているということで、
ご夫婦の弟のテオと奥さんのヨハナ・ファン・ゴッホ・ボンゲル・アイ・ショウ・ヨウ、
そしてその2人の息子であるフィンセント・ウィレム・ファン・ゴッホ。
全部で、ファン・ゴッホも含めて4人スポットがあってて、
さらにご夫婦のファミリーコレクションということで、ご夫婦とご夫婦の弟のテオが集めたコレクションも展示されてるんだよね。
だから、ワールさんが言った、ワンフロア目は基本的にはご夫婦と弟がコレクションしたものだから、
ゴーガンだったりとか、マネの素描だったりとか、エッチングだったかな、だったりとか、浮世絵とかが展示されててね。
なかなかご夫婦は出てこないんだよね、この展覧会。
そうなんですよ。
でもなんか俺は逆に、それはすごく良かったなと思って、
やっぱり日本人ってゴッホ好きだから、ゴッホ展ってやっぱりゴッホがメインじゃん。
今回もゴッホがもちろんメイン。30点ぐらいファン・ゴッホ美術館から来てるからあれだけど、
そのジラシプレイと言いますか、出てこないなゴッホがみたいな。
確かに。
でも言っても大物ばっかりじゃない。
マネだったりゴーガンだったり、普通だと個展ができる人間、作家レベル、浮世絵だって面白いけど、
でもやっぱりなかなかゴッホ出てこないなって言って、ゴッホが出てきた時の、
待ってましたって言っちゃいそうになるぐらい、やっぱりこの人って花があるんだなっていう。
なんかゴッホだってすぐ分かりますよね。
圧倒的スター感みたいな。最初から出ちゃったらそれに気づかないのに。
やっぱりワンフロア待たされたおかげで、きたはゴッホみたいな感じになった。
そんなに別にそこまで、世の中のゴッホファンほど多分僕はゴッホが特別好きってわけでもないけど、
それでもだってやっぱあのゴッホだけのワンフロアはテンション上がったというか。
上がりますね。
これはすげえ上がったよね。すごーってなってた。
なんか見たことない、いわゆるザ・ゴッホっていう絵ばっかりじゃないから、そこもまた良くて。
生物画だったりとか、ちょっと昔の作品?
なんかトルスを描いてたりとか、そういうのも個人的にはグッドポイントでした。
グッド来るポイント。
そう、だからすごい良い展覧会、本当にだから展覧会としては本当に良い展覧会だと思うんだけど、
ちょっと一個だけね、ちょっとこれはどうなんだろうっていう。
なんですか?
トニーのチクチクタイムみたいな。
誰も聞きたかった、なんかその業界の方が聞いたら怒るんだろうなと思いながら言うんだけど。
これは愛があるからこそですよ、展覧会に対してね、っていうので聞いていただきたいんですけど。
いやすごい良かった、最初も良かったし。
しかも展覧会のたてつけも良いじゃん。
単なるゴッホ集めましたじゃなくて、ゴッホの家族に焦点を当ててて、見せ方もキャプションもすごい良いし、
ゴッホのコーナーが終わった後にその業、ゴッホのね、ギリの妹の業がどれだけ元々美術の素人だったのに、
ギリの兄の評価を高めるためにちゃんと美術家のことを勉強して、それでゴッホを今の地位に高めたとか、
そういうのもちゃんと説明されてて素晴らしいなと思って、最後の部屋でイマーシブコーナーが始まったんですよ。
ああ、あれいらなかったですね。
ゴッホのイマーシブの、なんか、
何だったんですか、あれ。
イマーシブミュージアム自体は僕は否定しないし、むしろ面白いと思うし、
あれで美術に興味を持ってくれる人がいることは全然良いから、もうイマーシブミュージアムも好きです、僕はいいと思うんです。
でも、イマーシブミュージアムはイマーシブミュージアムじゃない。
だけどあの展覧会は、だってゴッホの本物すごいって感動して、
ゴッホの実物すごいなと思って、最後にゴッホのイマーシブ、しかも本当のちゃんとしたイマーシブは、
全風呂はどこからも没入なんだけど、ちょっとイマーシブにしてみました。
一画みたいなね、部屋の。
しかも展覧会出てこないひまわりとかの映像とかが出てきて、イマーシブで終わりってなった。
実物見て感動してきて、なんか最後イマーシブなんて思った。
それは私も思いました。
イマーシブを否定するつもりはないし、
でも多分イマーシブをやった方が、SNSで発信してくれて人が来るんだろうな。
20代、30代、35代来てないこの世の時代、やっぱ来てほしい。それはわかる。
だったらせめて最初にイマーシブにしてほしい。
本当ですよ。
イマーシブで見て、これがゴッホの世界だって言って、ゴッホの本物を見て感動してほしいのに、
なんか最後、急に水ぶっかけられた感じがしちゃった。
わかりました。
ラストなんみたいなのは、ちょっと批判というか否定というか、やめろとは言わないけど、
場所はあそこじゃなかったな。
ですよね。
そこはすごく感じてしまいました。
なんかそのイマーシブの前が、ゴッホが亡くなる直前に描いてた麦畑の緑一面の麦畑みたいな絵とかがあって、
私すごいそれ感動したんですけど、なんかその後にそれかみたいな。
その後それかだったのが、あれだけだけで、まあ元にいい展覧会だったけど、ちょっとそれだけがちょっとあれだったなっていうのと、