「Art Watching」の再開
はい、アートテラー・とにのそろそろ美術の話を。この番組は、アートテラー・とにがアートに関わる方をゲストにお迎えして、トークを繰り広げるポッドキャスト番組です。
本日は、Art Watching 2023年9月をお届けしたいと思います。
さあ、始まりました。リスナーさんのお便り紹介と、面白かった美術展について話をするArt Watchingの24回目です。
今月も丸さんと一緒に、美術について話をしていきたいと思います。
よろしくお願いします。
さあ、ということで、2ヶ月ぶりということで。
なんか、ちょっと間が空きましたけども。
なんかさ、毎月やってた時は、1ヶ月早いなって思ってたのに、2ヶ月空くと、今度2ヶ月長いなって思うっていう。
なんか寂しくなって。
そうね。
いたはずの人がいなくなったみたいな。
不思議なものだね。人間はよくできてるのか、よくできないのかわかんないけど、感覚がバグりますけど。
さあ、2ヶ月何がありましたかって、始まる前に若干打ち合わせあったけど。
正直俺は2ヶ月長かったのは長かったけど、特にご報告するようなことがあったかな。
なんかあります?丸さんは2ヶ月。
あのー、空手で昇級しました。
あと全然関係ないけど。わかんないです。この番組でも追ってなかったから、その丸さんからって。
すいません。
何級から何級になったんですか?
何級だったんだろう。今、9級になりました。紫曜日。
じゃあ10級から9級。紫曜日。
10級だったのかな。9なしみたいな、たぶん感じから。
そうか。じゃあまず9取るってなると、9級から始まるんだ。
大人は紫からなんですけど、子供は白と紫の間に水色があります。
でも、その階によって違うみたいで、黄色とかあるとこもあるみたい。
紫曜日が9級で、次8級取ったらどうなるんですか?
たぶんまだ紫で、しばらく紫なのかな。で、何級かの9の時に緑になります。
へー、知らなかった。
あれだもんね。全然関係ないけど、昔の聖徳太子が作った簡易十二階だと紫が一番高級とかね。
高級な色みたいな。言われますよね。
そうだよね。9級紫なんだ。
やった。
何の板を割ったら9級とか、どうしたら9級なんですか?
それぞれ審査項目があって、それを審査員の先生が4人ぐらい前に並んでるんですけど、
名前呼ばれた人が前に出て審査をやるっていう。
型みたいなこと?
型です、型。
あ、型なんだ。
9が上がると、私はまだ本当に初期のやつしかできないんですけど、
黒帯の難弾とかの人はヌンチャクとかやってましたよ。
ヌンチャクって、正統派の空手をやってらっしゃるんですか?
どんどんどんどん審査項目が増えていって、それで組手とかも項目に増えていくんですけど、型だけじゃなくて。
ヌンチャクとか、長い棒みたいなのとかやってました。
空手って極めていくと、そんな武器使うようになるって知らなかった?
すごいかっこよかったですよ。
私はまだまだですけど。
定期的にこの番組で9を取るたびにご報告を。
ヌンチャクのあたりまでは聞きたいから。
どこまでいけるかわかりませんけど、頑張ります。
アーティストのインタビューとニュース紹介
アートの話も何かありますか?
アートの話。
8月に福井県の鯖江市に漆の作家さんの工房を訪ねに行きました。
それは確かにアートっぽい。
それは何の仕事でですか?
そうですね。お皿とお皿のブランドとのコラボレーションプロジェクトで。
茶卓とか作っています。
なるほどね。
きっとレストランでしか見れないものなので、出来上がったらきっとレストランとかで見ていただけるようになるかもしれない。
それはどこかで報告される?
また報告します。
まるさん、俺も言ってたけど、アート界の大物とお会いしたっていうかね。
アート界の大物とお会いしました。
路上の実。
姉妹番組でやらせていただいているアーティストと○○してみたいの。
ポッドキャスト番組で美術家の愛田誠さんにお越しいただきまして。
いいよね。
路上の実を。
愛田さんの行きつけの。
行きつけの。もう大体場所わかっちゃったんじゃないかなっていう感じですけど。
ちゃんと番組を最後まで聞いていくとどんどんヒントが出てくるから、大体最後には絞れてると思いますよね。言わないけど。
でもすごい反響があるんでしょうね。
そうなんですよ。やっぱり愛田誠さん人気ですよね。
普段アートにあんまり興味なさそうな小学校の同級生とかからも連絡がありました。
LINEが来たんですよね。
グループLINEで話題になって。
愛田さんと番組で出てたんだってみたいな。
すごいよ。別にアート関係の友達じゃなくて、地元の友達って言ってたもんね。
地元の友達。愛田さんパワーすごいなーと思って。
気になる方はぜひぜひ聞いていただいて。
お願いします。
番組は番組で面白かったけど、その後のこの番組のプロデューサーも含めて4人で近くで飲み直して、ちゃんとお店で飲んだけど。
あれが一番面白かった。
もう回しとけばよかった。
回しとけばよかった、もう。録音しておけば。
文章に売れそうなものがいっぱいあった。
美術界の闇みたいな。
いつかちょっと頑張ってもう一回引っ張り出してね。
お願いしたいところですね。
あの公園に行けばいるんでしょ、だから。
3日くらい通えばたぶん1日くらい。
農塾すれば絶対会える。
こちらの番組も2ヶ月ぶりに続けていきましょう。
まずお便り紹介からよろしくお願いいたします。
今月は番組を聞いて実際に美術展に足を運んでいただいた方のお便りが届いております。
まず、Xから、旧ツイッターからですね。
molatoriumo2713から
ポッドキャストの超絶トークを聞いて平塚市美術館の造形作家玉田瀧、ダンボール物語行ってきた。
かずみどいさんからも来てますね。
今回もトニーさんのポッドキャストを聞いて訪問。
アーティストトークNo.1笑いと思う玉田瀧さんの個展。
大人も十分楽しめる内容。
大作が多いが、見れば小さなダンボールが材料に貼られている。
出口先の親子共作動画には思わずほっこりさせられた。
ということで、玉田さんの回、反響が多いですね。
超絶トークとかアーティストトークNo.1だって。
いや、そうだろうな。
玉田さん、面白いと思って出てもらって面白かったし、反響めちゃめちゃでかいんだけど、
若干反動があって、この番組の回聞いたアーティストさんが、これを求められてるんですか?ってみんなしりごみが。
確かに。ハードルめちゃくちゃ上がって。
玉田さんのせいで、次からの人たちが、アーティストトークを笑いとらなきゃいけないんですか?って言い出しちゃう。
あれが異常ですから。皆さん、あれを期待しちゃダメ。
大丈夫です、皆さん、そんな。私も話すの下手だし。ご安心ください。
でも、待ってすごかったのが、この番組をね、たぶん母親が聞いてるんですよ。
あんまり聞いてるって言われると、こっちもいろいろ考えちゃうから、言わないでって言ってるよね。
トニーさんのお母さんがね。
そうそうそう。メールが来て、玉田さんの作品集買っちゃったっていう。
この放送機。サインもらえないかなって。
まさか、母親がまさかと思ったけど、それぐらいの悩みでございました。
そのなに、ダンボール物語がね、今関西に巡回しています。ちょうど今やってます。
ダンボール物語巡回展として、今、天ヶ崎市総合文化ホール、アルカイクホールというところで、
9月23日から10月29日まで開催されていますので、関西圏でね、この番組聞いてる方、ぜひぜひ。
なぜ、そうか、天ヶ崎なんだ。だって今すごいよ。だって阪神が久々に優勝して、今この時点で大変なことになってるから、天ヶ崎ですからね。
熱い場所ですけども。あれの場所ですね、あれの場所。
皆さんのあれもやってますよということで、ぜひ足を運んでいただきたいなと思います。
さらに直近配信した東京都現代美術館、山木学芸員さんの開会の反響をご紹介します。
アートプレイスさんからです。そろそろ美術の話を、学芸員の山木さんと、教官とかじゃなくての話、
中学生が作品を触って壊しちゃったところからコンセプトが練られている、美術館側としては中学生とかにも来てほしいし、
中略、大人たちの叩きっぷりに腹が立って、自然に熱く語る山木さん、いいということで。
山木さんの会の反響がありますという。特に業界の方から結構言っていただいて、山木さんのコメントを聞いてすごく勇気づけられたとか、
私も思ってましたって人もいれば、この放送を聞いて行ってきましたとかね、結構言っていただけて。
いい展覧会ですよね。
山木さん、熱いですよって思いますよね。
かっこいい。
この番組のプロデューサーは、言ったらアート関係者じゃないので、この番組でいろんなゲストにお会いしてきたと思うんですね。
編集終わった後に言ってたのが、今まで出てきた人の中で一番パンクだったなって。
本質ついてるなと思って。山木さんの見た目もね、かわいらしい方でふわふわと喋ってるけど、
多分今まで出てきた人の中で一番パンクなんだよ、本当は。
そういうのは多分、聞いてる人にも伝わったのかなと思う。
この展覧会まだ11月5日まで開催されてますし、何度も行きたくなる展覧会じゃないですか、やっぱり。
ぜひぜひ足を運んでいただければと思います。
最後に番組ウェブページからのお便りをご紹介します。
フェンネームリクさんです。
ソニーさん、いつも通勤時に聞いています。
楽しいトークでついニヤニヤしてしまうのも、今まではマスクでうまく隠せていたのが、
マスク解除になってしまい、ただの怪しい人間と思われている姿勢にもめげず拝聴しています。
これからも楽しい番組を続けてください。
ありがとうございます。
さて、今回お便りしたのはリクエストです。
先日東京都現代美術館に伺った際、加藤美香さんのカナリアを拝見しました。
学園院さんは、加藤さんはネットなどで集めた写真などを合成して、少女の画像を人工的に作り出し、
さらにそれの人形を作り、それを写実的にキャンパスに描いているなどと教えてくれました。
狭暇のオタク度半端ないなと思って帰ってきましたが、
それから数週間経ってもなんだかあの少女の絵が気になってしょうがありません。
もし機会があれば加藤さんの話を聞いてみたいです。
ということです。
有名な作品ですね、カナリア。
目力の強い女性というかね。
お会いしたことないかな。
私もお会いしたことないよ。
どんなか確かにね、オタク度半端ない。
こういう写真とかの合成とかの走りっていうか、かなり前からやってらっしゃる。
この番組に出てくれる人は結構オタク度半端ない人多いなと思うのね、アーティストの皆さん。
この番組聞いてて、美術関係者の方でも聞いてくださってるので、もしね、
よかったら加藤さん、おつなぎいただけたらリクさんがリクエストしておりますので、
ぜひぜひご協力いただければと思います。
ということでウェブページへのお便りや、
ハッシュタグそろそろ美術の話し合いの投稿を引き続きお願いいたします。
美術に関わるメッセージであれば何でも受け付けますのでよろしくお願いいたします。
アートウォッチングニュース。
このコーナーは直近で話題になったアートに関連するニュースを紹介してコメントをするコーナーでございます。
ということで、2ヶ月ぶりですのでニュースもたくさん溜まっておりますが、
じゃあ最初のニュースいきます。
美術館の賞と閉館
第18回西洋美術振興財団賞は小野寛子練馬区立美術館主席学芸員と、
それからチェ・キョンは東京都現代美術館学芸員が受賞しております。
ということで、この番組の準流ギラーとも言っていい。
小野様おめでとうございます。
マネテンで受賞ということでございます。
この番組でも熱く語っていただきました67、68の回ですね。
神回。
神回。
勝手に神回。
すごいよね。
すごいですよ。
すごいことだし怪拙だし、マネテンの回を聞いてる方みなさんいるかもしれないですけど、
シュシュシュとかしか言ってないですよこの番組で。
でも撮ったということは、たぶん論文とかにはシュシュシュとか書いてないんだよね。
だからその番組を見ると、ちゃんと論文とかね、研究者としてはやっぱり一流だってことがよくは。
いやーさすがですね。
ぜひなんかこの受賞した時に、なんかこの番組のリンクとかどっかに貼っといてくれりゃいいのにね。
これですこれです。
そうそうそうそう。
でもあれかな、この番組でのトークが聞かれたら、もしかしたら取り下げられちゃうかもしれないから。
そうだ。
やっぱりね、このシュッとした方でね。
いやーでもありがたいな。
そういうね嬉しいニュースがある一方でということなんですが、ちょっと悲しいニュースが入ってきました。
こちらのニュースですね。
福島県の室橋近代美術館のクラウドファンディング
バンジー彫刻庭園美術館の番組にもですね、岡野さんが出てくれました。59回60回の回ですね。
そのバンジー彫刻庭園美術館がこれ以上の運営継続困難ということで、9月30日をもって閉館することになりました。
ということでこの番組が配信した今日ですね。
閉館。
いやー悲しいニュースですよ。
誕生日なんですけど。
誕生日だった?
誕生日だ、当時。
さっきそれ言ったら、空手が物作業日なんてどうでもよかったじゃないですか。
確かに。
あと誕生日おめでとうございます。
ありがとうございます。そんな日に悲しいニュースが。
そうだね。悲しいニュースですよ。
クラウドファンディングをやったりとかね、それからその美術館の施設を静岡県に無償状とするなんていう話も出てたんですけれども、結論が出なかったためということでございます。
なお敷地内、クレマチスの丘にあるベルナーリ美術館と野上安芝文化館を引き続き営業するということなんですけども、
他のニュースのソースで見ると、ガーデナーの方とかはもうおやめになったってことですので、
そうなるとクレマチスの丘のクレマチスはどうなるんだろうかとかね。
どうなるんでしょうね。あのままにしておくわけじゃないでしょうから。
いいし、でももちろんクレマチスも大事だけど、それこそバンジーさんの彫刻作品でどうするんだろうかとか、
すごいこの後の動向も気になるところでございます。
やっぱり支援とかしていかないとっていうのは本当に思います。
いつまでもあるわけじゃないんだな、やっぱり美術館は。
悲しい。
ですよね。ちょっと寂しかったですね。
もちろんそれは色々と頑張られた結果なので、もちろん本当に僕らが何とも言えないんだけど、
できればというか長期休館という形をとってたから、閉館になってしまうのはもう本当に避けられなかったとしても、
なんかせめて9月から10月まで1ヶ月最後1回だけ開けて、お別れとか。
お別れの場は欲しかったかな、ファンとしては。
何度も通った。
やっぱりお会いできないままお別れっていうのはちょっとそこはやっぱり寂しかったかな。
やっぱりクラウドファンディングで皆さんも応援してくれてたから、
1ヶ月も無理かもしれないけど、例えば1週間でもいいんでね。
最後の何かこうしたかったなっていうのだけがちょっと残念にならないかな。
でも本当にひとまず本当にお疲れ様でしたと。
今までありがとうございました。
そしてクラファン絡みでですね、
こちらですね、この番組。
番組3年超えたみたいなのが多分提唱やってるから。
3年続いてると過去回とリンクすんのね。
素晴らしい。
35回、36回の会議に大野さんが出ていただきました。
お馴染み。
ダリ好きの。
あの大野さんが出てくれた。
ダリ常設美術館である福島県の室橋近代美術館がクラファンをスタートさせました。
ダリ作品の修復・保存活動のためということでございまして、
これがですね、なんと今日今オンエアはね、配信は9月30日なんですけれども、
今日はですね、9月の20日にやっております。
この時点で第3目、1680万、1600万超えということで今1600万5000円。
すごい。
すごい。
なんかリターンがユニークで。
そうなんです。
実は僕はこれ早い段階で聞いてましたとか、
応援メッセージを僕もちょっとコメントさせていただいたんですよ。
館長と僕と山田五郎っていう。
応援コメント、俺と山田五郎のカメラ。
いろいろ書きましたけども、リターンがね、ひげメコなんですよ。
もうあったの。
あとザリガニの。
ザリガニ料理。
今もリターン、だからリターンたくさんあったんだけど、
結構もうだから販売しちゃいましたよ。
ダリコケシみたいなね、タココケシとか。
で、ひげメコは販売です。
100ずつ用意したけど販売。
それからザリガニ体験も販売したんですけども、
整う×アート鑑賞のテッドサウナ。
これはまだ残ってます。
学芸員さんがね。
佐藤さんね、学芸員と。
佐藤さんがもう無類のサウナ好きだから。
それでやってるんだろうね、これ絶対。
サウナの話で盛り上がりましたもんね。
バルさんサウナ好きだったね。
だからサウナ好きの学芸員さんの満を持してのこれがまだ残ってますので、
皆さんよかったら整う×アート鑑賞。
サウナ好きの方、ぜひ。
実はですね、でも僕も支援させていただきました。
やっぱりね、バンジー彫刻展美術館のもあったし、
お世話になってる美術館だから、やっぱり自分もね、
返さなきゃなと思って。
ひげべこも欲しかったし。
ひげべこをいただきまして。
でも金美さんがね、すごい嬉しい関係性もね、
特にいろんな美術館とも関係あるけど、
特にもろびさんは一番深いのかなと思ってて。
コメントしたからね、ツイッターで、
買いましたっていうのは恥ずかしいっていうか、
音質がましいから言わなくて支援しました。
クラファー始まりましたっていうのをツイッターでね、
旧ツイッターXでね、ややこしっこいの。
まだ言わなきゃいけないんだけど。
それでね、やったらすぐもろびさんがね、
コメントしてくれて、
トニーさんはトーカーにとってもはや、
勝手口からひょいっと入ってくる、
近所のお兄さんのような存在だと勝手に思っています。
応援コメント、誠にありがとうございましたって書いてくれて、
親しみ持ってくれて嬉しいんだけど、
そんなに近くないんですよ、もろびさんは。
そんなにひょいっと行けない。
行くときにちゃんと連絡してるから。
そんなに福島の近くに住んでないから。
だいぶ遠いですもんね。
だいぶ遠いよ。
そんなにひょいっと行けないことは言いたい、もろびさん。
月が3、4時間車で運転して、
事前にちゃんと何日に来ますって言ってるのに。
俺、金魚に住むのがトラさんみたいな存在だと勝手に思われてるから、
そんなわけないだろうかも。
ですけども、皆さんまだまだ支援、
リターンもまだありますし、
この支援、お金が貯まったことによって、
もともとは作品の修復っていうだけだったんですけど、
それが第一目標を超えて、
今他にもね、
低反射アクリルに変えていきたいとか、
色んなことを作品を守るために色々と使っていきますので、
まだまだ多分これ続いていきます。
多分ね、いつまででした?
10月30日まで。
そうか。だからまだ1ヶ月、
10月30日までやっておりますので、
もし皆さんよかったら是非是非。
是非是非。
やっぱり大変なんですよっていう、
もちろん公立の美術館さんももちろん大変だと思いますけども、
やっぱり私立の美術館さんは本当に大変ですのでね、
入場料だけでやってたりするので、
皆さん是非是非、
ご支援、お手伝いいただけると嬉しいなと思います。
さあ、そしてちょっとショッキングなニュース。
広島市現代美術館のヒスロム展中止
何ですか?
ショッキングですよ、これは。
広島市現代美術館のヒスロム展が
作家の申し入れにより中止に、
この理由がですね、メンバーが
対魔栽培の疑いで逮捕ということになります。
笑っちゃいけないんだけど。
いやいやいや、
3人組のメンバーのうち2人が逮捕、
対魔栽培だそうです。
俺ちょうど広島市現代美術館アルフレッドジャーテン見に行って、
次はこういうのやるんだって、
さらっと見てたの、ヒスロム。
ああ、こういう人たちがやるんだ。
その数週間後も経ってないから、
だから数日後ぐらいに、1週間ぐらいにこのニュース見て、
え、じゃああの展覧会もなくなるんだってなって。
なんか美術、
いや、もちろんね、昔だったらあると思うんですよ。
19世紀、20世紀だったらアーティストが薬やってたとかさ、
そういう話はあるけど、なんとなくこの現代になったら、
ミュージシャンとか役者さんがね、
そういう対魔とか魔薬で捕まった、覚醒剤で捕まったっていうニュースは聞くけど、
なんとなく美術界はもう、
それ関係ないのかなと思ってただけに、
こんなことがニュースになるのとはちょっと思いましたね。
まえさんどうですか、このニュースは。
びっくりですよね、ほんと。
栽培してたってどういうことなんだろうって。
どこに住んでたのみたいな。
いやだからこれがやっぱ恐ろしいなと思うのは、
もちろん対魔なんかやっちゃダメだし、栽培もダメですよってほんとだし、
良くないんだけど、一番の問題、一番というわけじゃないかもしれないけど、
これ多分、このヒスロムっていうのがね、急にやるわけじゃなくて、
広島市現代美術館が改修工事してた期間中も、
色々とこの工事期間中の現場を使って、作品を色々とプロジェクトをやってて、
それの集大成として、いよいよアクティブ展覧会やるだったんだけど、
つまりこれヒスロムに限らずだけど、現代アートっていうのは多分1年とかね、
下手したらこうやって3年とか準備期間で、
それがこう、ホシャるっちゃうわけだから、こういうことが起こってくと、
今後現代アート展やってく度に、今、役者さんが捕まったりすると映画が中止になるから、
身体調査をしなきゃみたいなこと言ってるけど、
これも美術界にこういうことが起こってくるじゃん、きっと今後。
今だけじゃなくて、例えばセクハラの問題、パーハラの問題もあったりするから、
アーティストが展覧会やる前に、だから学芸員さんのもう一個手間が増えちゃったというか、
だって中止になっちゃうからねってなった時に。
どうやって調べるのって感じですよね。
そう、だからこれをさ、
楽しいイントーン生活の展覧会
でもこれは他人事じゃなくて、こういうことが結構起こってくのかな、
今回は特にね、アーティストグループとはいえグループ展じゃなくて個展だから、
ヒスロームがダメだったらもうアウトで、
例えばグループ展で何組も参加してて一組がいなくなるとかだったらまだね、
継続できるのかもしれないけど、やっぱ個展形式ってそういうことも今後起こり得る、
コロナの時に、この番組でも何度も言ってるけど、
コロナで準備してた展覧会がポシャっちゃった、要するに海外から来れなくなってポシャっちゃったっていうケースはあって、
海外から借りてこないで現代アートをやっていけばいけるかもなって、
あの時俺は簡単に言ってたけど、このポシャり方もあるのかと思うと、
ちょっとほんとやっぱ展覧会準備が大変だよねって思うし、
だから本当にアーティストの方はマジでそういうことに手を出さないでくださいねって、
アテが限らずだけどねって言ったら、ちょっとそういうニュースでございました。
最後に直近で見てきてよかった美術展について話していきます。
はい、ということで2ヶ月ありましたんで、いろいろとあるかもしれませんが、
まるさんはどうですか、まずは。
まず1個目は、千億八個館東京で開催中の楽しいイントーン生活、
文人たちのマインドフルネスという展覧会をしたいと思います。
これはこの番組に出てくれた野次さん、野次光一郎さん。
万も自しての展覧会。
どんな展覧会なんでしょう、まるさん。
こちらはイントーン生活をキーワードにした展覧会で、
出てる作品とかはね、漫画だったりとか水墨画とか、
なんかひょうたんとかまでもありますけど、いろんなのがあって、
その切り口がイントーン生活っていうところがユニークな展覧会です。
今もね、情報にまみれて忙しく過ごしてると、
イントーン生活いいなーとかたびたび思うわけですけど。
まるさん自身イントーンしたい。
私も相当憧れありますね、イントーン生活は。
じゃあこの展覧会見ながら共感なんだ、これ。
共感しましたよ、ちょっと中は感動というか。
実践するにはどうしたらいいんだろうっていうところを、
何かヒントはないだろうかと思って見てはいたんですけど。
結構イントーン生活って一言で言ってもグラデーションがあって、
お酒とか飲んだり、お茶飲んだりとかみんなで楽しく語らいながら、
イントーン生活するソフトタイプと、
もう物も一切持たない、
水飲むときも手ですくって飲むみたいな、
自分はもう岩壁になりきって座禅をずっと組んでいくみたいな、
超ストイックタイプ、ダルマさんとか、
そういういくつかのタイプに分かれているということを初めて知ったんですけど。
私は楽しい派がいいです。
ソフトタイプのダルマって水をすくった人、キョユーだっけ?
キョユーさんですね、物を持たなくて、
唯一友人からもらった氷炭、水をこれに入れて飲まないと不便でしょ、
みたいな感じでくれたやつを気に入って持ってたんですけど、
氷炭を家の外の木にぶら下げてたら、風で鳴る音がすると、
風の音、自然の音とかを楽しむのがイントーン生活の醍醐味なのに、
うるさいみたいな感じで、それを割って捨てたっていう。
こいつすごいのが、こいつは言っちゃいけないけど、
もともとはなんでイントーンしたかっていうと、
すごい精錬潔白な人間だから、当時の皇帝があいつに次をつかそうとするんだよね。
なんだけど、それをそういうふうに聞いたら、なんて怪我笑わしいことを聞いてしまったんだって言って、
川に行って、自分の耳を水で洗うっていう。
で、そのままイントーン室に入ったっていうエピソードを書いてあったんだけど、
正直、俺こいつマジでイントーンしてくれて周りのためによかったなって思った。
こんな奴は制服に行っちゃダメよって思った。
なんかそのパターンもあるんだと思った。
イントーンね、自らしてくれてよかったけど、頼むからイントーンしてくれっていう人も周りにはいるんだろうなって思った。
本当に権力の欲とかがないんでしょうね。理想主義者というか。
だから、足して2で割るぐらいでお願いしたいですね。
あとこの展覧会で面白かったのが、最後の展示室、最後のところにあった本に、
イントーンするならこの本を読んだほうがいいんだ。
野次さんディレクトの7冊くらい書いてあったの。
あれはもう読みたいです。
そしたら、ここだけの話を今配信してるんですけど、怒られたらあれですけど、
野次さんがそれをミュージアムショップに置いてくれって言ったんだ、その7冊。
みんなもイントーンしたいだろうから。
そしたらその7冊のうちいくつかが絶版だからないんだって。
だから取り扱いませんって言ってそれでパネルを作ったらしいんだけど、
このパネルを見て、あの本はどこにあるんですかっていう問い合わせが、
このミュージアムショップとか受付の方に言う人も出てくるから、
結局仕事が増えたんだって。
なんかそのパネルを作ったことによって。
イントーン生活っていうテーマでみんなで仕事やめてイントーンしようっていう展覧会をやってるのに、
なんで仕事増やしてるのかなと思って。
それをやめようって言ったんじゃないの、この展覧会ばみたいな感じだけど。
イヴ・サン・ローラン展の展示
やっぱ野次さんらしさがすごい爆発してるね。
でも嬉しいですよ。
鑑賞者というかイントーンに憧れのある立場からすると。
あとだからそうそう、あれ面白かった。
イントーンする人は滝の音を聞きたいみたいな。
あれが滝の絵とかも公開してたんだけど、
なんか六本木1丁目の地下、この辺りで聞ける滝みたいな。
この辺りにこんな滝がありますか?
滝っていう感じのサントリーホールで流れてる。
野次さんが滝の名前、サントリーホールの滝とかしてね、紹介してるのね。
キャプションがちょっと面白くて、
この辺だとこの辺で見れますとかっていうのが一言さらっと書いてあるのが、
野次さんらしいですよね。
だから作品もね、もちろん面白いけど、キャプションも味わい深い展覧会かなって気がするので。
すごくわかりやすくて。
普通に何も考えずに見たらすどりしちゃう作品たちも、
全然違った角度から楽しめて、本当におすすめの展覧会です。
これは見ていただきたいですね、確かに。
じゃあ、丸さんがだから、いつかイントンするんですね。
イントンしたいですね。
イントンしたいんですけど、結構やっぱりイントンするためには、
現実問題、生活費とかのことを考えるような人はイントンできないっていうのが、
やっぱり案ごとなき身分の人多かったですね。
お金に困ってないからイントンできるんですね。
そうな感じがする。
何も物を持たなかったとしても食べ物を食べてますよね。
そうだね、そりゃそうだよね。
どうして?って。
イントンしたかったら、この番組さっきも言ったけど、
うちの母親が今、長崎に取れてます。
ごとイントン生活。
ちょっとトライアルバージョンだから。
トライアルバージョン。
母親の家紹介します。
これは嫌だな、イントンは。
まだまだここで頑張っていきたいなと思います。
じゃあ僕ですか。
お願いします。
始まったばかりで国立新美術館で、
イヴ・サン・ローラン展が始まりましたということで。
イヴ・サン・ローラン、皆さん知ってる。
モードの帝王と言われたイヴ・サン・ローランの展覧会ということなんですけど、
110ルックって呼んでましたけどね、
そのドレスとか服のこと。
110、フランスから来ていますということで、
展示の仕方もかっこよかったですし、
展覧会として僕は面白いなと思ったのは、
イヴ・サン・ローランの、
ここ最近ハイブランドの展覧会っていうのは結構やってて。
ディオール展とか。
だからイヴ・サン・ローランっていうブランドの展覧会なのかなと思ったら、
というよりも、
イヴ・サン・ローランっていう人にスポットが当たってて、
そこはすごくよく、
イヴ・サン・ローランっていう人は子供の時こんなの作ってたよとか、
あとイヴ・サン・ローランっていう人はアートが好きだったから、
イヴ・サン・ローランにインスパイアされて、
有名なモンドリアル・ルック、
モンドリアルの柄みたいなもの、
あれ有名だけど、
以外にも実はマティスとか、
ピカソとかゴコに、
オマージュした作品作ってましたよとか、
なんか展覧会として、
美術展としてすごいよくできてたなと思ってて、
クリスチャン・ディオール展はこの番組で取り上げた、
東京都現代美術館で今年の前半にやってましたけど、
豪華って見応えもあったけど、
やっぱあれはイベントというかショー、
クリスチャン・ディオールのショーを見てる感じだったけど、
それと比べてイヴ・サン・ローラン展は、
展覧会、美術寄りだったなと思って、
僕はすごくそこが面白かったのね、個人的には。
すごい同感です。
どうですか、マルさんはやっぱり。
本当そう思いました。
資本主義の匂いを前面に押し出してない方。
これは名前出しませんけど、
僕も好きな学芸員さんで、
よく飲みも行くんだけど、
その方と会ったのよ、マルさんとね、
2人でこの展覧会、内覧会見終わった後に、
今から見るんですか、みたいな感じで、
今から見るんです、みたいなこと言ってて、
その方は東京都現代美術館の学芸員さんだから、
うちのクリスチャン美術館の、
ユッピーさんたくさんいますからね、
クリスチャン・ディオールのあれを見、
だからこのイブサン・ローラン展の学芸員さんも知り合いだった。
見に行ったって聞いてたんだよね、その会場であって。
ディオール展見に行ったんです。
ディオール展を見た上で、
こうしました、みたいな話してたの。
僕はこっちの方が良かったと思うよって話をした後に、
東京都現代美術館の学芸員さんに会ったら、
うちとかいろんなところで彼女見に来たらしいけど、
果たしてうちのあれを見ちゃうと、
あれができるのかな、みたいな感じで、
なんかすごい良いやつだなって思ったんだけど、
急に漫画の悪役みたいなコメントが来たよね。
展覧会の評価
さあ、どこまでできるかな、みたいな。
なんで俺たちにこのマウント取っていくのかよくわからなかったけど。
それであれを見ちゃうと、やっぱりプロジェクションマッピングとかもどうやっていくのかな、
やっぱりうちに合わせてみたいなことにしたけど、
プロジェクションマッピングやってないのが俺すげえいいなって思った。
急ぎですよ。
壁の色も白とかだから、ピンクとかにしてないです、全然。
だからちゃんと美術館での展覧会っていう形になってて、
俺すごい良かったと思ったし、
クリスチャンでおりても良かったし、
都現美のその方もお友達で好きなんだけど、
なんで急にクリスチャンでおりて、
うちがクリスチャンでおりてんでこのファッション店の歴史を変えたみたいな、
急にデカくなったな、この人はって思って。
あれが面白かったんだけども。
クリスチャンでおりてんに行かれた方が、
イヴ・サン・ローランとウェディングドレス
イヴ・サン・ローランテン担当の学園さんもおっしゃってたけど、
絶対比べられちゃうって言ってたけど、
比べることが悪いことじゃなくて、
ぜひ見比べていただきたいなって思う。
クリスチャンでおりても続きと思って行かないでほしいなって感じかな。
あれを求めて華やかなイヴ・サン・ローランの世界観みたいな感じで、
キラキラインスタグラムで投稿しようと思ってはいっちゃダメよって思う。
あと最後に、ウェディングドレスの服が2着あるんですけど、
それがすごい衝撃。対極的なニットのウェディングドレスと、
布少なめのウェディングドレスですね。
2着でどうしても着なきゃいけないって言ったら、マラさんどうですか?
もうニットでしょ。どう考えてもニットですよ。
布少なめもほとんど見えてますもん。
ほとんど裸みたいな。
ほとんど裸ではなかったけど、水着みたいなのがありました。
そこは見どころの一つかなと思うので。
ニットだけで皆さん伝わらないかもしれないけど、
本当に着ぐるみみたいな。
昔、僕が子供の時くらいに入った、タラコのCMの着ぐるみみたいな。
顔が出てて、手だけちょっと出てて、あとはぐるぐる巻くみたいな。
ポットとかにかぶせる、保温カバーみたいな。
はいはい、ペットボトルカバーとかみたいな。
ペットボトルとか、お茶のティーポットにかぶせるカバーみたいな感じの。
かわいいですよね。
ユーキングのスタイル。
面白かったね。対照的な2つの花嫁衣装がありました。
人生で1回だから、どっちかは嫌かもです。
どっちも嫌かも。
人生で1回はあれはない。
割かし普通めのやつ着てみたいですね。
今始まったばかり12月11日まで開催していますので、よかったら皆さん行ってみてください。
2つ目はジャムセッション、アーティゾン美術館で開催しているシリーズですね。
第4弾の山口明さん。
ここへ来て、やむにやまれるサンサシオンという展覧会が11月19日までやっています。
こちらね、注目の展覧会でもしかしたら言ったかも。
ジャムセッション毎回結構面白くて、面白いんで。
今回は山口明さんがセザンヌとセッシュを選んでいまして、アーティゾンのコレクションの中から。
その2つと軸を超えたセッションということなんですけど、
このタイトルのサンサシオンっていうのがフランス語で感覚っていう意味らしいですね。
山口明さんの展覧会
山口明さん大ファンのセザンヌがこのサンサシオンっていう言葉を制作のキーワードとして対応してたっていうところからあやかってつけてるそうです。
ということで、感覚を揺さぶるみたいなことがキーワードになってくるかなと思うんですけど、
あんまり喋りすぎると面白くないかな。
どうしようかな。
言わなければわかる。
最初の展示室の作品からもうぐらんぐらん揺さぶってくるんですけれども、
これね、ちらっと山口さんがおっしゃってたのは、
年前の遊園地、亡くなってしまった。
ここで似たような部屋があって、これもう亡くなっちゃったから、もう一度自分で自身体験してみたかったので作りましたとおっしゃってる。
だから、もちろん山口さんの平面作品ね、絵画もありますし、漫画のように描いた作品もあるけども、
スタートは山口明展と思っていくとびっくりするのは、インスタレーションから始まるっていうね。
その前から部屋から始まるっていうことなんですね。
その部屋が仕掛けがあって。
そうなんですよ、すごい。
多分もうバレてるというか、多分ツイッター上では出てくると思うんだけど、
多分ね、うちらが今口こもっている理由は、オープニングの日に山口さんが記者の皆さんに向かって言わないでねって言ったんだもんね。
細かく言わないでねみたいな感じで。
だから山口さんもしかしたらいつか番組に出てくれるかもしれないから、俺らは言わんとこ、そしたら。
としまえんがヒントですよってことだよね。
あとメゾン・エルメス展示も大ヒントです。
そんなのがあったり。
それを体験してから展覧会がいよいよ始まるみたいなことです。
クラクラした状態から見るという感じで。
大満喫。
すごいですよ。
あとは、今回の展覧会期間限定でスケッチOKなんですよ。
そこがね、推しというか山口明さんのこだわりポイントの一つで、
日本の美術館ってスケッチ禁止じゃないですか。
ほとんどのところが。
日本はヨーロッパとか海外だと結構よく見かける光景だし、
とにかく山口さんが言いたかったのは、
作品をよく見ないで素通りしちゃうんじゃなくて、じっくり見てくださいねっていう。
もちろん短い時間で理解できる人もいるんだけど、
スケッチするとイヤホンでもよく見るっていうことになるから、
スケッチは見ることですともおっしゃってましたけど。
なんかいいなと思って、私も2回目行ってスケッチしてみたいなと思ってます。
やっぱ山口さんの展覧会のこれデフォルトなんですけど、
オープニングの日に作品が間に合ってないって。
今回も当たり前のように白い、何も書いてないアイリクスも。
ありましたありました。
関係者もみんなも山口さんだからすごいよね。
このオープニングに間に合ってないことが当たり前で許されるっていうね。
だから会議中に何回か行かないとダメっていうのが山口あきらてんですよね。
それを個別に質問させていただきまして、
この白いところには何が出てくるんでしょうかって言ったらドキーとか言って。
それぞれセザンヌ論、摂修論、近代洋画論のテキストが入ってくるっていうことだったり。
セザンヌはもう完成してるそうですよ。
会議始まってもいよいよ2週間、3週間経つからどんどんできてるのかもね、この間にもね。
それはぜひ見に行きたいなと思うので。
いいですね。スケッチしたらそれインスタであげてください。
わかりました。
トニーさん2つ目どうですか。
宇川直博さんの展覧会
僕が紹介したいのは現在練馬区立美術館で開催中の
宇川直博展ファイナルメディアセラピストアットドミューンという展覧会です。
宇川さんはですね、映像作家でもありグラフィックデザイナーでありVJ、キュレーターなどに多岐にわたって活動するアーティスト。
多分もうハイパーメディアクリエイターよりもハイパーメディアクリエイターなんじゃないかなと思うこの方なんですけども。
名前を知らなくてもドミューマもしかして聞いたことがあるんじゃないでしょうかね。
もうね、すごかったですよね。疲労で。
2010年3月1日に開局した日本初のライブストリーミングスタジオ兼チャンネルですということで、
今でこそネット配信、ライブストリーミングって当たり前になって、今は途中あるけど、
それの走りをやっている方で、開局から13年経った現在でも毎週月から木曜まで休まず配信を毎日していて。
最近は全然見てなかった。
そう、まだやってない。今はパルフォをお届けしていて、世界でも圧倒的な人気とビューアを誇る方ですということで。
今回はドミューの13年間の膨大な番組のアーカイブを紹介するとともに、そういう映像も流れてます。
それらの映像を素材にしたアート作品を紹介するというような展覧会で。
また、うかわさんもお忙しい方なので、作品は展覧会はギリギリ完成してるんだけど、
僕が行った時には、説明文がまだ出来上がってなかったみたい。
展覧会に担当したのが、この番組にも小野様と一緒に出てくれたマナコさん。
マナコさんに色々と教えてもらいながら見てきた。そういう作品なんだと思ってね。色々とあって面白かったんだけど。
いっぱい説明してると尺がなくなっちゃうんで。
一番俺が面白いなと思ったのは、どれも面白かったけど、一番最初の部屋に飾ってあった4面の壁があるんですよ。
白い壁だと思う。そこに映像が流れてます。その映像が4面、それぞれ250の映像がブワーッと流れてる。
250×4でちょうど1000本の映像が流れてるんだけど、DOMMUNEではDJのプレイが結構配信されるんですって。
それを1000本の映像が流れてる。全部同時に。これ何かっていうと、やっぱ音楽流すと著作権が発生するでしょ。
でも1000本同時に流すと雑音になるから、音楽として認識できない。
聖徳太子だったらわかっちゃう。
でもこれが面白いなと思ったのが、これ別のところでも発表したらしいんだけど、その時にってことだったらしいんだけど、4分33秒だけ無音になるんだって。
ジョン・ケイジ。
となると、ジョン・ケイジの4分33秒演奏したことになるから、ジョン・ケイジ財団には著作権が発生する。
たまたまです。
音楽の著作権とは何かみたいなものを考えるというか、皮肉にしたような作品。
面白いですね。
聞くと面白いし、そういう感じで展覧会はいろんな最新機器を使ったような作品もあれば、
昔の80年代のブラウン管を使った作品とかいろいろあったりとか、
説明聞いたらより面白かったし、多分もう説明できてるんじゃないかなと思う。会場行ったら見れると思うんだけど、
その説明がわかんなくても、ちょうど昔のブラウン管のモニターから80年代、90年代のモニターになって、最新のモニターになってっていう、
ちゃんとメディア機器の歴史みたいなものも覚えるようになってるから、それも普通に面白くて。
めちゃくちゃ頭のいいことやってるから、俺なんか配信とかわかんないし、最新のメディアのこと言われてもピンともこないから、
すげーなーとしか思わないんだけど、最前線を見てる感じも面白かったかな、単純にっていう。
だからいろいろと聞いたからよかったし、あと一番思ったのは、練馬さんはよく言ってるんだけど、練馬クリーツ美術館ぽくなかったのね、褒め言葉が。
というのは。
パルコみたいな感じ。だから、宇川さんがいたらパルコになるんだなって、どこの場所でも。
これが一番バカみたいな感想ですけど、一番思ったところなんだけど。
あとそれとは全然関係ないんだけど、練馬さんで思い出したんだけどね。
その前に、一ヶ月前に板橋クリーツ美術館さんにも行ったの。
でね、板橋さんといろいろと喋りしてたときに、練馬クリーツ美術館が今度立川あるじゃない?
そういう話になったときに、急に板橋クリーツ美術館の館長さんとかいろいろ含めて、急に、でも最近練馬さんには裏切られたからみたいなこと言うのよ。
仲間だと思ってたのに、みたいな。
それは新しく美術館を建てるからですか?って。いや、そうじゃなくて。
うちらはクリーツ美術館で、しかも都心から離れてるっていうところで、シンパシーをね、お互い頑張っていこうと思ったのに、練馬さんは結構この数年前から、
小野さんも言ってたんだけど、意外と都心から近いよっていう、交通の便いいよっていうのを売りにし始めてて。
中村橋までも行きやすいし、駅からも近いし。
都心から離れてるで一緒に戦ってたはずなのに、裏切られたって板橋さんが言ってたの。
そういうことを真子さんに言ってましたよ、板橋さんがって、俺がちくったら、練馬はね、板橋さんとは、もちろん仲良く、板火とは仲良くやりたいけど、練馬と板橋さんは結構大変なんですよって言われて、
なんでですかって聞いたら、23区ある中で唯一練馬だけ、他の区は区政何周年とかやるでしょ。
練馬だけ独立70周年とか、いまだに独立で物事考えてる。板橋から独立したっていう気持ちがずっと強いって言ってて。
うーん、カタルーニャみたいな。
ほんでサイタマみたいなこと本当にやってる区があるんだなと思って。
練馬区立美術館の展覧会
そう、だからその板橋が独立してると繋がりがすごいなと思って。練馬さんだけいまだに独立で物事考えてらっしゃるって言ってたので。
そう、そんな練馬さんがやってる、この展覧会はすごい最新鋭のことやってるのに、一方でそんな独立とか言ってんだなと思う。
そのギャップがまた俺の中では、なんとこれは渋谷とかでやってる展覧会だったらともかくさ、そういうのも含めて、練馬区立美術館がこういう展覧会やってるんだってのが新しいというかね。
このギャップがすごく僕は面白いなと思って、見に行っていただきたいなと思います。というね、展覧会でした。
さあ、ということで見どころの多い展示が今回めちゃくちゃでございましたが、リスナーの皆さんも良かった美術展の感想をぜひ教えていただきたいなと思います。
改めてですけど、ふと気づき、教えていただきましたけど、まるさん誕生日おめでとうございます。改めて。
ありがとうございます。すいません、なんか。
せっかくなので僕は。
どうしよう。もっと面白い話を届けられるようになりたいです。
いいと思うし、そこは空手じゃないんだと思いましたけど。
空手はね、ゆるーくやりますので。
お笑いもね、極めながら続けていただきたいと思います。改めてまるさん誕生日おめでとうございます。
まるさんの誕生日おめでとうというメッセージも受け付けております。
どうしよう。いつも来なかったら寂しい。
皆さん送ってあげてください。ぜひぜひ。
番組の終了
はい、ということで本日の配信は終了させていただきたいと思います。
ありがとうございます。
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感想はハッシュタグそろそろ美術の話を。
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