1年半ぶりなんですね。なんかあっという間ですね。
割とね、展覧会の内覧会とかにトニーさんが来てくれるので、会ってはいる。
ただ、展覧会の内覧会の人には私は、なんかこう、なんだろう、死にかけてるので。
一生懸命川をさかのぼってきた、鮭のお母さんみたいな。
産卵みたいな。そんな状態なので、なんかもう誰が来ても、お前ら帰れぐらい。
来てるのに。
一生懸命それでも、笑顔でお迎えしてるっていう感じですね。
いや、ありがとう。でもこの前も、だから、丸さんとちょうどいるときに山木さんとは。
あの時、すごいにこやかに対応してくれてたけど、じゃあ内心帰れとか。
踏み落としたばっかりじゃん。
この年間、毎年ですね、年末に刺さった美術展を紹介するという企画をやっておりまして、
いろんな方が毎年ゲストに来ていただいてるんですが、山木さんに出ていただきたいと思った理由がですね、
この番組でも山木さんがフェイスブックでオランダにいるときに、オランダ通信長文のね、いつもお届けしてくれてるというのが楽しみだったんですけど、
オランダから帰ってきたら、オランダ通信なくなったなと思ったら、いろんな展覧会をめぐっては、論評、点評みたいな。
しかも結構な切り口で、キレキレな、同業者が見て大丈夫かなってヒヤヒヤする。
いやいや、そんなことはないです。そんなことは。
そう、だからこれはもう山木さんにぜひ出て、もう来たんないご意見を、もう番組のご意見版と出ていただきたい。
どうですか、でも展覧会ってだから書いてらっしゃるじゃないですか、結構。あれは何のモチベーションで出てたんですかね。
何のモチベーションもないですけど、歳をとるといろんなことを忘れていってしまうので、書いとかないと忘れる。ただそれだけ。
それを例えば同僚とか、もしくは別の美術館の学芸員さんとかから言われたりはするんですか。
でも私あんまり美術館の学芸員の友達いないので、フェイスブックでつながってる人あんまりいない。
そうなんですか、結構好き勝手。
好き勝手、バレないと思って書いてる。
裏赤とかじゃないのに。
全然バレないように書いてる。
バレないように書いてる。僕はいつも読みながら参考にさせていただいております。
いやいやいや。
丸さんはまだ見たことない。
見たことない、じゃあ友達お願いします。
じゃあもう始めちゃいますか。今回も2025年刺さった美術展を2つずつ挙げて紹介していただこうと。
2つずつか。
2つですね。だから2つ挙げていただくということでございます。
丸さん、山木さん、トニーの順で発表していきますとありますので。
この時点で出演者は相手が何を用意しているかは知らない状態です。
だから何を言うかお互い知らない。
かぶってしまったらかぶってしまったで、それは全然いいことだということでございます。
ということで丸さんの一つ目からよろしくお願いいたします。
めちゃくちゃ迷ったんですけど、3つかなと思って3つ以上用意しちゃってきたんだけど、
じゃあ一つ目発表したいと思います。
ジャネットカーディフ40世のモテット原美術館アークで開催されていた3月15日から5月11日まであった展覧会です。
はいはいはい、ありましたね。
多分こちらの番組でも相当絶賛してたと思うんですけど、
その時にこの個人的偏愛美術展ランキング今年暫定1位っていう風に話して、そのまま1位で。
勝ち抜いた。
すごい。
ああそうか、その後もいろんな展覧会があったけど、抜くことはなかった。
なかったかな。それぞれ面白いんですけど、知識とかなくても感覚でわーっと感動したのは、あれが一番だったかなと思って。
なんかこの番組で丸さんが紹介して、僕もすごい良い展覧会だと思って、
すごい僕も多分結構熱迷したんですけど、その後の番組のXのとこを見ると丸さんの聞いていきましたって、
なんか僕はもう発言もなかったことのようにリスナーさんは。
それは最初に言ったの丸さん。
だから多分それで聞きましたっていうのがちらほら結構あって、しかも都内だったらともかくね。
そうなんですよ。
群馬まで行ってくださった人がこの番組を通じてってね。
インスタも見てくれてそのフォロワーさんでも行きましたっていう人何人かメッセージもらいました。
すごいよね。なんせやっぱりそのビジュアルの展覧会じゃないからね。
ビジュアルがこう生えててそれがインスタ見て行きましたはまだ理解できるけど、スピーカーしかならない写真を見てみんなが行きたくなってたぶんまあ熱意とか文章とかから伝わったんだろうなと思う。
嬉しいですね。
あんまりこの音声の音の作品なのでどういうものっていうのが説明しづらいんですけど、だいぶゾワッとして泣きました。
山尾さんはどうですか?行かれました?
行ってないんですよ。でもジャネット・カーリフはすごく好きなんで行きたかった。
まあでもなるほどねこの展覧会は。確かにな。
感覚が揺さぶられるってこういうことなんだなっていうのを思いましたね。
いやそれこそ今日の2つに入れるか入れなきゃならないんですって。それはこの番組でも多分紹介したんですけど、エバラさんの展覧会が今年の1月にあってICCで。
それもすごい感動した。やっぱ音っていうのがちょっとこれから、ジャネットさんのは別に昔の作品だけど、これからやっぱ体験型がもっと増えていく中でサウンドアートっていうのはちょっとやっぱり増えていくのかなと思ってた中での今年エバラさんもジャネット・カーリフも良かったなっていうのはすごく印象的だなと思いましたね僕は。
確かに確かに。しかも全然映えないっていう。
そうそうそう。このインスタ前世、SNS前世に。
映えがはみ込んでる時代に。
はみ込んでる時代に確かに。これはなるほどね確かに。丸さんらしいセレクションでございました。じゃあ山岡さんいきますか。
はい。私さっきちょっとネタバレされかけてしまったんですけども、美術藍住館っていう、坂井家太一さんがお住まいになっていたお家が美術館になっている。美術館なのかなギャラリーなのかなっていうところでやっていた展覧会で、7月4日から8月3日まで。
東京芸大のキュレーション教育研究センターが主催している展覧会だったんですけど、お友達がキュレーションしてたので、どんな展覧会か一切わからなくて、とりあえず行ってみるかみたいな感じで行って、
全く意味がわからないところからスタートして、すごい謎解きのように全部がわかっていく鳥肌ものの展覧会だったんですけども、まだ展覧会のタイトル言ってもいいですか。
展覧会のタイトルは、夜明けの荒野を走って池口近子と渦井優衣っていう展覧会で、女性アーティスト2人の展覧会だったんですけどね。これね、フェイスブックでお友達に勧めたらみんなが見に行った。
僕もそのうちの1人です。 田窪 そのお兄さんの話を聞いて、私も見に行ってました。なんかね、不思議すぎてすごいお勧めをした展覧会だったんですけど、なんかね、普通に入ると池口近子さんっていう洋画家の方の展覧会なんですよね。なんかお花があって。
誰かから届いた花です。 田窪 そう、いわゆる訪問所とか、ギャラリーの入り口みたいな感じになってて、なんかまあ洋画だねっていう作品が並んでて。 坂谷大志さんの奥さんなんですね。だからまあそのお家の人ってことですよね、その個展が。
そうなの。だからなんかまあ昔のアーティストのいい作品を並べているのかなみたいな感じで普通に見て、まあでも一応訪問所に名前とか書くわけで見に来たよみたいな。で、俺でも薄井唯典ってことはもう1人いるぞって。薄井唯さんよく知っているアーティストのこと。あれ唯さんの作品どこにあるのかなと思うと、
あのそのギャラリーっぽいところの上にその居住区間があって、坂谷さんと池口さんがお住まいだったんだと思うんですけど、そこに行くと、なんか薄井さんの作品なんだか何なんだかわからない手芸品が流れるよね。
刺繍だったりとか、クッション作ってたりとか、でなんかそこに謎の手紙が添えられる。 手書きのね、流すの。 そうそう、なんかこう今日は暑かったからみたいな、何々くんがちょっとご飯あんま食べてくれなくてみたいな、なんかこう子育ての悩みみたいなことが書かれて。で、展覧会見に行って楽しかったみたいなことが書いてある。これ何言ってんだ。
何言ってるのか全然わかんないっていう感じで見て行って、あれこれってもしかして今のことじゃないの?2025年じゃないんだ。ちょっと気がついたんですよね。 その手紙が言ってることがリアルタイムじゃないって。 そう、7月何日とかって書かれてるんだけど、あれこれ未来の日付だから、今のことじゃないわって。
じゃあこれいつのことなんだみたいになり、そうすると下野池口さんの展覧会っていうのは2025年に私たちオーディエンスに見せるために作られた展覧会ではなくて、この臼井優衣さんが作っている作品の主人公の女性が見た大昔の展覧会でしょ。そこで明かされているわけですよ。
わーってなりました、私も。 タイムスリップしてることになっちゃうわけです。 そうそう。でなんかその作品のテーマも臼井さんが作っている作品のテーマもその女性の生き方だったりとか、育ての悩みとか家族での過ごし方とか、でも自分の創作時間をどれだけ頑張ったら確保できるのかみたいなことがとろされていて、それもすごくわかるよねっていう気持ちにもない。
でもそれは今の現在の人の悩みとはまたちょっと違う。やっぱり昔の人の積み重ねてきたことなのかなっていうのもありつつ、なんか最後この展覧会タイトルのなんだっけ、荒野、夜明けの荒野を走るっていうのが、池口さんの絵の中に描かれている風景が、夜明けの荒野をブワーっと走ってくるっていう絵があるんですけど、それをこのチクチク手芸でその境地に達したいっていう、
そのクリエイティビティがすごいと思って。
確かに。
ゾワッときた展覧会。
いや、そうか。
すごいよかった。私もこれに入れようかなって思ってたぐらい、すっごく印象に残ってて。
本当に今おっしゃったみたいに、なんか昔の絵なのかなーみたいな感じで見てたら、あれ日付があって、本当に聞いてあれ?ってなって、後ろでもらってきたDM、あれ?
そうそう、DMくれるんだけど、
日付が違うんですよね。
昔の日付になってて。
あれって、そういえばさっき1990年でしたっけ、ここ書いてあるぞって思って。
そこから雑誌も机の上に置かれてる手芸雑誌みたいなのがめっちゃ古い雑誌だし、あれあれって。
今なんか思い出した。その手紙の中に真夏日がどうたらみたいなのが出てくるんですよね。
で、今年も特に暑かったから、そんなに暑くなさそうなんですよね。
こっちが言ってる真夏日が30度がどうたらぐらいに言ってて、いよいよもっと今暑いぜみたいな。
今感は要所要所にちょっと散りばめられてるのがあって気づくんですけどね。
実は伏線が張ってあってみたいな。
面白かったのは、うすいさんが作った架空の女性、たぶん主婦がクリエイターになっていくまでの。
だからこれ二人展に見せかけた三人展というか、もう一人架空の人がいてっていう。
しかもアートってやっぱり身近じゃないと言われてるけど、
一般の人が展覧会を見たら、一人のアーティストが生まれるまでを追体験できるって。
世の中のふうに夢を与えてるじゃないけど、アートっていうものに対しての敷居を下げてるところも含めて、
まあよくできた展覧会だなと思ったし。
あれを見てまた私も作りたいみたいな人が来るかもしれないっていう。
ですよね。
しかもなんかそれが、今よりももっと女性が活躍しづらい社会の状況でっていうのが、
なんていうか、ゴリゴリに女性の権利とか言うんじゃなくて、しなやかに作品の中でわかっていくっていうのがギュッときました。
あともう一個言うと、この点なんかやっぱり山脇さんのプレゼンが非常に上手かったんですよ。
Facebookで。その写真に。
ちょっと待って、みんな友達申請しないで。
写真にネタバレはしないように、ちょっとずつキャプションが書いてあって、
だから山脇さんもなんか一味みたいな感じで、答えが知りたい方は会場でみたいな感じ。
そりゃ行くわみんなと思いながら行きましたけどね。
あれはすごかった。
やっぱりなかなか、もともと確か美術合図見館って多分オープンしてしばらくは美術館やってたんですけど、一回閉まっちゃうんですよね、あそこ。
そうなんですか。
そうなんです。で、最近やってないなと思った時にまた復活したから。
で、多分限定復活だったと思うんですけど、あの建物をすごく上手く使ってるなと思ったし。
あの場所はなんか昔オフィスがあの辺だったんで知ってたんですけど、なんかやってないとは思ってました。
何なんだろうこれはって。
そうそう。なんかまたでもやってほしいですね、あれ。
面白かったです。
これがじゃあ。
空間も素敵だし。
山脇さんの一つ目。
そうですね。
あ、じゃあ。
いやー、なるほど。
その僕ですね。
はい、アレンリーさんお願いします。
これ悩むじゃないですか、やっぱ年末のっていう。
で、あの、なんかちょっと告知がついちゃったアレなんですけど、僕毎年自分でホントオンライントークイベントで、もうここでしか言わないトップ10のやってるんですよ。
今年もね、12月29日にやるので、そのトップ10のやつは外しました。
おー。
だから、そのトップ10はホントいいものみたいな感じ。今回刺さったということですので、やっぱりそれとは別に切り口で選ぼうかなっていう。
だから、自分が感動したとか、これは展覧会で素晴らしかったとはまた別のベクトルでちょっと選ぼうと思って、一つ目がですね、横浜美術館で開催された佐藤雅彦展。
おー。
これはこの番組で取り上げなかったんですけど、まあ面白いなと思ってて、タイトルもちょっと改めて読みますね。
佐藤雅彦展。新しいかける括弧作り方プラス分かり方括弧閉じるという展覧会ですね。
まあ、北コアラスイチとかバザールでござる団子で3兄弟でおなじみの佐藤雅彦さんの展覧会。
横浜美術館のリニューアルオープン。やっぱり僕は横浜美術館で生まれ育ったんですよ。
生まれ育った。
バーテラーとしては。
はいはいはい。
行道児さんだと思って。
行道児さん、この番組生地も出てましたけど。
なのでやっぱり自分の中でやっぱり思い入れの強い美術館がやっぱりリニューアルオープンするって言って、確かその一発目はおかえり横浜。
で、二発目が佐藤雅彦さんと何が関係あんのっていう。そのリニューアルオープンの、しかも3年ぐらいリニューアル待った上での、あれなんだろうなぐらいの感じだったし。
実際行ってみても、佐藤雅彦さんのすごくね、いろんなこれまでのクリエイティブなものが見れた展覧会だったっていうのはすごい良かったんですけど。
刺さったっていう意味では何かっていうと、結果この展覧会めちゃくちゃ人入ったんですよね。
予約制とかいったい。
最後だって5時間待ちとかして。
リズムイランドみたいな。
お花美術館史上来てるんじゃないかぐらいの話をうっさり聞いたりとかしてて、夏休みだったから良かったってのはもちろんあるのかもしれないんですけど、
やっぱこの展覧会が面白かったのは、佐藤雅彦さんのこれまでのものを振り返るだけじゃなくて、展覧会のタイトルの謎の数式のように、こうしたらクリエイティブなことができますよみたいな、クリエイティブの発想法みたいなものまで。
公式画で面白かったですね。
これってこれまでの美術館ではありそうでなかった。本屋で言うと、ビジネス啓発本とかのところにありそうなジャンルじゃないですか。これまで多分美術展って美術作品を見て感動するとか、もしくは学芸員さんがリサーチしたことのアウトプットであるけど、
なんかこういう、今後これが一つのスタンダードじゃないけど新しいジャンルになるのかなっていう意味で、ちょっと興味深い現象だなと思いました。
行くことによってこんな良いことがありますよみたいな、人はクリエイティブになれますよとか、これって今まであんまり提供してこなかったところな気がしてて、展覧会としてこれが流行ったということはこれに続くのかな、どうだろうかっていうのが気になるところ。
だから刺さった美術展としては、展覧会に新しいジャンルが生まれたなっていうのは、ちょっと僕は今回面白いと思ったんですけど、いい展覧会だったんですけど、一個だけ冷めたのがあって、なんか展覧会出た後に佐藤正彦美術館オープン予定みたいなパネルが置いてあったんですよ。
しかもなんか小田原だかじゃなくて、いずかどっかに富士山の絵と一緒にそこになんか、ここに建物できますよみたいなのがあって、佐藤正彦美術ミュージアムオープン、2028とか多分書いてあったのかな。
僕はそれもギャグだと思った。佐藤正彦さん一流の、できるかいみたいなことがあると思って中の人に聞いたら、本当にできるらしいですよって言われて、
なんか最後に佐藤正彦さんが、やっぱりこの人ってCMの人なんだろうみたいな、この展覧会が壮大なCMのようになったのは、なんかそれはちょっと違わないかなってちょっと思っちゃったというか。
僕もね、めちゃくちゃ宣伝してました。
そうそうそうそう。それはなんかちょっと、どうなんだろうと思いながらも、っていうのはすごくまず印象的だったのと、もう一個印象的だったのが、
シアターコーナーがあって、佐藤正彦さんのこれまでのCMから厳選されたものが、もうずっと流れてる、ループ流れてる。それが40分くらい流れるんですよ。全部見ると。
長っ。
長いじゃないですか。ほとんどの人が動いてなかったんですよ。見入っちゃってたんですよ。やっぱ美術館の映像コーナー、ちゃんと見る人って多分数パーセントしかいない中で。
しかも内覧会の限られた時間で。
内覧会の時もそう。
あ、内覧会の時もないですか。
僕は内覧会行けなくて、一般の時見に行って、一般の方が本当に足を動かさなくて、それもなんかすごく印象的だったのが、
やっぱり、良い悪いは置いといて刺さったという意味で言うと、ちょっとこの展覧会とのトークで入れときたいな、この一つの2025の事象として紹介したいなっていうのはありましたか。
多分ね、美術系の人は選ばないというかわかんないですけど、多分人気はあったけど、多分美術館、もし美術セッションとかの今年のとかでは入ってこなそうだから、
多分立ち位置的に僕ぐらいは言っといたほうがいいかなと思って、ちょっと偉そうですけど、美術かというと美術ではなさそうなとこがあって、どうですかお二人は行かれましたか。
行ってない、ごめんなさい。行きました。
内覧会の日に行ったんですけど、確かにその公式、佐藤雅彦さんの考え方の公式みたいのが、A、B、記号で考えるんですって、そのアイディアを。
A、B、A-B-みたいな感じで、じゃあそれで公式でみんなでゼミの考えてね、みたいな感じで投げたりして、でまたそこをブラッシュアップしてやっていく。
でも面白いんだけど、それって一般人真似できなくないって思いました。
あ、やってること自体。
その記号で置き換えて考えるって、受け難しいって私は思ったのと、
あと記者会見のときに佐藤雅彦さんが話してて、すっごい魅力的なんですよ。
ご本人がね。
ご本人が。こういう人だったら一緒に仕事したいってなるんだろうなって、ゼミ生も先生と一緒にやりたいってなるのかなって思いました。
本人にあれは分かりにくいなかった。
人柄がすごくシャーミング。
用意してきた動画が流れないなとかずっとやってるんですよ。
だからその記者会見が30分くらい押して、その合図何回も時間が短くなっちゃったんですけど、
結果として。
うんうんとか言って、でもみんななんかクスクスみたいな感じで許して。
え、でも行かれなかったけどどう見てましたこの展覧。
めっちゃ混んでるなーと思って。混んでるから行きたくないなーと思って。
混んでるから行きたくないなーと思って。
全然全然全然全然。
デザインアーティストとかとは違うんですか。
デザインアーティストはやっぱり番組でやったもののアーカイブ的な展覧会だなと思うけど、それはそこ。
もちろんその。
もっと脳みその中を見ていくみたいな。
見ていく。で、なんかこういうことをしたらこういう発想できますよとか、実際こういう発想で作ったものはこういうものですよとかをなんか紹介。
レシピっていうか。
なんかやっぱり最近のYouTubeとかなんですけど、中田敦彦さんのなんかチャンネルじゃないけど、やっぱりみんななんかそういう知識を求めてるかもしれないですよね。
このなんかここ最近なんかもしかしたらそのTikTokとかでもなんかこう教えてくれる系の動画とかが気になっているし。
なんかそういう意味ではなんかそのクリエイティブっていうこう何だろう漠然としたものを、まあよくわからない図式ではありますが、図にするとこういうことだよっていうその図とかが紹介してくれてるから。
わかる人にとってはなんか時短、時短もありますよね。なんかクリエイティブの本を読むよりもしかもものが実質あるし。
たしかにあと子供、夏休みだったから子供を連れてってなんかそういうあわよくば、いずれクリエイティブ、父さんのようなクリエイティブみたいなそういう種をまきつけておくっていう意味ではなんか良さそう。
親の満足度も高そう。
で、あとしかもあの点だけが強いのはやっぱりそのCMで言うとポリンキーとか生まされてこさるとかってもう世代で言うともう僕も知ってるけど40、50、何なら60くらいの人が見てるわけじゃないですか。
で、さらに団子3兄弟の世代がいて、そしてピタゴラスイッチの今の世代という親子3世代をカバーしてるのも強いんですよ。
なんか資格がないというか。
だからこれはね、ちょっとやっぱり今年の中ではすごい強烈だったし、だから佐藤政彦美術館ができたとしたら話題になるんだろうなっていうのもあるし、まあ2025年としては紹介した。
え、施設美術館なんですか。
佐藤政彦さんが作る施設だと聞きましたね。
そうなのか。
そうですよということです。じゃあ2つ目にいきましょうか。じゃあマルさんの2つ目。
えー、なんかどこまで話せるかなんですけど、
えー、じゃあ類似切り終わらない風景展、東京都写真美術館で、7月3日から9月28日まで開催されていた写真展です。
なんかこう、まあさっきもあの映えとかありましたけど、最近の写真ってすごい映えてるとか、こんなにすごいことしてるのみたいなのが当たり前じゃないけど、どんどんどんどんそっちの方向に行ってて、
AIもできて、見たことないようなびっくり動画とかが流れて、ついつい見ちゃうみたいなのに慣れてたところに、もうすっごい日常の風景がずっと撮り続けてるみたいな写真なんですけど、それがなんかまたすごい味があっていいみたいな。
で、専門家がおそらく見れば、写真の構造だったりとか、当たり前っていうのを覆そうとしてる取り組みだったみたいなんですけど、よくそういう理論とかがわからないで見ても、なんとなくどこかいいみたいな、味があるっていうか、っていうのがすごく良かった。
で、すごい感動したので、2回目に行って、ドキュメンタリー映画も上映してたんですよ。映画も見て、現地の美術館のキュレーターさんのトークも聞きました。
イタリアのトーク。
奥が深い作家なんだなっていうのが、多分、素人が見ても楽しめるんですけど、苦労とが深ぼって深ぼって研究しがいがある人みたいで、なんか写真でもその構造を変えていってるし、写真に必ずテキストがついてるんですって、そのテキストでも世の中の見方を変えようとしてたみたいなことを学芸の方がおっしゃってて、
だから、何て言うんだろうな、ありつけされた現実みたいのに慣れてる人たちにこそ見て欲しい展覧会だったかなと思いました。
そうそうそうそう、仲いいだなっていう。なんかそこは見たくない、なんかその。
それはそれでほのほの見ればいいじゃないですか。
そうなんだけど、なんか仙人みたいな人勝手に仕事をしちゃってたから、すごく生々で、当たり前なんだけど人間なんだからと思うけど、なんかこういうのってルイチ・ピーティが日本に浸透して、次のペースで紹介してくれたらいいけど、初めて知った人で、なんか勝手に人格覚悟でしたら俺からはよくないんだけど、なんか人間だなこの人はみたいな。
本が有名ですもんね。
なんかそこがね、ちょっとこう、あれだったっけ。
人間なんだな。
そう、人間なんだな。
まあでもすごくいい点なんだね。
すごくいい点なんだね。
これは確かに、丸さんらしいなんかチョイスな気がしました。
じゃあどうしよう、ヤマキさん2つ目いきますか。
私のね、2つ目はね、写真展なんですよ。
写真展なんですよ。
何だろう。
美術館じゃないんですけど、歌舞伎町の王城ビルでやっていた、斉藤春光さんの写真展。
何日かですね、3月の27から30にした頃。
すごい前っちゃ前なんですけども、歌舞伎町の王城ビルっていうなんかド派手な。
チンポムがよく出会いするとこですよね、なんか。
もうそんなとこさ、行きたくないなとか思ったんだけど、疲れちゃうから。
歌舞伎町行くの疲れちゃうから、嫌だなって思ったんだけど、まあ行くんだけどね。
OK、OKね。
行ってきたんですけど、斉藤春光さんっていう方が神話っていう、神様の話、神話っていうシリーズで、
2015年から全国各地で撮影した大自然の中で1個子供の姿を撮られた写真シリーズの。
子供の中、神話っていうタイトルだったんですか。
あのご自身のお子さんだったりとか、お子様だったりとか、ご家族が出てくるんですけど、
本当にこれ日本のどこなの?みたいな、自然の中、どこだか撮影地書いてないからよくわかんないんだけど、
海の中に入っていく、夕日がキラキラしてる海の中に、子供が入っていくとか、
焼く杉みたいな森の中に、むずくまって座ってるみたいな、写真が並んでいて。
で、それがね、ずっと毎年1年に1回だけテータンカーをやってきたんですって。
で、なんかそれがコロナの時できなくなっちゃったから、今年は頑張って3日間?4日間?4日間やりました、みたいな。
演覧会だったんですけど、その王女ビルっていうあのカブキ町の中の、
ギラギラしてる。欲望の塊みたいなね。
そんなところなのに中に入ると、で、結構壁紙とかがもうなくなってて荒々しい、
廃墟になってるので、打ちっぱなしコンクリートとも違う。
ザラザラした表面とかあって、っていうその人工物の環境が、なんかこう、洞窟の中のような。
で、こう、ホワイトキューブじゃないから、あちこちから光が入ってくるわけですよね。
太陽光だったりとか、森のネオンだったりとかが入ってくるんだけど、
その光の入り方と、そこに展示されている作品の中での光の差し込み方が、もう神がかって一緒で。
ピンクして調和して。
ものすごいかっこいい展示だったんですよ。
へー。
この短い期間の展示は何で知ったんですか、それは。
それも、お友達がキュレーションをしていて、ぜひ行ってくださいみたいな感じだったんですけど、
斉藤晴光さんというアーティストの方が耳が聞こえないアーティストの方なので、
手話界隈の人たちにはね、すごい知られているんですけど、私、手話界隈の人たちと仲良くしているので、
そういった感じで、情報をいただいて見ていきました。
へー、これは言われると見たくなりますね。
ね、すごい見たかったです。
それ、あげてました?フェイスブックに。
あげたかも。
チェックしておけばよかった。
あげたか。の展示がめっちゃいいみたいなことを書いてたんですけど、
あと、光の入らない、本当になんかこう、ヤクザ映画とかで殴られて殺されるみたいな部屋があるんですよ。
すごい、すごい。
光の入らないコンクリート話の、ここで閉じ込められたらやばいぞみたいな。
椅子に縛られる。
そうそう、そんな感じの部屋があるんですけど、そこで電気がついてなくて、
で、なんかこうトロ箱みたいな木箱みたいな上に写真が、A3サイズくらいかな?っていうのが、だーっと置かれてて、
で、こころどころライトがあって、なんか普通にテーブルの上みたいな。
そこでショットずつ見る。
あ、自分の手で持って、そこにかざす。
へー。
はー、凝ってますね。
なんかその、ヤクザの構想みたいなところなのに、その子供の美しい写真をそっと見る。
いやー、それはなんかいいですね。
シチュエーションがいいですね。
もしその斎藤さんの画集が出てもできない体験ですね、画集が、写真集が出ても。
写真集もその場で売ってるんだけど、でもなんかその、こんなわけのわからないところに身にこさせられた人たちの中で一生懸命光を譲り合って見るわけですよ。
あー、なるほど、はいはい。
そういうのがね、たまらなくよかった。
いいですね。なんか優しい気持ちになりますね、そういうのも。譲り合いのっていう。
それは見たかった。
見たかったー。
またやるってくれるといいですね、来年と。
またやるんじゃないかな。
一日だけやってるらしいですけど。
今回は3日やってたけどって。
斎藤春美さんのじゃあ、フェイスブックとかね、インスタをチェックしていただければと思います。
さあ、ということで。
トミさん、2つ目お願いします。
こういう刺さった美術展とかね、年末振り返りとかやるときに、いつも抜かれてるなと思うのが、12月始まり展覧会。
なんかね、もうみんな11月ぐらいから動いて。
1月、来年の特集とかになると12月の話は出てこない。
だから12月のものって、結構いいのあっても語られないなと思う中で、始まったばかりのアンチアクション展。
この番組に出てくれた成屋早稲さんの展覧会で、東京国立近代美術館ですけど、
アンチアクションはかなり、斎藤春美さんが今年、実はこの番組の先週、先々週に館長3人とアマロさんたちが出てくれたときに、
近備の戦争が良かったっていう話で満場一致だったんですけど、僕ももちろん思ったんだけど、
あれに匹敵するくらい、やっぱりリサーチすごいなっていう展覧会がアンチアクション展でしたね。
まあ、1150年から60年代にかけて活躍と、一瞬活躍したけど、なぜか片隅に消えてしまった14人の女性家たち。
そこ、どこに行ってしまったか、みたいな展覧会ですけど。
言っても14人のうちの1人は草間弥生さんですから、全然今いるじゃん。
めっちゃ目立ってるよって思うけど、その時の草間さんはその時の1人だったけどっていうことで、
見てる展覧会で、やっぱり14人の、どういう展覧会だったかっていう、消えちゃった理由を説明したらもう、
それはもう、展覧会見にもらわなきゃいけないし、たぶんアンチアクションっていう本も出てるし、そこはここで番組で割愛しますけど、
個人的に何を一番面白いかなと思ったっていうと、やっぱりここ最近やっぱり女性作家を見直そうみたいなことはこれまでもずっと、
ここ最近で特に行われてた中での、たぶん一つの形として今回アンチアクション14名と。
でもこの展覧会が僕は最終的に一番良かったなと思うのは、結局女性だから素晴らしいっていうふうには言ってないところに救いを感じたというか、
あくまでやっぱ面白いものがあったんだよねっていうことに徹してたっていう、女性性っていうことを、
時代背景として男性と女性の違いとか女性がこうだったっていう舞台背景を言ってるけど、
展覧会としてはこんなにパワフルな面白い作品があったじゃんっていう意外とシンプルな結論を出してくれたところが、
非常に救いがあったなと僕は思って、たぶん僕が言ってるからだけど、
すごくリサーチした上での明快な結論だったんですよね。
リサーチしてなくて明快な結論しか言ってないだけじゃなくて、ちゃんと調べたけど結局男女関係なく良いものは良いよねって言っては明記はしてないけど、
そう受け取れたところに僕はすごく希望を感じたというか、こんな良い点なのに始まりが中途半端なタイミングで過ぎて。
たしかに。ネットのランキングにも入らないと。
入らないといいんじゃないと思う。豊田市美術館で先にやってたんで、それで上げてる人ももちろんいると思うんだけど、
キンビットしたときに、たぶんね、戦争画展はみんな上げてるけど、このアンチアクション、もったいないなってそこはと思ったので、
まあちょっとこれはもう滑り込み刺さった美術展、2025。
たしかに。
本当に言うとね、あの番組の収録が12月19日ですから、来週のソルルイットとかね、
トゲフミさんがね、何よりもの滑り込みを来週にがあるんだけど、まあまあちょっとそれ間に合わなかったですけど、
まあトキキンビさんの、今年始めたキンビさんはすごく頑張ったなって思う。
頑張ったなって毎年頑張ってらっしゃるけど、とりわけ印象的な1年だったなと思う。
マラさんもアンチアクション展は。
見ました。なんか本当にボリュームがすごいし、いい作品がいっぱいあって、もちろん知らない作家もたくさんいたんですけど、
そうそう、さっきトニーさんもおっしゃってたように、女性だからすごいみたいな、安直な取り上げ方じゃなかったのが良かった。
私が、まあ皆さんどう思うかわかんないけど薄っぺらいなと感じてしまった、女性作家を取り上げてた展覧会とか、
あったけど、今回のはすごい奥深そうな感じがしました。
なんか行かれました?
まだ行ってないけどめっちゃ楽しみにしてます。
なんかね、僕すごい良いなと思ったのがもう一つは、その会場にキャプションはないんですよ。
へー。
最初ちょこちょこってあるんですけど、このアンチアクションってどういうことですかとか、この時代こういう背景がありましたよっていうのは一切ないんですね。
じゃあどうして知るかっていうと、会場のあちこちに紙が置いてあって、
で、入り口でなんかこの表紙というか、それを入れるパッケージみたいなのを折りたたんで作って、それをそこに挟んでいって、
自分で作るんです。
そう、っていう仕組み、だから別冊の人画で、図録には載ってないテキストの別冊の人画できるっていう仕掛けが、
なんか、こう自分で能力的に一歩なるだけで、実際文章読むとめっちゃ難かったりするんですよ。
難しかった。
多分パネルであったら、多分美術の興味ない人は、ああもういいってなるんだけど、
あれを自分で持っていることによって、多分読みたくなるっていうのは良い仕掛けだなと思って。
同じ文章でも、パネルに書いてあるのと手元で読むのとでは、多分理解度違うと思うんですよね。
しかも集めてくる方式なんで、あ、あそこ飛ばしてたみたいな、あ、8番なかった。戻って通りに行くみたいな。
ルートもね、定められてなくて、どうしてもルートが決まってるところはあるけれども、一番広い展示室は右と左どっちから見てもいいですよみたいな説明も書いてあって、
だから結局ルートが合ってないようなものっていう。
楽しそう。
そういう細かいところまで、ディティールまで考え込まれてるなと思って、それはすごく良かったです。
ただ、よく分かんなかったのが言っちゃいけないですけど、なんかQRコードが途中にあって、何だろうと思ったら、それでARの写真が撮れるみたいな。
そのアンチアクションのフレームの写真が撮れるっていう。
いらないって思いました。
完全に急にそこだけインスタ映えじゃないけど、ぜひインスタに使ってくださいみたいな感じの仕掛けは、
あそこだけはちょっとアンチアクションの作家さんのやりたかったことと、ちょっとずれてる気がして、ちょっとだけもやっとしたというか、
決して多分アンチアクションの作家さんたちは写真、そんななんか、しかもエフェクトかかる。キラキラーみたいな。雪が降ったりとかするけど、
そういう風な写真でごちに見て欲しかったのかな、どうだろうかなって思っちゃって。
なんかプリクラみたいな。
プリクラみたいな仕掛けは、企画としては面白いけど、アンチアクション展でやることなのかなとはちょっと思ったのだけが、唯一ちょっと気になった。
なんかそれがアンチアクションの作家さんの作品のフレームみたいな、わかんないですけど、
だったら嬉しいけど、なんかあれ?みたいな。それをちょっと強詐欺しました。
強詐欺ってこと言ってた。
たかちん 逆にそれちょっと絶対やっとこうと思って。
やりましたけどね。でもどうですか、こういう女性の展覧会みたいなものは、やっぱり企画するときにちょっと意識したりしてます?
たかちん そうですね。ジェンダーバランスはやっぱり考える。例えばグループ展でも男性ばっかりにならないようにとかも考えるし、
新しい作品を収集するときにも男女のバランスとかってすごく言われるようになってきているので、
それはね、中の人たちみんな気にしてることかなと思う。
でもその、展覧会を作るときに女性を女性だからっていうのはやっぱりなかなか難しくて、例えばなんだっけ、アルプ。
ジャン・アルプとゾヒ・トイバー・アルプ。
たかちん アーティスト美術館。
たかちん なんかそういうふうに割と有名なアーティストのお連れ合いの方を一緒にみたいなパターンって、日本だけじゃなくてすごく増えてきてると思うんだけど、
それがすごい面白い場合と、いやっていう時もあるわけですね。
だから女性の方がパワーが男性に比べるとないってことです。
バーターって言ったら失礼かもしれないけど、紹介されてるみたいなことです。
たかちん バーターっていうか、やっぱり女性の影響力もあって、彼はこれだけの仕事を成し得たみたいにしたいんだと思うのね。
その気持ちはわかるけど、でもそれって内情の高の範囲を超えないっていうか、言い方ってものがあるでしょっていう感じることはありますね。
まあ今年でアサドラで言うとこのアンパンみたいな。
たかちん うん、アンパン見てないけど。
たかちん けど、柳田たかちさんの奥さんを、まあアサドラではよくある手法じゃないですかね。
たかちん そうですね、奥さんがすごいこう。
水木しえるの妻が主人公でみたいな。バケバケもね、たぶんそうで。小泉悪夢の妻ですもんね。
たかちん それがやっぱり心を捉えるっていうのもあるけど、ケースバイケースでしょうね。
確かに確かに。
たかちん ワンコーナーで紹介するぐらいだったらいいのかもしれないですけどね。
ルジギリでも奥さんがアマアーティストでちょっと作品も出してましたけど、私はあれは確かに。
なくてもよかった。
たかちん よかったけど、でもそれがいっぱいあったらちょっともうすごい怒るみたい。
なってたら怒る。
たかちん ジェンダーバランスでさ、ジェンダーバランス考えた結果奥さんのもっと出さなきゃいけないみたいになったからね。
たかちん 確かに。
たかちん なるほどね。でもまあやっぱり当たり前ですけど、今年もかぶらなかったですね皆さん。
たかちん そうですね。岡崎さんの展覧会も読みました。
ありがとうございます。
たかちん ね、東源美さん。
たかちん なんかこう彫刻作品が岡崎さんが彫刻家になれて嬉しかったみたいなことをおっしゃってましたけど、
たかちん 今まで平面の作家さんみたいなイメージが強かったんですよ。
たかちん でも平面でも彫刻でも、彫刻の一部分を切り取って平面にしてるみたいな、
たかちん 世界の見方とどういう切り取り方の差なんだなみたいなことを勝手に理解したんですけど、
たかちん それが分かってすごいって思って、彫刻が特にゾワってなりました。
たかちん ちっちゃく作ってそれをめちゃくちゃ大きくしてる彫刻作品が出てたんですよね。
たかちん たぶん作ってる、ちっちゃい作品を作ってるところのイメージ見るとやっぱり平面はそこにつながってるってすごく分かる。
あの展覧会は本当に素晴らしかったですけど、本当に全フロア使ってたじゃないですか。
たかちん 2フロア使ってましたね。
もうワンフロアでお腹いっぱいになって、2フロアに来た時にまだあるのかってなんか絶望的というか、それぐらいボリューミーな展覧会でしたね。
たかちん それはね、気持ちは分かりやすく。
あまりに一個一個のパワーがすごすぎて。
たかちん それってなんか、一回休憩しよっかみたいな。
出終わった後に、この後エスカレーターで上に上がるのって思った時に、結構衝撃を受けたのは印象的でしたね。
たかちん いい点ながら、それだけでいい点ながらですけども。
さてですね、ここからは刺さった美術展2025投稿、リスナーさんからたくさん今年は届いております。
たぶん過去最大に来ていますということで。
ありがとうございます。
たかちん これをちょっと読み上げていきましょうということで。
じゃあまずは番組ウェブページへの投稿が来ております。
マルさんよろしくお願いいたします。
ペンネームEIさんからです。
刺さった美術展2025、今津慶、棚アイル、今津さんの個人的体験がきっかけとなりつつ、
日本が関わったインドネシアの歴史、現地の神話や現在の社会問題まで、幅広いテーマを、説教臭さを感じず、でもじわじわと考えさせられる展示で、とても印象的でした。
こちらはオペラスティアという展覧会でございますから。
たかちん これも話題になってましたよね。
番組でも取り上げることが滝上さんに出ていただいてしゃべりましたけれども、これが入ってくるということでありがたいなと思います。
もう一つ読みましょうか。
ペンネームレイさんから。
トニーさん、マルさんこんにちは。通勤電車でいつも楽しく聞いております。ありがとうございます。
私が今年刺さった展覧会は静岡県立美術館で開催されたこれからの風景、世界と出会い直す6のテーマです。
17世紀以降の東西の山水風景画を収集の柱の一つとする静岡県立美術館ならではの風景画の展覧会でした。
出品作家はターナーやモネ、カノー・タンユーや宇田川広重、横山大館、アンゼルム・キーファーなど幅広く、
新旧国内外の風景画をたっぷり見比べられてとても充実していました。
展示の仕方にも工夫が凝らされていて、谷川慎太郎さんの死とその中に登場する実際の絵をセットで展示したり、
視覚の不自由な方でも楽しめる植図があったりしました。
また、観光メディアとしての風景画の役割や環境問題にまで話題は及び切り口もとても魅力的でした。
静岡駅から少し遠かったですが、そんなことも忘れるぐらい素晴らしい展示でした。
企画された学芸員さんに拍手です。
おー。
代わりに拍手しておいてください。
いやーこれイケてないけど気になりましたね。
読んだら気になりました。
それこそ視覚の不自由な方でも楽しめる植図がありました。
どういうのが。
山木さん的には気になるところ。
植図気になりますよね。
どんな風に作るんですか。
割といろんな美術館で、目の見えない方、見えにくい方をのずって作るのが一般的になってきて、
自分のところの収蔵品をね、ちょっと触れる形にしたりとかってやるんだけど、
本当に工夫ポイントがいろいろあって、輪郭だけでいいのか、色とか質感とかを伝えるのかとか、
そもそも全部は伝わりきらないところでどうするのかみたいなところがすごいクリエイティブなんですよ、植物作りって。
だからこれもぜひ体験してみたいですね。
そういうのって学芸員さんが考えるんですか。こういう植図にしようみたいな。
教育普及の人たちと、実際に見えない方に来ていただいて、リードユーザーみたいな形で来ていただいて、何回も試作をして作っていくっていう。
それで言うと私おすすめなのはシガケンビなんですよ。
シガケンビ。
シガケンビの植図がすごい良い。
それは一般の人が見ても見れるものなんですか。
いつも出てるのかどうかわかんないですけど、すごく良いんです。
それは何が良いんですか。一番ポイントとしては。
えっとね、茨康子さんの絵の植図なんですけど。
難しそうですよね。だから陶器の表面の絵とかクッションカバーとかの絵を描いてる人ですよね。
そうそう。その輪郭が曖昧な質感だけの絵をどうやって伝えるのかっていうのが、でもわかるの。
考えられてるんですか。
どんななんですか。
なんでなのかはわかんないんだけど、なんかこうツヤツヤのところとちょっとザラザラのところで。
よくある植図って凹凸がはっきりしてるんですよね。デジタルというか。ゼロと1で構成されるみたいな感じなんですけど、
そのシガノは質感で表現されていて。
それってそのツボみたいな、陶器のツボとかの形があってそこに沿って。
形がないかな。そこはあんまり描かれてないから。
布だったら布の質感を再現してるしみたいな。
これって、いわゆる目が見える側の方、人たちも触っていいんですか。
うん。
これがなんか嬉しいっていうか、やっぱり植図っていうと、その目が見えない、不自由なって言い方も今よくないのかもしれないけど、
その人たちのためのもの。だから目が見える人は目で楽しんでください。これはこっちのものですよってなんか分断してるようなイメージがあったけど、じゃないってことですよね。
そうだね。なんか昔はその見えない人だけみたいにしてたこと結構あったかもしれない。なんか管理上の理由で。
もう、あの見える見えないってそんなはっきり分かれてるわけじゃないですか。
年取ってきてる方がなってるとかもあるかもしれないし、ぱっと見この人が目が見えないかどうかも分からないから、
だから、誰なら触っていいですよみたいなことは区別しないようになってきてるかなと思うし、
見えてても手触りって楽しいから。楽しいですよね。楽しい。
たぶんデコボコだったらやってない気がするんですよ。もし自分だったらね。絵で見ちゃってるかと思うけど、
それは普通に自然に体験したいと思いましたし、だからやっぱりこれはアートの新しい鑑賞体験の一つですよね。目だけじゃなくてっていう。
なんか私、子供の創造性を飲ますプログラムを脳の先生と心理の先生とアーティストたちと作ったんですけど、
その中で新作が質感カードっていうのを作ったんですよ。まだちょこっとしかやってないんですけど。
自分の感じとか、だらだらの感じた感じとか気持ちとか、かごりかえだやつをどんな感じなのかっていうのを質感で表すっていう。
表すみたいなことをやってるんです。だからすごい興味津々です。楽しそう。
しが、近代美術館、県立美術館にあったんですね。
今回、静岡県立美術館でもこういう取り組みをしているということでございました。
じゃあ、ツイッターの方も、今ツイッターがXですね。まだにツイッターって言ってしまいますけれども、
Xのを読み上げていきたいと思います。じゃあまずバーターさんですね。
今年もいろいろな美術展を見たけど刺さったという意味では原爆の図。
丸木美術館の原爆の図かな。1580年という節目に鑑賞できてよかった。
今年1580年ということで、そういう展覧会を選んでる方も多いです。
それこそ黒水さんは国立近代美術館に行ってきました。
戦中の記録と称したプロパガンダ美術と戦後に記憶を描いた作品の展覧会。
こういう形によるそらそらしいほどエモーショナルな戦争画もすごいのですが、
その後半で平和資料館像の市民が描いた原爆の絵のその拙いゆえの生々しさに心を締め付けられましたということで、
戦後の展覧会、80年という展覧会は多かったのかなと思います。
さらに続けて読んでいきますね。
きめ2011さん。自分の好みに合う良かった美術展は他にもあるものの刺さった美術展2025となると、
この2つということで挙げてくれている1つが、こちらの方もやはり桃吟美の記憶を開く、記憶を紡ぐ。
本来国立戦争博物館を設けて常設展示すべきではと思える濃い深い内容で国立美術館の使命を全うした展示。
正直ぬいぐるみのお泊まり会などは地方自治体の美術館や保存館に任せておけばよくこういった仕事に専念してもらいたいと。
別にディスだってもよくない。
急に出てきたけど、確かにぬいぐるみお泊まり会やってましたね。
貴重なご意見だと思いますね。
そしてもう1つ選んだのがアーティゾン美術館の彼女たちのオリジナルアートです。
現代アートは無機質、孤独感、軽薄な生命感などを受け取りがちで苦手だが、
こちらは地に足がついているというか、生命感あふれるこんなのが見たかったっていう内容で、
アーティストが皆同世代か少し先輩の自分と同じ女性であることが肝だったかもということで選ばれております。
続けて読んでいきたいと思います。
うつみまことさんですかね。アート&暮らしのライターさんでございます。ありがとうございます。
大阪関西万博開催記念特別展日本美のるつぼ異文化交流の奇跡です。
当初期待していた王道な国宝展ではなくて動揺したけれど、日本美術のルーツを深く知れてじわじわ良かったかもと思った展覧会。
弥生時代の道卓に興味を持ちましたということですね。
確かにこの展覧会国宝が14点ぐらいしかなくて、あまり国宝国宝をしていない展覧会だったんですね。
だから多分国宝としていくとあれってなったんでしょうけど、まあまあこれは考えられた展覧会だったなという気がします。
花さんですね。
今年の美術展でまず思いつくのは原凌介さん。
詐欺子と船子、光のそばで。
いらつかし美術館の広い面積を絵画空間で埋め尽くすサイズに、作品の数、そして色と素朴なテーマで別次元に転換させる現代アート性ということでございまして。
これは誰か行かれた方いますか。
行ってないかな。 行ってないですね。
アマノさんも行ってたんですよね。僕もちょっと行きたかったんですけど原凌介さんの展覧会選ばれております。
さあそして読んでいきます。レスイズモアさんですね。
今年は豊田市美術館で見た玉山卓郎さんのフロア展がベスト、あの場所でしかできない唯一無二の作品、すさまじかったというふうにありますね。
これは誰か見られた方。
見てない。
これも行きたかった。
空間を使った玉山卓郎さんのすごいインスタレーションだっていうのは聞いてましたんで、これ行きたかったですね。
さまじい展。
高橋長川さんでございます。
見ろは展示の仕方、作品の美しさ、作家の人生をたどる全ての要素で大満足と。
見ろ展ですね。
この番組の1月に朝日新聞の皆さん来ていただいて見ろ展の話をしてたのが懐かしいですね。
あれからもう1年経つんだなって感じがしますけれども。
入っております。さあそして続いて原棒さんですね。
さぞった美術展2025、3つ挙げてくれております。
1つ目が丸山王居三井記念美術館の展覧会。
2つ目がそこに光が降りてくる東京都庭園美術館。
そして3つ目が河村記念美術館19902025作品建築自然。
この3つと言っております。
河村記念美術館は最後コレクション展を開催してくれたのがありがたかった。
庭園美術館は空間との調和があんぱなかったです。
王居はただの天才と。
ただのっていいですね。
そして続いてウロポロさんイラストレーター漫画家の方でございます。
京都国立近代美術館の悠然の生まれるところ着物の秘密で着物の歴史を学び。
大阪中嶋美術館の新時代のビーナスハールデコ100年展では濃添をつかれた。
作品の前で動けなくなって涙が出たのは初めて。
学びと出会いをくれた美術館さん。
そして多分このあれを知ったんでしょうね。美術展ナビさんに感謝ということでございます。
そして最後で行きましょう。
セイジンさんから刺さった美術の2020号は坂本隆一音を見ると気を利く。
東京都現代美術館坂本隆一の音と時間をテーマにした没入型体験型サウンドインスタレーション。
どの作品もあまりにも美しく心を揺さぶられる。
何度も何度も作品を巡回し坂本の哲学が詰まった濃密な時間を過ごしたと投稿してくださっております。
ちなみにセイジンさんもう一つ選んでおりまして、ネルホールさんの種まきとカラス、
気化植物の花水などの連続イメージを積層し掘るという製作手法や、
黒川気象建築の埼玉県立近代美術館をタイルカーペットを剥がし床を露出させ、
可動壁を排除するなど大胆に使用した展示は斬新で唯一無二ということで、
ネルホールさんがこの番組に出演いただきましたが、
坂本隆一さんはそれこそどうでした、あの展覧会。
お客さんが多くて酸素が足りなくて大変で。
ものすごくいい展覧会だと思うんですけど、やっぱり人がそれだけ来る展覧会っていうのは、
マネジメントする側は大変なんですよね。
これ急に混んだ感じですか、最初から。
あんなに混むと思ってなかったんですよね。
中谷屋さんの霧のインスタレーションが結構話題にもなってたけど、坂本さんももちろん話題になってましたけど、
一気に急に混んだ感じだったんですけど。
どんどん混んだんですよね。
今年の話題になって、やっぱりこれも冒頭にも言いましたけど、音っていうキーワードで言うと、
やっぱり重なったのかなっていう気はしますね、今年。
ちなみにですけど読み上げましょうか、せっかくなんで。
この番組のプロデューサー、この番組5年もやっておりますから、プロデューサーが選んだのは、
冬勤美の2点で決まりということで、記憶を開く、記憶を紡ぐ、生存伝なんですね。
戦前戦中の空気感を芸術と庶民の視点が交差する形で表現していた。
もう一つは昼間福林都店、精神的世界と科学研究が混ざり合い、いつまでも浸っていたい世界観だった。
どちらも深く心に残る展示でしたということでございます。
丸さん俺、昼間福林都選ぶかと思ってた。
迷いました。
迷ったけど、そうですね。
まあ多分ね、俺丸さんが選ぶかと思ったけど、丸さんは多分、
テイト見た時の感動を多分超えてこなかったんじゃないかなと、読んだそれは。
そうです、まさに。
テイトのほうが良かった。
でもあのね、銃の最大物の部屋は迷走空間みたいで、好きでしたくらい。
行かれました?
行きました行きました。
どうでした?昼間福林都店。
あのね、朝一で入ったら、その銃の最大物は誰もいなくて、回りたい放題ですごい楽しくて、ずっといたんですけど、だんだん混んでくるじゃないですか。
で、だんだん混んできて、みんな写真撮ってるし、一生懸命見てるしってところを、あ、どうもすいませんね、って前をへこへこして通るっていうのもすごい楽しかった。
楽しかった話なんですね。
結局それも楽しかったんだけど、なんか、空いてる展覧会ってやっぱいいよねってすごくなった。
坂本隆一もそうなんですけど、昼間も空いてる時の伝わり具合が全然違うから、展覧会は空いててほしい。
でも来てくれないと困っちゃうみたいな。
これは難しいとこですよね。
難しいとこですよ。
ゆっくり一人で見たいタイプの展示と、じゃあ佐藤雅彦さんは別に人がいても大丈夫かも。
確かに、毎晩行きたいですよね。
確かに確かに。
そうだね、それはあるかもしんない。
昼間はやっぱりひっそり見たいですよね。わさわさいるよりは。
確かにね。
今、ちなみに挙げた展覧会の中で、なんか気になった展覧会はちなみに何かありましたか。他にXの投稿の中で。
でもやっぱ戦争の展覧会、今年良かったって感じですね。
確かにね。
マルキ美術館。
マルキ美術館ね、今お金を集めて建て直し中じゃっていうとこなので、ぜひ皆さんファンディングにご協力いただけたらと思います。
ちなみに山木さんは戦争画展は行かれましたか。
行きましたよ。
どうでした戦争画展。
今年も美術関係の人だけじゃなくて、一般で美術好きな方も結構開けてるなってことで、やっぱり今年の中では外せない展覧会だと思いますけど。
カタログが出ないから、お客さんがみんなガチのカメラを持ってきてて。
バズーカみたいな。
これ許されるんだ。
すごいびっくりした。
やっぱり写真を撮るっていうことにもう慣れちゃってるから、これカタログ後で見ればいいやみたいなことができないから、すごい真剣に見た。
写真は撮ったけど、覚えてちゃんと内容を理解して買えるしかないと。
なんかめちゃくちゃ真面目に見ましたね。
やっぱり美術がこういうことをできる。それこそまた話が戻っちゃう。アンチアクションもそうで。
美術展って美術品を見るところっていうのが大事というか、それは原則だけど、美術を通じて文化を知るとか、美術を通じて世相を知るとか時代を知るっていう。
美術がツールとしても成立するというか、その美術のもう一つの面を見せてくれる展覧会が戦争が点でありアンチアクションな気がしてて。
そこはすごく転換的な感じがして、僕はすごく印象的だったんですよね。
今年そういう意味で近日のやってることというのが、美術は単なるアーカイブ、美術品というだけじゃなくアーカイブとしての一面を知らしめた展覧会。
戦争が点とアンチアクションは全然違うもんだけど、本質は意外と似てる気がしたなと思いましたね、なんとなくですけど。
美術品というジャンルのものを作ってますっていうわけじゃなくて、違う人間の行為、特にやっぱり戦争画は、戦争で苦しんでいる人の姿を描きたいっていうアーティストとしてのファッションで作ってるものもあれば、全然違う動機で描かざるを得なくされている作品もありで、
なんかこう、描いているアーティストの自我もすごい分裂していくんだろうな、みたいなことがすごい怖かった。
しかも、たぶんこの番組で言ったかもしれないですけど、結局でも、その時に思ったのは、80年前の出来事ではなく、結局これは今も起きてるじゃないですか。
このこと自体は、戦争ではないんだけど、人がメディアに踊らされてしまうとか、人がこういう状況でも何かクリエイティブなことをするとかっていう、結局80年前の出来事ではなくて、結局これは本質なんだろうなっていうのも、
現代にちゃんとつながってるところがすごくよくできてる、感慨させられる展覧会だったなと思いましたよね、実際に。
いやー、でもこれ気になるのは、今年、もちろんこういう展覧会って一つすごく大事だと思うんですけど、来年81年になった瞬間に一切忘れられたらそれは寂しいなと思うんですよ。
やっぱこの戦争っていうのは、別に節目だから思い出さなきゃいけないものではないので、なんか今年はすごくこれが目立ったからこそ、来年が忘れたかのように楽しい展覧会ばっかりになってしまうのかなとか、ちょっとだから気になる。
これは続いてほしいなと思うんですよね、こういう一面っていうのは。なんか思いましたね。
いいこと言う。
なんかでも、そんな真面目なこと言わないほうが良かったっすよね。なんか最後急に。
いやいやいや。
親密させて。
いいんじゃないですか。
ということで、あっという間にでももうお時間があったということですけれども。
早いですね。
さあ、そしてじゃあ今回のゲスト山木さんから告知ございます。
はい、そうですね、今日は個人として参加してるので、どこで勤めてる人なのかとかは言わないで、吊るしていこうという。
ちょいちょいヒント出てたけど。
いやまあ、どこで働いてる誰なのか全くわからない状態で。
誰かはわかってます。
ファンもきっといますし。
過去に出た回も言ってるし。
まあでも、あれでしたけれども。
なんですけども、一応来たからにはね、晩戦を。
ぜひぜひ。
来たいなっていうか、その展覧会の時にもトニーさん来るんだよね、ぐらいが。
もちろん。
もっと多分帰れと内心思われてるかもしれないけど行きますからね。
それで来てもらうために1つ告知をしますと、来年の4月25日から、東京都現代美術館のエリック・カール展、はじまりはハラペコアオムシという展覧会を開催いたします。
山木さんの展覧会というと、タイトルでわかってたよね、これまで、ここ2回。
タイトルは意外と。
まあまあ、ハラペコアオムシですね。
でもどんな展覧会になるんですか。
エリック・カール展はね、これまでもプレミュージアムさんとか世田谷さんとかでやってましたけれども、それとはまたちょっと違う感じになりそうですか。
そうですね、本の原画展なので、同じっちゃ同じなんですけれども。
山木さんがやるからには。
いやいや、そんなことはないですが。
なんかエリック・カールの展なんかやるっていうと、好きなんですかみたいにめっちゃ聞かれるんですけど。
そこ聞いちゃいます?みたいな。
勉強してみたらどういう人なのかなみたいなことを調べてみたら、なんかめちゃくちゃ面白くて。
で、なんかこう、アメリカ生まれアメリカ育ちなんですけど、ドイツに6歳の時に移住して。
こんな長い感じで喋ってればいいですね。
ドイツに移住して、英語を喋らないでドイツ語の暮らしになり、ドイツの戦前の教育だから厳しい。
すぐ先生が大罰するみたいなので、めっちゃ嫌になって学校大嫌いになったみたいな、そんな少年時代なんですけど。
あれ、何の話をしようと思ったのか、また分からなくなっちゃった。
だからエリック・カールがすごい面白い人生だったっていう。
なんかその、あれ私何の話しようと思ったの。やばい。
だからね、その戦前の厳しい教育の中で、なんかもう絶対に嫌みたいになってから、学校大嫌いだった。
だからこそ小さい子供が、例えば言葉を覚える、数字を覚える、時間っていうものを覚えるっていう時の、
それをソフトランディングさせてあげたいみたいな気持ちで赤ちゃん絵本、幼児絵本を作って。
自分の幼少期の体験から生まれたことなんです。
めっちゃいいおじさん。
確かに確かに。
知らなかったです。
そういうのも分かるような展示になってくるんですか、今回は。
原画ももちろん楽しめるけどってことなんだ。
それは楽しみですね。
これは丸さんもね。
そうそう、多分興味持ってくれると思う。
で、なんか若い頃は全然本作家になろうと思ってなくて、グラフィックデザイナーとしてブイブイ言わせてたんですよ。
で、そのブイブイ言わせてた時の作品とか、あと絵本を作る時のダミーブックっていうのを作るんですけど、こんな感じのかなって、絵コンテみたいに作る。
そういうのも過去最大級に出るので。
楽しみですね。
これが多分来年の刺さった美術展でみなさん選んでる可能性もあるわけですかね。
そうなるといいですけどね、4月って微妙だよね。
12月始まりよりは大丈夫じゃない。
11月ぐらいに終わると得する気がするんですけど。
いやいやでも丸さんのね、それこそ一発目の。
多分ジャネットカーディックは4月5月ぐらいに出て、そのまんまキープしたってのもありますからね。
ちょっとね、みなさんにぜひ見ていただきたいなと思いますし、その頃にはまた伺わせていただきます。
ぜひ楽しみにしてください。